「行く」の検索結果
全体で8,482件見つかりました。
2026/7.1〜 男性向けHOTランキング1位
ブラック企業で心をすり減らしていた元社畜・宮沢修平は、祖母からの留守番電話をきっかけに数年ぶりの帰省を決意する。
だが、田舎へ向かう途中で世界は崩壊した。
建物は破壊され、町には化け物が徘徊する終末世界。
ようやく辿り着いた実家では、祖父母の姿はなく、謎の化け物がいた。
そんな絶望の中、修平はあるものに目がつく。
それは庭に植えてあったネギだ。
幼い頃、祖父から「ネギは魔除けになる」って言われたことを思い出す。
咄嗟に畑から引き抜いた一本のネギを振ると、なぜか化け物を真っ二つにする〝聖剣〟へと変わる。
自室に行くと、祖父からの手紙。
祖父の残した手紙を頼りに避難所へ向かうと、ようやく祖父母と再会する。
だが、変わり果てた祖母の姿に修平は戸惑う。
世界が変わり果てたように、祖母も変わってしまった。
それでも修平は、今度は自分が祖父母を守ろうと決意する。
食べ物を確保するため畑を始めた修平は、自分が収穫した野菜だけが不思議な力を持つことに気づく。
ネギは聖剣、大根は自由に歩き回り、白菜は鉄壁の盾となる。
次々とおかしな力を持つ野菜に助けられながら、祖父母を守るため、終末世界で畑を耕し生き抜く農業スローライフ。
文字数 71,675
最終更新日 2026.07.02
登録日 2026.06.27
20歳という若さで病死した料理好きの川島優希は、死後、神から『崩壊寸前の世界を救ってほしい』と頼まれる。
そこで理由を聞いた優希は、その世界で苦しむ魔獣や人々のことを思うとともに、早く死んでしまった自分が、終末世界でもまた生きられるならと考え。
そして、復興には楽しみも必要だろうと、その世界ですぐに料理ができるよう、『調理器具一式を持たせてくれるなら』という条件で、異世界へ行くことを了承する。……神が優希へ託した希望の大きさを知らずに。
そうしていざ転移した優希だったが、転移早々問題が発生。転移先は予定していた街の近くではなく、荒れ果てた森の中。さらには中学生くらいまで若返っており、優希は予想外の出来事に動揺してしまう。
しかし、その動揺も長くは続かず。優希は持ち前の穏やかで前向きな性格で、すぐに現状を受け入れると、まずは住む場所を確保。
それから枯れた土地に種を蒔き、魔獣と契約しながら、まさかの力を秘めた調理器具を駆使し、新たな生活をスタートさせるのだった。
今日も優希ともふ魔獣たちは、殺伐とした終末世界で、ほのぼのスローライフを送りながら、世界を復興していく。
文字数 84,768
最終更新日 2026.07.02
登録日 2026.06.26
【引きこもり作家×女装男子のハートフル子育て日常譚】
中学生のころに両親を亡くし兄と二人で暮らしていた日暮紗夜。
高校を卒業と同時に作家デビューするが直後兄が家を出て音信不通に。
それから十年、突然兄からの連絡があり会いに行くと四歳の息子、晴を紹介された。
三人でショッピングモールに行くことになるが、兄は晴を置いて行方不明になる。
取り残された紗夜が途方にくれているとき、ある人物を見て晴が「ママ」と駆け寄った。
艶のある黒髪ボブに、花柄のワンピースを着た綺麗なその人は「ママ」ではなく、見知らぬ男性だった。
子ども慣れしたその男性に晴が懐いたことにより始まる、三人の日常の物語。
文字数 18,026
最終更新日 2026.07.02
登録日 2026.06.30
※元々執筆していたものを加筆して、キャラクターを少し変更したリメイク版です。投資の制度は過去のものになるので、ご了承ください。
ブラック企業に勤めてる服部慧は毎日仕事に明け暮れていた。
残業続きで気づけば寝落ちして仕事に行く。
そんな毎日を過ごしている。
そんな慧の唯一の夢は、この社会から解放されるために"FIRE"することだった。
普段通りに仕事を終えソファーで寝落ちしていると急に地震が起きた。
次の日、庭に大きな穴が空いていた。
どこか惹かれる穴に入ると、脳内からは無機質なデジタル音声が。
【投資信託"全世界株式インデックス・ファンド"を所持しているため、一部パラメーターが上昇します】
庭の穴は異世界に繋がっており、投資額に応じてスキルを手に入れる世界だった。
しかも、クエストをクリアしないと現実世界には戻れないらしい。
どこか慧の住んでいた世界と似ている異世界でクエストを終えると、手には大金が握られていた。
これで仕事をしなくてもいいのか!
