短編小説一覧
(▶アプリ無しでも読めます。 目次の下から読めます)
見ていただきありがとうございます。
1分前後で読めるショートストーリーを投稿しています。
ジャンルはほとんど現代で、ほのぼの、感動、恋愛、日常、サスペンス、意外なオチ、皮肉、オカルト、ヒネリのある展開などです。
日ごとに違うジャンルを書いていきますので、そのときごとに、何が出るか楽しみにしていただければ嬉しいです。
(作品のもくじの並びは、上から順番に下っています。最新話は下になります。読んだところでしおりを挟めば、一番下までスクロールする手間が省けます)
また、好みのジャンルだけ読みたい方は、各タイトル横にジャンル名を入れますので、参考にしていただければ、と思います。
短いながら、よくできた作品のみ投稿していきますので、よろしくお願いします。
文字数 79,604
最終更新日 2024.04.27
登録日 2018.09.30
名前あり。NTR注意。
純情攻め正規彼氏「タツマ」
狡猾攻めNTR彼パパ「タマキ」
✖
平凡受け「ユーマ」
ユーマとタツマは幼馴染である。幼馴染として確固たる友情を築き上げてきた二人だったが、受けのユーマが高校生の頃に段々とタツマへの恋心を抱いていく。同性だからと想いを隠し通そうと思っていたユーマだったが、大学生に上がった頃、その想いが叶う事になる──。
文字数 31,739
最終更新日 2024.03.31
登録日 2024.03.15
伯爵令息のパットは、婚約者であるオーレリアからの突然の別れ話に、困惑していた。
「確かにぼくには、きみの他に愛する人がいる。でもその人は平民で、ぼくはその人と結婚はできない。だから、きみと──こんな言い方は卑怯かもしれないが、きみの家にお金を援助することと引き換えに、きみはそれを受け入れたうえで、ぼくと婚約してくれたんじゃなかったのか?!」
正面に座るオーレリアは、膝のうえに置いたこぶしを強く握った。
「……あなたの言う通りです。元より貴族の結婚など、政略的なものの方が多い。そんな中、没落寸前の我がヴェッター伯爵家に援助してくれたうえ、あなたのような優しいお方が我が家に婿養子としてきてくれるなど、まるで夢のようなお話でした」
「──なら、どうして? ぼくがきみを一番に愛せないから? けれどきみは、それでもいいと言ってくれたよね?」
オーレリアは答えないどころか、顔すらあげてくれない。
けれどその場にいる、両家の親たちは、その理由を理解していた。
──そう。
何もわかっていないのは、パットだけだった。
文字数 13,395
最終更新日 2022.06.24
登録日 2022.06.10
文字数 9,229
最終更新日 2024.04.27
登録日 2024.04.23
歴史ある侯爵家のアルラーナ家、生まれてくる子供は皆決まって金髪碧眼。
しかし彼女は燃えるような紅眼の持ち主だったために、アルラーナ家の人間とは認められず、疎まれた。
彼女は敷地内の端にある寂れた塔に幽閉され、意地悪な義母そして義妹が幸せに暮らしているのをみているだけ。
............そんな彼女の生活を一変させたのは、王家からの”あるパーティー”への招待状。
招待状の主は義妹が恋い焦がれているこの国の”第3皇子”だった。
送り先を間違えたのだと、彼女はその招待状を義妹に渡してしまうが、実際に第3皇子が彼女を迎えにきて.........。
そして、このパーティーで彼女の紅眼には大きな秘密があることが明らかにされる。
『これは虐げられていた侯爵令嬢が”愛”を知り、幸せになるまでのお話。』
一日一話
14話完結
文字数 46,887
最終更新日 2022.09.18
登録日 2022.09.06
文字数 3,970
最終更新日 2024.04.21
登録日 2024.04.20
「きみに、是非とも紹介したい人がいるんだ」
婚約者のデレクにそう言われ、エセルが連れてこられたのは、王都にある街外れ。
馬車の中。エセルの向かい側に座るデレクと、身なりからして平民であろう女性が、そのデレクの横に座る。
「はじめまして。あたしは、ルイザと申します」
「彼女は、小さいころに父親を亡くしていてね。母親も、つい最近亡くなられたそうなんだ。むろん、暮らしに余裕なんかなくて、カフェだけでなく、夜は酒屋でも働いていて」
「それは……大変ですね」
気の毒だとは思う。だが、エセルはまるで話に入り込めずにいた。デレクはこの女性を自分に紹介して、どうしたいのだろう。そこが解決しなければ、いつまで経っても気持ちが追い付けない。
