SF小説一覧
今の延長線からちょっとずれた未来。
東京湾に人工島が浮かんでいた。そこは原子力発電所であり、管理は人工知能と人造人間が行っていた。
その人造人間と本土から逃れてきた犯罪者崩れたちは島の各所で生活し、なわばりを作り、時には衝突していた。
『ぼく』は三人の仲間とともに自警団の結成を目指す。島の治安を向上するために。
そして、そこからぼくら、宗教団体、政府、人工知能がからみ合う物語が発進する。
※本作品においては、犯罪、暴力行為の描写があります。いずれも小説上の表現として用いています。その点ご理解の上お読みください。
*「カクヨム」に投稿しています(名義:@ns_ky_20151225)。
*「小説家になろう」に投稿しています(名義:naro_naro)。
*「エブリスタ」に投稿しています(名義:estar_20210224)。
*「ノベルアップ+」に投稿しています(名義:novelup20210528)。
文字数 116,601
最終更新日 2023.02.16
登録日 2023.02.07
記憶を失っていく少女と彼女に寄り添うロボットの“記録”と”記憶”の物語
全世界にまん延したウイルスによって人と人とが寄り添えなくなった時代。爆発的に進化した技術とは、ウイルスに感染しない、ロボットの技術だった。
親しみと癒やしを渇望した人間は、無機質なロボットをいかにヒトそっくりにできるか、執念を持って進化させたのだ。
そんな時代、記憶を失っていく少女と、その人生に寄り添う女性型ロボットとの“記録”と”記憶”の物語。
1万字の短編です。
文字数 7,896
最終更新日 2023.06.30
登録日 2023.06.30
ある日、赤ん坊の姿になっていた――。
既視感だけが存在し、次第に私は“私”として生活をしていき、好きな人に出会った。
文字数 6,205
最終更新日 2024.04.08
登録日 2024.04.08
Pink Floydの楽曲「Wish You Were Here」を曲解して書いてみました。
はるか未来の地球、戦争と異常気象で人間の住める土地は減少の一途を辿っていた。人類は、宇宙に第二の母なる大地を求めて旅立った。
希望を求めて旅立った者と、己を見つめて残った者の一幕。
※カクヨム様にても公開中です→https://kakuyomu.jp/works/16817330661688156081
文字数 2,393
最終更新日 2024.04.16
登録日 2024.04.16
人工知能が実用化され、VRゲームが全盛期を迎えている世界。
とあるゲームの運営サポート用AIとして生み出された少女チャリンは、日々良いゲームを作ろうと奮闘していた。
しかし、プレイヤーは今日も今日とてクソゲー連呼のクレーム三昧。
それに対してズレた対応の運営スタッフたち……。
はたして、チャリンは自分の役目を果たせるのか?
これは彼女の戦いの記録。そして、はじまりのお話。
文字数 8,247
最終更新日 2019.09.24
登録日 2019.09.24
「Hell? Heaven.」の後日談。
惑星ライからの脱出組の一人、「三月兎/マーチ・ラビット」ことマーティ・ラビイ。
組織からの仕事を引き受けつつ、相棒キディと共に生活をしていたが、ある日引きうけた仕事は「ベースボールをすること」だった。
収容所惑星に行く時に消えた記憶との関係は?
そして「もの忘れのひどい」相棒キディの思い出したくない記憶は?
