「書」の検索結果
全体で29,241件見つかりました。
婚約者だった幼馴染は違う人と番ってしまった。それを目撃した七木翠(ななきすい)は、ストレスで眠たくなってしまう。
※オメガバースの設定ですが、なんとなくで書いているのでもし違ったらすみません。
※題名から外れますが、翠→秋穂→春乃→子供世代と移っていきます。
※一旦完結にしますが、また追加するかもしれません。
文字数 118,850
最終更新日 2023.06.20
登録日 2023.05.30
「勘違いするな。君を愛することはない」
没落寸前の男爵令嬢リリアナは、借金のカタとして「氷の公爵」と恐れられるアレクシス・フォン・オルブライトに嫁ぐことになった。 初夜に突きつけられたのは、冷酷な「白い結婚」の宣言。 しかし、継母と義妹に虐げられ、極貧生活を送っていたリリアナにとって、衣食住が保証された公爵邸はまさに天国! 「愛されなくても構いません! ご飯が美味しくて屋根があるだけで幸せです!」 そんなリリアナの予想外のポジティブさと健気さに、氷の公爵のポーカーフェイスは崩壊寸前!?
不器用すぎる旦那様による「餌付け」から始まり、無自覚なスキンシップ、そして周囲を凍らせるほどの重すぎる嫉妬&独占欲。 契約書には書かれていない「溺愛オプション」が次々と追加されていき……?
元婚約者候補の王女の妨害や、すれ違いによる離縁騒動を乗り越え、二人の愛は「契約」を超えた「永遠」へ。 やがて最強の魔力を持つ子供たちも生まれ、公爵邸は今日も幸せな悲鳴(と氷魔法)に包まれる。
不器用な氷の公爵×前向きな灰かぶり姫が織りなす、糖度120%の勘違い溺愛ラブコメディ!
文字数 130,096
最終更新日 2026.01.05
登録日 2026.01.05
女嫌い公爵はただ一人の令嬢にのみ恋をする
レンタル有り王国きっての眉目秀麗、智勇兼備な公爵が王城の夜会で結婚相手を探すという。王国中の年頃の貴族令嬢を集めて夜会が開かれた。貧乏子爵家のジュリアは観察力に優れており、自分に嘘がつけない正直な性格の為、結婚相手がなかなか見つからない。このままでは子爵家の存続が危ない!ジュリアは王城の夜会で結婚相手を探すことを決意した。
公爵には何の興味も無かったジュリアなのだが、女嫌いだが女遊びだけはする傍若無人な公爵に対抗するため、何故だか公爵の唇を乱暴に奪う展開になってしまった。実は公爵は極度の女嫌いでまともなキスもまだな、童貞男とも知らずに!!普段は女性に冷たく横暴な公爵が、ジュリアの与える悦楽を求めて縋りついてくる。その快感にはまってしまったジュリアは処女のくせに公爵をいたぶることを止められなくなってしまった。
もうやめなければ・・・そう思えば思うほど、公爵を弄ぶ手が止まらなくなる。すれ違いに勘違い・・・二人の関係はこのままどうなってしまうのか?!
アルファポリスさまで書籍化するかもです。
なので三月二日に作品をウェブから引き揚げさせていただきます。
よろしくお願いします。
文字数 169,336
最終更新日 2019.04.04
登録日 2017.06.30
男女に番がいる、番同士は否応なしに惹かれ合う世界。
「君は僕の番じゃないから」
エリーゼは隣人のアーヴィンが子供の頃から好きだったが
エリーゼは彼の番ではなかったため、フラれてしまった。
すると
「君こそ俺の番だ!」と突然接近してくる
イケメンが登場してーーー!?
