「二度」の検索結果

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ファンタジー 完結 短編 R15
『おっさんが二度も転移に巻き込まれた件』の前日譚になります。透の過去が少しだけ詳しく書かれています。よろしければ2つ合わせてお読みいただければと。 ※※※小説家になろう様にも同じ内容で投稿しております。※※※
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小説 225,532 位 / 225,532件 ファンタジー 52,283 位 / 52,283件
文字数 8,989 最終更新日 2018.05.25 登録日 2018.05.25
ファンタジー 連載中 長編
幾万年もの太古の昔。 幽世の世界『魔界アルドラマ』は“始まりの魔王”の手によって治められていました。 始まりの魔王はとても凶暴で、アルドラマに住む魔物たちからは『全てを喰らう者』と呼ばれ恐れられていました。それは魔物のたちの生命の源『フラクタル』を食べる事で魔王は 大いなる力と永遠の命を維持していたからなのです。アルドラマはそんな魔王の恐怖に縛られ、諍いは絶えず、国は荒廃していきました。 そんなある日、悠久の時の彼方から、突如3人の賢者がアルドラマに現れ7人の御使たちに力と武器を授けました。そして7人は魔王と戦い封じ込めることに成功します。 魔王が倒れると賢者はもう二度と一人が強大な力を持たぬようにとアルドラマを7つに分け、御使たちにこう伝えました。 『1万年に一度の大祭の年、選挙によって時代の王を決めること』 これが七魔王総選挙の始まりなのでした。
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小説 225,532 位 / 225,532件 ファンタジー 52,283 位 / 52,283件
文字数 59,816 最終更新日 2020.12.20 登録日 2020.11.19
ファンタジー 連載中 長編 R15
 約五か月前、私は15歳になりスキルを授かった。  そのスキルは人を作れるスキルだった。……私は危ないと思った。こんなスキルをもし国や貴族様に知られたら、戦争が起きると思った。だから、私の恋人である人と、家族、親友にしか話していなかった。  最初はスキル至上主義のこの世界でスキルを隠して生きていけるのか不安だった。……でも、そんな不安はすぐに消し飛んだ。  楽しかった。幸せだった。……ただ、その幸せは偽りだった。
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小説 225,532 位 / 225,532件 ファンタジー 52,283 位 / 52,283件
文字数 15,638 最終更新日 2025.11.29 登録日 2024.06.18
青春 連載中 短編
主人公である、岩倉 さとし(高校2年生)に無言電話が何通もかかってきていた。電話に出ても、無言。 彼女が中々出来ず、つまらない人生を過ごしているとある日、学校に遅刻しそうになった。急いで駅に向かうと、1人の女の子(中学生)がさとしを追い抜かしていった。その子の足は速く、ついていけなかった。とても可愛く、俺は一瞬で惚れてしまう。 ある事がきっかけで、俺はその子についていった。だが、その子が向かった場所は学校ではなく、辛い過去だった。 事情を聞くと、彼女は両親を亡くし、今は大学生の兄と暮らしていた。しかし、その兄と喧嘩をして、彼女は家出をした。家出をした彼女は今、ホームレスだった。 名前は奈々。彼女は、俺に告白をしてきた。俺は、人生初の恋だった。 奈々は今は亡き、俺の妹の雪(ゆき)に似ていた。部活も同じ、好きな食べ物も同じ、体重は知らないが、身長も同じぐらいだった。雪はとても人気があった。しかし、陸上部の大会に行ってから、あの笑顔で元気な姿は二度と見ることがなかった。雪は、事件に巻き込まれた。ひき逃げだった。 そして、雪をひき逃げした犯人は井川 武志という男だった。そいつは、両親を事故で亡くし、今は、雪と同い年の妹である奈々が家族だった。さとしは、奈々のお兄ちゃんが雪を殺した犯人だと知って、奈々に怒りをぶつけた。奈々はさとしの部屋を飛びてて、さとしと最初に出会った公園のベンチで雨に濡れながら、座っていた。 そこに、さとしが現れたが、奈々はその冷たい体で倒れ込んでしまった。 そして、そこに1人の女性が現れた。 その彼女はさとしの○○○○だった?!