エセルは意を決し、話を断ち切るように口火を切った。
「あの、デレク。わたしに紹介したい人とは、この方なのですよね?」
「そうだよ」
「どうしてわたしに会わせようと思ったのですか?」
うん。
デレクは、姿勢をぴんと正した。
「ぼくときみは、半年後には王立学園を卒業する。それと同時に、結婚することになっているよね?」
「はい」
「結婚すれば、ぼくときみは一緒に暮らすことになる。そこに、彼女を迎えいれたいと思っているんだ」
エセルは「……え?」と、目をまん丸にした。
「迎えいれる、とは……使用人として雇うということですか?」
違うよ。
デレクは笑った。
「いわゆる、愛人として迎えいれたいと思っているんだ」
文字数 10,502
最終更新日 2022.10.19
登録日 2022.10.07
「シンディーのことは、恋愛対象としては見てないよ。それだけは信じてくれ」
夫のランドルは、そう言って笑った。けれどある日、ランドルの幼馴染みであるシンディーが、ランドルの子を妊娠したと知ってしまうセシリア。それを問うと、ランドルは急に激怒した。そして、離縁を言い渡されると同時に、屋敷を追い出されてしまう。
──数年後。
ランドルの一言にぷつんとキレてしまったセシリアは、殺意を宿した双眸で、ランドルにこう言いはなった。
「あなたの息の根は、わたしが止めます」
文字数 39,364
最終更新日 2021.07.24
登録日 2021.06.21
「女性の中で一番愛しているのはきみだけど、すべての人間の中で一番好きなのは、アデラかな」
婚約者のネイトは何の悪びれもなく、そう言って笑った。
ネイトの元恋人から、どうしてネイトと別れたのかを聞かされたエリンの心が揺らぐ。けれどネイトは、僅かに残る想いを見事にぶった斬ってくれた。
「ねえ、ネイト。わたし、公爵令嬢なんですよ。知っていましたか?」
文字数 21,141
最終更新日 2022.04.13
登録日 2022.03.23
行き倒れになった女を部屋に住まわせてやった。
ところがこいつはとんでもない女で、僕は何かと悩ませられる。
だがこの女との関係は急転直下で切れることになった。
文字数 3,839
最終更新日 2024.04.27
登録日 2024.04.27
エリノーラは、両親を亡くし、莫大な財産を受け継いだ。唯一の親族である伯父に財産と命を狙われ疲弊する日々。そんなある日、伯父が連れてきたのは貴族を憎む少年だった。
文字数 8,097
最終更新日 2024.03.21
登録日 2024.03.19
最弱スライムと呼ばれるアセビには大好きな『おにいちゃん』がいる。おにいちゃんはとっても優しくて、とっても強い。ある日ひょんなことから旅に出たアセビは、偶然鉢合わせたオークに襲われ貞操の危機に。そこへ現れたおにいちゃんがオークを倒すが、アセビはその際彼が魔王であることを知ってしまう。自分も殺されてしまうのだろうかと悲しむアセビだったが、そんなアセビを見る彼の様子は何処かおかしくて…?
最強執着魔王×ぽやぽや最弱ショタスライム
(全5話・予約投稿済みです)
文字数 27,096
最終更新日 2023.10.17
登録日 2023.10.07
「きみは、ぼくという婚約者がいながら、他の男と密会していたね」
夕焼けの真っ赤な光が差し込む人気のない空き教室で、侯爵令息のヘクターは言った。
目の前に立つローナは、何のことかわからないといった風に、首を捻っていた。
「あの、密会って……?」
「はっ。白々しい。それにしても、さすがのぼくも驚いたよ──まさか、婚約者がいる第一王子に言い寄っていたとはね」
ローナの顔色が、明らかにさっと青くなった。
「黙りかい? ひどいなあ。きみはぼくだけじゃなくて、第一王子の婚約者である、あの公爵令嬢様まで悲しませる行為をしたのだよ? 自覚はある?」
しん。
静けさが、あたりを満たす。ヘクターは口角をあげた。が。
「──それほどまでに、あの伯爵令嬢と一緒になりたいのですか?」
続けられたローナの科白に、ヘクターは目を見張った。
「……何のことだ」
「……密会をしていたのは、わたしだけではないということです」
はっ。ヘクターは、鼻で笑った。
「密会と認めたな?」
「……あなたはどうなのです? 認めますか?」
「何のことかわからんな」
「……認めてくださるのなら、婚約解消に応じますよ?」
ふざけるな!
