「寝室」の検索結果
全体で305件見つかりました。
「君は顔も心も醜い。見るだけで不快だ」
初夜の晩、寝室でアメリシアは夫からそんな言葉を吐かれただけでなく、これから三人で眠ると宣言された。もう一人はアメリシアの親友、クージアだった。
アメリシアが夫のモレイブと婚約したのは七年前。親友と出会ったのは十年前。
十年の友情は、結婚式を挙げた当日に失われた。
そして、次の日に聞かされたのは両親の訃報。
アメリシアは、どんなに辛くても両親の分も生きて幸せになると決め、そんなに自分のことを見たくないのなら、モレイブと離婚し、彼と絶対に会うことのない田舎町で暮らしていくことにした。
離婚届を置いて去ったアメリシアは、田舎町で苦労しながらも、幸せを見つけていくのだが、モレイブはあんなことを言っておきながらも、アメリシアと離婚する気はなく――。
文字数 86,934
最終更新日 2026.07.05
登録日 2026.06.01
「殿下のご命令だから受け入れたが、俺は君を愛するつもりはないし、妻として遇する気もない。ここでの生活は認めるが、俺に迷惑はかけないでくれ」
シャルリーヌは結婚式を迎えた日の夜、寝室にやって来た夫にそう言われた。
それから1年。
家の主人である夫に顧みられないシャルリーヌは、使用人たちからも見下され、肩身の狭い思いをして生きていた。
夫は王太子の側近であるため城に部屋を賜っていて、家には滅多に帰って来ない。
日々の食事すら用意されないこともある、囚人のような生活に、シャルリーヌの心は限界に達していた。
(もう我慢できないわ。ディアーヌ様の顔を立てるために我慢してきたけどもうたくさん)
ディアーヌも、一年も白い結婚を続けていたと知れば離縁を認めてくれるだろう。
シャルリーヌは夫と離縁する意思を固め、休職中の侍女の仕事に戻ろうと決意する。
そして、城で暮らす夫へ向けて手紙を書いたのだが――何故か彼は、血相を変えて帰って来て、シャルリーヌを部屋に閉じ込めてしまった。
それどころか、シャルリーヌを虐げていた使用人たちを次々と解雇しはじめて、生活の面倒を自分が見ると言い出して…?
いったい何が起こったのか。
夫から逃げ出したいシャルリーヌは、閉じ込められた部屋の中で考える。
彼は本当に夫だろうか。
いったい何が起こったのか。
シャルリーヌは知らない。夫に、一度目の人生の記憶が蘇ったことを――
文字数 88,476
最終更新日 2026.07.18
登録日 2026.06.21
たくさんの応援ありがとうございます!
【小説家になろう(ムーンライト)女性向け連載週間ランキング1位獲得!】
【あらすじ】
借金に溺れた実父により、売られることになった男爵令嬢・シャティアネ。
絶望の底にいた彼女を救い上げたのは、圧倒的な富と権力を持つサヴァラン公爵・アルベルトだった。
救世主である義父を「神様」のように仰ぎ、一刻も早く立派な公爵令嬢になろうと健気に努力する彼女を待っていたのは、見目麗しい男たちによる、常軌を逸した「淫らな英才教育」だった。
「恥ずかしがることはない。高貴な令嬢は、身体の細部まで全て家族や執事に管理されるのが都会の絶対の常識だよ」
「これが格式高い『家族の挨拶』だ。お前も、兄と絆を深めなさい」
馬車の中で、夜の寝室で、衣服の奥へと容赦なく滑り込んでくる大人の男たちの指先。
恥ずかしさに涙を流しながらも、
(これが都会の令嬢たちの当たり前の花嫁修業なんだわ……! お父様たちのために頑張らなきゃ!)
