「胸」の検索結果

全体で4,551件見つかりました。
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恋愛 連載中 長編
プロローグ  遠きより戦太鼓が轟き 空を裂く火の粉が赤々と舞ふ。  都は乱れ、瓦は崩れ、血の匂ひが風に滲む。  ――その闇の底に、ひとりの娘が 立ち尽くしてゐた。  白き小袖に包まれながら 炎に照らされてもなお清らかに佇む姿。  名は小夜《さよ》  戦火にすべてを失ひ ただ呆然と夜空を仰いでゐる。  その折――。  背後より涼やかな声が降りた。 「怖れることはない。我は汝を護らう」  振り返れば、そこに在るは人ならざる影。  紅の瞳を宿す、美しき妖《あやかし》。  名を篝火《かがりび》といふ。  人を惑はすはずの妖が、なぜかこの夜だけはひとりの娘を救はむと現れた。  小夜の胸は、戦火より烈しく震ふ。  畏れと共に、言ひ難き温もりが満ちてゆく。  篝火は娘を抱き寄せ、燃えさしの如く囁いた。 「我らの縁は刹那に終はるやもしれぬ。  されど今宵だけは――汝を離さぬ」  涙がひと筋、炎と血の夜を透かして零れる。  その澄明さは まるで月影のやうに冴えてゐた。  互ひの指がふれ合ひ、たしかな温度を結ぶ。  人と妖――交はるは許されぬ宿命なれど、  その瞬間だけは世の乱れすら声をひそめた。  夜空には、炎を映してなお ひそやかに月が笑んでゐた。
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小説 221,190 位 / 221,190件 恋愛 64,498 位 / 64,498件
文字数 1,107 最終更新日 2025.08.23 登録日 2025.08.23
ミステリー 完結 ショートショート
都心の高級タワーマンション、32階。 内覧会のために開放されていたモデルルームで、惨劇は起きた。 被害者は不動産会社の営業部長・神崎怜子(38歳)。 午後2時半頃、鍵のかかったモデルルームの中で、胸にナイフを突き立てられて死んでいるのが発見された。
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小説 221,190 位 / 221,190件 ミステリー 5,269 位 / 5,269件
文字数 1,759 最終更新日 2026.03.20 登録日 2026.03.20
BL 連載中 短編 R18
当方ホームページ内で この2人のストーリートークを始めました。 お時間があれば是非 遊びに来て下さいませ。 関連作品として、 その声に弱いんだってば…。に出ているアイドルのお話を 書いてみました。 彩斗の方が、ちらっと上記の作品内に出ておりました(というテイです) 信野 智彰 身長182cm とあるアイドルグループになるべく、親元を離れて 寮生活を送りながら彩斗と暮らす高校生。 16歳。少し冷めた目線で物事を見がち。 最近は、もっぱら同室の彩斗との生活に色々と 理性を試される日々。 「胸がいっぱい」のあたりで年齢が17歳になっていたりします。 成瀬 彩斗 身長167cm 智彰とメジャーデビューを目指して、共同生活を 送っている。18歳の高校生ではあるが年の割に 家庭的で、落ち着いている。 好きな物事にはかなり熱狂するタイプ。 モデルの、千紘の大ファン。
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小説 221,190 位 / 221,190件 BL 30,745 位 / 30,745件
文字数 39,706 最終更新日 2022.07.12 登録日 2021.09.22
恋愛 連載中 長編