文字数 119,258
最終更新日 2020.05.21
登録日 2020.05.15
文明はある特異点に至った。それは「抽出」。
機能は「並行世界から技術を抽出する」。
これにより文明はありとあらゆる特異点を手にし、
それにより文明は飛躍的に発展したが、それと引き換えに大いなる混沌が訪れた。
「箱舟戦争」。特異点を巡って行われた見境なき争い。
それはあらゆる国家、組織、人種といった枠組みを根底から破壊しつくした。
永遠と思われたこの混沌にもやがて終わりが訪れた。
「花」。箱舟戦争の勝者たち。
そして花に特異点を行使する権利を与えられた大企業、「花弁」。
再編された文明は彼らの支配下にあった。
しかし文明に平穏が訪れることはなかった。
花は特異点の漏洩を止められなかった。
密輸。闇取引。強奪。
特異点自体が自ら管理を逸脱する場合すらあった。
都市の夜は、特異点を私的利用する「祭典」と花に派遣された実行者「庭師」、
そして無辜の民の大量の血で汚れていた。
文字数 8,225
最終更新日 2020.12.13
登録日 2020.12.11
『ゲート』……21世紀も四半世紀を経過しようとしたその頃、世界各地に突如として現れるようになった空間に生ずる大きな黒い穴を人類はこのように呼称するようになった。
そのゲートからは様々なもの、『イレギュラー』が出現するようになった。大別すれば、三種の恐るべき力を持った存在である。これらイレギュラーは世界各地で暴虐の限りを尽くした。戸惑いながらも人類は連携を取りながら、これらの敵性的存在の迎撃に当たった。人類はその為に構築した迎撃体勢組織を『ゲートバスターズ』と呼ぶようになった。
これは日本の北陸地方でゲートバスターズに所属する三人の少年とその仲間たちの物語である。
文字数 100,717
最終更新日 2023.12.16
登録日 2023.09.05
高校生の主人公、知矢(ともや)は普通の日常を送っていた。しかし、ある日、彼は突然、時を巻き戻す特殊な力を発見する。しかも、この力は彼がたった数時間前にしか戻ることができないものだった。
ユウキは最初はこの力を楽しむが、やがてその影響力と制約を理解し始める。彼は時間を遡り、高校生活や友情、恋愛に介入し、さまざまな結末を迎える。
文字数 1,596
最終更新日 2023.09.30
登録日 2023.09.30
文字数 2,739
最終更新日 2016.07.06
登録日 2016.07.06
文字数 3,171
最終更新日 2017.04.08
登録日 2017.04.08
蔵。家には蔵があるんだ。おばあちゃんが子供の頃にはもうなんで壊れないんだろうって思ってたんだってさ。だけどボクには古くなんて見えないんだ。とても綺麗。お城みたいだ。
文字数 413
最終更新日 2018.01.16
登録日 2018.01.16
平凡な社会生活を送っていた「みさな」。ある日、出張で茨城に向かう事に。そこで肩をぶつけた若い男性が射殺される。そして何者かにみさなはカバンを盗まれてしまう。カバンの中にはみさなにとって大事なものが・・・!!。男を追ってみさなはカバンを返してと要求するが、男は名のある殺し屋だと知る。射殺された男と仲間だと疑われ、みさなは殺されかけてしまう。死の狭間・・・、みさなが取った行動とは!!
文字数 8,603
最終更新日 2018.10.18
登録日 2018.10.18
文字数 1,632
最終更新日 2019.04.20
登録日 2019.04.20
少年・山田圭は、ある日、連絡が途絶えた彼女・本間雛を助けるためにタイムリープを経験する。けれど、タイムリープできた過去は、圭が望む過去ではなかった。
圭はより理想的なタイムリープを望み、ある人物と出会う。
圭は何を犠牲にして、理想を望むのか?その理想は本当に、圭の理想なのか?