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小説 225,532 位 / 225,532件 青春 7,910 位 / 7,910件
文字数 13,618 最終更新日 2018.03.28 登録日 2018.03.22
恋愛 連載中 長編 R15
一度目は、、"醜悪令嬢"と呼ばれ、暴虐の限りを尽くしたソランジュ=ベアトリクス。 二度目は、いじめに耐え、孤独に生きた安藤エリ。 ・・・三度目は?? 今度こそ、幸せになることを望んでもいいですか? 戻ってきた世界。一度生きた人生。 やり直してもいいですか? 三度目の人生、一度目と同じソランジュ=ベアトリクスとして、人生をやり直す…! "幸せになりたい!〜三度目の正直〜" の改稿版です! 設定もだいぶ変わっています!! お楽しみいただけたら幸いです。 亀更新です。ご了承ください。
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小説 225,532 位 / 225,532件 恋愛 65,692 位 / 65,692件
文字数 12,187 最終更新日 2020.04.09 登録日 2020.01.27
ライト文芸 完結 短編
一瞬でなくなってしまったそれは二度と戻って来ない。 失ってもそれでも君の元へ…。 切なすぎるのになぜか暖かい物語。
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小説 22,145 位 / 22,145件 ライト文芸 448 位 / 448件
登録日 2018.12.18
ファンタジー 連載中 長編 R15
「ねえねえ、どこいくの?兵舎はこっちだよ?どうして人事課に行く必要があるの?まさかやめるとか言わないよね?ねえ?ねえ?こっち向いてよ。」 黒髪僕っ娘、プロのロボット操縦士で魔法のエース、ハイライト無し、瞳孔ガン開き、力めっちゃ強い。 そんな属性てんこ盛りの彼女に引き留められています……。 [あらすじ] 地球によく似た世界、そこでは魔法と銃による戦争が散発していた。 主人公のカサギ・アリサカは若輩ながらもベテラン達に混じり、日々ロボット操縦士としての役目を全うしていた。 長距離を行軍し、塹壕を掘り、無反動砲を構え、時には生身でシャベルを敵の頭に叩きつける。 そうして労基ガン無視のブラックシフトを乗り越え、ある日の給料日に通帳を覗いてみると……。 「やったー!金が貯まったー!よし!退社するぞー!」 そう、彼の目的はあくまでもスローライフを送るための金稼ぎ。 自身の所属するPMCに人生を捧げるつもりは更々ないのだ。 ……だがしかし、とある存在がそれを許さない。 それは昔からの戦友であるアキ・ナンブ。 彼女は長年の付き合いである彼が自分から離れることを絶対によしとしなかったのだ。 結局カサギはやむなく強行策に出るも、アキの研ぎ澄まされた戦いのスキルによってことごとく辞職を妨害させられてしまった。 しかしそう簡単に夢のスローライフを諦める彼ではない。 すぐに新しい手を考えては実行へ移すのだった……。 この話は主人公が敵と戦いつつ、彼女にバレないようどうにかして秘密裏に逃げようとする物語である。 「え……?除隊……?アタシを置いて……?それはちょっと許せないねぇ……。」 「おいおい、どこへ行く?お前の居場所はここだ。私の隣だ。二度は言わんぞ?」 ……訂正しよう。彼女"達"からだ。 注))タグに『魔法』とありますが、正直オマケ程度でしか出て来ません。メインは鉛弾とナイフとロボットです。
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小説 225,532 位 / 225,532件 ファンタジー 52,283 位 / 52,283件
文字数 9,162 最終更新日 2023.08.08 登録日 2023.07.07
恋愛 完結 短編
