「取」の検索結果
全体で21,777件見つかりました。
「あなた達の絶望を侯爵様に捧げる契約なの。だから……悪く思わないでね?」
貧乏な子爵家に生まれたカレン・リドリーは、家族から虐げられ、使用人のように働かされていた。
カレンはリドリー家から脱出して平民として生きるため、就職先を探し始めるが、令嬢である彼女の就職活動は難航してしまう。
ある時、不思議な少年ティルからモルザン侯爵家で働くようにスカウトされ、モルザン家に連れていかれるが……
「変わった人間だな。悪魔を前にして驚きもしないとは」
クラウス・モルザンは「悪魔の侯爵」と呼ばれていたが、本当に悪魔だったのだ。
負の感情を糧として生きているクラウスは、社交界での負の感情を摂取するために優秀な侯爵を演じていた。
カレンと契約結婚することになったクラウスは、彼女の家族に目をつける。
そしてクラウスはカレンの家族を絶望させて糧とするため、動き出すのだった。
「お前を虐げていた者たちに絶望を」
※念のためのR-15です
※他サイトでも掲載中
文字数 104,897
最終更新日 2023.09.30
登録日 2023.09.19
公女が死んだ、その後のこと
レンタル有り【第17回恋愛小説大賞 奨励賞受賞作品】
【祝第二巻発売開始!】
おかげ様で続刊も発売しました!これで書籍でもめでたく完結!
「お母様……」
冷たく薄暗く、不潔で不快な地下の罪人牢で、彼女は独り、亡き母に語りかける。その掌の中には、ひと粒の小さな白い錠剤。
「言いつけを、守ります」
最期にそう呟いて、彼女は震える手で錠剤を口に含み、そのまま飲み下した。
こうして、第二王子ボアネルジェスの婚約者でありカストリア公爵家の次期女公爵でもある公女オフィーリアは、獄中にて自ら命を断った。
そして彼女の死後、その影響はマケダニア王国の王宮内外の至るところで噴出した。
「ええい、公務が回らん!オフィーリアは何をやっている!?」
「殿下は何を仰せか!すでに公女は儚くなられたでしょうが!」
「くっ……、な、ならば蘇生させ」
「あれから何日経つとお思いで!?お気は確かか!」
「何故だ!何故この私が裁かれねばならん!」
「そうよ!お父様も私も何も悪くないわ!悪いのは全部お義姉さまよ!」
「…………申し開きがあるのなら、取り調べと裁判の場で存分に申すがよいわ」
「まっ、待て!話を」
「嫌ぁ〜!」
「今さら何しに戻ってきたかね先々代様。わしらはもう、公女さま以外にお仕えする気も従う気もないんじゃがな?」
「なっ……貴様!領主たる儂の言うことが聞けんと」
「領主だったのは亡くなった女公さまとその娘の公女さまじゃ。あの方らはあんたと違って、わしら領民を第一に考えて下さった。あんたと違ってな!」
「くっ……!」
「なっ、譲位せよだと!?」
「本国の決定にございます。これ以上の混迷は連邦友邦にまで悪影響を与えかねないと。⸺潔く観念なさいませ。さあ、ご署名を」
「おのれ、謀りおったか!」
「…………父上が悪いのですよ。あの時止めてさえいれば、彼女は死なずに済んだのに」
◆人が亡くなる描写、及びベッドシーンがあるのでR15で。生々しい表現は避けています。
◆公女が亡くなってからが本番。なので最初の方、恋愛要素はほぼありません。最後はちゃんとジャンル:恋愛です。
◆ドアマットヒロインを書こうとしたはずが。どうしてこうなった?
◆作中の演出として自死のシーンがありますが、決して推奨するものではありません。早まっちゃう前に然るべき窓口に一言相談を。
◆作者の作品は特に断りなき場合、基本的に同一の世界観に基づいています。が、他作品とリンクする予定はなく本作単品でお楽しみ頂けます。
◆24/2/17、HOTランキング女性向け1位!?1位は初ですありがとうございます!
