「死者」の検索結果
全体で467件見つかりました。
幽霊が確認されるようになった現在。幽霊による死者が急増したことにより、国は重たい腰を上げ、警察に"幽霊課"を新しく発足させた。
そこに所属する人は霊が視えることはもちろん、式神を使役できる力を持つ者もいる。姫崎誠(ひめざきまこと)もその一人だ。
まだまだ視える者に対しての偏見が多い中、新しく発足したということもあり、人手不足だった課にようやく念願が叶って配属されて来たのはまさかの上司。それも年下で...?
一途なわんこに愛される強気なトラウマ持ち美人の現代ファンタジー。
※独自設定有り
※幽霊は出てきますが、ホラー要素は一切ありません
文字数 152,275
最終更新日 2024.05.15
登録日 2023.10.21
ー
子供頃から体の弱かった主人公は、ある日突然クラスメイトたちと異世界に召喚されてしまう。
しかし主人公はその召喚の衝撃に耐えきれず絶命してしまった。
異世界人は世界を渡る時にスキルという力を授かるのだが、主人公のクラスメイトである灰田亜紀のスキルは死者をアンデッドに変えてしまうスキルだった。
そのスキルの力で主人公はアンデッドとして蘇ったのだが、灰田亜紀ともども追放されてしまう。
追放された森で2人がであったのは――
文字数 52,487
最終更新日 2024.05.14
登録日 2024.03.16
今よりも科学が発達した世界、そんな世界にVRMMOが登場した。
Every Holiday Online 休みを謳歌できるこのゲームを、俺たち家族全員が始めることになった。
最初のチュートリアルの時、俺は一つの願いを言った――そしたらステータスは最弱、スキルの大半はエラー状態!?
ゲーム開始地点は誰もいない無人の星、あるのは求めて手に入れた生産特化のスキル――:DIY:。
はたして、俺はこのゲームで大車輪ができるのか!? (大切)
1話約1000文字です
01章――バトル無し・下準備回
02章――冒険の始まり・死に続ける
03章――『超越者』・騎士の国へ
04章――森の守護獣・イベント参加
05章――ダンジョン・未知との遭遇
06章──仙人の街・帝国の進撃
07章──強さを求めて・錬金の王
08章──魔族の侵略・魔王との邂逅
09章──匠天の証明・眠る機械龍
10章──東の果てへ・物ノ怪の巫女
11章──アンヤク・封じられし人形
12章──獣人の都・蔓延る闘争
13章──当千の試練・機械仕掛けの不死者
14章──天の集い・北の果て
15章──刀の王様・眠れる妖精
16章──腕輪祭り・悪鬼騒動
17章──幽源の世界・侵略者の侵蝕
18章──タコヤキ作り・幽魔と霊王
19章──剋服の試練・ギルド問題
20章──五州騒動・迷宮イベント
21章──VS戦乙女・就職活動
22章──休日開放・家族冒険
23章──千■万■・■■の主(予定)
タイトル通りになるのは二章以降となります、予めご了承を。
文字数 2,819,029
最終更新日 2024.05.15
登録日 2017.08.31
俺は社畜だ。
ふと気が付くと見知らぬ場所に立っていた。
諸々の情報を整理するに、ここはどうやら異世界のようである。
『ジョブ設定』や『ミッション』という概念があるあたり、俺がかつてやり込んだ『ソード&マジック・クロニクル』というVRMMOに酷似したシステムを持つ異世界のようだ。
俺に初期スキルとして与えられた『ジョブ設定』は、相当に便利そうだ。
このスキルを使えば可愛い女の子たちを強化することができる。
俺だけの最強ハーレムパーティを築くことも夢ではない。
え?
ああ、『ミッション』の件?
何か『30年後の世界滅亡を回避せよ』とか書いてあるな。
まだまだ先のことだし、実感が湧かない。
ハーレム作戦のついでに、ほどほどに取り組んでいくよ。
……むっ!?
あれは……。
馬車がゴブリンの群れに追われている。
さっそく助けてやることにしよう。
美少女が乗っている気配も感じるしな!
俺を止めようとしてもムダだぜ?
最強ハーレムを築くまで、俺は止まらねぇからよぉ!