侯爵家の令嬢リゼットは、王太子妃候補として王城に上がることになっていた。 美貌、教養、魔力、そのすべてを備えた彼女が重宝される理由はただ一つ。彼女だけが作れる伝説級の秘薬――エリクサーの存在である。 傷を癒やし、病を祓い、肉体の衰えすら遠ざけるその薬は、王家にとって「国そのものを永らえさせる希望」だった。 だがリゼットは知っている。そんな力を差し出した瞬間、自分の人生は終わるのだと。王妃の座は栄誉ではない。王家に飼い殺される檻にすぎない。 そこで彼女は愚鈍で傲慢な悪役令嬢を演じ、婚約者候補である王太子と王妃の失望を買い、ついには辺境への追放処分を勝ち取る。 誰もが没落と笑ったその処分こそ、彼女にとっては望みどおりの自由だった。 最果ての寒村に身を寄せたリゼットは、名を変え、エルフの血を引くから老けにくいのだと村人に説明しながら、小さな診療所を開く。派手な奇跡は起こさない。ただ骨折を治し、熱病を抑え、難産の母子を助け、畑仕事で傷んだ手に薬草を配る。静かな日々。自給自足の暮らし。誰にも利用されない人生。 一方王都では、彼女を追放した代償がゆっくりと広がっていく。 王は病に伏し、王太子は治療法を求め、宮廷はかつて当たり前のように与えられていた奇跡が、二度と戻らぬものだったと知る。だがその頃、リゼットは辺境の村で、誰にも知られぬまま穏やかな百年目の春を迎えていた。
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小説 225,532 位 / 225,532件 恋愛 65,692 位 / 65,692件
文字数 2,691 最終更新日 2026.03.18 登録日 2026.03.18
ホラー 完結 短編 R15
私には、痛みを取り除く力がある。 でも、それは私にとって『呪い』でしかなかった。 何故なら、取り除いた痛みは何十倍にも跳ね上がり、周囲にいる無関係な誰かに襲いかかってしまうから。 もう二度と、この能力は使わない。そう、誓っていたのに── 高校一年の春。 長い黒髪で顔の青痣を隠す同級生、怜子と出会う。 その痛々しい姿に胸が痛み、放っておけなかった私は、周囲に誰もいない事を確認し、痛みを取り除く呪文を唱えてしまう。 「『痛いの痛いの、飛んでいけ』」 この出来事が、惨劇の始まりになるとも知らずに──
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小説 225,532 位 / 225,532件 ホラー 8,307 位 / 8,307件
文字数 4,873 最終更新日 2026.06.06 登録日 2026.06.06
キャラ文芸 完結 短編 R15
 表題通り、大枠で合ってます。  ――何処が⁉︎(笑)  ある意味と言うか、色々違う意味でホラー。  作風に抑圧された筆者が、ギャグニウム補填と言う崇高な目的の為に晒している、筆者による筆者の為の筆者的気分転換な内容がないよう〜な怪文書、みたいな?  ふう。  そこ、笑ちゃうトコね。(-.-;)y-~~~  そして原則、全編ギャグです。  そして原則、全編ギャグなんです!  大事なことなので、二度記しておきます。  ま、サラっと読み捨てて下さい。(笑)  ふう。ここも、笑うトコね。(-.-;)y-~~~
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小説 225,532 位 / 225,532件 キャラ文芸 5,588 位 / 5,588件
文字数 19,889 最終更新日 2020.09.24 登録日 2020.06.01
恋愛 完結 長編 R15
卯月 薫、30歳。 仕事の出来すぎる女。 大食いで大酒飲みでヘビースモーカー。 女としての自信、全くなし。 過去の社内恋愛の苦い経験から、 もう二度と恋愛はしないと決めている。 そんな薫に近付く、同期の笠松 志信。 志信に惹かれて行く気持ちを否定して 『同期以上の事は期待しないで』と 志信を突き放す薫の前に、 かつての恋人・浩樹が現れて……。 こんな社内恋愛は、アリですか?
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小説 225,532 位 / 225,532件 恋愛 65,692 位 / 65,692件
文字数 103,425 最終更新日 2021.03.18 登録日 2021.01.22
ファンタジー 連載中 長編 R15
ゲーム「kill monster」を一ヶ月で完全にクリアしてしまった主人公コースケはゲームをリセットしてもう一度「kill monster」を始めたのだが、今度はmobのスライムになってしまった!しかも何故かステータス全てカンスト済み。 こんなんmobでも無双じゃねえかよ!
