「ほんとうに」の検索結果

全体で49件見つかりました。
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恋愛 完結 短編
※9/27完結いたしました。ご訪問いただきました多くの読者様に心より感謝申し上げます。 アイ・ジャックミノー伯爵令嬢は、親どうしの決めた相手であるフェリクス・ラングラン侯爵に嫁いだ。が、ジラルデ帝国の将軍の一人であるフェリクスは、ずっと駐屯地に滞在していて不在。まだ一度も会ったことがないまま月日が流れている。将軍は、彼女に最初に手紙で伝えていた。「君を愛することはないし、君から愛されようとは思わない。おれには、ほんとうに愛する人がいるのだから」、と。アイは「まっ、いいか」と、諦めざるを得なかった。なぜなら、彼女の両親はすでに亡くなっており、彼女には帰るべき場所、行くべき所がないからである。たとえ愛のない夫婦であるとしても、ラングラン侯爵家にとどまるしかない。というわけで、彼女はまだ見ぬ夫にかわってラングラン侯爵家をきりもりし、慈善活動に精を出す。あるとき、彼女はその慈善活動の中で美貌の若い商人と出会う。しかもその青年はアイを気に入り、猛烈なアタックを開始する。が、鈍感なアイはそれにまったく気がつかない。とはいえ、しだいに距離を縮めていく二人。そんな中、フェリクスが突然駐屯地から戻ってきた。 ※全四十五話。ハッピーエンド確約。ゆるゆる設定はお許しください。
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小説 1,351 位 / 185,593件 恋愛 656 位 / 56,381件
文字数 63,333 最終更新日 2023.09.27 登録日 2023.09.08
恋愛 完結 短編
※完結いたしました。ご訪問いただきましたすべての読者様に心より感謝申し上げます。(11/7) 「侯爵閣下、今日こそ離縁して下さいませ」「いやです」 マヤ・ソニエール男爵令嬢は、マクシミリアン(マック)・シルヴェストル侯爵に雇われている契約妻である。マックは、美貌の騎士団長。家柄、性格がいいのも伴って、国内外問わず人気がある。とくにレディたちには。マヤはそのマックの契約妻として契約期間を設け、外見上は夫婦を装っている。が、すでに契約は満了している。そこで彼女は、ことあるごとに彼にお願いする。「離縁して下さい」と。しかし、彼の返答はいつも同じ「いやです」なのだ。もう何十回、何百回と続けられている「離縁して」「いやです」の応酬。彼女は、それでもあきらめずひたすらお願いをする。彼女自身の将来の為に、彼女も必死なのだ。マックにはほんとうに愛するレディがいる。彼は、そのレディを屋敷に連れてきた。が、それでもまだ離縁しようとしない。マヤは、途方に暮れつつも離縁に向けて策を練る。が、とんでもない事件がふたりの関係を揺さぶり、変化を生じさせることに……。 ※ハッピーエンド確約。ゆるゆるのご都合主義設定、ご容赦願います。
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小説 3,416 位 / 185,593件 恋愛 1,692 位 / 56,381件
文字数 86,180 最終更新日 2023.11.07 登録日 2023.10.17
まだ書き慣れないので読みにくいとは思います が読んでみてください あの日の後悔は今でも忘れない 俺は両親と姉二人がいる 父は建築会社の社長で母は専業主婦だ 周りに比べれば裕福な家庭で育った だから、友達からは羨ましがられた でも、現実は違う 友達の親と比べれば、変わり者の両親だ 母は近所付き合いをせず、父は友達の前でも 俺をくらすので怖がられていた 金持ちと言われていも小遣いを親から貰うことはほとんどなかった 姉も二人いるが、年が離れているのでうてあってもくれなかった これが簡単な自己紹介である 今までの人生、好き勝手生きさせてもらっているので両親には感謝しているが10代の時は ほんとうに大変だった。末っ子でほんとうによかったと思う 俺は高卒だが、高校は通信制だったので登校はほとんどしていない 小学校、中学校は真面目とは言わないが休まず登校していた 小学校はほんとうに馬鹿みたいなことをしていたと自分でも思う。何回親を呼ばれたかわからないくらいだ。 今の時代は完全にアウトだが、両親は先生に 叩いてくださいといつも言っていたほどだ。 1番やばいのは、中学生の時だ。 俺は野球部に入っていた。その時の顧問が 当時50過ぎのおじちゃん先生で、すぐ感情的になりすぐ手が出る先生だった なので、怒られて帰れと言われるとすぐに帰ってしまっていた。なんで、こう言う時だけ言うことを聞くのか今でもわからない。 そして、家に帰ると父が部屋に入ってきて 「明日は行くんやろ?」