「花」の検索結果
全体で13,585件見つかりました。
「愛情は一切不要。これはあくまでも契約だ」
そのはずだった——。
没落寸前の伯爵家を救うため、冷血と恐れられるクロイツ公爵との契約結婚を受け入れた私、リーナ。
三年間だけ妻を演じれば、家族が救われる。
それだけのはずだった。
なのに。
文字数 76,880
最終更新日 2026.03.08
登録日 2026.03.02
・注意 このお話は美しくも残酷な世界に花嫁(仮)として召喚されたようです、の第二部となっております。
こちらからは執着溺愛の家族達を相手にR18が含まれますので、自己責任で読書をよろしくお願いします。
イチャえちには※を、さらなるイチャイチャえちえちには※※を付けていますのでご確認ください。
ここは異世界。呪いや魔術、対価を必要とすることがこの世界の基盤となる美しくも残酷な日常が当然のようにある世界である。
様々な現象が襲いかかり、それに対応することがこの世界での必要不可欠なスキル。
その世界に紛れ込むのは移民の民と呼ばれる異世界人だった。
人外者によって呼び出され、伴侶とされる移民の民には決して住み良い世界ではなかった。
様々な種族や呪い、魔術が混在する不思議な世界をあなたも。
文字数 448,659
最終更新日 2026.03.23
登録日 2025.03.10
【第13回ネット小説大賞、小説部門・入賞!】
マッグガーデン様より、書籍化決定です!
異世界との貿易で資金を稼ぎつつ、孤児の獣耳幼女たちをお世話して幸せに! 非日常ほのぼのライフの開幕!
パワハラに耐えかねて会社を辞め、独り身の気楽な無職生活を満喫していた伊海朔太郎。
だが、凪のような日常は驚きとともに終わりを告げた。
ある日、買い物から帰宅すると――頭に猫耳を生やした幼女が、リビングにぽつんと佇んでいた。
その後、猫耳幼女の小さな手に引かれるまま、朔太郎は自宅に現れた謎の地下通路へと足を踏み入れる。そして通路を抜けた先に待ち受けていたのは、古い時代の西洋を彷彿させる『異世界』の光景だった。
さらに、たどり着いた場所にも獣耳を生やした別の二人の幼女がいて、誰かの助けを必要としていた。朔太郎は迷わず、大人としての責任を果たすと決意する――それをキッカケに、日本と異世界を行き来する不思議な生活がスタートする。
最初に出会った三人の獣耳幼女たちとのお世話生活を中心に、異世界貿易を足掛かりに富を築く。様々な出会いと経験を重ねた朔太郎たちは、いつしか両世界で一目置かれる存在へと成り上がっていくのだった。
※まったり進行です。
文字数 295,341
最終更新日 2026.04.21
登録日 2025.06.04
公爵カルロスの後妻として嫁いだシャルロットは、
結婚初日から気づいていた。
夫は優しい。
礼儀正しく、決して冷たくはない。
けれど──どこか遠い。
夜会で向けられる微笑みの奥には、
亡き前妻エリザベラの影が静かに揺れていた。
社交界は囁く。
「公爵さまは、今も前妻を想っているのだわ」
「後妻は所詮、影の夫人よ」
その言葉に胸が痛む。
けれどシャルロットは自分に言い聞かせた。
──これは政略婚。
愛を求めてはいけない、と。
そんなある日、彼女はカルロスの書斎で
“あり得ない手紙”を見つけてしまう。
『愛しいカルロスへ。
私は必ずあなたのもとへ戻るわ。
エリザベラ』
……前妻は、本当に死んだのだろうか?