文字数 377,174
最終更新日 2025.12.22
登録日 2024.01.30
子爵家の長男として生まれた主人公は幼い頃から家を出て、いずれ婿入りする男爵家で育てられた。婚約者とも穏やかで良好な関係を築いている。
それが綻んだのは学園へ入学して二年目のこと。
「婚約を破棄するわ」
ある日突然婚約者から婚約の解消を告げられる。婚約者の隣には別の男子生徒。
しかもすでに双方の親の間で話は済み婚約は解消されていると。
理解が追いつく前に婚約者は立ち去っていった。
一つ年下の婚約者とは学園に入学してから手紙のやり取りのみで、それでも休暇には帰って一緒に過ごした。
婚約者も入学してきた今年は去年の反省から友人付き合いを抑え自分を優先してほしいと言った婚約者と二人で過ごす時間を多く取るようにしていたのに。
それが段々減ってきたかと思えばそういうことかと乾いた笑いが落ちる。
恋のような熱烈な想いはなくとも、将来共に歩む相手、長い時間共に暮らした家族として大切に思っていたのに……。
そう思っていたのは自分だけで、『いらない』の一言で切り捨てられる存在だったのだ。
いずれ男爵家を継ぐからと男爵が学費を出して通わせてもらっていた学園。
来期からはそうでないと気づき青褪める。
婚約解消に伴う慰謝料で残り一年通えないか、両親に援助を得られないかと相談するが幼い頃から離れて育った主人公に家族は冷淡で――。
絶望する主人公を救ったのは学園で得た友人だった。
◇◇
幼い頃からの婚約者やその家から捨てられ、さらに実家の家族からも疎まれていたことを知り絶望する主人公が、友人やその家族に助けられて前に進んだり、贋金事件を追ったり可愛らしいヒロインとの切ない恋に身を焦がしたりするお話です。
基本は男性主人公の視点でお話が進みます。
◇◇
第16回恋愛小説大賞にエントリーしてました。
呼んでくださる方、応援してくださる方、感想なども皆様ありがとうございます。とても励まされます!
本編完結しました!
皆様のおかげです、ありがとうございます!
ようやく番外編の更新をはじめました。お待たせしました!
◆番外編も更新終わりました、見てくださった皆様ありがとうございます!!
文字数 274,568
最終更新日 2023.06.11
登録日 2023.01.29
「あなたの指先が、私の言葉でした」
大正の帝都、琥珀色の時間が流れる喫茶「白昼夢」。
耳が聞こえず、 音のない世界に生きる小夜にとって、翻訳家・彰人の指先こそが、唯一の鮮やかな「言葉」だった。
原稿をなぞる指の震え、掌から伝わる微かな熱、そして紙の裏に刻印されたインクのない筆圧。耳では捉えられぬ彼の鼓動を、小夜は自身の皮膚を通じて聴き取っていく。けれど、雪が降り積もるあの日、彼の指先が最後に遺したのは、あまりにも切ない「追伸」だった――
指先と指先の間にある、海よりも深い断絶。そこに咲いた、触れることでしか確かめられない、透明な愛の物語。
文字数 13,439
最終更新日 2026.02.24
登録日 2026.02.12
急な体質変化で栄養失調と診断された淫魔族の青年ベリル。これまでは口からの精液摂取だけでよかったのに、セックスで尻から精液を注がれないといけなくなってしまう。だけどベリルは見た目も平凡で、食事に関しては淫魔族ならある程度自由な使用が許可される魅了魔法すら使えなかった。
精液摂取のためにいつも通っていた男娼の娼館で雇ってもらおうと頼むベリルだったが、それも断られてしまう。途方に暮れていたところに娼館にかかってきた1本の電話により、店からの紹介の男娼としてとある客の家へと行くことに。
客の家に向かうと、そこに住んでいたのは見惚れるほどの美青年。その青年――ユーインはベリルを見た瞬間、訝し気な表情をする。断られることも覚悟していたが追い返されることはなく、ベリルはユーインに一晩抱かれるのだった。
それからベリルは、ユーインの家に通い男娼として抱かれる日々をすごしていくうちに彼のことを好きになっていってしまう。
見た目が好みじゃなくても、いつかは自分を好きになってもらえるように頑張ろう。そう思っていたある日、ユーインが娼館に「ベリルとの契約を終わらせたい」と電話しているのを聞いてしまった。
ショックを受けたベリルはユーインに「オレのことを好きになって」と迫り、魅了魔法がかかるように願う。
しかしこれまで魅了をかけられたことがないので、無理だろう。そう諦めたベリルだったが、ユーインは恍惚とした表情でベリルを見つめるようになり――。
体質変化した平凡淫魔が客の男に恋をしててんやわんやする話。
成分表:♡喘ぎ 濁点喘ぎ 飲精 アナル舐め
※ゆるファンタジーな世界観。電話とか出てきます。
文字数 53,131
最終更新日 2026.03.15
登録日 2026.03.15
「君はまだ幼い、私は君を大事にしたいのだ」
あなたがそうおっしゃったから。
わたくしは今までお飾りの妻でがまんしてきたのに。
あなたがそうおっしゃったから。
好きでもない商会のお仕事を頑張ってこなしてきたのに。
全部全部、嘘だったというの?