と言ってきたので 行くといい、その場は怒られずに済んだ 次の日の朝部活に行きたくなさそうに準備をしていると半ば無理やり学校まで連れていかれた 学校に着き準備をしていると、顧問が話しかけてきた。俺はムカついていたので無視をした そして立ち上がったその瞬間父の腕が首あたりにきて吹っ飛ばされた。ラリアットをくらったのだ。そして、そのまま馬乗りに殴られそうになったのを顧問の必死の制止がありようやく治った。それを見ていた部の人たちみんなビビっていた。それはそう、誰でもビビることだ。 ほんとうにすぐ手が出る人だった 周りに誰がいようとすぐにキレる人だったのだ それが父なのだから、ほんとうにヤクザより タチが悪い。この話をしても姉たちからは まだマシだと言われるので末っ子で本当によかったと思う。 今話したのは一部であるが気が向いたら他の話も書きます。
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小説 12,015 位 / 185,593件 エッセイ・ノンフィクション 277 位 / 7,838件
文字数 971 最終更新日 2024.05.28 登録日 2024.05.28
恋愛 完結 ショートショート
マドレーヌは、私の友人だけれど、私の友人と私以上に仲良くなる。 まぁ、それはいいとしても、私の婚約者とも親しくなろうとするのはどうしてなの? マドレーヌは、本当に友人? 10話完結予定 
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小説 15,110 位 / 185,593件 恋愛 7,169 位 / 56,381件
文字数 9,972 最終更新日 2021.02.20 登録日 2021.02.18
 神の島と呼ばれる暁島。  元禁足地であるこの島では、人が死ぬことすら許されず、墓もない。  そんな神の島に小さな橋が渡された。  古い島民たちは、神の島と俗世を結ぶと災厄が訪れると言うが。  開通式の日、真っ先に橋を渡ってきたのは、美しすぎる少女、茉守だった。  茉守が現れてから頻発する事件。  彼女はほんとうに島に災厄を運んできたのか――? 「マグマさん、第一の事件ですよ」 「第一って、第二があるのかっ!?」 「いや、こういう絶海の孤島で起こる事件は、大抵、連続しませんか?」 「……絶海じゃないし、孤島でもない」  すぐ沸騰する元刑事で坊主の、マグマ。  墓のない島の墓守、ニート。  美しすぎて不吉な茉守の三人が遭遇する事件の数々――。
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小説 16,609 位 / 185,593件 ミステリー 133 位 / 4,161件
文字数 100,879 最終更新日 2023.03.13 登録日 2023.02.21
 俺には前世の記憶がある。そんなご大層な記憶じゃない。日本という平和な国で生まれた平凡な男子高生だ。ゲームが好きで勉強が嫌いで、友人と騒ぐのが大好きで、でもってバレンタインなんかはちょっぴり悲しい思いをしたり……。ほんとうにどこにでもいる男子高生だったと思う。  それがある日突然死んでしまい、異世界へと生まれ変わってしまった。ゲームの主人公であるヒロインに……。おい、何でだよ(怒)! そんなわけで恋しても恋しても実らない。あたりまえだっつーの。神様、何か俺に恨みでもあるんですか? ***悪役令嬢テンプレの完全ギャグです。馬鹿王子をぶん殴りたい、ただそれだけの為に書きました() さらっとお読み下さい。さらっと。***
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小説 18,837 位 / 185,593件 恋愛 8,678 位 / 56,381件
文字数 7,571 最終更新日 2020.08.28 登録日 2020.08.28
ある日突然、婚約破棄を言い渡されるイエリ。 その場には、何故か従姉妹が一緒になって並んでいた。 「お前との婚約は破棄してシュナと婚約する!」 「私が新しい婚約者ですわっ」 ほんとうに、それでいいんですか? ※よくある設定ですが完全オリジナルです。 ※カムバック短編です。 ※他サイトでは+苗字で掲載中
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小説 18,837 位 / 185,593件 恋愛 8,678 位 / 56,381件
文字数 19,602 最終更新日 2022.09.17 登録日 2022.09.14