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小説 225,532 位 / 225,532件 ファンタジー 52,283 位 / 52,283件
文字数 27,505 最終更新日 2018.09.02 登録日 2018.09.01
SF 連載中 長編
 ---時は、超☆絶なる未来!  軍事大学を退屈に過ごしつつも悠々と首席卒業した『伊吹 麗奈』  世界有数の大富豪の唯一人の娘である 〈自称:大人の女性〉『夏目 塁』  二人は何時かの夜に出逢い唯一無二の親友となる  世界には厭世が溢れている  何よりも純真で何よりも無垢なる彼女らの心に突き立てる《現実》の狂刃は、遂に彼女らに【厭世】を与えるに十分と相成りて襲い来る  これは、【厭世】を知りながら否定し《新世界》を遊び尽くす物語  不思議な生物!悪意と破綻した思想とも呼ばれぬ狂気を孕んだ脅威達!  時に豪快に!時に適当に!! 全力で"無駄"を楽しむ物語!!!  求めるは勝利と退屈凌ぎの享楽!  例えゲームであったとしても現実より愉しいのだから!    第一部  何時もの戯れに超☆絶な技術で製作された、あまりに巨大な【大富豪専用】ゲーム機が鎮座する大広間  それは並のシェルターとは比べるべくもない居住性と引き換えに圧倒的生命保護能力を有する通称は【鋼鉄の柩】と呼称される究極の戯れのその一つ  ゲームにログインした二人はとある広場にて二度目の出逢いを果たす  謎の女性《Cat's eye》とのフレンド登録や、這いずる熊の如く毛むくじゃらな怪物が突如襲撃を開始するなど続々と発生するイベントにハプニング!  血走る花弁を咲かせる蔦が人間を殺し、怖気の走る姿形へと作り替え人を襲い来る  ありとあらゆる手段でもって人類を根絶やしにせんとばかりに  運命的か奇跡的かは定かでないが巨大な蜂に追われる中途に再開を果す二人はある山奥の村落へ脚を運び......? 第二部  落ち延びた二人組はとある村落へと脚を運んでいた  そこでは異常な営みが発展していたのだが......
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小説 225,532 位 / 225,532件 SF 6,630 位 / 6,630件
文字数 26,652 最終更新日 2021.12.21 登録日 2021.12.10
現代文学 連載中 短編
朝、目が覚めた。 いつもと同じ日常が始まる。 嬉しくもないが、悲しくもない。 エアコンをつけて、二度寝する。 俺は夢の世界に入った。 過去の自分についての夢だった。
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小説 225,532 位 / 225,532件 現代文学 9,480 位 / 9,480件
文字数 809 最終更新日 2020.01.19 登録日 2020.01.14
ファンタジー 連載中 長編 R15
佐中タマキはニ度死んだ。一度目はクルマに撥ねられて。二度目は撥ねられた先の異世界で。 そんな彼女の次の生は、死霊術師による召喚から始まった。 平穏を諦めた女の子の話。
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小説 225,532 位 / 225,532件 ファンタジー 52,283 位 / 52,283件
文字数 12,656 最終更新日 2021.06.04 登録日 2021.06.02
ミステリー 連載中 長編
人とは二度死ぬものである。 一度目は肉体の死。 肉体が死ぬと、魂は冥府へと向かう。 二度目は魂の死。 魂が死ぬと完全に消滅し、転生は出来ない。 この物語は、冥府探偵である零時 時人が、 一人の助手とストーカーを引き連れ、 事件を紐解いていく物語である。
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小説 225,532 位 / 225,532件 ミステリー 5,314 位 / 5,314件
文字数 143,727 最終更新日 2026.04.19 登録日 2019.11.05
恋愛 連載中 長編 R18
幸せな結婚を夢見る制作部女子(27)&二度と結婚したくないバツイチ営業部長(40)の、恋の攻防戦とゆるいサクセスストーリー。
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小説 22,145 位 / 22,145件 恋愛 5,108 位 / 5,108件
登録日 2011.04.03