――だが、その異世界は滅びかけていた。
クエストを失敗し続ければ、現実世界も異世界のように崩壊していくらしい。
異世界で金を稼ぎながら、終末世界を攻略する。
これは社畜会社員が人生逆転を目指す物語。
文字数 338,761
最終更新日 2025.05.16
登録日 2023.03.10
力も強くない、足も速くない、魔法も使えないし、頭も大してよくない、どこにでもいるちょっとオタク趣味の主人公・東雲真緒が白雉国に勇者として転生する。
同期の勇者はそれぞれ力が強かったり、魔法が使えたり、回復ができたりと各々の才能を開花させ頭角を現していくのだが、真緒に与えられた才能は異世界転生モノでよく見る〝ステータスオープン〟のみだった。
仲間には使えないと蔑まれ、ギルドには落第勇者の烙印を押され、現地人には殺害されかけ、挙句の果てに大事な人を亡くし、見ず知らずの土地の最底辺で生きていくことになった真緒だったが、彼女はまだ〝ステータスオープン〟の可能性に気づいていないだけだった。
─────────────
※投稿時間は多少前後しますが毎日投稿は続けていくつもりです。
※タイトルは予告なしにガラリと変わる場合があるのでご了承ください。
※表紙は現在の主人公のイメージ図です。もしまた別の国へ行く場合、彼女の装いも変化するかもしれません。
文字数 632,056
最終更新日 2026.07.02
登録日 2025.07.04
中年の覆面レスラー・ダイナマイト四刻は、ベテランの経験とダーティーファイトで勝利を掴むプロレスラーだったが、十年前の試合で右膝に爆弾を抱えていた。
有利に進めていた試合も、右膝の爆弾が原因で負けることもしばしばあり、相棒である瀬川蒼汰とたびたびいさかいを起こしていた。
そんなある日、四刻は試合中に裏切りの椅子攻撃を受けて敗れる。裏で団体の総帥、大門寺が糸を引いているに違いないと判断した四刻は、怒りに身を震わせながら大門寺へヤキを入れに行く。だが、いざ大門寺の部屋へ怒鳴り込みに行くと、当の大門寺は殺されていた。
大門寺を殺した冤罪で追われる四刻。ベテランの覆面レスラーは娘の美奈に協力を頼み、かつての仲間たちから逃げ回ることになる。「おっさん×無実の罪」をテーマにしたプロレス×ミステリ小説。
文字数 51,021
最終更新日 2026.07.02
登録日 2026.06.17
未曾有の天変地異により、文明が崩壊してから二十年。
当時25歳だった植物学者エレノアは、新しい作物の種を携え、荒廃した世界を旅している。
砂漠に生きる人々。
進化した進化人と小動物たち。
海の化身と呼ばれる巨大生物アクレム。
そして、終末世界に芽吹く小さな命。
旧人類は滅びゆく。
それでも世界は終わらない。
種を蒔き、人と出会い、別れ、また旅を続ける。
これは、終末世界を巡る五十代女性の、少し寂しくて、どこかほのぼのとしたロードノベル。
「迎えに行く」
二十年前の約束を胸に、彼女は今年も第3ゲートへ向かう――。
この物語は、25歳のエレノアが恋人と生き別れ、生涯をかけて彼が迎えにくるのを待ち、死にゆく地上で生き続けるロードノベル。切なくも優しい地球に生き残った生物と人々との出会いを描いた作品です。
初日は二話、翌日からは一日一話で投稿します。
第1章はちょっと重いですが、第2章からはほのぼの(たぶん)します。