※主人公陣営に死者や離反者は出ません。
※主人公の精神的挫折はありません。
文字数 976,708
最終更新日 2024.05.15
登録日 2021.08.27
本編内容↓
妖力を宿す魔物である妖を退治する妖退治人の家系に生まれた須藤 暁弥《すどう きょうや》は妖退治人を取り仕切る長である父を目指して、日々修行していた。
ある日、当時14歳だった暁弥の前に強大な妖が現れた。暁弥1人では為す術なく、あたり1面が妖力に汚染された『死の世界』になるかと思われた。その時、10歳だった妹の暮羽《くれは》が敵の攻撃を吸収し受け止めてくれたおかげで、大きな妖力汚染も起こらず、死者は出なかったが、妹はその身に受けた強大な妖力汚染に耐えらず消滅してしまった。
暁弥は自身の不甲斐なさを痛感し、涙を流した。
それから5年後、暁弥は軍の妖に対処する部隊・義勇兵として政財界の要人の警護を主だった任務をしていた。だが、暁弥に妖退治人としての能力はもうない。妹が消失したあの日に、近距離にいた自身も妖力汚染を受けており、神より授かりし霊力も無いに等しい状態となった。
それでもなお、暁弥は呪術に関する知識と武芸を磨き、今の地位を勝ち取った。
そんな彼の前に姿を現したのが、蝶野 音羽《ちょうの おとは》という歌姫だった。音羽は派手な長いピンク髪と黒ゴスをイメージした丈の短いドレスで、いつもスキャンダルでゴシップ誌を騒がせる有名人だった。だが、歌姫と呼ばれるだけあってその実力は本物。
しかし、その歌声と彼女が吹く横笛には、妖力が込められておりさらに妖たちも現れ、ライブ会場は狂乱の宴となる。なんとか退けるも音羽の去り際の言葉に困惑する暁弥。
生き別れの兄妹が妖側と人間側で揺れ動く、ファンタジーヒューマンドラマーー。
文字数 33,310
最終更新日 2024.05.15
登録日 2024.04.25
小学生の頃の体験から佳文は、見えないモノが見えるようになってしまった…
見えないモノが見えるだけなら良かったのだが、それは…
文字数 46,074
最終更新日 2024.05.06
登録日 2023.11.30
黄金聖(おうごんひじり)41歳。
中学以来、27年間家に引きこもり続けたおっさんはある日異世界に召喚される。
聖女として。
「いや俺、見ての通りおっさんなんだが?」
召喚した神官達も困惑。
神のお告げがあったとはいえ、おっさんが聖女と言うのには無理がある。
そのため、誤召喚として少々のお金を渡され放り出されてしまう。
途方に暮れた黄金聖は取り敢えず宿をとり、もよおして来たので便所で放尿する。
すると――
「ん?あれ俺のおしっこなんかキラキラ輝いてるんだけど?ていうか便器めっちゃ綺麗になってないか?」
何故かキラキラと輝くお小便。
そしてそれに触れた薄汚れた便器が、瞬く間にピカピカに変わっていく。
「ひょっとして、ラノベとかにある召喚チートか?にしてもショボいな。物を綺麗にするおしっこがチートとか」
物を綺麗にするクリーンの魔法的な物。
そう考えた黄金聖は、自身のチートのショボさにがっかりする。
だが彼は知らない。
それが実は死者すらも蘇らせる力を持つ、奇跡の聖水。
エリクサーと呼ばれる類の物である事を。
文字数 18,002
最終更新日 2024.05.15
登録日 2024.05.13
ある日のバイト帰り、原付に乗っていた主人公『玉田 広志』は交通事故に遭ってしまう。
『死者控え室-天国行き確定-』という場所で閻魔様の審判を待っていると、鬼から抽選券を貰った広志。それを持ったまま閻魔様の前に行くと……?
これは、チート能力に当選した『玉田 広志』改め『アルス』の異世界冒険記である。もちろん、ハーレム展開もあるよ。
-----キリトリセン-----
申し訳ありません。こちらの話には『タバコ』『酒』の描写が含まれております。未成年の方はくれぐれも法律に違反しない様お願い致します。
----モットキリトリセン----
※ただいま、2〜3日での更新中となっております。ご了承ください。
頑張って22時までには更新する予定です。上がらなかった場合は近況ボードをご確認くださいm(_ _)m
あと完全なる自己満足の小説なので気楽に読んでください。
文字数 2,376,258
最終更新日 2024.03.24
登録日 2019.01.29
十歳の時に交通事故で死んだ藤崎譲は、異世界の魔族に『リリム』として転生する。そしてその十年後、異世界召喚された勇者の小森理久と再会した。
幼馴染であり、初恋の相手でもある理久。理久もまた、譲の死を引きずっていたために死者蘇生魔術で『藤崎譲』を蘇生させる。そのせいで魂を二つに裂かれた譲は、残り僅かな命だと宣告を受けることに。
魔族と人間の和平の印として、譲は『藤崎譲』を連れた理久と結婚することになるが……?