恋愛 連載中 長編 R15
 昔、ある世界に子供がいた。その子供はまわりに愛されてすくすくと成長していった。  そんななか、一人の少女が消えて、すぐに現れた。まわりは、それをおかしいとは思わない。一人の少女が消えたはずなのに…  初めからいなかったように扱ったのだ。初めからそうだったように扱ったのだ。  その少女でさえ…  また、少女が消えた。今度は、もう二度と戻らない…          ※見切り発車です。ご注意ください。
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小説 225,532 位 / 225,532件 恋愛 65,692 位 / 65,692件
文字数 14,096 最終更新日 2019.12.10 登録日 2019.08.02
SF 連載中 短編
 停滞していた科学は超越者の出現によって急速に発展し、人々は空を飛び回っていた。さらに人智は臨界点へと到達。科学は超科学へ、そして超科学は魔法へと進化し世界はその現実味を失い、ファンタジーと混ざり合った。  これは一癖ある普通の人間な主人公が、魔法と超科学に翻弄されながらも駆け抜けた革命の物語である。 しかし、本人にその気は一切ない!  要望が多かったら続き書きます。
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小説 225,532 位 / 225,532件 SF 6,630 位 / 6,630件
文字数 5,629 最終更新日 2021.12.17 登録日 2021.12.17
大衆娯楽 連載中 短編
防犯カメラの設置作業の息抜き中、何とも珍しい光景に出会った。 便所に設置された黒いスピーカーから雅楽が奏でられている。 振り向けば、道路を跨いで鳥居、その向こうの地獄の石段を老若男女が登る。 直線。立石寺の約五分の一程の段数でも気を抜けない。 脚と肺の苦痛が参拝者を襲っても、赤錆に塗れた手摺り付きの欠けた石段に一度踏み入れば、周囲の目と背後の開放感に圧倒される。 万が一に怯えながら頂上の平地に到達しても安心や達成感など湧き上がらない。 「二度と登らない」と白茶色の土に吐き出した直情は、顔を上げた瞬間乾燥する。 まだある。その先が隋神門。その先の道を歩んで漸く漆塗りの本殿へと辿り着くが、その時には既に真面な顔にはなっていない。帰る時の事を思えば尚更。 迂回する道は葛折の山道と東参道、駐車場に繋がる比較的楽な坂道があるが、後者らは表参道からは遠く、其方から訪れた者には忌避感を誘う。 死ぬ予定は無い。 今回は迂回して葛折の山道から本殿へ向かう。 緑灰茶の三色の世界に飛び込むと、鳩が岩に石を積んでいた。 豆を与えると翼を広げて、灰と茶の地面に散らばった豆に飛び込む。拍子に積んだ石を崩した。無数の軽い音に驚き、少し項垂れると散った石を再び積み始めた。 再度豆を放る。無限ループ。飽きた。 項垂れる鳩を横目にその場を去った。 七曲と言っても一桁と油断すれば損をする。そんな坂を越えて神社へと続く二つの鳥居と賑わいを目に安心を得る。 茶屋がある。 窓の張り紙に甘酒が下町の酒屋産の米麹で造られていると記述されている。 揚げ餅と甘酒を頼むと、馬が高い声で鳴いた。 薄紙に包まれた揚げ餅と紙コップに注がれた甘酒を乗せた黒い盆を受け取り、木製の長椅子に腰を落とす。 缶の甘酒は舌触りが水っぽく、糖分の主張が強くジュースに近いが本場の甘酒は如何に。 米の香りが鼻腔を通る。水っぽさは無く甘味は薄い。この様な味を世では上品と呼ぶのだろう。胃がぐわぁっと温まる感触が心地良い。 抱擁感のある熱と喉越しに美味いと何度も呟く。 次は揚げ餅。自宅の醤油とは明らかに違うこの抱擁感のある甘い香りは宛ら香水で永遠に嗅いでいたい。 しかし咀嚼する程、舌と胃が不快感を得た。食感と海苔の味は悪くないが、油濃さが辛い。 ともあれ神社で食べる事で味の評価も擁護される。情報を調味料にするのも案外楽しい。 突然鋭い雨粒に撃たれた。歯磨き粉臭にペトリコールと鉄が混じる。寒い。 早急に帰宅すれば早々に固定電話から「森の熊さん」が流れた。 寒い。ストーブの電源を入れる。 画面に発信者の名は無い。番号も無い。受話器を取らずにいると留守番電話に変わり、待機中の音楽が流れた。 寒い。 窓が割れた。今更ストーブが低い音を出した。全く、どうかしている。 寒い。焦るのは私の方だ。暑い。
24h.ポイント 0pt
小説 225,532 位 / 225,532件 大衆娯楽 6,029 位 / 6,029件
文字数 14,377 最終更新日 2025.04.25 登録日 2025.04.25
2,200 4950515253