噂、沈黙、誤解、そして夫の隠す真実。
揺れ動く心のまま、シャルロットは
“ガラスの花嫁”のように繊細にひび割れていく。
しかし、前妻の影が完全に姿を現したとき、
カルロスの静かな愛がようやく溢れ出す。
「影なんて、最初からいない。
見ていたのは……ずっと君だけだった」
消えた指輪、隠された手紙、閉ざされた書庫──
すべての謎が解けたとき、
影に怯えていた花嫁は光を手に入れる。
切なく、美しく、そして必ず幸せになる後妻ロマンス。
愛に触れたとき、ガラスは光へと変わる
文字数 86,143
最終更新日 2025.12.07
登録日 2025.11.16
メリルはアジュール王国侯爵家の長女。幼いころから妖精の声が聞こえるということで、家族から気味悪がられ、屋敷から出ずにひっそりと暮らしていた。しかし、花の妖精の異名を持つ美しい妹アネッサが王太子と婚約したことで、両親はメリルを一族の恥と思い、人知れず殺そうとした。
妖精たちの助けで屋敷を出たメリルは、時間の止まったような不思議な森の奥の一軒家で暮らす魔術師のアルヴィンと出会い、一緒に暮らすことになった。
文字数 74,003
最終更新日 2020.08.20
登録日 2020.07.16
───私は美しい姉と間違って求婚されて花嫁となりました。
美しく華やかな姉の影となり、誰からも愛されずに生きて来た伯爵令嬢のルチア。
そんなルチアの元に、社交界でも話題の次期公爵、ユリウスから求婚の手紙が届く。
それは、これまで用意された縁談が全て流れてしまっていた“ルチア”に届いた初めての求婚の手紙だった!
更に相手は超大物!
この機会を逃してなるものかと父親は結婚を即快諾し、あれよあれよとルチアは彼の元に嫁ぐ事に。
しかし……
「……君は誰だ?」
嫁ぎ先で初めて顔を合わせたユリウスに開口一番にそう言われてしまったルチア。
旦那様となったユリウスが結婚相手に望んでいたのは、
実はルチアではなく美しくも華やかな姉……リデルだった───
文字数 101,569
最終更新日 2022.12.07
登録日 2022.11.21
寡黙な天才写真家 × 強気な黒髪美人の売り専。添い寝から始まる救済溺愛BL
鶯谷の派遣型売り専で働くボーイ、茉白桜(20)。女と見紛うほどの美貌と強気な性格で店のナンバーワンを誇る桜は、ある日、不思議な客と出会う。
人気写真家の真柴睦月(27)。
有名女優の撮影も手がける寡黙な天才写真家でありながら、彼が桜に求めたのは性的サービスではなく──ただ隣で眠ることだった。
重度の不眠症に悩む真柴は、なぜか桜と添い寝をした時だけ安らかに眠れるという。
奇妙な関係のまま何度か会ううちに、桜は次第に真柴に興味を抱き始める。しかしある日、桜は常連客から暴行を受けてしまう。
傷ついた桜を見た真柴は静かに言った。
「俺が桜を買う。俺の抱き枕になって、隣で眠ってくれ」
売り専を辞め、真柴の家で“専属抱き枕兼ハウスキーパー”として暮らすことになった桜。
寡黙で感情を表に出さない真柴。それでも彼の優しさは、どこまでも静かで、どこまでも深かった。
やがて桜は気づいてしまう。真柴もまた、誰にも言えない過去を抱えて生きていることに。
孤独な写真家と、愛を知らない売り専。
互いの傷に触れながら、二人の距離は少しずつ近づいていく。
そしていつしか桜は、真柴が追い求める“たった一人の被写体”になっていく──。
添い寝から始まる、救済と溺愛のセラピーBL。
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2026/3/7タイトル変更のお知らせ
旧タイトル
「高嶺の花の飼い主をすやすやさせる仕事をする俺は専属抱き枕」
▶︎ 新タイトル
『売り専の俺、眠れない写真家に“抱き枕”として買われました』
変更しました!今後はこちらのタイトルでよろしくお願いします。
※この作品はフィクションです。
※受けがクソ客に傷つけられる描写あり。※行為を含むページには「R18」を記載
文字数 138,297
最終更新日 2026.04.23
登録日 2025.05.11
人の中には、生まれながらにして霊力を備えている者がいる。それは古の鬼の血を引くためとも伝えられ、そういった者たちは鬼人と呼ばれている。
鬼人の中でも高貴なる者たちは鬼族とも言い、稜穂帝国はその鬼族によって統治されていた。
そんななか、没落商家の娘、藤澤百花(16歳)は競売にかけられ、それを金貨百万枚という大金で買ったのは、帝国六家のうちの暁陽家の若き当主、新樹。彼は百花より3歳も年下で、華奢な体躯の少年だった。
新樹はどうしても百花を手に入れる必要があったのだ。
それから二年、暁陽家で女中として働いていた百花は18歳になっていた――。
※某サイトの短編コン用の作品です。
文字数 30,894
最終更新日 2026.03.07
登録日 2026.03.03
愛されない花嫁は初夜を一人で過ごす
レンタル有り「俺はお前を妻と思わないし愛する事もない」
夫となったバジルはそう言って部屋を出て行った。妻となったアルビナは、初夜を一人で過ごすこととなる。
後に夫から聞かされた衝撃の事実。
アルビナは夫への復讐に、静かに心を燃やすのだった。
※シリアスです。
※ざまあが行き過ぎ・過剰だといったご意見を頂戴しております。年齢制限は設定しておりませんが、お読みになる場合は自己責任でお願い致します。
文字数 135,595
最終更新日 2023.11.01
登録日 2022.01.18
目覚めたら、乙女ゲーの中にいた花奏。
守護神と呼ばれる狐耳の青藍は、花奏の話を聞いてくれるヘルプ役。彼の助けをもらい、どうにか乙女ゲーを脱出したい。目指すは卒業! 攻略対象には関わらないぞ!