そしたらわたくしはこれからどうすればいいっていうの?
子供の頃から将来の伴侶として約束された二人。
貴族らしく、外あたりが良く温厚に見えるように育ったラインハルト。
貞淑な令嬢、夫を支えるべき存在になるようにと育てられたアリーシア。
二人は両家に祝福され結婚したはず、だった。
しかし。
結婚したのはラインハルトが18になった歳、アリーシアはまだ14歳だった。
だから、彼のその言葉を疑いもせず信じたアリーシア。
それがまさか、三年後にこんなことになるなんて。
三年間白い結婚を継続した夫婦は子を残す意思が無いものと認められ、政略的な両家のしがらみや契約を破棄し離縁できる。
それがこの国の貴族の婚姻の決まりだった。
元は親同士の契約に逆らって離縁しやり直すための決まり事。
もちろん、そんな肉体的繋がりなど無くても婚姻を継続する夫婦は存在する。
いや、貴族であれば政略結婚が当たり前、愛はなくても結婚生活は続いていく。
貴族の結婚なんて所詮そんなもの。
家同士のつながりさえあれば問題ないのであれば、そこに愛なんてものがなくってもしょうがないのかも、知れない。
けれど。
まさかそんなラインハルトから離婚を言い出されるとは思ってもいなかったアリーシア。
自分は傾いた家を立て直すまでのかりそめの妻だったのか。
家業が上手くいくようになったらもう用無しなのか。
だまされていたのかと傷心のまま実家に戻る彼女を待っていたのは、まさかのラインハルトと妹マリアーナの婚約披露。
悲しみのまま心が虚になったまま領地に逃げ引き篭もるアリーシアだったが……
夫と妹に、いや、家族全てから裏切られたお飾り妻のアリーシア。
彼女が心の平穏を取り戻し幸せになるまでの物語。
文字数 81,438
最終更新日 2023.06.24
登録日 2023.06.03
文字数 92,558
最終更新日 2026.05.28
登録日 2025.05.27
目つき最悪不眠症王子×息子溺愛パパ医者の、じれキュン異世界BL。本編と、パパの息子である小枝が主役の第二章も完結。姉の子を引き取りパパになった大樹は穴に落ち、息子の小枝が前世で過ごした異世界に転移した。戸惑いながらも、医者の知識と自身の麻酔効果スキル『スリーパー』小枝の清浄化スキル『クリーン』で人助けをするが。ひょんなことから奴隷堕ちしてしまう。医師奴隷として戦場の最前線に送られる大樹と小枝。そこで傷病人を治療しまくっていたが、第二王子ディオンの治療もすることに。だが重度の不眠症だった王子はスリーパーを欲しがり、大樹を所有奴隷にする。大きな身分差の中でふたりは徐々に距離を縮めていくが…。異世界履修済み息子とパパが底辺から抜け出すために頑張ります。大樹は奴隷の身から脱出できるのか? そしてディオンはニコイチ親子を攻略できるのか?