と、純粋すぎるがゆえに健気に身体を開拓されていくシャティー。
それは、彼女を自分たちだけのものにしたい義父と義兄、そして冷徹な執事や護衛騎士たちが一族総出で吐いた、甘く残酷な『嘘』。
自分の身体がどれほど淫らに仕上がっているかも知らず、無自覚なまま美しい男たちに「完璧な淑女」へと蕩かされてゆく極甘な毎日。
健気な令嬢×嘘の常識を教え込む絶倫溺愛公爵家、開幕。
文字数 189,454
最終更新日 2026.07.18
登録日 2026.05.16
夫の若い秘書が、社内チャットに一枚の自撮り写真を誤って投稿した。本当は若手社員だけで作った私的なLINEグループに送るつもりだったのだろう。けれど彼女は、うっかり会社のLINE WORKSの雑談チャンネルに投稿してしまった。写真の背景は、私と怜司の寝室だった。彼女は私のシルクのナイトウェアを着て、私が使っていたドレッサーの前に立っている。胸元は大きく開いていた。
添えられていた言葉は、たった二行だった。
【怜司さんが、奥さんは今いないって】
【今夜、この寝室は私のもの】
チャンネルは数秒だけ静まり返り、それから既読の数が一気に増えていった。誰かが意味ありげなスタンプを送り、別の誰かが冗談めかして、とうとう奥さんの座に収まったのかと聞いた。彼女が着ているナイトウェアが高価なものだと気づき、もう高梨家の主寝室に入り込んだのかと茶化す者もいた。
桐谷莉奈は、すぐにもう一言付け加えた。
【怜司さん、今夜はずいぶん元気。でもずっと寒いって言ってて、私を抱いて離してくれない】
私は黙って、そのメッセージが一つずつ浮かび上がるのを見ていた。怜司が寒がるのは当然だった。だって、私はずっと彼の背中に張りついているのだから。私の遺体は、彼によって主寝室のウォークインクローゼットの奥に作られた壁の中へ封じ込められて、もう三ヶ月になる。
そこは、世田谷区にあるリフォーム済みの一戸建てだった。結婚後、怜司が購入した家だ。ここなら静かで、人目も少なく、私たちはやり直せる。そう言っていた。隣家とは塀と庭を挟んでいて、主寝室は二階にある。深夜の作業音も、水漏れの修繕だと言えば、誰も深くは聞かなかった。だから彼は私を殺したあと、ウォークインクローゼットの奥を石膏ボードで塞ぎ、継ぎ目をパテで埋め、その上から新しい壁紙を貼った。
壁紙の糊とパテの匂いは、まだ完全には抜けていない。壁の内側は冷たく、息苦しい。私は毎晩、彼の首筋にぴたりと貼りついて息を吹きかけていた。寒くないはずがなかった。
文字数 14,928
最終更新日 2026.07.13
登録日 2026.07.13
侯爵家に嫁いだ商家出身のヴィオランテは、夫に初夜すらすっぽかされ、ずっと相手にされずにいた。
夫は白い結婚を望んでいるのだと諦めかけていた矢先、彼が毎晩ヴィオランテの寝室の前で艶かしい声を上げていることに気づく。
しかし彼はヴィオランテに手は出さない。
ヴィオランテは彼の奇行を好機と捉えた。
※他サイトにも投稿
※R15
※ この物語は、法律・法令に反する行為を容認・推奨するものではありません
※AI補助(本作ではAIを校正・推敲および文章表現の確認補助として利用しています。ストーリー・設定・本文の創作は作者本人によるものです)
文字数 17,704
最終更新日 2026.07.18
登録日 2026.07.18
妹ミリアが嫌がったため、伯爵令嬢エレナは呪われた辺境伯ルーファスのもとへ身代わりで嫁がされる。
婚礼初夜、夫はエレナに「夜は必ず寝室の扉に鍵をかけろ」と告げ、彼女を一人残して去ってしまった。
けれど夜半、鍵をかけたはずの寝室で、エレナの寝台の足元に大きな黒狼が眠っていた。
黒狼はエレナを襲わない。むしろ毛布を戻し、彼女を守るようにそばにいる。
金色の目。胸の傷。昼間の夫と同じ反応。
「もしかして、旦那様ですか?」
怖い噂だけで夫を判断したくないエレナは、黒狼の正体と呪いの秘密に自分から向き合っていく。
これは、身代わりで嫁がされた令嬢が、呪われた辺境伯を怪物ではなく夫として呼び、自分の居場所を選び直す物語。
文字数 14,668
最終更新日 2026.06.26
登録日 2026.06.26
「いってらっしゃい! 気をつけてね!」
「あぁ……わかってる!」
「ママ、いってきます」
オレンジのフレアースカートと白いTシャツ姿の女性が、手を振りながら笑顔で、イベント会社で働く夫と9歳の子供を送り出す。
少し、揺れ始めた自分の二の腕が視界に入り、ハッと手を下げる。
2人が乗った車が、視界から消えると、大きく息をして家の中に入る。
ほんの数分前の慌ただしかった、リビング。テーブルの上に、3枚の皿と3つのマグカップとパンくず。
大きなため息をつくとテーブルの上はそのままで、茶色のソファーに深く座る。