ヘクターは声を荒げ、怒鳴った。
「何が婚約解消だ! ぼくは何もしていない! 悪いのはお前だけだ! それにお前は、この国の第一王子と密会をしていたんだぞ! 王子の婚約者である公爵令嬢の家は、この国でも多大な影響力を及ぼす家系だ。例え不貞行為がなくとも、お前がしたことは重罪だ! それを偉そうに……っっ」
ヘクターはローナの胸ぐらをおもむろに掴んだ。これまで一度だってこんなことをされたことのないローナは、ひっと小さく悲鳴をあげた。
「お前との婚約を破棄する! 慰謝料も、むろんたっぷりと請求させてもらうからな! これを拒絶すれば、みなに全てをばらしてやる!!」
文字数 11,688
最終更新日 2022.09.30
登録日 2022.09.14
文字数 2,397
最終更新日 2024.04.09
登録日 2023.06.01
※タイトルから察していただけるように、体に関することが書かれています。品の良い話ではありませんので、ご注意ください。
貧乳に悩む童顔低身長の女の子と、体格の良い婚約者の話です。
ネタとしてはよくある話です。
作中に別作『こんな破廉恥な悪役令嬢が出てくるゲームって何?!』の人物が出てきますが、読んでいなくても大丈夫だと思います。
文字数 9,204
最終更新日 2020.05.04
登録日 2020.05.01
意味怖のまとめです。下にスクロールしてもらえると解説が載っています。
ほとんど作り話ですがお楽しみください。ほとんど…ね
文字数 4,691
最終更新日 2023.06.04
登録日 2023.06.03
「──馬鹿馬鹿しい。何だ、この調査報告書は」
ぱさっ。
伯爵令息であるパーシーは、テーブルに三枚に束ねられた紙をほうった。向かい側に座る伯爵令嬢のカーラは、静かに口を開いた。
「きちんと目は通してもらえましたか?」
「むろんだ。そのうえで、もう一度言わせてもらうよ。馬鹿馬鹿しい、とね。そもそもどうして、きみは探偵なんか雇ってまで、こんなことをしたんだ?」
ざわざわ。ざわざわ。
王都内でも評判のカフェ。昼時のいまは、客で溢れかえっている。
「──女のカン、というやつでしょうか」
「何だ、それは。素直に言ったら少しは可愛げがあるのに」
「素直、とは」
「婚約者のぼくに、きみだけを見てほしいから、こんなことをしました、とかね」
カーラは一つため息をつき、確認するようにもう一度訊ねた。
「きちんとその調査報告書に目を通されたうえで、あなたはわたしの言っていることを馬鹿馬鹿しいと、信じないというのですね?」
「き、きみを馬鹿馬鹿しいとは言ってないし、きみを信じていないわけじゃない。でも、これは……」
カーラは「わかりました」と、調査報告書を手に取り、カバンにしまった。
「それではどうぞ、お好きになさいませ」
文字数 20,448
最終更新日 2022.07.29
登録日 2022.07.06
友達の彼女・七海ちゃんに忙しいお兄さんの家で家事代行のバイトを頼まれた僕・佐倉佳都。大学生。
豪華な高級タワマンで一人暮らしをしているお兄さんの直己さんのところにとりあえずお試しで食事を作りに行くと、ものすごく喜んでくれてそのままバイトに採用されたはいいけれど、朝早く起こしてほしいからと頼まれてなぜかお泊まりすることに。しかもベッドがひとつしかなくて……。
イケメンスパダリ社長に溺愛される甘々ハッピーエンド小説です。
短いですが、楽しんでもらえると嬉しいです♡
R18には※つけます。
文字数 173,517
最終更新日 2024.02.20
登録日 2022.06.26
いつものように屋敷まで迎えにきてくれた、幼馴染みであり、婚約者でもある伯爵令息──ミックに、フィオナが微笑む。
「おはよう、ミック。毎朝迎えに来なくても、学園ですぐに会えるのに」
「駄目だよ。もし学園に向かう途中できみに何かあったら、ぼくは悔やんでも悔やみきれない。傍にいれば、いつでも守ってあげられるからね」
ミックがフィオナを抱き締める。それはそれは、愛おしそうに。その様子に、フィオナの両親が見守るように穏やかに笑う。
──対して。
傍に控える使用人たちに、笑顔はなかった。
文字数 38,934
最終更新日 2022.03.21
登録日 2022.02.11
小さくて、可愛くて、庇護欲をそそられる姉。対し、身長も高くて、地味顔の妹のリネット。
ある日。愛らしい顔立ちで有名な第二王子に婚約を申し込まれ、舞い上がるリネットだったが──。
「あれ? きみ、誰?」
第二王子であるヒューゴーは、リネットを見ながら不思議そうに首を傾げるのだった。
文字数 22,721
最終更新日 2021.08.18
登録日 2021.07.29
今日も街に現れては、人々を襲い老若男女問わずメス堕ちさせていく残虐非道な怪人たち。そんな敵の前に立ちはだかるのは、性の快感を力に変えて戦う五人の美青年戦士‘‘ミダラーファイブ’’であった!!