文字数 774,789
最終更新日 2024.09.11
登録日 2024.03.22
日本の一般的なサラリーマンである竹内颯太は、会社へ出勤する途中で異世界に召喚されてしまう。
「勇者様! どうかこの世界をお救いください!」
なんと颯太は『勇者』として、この世界に誕生してしまった魔王を倒してほしいと言われたのだ。
始めは勝手に召喚されたことに腹を立て、お前たちで解決しろと突っぱねるも、王太子であるフェリクスに平伏までされ助力を請われる。渋々ではあったが、結局魔王討伐を了承することに。
魔王討伐も無事に成功し、颯太は元の世界へと戻ることになった。
「ソウタ、私の気持ちを受け取ってくれないか? 私はあなたがいてくれるなら、どんなことだってやれる。あなたを幸せにすると誓う。だからどうか、どうか私の気持ちを受け取ってください」
「ごめん。俺はお前の気持ちを受け取れない」
元の世界へ帰る前日、フェリクスに告白される颯太。だが颯太はそれを断り、ひとり元の世界へと戻った。のだが――
「なんでまた召喚されてんだよぉぉぉぉぉ!!」
『勇者』となった王太子×『勇者』として異世界召喚されたが『賢者』となったサラリーマン
●最終話まで執筆済み。全30話。
●10話まで1日2話更新(12時と19時)。その後は1日1話更新(19時)
●Rシーンには※印が付いています。
文字数 108,501
最終更新日 2025.11.22
登録日 2025.10.30
10歳のリイサはある夜、父と侍女カティアナの逢瀬を見てしまった。
母を亡くし、兄弟もいないリイサの家族は父だけ。
父をカティアナに取られてしまうのではないかとリイサは不安になった。
そのことを友人ジュゼットに相談すると、ジュゼットの母が二人を別れさせてくれると言った。
結果、父とカティアナは別れたが、リイサは父にジュゼットの母の妹と再婚を勧める羽目になる。
笑顔を無くした父、意地悪な継母、リイサの暮らしは一変した。
それから十数年後、子供がいないまま離婚したリイサはカティアナが父の子を妊娠していたのではないかと思い、これまでの経緯を全て話すというお話です。
文字数 61,130
最終更新日 2025.06.08
登録日 2025.05.23
サルドア王国では珍しい黒髪を持つ転生者、ヴァシリッサ・ビーンルサノはその黒髪を理由に家族から迫害され、使用人からも虐待を受けていた。
心も身体も死んでいくと恐怖したヴァシリッサは、この生活を抜け出す為、妹のアニスの社交界デビューについていくために訪れた王都のパーティーについていくことに。
サルドア王国は現代より生活や文明レベルが低いことを知っているヴァシリッサは手っ取り早くビーンルサノ家から出ていくための賭けとして、現代の知識を駆使して王都でも長年問題視されていた水害の解決策を手土産に、大川を管理している宰相、ベルンドル・オーツに保護してもらえるように交渉を持ちかけた。
それから数年後、水害対策や画期的な経済政策の立案者として功績を讃えられ、女性の身でありながら16歳で伯爵の位を賜り、領地を与えられる。養父であるベルンドルは聡明で女性というディスアドバンテージを持つことを不憫に思い、伯爵としてしっかりと生きていくために夫を複数持つように提案してそれを受け入れた。
二人の夫、ベルナルドとアリスタウを引きつれて恩人である養父の期待に答えるため、次は北方の不毛の土地であり、国境戦争地でもあるアレーナ北方領地を発展させることを決意する――。
※直接的ではありませんが、事後、性交渉を思わせるような表現があります。ご注意ください。R15指定にさせていただきます。
文字数 117,788
最終更新日 2024.08.23
登録日 2024.07.28
中学一年生の時に両親を亡くした男子大学生の山村晴将。
それから自分を育ててくれた姉をも亡くし、姉の義娘・杏を、双子の兄・俊樹と引き取って面倒を見ることに。
しかし、杏は実はあやかしだった……!?
文字数 80,526
最終更新日 2026.07.05
登録日 2026.05.22
ミスをして敵に捕まった文也は、ある独房に入れられ、拷問を受けることに。
敵が欲しがっていたのは、文也の所属する組織の次の取引の場所と時間。
激しい拷問の中、楽になりたいと何度も心が揺れるが、それでも文也は強い自制心で情報を漏らすことは無かった。
自組織のことを大事に思い、誰よりも自組織のために傷ついた文也に待っている結末とは。
文字数 1,656
最終更新日 2026.06.29
登録日 2026.06.29
20年ぶりの同級会で再会した幼なじみ、和美と拓也。懐かしさと少しの照れを胸に語り合ううち、ふたりはかつての距離感を自然に取り戻していく。その夜、思い出話の続きをしようと立ち寄ったホテルで、不可思議な“光”に包まれた瞬間——彼らは互いの性別が入れ替わるという、現実離れした出来事に巻き込まれてしまう。戸惑い、笑い、時に真剣に向き合いながら、ふたりは“自分ではない自分”として世界を見ることになる。長年の友情が、思いがけない形で試され、そして深まっていく。これは、「もしも人生をもう一度、別の視点からやり直せたら?」そんな問いにそっと触れる、不思議で温かい再会の物語。