 クーデターによって両親を殺された王子ノアールは、命からがら逃げた末に森へと辿り着く。  そこには1人の漆黒のドレスを纏った艶やかな女性がいた。 「あらぁ?どうしたのぉ、坊や」  白銀に輝きちりちりもこもこと広がる髪に、釣り上がった怪しげな輝きを持つ黄金の瞳。  長く尖った耳と大きな胸、細くくびれた腰に、大きなヒップ。  深くスリットが入ったドレスと大きな雫型のピアス、そして目元に草柄の化粧をした美しい女性は、ノアールのことを何故か『拾った』。 「???」 「ほぉうら、今日からここがお前のお家だよぉ」  女性は自らを魔女と名乗り、ノアに衣食住を与えてくれた。  これは、拾い癖のある永遠を生きる魔女と世界全てを恨んでいる元王子の、世界そのものを敵に回した最恐の初恋。
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文字数 137,247 最終更新日 2024.07.04 登録日 2023.10.21
恋愛 完結 長編 R15
「反省してます」と言いましたが、あれは嘘ですわ──。 聖女の転倒、貴族の断罪劇、涙を強いる舞台の中で、 完璧な“悪役令嬢”はただ微笑んだ。 「わたくしに、どのような罪がございますの?」 謝罪の言葉に魔力が宿る国で、 彼女は“嘘の反省”を語り、赦され、そして問いかける。 ――その赦し、本当に必要でしたの? 他者の期待を演じ続けた令嬢が、 “反省しない人生”を選んだとき、 世界の常識は音を立てて崩れ始める。 これは、誰にも赦されないことを恐れなかったひとりの令嬢が、 言葉と嘘で未来を変えた物語。 その仮面の奥にあった“本当の自由”が、あなたの胸にも香り立ちますように。
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文字数 50,696 最終更新日 2025.05.20 登録日 2025.05.20
ファンタジー 連載中 長編 R15
「俺にしろよ。俺ならアンタに……特大の幸せと金持ちの老後をやるからよ…!」 私――いや俺は、こうして辺境のド田舎貧乏代官の息子サイラスになった。 性別を偽り、代官の息子となった少女。『魔の森』の秘密を胸に周囲の目を欺き、王国の搾取、戦争、さまざまな危機を知恵と機転で乗り越えながら、辺境のウィリス村を一国へとのしあげてゆくが……え?ここはゲームの世界で自分はラスボス?突然降りかかる破滅フラグ。運命にも逆境にもめげず、ペンが剣より強い国をつくることはできるのか?! 武闘派ヒーロー、巨乳ライバル令嬢、愉快なキノコ、スペック高すぎる村人他、ぶっ飛びヒロイン(※悪役)やお馬鹿な王子様など定番キャラも登場! ◇毎日一話ずつ更新します! ◇ヒーロー登場は、第27話(少年期編)からです。 ◇登場する詩篇は、すべて作者の翻訳・解釈によるものです。
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小説 221,190 位 / 221,190件 ファンタジー 51,345 位 / 51,345件
文字数 743,776 最終更新日 2020.08.11 登録日 2019.12.01
ホラー 完結 短編 R18
”火を付けよ”とありますが、放火魔の話ではありません。 しかも、程度の度合いこそあれ、登場人物全員がクズな胸糞ストーリーです。 「目標は第100弾まで!【なずみのホラー便】とかのネタバレ倉庫」も開放中です。 ⇒ https://www.alphapolis.co.jp/novel/599153088/606224994 ★リアルタイムでのネタバレ反映ではなく、ちまちま更新予定です。
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小説 221,190 位 / 221,190件 ホラー 8,235 位 / 8,235件
文字数 14,399 最終更新日 2019.12.26 登録日 2019.12.26
恋愛 完結 ショートショート