いつものように、木製のローテーブルに置かれたノートパソコンを開く。
女性の名前は、坂井 美和。35歳になる。通販会社のコールセンターで、10時からパートの仕事をしている。
美和が、いつも見るのは、アダルト動画サイト。ジャンルからアニメを選択する。
『人妻狩り 復讐の先に』
卑猥な描写が多く。決してクオリティーの高い作品でもない。
美和は、イヤホンを耳に差し込むと目を閉じる。
卑猥な描写に、視線を向ける事は、ほとんどない。
『声』
美和は、イヤホンを通して聞こえる。女性を辱しめる男性の声と女性の悲鳴と喘ぎ声。
特に、主人公の男の声に依存している。それは自覚している。
フレアースカートを太ももまで、たくし上げると、湿り気を帯びた秘部を自ら指で、撫で始める。
やがて、喘ぎ声を上げ果てる。
フラッとよろめきながら浴室に行き、シャワーを浴びる。その後は、何食わぬ顔で、家事を終えると
寝室に行き、肩より少し長めの髪を後ろで結い、鏡の前で薄化粧をして仕事に出かける。
誰も知らない。地味で真面目な人妻のルーティン。
ある日、美和は、一本の苦情電話を受ける。聞き覚えのある声。
それは、毎朝、見るアダルト動画サイトのアニメの主人公と同じ声。
エンドロールに流れる声優とは、違う名前。彼女は『本人』だと確信する。
確信するのは、簡単だった。それは、彼女の湿り気を帯びた秘部の反応が、裏付けるから。
「会いたい!」美和は、彼へ懇願する。
彼は、会う事を承諾するが、待ち合わせの場所に、あったのは1台のスマートフォン。
スマホから流れる呼び出し音。それは、彼からの電話。
彼の『声』に魅せられ、翻弄される人妻。
美和を、まだ見ぬ世界へと導く『声』。
文字数 165,405
最終更新日 2026.07.18
登録日 2025.01.03
没落寸前の伯爵家を救うため、リリアーナ リリアーナ は“氷の公爵”と恐れられるアレクシス公爵 アレクシス公爵 と契約結婚を結ぶ。だが結婚初夜、彼から告げられたのは「これは愛のない契約結婚だ」という冷たい言葉だった。
夫婦でありながら寝室は別、必要以上に干渉もしない――そうして始まったはずの関係だったが、リリアーナが公爵家を立て直し、孤独な彼に寄り添ううちに、アレクシスの心に少しずつ変化が生まれていく。無自覚な独占欲、隠しきれない嫉妬、そして不器用な優しさ。冷徹だった公爵は、いつしか彼女にだけ甘い顔を見せるようになっていた。
しかし契約終了が近づく中、元婚約者セシリア セシリア の策略と新たな縁談が、二人を引き裂こうとする。離縁を決意したリリアーナを前に、アレクシスはようやく自分の想いに気づく。
これは、愛を信じられなかった冷徹公爵が、たった一人の妻を心から愛し、執着するまでを描く、契約結婚から始まる極甘ラブストーリー。
文字数 46,542
最終更新日 2026.07.19
登録日 2026.07.10
大晦日の夜、家族がそろうはずの日。
母から罵倒の電話がかかってきた。
外で凍えながらカップ麺を食べてでも、家に帰って年を越したくないのか、と。
理由は、母が私に買ってきたブレスレットを、私がつけたくなかったからなのか。
私は淡々と答えた。
「そう。そのブレスレットのせいだよ」
そのあと、電話ごと母をブロックした。
母が私に買ってきたのは、子ども用のGPSブレスレットだった。
女の子が外で大学に通うのは危ないから、という理由で、母はそれを私につけさせた。
十分ごとに位置情報を送ること。
毎晩十時にはビデオ通話で寝室確認をすること。
一度でも返信が遅れれば、母は輔導員に電話し、私が外で体を売っていると言った。
私がシャワーを浴びるためにブレスレットを外すと、母は学校まで押しかけ、寮の部屋で全員の前で私を恥知らずだと罵った。
本来なら、私は泣きながら説明して、信じてほしいと頼むべきだったのかもしれない。
けれどあの日、母が私をトイレに閉じ込め、男とホテルに行ったと認めろと迫った瞬間、私はもう説明したくなくなった。
電話をブロックしたあと、これで終わりではないと分かっていた。
私は母が三年間録音してきた監視、脅し、罵倒を、すべてファイルにまとめた。
案の定、その後、母は私の会社のビルの下に来て、跪いて泣いた。
私が親不孝だと。
私は全員の前で、再生ボタンを押した。
最初に流れたのは、母自身の声だった。
「言うことを聞かないなら、あんたを潰してやる」
文字数 18,170
最終更新日 2026.07.14
登録日 2026.07.14
「嫌だ……こんなの、私は、ローズベルの……っ!」
滅ぼされた名門の若君が、元従者(最上位アルファ)の甘美な檻に本能から飼い慣らされていく――。
かつて「泥にまみれても折れぬ」と言われた誇り高き若君・カール。