プロローグを新しく書き加えています 主人公の心情を知ってもらうため、言葉よりも説明の方が長くなっております。 主人公が前世と同じ生き方をしたくないから目の前のことを解決してたら救世主って… 1人の若者が成長していく物語です。 主人公のクリスは小さい頃、ある事件がきっかけで前世の記憶と能力を取り戻します。 前世では何も分からずに戦争に参戦しますが魔力を使い果たして死んでしまいます。 〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜 お読みくださりありがとうございます。 感想、ブックマーク、評価も、ありがとうございます。 ほんとうに励みになっています。
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小説 21,193 位 / 185,593件 ファンタジー 2,937 位 / 42,644件
文字数 1,891,696 最終更新日 2024.04.12 登録日 2021.11.16
BL 完結 長編 R18
ユートは人族。来年成人を迎える17歳。獣人がいっぱいの世界で頑張ってるよ。成人を迎えたら大好きなもふもふ彼氏と一緒に暮らすのが夢なんだ。でも人族の男の子は嫌われてる。ほんとうに恋人なんてできるのかな? R18 ※ エッチなページに付けます。    他に暴力表現ありです。 可愛いお話にしようと思って書きました。途中で苦しめてますが、ハッピーエンドです。 よろしくお願いします。 全62話
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小説 24,721 位 / 185,593件 BL 5,896 位 / 24,076件
文字数 78,218 最終更新日 2021.11.25 登録日 2021.10.01
恋愛 完結 短編 R15
王妃様はとても贅沢好きで散財し放題の方だった。加えて、王様の浪費癖も酷かった。そのため、王家は借金まみれになった。一方、私のお父様は時代の波に乗り巨額の富を築き上げた子爵だった。私の持参金と実家の援助を当てにして王家は元から婚約者がいた王子と私との婚約を強引に推し進めた。 私は、地味な容姿の目立たない子爵令嬢。イケメン王子は、元婚約者を愛しつづけて、未練たらたら。私はと言えば、途中まで我慢していたけれど・・・キレて婚約破棄宣言をした・・・王子様。今更、後悔しても・・・遅いです。私は、ほんとうに愛してくれる男性を見つけられるのでしょうか?・・・秘密が盛り込まれたお話です。・・・魔法がある異世界で、設定はふんわり、かなりゆるめです。よくあるタイプのお話で、前作「ほかの令嬢を愛し続ける旦那様」の最初の設定の結末を書きたくなって投稿しました。なので、設定が少し似ています。もちろん、枝葉は変えています。読んでいただけると、嬉しいです。
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小説 29,389 位 / 185,593件 恋愛 12,978 位 / 56,381件
文字数 27,635 最終更新日 2020.12.21 登録日 2020.12.13
BL 連載中 短編 R18
エロが書きたくてー。 先日投稿しました転生貧乏貴族のIFストーリー。 前作 https://www.alphapolis.co.jp/novel/263032221/677811746 前作を読まなくても主人公フィルが教会に監禁されて性的に搾取される話として読んでいただけます。もちろん前作を読んでいただけると私が喜びます。 本編では攻略対象に見向きもされなかったピンク頭のマリアですがうまいことやって主人公のフィルの想い人アーノルト王太子を攻略。フィルは現実を直視したくなくて逃げ出します。その傷心旅行の際に彼の特異体質に気づいた宗教団体に囚われて霊力回復の秘薬、聖水をうみだす女神の愛し子として監禁され日々性的搾取されることに。 本編では全年齢の物語にふさわしくとかわいく「はわわ」と鳴いていた主人公がR18だと違う啼かされ方をします。 なぜか1話が公開になっており、その際ワケわからないあらすじメモまでついていて読んだ方を混乱させてしまい申し訳ないです。そこは削って1話を公開しなおしました。 ほんとうにお恥ずかしい。
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小説 29,389 位 / 185,593件 BL 7,073 位 / 24,076件
文字数 11,234 最終更新日 2024.02.03 登録日 2023.12.26
恋愛 完結 長編