―――――――――― 2012年12月28日完結 2013年 1月 9日修正完了 ―――――――――― 聖耶、海斗、文乃の3人は幼少時代から仲良しでいつも一緒だった。 ところがある日聖耶が引っ越すことになり、離れ離れになってしまう。 それから6年―― 偶然かはたまた必然か、聖耶は2人と再会を果たすことに……。 また昔のように3人で楽しく笑って過ごすはずだったのが、違和感を感じてばかりで、互いの気持ちに振り回され続ける。 そんな時に見た聖耶の夢は果たしてどんな意味を持っているのだろうか……? 聖耶、海斗、文乃の3人が胸に秘める思いとは? 今ここに、3人の運命の歯車がゆっくり動き出す――。 たくさんのレビューお待ちしております(´・ω・`)
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小説 221,190 位 / 221,190件 恋愛 64,498 位 / 64,498件
文字数 23,068 最終更新日 2016.09.19 登録日 2016.09.19
ホラー 完結 長編 R15
時を越えて囁かれる、“永遠”を宿した怪異の囁き。 語り部・野花と野薔薇が紐解くのは、人が忘れたくても忘れられない「エイエン」の記憶。 残酷なまでに優しく、どこか滑稽で、それでも胸に棘を残す—— 本作は、怨霊の声を聞き取る者たちによる連作怪異譚。 終わらない因果、繰り返す咎、壊れかけた心の隙間に忍び込む“語り”は、 あなたの中の「後悔」に、静かに火を灯すだろう。 タイトル変更しました。 旧 彼女達ノ怪異談ハ不死気ナ野花ト野薔薇ヲ世マゼル R15対象は保険です 表紙は生成AI
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小説 221,190 位 / 221,190件 ホラー 8,235 位 / 8,235件
文字数 163,229 最終更新日 2025.09.25 登録日 2024.09.15
ファンタジー 連載中 長編
白兎(ハクト)は異世界からの転生者。 女神様から与えられた能力は、ただ一つ――不老。 期待に胸を膨らませて転生したが、目を覚ますとそこは森の中。 しかも体は、真っ白で真っ赤な目をした子兎だった。 戦えない。 成長しない。 人の言葉も話せない。 そんな子兎を拾ったのは、冒険者を夢見る心優しい農家の少年。 「ぴょん」と名付けられ、家族の一員として迎えられる。 何もできないぴょんは、それでも恩返しをしたい一心で、 毎日こっそり魔法の練習を始める。 ぴょん、ぴょん、と跳ねながら。 少しずつ、少しずつ。 やがてその小さな魔法は、 少年の夢と村の平和を守る力になっていく――。
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小説 221,190 位 / 221,190件 ファンタジー 51,345 位 / 51,345件
文字数 43,201 最終更新日 2026.01.02 登録日 2025.12.22
ファンタジー 完結 長編
埼玉生まれ、ガリ勉育ちの北原麗央那。 ひょんなことから見慣れぬ中華風の土地に放り出された彼女は、身を寄せていた邑を騎馬部族の暴徒に焼き尽くされ、復讐を決意する。 お金を貯め、知恵をつけるために後宮での仕事に就くも、その後宮も騎馬部族の襲撃を受けた。 なけなしの勇気を振り絞って賊徒の襲撃を跳ね返した麗央那だが、憎き首謀者の覇聖鳳には逃げられてしまう。 同じく邑の生き残りである軽螢、翔霏と三人で、今度こそは邑の仇を討ち果たすために、覇聖鳳たちが住んでいる草原へと旅立つのだが……? 中華風異世界転移ファンタジー、未だ終わらず。 広大な世界と深遠な精神の、果てしない旅の物語。 第一部↓ バイト先は後宮、胸に抱える目的は復讐 ~泣き虫れおなの絶叫昂国日誌・第一部~ https://www.alphapolis.co.jp/novel/195285185/437803662 の続きになります。 【登場人物】 北原麗央那(きたはら・れおな) 16歳女子。ガリ勉。 紺翔霏(こん・しょうひ)    武術が達者な女の子。 応軽螢(おう・けいけい)    楽天家の少年。 司午玄霧(しご・げんむ)    偉そうな軍人。 