カクヨムにも掲載しております。
文字数 6,816
最終更新日 2021.09.24
登録日 2021.09.24
この物語は『歴史改変戦記「信長、中国を攻めるってよ」』の続編になります。正編のあらすじは序章で説明されますので、続編から読み始めても問題ありません。
タイム・マシンが実用化された近未来、歴史学者である私の論文が中国政府に採用され歴史改変実験「碧海作戦」が発動される。私の秘書官・戸部典子は歴女の知識を活用して戦国武将たちを支援する。歴史改変により織田信長は中国本土に攻め入り中華帝国を築き上げたのだが、日本国は帝国に飲み込まれて消滅してしまった。信長の中華帝国は殷賑を極め、世界の富を集める経済大国へと成長する。やがて西欧の勢力が帝国を襲い、私と戸部典子は真田信繁と伊達政宗を助けて西欧艦隊の攻撃を退け、ローマ教皇の領土的野心を砕く。平和が訪れたのもつかの間、十七世紀の帝国の北方では再び戦乱が巻き起ころうとしていた。歴史を思考実験するポリティカル歴史改変コメディー。
文字数 132,825
最終更新日 2019.08.01
登録日 2019.07.05
【改稿版】
高校時代からのとあるバイト先で、卒業と同時にそのまま社員登用されたオレ――御手洗そーぢ。
実姉の華奈子と取り巻くヒト達のお陰で、不幸な生い立ちの幼少期からは考えられない、俗に言うシンデレラ・ストーリーに乗っかってしまうこととなった今現在。
ひょんなことから現代社会では、到底、有り得ないような、摩訶不思議と言うか常識ハズレと言うかな、とっても滑稽な体験を次々とさせられることとなるわけで。
と言うかさ、次々と巻き込まれていくだけなんですけど? どーしてこーなった⁉︎
斗家と伏木家に所縁のある御手洗姉弟を中心に、摩訶不思議なモノ騙りが始まるのだった――。
◇◇◇
※このモノ騙りは『紛うことなき〜』のスピンオフ、或いはクロスオーバー、はたまたサブストーリー、間違って背景だけ同じのオリジナルに成るか為らざるか⁉︎
執筆してる筆者にしても現時点ではどーなっていくか、全く予想だにしていないと言う驚愕の事実。
つまり、知らない。解らない。
更に言うと、予定は未定(笑)
文字数 60,007
最終更新日 2021.01.23
登録日 2020.09.18
――世界の終わりまであと七日になりました。
ニュースキャスターの言葉に、私はテレビ画面に向かって溜め息混じりにつぶやいた。
「やっとか」
世界の終わりまで、やっと、あと七日。
生きる意味を見失い、惰性で生きてきた「私」にとって、世界が終わるというニュースはこれ以上ない朗報だった。
その日が来るのを待ちわびながら自堕落な日々をひとり過ごす中、手元にあったサボテンに小さな変化が起きていることに「私」は気がついた――。
pixiv「日本SF作家クラブの小さな小説コンテスト」(さなコン)応募作品。
その他小説投稿サイトにも投稿させていただいております。
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表紙作成:かんたん表紙メーカー
写真素材:Annie Spratt
文字数 2,365
最終更新日 2021.08.01
登録日 2021.08.01
「私の名前はフレミング、航空士官学校の3号学生よ。愛機はマルーンの最新鋭戦闘機AMF-75A。私の赤髪をモチーフに、おやっさんにキャンディ塗装仕上げにしてもらったの。お気に入りポイントはキルヒーのパーソナルカラー「アンティークゴールド」をアクセントに入れてるところ。AMF-75A(この子)はとってもいい子よ。機動制限装置(マヌーヴァリミッタ)を解除(オフ)しちゃえば、コブラだってクルピットだって自由自在。さっすが、推力偏向(スラスタードベクトル)ノズル付の大推力エンジンね。AMF-75A(この子)が『ピーキー』だとか『じゃじゃ馬(ウェイウォード』だなんて言う人もいるらしいけど、私に言わせればそんなことはないわ。だってAMF-75A(この子)は私が飛ばしてるんだから。そうそう、私達の第18小隊は『落ちこぼれ(スケジュールド)小隊』なんて呼ばれてるけど、いつか絶対『トップ小隊』に勝ってみせるわ。ね、キルヒー?」
文字数 311,521
最終更新日 2022.01.21
