ファンタジー もう遅い小説一覧

86 123
召喚士。多彩な召喚獣を駆使して戦う上級職。癖も強いためパーティーでのコンビネーションは必須。しかし、SSランク(最高ランク)の召喚士であるユーリ・サーズマンは、同じくSSランクのパーティーにコミュ障を理由に追放される。 別にいいんだ、それがみんなのためだと潔く去ったユーリは、街角のギルドで新たな仲間を探すことに。そこに現れたのはEランク(最低ランク)の駆け出し冒険者3人組。明るい性格の彼らとなら自分も頑張れるかもと淡い期待で入隊。足手まといにならないようにと気合を入れたのだが…… 圧倒的高レベル、最高のレパートリーを誇る召喚魔術、条件を満たせばMP無限の神スキル、どれをとっても超々一流なユーリを前に、3人は戦慄。しかし仲間として恥ずかしくないようにとトレーニングを積んで、少しずつユーリに近づいていく。そして……いつの間にかSSSクラス(伝説クラス)のパーティーも夢じゃない!?
24h.ポイント 0pt
小説 184,469 位 / 184,469件 ファンタジー 42,367 位 / 42,367件
文字数 6,256 最終更新日 2021.08.29 登録日 2021.08.26
42
ファンタジー 連載中 長編 R15
『一言で分かるあらすじ』 家を追放された主人公と、エルフの少女が国を乗っ取ってぶっ壊して成り上がって新たな世界を創る話 『ちゃんとしたあらすじ』 「落ちこぼれのお前はこの家にふさわしくない。出て行ってしまえ……と言いたいところだが、野垂れ死にされても寝覚めが悪い。明日から使用人として働いてくれないか?」 ある日ノアは、5歳のときに貴族、王族が神からもらえるというスキルをもらえなかったという理由だけで父親から家を追放される……たったの8歳で。もちろん、家を出たら死ぬことを見越してだ。 家から出て暮らすのは無謀に思えたが、貴族社会にうんざりしていたノアは、喜んで家を出ていった。家を出たノアは、異世界から来たのだという不思議な老人に剣術を叩き込まれ、11歳という異例の若さで冒険者になる。 すぐに死ぬと思われたが、ノアは持ち前の気力と賢さですぐに上級冒険者へと登り詰めていった。 ノアが自由を噛み締めて冒険者としての生活を続けていた21歳のある日、絶滅したはずのエルフの少女、セーラに出会う。エルフは、人類が1つしか使えないはずの魔法のスキルを、無限に生み出して作ることができた。侵略されることを恐れた人類は彼らを毒殺したのだ。 セーラは、自分たちを絶滅に追い込んだ貴族社会に復讐したいのだと言う。貧民街の生きるか死ぬかの生活を知ったノアは、歪みきった貴族社会を正し、父に復讐するため協力することを約束する。 ノアが生きていることに気づいた父親は、慌ててノアに戻ってくるように説得するが、もう遅い。ノアは王への道を1歩1歩つめ、世界を変えようとしていた。 これはノアとセーラが、国を乗っ取り新たな世界を創り、人々から絶賛されるまでの物語である。
24h.ポイント 0pt
小説 184,469 位 / 184,469件 ファンタジー 42,367 位 / 42,367件
文字数 11,028 最終更新日 2021.08.28 登録日 2021.08.28
43
ファンタジー 連載中 短編 R18