【中高年主人公×ロードノベル】の題材で第1回エンタメ小説大賞に応募しています。
※画像はAI作成しています。
文字数 38,405
最終更新日 2026.07.02
登録日 2026.06.18
6/30~7/7毎夜9時更新(全8話)
【あらすじ】
フランス革命期、ドゼ―はドイツ戦線で名を上げ、師団長(将軍)にまでなった男だった。しかし、イタリア戦線で活躍するナポレオン・ボナパルトという軍人に興味を抱き、ドイツ戦線からわざわざイタリア戦線へ会いに行く。ナポレオンは驕慢で嫌な奴だったが、なぜかドゼーとは馬が合い、イギリス方面軍の司令官にさせられたドゼーを、みずからのエジプト遠征軍へと転属させた。
ピラミッドの戦いを共に戦い、そしてナポレオンはその野望のためにフランスへと帰り、ブリュメールのクーデターを起こし、第一統領となった。
しかし、第二次対仏大同盟による攻撃は激しく、起死回生をねらったナポレオンはイタリア遠征を敢行、快進撃を続けるも、マレンゴという地でオーストリアに追い詰められる……。
【表紙画像】
アンドレア・アッピアーニ, Public domain, ウィキメディア・コモンズ経由で
文字数 4,804
最終更新日 2026.07.01
登録日 2026.06.30
五十二歳の夜間警備員・黒瀬誠一は、別居中の娘・美月を殺した容疑で逮捕される。
現場は、誠一が警備を担当していた再開発予定の廃ビル。
凶器には誠一の指紋。床には誠一の作業靴の足跡。防犯カメラには、誠一らしき男の姿。さらに娘のスマホには「お父さんに会いに行く」という最後のメッセージが残されていた。
証拠はすべて、誠一を犯人だと示していた。
だが、誠一は娘を殺していない。
むしろ事件当日、十年ぶりに娘から連絡を受け、ようやく父親としてやり直せるかもしれないと思っていた。
保釈後、世間から「娘殺し」と罵られる誠一の前に、地方紙の契約記者・牧野沙耶が現れる。沙耶は、美月が生前、再開発事業をめぐる不正を追っていたことを知っていた。
廃ビル。
三年前の火災事故。
立ち退き問題。
消された音声データ。
そして、娘が父に会おうとした本当の理由。
犯人は、誠一の人生そのものを利用していた。
失敗した父親。社会的信用のない中年男。誰からも信じてもらえない警備員。
だからこそ、彼は犯人役に選ばれた。
これは、無実の罪を着せられたおっさんが、死んだ娘の残した真実を追う物語。
そして、父親失格だった男が、もう一度、娘の父親になろうとする物語である。
文字数 246,846
最終更新日 2026.06.03
登録日 2026.06.03
「嬢の予約日にゾンビ来るとか聞いてないんですけど」 元ニートの相沢湊がそう嘆いた頃、世界はすでに崩壊していた。
人々を襲う謎の感染者。いわゆるゾンビが街に溢れる中、なぜか主人公湊だけは完全スルー。
殴っても気づかれない。叫んでも反応されない。
気づけば“最強のステルス能力”を手に入れていた。
混乱するそんな中、唯一連絡が取れたのは、予約していた嬢・ルナ。
「予約?バカ!今それどころじゃないでしょ!」
「いや、こっちの息子も大事なんですけど!?」
「いや…面倒見てあげたいけどっ!!」
軽口を叩きながらも、湊は彼女を助けに行くことを決意する。
ゾンビに無視される男と、口は悪いが面倒見のいいお姉さん。二人は楽園に辿り着けるのか?