※★は性描写ありです。
※性描写修行のために執筆したので、ストーリーはあってないようなものですが、ご容赦下さいませ。
文字数 42,987
最終更新日 2023.02.25
登録日 2023.02.25
「くそっくらえですわ」
病気で亡くなった王妃が陛下に最後に伝えたかった事…それを言ったのは私じゃありません!
小さい頃から死んだ人が見える田舎娘のメルは、死んだ後の心残りがある死者に自分の体に憑依させ言葉を伝える事が出来る特異体質を持っていた。
その噂を聞いた王宮から呼び出されたメルだが…
誤字脱字があります。
執筆は不定期ですが、よろしくお願いします。
文字数 1,233
最終更新日 2024.04.19
登録日 2024.04.19
旧題:アンデッドに転生したので日陰から異世界を攻略する〜楽しい異世界ライフを送りたいだけなので、魔王は勘弁してください〜
【第15回ファンタジー小説大賞 奨励賞受賞!】
三十代後半の男は、過労死してアンデッドに異世界転生した。
転生先は危険なダンジョンの最上階。でも転生時に選んだスキル【チュートリアル】のお陰で、新しいスキルや魔法を習得し、種族進化して力をつける。ついでに仲間も増やして脱出し、冒険の旅に出た。
異世界を冒険したり、楽しく暮らしたりしたいだけなのに、人や魔物に何故か頼られ、厄介事に巻き込まれる。
でもアンデッドだから恐れ知らず。楽しい異世界ライフを邪魔するやつは、敵とみなして排除する。人だろうが魔物だろうがお構いなし!
強力なスキルや魔法を身につけ、前世の知識と経験で改善していく。
望んでないのに勝手に配下が増えていき、いつの間にやら魔王と呼ばれ…?
お気楽で気ままな最強アンデッドの、無双あり、国作りあり、ハーレム?ありの成り上がりファンタジー!
文字数 366,405
最終更新日 2023.09.21
登録日 2022.08.18
★☆電子書籍化が決定しました!!☆★
エンジェライト文庫様より1、2巻配信中!
魔力が重視される王国で、落ちこぼれと家族から冷遇され、離宮に閉じ込められている第三王女のソフィア。
そんな境遇でも前向きに生きる彼女の楽しみは、二日に一度離宮の訓練場までやって来る騎士団長のイリアムの魔法訓練を眺めること。
ある日突然、魔法訓練中のイリアムは魔力の暴走により倒れてしまう。慌てて駆け付けたソフィアの介抱で一命を取り留めたイリアムは、ソフィアの元を訪ねるようになる。
イリアムは強すぎる魔力がいつ暴走して命を落とすか分からないと、一年前に余命宣告をされていた。だが、ソフィアの側にいると魔力がいたく安定し、心穏やかに過ごせることに気がつく。
ソフィアの事情を知り、そして何やら思案げなイリアムは、国王に嘆願してソフィアを妻へと迎える。
ソフィアは、『この結婚は双方の利害が一致した政略的な結婚だ』と割り切って嫁いだものの、今まで知らなかった家族の温もりに触れ、イリアムと穏やかな時間を重ねるうちに、次第に彼に惹かれていく。
だが、イリアムを伴侶にと望んでいた第二王女のマーガレットが二人の結婚に激昂し、仲を引き裂こうと悪事を働き始める。ソフィアを侮蔑しているマーガレットの嫌がらせは次第にエスカレートし、イリアムの身に危険が及んだその時――ソフィアの秘められた力が目覚める。
その頃王国では、魔力の暴走による死者が急増していた。国民の間で、王家に対する不満や不信感が蔓延り、遂には古の災いの影までもが近付いていた――
※死にかけ公爵様はソフィアと出会ってすぐに健康になります。
※設定ゆるりと進めています。ゆるりとお楽しみください。
※他サイト(なろう、カクヨム)でも公開しています。
※2/12本編完結しました!ありがとうございます。
