「リ」の検索結果

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恋愛 連載中 長編 R15
「ミレイユは本当に素晴らしい女性だ」 旦那様がそう褒める聖女様。 けれど私は知っている。 彼女が周囲から称賛されているもののほとんどは、私が何年もかけて築き上げてきたものだということを。 領民からの信頼も。 孤児院も。 商人たちとの繋がりも。 気付けば、すべて聖女様の功績になっていた。 それでも私は何も言わなかった。 旦那様や領民たちが幸せなら、それでいいと思っていたから。 けれどある日、旦那様は私に言った。 「君も、少しはミレイユを見習ったらどうだ?」 その瞬間、私は決めた。 「では、私はもう必要ありませんね」 公爵夫人としてのすべてを手放し、私は屋敷を出る。 ――そして、私がいなくなった公爵家は少しずつ変わり始めた。 当然だ。だって、聖女サマは何も出来ないのだから。 「……どうして、こんなことに?」 ようやく旦那様が私の存在の大きさに気付いたときには、もう遅い。 「戻ってきてくれ……!!君が必要なんだ…!! リディア…!!」 「申し訳ありません、旦那様」 私は微笑んで首を横に振る。 だって私はもう、あなたに愛されることを望んでいないのだから。
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小説 29 位 / 230,301件 恋愛 25 位 / 66,459件
文字数 108,497 最終更新日 2026.08.29 登録日 2026.08.20
恋愛 完結 長編 R15
【電子書籍化決定】 みなさまのおかげで、2026年9月8日から各電子書店で配信決定しました。 いつも応援ありがとうございます。 そのためアルファポリス様の規定に基づき、9月7日で作品を削除させていただきます。 【内容】 貧乏令嬢のヴィヴィアンヌと公爵家の嫡男で騎士団長のランドルフは、お互いの親の思惑によって結婚が決まった。 「俺は子どもみたいな女は好きではない」 ヴィヴィアンヌは十八歳で、ランドルフは三十歳。 ヴィヴィアンヌは背が低く、ランドルフは背が高い。 ヴィヴィアンヌは貧乏で、ランドルフは金持ち。 何もかもが違う二人。彼の好みの女性とは真逆のヴィヴィアンヌだったが、お金の恩があるためなんとか彼の妻になろうと奮闘する。そんな中ランドルフはぶっきらぼうで冷たいが、とろこどころに優しさを見せてきて……!? 貧乏令嬢×不器用な騎士の年の差ラブストーリーです。必ずハッピーエンドにします。
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小説 31 位 / 230,301件 恋愛 26 位 / 66,459件
文字数 116,525 最終更新日 2023.11.23 登録日 2023.11.08
恋愛 連載中 長編 R15
第18回恋愛小説大賞 読者賞受賞
ララシャ・ロアンスラー公爵令嬢は、クロンデール王国の王太子殿下の婚約者だった。 だが、隣国であるピデム王国の第二王子に見初められて、婚約が解消になってしまった。 そして、後任にされたのが妹であるソアリス・ロアンスラーである。 ソアリスは王太子妃になりたくもなければ、王太子妃にも相応しくないと自負していた。 だが、ロアンスラー公爵家としても責任を取らなければならず、 既に高位貴族の令嬢たちは婚約者がいたり、結婚している。 ソアリスは不本意ながらも嫁ぐことになってしまう。
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小説 33 位 / 230,301件 恋愛 27 位 / 66,459件
文字数 1,567,248 最終更新日 2026.08.29 登録日 2024.04.16
ファンタジー 連載中 長編