終末世界なのにどこかゆるい、ちょっと不思議なサバイバルが始まる。
文字数 157,082
最終更新日 2026.07.02
登録日 2026.05.06
勇者として招喚されたおっさんが、折角強くなれたんだから思うまま自由に生きる第二の人生譚(第一部)
想定とは違う形だが、野望を実現しつつある元勇者イタミ・ヒデオ。
結構強くなったし、油断したつもりも無いのだが、ある日……。
色んな意味で変わって行く、元おっさんの異世界人生(第二部)
期せずして、世界を救った元勇者イタミ・ヒデオ。
平和な生活に戻ったものの、魔導士としての知的好奇心に終わりは無く、新たなる未踏の世界、高圧の海の底へと潜る事に。
果たして、そこには意外な存在が待ち受けていて……。
その後、運命の刻を迎えて本当に変わってしまう元おっさんの、ついに終わる異世界人生(第三部)
【小説家になろうへ投稿したものを、アルファポリスとカクヨムに転載。】
【第五巻第三章より、アルファポリスに投稿したものを、小説家になろうとカクヨムに転載。】
文字数 1,146,573
最終更新日 2024.11.21
登録日 2024.01.06
長年に渡って盗賊として活動してきたジタン。
ある日、彼は勇者を騙って楽な生活をしようと思い立つ。
さっそく旅に出たジタンだが、行く先々でトラブルに巻き込まれてしまう。
盗賊としての経験と技能を駆使して、ジタンは次々と事態を解決する。
そのたびに勇者としての名声が上がり、ますます頼られるようになってしまった。
英雄を妬み憧れる盗賊ジタンは、本人の意図しない形で成り上がる。
そうして、当初の計画から逸脱して伝説を築いていくのだった。
文字数 116,909
最終更新日 2026.06.30
登録日 2026.06.30
「魔法で治癒できるのに、薬とか要らなくなーい? ただの草じゃん、草」
異世界からやってきた聖女ミクルの浅はかな一言により、天才薬師ルシアンは「詐欺師」の烙印を押され、王都の店を追われてしまう。
行くあてを無くしたルシアンを救ったのは、学生時代からの親友、聖騎士アルスターだった。
文字数 29,063
最終更新日 2026.07.01
登録日 2026.06.29
【全十二話完結】
筒見歩、19歳。
交通誘導員の底辺男は、6年前に幼なじみ・桜井恵美を白血病で失って以来、人生を停滞させていた。
ある雨の夜、
エンジェルナンバーに導かれるまま、
廃ホテルで『死者に会える儀式』を行った結果、
成り行きで助けたシーツお化けが、
絶世の美少女・ピピとなって家に押しかけてくる。
「行くあてがなく、難儀しております……
どうか一晩だけでも」
以来、ピピは甘い声で
「ソイトゲ(一緒に逝き)ましょう♡」と
首を締めながら迫るサイコパス怨霊として、
歩の日常を破壊し始めた。
そこへ、天国で成長した恵美が、
ギャル天使・エミエルとして舞い降りる。
「あゆむっちー!
エミとソイトゲ(一緒に生き)よー!」
死にたがる怨霊と、生きて幸せになりたがる天使――
相反する二人の『ソイトゲ』に挟まれ、
歩の平凡な日常は完全に崩壊する。
しかし、それは序章に過ぎなかった。
忘れられた14年前の夏。
神社で出会った少女との約束。
失われたトランプとハンカチ。
そして、恵美の死の裏に隠された真実。
歩は徐々に、ピピの本当の姿と、
自分が犯した『忘却』という罪に気付いていく。
笑いと涙とホラーが交錯する中、
三人は最後の夏を駆け抜ける。
失われたものを取り戻し、
忘れられた約束を果たし、
もう誰も失わない未来を選ぶために――
これは、死者と生者が織りなす、
優しく、切なく、どこまでも温かい、
奇跡のラブコメである。
文字数 155,734
最終更新日 2026.06.28
登録日 2026.06.13
帝都の郊外の木造平屋に住む千璃(せんり)は、貧しいながらも両親と幼い弟妹の五人で暮らしていた。
裕福ではないので腹いっぱい食べることはできないが、それなりに充実していた。
千璃の父親は、人で溢れている帝都ではなかなか仕事が見つからないからと、出稼ぎをしていたので年に二回帰るだけだったが、半年ぶりに帰宅したというのに出かけたまま帰って来なかった。どうやら、見た目だけはよかったので金持ちの未亡人に気に入られたらしい。
資金繰りに苦心していた母親は、仕方なく何度か乳母をしていた後宮で働くようになった。残された千璃は、祖母の協力のもと弟妹の世話を焼くことになった。
ところがある日。父親が突然家に戻ると、5歳と6歳の弟妹を連れて未亡人の住む邸宅へ連れてってしまった。慌てて止めようとすると、こう吐き捨てられた。
「下の二人はまだ幼いし、趙家にいれば食いはぐれる心配はない。世話を焼いてくれる使用人もいる。だが、お前は働きに行ける年齢なんだから、親戚の家にでも行って奉公してこい!」
貧しい暮らしよりもいいかと思った千璃は、父親の面子のために親戚の家へと向かったものの、そこの息子に背後から襲われたことを理由に逃げ出した。
「やっぱり、私もあそこしかない。妃賓に媚びを売りまくって、たんまり稼がせてもらうわ!」
12歳で宮女になることを決意した千璃は、どういうわけか母親に反対されながらも、後宮で下働きすることになった。
25歳になれば後宮を出られるので、それまでの間、皇后や妃賓に媚びを売りまくってお金を稼ぎ、弟妹と暮らしながら自分の店を持つという立派な目標を立てた。
苦節四年。16歳になった千璃はようやく昇級し、掃除と洗濯が主な仕事だった雑役宮女から小宮女となり、同い年の寧珠(ねいじゅ)公主のお世話を担当することになった。ところが、小宮女になってからというもの、宮廷にはびこる陰謀に巻き込まれるようになってしまい……!?