 乙女ゲームの貴族令嬢リリアーナに転生したわたしは、大きな屋敷の小さな部屋の中で窓のそばに腰掛けてため息ばかり。  見目麗しく深窓の令嬢なんて噂されるほどには容姿が優れているらしいけど、わたしは知っている。  これは主人公であるアリシアの物語。  わたしはその当て馬にされるだけの、悪役令嬢リリアーナでしかない。  窓の外を眺めて、次の転生は鳥になりたいと真剣に考えているの。 「つまらないわ」  わたしはいつも不機嫌。  どんなに努力しても運命が変えられないのなら、わたしがこの世界に転生した意味がない。  あーあ、もうやめた。  なにか他のことをしよう。お料理とか、お裁縫とか、魔法がある世界だからそれを勉強してもいいわ。  このお屋敷にはなんでも揃っていますし、わたしには才能がありますもの。  仕方がないので、ゲームのストーリーが始まるまで悪役令嬢らしく不機嫌に日々を過ごしましょう。  __それもカイル王子に裏切られて婚約を破棄され、大きな屋敷も貴族の称号もすべてを失い終わりなのだけど。  頑張ったことが全部無駄になるなんて、ほんとうにつまらないわ。  の、はずだったのだけれど。  アリシアが現れても、王子は彼女に興味がない様子。  ストーリーがなかなか始まらない。  これじゃ二人の仲を引き裂く悪役令嬢になれないわ。  カイル王子、間違ってます。わたしはアリシアではないですよ。いつもツンとしている?  それは当たり前です。貴方こそなぜわたしの家にやってくるのですか?  わたしの料理が食べたい? そんなのアリシアに作らせればいいでしょう?  毎日つくれ? ふざけるな。  ……カイル王子、そろそろ帰ってくれません?
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小説 29,389 位 / 185,593件 恋愛 12,978 位 / 56,381件
文字数 21,941 最終更新日 2020.08.26 登録日 2020.01.27
ファンタジー 完結 ショートショート
(追記)  英文での題名に挑戦してみました。宜しくお願いします。 (相藤混鳴の夢の中での心情※)  ねぇ、僕のこと好き?  私だって、あなたたちみたいに純粋でいたかった。純粋に人を好きになって、愛して、微笑んでいたかった。理想に反して私を見てくれているか分からなくなる。あなたは私のことなんて好きじゃなくて本当はあなたの中にいる私が好きで、私はそれとコミュニケイトする為の人形に過ぎないんじゃないのかなんて。思ってしまう。  私はほんとうにここにいるのか、あなたが本当に僕の知っているひとなのかが。どうしても。  何時だって快楽で私を満たして質問を延命して苦しめる。とても、とてもとても卑怯なことをするの。貴女はいつも。  時々くろいひとが夢に出る。顔は無くて、影だけで体を作ったみたいな。その人がいつも私を殺す、優しく。いなくなっちゃうはずなのに安心してしまう。首を絞められて、それをあなたは見ている。  いえ、見ていない。その時あなたはくろいひとを見つめている。まるで最愛の人を見るような目で。 ※・・・一部。
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小説 35,852 位 / 185,593件 ファンタジー 5,502 位 / 42,644件
文字数 2,000 最終更新日 2024.01.28 登録日 2024.01.28
ある日突然倒れた貴族の令嬢が、熱に魘されながら前世の記憶を取り戻して、チートで無双...なんて私にはできなかった。悔しいです。 だけど幸いにも顔の綺麗な女の子に生まれてくることができたんだから、目一杯可愛くして、目一杯愛されたい!っていう私の欲はどんどん膨らんでいった。 ああ神様か女神様かそもそもいないのか知らないけどありがとう!こんなにも美人な家族に囲まれて愛してもらえて、私は今幸せだ、ほんとうにありがたい。 これは私、リトの、新しい人生の話。
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小説 185,593 位 / 185,593件 ファンタジー 42,644 位 / 42,644件
文字数 1,522 最終更新日 2017.10.13 登録日 2017.10.13
男は処刑される運命だった。 だが、男は後悔はなかった。妹を殺した、色狂い将軍をこの手で殺せたから。 ほんとうに? 煩わしい少女の声がした。 少女は世界を救う旅をしており、男の力が必要と手を差し伸べる。 世界を救う聖女と、元罪人だった男の旅が始まる。 ___ 昔書いた小説を直したものです。 ※残酷、暴力を含む表現が含まれます。 ※直接的ではありませんが、性を彷彿する表現があります。
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小説 185,593 位 / 185,593件 ファンタジー 42,644 位 / 42,644件
文字数 152,549 最終更新日 2023.01.02 登録日 2022.11.14