変身魔術師の名家に生まれながら、魔力の少ない長女アルマ。 両親と妹から「無能」「いらない」と馬鹿にされてきた。 早くこの家を離れたい。 そして誰かに必要とされたい。 そう考えていたある日、神獣ホーリーウルフの担当魔術師が選ばれることに。 神獣を保護する守護公ヴィルトが指名したのは、なんとアルマ。 「神獣に変身して、死にかけた双子の幼獣を育ててほしい。君が最も適任だ」 ヴィルトはそう言いながら、妹が流した噂のせいで、アルマを男好きだと誤解している。 そもそも家族に愛されなかった自分が、子ども育てられるのか…… 家から出られたことを喜びつつも、不安を抱くアルマは、幼獣たちの声を聞く。 「ママ、パパ。どこに行ったの? 帰ってきて」 胸を打たれたアルマは、もふもふころころな幼獣たちのお世話に没頭。 ヴィルトは噂との違いに戸惑うが、アルマは彼の変化を気にも留めないのだった。
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小説 35 位 / 230,301件 ファンタジー 4 位 / 53,924件
文字数 33,924 最終更新日 2026.08.28 登録日 2026.08.21
恋愛 完結 短編 R15
真面目に家政と領地を支えてきた伯爵夫人オルガナ。ある朝、夫のデュモルと実妹のフィラリスが、屋敷の金目の物と土地の権利書を持ち逃げして出奔した。「真実の愛を見つけた」という身勝手な置き手紙を残して。 しかし、二人が奪っていったのは、国境沿いにある極寒の不毛地帯の権利書だった。 オルガナは涙を流すどころか、すぐさま王宮へ出頭。夫と妹の身分剥奪と国境への永久配流手続きを完了させ、二人が二度と豊かな王国中央へ戻れないよう手配する。 過酷な荒野で愛の幻想が打ち砕かれていく元夫と妹。一方、王都で新たな人生を歩み始めたオルガナは、頼もしい協力者たちと共に真の幸福を掴んでいく。
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小説 36 位 / 230,301件 恋愛 29 位 / 66,459件
文字数 81,903 最終更新日 2026.08.28 登録日 2026.08.28
ファンタジー 連載中 長編
「貴様は、ただ頷くだけでいい」 二十一歳の公爵令嬢セシリアは、王太子妃教育として「北方支援費」の帳簿を任されていた。 だが、その金は北部を救うためのものではない。王太子と、財務卿である父が自由に使う王家の機密費だった。 不自然な支出に気づいたセシリアは、十歳の弟アルフレッドと領民を盾に取られ、すべての横領を一人で行ったという虚偽の自白を強いられる。 婚約も家名も身分も奪われ、社交界から病気による修道院入りとして消された彼女が、秘密裏に送られた先は北部の鉱山だった。 飯炊き、洗濯、水汲み、冷たい視線。 誰も守ってくれない場所で、セシリアは余計なことを言わず、生き抜く術を身につけていく。 やがて、彼女が何気なく正した一冊の帳簿から鉱山の生産性が上がり、その変化に気づいた辺境伯によって城の実務へ移される。 粗野で率直な辺境伯は、セシリアの意見が正しければ、自分の命令さえ改める男だった。 そしてセシリアは知る。 王都が帳簿の上で北部へ送ったはずの支援は、一度も届いていなかった。 けれど北部には、もともと人も物も知恵も、小さな交易の流れもあった。 彼女がしたのは、その流れを見える形にし、地域の境を越えてつなぐこと。 王都を通らない道が生まれ、商人と諸侯が北へ集まるにつれて、かつて「辺境」と呼ばれた北部は国の中心へ変わっていく。 一方、王都は物流と信用を失い、少しずつ孤立していく――。 父と王太子にすべてを奪われた公爵令嬢が、自分の意思で生きる場所と愛する相手を選び、最後には彼女を捨てた王都のほうを辺境にする逆転恋愛譚。
24h.ポイント 29,643pt
小説 37 位 / 230,301件 ファンタジー 5 位 / 53,924件
文字数 79,899 最終更新日 2026.08.30 登録日 2026.08.21
恋愛 完結 短編 R15