そう思っていたのだが、キャラの色は赤白黒緑、ピンクと、青藍、もしかして、あなたも攻略対象なの??
魔法を学べば、fireなどの単純英語。教科書は途中から白紙。もしかしてこの乙女ゲー、ベータ版?
バグが多すぎて、脱出できるのか不安になる。乙女ゲーってリスポーンするんだっけ?
命の危険なんてないって言ったの誰!?
この乙女ゲー、危険しかないんだけれど!!
文字数 46,245
最終更新日 2026.04.24
登録日 2026.04.18
自分を物語の主役だと思い込んでいる夢見がちな妹、アンジェラの社交界デビューの日。
私伯爵令嬢エレオノーラはなぜか婚約者のギースに絶縁宣言をされていた。
場所は舞踏会場、周囲が困惑する中芝居がかった喋りでギースはどんどん墓穴を掘っていく。
氷の女である私より花の妖精のようなアンジェラと永遠の愛を誓いたいと。
そして肝心のアンジェラはうっとりと得意げな顔をしていた。まるで王子に愛を誓われる姫君のように。
私が冷たいのではなく二人の脳みそが茹っているだけでは?
婚約破棄は承ります。但し、今夜の主役は奪わせて貰うわよアンジェラ。
文字数 5,810
最終更新日 2020.09.07
登録日 2020.09.07
幼い頃から清純であり続けた「涼子様」を凌辱し、新たな官能に導くストーリー。
美しく清楚な令嬢を犯し、調教する。
黒い鎖付きの首輪をカチャカチャと鳴らせ、四つ足で「御主人様」にオネダリさせる。
山岡はそんな妄想「凌辱のストーリー」を企てていた。
地元政財界の大物の孫娘。
白石涼子は幼い頃から厳しく躾けられ、身についた気品と美貌で周囲から「涼子様」と呼ばれ、羨望のまなざしを受けていた。
アメリカ留学で知り合った、イケメンエリートの新妻となり地元の豪邸に住んでいる。
その「涼子様」をメス犬に堕としめる物語(ストーリー)とは・・・?
あなたも「御主人様」になって、美しい令嬢を調教してみませんか?