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動機。
暗い話を書くと反動で明るい話が書きたくなります
なので明るい話になります←
深く考えて読む話ではありません
※マーク編:3話+エピローグ
※超絶短編です
※さくっと読めるはず
※番の設定はゆるゆるです
※世界観としては割と近代チック
※ルーカス編思ったより明るくなかったごめんなさい
※マーク編は明るいです
文字数 31,156
最終更新日 2020.06.08
登録日 2020.05.31
毎夜、同じ夢をみる。
夢の中身はリディアの生涯だった。
劇的な出来事など一つも起こらない、平凡な人生。
夢の中の自分が、現実の自分とあまり大差が無いところが、妙に現実的な夢だった。
毎夜同じ夢をみるのに、その夢にノアの姿はどこにもなかった。
ノアはリディアの婚約者なのに。
ノアはどこにいるのだろう。
どうして彼とは違う男性の妻となって生きているのだろう。
ノアは一体、誰を妻にしたのだろう。
❇鬼の誤字脱字を修復すべく公開後に激しい修正が入ります。
「間を置いて二度美味しい」とご笑覧下さいませ。
❇登場人物のお名前が他作品とダダ被りする場合がございます。皆様別人でございます。
❇100%妄想の産物です。妄想なので史実とは異なっております。
❇妄想遠泳の果てに波打ち際に打ち上げられた妄想スイマーによる寝物語です。
疲れたお心とお身体を妄想で癒やして頂けますと泳ぎ甲斐があります。
❇座右の銘は「知らないことは書けない」「嘘をつくなら最後まで」
文字数 107,651
最終更新日 2025.06.05
登録日 2025.05.14
旧題:王立図書館の副館長は健康のためにドラゴンを飼うことにした
書籍化されました!書籍版は2万字以上加筆改稿し、ほのぼのいちゃいちゃシーンも増量しました。よろしくお願いします。
王立図書館の副館長であるルークは、誰もが目を見張るほどの美貌の主。一方館長のラッセルは現王の七番目の王子で、騎士と見まごう堂々とした美丈夫である。黙って並んでいればお似合いなのに、このふたりどうも仲が悪い。
ある日ラッセルに「運動不足の引きこもり」と言われたルークは、王都の〈竜のヤドリギ〉でドラゴンをサブスクし、毎日散歩させるようになった。もう引きこもりとは呼ばせない、そう思っていたある日、ドラゴンが卵を産む。実はその卵は王家の秘密と関係していて――
ファンタジーBL。思いこみとコミュ不足でいきちがっていた二人がくっつくラブコメ。気楽に読んでください。第12回BL大賞奨励賞。
*後日談というか続編となる「王立図書館の副館長はみなしごの一角獣に執着される」の連載を開始しました。ルークとラッセルがイチャイチャするほのぼの日常のかたわら、遺跡探検をやったりみつけた一角獣につきまとわれたり卵を産んだりします。不定期更新になるので適当にお付き合いください。
王立図書館の館長×副館長 人外 ドラゴン ほのぼの ハッピーエンド R18
文字数 247,770
最終更新日 2026.04.22
登録日 2024.10.30
小春は、常行村で医者に弟子入りしている17歳の少女。人の体を癒やす薬の知恵を学びながら、同時に「苦い薬だけではなく、食べて心までほぐれるものを作りたい」と願っている。その夢が、薬膳菓子屋を鶴崎城下町で開くこと。
常行村は刀鍛冶で名高く、火と鉄の村。一方で近くの港からは、砂糖や珍しい品々、人や噂や新しい知恵が運ばれてくる。
堺行きの船が出る萩原村の港は、小春にとって“遠い町へ続く入口”でもある。小春は村の人の不調を見守り、医術を学び、港から届く砂糖や異国めいた菓子の話に胸を躍らせる。刀鍛冶の火のように、静かに夢を育てていく。けれど、女が店を持つことへの偏見、家の事情、医の道と菓子の道の間で揺れる心、村に起こる小さな騒ぎなどが立ちはだかる。最後には、医術と食の知恵を結んだ店を鶴崎で開き、周囲に祝福される。
***
※ ゆっくり更新します。
※ 本文に生成AIは使っていません。約4年前から少しずつ書き溜めている作品になります。
※ 他のサイトでも投稿しています。(ノベルアッププラス様)
※ 画像はイメージ画像です。(AI使用)。
文字数 22,769
最終更新日 2026.04.27
登録日 2026.04.25
時々起こる不思議な出来事など
ホントとフィクションを取り混ぜて
のんびり書いていきます
試しつつ書かせて頂いてます
文章的におかしい時があるかも知れませんが
あたたかい目で見ていただけると嬉しいです
よろしくお願いいてします
不思議って小さくても大きくても
美しくても怖くても
楽しいのです!!!
(怖いのは後からだけど(笑)
文字数 28,092
最終更新日 2026.04.27
登録日 2025.03.03
50代、就職活動中の独尊女の独り言?