司午翠蝶(しご・すいちょう)  お転婆な貴妃。 環玉楊(かん・ぎょくよう)   国一番の美女と誉れ高い貴妃。琵琶と陶芸の名手。豪商の娘。 環椿珠(かん・ちんじゅ)    玉楊の腹違いの兄弟。 星荷(せいか)         天パ頭の小柄な僧侶。 巌力(がんりき)        筋肉な宦官。 銀月(ぎんげつ)        麻耶や巌力たちの上司の宦官。 除葛姜(じょかつ・きょう)   若白髪の軍師。 百憩(ひゃっけい)       都で学ぶ僧侶。 覇聖鳳(はせお)        騎馬部族の頭領。 邸瑠魅(てるみ)        覇聖鳳の妻。 緋瑠魅(ひるみ)        邸瑠魅の姉。 阿突羅(あつら)        戌族白髪部の首領。 突骨無(とごん)        阿突羅の末息子で星荷の甥。 斗羅畏(とらい)        阿突羅の孫。 ☆女性主人公が奮闘する作品ですが、特に男性向け女性向けということではありません。  若い読者のみなさんを元気付けたいと思って作り込んでいます。  感想、ご意見などあればお気軽にお寄せ下さい。
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小説 221,190 位 / 221,190件 ファンタジー 51,345 位 / 51,345件
文字数 228,109 最終更新日 2023.12.23 登録日 2023.11.02
キャラ文芸 完結 長編
(🌸約10年前に書いた作品のリメイク版です)  この物語は、親バカ×幼女×ロリコンの方程式で成り立ちます。 「そんなにスペック上げまくってお前は大統領でも目指してるわけ?」 「……! その手があったか……」 「いや、その手だけは無いわ。お前に国を握らせたら真っ先に俺の人生が終わる!」  1話(時々2話)完結型の日常系どたばたギャグストーリー。  異世界転生、異能力、バトル、ハーレム、胸糞、閲覧注意シーンやバッドエンド要素は一才ありません。  ハイスペックなパパと自称・婚約者のロリコンが、ただのんびり幼女の成長を見守るだけのお話です。 ☆ジャンル別ランキング最高4位!ありがとうございます!(*´∀`*)
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小説 221,190 位 / 221,190件 キャラ文芸 5,503 位 / 5,503件
文字数 54,801 最終更新日 2021.03.18 登録日 2021.03.07
歴史・時代 連載中 長編
幼い茶々の目に焼きついたのは、炎に包まれた小谷城と、冷酷に微笑む伯父・織田信長の顔だった。 父・浅井長政を裏切り、兄を殺し、すべてを灰に変えた第六天魔王――その手が彼女の人生を奪った瞬間、茶々の心に復讐の種が根を張った。 母・お市の方は最期に囁いた。「生きなさい」と。 その言葉だけを支えに、茶々は憎しみを胸に秘め、少女から女へと成長する。 信長亡き後、その遺志を継ぐ豊臣秀吉に嫁ぐ。 子・秀頼を産み、母となるが、彼女の瞳は決して穏やかにはならない。 秀吉の豪快な笑い声に信長の残響を聞き、愛する我が子の瞳に呪われた血の影を見る。 豊臣家は茶々にとって、秀頼を守るための仮面であり、信長の血を断ち切るための刃だった。 時は流れ、大阪城が最後の舞台となる。 徳川家康の軍勢が迫り、天守を飲み込む炎が再び彼女の前に現れる。 侍女たちの叫びが響き、血が石畳を染める中、茶々は静かに笑う。 「終わりだ、信長。お前の呪いはここで消える」 秀頼の手を握り、炎の中に身を投じるその瞬間、彼女の心は解放を求めたのか、それとも虚無に呑まれたのか? 歴史の闇に埋もれた一人の女が、復讐の果てに見たものは何か。 浅井茶々――少女の純真さ、母の愛、復讐者の執念が交錯する、壮絶な運命の物語。 その結末を知ったとき、あなたはきっと目を離せなくなる。 ※注意※ 作者・常陸之介寛浩が書籍化している第4回歴史時代小説大賞読者賞受賞作品とは別時系列物語です。 豊臣秀頼の母として天下の頂点に立つ淀にまで成長していく茶々の人生フィクションをお楽しみ下さい。