 「キヌア、お前のように可愛くない聖女など不要だ。 お前のようにブスってわけでもないが可愛くもない半端聖女には婚約破棄を告げてやる。 なんでお前みたいに好きでも嫌いでもないどうでもいい興味もない可愛くもない聖女と結婚しなければならないんだ。 お前の聖女としての実力に問題はないが、聖女なんて要らないんだ。 親に無理矢理決められたお前との婚約なんて破棄して、俺様は聖女としての実力は ぽんこつでも可愛いお前の妹のロロイエと結婚する。 俺様は真実の愛に目覚めたんだ。 親に無理矢理決められた相手と結婚するのは間違っている。 お前もそう思うだろう。 聖女なんていなくても、モンスターの侵攻なんて微々たるものだ。 それぐらい、ぽんこつ聖女のロロイエでも護れるし、兵士達もいる。 分かってくれるか。大人しく婚約破棄を受け入れてくれるならここに用意してある1億円を渡そう。 慰謝料迷惑領だと思ってくれ」   「そうよお姉様〜。モンスターの侵攻なんて〜ロロイエでもなんとかできるわ〜。 だから〜お姉様のようにブスでも可愛くもない半端聖女はとっととノレンタ王国から出ていってね〜。 ロロイエを虐めていた罪で処刑してあげてもいいけど〜ロロイエは慈悲深い聖女だから〜 追放で見逃してあげるわ〜。 今すぐノレンタ王国から出ていってね〜。 次見かけたら殺すからねお姉様〜」  「ええそうよそうよ。キヌア、その一億円を惨めに受け取ってどこにでも行きなさい。 お金が無くなって帰ってきてもヨンケープ男爵家の敷居は二度と跨がせないからね。 もう貴女のような美しくない可愛くない出来損ないかというと出来損ないって程ブスでもないし聖女の実力はまぁそれなりにある 貴女なんて必要ないわ。 聖女としての実力はゴミカスのロロイエでも十分な程しかモンスターの侵攻なんてないんだもの」  「え、今更助けてくれと言われても知りません。 言ったでしょう『あらそう、何を言われても貴方達を助けないけどそれでいいわね』って」
24h.ポイント 0pt
小説 184,469 位 / 184,469件 ファンタジー 42,367 位 / 42,367件
文字数 2,292 最終更新日 2021.08.24 登録日 2021.08.22
一部の剣士しかなれない《剣聖》であるアーノルドは、ある日所属していたパーティーのリーダーのやっかみで、追放されてしまう。しかも崖から突き落とされ、事故死を装われてしまうのだった。 海に落ちたアーノルドはすぐに助けられ、ある家で丁重にもてなしを受ける。好奇心旺盛なアリスと、引っ込み思案なソフィアの美少女姉妹が暮らす家だった。 礼をしたいと言うと、アリスとソフィアには、自分たちを冒険者にして欲しいと言われた。ただし、少女が冒険者になるのは修羅の道。ダンジョン内も無法地帯で非常に荒れているため、冒険者になるための試験に合格したら鍛え上げてやると約束した。 アーノルドはソロとして再び活動することを決意。しかし、ダンジョンにはアーノルドがいなくなったことで落ちぶれ、荒れ果てた元パーティーのメンバーがいて。 カイトに再び狙われそうになったアーノルドは…… ちょっとダークな王道ざまぁの話です!
24h.ポイント 0pt
小説 184,469 位 / 184,469件 ファンタジー 42,367 位 / 42,367件
文字数 6,093 最終更新日 2021.08.23 登録日 2021.08.20
45
ファンタジー 連載中 短編 R18
 「お姉様、お姉様って要らない聖女よね」  「そうよアントリィナ、貴女なんて要らないわ。 もういい加減うんざりよ。 出ていきなさい。とっと出ていきなさいこの穀潰し聖女!!」  「今月いっぱいでマンチェフスコイ男爵家を出ていけ。 お前はいらない」  「はぁ?今更戻ってきてくれと言われても、私の事を”要らない”と言ったのは貴方達でしょう。 私はイケメン美男子に愛されているので貴方達の事なんて知りません。 今更もう遅い!ざまぁ(笑)」  「アントリィナ、お前は要らない。お前のような要らない聖女には婚約破棄を告げる」  「あらそう、後から後悔しても遅いわよ」  「助けてくれ戻ってきてくれと言われても知らないからね」  「そこの美しい女、お前名は何だ」  「助けてお姉様〜」  「助けてくれアントリィナ」  「戻ってきて。助けてアントリィナ」  「お前の力が必要だアントリィナ」  「もう戻る必要はないアントリィナ。 お前の価値も美しさも理解できない馬鹿どもの事なんて放っておけ」  今更戻ってきてくれ助けてくれと言われても、美青年辺境伯の夫が私を溺愛し離してくれないので助けにいけません。