宦官(?)である煉雀(れんじゃく)の手を借りながら、宮廷で起こる事件を解決してゆくなんちゃって中華後宮倒叙ミステリーです。
1章25話構成で完結するまでに少し時間がかかるかもしれません。
ミステリーものは今回が初挑戦ゆえに普段よりもだいぶ遅筆になります。
終盤にかけて恋愛要素も入れたいですが、メインはあくまでミステリーです。
宮女の千璃-せんり-(16)と宦官(?)の煉雀-れんじゃく-(20)の行く末を見守ってください。
※スピンオフ作品「冷遇されたうえに☓☓だった私が、平穏無事に後宮を脱出するまで」では、寧珠公主が主人公の恋愛ものを予定しております。
文字数 6,861
最終更新日 2026.06.30
登録日 2026.06.30
「なんだ、このクソ雑魚の体ァ!!」
社畜営業マンのマサキは、目が覚めたらトリスタンという青年に憑依転生していた。
周囲から虐げられ、ヒョロッヒョロの体のままボコられて意識を失ったマサキは、謎の空間でトリスタンと出会う。
「ありがとう。これでもう、僕は生きなくて済む」
「……は?」
復讐はコスパが悪いからと、クソ実家から教会へ避難したマサキ。トリスタンを自立させるための職として、渋々神官になることを決めた。
「生活基盤は整えてやるから、体取り戻して自立しろ!」×「あなたが消えたら、僕は生きていけない」
体を返却する気満々のマサキと、生きる気力ゼロのトリスタン。
一つの体を巡る二人の攻防戦の行く末は──
* * *
本作は『第1回新メディア小説大賞』の『同性バディ×クソデカ感情』部門に参加しております。
もし面白いなと思うところがありましたら、投票ボタンから応援していただけると嬉しいです。
文字数 47,322
最終更新日 2026.07.02
登録日 2026.06.25
渡辺頼綱(わたなべよりつな)は地域の交番に勤務している。まだまだ新米巡査の頼綱は地域の人々と親しく交流しながら日々を過ごしていたが、十二月一日、顔見知りの小学生である美代(みよ)が交番へとやってくる。
美代が慕う「お花のおばあちゃん」、三浦(みうら)トキの姿をしばらく見ないという相談だった。独居老人のトキを頼綱も時折気に掛け、たまに様子を見に行くことをしていたが、美代の言う期間はちょうど忙しくしていて頼綱も訪ねていなかった。美代が心配していることを含め、一度様子を見に行くべきだろう。そう頼綱は判断して巡回のついでに訪ねることにするが、しかし夕方、訪れたトキの家で彼女の死体を発見する。
当初トキの死は病死とされた。事件とは見なされなかったその翌日、事件性なしと処理されたはずのトキの死は不審死とされ、捜査本部まで立てられていた。
現場に先着した警察官ということもあってか捜査本部に加えられた頼綱は、先杖(さきづえ)幸樹(こうき)という明るい髪色をした男に声をかけられる。会議室の中で分かりやすく浮いた数人。先杖と酒匂(さこう)君人(きみと)、由良(ゆら)真澄(ますみ)という男女。三人は警視庁からやってきた警察官で、所属は刑事部の「呪詛(じゅそ)対応課(たいおうか)」だという。
呪詛対応課――略称を呪詛対。その名の通り、呪いがかかわる事件を扱う部署だ。
呪詛対がいることから明らかだったが、捜査本部にてトキの死が呪詛死である可能性が示される。ただし普段から呪いにかかわる呪詛対以外は懐疑的だった。周囲の胡乱な眼の中、頼綱は疑わしげにされる呪詛対に加わって捜査にあたることになった。