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小説 221,190 位 / 221,190件 歴史・時代 2,928 位 / 2,928件
文字数 184,044 最終更新日 2025.06.09 登録日 2025.05.08
恋愛 完結 短編
恋はいつだって、ふとした瞬間に始まる。 すれ違いざまの視線、コンビニのレジ前、満員電車の沈黙の中、あるいは夢の中……。 これは、そんな「ちょこっと」だけ心が揺れる、恋の物語たち。 笑って、切なくなって、ちょっとだけ胸が温かくなる。 1話ごとに完結するオムニバス形式で描かれる、様々なかたちの「好き」。 日常の小さな奇跡から、少し不思議で変わった恋愛まで。 どこかにいる誰かの、でももしかしたら“あなた”の物語かもしれない――。
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小説 221,190 位 / 221,190件 恋愛 64,498 位 / 64,498件
文字数 30,447 最終更新日 2025.09.03 登録日 2025.08.16
恋愛 連載中 ショートショート
 仕事帰りに足を運ぶ小料理屋「藤乃」。 そこは伊織にとって、気心の知れた仲間と疲れを癒す場所にすぎなかった。 しかし、ある夜その店に現れた一人の女性が、彼の日常を静かに変えていく。  彼女の名は根本香織。 透き通るような肌に、柔らかな笑みを浮かべるその姿は、無邪気さと妖艶さを同時に宿していた。 人懐こく会話を交わしながらも、ふとした仕草や視線の奥には、決して触れることのできない秘密が潜んでいる。  初めて会ったはずなのに、なぜか懐かしい。 伊織は彼女を前にして、かつて胸の奥にしまい込んだ「憧れ」の記憶を呼び起こされる。 だが、その輪郭を掴もうとすればするほど、香織は霞のように遠のいていく。  「偶然」を装って交わる再会。  「特別」と囁くような視線。 その言葉一つひとつが、伊織の理性を揺さぶり、心の奥に燻っていた熱を呼び覚ます。  彼女は果たして、ただの新しい常連客なのか。 それとも、伊織が忘れかけていた「過去」と結びついた存在なのか。 追えば追うほど掴めない、まるで残り香のように漂う彼女の気配。  香織は本当に伊織を慕っているのか、それとも巧妙に心を惑わせているのか。 彼女の笑みの裏にある真実は、誰にもわからない。  『憧憬の残り香』は、ひとりの女性をめぐる儚くも鮮烈な物語。 懐かしさと違和感の狭間で揺れる伊織の視点を通して、読者もまた「憧れ」と「真実」の境界をさまようことになるだろう。
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小説 221,190 位 / 221,190件 恋愛 64,498 位 / 64,498件
文字数 4,065 最終更新日 2025.10.04 登録日 2025.10.04
ライト文芸 完結 長編
名もない三毛猫が縁側に居ついた日から、うちの猫騒動は始まった。 勝手に上がり込み、勝手にこたつに入り、いつの間にか家族になっていたミケ。 ドアも鍵も開けて脱走する、とんでもない才能を持っていたチビ。 慎重で静かで、でも確かに長い時間を一緒に過ごしたりぼん。 そして今、家じゅうを駆け回り、高いところと暖かい場所を愛してやまない黒猫チョコ。 出会いもあれば、別れもある。 笑ってしまうような毎日も、胸が痛くなるような日もある。 それでも猫たちは、気づけば家の中にいて、家族の時間の真ん中にいる。 これは、何匹もの猫たちに振り回され、癒やされ、見送ってきた、ある家族の猫との暮らしの記録。 勝手に住みついた猫も、脱走名人の猫も、忍者みたいに柱を駆け上がる猫も、みんな違って、みんな愛しい。 猫がいた時間と、猫がいる時間。 その全部をつないでいく、少し可笑しくて、少し切なくて、でも温かい物語。