【登場人物紹介】
①白石 涼子(しらいし りょうこ)
年齢:26歳
身長:162㎝
体重:48kg
スリーサイズ:B92・W58・H80
気品に満ちた令嬢。
結婚はしているが、若々しい容姿と抜群のプロポーションが欲情を誘う。
幼い頃から元軍人である祖父から厳しい躾を受け、上品に振舞うことを意識させられていた。
人々は彼女のことを「涼子様」と憧れる。
②立花 理恵(たちばな りえ)
年齢:20歳
身長:148㎝
体重:43kg
スリーサイズ:B83・W52・H78
幼さが残る大学二年生。
涼子に憧れ「市民サークル」に参加する。
③山岡 啓造(やまおか けいぞう)
年齢:44歳
身長:172㎝
体重:75kg
筋肉質だが腹の突き出た脂ぎった中年。
涼子が最も嫌悪するタイプの男。
県会議員を何期も連続当選しているが、資産が多いことに疑惑が持たれる。
涼子をものにしようと密かに狙っている。
④田代 勝(たしろ まさる)
年齢:28歳
身長:176㎝
体重:65kg
山岡の秘書兼運転手。
茶髪のイメージ通りにチャラい男。
世の中全てに恨みを持つようなクズな人生を送っている。
山岡に仕えながらも見返すことを夢見ている。
文字数 45,318
最終更新日 2026.04.24
登録日 2026.04.10
現代地球の各所に突如ダンジョンが現れてから三年。最初こそ各国とも政府や軍が率先してこれらを調査していたが、あまりの数の多さに対応が間に合わず、民間どころか個人単位での調査が始まる始末。
そんな中、個人調査隊が記録と称してネット動画配信サービスにダンジョン内での出来事の動画をアップし始めたことをきっかけに、ダンジョン配信と言うジャンルが確立。多くの配信者がダンジョンを目指す次第となった。
そんなダンジョン配信には目もくれず、日々心霊スポット巡り系配信を行っていた俺――宮村孝志は、ある日トイレの花子さんが出るという廃校に撮影に出かける。何やかんやあって花子さんの撮影には成功したものの、彼女にはある悩みがあって……。
聞けば、最近の人間はみんなダンジョン配信に夢中で、心霊現象や怪異といった存在を忘れかけていると言う。このままでは噂頼りの自分達は存在出来ないと嘆く花子さんのために、俺は一念発起。ダンジョン配信のせいで怪異が忘れられてしまうと言うのなら、逆にダンジョン配信をすることで怪異を盛り立ててしまえばいいのではないか。
そんなこんなで、手近な低難度ダンジョンから花子さんと一緒にダンジョン配信を始めたら、何故か花子さんがエロい目に遭い始めて……。
その後もダンジョン配信を続けている内にインフルエンサーをやっているという八尺様や、ダンジョンを散歩道にしているターボばあちゃんまで仲間に加わって大騒ぎ。
何故かダンジョンでラッキースケベを披露する花子さんと、インフルエンサーとしてチャンネルを布教してくれる八尺様。そして面倒見のいいターボばあちゃんとともに、迷惑配信者を退治したり、ちょっと難易度の高いダンジョンに立ち向かってみたり。
途中、何故か花子さん、八尺様、ターボばあちゃんの怪異としての能力を使えるようになってしまい、八尺様のインフルエンサーとしての知名度も相まって大バズり。花子さん曰く、それは俺が極端な霊媒体質だからだそうだが、それはともかく。他のダンジョン配信者にはない『怪異化』と名付けられたこの能力を得た俺は、多くのリスナーの期待を背負い、今日も怪異女子たちとともにダンジョンに潜る。
文字数 44,739
最終更新日 2026.04.24
登録日 2026.04.18
王家の命で王太子と婚約したペネロペ。しかしそれは不幸な婚約と言う他なく、最終的にペネロペは冤罪で処刑される。彼女の処刑後の話と、転生後の話。カクヨム様でも投稿しています。
文字数 13,809
最終更新日 2024.03.27
登録日 2024.03.27
「お前は私に相応しくない。婚約を破棄する」
花嫁修業中の伯爵令嬢のユリアは突然、相応しくないとして婚約者の侯爵令息であるレイモンドに捨てられた。それを聞いた彼女の父親も家族もユリアを必要なしとして捨て去る。
途方に暮れたユリアだったが彼女にはとても大きな味方がおり……。
文字数 8,661
最終更新日 2022.10.16
登録日 2022.10.15
「お願いです。文通から始めてもらえませんか?」
二十年以上会話もなかった夫――この国の王が、ある日突然そう言ってきた。
第一王妃マリアは、公爵家出身の正妃。だが夫はかつて、寵愛する第三王妃の話のみを信じ、彼女を殴ったことがある。その事件が原因で、マリアは男性恐怖症が悪化して、夫と二人きりでは会話すらできなくなっていた。
それから二十年。
第三王妃はとある事故で亡くなり、夫は反省したらしい。だからといって――今さら夫婦関係をやり直したいと言われても遅すぎる。
なのに王は諦めない。毎日の手紙。花を一輪。夜食の差し入れ。
不器用すぎる求愛に振り回されるうち、マリアの中で止まっていた感情が少しずつ動き始める。
これは、冷えきった政略夫婦が「文通」からやり直す恋の話。
※本作は「存在されていないことにされていた管理ギフトの少女王宮で真の家族に出会う」のスピンオフですが、単体で読めます。
文字数 12,460
最終更新日 2026.02.28
登録日 2026.02.28
※この作品は「地獄行きは確定、に加え」の続編 兼 番外編になります
https://www.alphapolis.co.jp/novel/731154657/183629817
完結タグの関係で、新作として投稿することをお許しください……(ノД`)・゜・。
〇前回までの雑なあらすじ
地獄に落とされた霧谷聡一朗は、地獄の王である獄主の花嫁候補に選ばれてしまう。
34歳というおじさんの身でありながら候補になってしまった為、「ないない」と地獄ライフを満喫していたところ、ひょんな事から獄主に溺愛されてしまって、さぁ大変!