文字数 70,416
最終更新日 2024.03.06
登録日 2023.10.05
αの兄と二人で生活を送っているΩの弟。密かに兄に恋心を抱く弟が兄の留守中に発情期を迎え、一人で乗り切ろうとしていたら兄が帰ってきてめちゃくちゃにされる話。
文字数 10,996
最終更新日 2022.08.08
登録日 2022.08.08
【完結】
私は、7歳の時に前世の理系女子として生きた記憶を取り戻した。その時気付いたのだ。ここが姉が好きだったBLゲーム『きみこい』の舞台で、自分が主人公をいじめたと断罪される悪役令息だということに。
話の内容を知らないので、断罪を回避する方法が分からない。ならば、断罪後に平穏な生活が送れるように、追放された時に誰か領地にこっそり住まわせてくれるように、得意分野で領に貢献しよう。
そしてストーリーの通り、卒業パーティーで王子から「婚約を破棄する!」と宣言された。さあ、ここからが勝負だ。
元理系が理屈っぽく頑張ります。ハッピーエンドです。(※全26話。視点が入れ代わります)
他サイトにも掲載。
文字数 191,417
最終更新日 2022.04.13
登録日 2021.12.26
文字数 3,418
最終更新日 2024.04.26
登録日 2024.01.16
文字数 10,583
最終更新日 2024.04.26
登録日 2024.04.26
若くして大学の准教授として教鞭を執っている立川 洸は、今年30歳を迎えたオメガ男性である。しかし立川は、日頃はバース性を隠しており、優秀なベータと認識されながら過ごしていた。
そんな彼は今、番であり婚約者でもある教え子の藤川 丞に婚約の解消を申し入れられている。
婚約解消、番の解除という、オメガにとっては致命的な宣告である筈の申し出を、すんなり受け入れた立川。あまりにもあっさりとした立川の態度に、逆に戸惑う藤川。
番を解除し、別々の道を歩き始めた2人だったが、一人で解除の負荷を背負った立川の身にはある異変が起きていた。
それから間もなく、立川は大学を辞め姿を消す。消えた立川を捜す藤川だったが、その消息を掴めぬまま数年が経ち…。
ひと目惚れから全力で恋をしたアルファ・藤川と、歳上である事に負い目を感じながらも、無自覚に藤川に対する気持ちを胸の中に育て始めたオメガ・立川。
すれ違うばかりの2人の想いが重なる日は果たしてやってくるのか―――。
◆立川 洸(たちかわ こう)30歳
ベータを装って生きてきたオメガ。容姿は小綺麗だが平凡の域。天涯孤独。
◆藤川 丞(ふじかわ たすく)20歳
恵まれた生まれ育ちのアルファ故に、群がってくる他人にうんざりしていたが、初めて見た立川の姿に惹かれ…。
※オメガバース・独自設定あり
〜オメガバースとは
★男性、女性という基本性別の上に、それぞれα(アルファ)、β(ベータ)、Ω(オメガ)という第2性が存在する世界観の事です。
★総人口の10%ほどしかいない優性種として生まれるαは、高い知能や才能、身体能力、カリスマ性や独特のオーラを有して生まれる場合が殆どであり、早くからその片鱗を見せたりもする為、世界は彼らによって牽引されていると言われています。
★対して、やはり人口の10〜15%であるΩは、発現すれば男性であっても妊娠・出産が可能な性です。
★αはΩに、Ωはαに本能的に惹きつけられるようになっており、その度合いは遺伝子レベルで違いがあります。
★αとΩは性別に関わらず番(つがい)と呼ばれる契約を交わし、無二のパートナーになる事が可能。番契約は通常、ヒート(発情期)の性交時にαがΩのうなじに噛み跡を付ける事で成立します。
なお、発現した後に訪れるヒート(発情期)時に放出するフェロモンはαのヒートを誘発してしまう為、定期的に専門医に通院し抑制剤を服用する事で望まぬ事故を未然に防ぐ努力が求められています。
文字数 70,299
最終更新日 2021.10.19
登録日 2021.10.04
2024.2/18 大幅修正いたしました、ありがとうございます。
Subへの庇護欲強めのDom×訳アリな健気Sbu
熊狩勝利は完璧なDomらしい見た目に反してその欲求は自分のSubを溺愛したいというもの。けれど寄って来るのはハードプレイ所望者ばかりで今夜も合コンに敗れての帰宅。
『お兄さん、俺を買わない?』
欲求不満と酒に酔いつぶれた夜に声をかけてきたのは、全裸の露出魔――――!?!?