彼は今、実家を滅ぼした冷徹な元従者・アッシュの腕の中で、小鳥のように大人しく食事を口元へ運ばれている。
シルクの擦れる音と高級な洋菓子の香りに満ちた「閉じられた寝室」。
そこは、アッシュがカールのために用意した、あまりにも甘やかで歪んだ調教の檻だった。
最初は屈辱に震えていたカール。
しかし、熟成したラム酒のような濃厚なアルファの覇気に当てられ、首の後ろに刻まれた「番の噛み痕」を愛撫されるたび、オメガの肉体は嘘をつけずに愛蜜を溢れさせてしまう。
アッシュの裏の顔、カールのすべてを支配するアルファの傲慢なフェロモン。
かつての孤高の華は、檻に囚われてプライドが崩壊してゆく――。
神と崇めたオメガを手折る、執着監禁オメガバース!
※この物語はオメガバースを舞台とした架空の世界であり、男性の妊娠・出産等の描写があります。苦手な方はご注意ください。
文字数 38,985
最終更新日 2026.07.18
登録日 2026.06.29
あるバーの2階の寝室。許可されたモノだけが使えるその部屋からは今日も喘ぎ声が聴こえてくる。
♡喘ぎ/亀頭責め/尿道責め/潮吹き/機械姦/触手/媚薬/結腸責めetc.
短編連作式。
不定期に、寝室に泊まる人々の営みを投稿していきます。
基本的には愛ある攻めばかり。
文字数 20,110
最終更新日 2026.07.13
登録日 2020.05.06
「婚約を解消させてほしい」
王立学院の卒業式の日、伯爵令嬢のソフィア・グレアムは婚約者である伯爵家の次男カール・シュルトから告げられた。婿養子が婚約破棄……前代未聞の出来事だった。
その日の夜、ソフィアの脳裏は後悔で溢れていた。
先手を打つべきだった。裏切られる前に、切り捨てるべきだった。陥れられる前に、陥れるべきだった。婚約を破棄される前に、こちらから破棄すべきだった。
怒りを募らせていると、「やり直したいか?」と寝室の鏡が問うた。
「ええ、当然でしょ」と、ソフィアは三年前に戻った。
前の人生は甘すぎた。今回は違う。全てを疑う。笑顔の裏を読み、好意の奥の打算を探り、忠誠を誓う者の心の底を測り続ける。誰一人、本当には信じない。全員を駒として扱い、不要になれば切り捨て、危険になれば潰す。二度目の人生は間違えない。
ソフィア・グレアムの二度目の人生が始まる。
(全7話で完結予定です。他サイトにも掲載しています)
文字数 14,343
最終更新日 2026.07.05
登録日 2026.06.29
リルガルド国。公爵令嬢リイーヤ・ロイアルは令嬢ながら、剣に明け暮れていた。
父に頼まれて参加をした王女のデビュタントの舞踏会で、伯爵家コール・デトロイトと知り合い恋に落ちる。
恋に浮かれて、剣を捨た。
コールと結婚をして初夜を迎えた。
リイーヤはナイトドレスを身に付け、鼓動を高鳴らせて旦那様を待っていた。しかし寝室に訪れた旦那から出た言葉は「私は君を抱くことはない」「私には心から愛する人がいる」だった。
ショックを受けて、旦那には愛してもられないと知る。しかし離縁したくてもリルガルド国では離縁は許されない。しかしリイーヤは二年待ち子供がいなければ離縁できると知る。
結婚二周年の食事の席で、旦那は義理両親にリイーヤに子供ができたと言い出した。それに反論して自分は生娘だと医師の診断書を見せる。
混乱した食堂を後にして、リイーヤは馬に乗り伯爵家から出て行き国境を越え違う国へと向かう。
もし、次があるのなら優しい人と恋がしたいと……
お読みいただき、ありがとうございます。
エブリスタで四月に『完結』した話に差し替えいたいと思っております。内容はさほど、変わっておりません。
それにあたり、栞を挟んでいただいている方、すみません。
文字数 173,941
最終更新日 2022.05.21
登録日 2021.02.04
相思相愛で結ばれたクリステルとジョルジュ。
だが、新婚初夜は泥酔してお預けに、その後も余所余所しい態度で一向に寝室に現れない。不審に思った彼女は眠れない日々を送る。
そして、ある晩に玄関ドアが開く音に気が付いた。使われていない離れに彼は通っていたのだ。
そこには匿われていた美少年が棲んでいて……
文字数 9,659
最終更新日 2024.05.11
登録日 2024.05.03
結婚式が終わり、披露宴が始まる前に夫になったブランドから「これで父上の命令は守った。だが、これからは俺の好きにさせて貰う。お前とは寝室を共にする事はない。俺には愛する女がいるんだ。父上から早く爵位を譲って貰い、お前とは離婚する。お前もそのつもりでいてくれ」
確かに私達の結婚は政略結婚。
2人の間に恋愛感情は無いけれど、ブランド様に嫁ぐいじょう夫婦として寄り添い共に頑張って行ければと思っていたが…その必要も無い様だ。
ならば私も好きにさせて貰おう!!