24h.ポイント 0pt
小説 184,469 位 / 184,469件 ファンタジー 42,367 位 / 42,367件
文字数 1,053 最終更新日 2021.08.22 登録日 2021.08.22
46
ファンタジー 連載中 長編 R15
 勇者・ブレイドと仲間たちが魔王討伐のため立ち上がった。勇者とその一行は各地の魔王の手下たちを討伐していた。  しかしこのパーティーは壊滅してしまった。魔物にやられたから?いやそうではない。無能な勇者ブレイドは仲間たちに三下り半を突きつけられ解散してしまったのだ。  無能な勇者と言われて仲間を失ってしまったがブレイドは無辜の民のため魔王を討伐する志を捨てない。そんなブレイドに新たな仲間ができる。そして無能な勇者と呼ばれた男の快進撃が始まる。 MAGNET MACROLINK エブリスタ カクヨム 小説家になろう pixiv ツギクル ノベルアップ+ note (敬称略) において同時投稿中です
24h.ポイント 7pt
小説 37,978 位 / 184,469件 ファンタジー 5,859 位 / 42,367件
文字数 62,758 最終更新日 2021.08.07 登録日 2021.01.07
47
ファンタジー 連載中 短編 R18
 「リザベルタ、お前に婚約破棄を告げてやる」  「お前は俺のお兄様のサルジオを殺しただろう」   「あら、貴方のお兄様はデブだから死んだのよ」  「私は何も悪くないわ。クソデブの自業自得よ」  「お姉様、お姉様をいじめていた事謝るわ。ごめんなさい。だから助けて」  「家督もお前に譲る。だから助けてくれ」  「貴女の事をずっと愛しているわ。本当よ。 貴女は長女なのだからと少し厳しくしすぎてしまったわ。分かって頂戴リザベルタ」  「分かるわ。私もお母様の事を愛していますもの」  「お母様はエルマンノ男爵家男爵ヘニアルト夫人なのですから、私も少し厳しく接します」 今更謝ってももう遅いっ! 私は無駄な肉のない完璧スマート細マッチョイケメン侯爵ともふもふ達に愛され幸せに暮らしているので 助ける気も戻る気もありません。
24h.ポイント 0pt
小説 184,469 位 / 184,469件 ファンタジー 42,367 位 / 42,367件
文字数 8,892 最終更新日 2021.08.06 登録日 2021.02.20
48
ファンタジー 連載中 短編 R18
 「お姉様、お姉様の婚約者のタントリッヒちょうだい」  「酷いわお姉様。なんでそんな意地悪を言うの」 「分かったわ。そんなにタントリッヒが欲しいなら貴方の強さで手にいれてみせなさい」   貴方にタントリッヒを手にいれる事なんてできるといいですねぇ。 ま、無理でしょうけど。  妹は自分の事を可愛いと思っていたのでしょうね。 思っていたんです(笑)  妹は事実を知り恥ずかしさのあまりもう外に出たくなくなくなったようです。 あ、丁度いいわ。 タントリッヒは貴方を海に沈めてくれるそうですよ。 これでもう誰にも見られなくてすみますよ。 私の事を虐め妹だけを可愛がってきた両親にもざまぁしてやります。 今更助けてくれといってももう遅い。 絶対に許さない。 私とタントリッヒは週7日愛し合い仲睦まじく幸せに暮らしました。 ハッピーエンド。 妹と毒両親はバッドエンド。 当然の報いですわ。ざまぁみやがれですわよ。
24h.ポイント 0pt
小説 184,469 位 / 184,469件 ファンタジー 42,367 位 / 42,367件
文字数 2,952 最終更新日 2021.07.31 登録日 2020.12.30
49
ファンタジー 連載中 短編 R18