・基本攻め目線です
・受けが他のDomに乱暴されてしまう描写があります
文字数 57,321
最終更新日 2024.04.22
登録日 2023.05.21
僕の幼少期は地獄だった。
学校に行けば壮絶ないじめを受け、先生に相談しても笑われるだけ。
家に帰れば親から虐待されていた。
世界のどこにも僕の居場所なんてなかった。
世界のどこにも僕の味方なんていなかった。
だけど、君はあのとき、人のぬくもりを教えてくれた。
君との約束があるから、僕はこうして今も生きることが出来る。
秘密の純白の場所で、君と交わした約束があるから。
文字数 4,292
最終更新日 2024.04.26
登録日 2024.04.26
貴族学園の卒業パーティーで第二王子から突然言い渡された婚約破棄。公爵令嬢であるリリスは、婚約者であるレオナルドとその腕にしがみつく男爵令嬢を冷ややかな目で見つめていた。
怪しい呪具を使って彼女を呪い殺そうとしたと断罪されるリリスだったが、リリスは不敵な笑みを浮かべる。
「婚約破棄もそちらがお望みとあらば構いません。元々王家からたっての願いとして受け入れた婚約ですもの。我が公爵家に出来損ないの王家の血など不要ですわ」
次に彼女がとった驚きの一手とは?
公爵令嬢が華麗に転身を果たし、婚約破棄を突き付けた無能な婚約者にきっちりざまぁで返すお話です。
作品はすべて、カクヨム、小説家になろう、エブリスタ、ノベルアップ+さんでも掲載中、または掲載予定です。
文字数 2,957
最終更新日 2024.01.29
登録日 2024.01.29
こちらは、悪戯に人をだますことで知られる詐欺師、田中正一の途方もなくも愉快な物語です。「懲りない詐欺師」というタイトルからもうかがえるように、正一さんはどうやら詐欺から足を洗う気が全くなさそうです。長い間、彼の詐欺技術は彼を裕福にもしたけれど、最終的には狭い精神病院の病室に彼を閉じ込めてしまいました。しかし、彼の物語はそこで終わりません。病院での退屈を紛らわすために、書道コンテストに参加し、その後小説家としてのキャリアをスタートさせるのですから、彼の生き様はなんとも劇的です。
この物語は、その後の展開でさらに興味深いものになります。小説が大ヒットし、豪華な生活を手に入れたかと思えば、またしても詐欺で逮捕されるという、まさに「懲りない」エンディングが用意されています。ただ、この話の最も面白い部分は、正一が全てを賭けて詐欺師を演じ続けたということではなく、彼が自分の過去と向き合いながらも、最後には自分の限界を認めるところにあります。
この小説を読むときは、笑いながらもどこかしら哀愁を感じるかもしれません。しかし、それが「懲りない詐欺師」の魅力です。この作品は、私たちにとって、どんな境遇の中でも創造力を失わないことの大切さを教えてくれます。そして、もしかすると、人は誰しもが心のどこかで「懲りない何か」を持っているのかもしれませんね。
文字数 1,250
最終更新日 2024.04.27
登録日 2024.04.27
短編です。タイトル通りでサイコパスのお兄様のペットになりますが主人公は愛に気が付いていません。お兄様は愛しているつもりです。そしてブラコンです。
よろしければごらんください。
文字数 4,644
最終更新日 2023.07.08
登録日 2023.07.02