登録日 2021.11.10
同じクラスであることしか接点のない二人は、ある日夢の世界で出会う。
そこでは様々なゲームができた。
二人は自らの欲望のため、遊び半分でゲームに興じる。
週末だけの不思議な時間。
賭けるものはお金に幸運、そして寿命。
いつか見た終わりまで、二人は進む。
文字数 1,240
最終更新日 2022.04.02
登録日 2022.04.02
幼い頃から決められていた婚約者に裏切られた黒栖エマは、泥酔して一人の男と出会う。
ある日、助けを必要としていたエマに手を差しのべたのは彼女と二度目の再会をはたした男ーー森山冬呀。そう名乗った彼は野性的な印象で、いままでエマが接したことのないタイプの人間だった。
初めての恋を知り、彼に惹かるがーー。
アロマ専門店で働くエマと、狼の姿になれる狼シフターアルファの冬呀。異なる種族の二人が紡ぐパラノーマルロマンス。
「月の絆~最初で最後の運命のあなた~」の登場人物も出てきます。そちらも読んでいただくと少し分かりやすいと思いますが、この話だけでも読めます。
文字数 159,213
最終更新日 2019.06.07
登録日 2016.07.03
X1年---ブラックホールの大爆発により、異次元に存在する数多の惑星が出現した----
そこには人類の化学では解明できない未知の生物が生活していたのだ。
x8年後、惑星の生物がやがて地球に侵略してくるのではと懸念した人類は惑星探査を検討する。
しかし、異星生物とのコンタクトは人体に何らかの影響が伴いかねないと考え、人類は惑星探査用アンドロイド「P.T.M-_01式」を開発した。
警察機関は、「P.T.M-_01式」を独自に改造し、アンドロイドのみのパトロール部隊を設立して惑星に送り込んだ。
そして、X30年、地球に巨大隕石が墜落。青く美しい地球は宇宙の塵になってしまった。
人間によって造られ、惑星に送られたアンドロイドたちは帰る場所を無くしてしまったのだった------
文字数 1,379
最終更新日 2019.09.07
登録日 2019.09.07
「百回勝てばここから出れる」
それだけを信じ、何十人もの人を殺し続けてきたタケ。
ついに終わりがみえたとき彼は何を思うのか。
迎えるは悲しい運命か明るい未来か。
文字数 3,225
最終更新日 2020.07.31
登録日 2020.07.11
ちょっと未来のお話。シスコンの高校生の美鳥が初めてのVRゲームを始めてみた。タイトル通りファンシーで可愛い世界だけど、タイトルほどライトじゃねーぞ、コレ。なんちゃってVRゲームモノです。
文字数 257,368
最終更新日 2021.09.16
登録日 2020.11.08
「.......なあ、なんで出てくんだよ
教えてくれたって良いじゃんか」
「そうだよ.....私の事嫌いになった?」
「違うよ美空、.....悪い大地、それは教えられ無い」
「あっそうかよ、勝手に出てけ‼︎」
「......2人共、待っててくれな」
「ねぇ嫌、行かないでお兄ちゃん.....」
....バタンッ
「....美空ほっとけあんな奴」
「そんなぁ.......」
.......一年前から変な夢を見始めた
鳥が空に飛んでったら雲の上に人がいっぱい立ってたり、
海底に人が横たわってたり.....
ただ、その夢を見始めたのが地獄の始まりだった
鳥の夢の2日後、親友だった鳳が事故で死んじまった
海底の夢の3日後、従兄妹の海音が海で溺れて死んじまった
しかも、全部俺の目の前で.....
そのあと、夢を見た日は誰とも関わら無い様にしていた
すると不思議なことだが、何も起きないのだ....
「にしてもなぁ.....今日のはマジで嫌な予感がする」
空が夕焼けに染まり、赤土の大地が地震を起こすと、一気に空と地面が近づき、何も無い暗闇に包まれた
そして空に、暁月のみが浮かんでいる夢
「まあ、スマホと金さえあればどうにか.....あっ....財布忘れた」
まずい、今更帰る訳にはいかねぇし....大学も休講中で誰にも会えねぇし....どうしたもんかなぁ.........
「何こんな所で頭抱えてんの?」
「あっ、月火.......」
コイツは月火、今俺と付き合っている
「どうせ訳ありなんでしょ、家来る?」
しょうがない、お邪魔させてもらおう....