そのうち聡一朗自身も獄主の献身に心寄せていき、晴れてゴールイン!
しかし2人には乗り越えなければいけない壁が、まだありそうで……?
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前作のあらすじはこちら ↓↓↓
地獄の長である獄主に、何故か溺愛されてしまった34歳おっさんのお話
死んで地獄に行きついた霧谷聡一朗(34)は、地獄の長である獄主の花嫁候補に選ばれてしまう
候補に選ばれる条件は一つ「罪深いこと」
候補者10人全員が極悪人の中、聡一朗だけは罪の匂いがしないと獄主から見放されてしまう
見放されたことを良いことに、聡一朗は滅多に味わえない地獄ライフを満喫しようとするが……?
冷酷無表情の美形×34歳お人好し天然オジサン
笑ったことのない程の冷酷な獄主が、無自覚お人良しの聡一朗をあの手この手で溺愛するストーリーです。
コメディ要素多めですが、シリアスも有り
※毎日更新とはいかないと思いますが、お楽しみいただけると光栄です
※なんの山場もなく、ただダラダラと後日談を書きます
文字数 79,281
最終更新日 2022.11.26
登録日 2022.07.03
人の欲と色が渦巻く花街――
男妓楼が軒を連ねる遊郭《曼荼羅屋》。
その一角で、団子屋を営む少女・可憐は生きている。
身体を売ることはない。ただ団子を運び、笑顔を向けるだけ。
けれど、この花街ではそれすら安全ではなかった。
男たちの視線。
欲望。
甘い言葉と、逃げ場のない距離。
可憐は知らぬ間に、“狙われる存在”になっていた。
獣のような執着で迫る男、日向陽炎。
危険な香りを纏い、恐怖と快楽の境界へと可憐を引きずり込む。
「乙女を散らしてやろうか?」
その言葉に震えながらも、目を逸らせない自分に気づいてしまう。
野生的な色香と狂おしい独占欲を秘めた男、翡翠朧。
守るために壊れ、壊すために愛する――
抑えきれない感情が、理性を踏み潰していく。
「可憐以外、大切なものが見当たらない」
優しさの仮面の下で、最も冷酷に盤面を動かす男、月白麗蘭。
包み込むような言葉と視線で、逃げ道を塞いでいく策士。
「欲しいものを、欲しいと言っていいのよ」
恐怖。
安らぎ。
背徳。
そして、抗えない渇き。
可憐は次第に思い知る。
自分が“愛されること”を恐れながら、
同時にそれを求めてしまっていることを。
ここは、複数の男に抱かれることが許される世界。
拒めば壊され、
受け入れれば堕ちていく。
視線に絡め取られ、
心理を暴かれ、
欲望に追い詰められる――
これは、
逃げ場のない花街で、
三人の男に執着されながら、
愛と欲の狭間でもがく少女の物語。
甘く、苦く、息が詰まるほど濃密な
――視線と心理が支配する逆ハーレム譚。
文字数 30,350
最終更新日 2026.04.23
登録日 2025.12.15