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小説 221,190 位 / 221,190件 ライト文芸 9,168 位 / 9,168件
文字数 169,386 最終更新日 2026.04.16 登録日 2026.04.16
恋愛 完結 長編
7年前の深い罪の重さに押し潰されそうになりながらも辛うじて生きている裕樹(ひろき)は、岩手県にある引退競走馬の牧場「シェアト」でひっそりと身を潜めるように日々を送っていた。 暴れだした牝馬三冠馬のシエロ。そのシエロの前に一人の女性が両手を広げ立ちはだかる。まるで踏みつぶされたいかのように。彼女の眼と表情、そして行動を見て裕樹(ひろき)は7年前の記憶が甦る。 ◎主な登場人物 ・簑島 裕樹(みのしま ひろき)、24歳  拙作の主人公。黒髪短髪で細マッチョタイプ。背は高い方。  7年前の出来事で自責の念に駆られ、トラウマから時折フラッシュバックを起こす。空を死神から救い出そうと奔走、したびたび果敢な自己犠牲を発揮する。 ・空(そら)、28歳  拙作のヒロイン。サマーセーターに細いデニム。細くて薄くて軽くBMIも17と危険なほどの痩身。胸も絶壁。平均よりやや小柄、黒いセミロング。  シェアトにふらりと現れ、暴れるシエロを一瞬で鎮めた。裕樹に名を問われ、とっさに「空(そら)」と答える。明らかに重度のうつ状態で、なぜこうなったか誰にもわからない。 ・シエロ(コレドールシエロ)、12歳  サラブレッド、元競走馬。正しくはコレドールシエロ。栃栗毛、左後脚に半白、流星鼻梁白鼻。  牝馬3冠9頭目の馬。さらには菊花賞も勝利している。生涯戦績は17戦11勝。脚質は典型的な逃げ。馬主(うまぬし)はもうずいぶんと老齢の海崎 知宏(かいざき ともひろ)。  非常に神経質で気が強く調教には向かないとみなされて殺処分されるところだった。海崎氏が破格の値段で購入した。  引退後繁殖牝馬としての道を断たれたが、それでも海崎氏は慰労のためコレドールシエロを預け、現在では穏やかな日々を送っている。 ・原沢美奈、18歳  ショートボブ中肉中背。身長も平均。都内の農業高校を出てすぐにこの農場に就職した。右も左もわからないところを裕樹が手取り足取り教えてくれて以来裕樹に「ぞっこん」。気が強く思ったことをポンポン口にするたち。空の登場に強い不安を抱く。 ・大城雅哉(おおきまさや)、30歳  やや色黒で逞しい体つき、短髪ではつらつとした目元。この農場一番のイケメン。自信家でそれゆえに独善的な面もある。社会人ボクシング選手権の優勝経験者。空に一目惚れをする。内心で裕樹を低く見ている。 ⚠️拙作は自死自傷を推奨・称揚する意図をもって書かれたものではありません。自死自傷はご自身はもちろんのこと周りの人々をも深く傷つける行為です。くれぐれもそのような選択をなさらないことを強く祈ります。 自死自傷の念に苛まれたり生き辛さを感じた時はためらうことなく精神神経科・心療内科を受診なさるかカウンセラーにかかるなど、速やかにご自身の心を守る行動を取って下さい。
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小説 221,190 位 / 221,190件 恋愛 64,498 位 / 64,498件
文字数 192,016 最終更新日 2024.06.26 登録日 2024.01.20
ファンタジー 連載中 長編
あらすじ 女子大生の主人公「神野 一樹」がある日突然、剣と魔法の異世界に迷い込む。 始めは異世界に来たことに興奮していたが、その内右も左も分からない、元の所に帰る方法も分からない事に気づき落ち込む。 そうしている間に気味の悪い魔物に取り囲まれた! だが「まずは生き伸びてこっちの世界を満喫したい!」と希望(?)を胸に魔物に立ち向かう!... 面倒くさがり系女子大生が面倒くさがりながらも楽しく生き抜く異世界ファンタジー!