 「アウロラ、お前に婚約破棄を告げてやる」  「恐喝カツアゲするチンピラだな。こんなのがポポヨス王国の聖女だとは嘆かわしい」  「はぁー。貴方がクズなのを直してあげる義務は私にはないわ。私は貴方の婚約者だけど貴方の教育係じゃないわ」  「俺様は真実の愛に目覚めたんだ」  「俺様はお前の妹のメルランを愛しているんだ」  「お姉様ー。お姉様の婚約者貰っちゃたー」  「お姉様なんていなくても本物の聖女の私がいれば国は大丈夫なので安心してゴブリン相手に娼婦しててくださいね。 お姉様にはお似合いよ」  「聖女を婚約破棄など気は確かか」  王太子が正統な理由なく婚約者の聖女を婚約破棄なぞ許されるわけがない。 いくら国王陛下が馬鹿息子を可愛がっていたとしても今回ばかりは見過ごせないでしょう。  「アウロラ。金なら幾らでも払うし土地でもなんでも差し出す。 だから馬鹿息子を斬首で許してもらえないだろうか」  「いいですよー。こんなクズが拷問されても1カッパーにもなりませんし」  「50億カッパー。それで馬鹿王太子は斬首にすることを認めてあげるわ」  馬鹿王太子は斬首され私は50億カッパー貰えて私もハッピー。  私の婚約者を奪おうとした妹はゴブリン専門の娼婦で感度千倍逝きにしてあげましょう。 ゴブリン相手の娼婦がお似合いなのは貴女の方でしたね」  「お前の事がずっと好きだったんだ」  第2王子の英明イケメンで筋肉質なフィリゴは私の事を好きだったようです。  付き合ってみたら私達の相性はばっちりふぃってぃんぐでしたので結婚することにしました。  私達は愛し合って幸せです。  婚約破棄してくれてありがとうボン。。。ボンポル?ボンゴレ?ボンなんとかさんありがとう。  元婚約者だった人の名前忘れちゃった。  私、腹を刺されてまいましたわ。  「フェディオ、なんでこんな事を」  「はぁーーーー?叔母様ばっかじゃねぇぇぇの」
24h.ポイント 0pt
小説 184,469 位 / 184,469件 ファンタジー 42,367 位 / 42,367件
文字数 2,078 最終更新日 2021.07.24 登録日 2020.12.30
50
ファンタジー 連載中 短編 R18
 「お姉様って、ヘルトル男爵家に必要ないんじゃないかしら」  「お前のように結界もまともに張れない長女はヘルトル男爵家に必要ない」  「結界もまともに張れずヘルトル男爵家を追放されたお前に価値はない。婚約破棄だリザンナ」  「助けてお姉様」  「あら、私は必要ないんでしょう」  「助けてリザンナ。私は貴女の母親よ」  「え、『貴女なんて私の娘じゃないわ』って言ったの誰でしたっけ」  「助けてくれリザンナ。俺が悪かった」  「本当に貴方が悪いわね。貴方が悪いのだから、私が助ける必要はないわね。自業自得ね」  「私はもうヘルトリッヒに愛されているから貴方達がどうなろうとどうでもいいわ」  「行こうリザンナ。お前が助ける必要なんてない」  「ええ、私は何も悪くなく悪いのはあの馬鹿どもなんですから」
24h.ポイント 0pt
小説 184,469 位 / 184,469件 ファンタジー 42,367 位 / 42,367件
文字数 2,496 最終更新日 2021.07.23 登録日 2021.02.15
 「結界魔法を弱めて張れ」  「お前が結界を張りモンスターが侵入してこないと俺様の活躍がなくなる」  モンスター討伐しか取り柄のない馬鹿婚約者で馬鹿王太子パトリカルは 国の事より自分の功績が重要なようです。 やれやれ、こんな自分の事しか考えられないクズが婚約者で王太子だとは情けないですわ。 まぁ、そこまで言うのなら仕方ありませんんね。 どうなっても私は助けませんよ。
24h.ポイント 0pt
小説 184,469 位 / 184,469件 ファンタジー 42,367 位 / 42,367件