〜家〜
俺は月火に今日の夢の事を話した
今までの事は話していたこともあって、月火は直ぐ理解してくれた
「......で、自分が側にいると2人に何か起きると思って?」
「そう、......どう考えてもあれはあいつらが対象な気がする
ただ、他が分かんねぇ....」
「とりあえず、4日ぐらい泊まってけば?多分そのぐらいで夢の影響も消えてると思うし」
「そうだな、じゃ遠慮なく」
文字数 827
最終更新日 2022.11.01
登録日 2022.11.01
かつて、地球には月がなかった。
地球から遠く離れた宇宙にある惑星グリーゼ3251b(月の前身)には、テラと呼ばれる文明が存在し、その文明の中では、生と死が2つに分かれることはなかった。
テラの人々の生活は繁栄を極めていた。
何億年もの時間の中で星の命を取り込み、グリーゼ3251bを母船として広大な宇宙を転々としていたのだ。
彼らは「言葉」を持たない代わりに、他者と遺伝情報を共有することができる「融合」という微視的な量子情報の結合を行うことができた。
「言葉」の中に秘めている“時間”という概念を捨て去ることで、肉体と精神を切り離すことができるある電気的なシステムを開発することに成功したのだ。
彼らはこのシステムを使い、星の中に巡る「記憶」と「生命力」を抽出できるζ(ゼータ)細胞を創造した。
それが、物体という固有の情報を持たない「ζ(ゼータ)」と呼ばれる存在だった。
彼らは次の計画として、地球という星にζ(ゼータ)を送り、星の内部に眠る膨大な時間と遺伝情報を取り込む時期に入っていた。
何千年も暮らすその星の人々の記憶と魂を取り込むことで、次の星へと飛び立つエネルギーを手に入れようと計画していたのだ。
テラの住人の1人であるゼロは、地球の人々の命を取り込むために送り込まれたζ(ゼータ)の1人だった。
ゼロは地球人に擬態し、何百年もの間、人々の中に眠る記憶や時間を取り込み続けていた。
しかしある日、ある少女に擬態していたゼロは、1人の少年と出会う。
少年は心臓に重い病気を抱えていた。
限られた命を全うしようとする少年との日々に、永遠の命を持ち続ける自らの運命に対して、疑問に思う日々が続いていた。
ゼロは、かつて自分たちの心の中にもあった、“永遠という時間”の外側に流れる「言葉」と、その「可能性」についてを、少しずつ理解し始める。
文字数 1,148
最終更新日 2023.03.19
登録日 2023.03.19
メノテキネと呼ばれる電脳空間世界。他のVRゲームとは一線を画した独自の世界観で話題のゲーム。
そのメノテキネにワープする機械が置かれたメノテキネセンターに通い詰める青年、羽原(はばら)カイ。
彼はメノテキネに存在するタルアンス帝国のギルドに所属する有能な召喚師兼暗殺者でもあり、平凡な青年でもあった。
カードでモンスターを召喚し、魔法と武器を駆使して敵を戦う話です。
文字数 6,158
最終更新日 2019.05.01
登録日 2019.04.28
虚構科学研究所の不死の定義:地球上の何者よりも強い。他者に殺されない。
人間の遺伝子改造が容認された世界。
虚構科学研究所の成果により、不死の頂に到達した少年<最上彼方>は、動画中毒の妹<ソフィア・クラウディ>と逃亡生活を送っていた。
二人ぼっちの最上とソフィアの元に現れたのは、ロリコン親父<朧火>と十六歳の少女<西天>の夫婦だった。
彼らは口を揃えて「二人を守る」と申し出る。
「二人とも僕より弱いでしょ?」と最上は言うが、諸々の事情が重なり、朧火と西天の家族になることを承認する。
裏事情がありまくりのへんてこ家族が、平穏な生活を送れるはずもない。
異形家族の日常と非日常がここに開幕。
SF家族物語!
文字数 97,444
最終更新日 2021.01.20
登録日 2020.12.28