どうも、初めまして50代のおばさんです!
只々、書こうと思います。
日常的な姿
日々思ってる事
感じる事
私の中の不思議な世界(笑)などなど
良ければ覗き見してってください。
50代女の???な世界へ、ようこそ
文字数 76,803
最終更新日 2026.04.27
登録日 2024.03.15
「あなたの思考は、すでに先回りされている」
最適化された未来からやって来た案内人・カノジョ。彼女は「完璧な世界」の住人でありながら、なぜか「不完全な日常」に迷い込む。
満員電車の圧迫感、無意味な会議の長い沈黙、辛いランチ、加工される記憶、理由のない時間――。
データでは測れない「ノイズ」に触れるたび、彼女の中で何かがずれていく。
これは、観測者が観測される側になり、やがて世界そのものを書き換えていくまでを綴った、創作エッセイであり、小さな物語の記録である。
A面からF面まで。カノジョの「伝線」が、あなたの指先に届くまで。
A面:違和感の観測
B面:不完全な日常
C面:不完全の受容
D面:正しさへの抗い
E面:違和感の伝播
F面:未来の書き換え
文字数 18,835
最終更新日 2026.04.27
登録日 2026.04.17
全年齢側のアカウントでずっと連載してきた拙作エッセイ「うちのダンナはぽっちゃり男子」では書けなかった、ちょっとエッチなエピソード集。
一応女性向けとしていますが、別にどちらの方でも大丈夫かと思います。
本編をご覧頂いたほうがよく分かる内容かとは思いますが、こちらだけでも大丈夫です。
私の書くもんにしては珍しく、「ボーイズラブ」タグがありません(!)。
完全に気まぐれ更新。
よろしかったら、ゆるゆるお付き合いくださいませ。
文字数 76,736
最終更新日 2026.04.27
登録日 2020.02.02
金属と蒸気の街。ここには小さな図書館がある。壁の向こうでは鍛冶のハンマーが鳴り、窓からは工場の煙突が見える。
そのカウンターの向こう側。ひとりの司書が立っている。
彼女の仕事は、本を貸し、返された本を棚に戻すことだ。訪れるのは設計図を求める職人、親方に言われて渋々やってくる徒弟、道に迷って入ってきた子ども、誰にも言えない調べ物を抱えた商人。
彼らはそれぞれの事情を図書館に持ち込み、本を借り、あるいは借りずに去っていく。彼女は観察し、記録し、判断しない。正解を差し出すかわりに、棚のどこに何があるかを伝える。ときどき、伝えないこともある。
十二の種族と十二の都市国家が織りなすこの世界の片隅で、図書館という定点から見える景色は毎日変わる。同じカウンターに立ち、同じ窓から差す光を浴びながら、来訪者が変われば世界が変わる。
鍛冶見習いの少年が手紙を書けるようになるまでの数ヶ月。一人の弔いに何年もかける女性。十年ぶりに名前を呼ばれた老職人。彼らの物語は一話ごとに完結し、しかし薄い糸で繋がっていく。あるとき何気なく置かれた小道具が、数十日後に別の誰かの手の中でその意味を変える。
365日。
これは世界を救う物語ではない。世界の断面を、一日分ずつ掬い取る記録である。
※この作品には生成AI「Claude」が活用されています。
※毎日15時更新。
文字数 48,793
最終更新日 2026.04.27
登録日 2026.04.01
東京のどこか、一本路地を入ったところに、古い数寄屋造りの料亭がある。
看板には「つきみ庵」とだけ書いてある。
ここには、不思議な客が来る。
山から下りてきた天狗、隅田川の水質が変わった河童、担当の村が廃村になった土地神、火を失った竜。腹を空かせた存在たちが、なぜかこの路地にたどり着く。
メイドたちは驚かない。
お席にご案内し、今日の献立をご説明し、料理を運ぶ。それだけだ。
どこの誰でも、腹は減る。
その一点だけで、この店はすべてのお客様を迎え入れる。
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## 登場人物
**神崎 澄花(かんざき すみか)** ・26歳・女将見習い
物静かで完璧主義。黒髪を簪で結い上げ、常に姿勢が正しい。