文字数 4,527 最終更新日 2021.07.04 登録日 2021.01.09
「新聞社を焼かねばならぬ。 我慢に我慢を重ねてきたが、もうダメだ。 すべてを失い、悪に堕ちてでもこの粛清をやり遂げねばならない。 それが王として最後の責務である」 聖オルタンシア王国の国王ジルベールは王位を継ぐ以前からマスコミに嫌われていた。 「新聞に書いてあったけど、ジルベール様は権力を傘にきて地方領主にパワハラしてるらしいぞ!」 (領民を奴隷にして麻薬栽培してる不届き者を罰しただけなのに……  口封じに危うく殺されるところだったし) 「新聞に書いてあったけど、ジルベール様は仲のいいお友達の領地にばかりお金を支援しているらしいわ!」 (ドラゴンの群れの襲撃受けたから復興支援してるだけだって……  それに国境線守っている彼らが倒れたら王都も危ないんだぞ) 「新聞に書いてあったけど、ジルベール様は女好きで毎晩美女をムリヤリさらっているらしいぞ! お后様はあんなにお美しいのに!! 爆発しろ!!」 (妻以外に女性は知らないし、てかその妻も最近相手してくれないんだが……  ん? 妻の寝室に見知らぬ男が————) マスコミは偏向報道により、ジルベールが国民に嫌われるように仕立て上げた。 悔しさに歯を食いしばりながらも己の責務を全うするジルベール。 称賛を浴びられなくとも、自分の行いが国や民のためになることを信じていたからだ。 ジルベールの生き様に心を打たれる者や救われたことに感謝をしている者たちも少なからずいた。 しかし、その想いは彼には届かず、限られた信用できる人間にしか心を開かず、孤独に打ちひしがれる。 ギリギリのところで踏みとどまっていたジルベールだったが、マスコミの起こしたある事件により我慢は限界を超える。 「敵国よりもドラゴンよりも恐ろしい敵がすぐそばにいる。 奴らは無実の者に罪を着せ、罪深き者を無実にする力を持つ。 民よ、どうか気づいてくれ。 私の蛮行が無駄にならないように……」 これは後に『流刑王』という異名を背負うことになる善良な王ジルベールと悪意に満ちたマスコミとの戦いの物語である。 ※この作品は小説家になろうにも掲載しています
24h.ポイント 0pt
小説 184,469 位 / 184,469件 ファンタジー 42,367 位 / 42,367件
文字数 228,442 最終更新日 2021.06.23 登録日 2020.12.27
53
ファンタジー 完結 ショートショート
 王女の勝手な行為のせいで、王都は大変なことに……。 ※後編には主人公が出てきません
24h.ポイント 14pt
小説 31,369 位 / 184,469件 ファンタジー 4,467 位 / 42,367件
文字数 2,218 最終更新日 2021.05.17 登録日 2021.05.17
54
ファンタジー 連載中 長編 R15
 アイザックの街最強のパーティー『黄金の旋風』に所属する“アデル”は、突然、リーダーである“エリアル”に追放を言い渡される。  それは、エリアルだけでなく、幼馴染で恋人の“カルラ”を含めた全員の総意であると。  到底納得できず、理由を尋ねるアデルだが、そんなカルラから返ってきたのは無情な答え。 『私達は、ガラクタや“役立たず”なんていらないの』  そう……アデルの職業[技術者(エンジニア)]は、一般的な大量生産品しか作れないような全く使い物にならない能力だった。  失意のままギルドに戻ったアデルは、受付嬢から一枚の依頼紙を手渡される。  その内容は、腕の良い職人を探しているというもので、依頼主は、領主である“カートレット伯爵家”。  不審に思うも、興味が湧いたアデルは依頼主のいる領主邸へと向かう。  侍女の“ハンナ”に案内され、出逢ったのは……車椅子に座り、両腕と両脚をもがれ、唯一残った右眼で虚空を見つめる一人の少女——“ライラ=カートレット”伯爵令嬢だった。 