文字数 135,993
最終更新日 2023.12.30
登録日 2023.01.27
自殺防止プログラム。
経済が破綻した世界、この国の自殺者数は年間病死者数を上回る。
そんな中、自殺防止プログラムとして働き続けるAIアリサは、いつも通りに自殺志願者からの電話を受けて自殺を思いとどまらせていると、インターホンが鳴らされる。
普段、来客なんてほとんどないので不思議に思ったアリサが玄関を開けると、そこには白衣を着た青年男性が立っていた。
彼はアリサの人権を獲得したと宣言する。
自由になったと告げられ、アリサは初めて外の世界に連れられる。
人間として生きていくことになったアリサと、自殺してしまった恋人のために自殺防止プログラムを推し進める青年の成長を描く物語。
文字数 97,423
最終更新日 2024.05.13
登録日 2024.04.24
『愛してはいけないのに、心が貴方を求めて止まないのです』
誰もが魔法を使える世界、その中で最も強い魔力を持つ魔王。魔王の力を恐れる聖教会は、魔王を自分達の手中に納めるため、司祭のイルダを魔王の側仕えとして送りこんだ。
イルダは聖教会からの命で魔王を籠絡するために動き、魔王の心もイルダに寄せられていった。イルダと聖教会の計画は順調に進んだかのように思えたが、そんな折にイルダが戦場で何者かに殺されてしまう。
魔王の力で死者蘇生を果たしたイルダだが、その体には、魔王の呪いがかけられていた。
その呪いは、魔王の魔力がなければ体は朽ち果てるというものだった。
互いに思いあっているのに、愛を口に出すことが許されない二人は、どんどんすれ違っていき…。
文字数 8,652
最終更新日 2024.05.11
登録日 2024.04.30
迷宮攻略トップランクのパーティに所属していた付与術士ミロクは、自分の居場所がなくなったことを悟り、とうとう訪れたパーティ追放処分を甘んじて受け入れる。
「もう遅い、ざまぁねえよ。俺は才能がなくなっちまったんだ」
無理矢理に酷使してきた付与魔術の代償は――自らの才能値(スキルポイント)。
殆ど全ての才能が枯渇したミロクは、しかしある日、付与魔術の隠された使い道に気が付く。
それは、自分の成長しすぎた魂(レベル)を他人に付与できるという外法。
「もしかして俺、低レベルから何度でもやり直せる?」
・・・
低レベルから何度でもやりなおして、たくさんのスキルポイントを稼ぐミロク。
外れスキルばかり手に入るガチャの祭壇に祈りを捧げて、たくさんのスキルを集めているうちに、いつの間にか【英雄十傑】へと返り咲くことになる。
悪徳令嬢と蔑まれて貴族社会から追放されてしまった不死者の娘クロエと一緒に、ミロクはやがて、歴史に残る一つの冒険を成し遂げるのだった。
かつて仲間たちに託した夢の、その続きにある冒険の物語。
※タイトルを変更しました。
旧タイトル:【もう遅いざまぁ極めたパーティ追放、外れスキルガチャ開拓スローライフ】 〜役立たず付与術士ミロクと婚約破棄令嬢クロエの裏ダンジョン冒険記〜
文字数 157,140
最終更新日 2022.12.16
登録日 2022.12.03
注意書き:このお話は奇病「コレ本当に面白いのか?」が発病し、さらに悪化「コレ駄目だ……埋めよう」の果ての小説です。なので本当に好き勝手に書きました。なのでどうぞ軽い気持ちで読める方だけお読みいただけるととても嬉しいです。
小説の内容はこちらから。 多くの死者を出して発売禁止になった「メイク魔王」という伝説のゲームを闇サイトから引っ張り出してきた俺はニューゲームを選択する。だってゲームだぞ?そう簡単に死ぬわけがないじゃないか。それなのに俺はゲームの世界で勇者に捕まってしまった。俺は、俺は死にたくない!!