​カリスフォート伯爵家に嫁いだアデリシアは、病弱を装う義妹シビルと、彼女を盲信する夫ヴァルドレッドから三年間にわたり冷遇され続けていた。 領地の帳簿管理から領民の救済まで、伯爵家の屋台骨を一人で支えていたアデリシアだったが、冬至の夜会でシビルが起こした狂言により、夫から「妹を虐げた罪で離縁だ!」と公衆の面前で激怒の宣告を受ける。 ​淡々と離縁状に署名し、伯爵家を去るアデリシア。だが、彼女の真の才覚を見抜いていた隣国の若き大公ゼフィランが手を差し伸べる。 新天地でアデリシアがその手腕を発揮して領地を豊かに導き、真実の愛に包まれる一方、有能な妻を失ったカリスフォート伯爵家は瞬く間に財政破綻へと転落していく。 すべてを失い、激怒と後悔に狂った元夫がアデリシアを奪い返そうと押し寄せるが、そこには元夫自身が知らなかった残酷な真実が待ち受けていた。
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小説 38 位 / 230,301件 恋愛 30 位 / 66,459件
文字数 59,983 最終更新日 2026.08.26 登録日 2026.08.26
恋愛 完結 短編
シオン・グレイブ公爵令嬢は、王太子レオン・シルバニアと婚約していた。しかしとある夜会にて病弱で滅多に出席しないカレン・リード伯爵令嬢に一目惚れして、後日婚約解消を願い出る。これはとある王子が空回りして全てを失う物語である。
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小説 39 位 / 230,301件 恋愛 31 位 / 66,459件
文字数 6,094 最終更新日 2026.08.27 登録日 2026.08.27
恋愛 連載中 短編
「アメリアなら、そんな事はしない」 伯爵令嬢エレノアには、幼い頃から瓜二つだと言われ続けてきた女性がいる。 公爵レオンハルトが、誰よりも愛した婚約者――アメリア。 彼女は数年前、突然この世を去った。 最愛の女性を失ったレオンハルトは、今も彼女を忘れられずにいる。 そんな彼の前に現れたのが、アメリアと驚くほどよく似たエレノアだった。 莫大な報酬と引き換えに、エレノアはレオンハルトとの婚姻を受け入れた。 周りからはアメリアの代わりとして求められるエレノア。 アメリアが好きだったドレスを着る。 アメリアが愛した香水を纏う。 彼女の好きだった料理を覚え、彼女の話し方や仕草まで真似る。 …それでも、いつか彼が、自分を見てくれるかもしれない。 ――そんな淡い期待を抱いて。 けれど。 「違う。アメリアはそんな笑い方をしない」 「アメリアなら、こんなことは言わない」 「……どうして君は、アメリアじゃないんだ」 どれだけ頑張っても、レオンハルトが見ているのはエレノアではない。 彼の目に映っているのは、いつだって死んだアメリアだけだった。 そして二年後。 契約期間の終わりを迎えたエレノアは、彼に告げる。 「もう、終わりにしましょう」 「……待て。もう少しだけ、私のそばに居てくれ。君はますます、アメリアに似てきた」 その言葉を聞いた瞬間、エレノアは笑った。 ――私は、いつまでアメリア様の代わりでいればいいのでしょう? 彼女が生き返るまで? それとも、あなたが私を彼女だと思い込めるようになるまで? 「私はアメリア様ではありません」 「あなたが愛した女性の代わりでもありません」 「私は――私です」 そう言って、彼女は公爵家を去った。 そして初めて、レオンハルトは気づく。 失ったのは、愛する女性の身代わりではない。 自分を誰よりも理解し、支えてくれていた――一人の女性だったのだと。 「エレノア。戻ってきてくれ」 「……どうしてですか?」 「アメリアの代わりなんかじゃない。君を愛している」 「その言葉は、私が公爵夫人であった頃に聞きたかったです」 遅すぎた愛と、傷ついた令嬢。 一度壊れてしまった二人の関係は、再び動き始めるのか? それとも───?