先杖と二人で聞き込みに回る頼綱。呪詛対は多くの人間とは異なる脳の開き方をしており、そのおかげで見えないものを見、聞こえないものを聞き取るという。頼綱には彼らのような能力はない。しかし交番勤務の伝手や高い対人能力を生かし、先杖は呪詛対の能力をそれぞれに生かして聞き込みを進めていく。
やがて捜査が実を結び、三浦トキの事件の被疑者が確保される。だが、解決の矢先、次の呪詛事件が同管内で発生。加えて同日の夕方にも呪詛事件が起きる。二つは三浦トキよりも明らかな怪死。血の花が咲き乱れるような異常な死にざま――それは呪詛死を物語る。
立て続けの呪詛事件。連続性を帯びたそれらは、呪詛の成就しやすい力場が成立しつつあるのではないかと先杖たち呪詛対に思わせる。もはやこの規模は自分たちだけの手には負えないと、先杖は応援の要請を決断する。
呪詛対はこの事件を解決できるのか――。
文字数 102,795
最終更新日 2026.06.07
登録日 2026.06.04
①登場人物の紹介
勇太は、半分水没した海沿いの街で、蓮見台団地の食料、水、見張り、修理順を帳面に記録して暮らしている元市職員。黒いスーツを作業着代わりに着続け、七年前の避難誘導で妹を見つけられなかった痛みを抱えている。莉乃は、壊れた文具や看板から暮らしの道具を作る少女。曲がる金属板に目盛りを刻んだ「自由定規」で、畑の幅も、壊れた配管も、人の心の余白も測ろうとする。茉優、絢輝、昌生、真宝、ムネノリ、耀瑠たちも、屋上菜園と雨水槽を守りながら、笑いと工夫で毎日をつないでいる。
②あらすじ
七年前の豪雨で街が水に沈み、蓮見台団地の住民たちは屋上菜園、雨水浄化槽、手作りの修理道具で暮らしていた。ある秋の朝、沈んだ湾岸倉庫の方角から、自律水上備蓄船リヴァイアサンが流れ着く。船内には、冬を越すための薬、浄水膜、種、発電部品が残っているかもしれない。だが、北側の高架道路で暮らす北環商会も、その船を求めていた。
勇太は物資を守ろうと焦るが、莉乃は「まず一緒にごはんを食べよう」と止める。食べ物を独り占めしないこと。怖いときは手を伸ばすこと。帰る場所を決めてから遠くへ行くこと。二人が交わした約束は、団地、商会、通信塔で暮らす人々を少しずつ結び直していく。終末後の街で、奪い合うのではなく、鍋を大きくして朝を迎える物語。
文字数 26,468
最終更新日 2026.07.02
登録日 2026.06.28
長く続いていたオンラインゲーム『レジェンドクエスト』がサービスを終了する事となった。
かつては多くのプレイヤーが『レジェンドクエスト』の世界を冒険をしていた。しかし、次から次へと生まれくる新しく画期的なオンラインゲームの波の中で、レジェンドクエストは時代遅れとなってしまっていた。それに加え、強すぎる魔王の存在や対応の悪すぎるゲーム運営の存在など、正直に言えば、いつ終わっても不思議ではないクソゲーだった。
だが、そのクソゲーをどこまでも熱心にプレイするプレイヤーもいた。サービス終了の知らせが届いても、友人知人がゲームの世界から去っても、ただひたすらとレベルを上げ続けるプレイヤーがいた。彼はこのゲームをクリアしようと最後の最後まで足掻いていた。ゲームクリアの条件はシンプルだった。『魔王を倒す』それだけだ。
ゲームの最終日、彼は魔王を倒しに行く。だが、彼は――。
他サイトにも掲載しています。
(カクヨム、小説家になろう、TALES)
文字数 86,181
最終更新日 2026.07.02
登録日 2026.05.09