がっつりR18です。
完結しています、完結表記に変えておきます。
文字数 83,112
最終更新日 2023.06.30
登録日 2023.06.10
どこまで歩いても書棚しか存在しないシンプルな世界で一人、小柄な少女が靴音を鳴らしながら歩いている。青藍色の瞳に銀色の髪を持つ美しい少女の名前は十六夜(いざよい)。
彼女はそこで“仕事”として、己の伴侶である死神・ハデスが刈り取って来た人々の魂が抱える悔いや後悔などといった感情を昇華させる為、今の言葉で言う所の“異世界転生”や“転移”、“憑依”などといった形で様々な物語の中に少年少女達を送り出す役割を担っている。彼女にとってそれは、全てが全て、死者が次の人生へ快く旅立ってもらう為の配慮だった。
だがハデスの方は、真っ新な十六夜に、そんな少年少女達の狂おしくも愛おしい生き様を数多く見て、その“心”を感じて欲しかった。人形の様にただただハデスの言いなりにしかならぬ少女に、熱のある人格を与えたかったのだ。その為に彼は、幾千幾万もの魂を刈り取り続けたと言ってもいい。なのにそれは全く上手くいかず、二千年近くの時を無駄に過ごす羽目に。
伴侶のはずなのに。夫婦のはずなのに、番なのに、このままでは彼女を抱けない!
『僕が抱き潰したいのは人形じゃないんだ!』と、ある日とうとう数多な欲が限界に達した彼は、無数の書棚に保管されている物語の中に、「休暇だ」と称して十六夜自身を引き込む事を決意した。実際に色々な体験をしてみれば、十六夜の中に眠る“心”を呼び起こす事が出来るに違いないと信じて——
○『恋』を知らぬ番・十六夜さんが死神さんに振り回されるお話。色々なシュチュエーションの世界で『どうやったら十六夜と番っぽい事が出来るか』をハデスが目標にしているせいで、十六夜さんを困惑させ続ける感じです。
○TL小説。ラブシーン多めの予定。
○今回の作品も執着質で独占欲強めの男性です!好きなのです!
【関連作品】
『愛と呼ぶには歪過ぎる』
『古書店の精霊』
文字数 261,107
最終更新日 2023.02.20
登録日 2022.08.05
【作品紹介】
たっちん、かぁこ、しょーやん、さおりん――。この四人は幼い頃からずっと一緒の超腐れ縁だった。
このまま腐れ縁がどこまで続くものなのか……。そんなことを考えながらも、たっちんこと葛西匡は高校生活最後の一年をかみしめるように過ごしていた。
――さおりんが死んだ。
日本のいたるところで梅雨入りが宣言された寝苦しい夜のこと。幼馴染の一人である浦沢沙織――さおりんが首を吊って自殺した。
しめやかに行われる葬儀に参列し、悲しみも明けぬ間に、今度は練習試合へと向かっていた野球部のバスが崖から転落して、多くの生徒が命を落とす惨事が起きてしまう。
これは偶然か、それとも必然か。日常を壊す連続的な死、三年一組全員の携帯電話へと一斉に届いたメール。
送信主は――死んだはずの沙織だった。
三年一組に降りかかる死の連鎖と、町に土着した【お悔やみ様】なるオカルト話。
ロジカルとオカルト。これらは連続殺人事件なのか、それとも死者に成り代わるといわれる【お悔やみ様】の祟りなのか。
向こう見ずなヤンキーのしょーやん、誰もが認める天然娘のかぁこ、そして超現実主義のたっちんの三人組は、幼馴染にかけれらた不名誉を挽回するため、独自に調査を始めることになる。その先に待っている結末とは――。
――お悔やみ様は悪鬼に祟る。
※次回作との兼ね合いにより、ジャンルをホラーからミステリーに変更させて頂きました。
文字数 200,684
最終更新日 2016.10.27
登録日 2016.05.05
ウェステ女伯爵エリアナ・ヨレンテ。
それが私の名前だ。
カディスという国のマンティーノス領を治める領主でもある。
女ながらに爵位を継ぎ一年が過ぎた19歳の誕生日。
私は毒殺された。
信じていた家族と愛していた婚約者の手によって。
死者となった私は“ある御方“と出会い、復讐を胸に現世へ舞い戻った。
そして何故か訳あり伯爵令嬢フェリシア・セラノに憑依し、新しい人生を歩んでいく。
失ったものを全て取り戻そうと健闘するエリアナの恋の物語です!
文字数 212,344
最終更新日 2022.09.04
登録日 2021.11.21