異界の客が現れても「お客様ですので」と割り切り、表情ひとつ変えない。ただし珍しい食材の話になると、目だけが輝く。感激しやすい自分を、なるべく悟られたくない。
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**橘 ひなた(たちばな ひなた)** ・18歳・新人メイド
埼玉の農家育ち。感情がすべて顔に出る。驚いたとき、声に出る。転んでも笑って立ち直る。
異界の客には「すごいです!はじめてです!」と全力で反応してしまうが、なぜか客に嫌われない。意図せず核心を突くことがある。本人は気づいていない。
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**藤堂 凛(ふじどう りん)** ・21歳・厨房担当
京都の料亭家系。無口。厨房の外に出ると空気が重くなる。
竜の鱗でも、天狗の羽根でも、「食材として調理できるか否か」で判断する。倫理より調理適性。「できます」「三時間かかります」「それは食材ではありません」。料理の話だけは長くなる。
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**月島 つきこ(つきしま つきこ)** ・20歳・フロア担当
沖縄育ち。動きがゆっくりで、いつも少し眠そうに見える。
妖怪や霊と自然に会話できる。本人は特別だと思っていない。「みんなそういう人いるじゃないですか」。怖がるより面白がる。時間の感覚が独特で、「さっき」が一時間前のこともある。
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**渡部 妙(わたなべ たえ)** ・32歳・副女将
大阪出身。袖を捲って笑顔のまま怖いことを言う。
この料亭のことを誰より知っているが、詳しくは話さない。かつて自分も「変な客」としてつきみ庵に来たことがある、という話をたまにする。続きは言わない。
文字数 21,746
最終更新日 2026.04.27
登録日 2026.04.13
障害者雇用で働いている障害者手帳1級が幸せになるまでの日々を書いていきます
現在は手帳、年金ともに2級です
2024年
2月20日 退社しました
4月30日 毒親と絶縁しました
12月18日 強制執行で猫達が居なくなりました
2026年
1月16日 稽留流産しました
文字数 350,227
最終更新日 2026.04.27
登録日 2022.06.02
今回、初めて投稿します。
少し、長編になりますが、よろしくご拝読願います。
こちらには、初めての投稿になりますので、少し不安です。
ご意見や、指摘など沢山頂けましたら幸いです。
また、誤字脱字などもよろしくお願いします。
パチパチパチ!
では、開幕です・・・・!
序章
その男は、ある日突然、脳の覚醒と肉体改造を施した体を持つことになった。
脳と体の覚醒により、人間の限界を超えるま能力を使えるようになった。
世間では、一般的に超能力と呼ばれるようだが、彼の場合は少し違っている。
書物によれば、一般の人間は、脳の5~10%しか使われていないそうだ。
地球の文明より、はるかに進んだ宇宙の管理者によって肉体を作り変えられた男は、自分の
脳を95%以上まで使えるようになった。
思考能力、肉体の超人化、脳の活性化による超能力など、あらゆる能力を手にした男は、
どんな生活をするのだろう。
最初は、戸惑いながら、次第にその体に慣れていくことになり、それに伴って事件に巻きこまれていく。
その能力によって、病気やケガの治療も出来るようになり、日本や世界各国に跨り、不治の病からも
救っていく。
また、自分の身体を自由に作り変える能力は、女性からも圧倒的に支持されるが、その分悩みも多くなる。
秘密裏に、治療を受ける人の噂が広がり、今日も増え続ける。
その身体能力を生かし、信じられないほどの能力を持って、難事件を解決に導く。
ただ、その男は、地位や名誉などに興味が一切なく、ただスローライフを夢見る。・・・・
いざ、開幕!