文字数 2,296
最終更新日 2026.05.12
登録日 2026.05.10
平穏に過ごしていたある日、双子の弟が突然失踪した。
理由はわからない。
探したけれど見つからない。
部屋の荷物もなくなっていて自主的に出て行ったの。
みんな心配していたけれど、お年頃だし色々あるのだろうと納得すると探すのをやめた。
両親も同じ気持ちで、弟はしっかり者だし、時期に戻ってくると思っていた。
けれど弟がいなくなって数週間たったある日。
弟宛に学園の入学案内が届いた。
王都一の有名な学校で、全寮制かつ男子校。
受かるだけでも大変で、卒業すれば名誉あることだが、弟がいないと入学を取り消されてしまう。
両親は何を思ったのか、双子である私に弟の代役をしてほしいと頼みに来た。
無理だと断ったのだが……半ば強引に話が進み、気が付けば男子校へ入学させられることになってしまった。
しかもルームメイトは女嫌いと噂の公爵家で――――。
女とばれずに過ごせるのか……正直不安しかない……。
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全12話、毎日更新です。
7月11日 22時に完結します。
R18の描写が多々ございます、苦手な方はご注意下さい。
文字数 26,606
最終更新日 2020.07.13
登録日 2020.07.03
魔力大陸でもあるゾマー帝国の公爵令嬢として、何不自由ない暮らしをしていたシャーロット。父や兄から愛され、婚約者の王太子には溺愛されていた。さらに、魔力量帝国一のシャーロットは、皆から一目置かれる存在。
何もかも順調な日々を送っていたシャーロットの幸せをぶち壊したのは、聖女と名乗る男爵令嬢エミリーだった。
そもそも聖女なんてこの国に存在しないんですけれど…
そう思ったのだが、怪しい魔術で王太子や家族を次々に虜にしてくエミリー。
シャーロットは無実の罪で捉えられてしまった。明日は公開処刑の日。腕には魔力を無力化するリングが付けられている。
どうせ明日みじめったらしく死ぬのなら、今私の全魔力を開放して死んでやる。そう思い魔力を開放したのだが!
目覚めると、魔力のない国に瞬間移動していた。そんなシャーロットを助けてくれたのは、若き国王アイランと、その妹のオルビアだった。2人の優しさに触れ、平穏な日々を取り戻すシャーロット。
しかし、平穏な日々は長くは続かなかった。かつて最弱国だった隣国が聖女というもの凄い力を持った女性を手に入れ、次々と周りの国を制圧しているとのこと。次はいよいよこの国の番。絶対絶命、滅亡寸前なんだとか!
何、聖女だと!!!私、聖女って大っ嫌いなのよね!
よし、決めた。一度失いかけたこの命、大好きなこの国の為、そして何よりアイラン様とオルビア様の為に、その聖女という女と戦ってやろうじゃないの!
物凄い魔力量を持ったシャーロットの戦いが今始まる!
文字数 130,169
最終更新日 2021.08.05
登録日 2021.07.13
役場の書庫で「無」として生きてきた男・山田一郎。
彼の平穏は、一本の電話によって終わりを告げた。
迷い込んだ先は、生と死、現世と異界の間に位置する狭間「境界管理局」
管理局長・神代守(神)。彼は、三十年間「白紙」のまま守られてきた山田一郎(人間)の魂に、歪んだ歓喜を見出す。
神代がこの一千年の間に、十度壊し、十度失い、十一回目にしてようやく巡り会った「真実の白」。
「今日から君は、私の器だ」
逃げ場のない執着という名のインクで染め上げられ、精神を、肉体を、そしてわずかな善意さえも蹂躙されていく山田。
だが、その絶望を奏でているのは神代だけではない。
享楽を貪る神、静謐を尊ぶ神――それぞれの領土を統べる神々と、その影に縛り付けられた「器」たち。
彼らが奏でる「愛の模索」という名の練習曲(エチュード)は、やがて境界全体を巻き込む狂想曲へと変貌していく。
何度も闇に落ち、己を殺し、それでも最後に山田が辿り着く「救い」の在処とは。
「――さあ、次の音を奏でなさい。十一度目の今度こそ、君が壊れるまで愛し抜いてあげるから」
トントン教の教祖が送るマントラの聖典。
「ふふふ、教会(境界)の扉を叩くあなた、合言葉は「あふあふ」ですよ。お間違え無く。」
※本作は、成人男性の尊厳破壊および特殊な身体開発に特化しており、描写に一切の制限を設けておりません。閲覧には十分ご注意ください。
倫理観や良識を保ったまま読み進めることは不可能です。深淵を覗く覚悟のある方のみ、神代の「恩寵」を山田とともに受け取ってください。
文字数 267,561
最終更新日 2026.07.16
登録日 2026.05.06
「アリエッタ、あなたとの婚約を破棄する……」
王太子のアルベルト殿下は、そう告げた。
王妃教育に懸命に取り組んでいたアリエッタだったが、
それを聞いた彼女は……?
※他サイト様にも公開始めました!
文字数 47,034
最終更新日 2021.11.10
登録日 2021.05.05