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小説 221,190 位 / 221,190件 ファンタジー 51,345 位 / 51,345件
文字数 3,201 最終更新日 2019.02.07 登録日 2018.07.05
ファンタジー 連載中 長編 R15
生まれつき、人とは違う“魔力体質”を持つ少女・ミルティナ。 大きな決意を胸に、彼女は生まれ故郷を旅立った。 戸惑い、迷い、そしてほんの少しの勇気が、彼女を新しい絆へと導いていく。 不器用だけれど優しくて、臆病だけどまっすぐで―― これは、少女が出会いを通じて少しずつ強くなる、魔力と絆の成長譚。
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小説 221,190 位 / 221,190件 ファンタジー 51,345 位 / 51,345件
文字数 12,989 最終更新日 2025.08.05 登録日 2025.07.29
歴史・時代 連載中 短編
織田信長といえば、本能寺の変。 歴史に詳しくない者でも、一度は聞いたことがある名だろう。 天下統一を目前にした覇王が、家臣・明智光秀の謀反によって炎の中に消えた――それが、世に広く知られた話である。 だが、もし本能寺に、変とは別の名で呼ぶべきものがあったとしたら。 たとえば、恋と。 そんなこと、あるはずがないと人は笑うだろう。 天下人と家臣。 しかも、後に刃を向けることになる二人の間に、そのような情が入り込む余地などないと。 明智光秀も、かつてはそう思っていた。 主君・織田信長は、烈火のごとき人であった。 苛烈にして奔放。 笑う時は子どものように無邪気でありながら、怒れば周囲の空気まで凍らせる。 誰にも従わず、誰よりも先を行き、誰よりも孤独な人。 近う仕えながらも、その胸の内だけは読めぬ。 いや、読んではならぬのだと光秀は思っていた。 けれど、仕える年月が重なるにつれ、光秀の胸には名づけようのない違和が降り積もっていった。 ふとした仕草が、妙に目に残ることがあった。 杯を取る指の細さ。 風に乱れた髪を払う横顔。 鎧の隙間からのぞく、思いのほか白い首筋。 戦場では鬼神のように恐ろしいその人が、月明かりの下では、どういうわけか別の面差しを見せることがある。 むろん、口に出せるはずもない。 織田信長は男であり、主君である。 そこに疑いを差し挟むなど、無礼どころの話ではなかった。 だが一度芽吹いた違和感は、捨てようとするほど根を張った。 ある夜、京の宿所にて。 酒宴も終わり、家臣たちが引いた後で、光秀は廊をひとり歩いていた。 庭には薄く月がかかり、初夏の風が簾を揺らしている。 その静けさの中、不意に一枚の襖がわずかに開いているのに気づいた。 灯りが漏れていた。 主の居間であった。 見てはならぬ。 そう思いながら、足が止まる。 中では、人の気配がひとつだけした。 信長であろう。 次の瞬間、微かに咳く声が聞こえた。 昼の鋭さを失った、妙にかすかな声だった。 光秀は思わず、隙間に目をやってしまった。 黒漆の具足も、威を張る羽織も脱ぎ捨てられていた。 月のように白い肌が、灯りの下にあった。 長く落ちた髪が肩をすべり、細い背を隠しきれずにいる。 光秀は息を呑んだ。 見間違いかと思った。 いや、そうであってほしいと願った。 だが、その願いとは裏腹に、胸の奥で何かが音を立てて崩れていく。 織田信長は、何者なのか。 その答えに指先が触れかけた時、ふいに室内の人影が動いた。 鋭い気配が走る。 「……誰じゃ」 低い声が、闇を裂いた。 光秀は、凍りついた。
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小説 221,190 位 / 221,190件 歴史・時代 2,928 位 / 2,928件
文字数 18,833 最終更新日 2026.04.11 登録日 2026.04.05
4,302 178179180181182