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小説 43 位 / 230,301件 恋愛 33 位 / 66,459件
文字数 69,664 最終更新日 2026.08.29 登録日 2026.08.18
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令嬢エルアナは、ヴィンセントという婚約者がいた。 しかし彼は虚言癖のあるいとこ、リリアンの嘘に騙されてエルアナとの大切な約束を破り続ける。 「すまない、リリアンが風邪を引いたらしくて……」 エルアナが過労で倒れても、彼はリリアンの元へ走り去る始末。 ついに重大な婚約披露パーティまでも欠席した彼に、エルアナは婚約者への見切りをつけた。 「さようなら、ヴィンセント」 縋りつかれてももう遅いのです。
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小説 44 位 / 230,301件 恋愛 34 位 / 66,459件
文字数 151,770 最終更新日 2026.08.29 登録日 2026.03.06
恋愛 連載中 長編 R15
公爵家の次女、ガブリエルは、幼い頃から実姉の「劣化版」と評されていた。 事あるごとに才女の姉と比較されていた彼女は現在、姉の母校でもある超難関校、王立魔法・科学アカデミーに在籍している。 姉が王国不在ということもあって、ガブリエルの寮生活は概ね順調だった。 そんな学生ライフの最中、長らく外国の戦地に赴任していた「第五王子」が帰国し、アカデミーへとやって来た。 彼はガブリエルのフィアンセなのだが、ガブリエルは初見の社交界デビュー時以来、第五王子に良い印象を持っていなかった。 再会したフィアンセ同士が、交流を重ねていく内に――――。 ※過小評価ヒロインと、不器用ヒーロー !!不定期更新につき留意!! ■作品転載、盗作、明らかな設定の類似・盗用、オマージュ、全て禁止致します。
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小説 45 位 / 230,301件 恋愛 35 位 / 66,459件
文字数 52,491 最終更新日 2026.08.29 登録日 2026.08.16
ファンタジー 連載中 長編
十五歳の双子の姉妹であるルナとリアは、神殿で属性判定を受けることになる。 そこで妹のリアは、滅多に現れない光属性を持つ聖女候補に。 一方、姉のルナには何の属性もないことが判明した。 妹ばかりを気にかける両親。それだけならまだよかったが、ルナは自分が修道院に入れられる予定だと知ってしまう。 ——だったら、その前に家を出よう。 前世で管理栄養士を目指していた記憶を持つルナは、侍女のミアたちとともに旅に出る。 料理を作ったり、身近な食材の意外な使い道を見つけたり。 時には前世の食と栄養の知識で人を助けながら、ルナは自分らしく自由に生きる道を探していく。
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小説 47 位 / 230,301件 ファンタジー 7 位 / 53,924件
文字数 149,594 最終更新日 2026.08.29 登録日 2026.08.19
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武門の名門レオバルト家へ嫁いだ、虎の血を引く令嬢リオーネ。 しかし待っていたのは、眠れる当主を蔑ろにし、家を食い荒らす者たちだった。 冷遇されても、侮られても、虎はただ牙を隠して機を窺う。 やがてリオーネはある秘密を胸に屋敷から姿を消し――十五年後、成長した息子を連れて舞い戻った。 ※本作には倫理的に問題のある展開が含まれます。苦手な方はご注意ください。
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小説 48 位 / 230,301件 恋愛 37 位 / 66,459件
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小説 49 位 / 230,301件 ファンタジー 8 位 / 53,924件
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小説 50 位 / 230,301件 恋愛 38 位 / 66,459件
文字数 20,652 最終更新日 2026.08.30 登録日 2026.08.28
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小説 51 位 / 230,301件 恋愛 39 位 / 66,459件
文字数 78,583 最終更新日 2026.08.29 登録日 2026.07.20
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24h.ポイント 21,913pt