文字数 4,842
最終更新日 2022.10.14
登録日 2022.10.11
「お前を愛することはない」
結婚式を終え、夜、夫婦の寝室に二人きりとなった途端、夫となったカリウスに言われた。
冷たく言い放たれ、私はどうにか頷くと、旦那様は寝室を出ていった。
その瞬間、耐えきれず私の膝は崩れ落ちる。
「…………ふっぐっ……」
もう無理だった。
寝室の外に声が漏れることのないよう、必死に両手で口を押さえる。
「ぶふっ! ぶふふ…………」
あまりにもテンプレだ。
指差して笑わなかった自分を褒めてあげたい。
などと思ったのだが、笑えたのも次の日の朝までだった。
私の食事がなかったのである。
これは労働対価として食事を求める私──コレッティーナと、旦那様との結婚生活の物語。
文字数 111,321
最終更新日 2026.07.12
登録日 2026.06.11
✨️エブリスタでトレンドファンタジーランキング1位【18日連続1位】(19日目に自分の作品に抜かされましたw)人気ファンタジーランキング3位、総合52位をいただいた作品です✨️
家族に売られ、行き着いた先は王城だった。
男爵令嬢リーナは、掃除係ではなく王女付きの侍女として雇われるが、その王女は「我がまま」「癇癪持ち」と噂され、侍女が次々と辞めている人物だった。
任された最初の仕事は、王女の部屋を整えること。
リーナは応接室ではなく、寝室や書斎といった生活の核となる場所から手を付け、風・水・火の魔法を使って、静かに、丁寧に掃除を進めていく。
だが最後に残った広間で王女と鉢合わせ、事情を知らぬ王女は彼女を叱責する。
それでも反論せず頭を下げたリーナの仕事は、夜になってから王女自身の目に留まり、少しずつ評価を変えていく。
これは、掃除という仕事を通して、静かに信頼を得ていく侍女の物語。
文字数 97,505
最終更新日 2026.05.05
登録日 2026.02.09
ランゲル王国の王太子ヘンリックは結婚式を挙げた夜の寝室で、妻となったローゼリアに白い結婚を宣言する、
……つもりだった。
夫婦の寝室に姿を見せたヘンリックを待っていたのは、妻と同じ髪と瞳の色を持った見知らぬ美しい女性だった。
「『愛するマリーナのために、私はキミとは白い結婚とする』でしたか? 早くおっしゃってくださいな」
そう言って椅子に座っていた美しい女性は悠然と立ち上がる。
「そ、その声はっ、ローゼリア……なのか?」
女性の声を聞いた事で、ヘンリックはやっと彼女が自分の妻となったローゼリアなのだと気付いたのだが、驚きのあまり白い結婚を宣言する事も出来ずに逃げるように自分の部屋へと戻ってしまうのだった。
※こちらは「裏切られた令嬢は、30歳も年上の伯爵さまに嫁ぎましたが、白い結婚ですわ。」のIFストーリーです。
ヘンリック(王太子)が主役となります。
また、上記作品をお読みにならなくてもお楽しみ頂ける内容となっております。
文字数 115,504
最終更新日 2025.10.13
登録日 2025.09.13