恋愛 連載中 長編 R15
この冬、松風高校に転校してきたイケイケ女子、風子(ふうこ)。そこで、自分とは真逆の、大人しく真面目な性格の未来(みく)と出会うことになる。恋愛未経験だった少女と、人と関わることが苦手な少女の百合物語。
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小説 185,593 位 / 185,593件 恋愛 56,381 位 / 56,381件
文字数 68,404 最終更新日 2021.07.15 登録日 2020.02.25
この世界は 楽しいことばかりじゃないけれど それでも 私たちは あなたを 歓迎します。 プレゼントに込められた メッセージが いつか あなたに届きますように…
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小説 21,306 位 / 21,306件 エッセイ・ノンフィクション 744 位 / 744件
登録日 2018.05.14
ホラー 連載中 ショートショート
- 廃墟珈琲店 Presents ~ 超・短編ホラー集 Vol.1 -                                                「 ほんとうに怖いのは 幽霊 ? それとも ・ ・ ・ 」
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小説 185,593 位 / 185,593件 ホラー 6,782 位 / 6,782件
文字数 4,534 最終更新日 2018.01.16 登録日 2018.01.14
「みーちゃん、痛い。髪、ひっぱらないで」 早紀は泣き叫んで訴える。 姉である早紀は六歳、一方で髪を引っ張っている美優はまだ三歳だ。 髪の毛を引っ張られた早紀は訴える。 「妹なんかいらかったのに。みーちゃんなんか捨ててきて!」 この時、私は子育てに疲れてしまっていた。 本心からではなかったはずだ。つい、ほんとうに捨ててくるからね、と早紀に聞いてしまう。 「いいよ、絶対に捨ててね」 と早紀は応える。 むきになってしまった私は美優を抱えて玄関へと向かう。 「わかった、本当に捨ててくるからね」 そう言って美優を抱き上げると、ぎゅっとしがみついてきた。 玄関へ向い、一旦、美優を下ろす。靴を履いて振り向くと、そこには美優の姿がなかった。
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小説 185,593 位 / 185,593件 現代文学 7,766 位 / 7,766件
文字数 9,813 最終更新日 2024.01.26 登録日 2024.01.26
むかし話をしよう。 ある小さな王国に、それはそれはとても可愛らしいお姫様がいました。 心やさしく民に愛されるお姫様でした。 王も王妃もそれはそれはとても可愛がっておりました。 そんなお姫様もすくすくと育ち、とても可愛らしくて評判のお姫様になりました。 そんなお姫様の話を聞きつけてある日髪の長い小汚い男が1人、城にやってきて言いました。『この国の姫にあいにきた』と。 心優しい姫君はなにか事情があるのだろうと、髪が長くボロボロで顔も見えない小汚い男を城へ招き入れました。 男はこう言いました。 『俺は隣国の皇子だ。評判の姫と結婚する為にきた』と。 城のものは皆嘘だと思いました。隣国は大帝国で資源も人も潤沢。王家も皇子は3人とも母君は異なるが仲が良く帝王共々家族関係がいいので、国の人々も皆仲が良いとてもいい国であるのだ。 だから、だからこそ皇子だと言われてボロボロのこの男が隣国の皇子ではないとおもったのでした。 ですが、心優しい姫君は違います。 『高いところから失礼致しますわ、皇子様。わたくし、このヴァリアス王国の王女、エリザベート・ソラ・ヴァリアスと申しますわ。皇子様におかれましては大変お疲れでしょうから湯浴みを先にされてはいかがでございましょう?それから我が国を案内させて頂きたく存じますわ』 そう皇子に告げました。 さて、お姫様の判断はほんとうに正しかったのでしょうか?本当にお姫様は愛されていたのでしょうか?何故簡単に王国に異国の者が入れたのでしょうか? さあ?私にはわかりかねるわ。
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小説 185,593 位 / 185,593件 ファンタジー 42,644 位 / 42,644件
文字数 320 最終更新日 2020.01.26 登録日 2020.01.26
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