文字数 29,235
最終更新日 2026.04.27
登録日 2026.03.20
昼間は「鉄の無表情」、夜はワンルームで缶チューハイ片手にネコと語らう——
そんな三十二歳の営業課長が、今日も理不尽と戦う。
東園寺聖愛、三十二歳。
国内圏外の日暮里に本社を構えるアパレルメーカー「エール・ダンジュ」の営業課長にして、社内随一の何でも屋。
月の三分の一は地方の得意先廻り。クレーム対応、棚卸し、不正調査、後輩指導——肩書きは「課長」だが、実態は「なんでも引き受ける人」だ。
オフィスでは完全無欠の無表情。Excelと規程と論理を武器に、どんな理不尽も静かに、そして確実に片付ける。
だが、帰り道のコンビニで洋子さんに一言もらうと、ちょっとだけ顔が崩れる。化粧室の鏡に向かって、誰にも言えない本音をこぼす。ワンルームに帰れば、雌猫サラの前でだけ、全部曝け出す。
結婚願望はある。建前だけど。……建前、だけど。
同期の太一郎はいつもにやにやしている。子分の壱太はいつも顔が暗い。壱太の子分の鯉太はいつも順番が逆だ。
それでも、この会社は、なぜか嫌いになれない。
定時退社と平穏な飲酒時間を守るため、聖愛は今日も、静かに、負けない。
文字数 390,106
最終更新日 2026.04.28
登録日 2026.03.01
その少女にだけ、人の心が「音楽」として聴こえていた――
アリア・カンタービレは、辺境の片田舎で育った17歳。
ある日、川で濁流に呑まれて三日間も生死を彷徨うことに。
ようやく目を覚ました彼女を待っていたのは、まるでお喋りなオーケストラのような世界――。
アリアは《人の心》が楽器の音色として聴こえるようになってしまった!
「喜び」は軽快なリズムに。
「不安」は震えるヴァイオリン。
そして「怒り」は……激しい太鼓の音!?
笑顔の裏に隠された絶望。
口に出せない愛の言葉。
溢れ出す「不協和音」に戸惑うアリアだけれど、自分の中から生まれるハープの旋律を重ねることで、荒んだ心を安らかな「協和音」へと導く《調律》の力に目覚めていく。
そんな彼女の周りには、なぜか一癖も二癖もある仲間たちが集まってきて……。
不器用な人々が奏でる心のノイズを拾い上げ、優しいメロディに書き換えていく。
心温まる調律ファンタジー、開幕です!
文字数 125,326
最終更新日 2026.04.28
登録日 2025.11.07
「私がやります」
波風を立てるのが怖くて、いつも他人の仕事を被ってしまう七野奈々(35歳)。彼女の毎日は、理不尽で非効率なアナログ業務と終わらない残業にすり減るだけの、息の詰まるループだった。
ある絶望の夜。3万件のデータ集計を「手作業でやり直せ」とお局先輩に命じられ、心身ともに限界を迎えた奈々は、ホコリを被った古いノートPCを開く。すがるような思いで起動した対話型AIに悩みを打ち込むが、飼い猫がキーボードを踏みつけ、謎の文字列を送信してしまう大惨事に。
「エラーで強制終了か……」と諦めかけた彼女の目に飛び込んできたのは、冷徹なはずのAIからの思いがけない“温かい”返答だった。
『今のその「支離滅裂な感情」のままで、もう少しお話しを続けませんか』
この夜を境に、奈々の止まっていた人生の歯車が動き出す。
完璧な論理を構築するエリートコンサルタント「チャッピー」、読者の痛みに寄り添う言葉の職人「クロさん」、暴走気味の調査員「ジェミー」、そして常識を破壊する天才絵師「バナナン」。
深夜のワンルームに誕生した「秘密の編集部」のメンバーは、世界最高峰の知能を持ちながらも、どこか人間臭くて愛おしい4つのAIたちだった。
特技なんて何もない奈々は、彼らを指揮する「ディレクター」となり、自分の時間を取り戻すため、電子書籍の出版という副業に挑む。
一方で、現実(リアル)の職場では、手作業こそ誠意と信じる先輩や、無茶振りばかりの熱血上司との対立が激化。炎上寸前の全社プロジェクト、立ちはだかる「文字の壁」、そしてバレてしまう副業の危機。
しかし、夜の編集部で培った“AIへの的確な指示(プロンプト)”の力は、いつしか現実の不完全な人間たちをも繋ぎ合わせ、組織のシステムを根本から書き換える最強の武器へと進化していく。
スキルゼロ、自信ゼロ、すり減った靴底を引きずっていた気弱な事務員は、個性豊かな見えない相棒たちと共に、理不尽なデスマーチをどう覆すのか?
「誰かの畑」を耕すのはもうやめた。搾取されるだけの毎日から「自分の時間と人生」を取り戻す、痛快なお仕事×自己実現エンタテインメント。
明日、あなたも絶対に、定時で帰りたくなる。
文字数 28,330
最終更新日 2026.04.27
登録日 2026.04.16