小説 53 位 / 230,301件 ファンタジー 9 位 / 53,924件
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「無表情で可愛げの欠片もなく、つまらない女だ。私が愛するのはシエナ、お前だけだ」 ──そんな事、言われなくても分かっている。 「あの女とは婚約者ごっこをしているだけ。私の心はシエナ、お前にだけ向けられている。私を信じてくれ、愛するシエナ」 スタシータ公爵家のラシェルには、婚約者がいる。 婚約者は、この国の王太子・アンドリュー。 ある日の魔法訓練の授業中、学園生が放った攻撃魔法が暴走し、怪我を負ったアンドリューを「聖魔法」で救ったのが聖魔法の使い手、そしてのちに「聖女」と呼ばれるシエナ・ハーパル。 この婚約は、公爵家と王家が深く結び付くための政略的な婚約。 それだと言うのに。 婚約者を蔑ろにし、婚約者を軽んじるアンドリュー。 そんな彼の態度に、ラシェルは深く傷つく──事もなく。 「殿下が婚約者ごっこを望んでいらっしゃるなら。その役目、全力で全ういたします」 無表情、とは真逆の美しく晴れ晴れとした笑顔でラシェルは拳を強く握ったのだった。
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小説 55 位 / 230,301件 恋愛 41 位 / 66,459件
文字数 12,713 最終更新日 2026.08.29 登録日 2026.08.28
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左のこめかみから頬へ傷のある伯爵令嬢セシリアには、二年間婚約しているローレンスがいる。 傷へ視線が集まればさりげなく助け、毎週白薔薇を欠かさない。セシリアは、彼を気遣いのできる婚約者だと思っていた。 そんな二人が参加した仮面舞踏会で、セシリアの白い羽扇が壊れ、代わりに黒檀の扇を借りることになる。 銀青のドレス、真珠の仮面、栗色の髪、そして白い羽扇。 予定どおりの装いをした別の令嬢を見つけたローレンスは、相手の顔を確かめるより先に手を差し出した。 「セシリア、探したよ」 けれど、その女性はセシリアではなかった。 一方、以前から交流のあるエリアスは、声と、考えるときに扇の骨を揃える小さな癖からセシリアに気づく。 それでもセシリアは、一度の人違いを責めるつもりはなかった。 ローレンスが自分は踊りを嫌い、白薔薇が一番好きだと思っていたことも、これまで自分が話さなかったせいかもしれない。 ならば、今から話せばいい。 「私は最後まで残りたい。最後の曲を踊りたい。仮面を外すかどうかも、自分で決めたい」 初めてはっきりと望みを伝えたセシリアに、ローレンスは言う。 「今夜の君より、私が二年間見てきた君を信じる」 そのときセシリアは、ようやく気づく。 彼が見ていたのは、今ここにいる自分ではなかったのだと。 零時の鐘が鳴る。 セシリアは、自分の手で仮面を外す。 そして、婚約を終えると決める。 ――別の令嬢と間違えられたからではない。 自分の言葉より、彼の望む「自分」を信じられてしまったから。
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小説 57 位 / 230,301件 恋愛 43 位 / 66,459件
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マロン株式 / 著 目が覚めたら乙女ゲームの世界に転生していた令嬢・リディア。リディアは王太子ルートの悪役令嬢で、将来断罪されてしまうキャラクターだ。 その未来を回避するため動き出した彼女だが、ゲームの内容通りに王太子・バンリの婚約者に選ばれてしまう。 このままでは断罪ルートまっしぐら……と思いつつ、リディアはバンリに惹かれていき、彼を信じて乙女ゲームの舞台となる学園に入学することに。そこで彼女を待ち受けていたのは、変わってしまった婚約者や友人、厳しく孤独な日々だった。想像以上に強い乙女ゲームの強制力を目の当たりにしたリディアは、とある決意をして――!? 転生令嬢の奮闘記、開幕! ※胸糞注意 ※感想書いてくださる方、とても励みになっています!有難うございます🙇‍♀️ 返答をしてしまうとネタバレになってしまいかねないものもあるので、暫く返答出来ません!(直ぐにぺろっとネタバレしてしまうので…) でもちゃんと読ませて頂いてます! ご承知おきください🙇‍♀️😊 ※レジーナブックス様からの出版になりますので、R指定は消させていただきました。 ※第14回恋愛小説大賞 奨励賞 おかげさまで2023年6月26日書籍化しました! 詳細は近況ボードかTwitterにて
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小説 59 位 / 230,301件 恋愛 44 位 / 66,459件
文字数 258,413 最終更新日 2025.12.03 登録日 2020.10.17
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