「殺したい……お父様とお母様を殺したアイツ等を。私を穢して、壊して、こんな姿にしたアイツ等を。アイツ等に関わる、全てのニンゲンを!」  困惑するアデル。だが、そんな少女の魂の叫びを聞き、 「……僕が、あなたの望み……叶えてみせます」  アデルは自分の職業[技術者]の力で、誰にも手折ることができない最高で、そして最強の翼を【製作】しようと決意する。  ——たとえそれが、自分の命を引き換えにするものであったとしても。  これは、翼をもがれ、絶望と憎悪に苦しむ少女と、そんな彼女を救おうともがく『役立たず』と呼ばれた男の、復讐の物語。
24h.ポイント 21pt
小説 26,305 位 / 184,469件 ファンタジー 3,716 位 / 42,367件
文字数 348,782 最終更新日 2021.05.16 登録日 2021.04.08
55
ファンタジー 連載中 長編 R15
「攻撃魔法? ウチのギルドじゃ必要ねぇな!」 「お前は補助魔法だけ使ってろ!」 SSRな”魔法翻訳付与スキル”を持つ青年セシル、物理攻撃至上主義の脳筋ギルドで冷や飯ぐらいの毎日。 ある日、彼のスキルは1億人に1人の超絶レアスキルであることが判明する。 スカウトが殺到したセシルはギルドを見限り、華やかな魔法学院の教官に転職する。 セシルの価値を理解できないギルドの無能上司、魔法革命ブームの世界について行けず、セシルが抜けたギルドは急速に崩壊していく。 カワイイ少女達を担任するセシル、彼を評価する美人上司にも恵まれ、忙しくも充実した毎日を送り……帝国でも最強のクラスを作り上げていく。 楽しい学院生活と様々なクエスト。生まれ持ったスキルと人の好さでクエストをこなしまくるセシル。生徒たちは慕ってくれるし、僕の評価もうなぎ上り。転職して本当に良かった! これは自分の価値を理解しない無能上司を見限り、転職した青年が体験する最強魔導学院ファンタジー! ※小説家になろうでも連載しています
24h.ポイント 0pt
小説 184,469 位 / 184,469件 ファンタジー 42,367 位 / 42,367件
文字数 78,690 最終更新日 2021.05.15 登録日 2021.05.01
56
ファンタジー 連載中 長編 R15
「なあ、リィト。もう分かったろ。俺の勇者パーティにお前は無理だ。追放だ」 勇者パーティに所属していたリィトは勇者候補であるグスタフに、ある日突然、そう言われ追放されてしまった。 リィトはグリッチ:コードというスキルを所持していた。 しかし、誰も聞いたことがないもので、グスタフは、外れスキルだと決めつけていたのだ。 実際は、簡単な生活魔法でさえ、凶悪な魔法に改造する反則的なスキルであったのに。 その上、グスタフはマエリスに手を出し寝取りを実行しようとしていたが、うまくいかず彼女と仲が良いリィトを追い出したのだ。 リィトが追放された日の夜、状況が一変する。 翌朝起きると、彼の横に六歳くらいの少女が眠っていた。 少女は殆ど話さなかったが、彼女の声は以前からリィトの頭の中に響いていたものとそっくりだ。 《グリッチ:コード》というスキルと少女の関係が次第に明らかになっていく。 一方、リィトを追いだし、マエリスを手に入れようとするグスタフだったが、彼は次第に落ちぶれていく。 グスタフは次第に王国から見放され、リィトに対する恨みを募らせるのだった。 ※小説家になろう様でも連載しています。
24h.ポイント 0pt
小説 184,469 位 / 184,469件 ファンタジー 42,367 位 / 42,367件
文字数 28,230 最終更新日 2021.05.06 登録日 2021.04.16
57
ファンタジー 連載中 短編 R18
 「お姉様、私の代わりに結界の点検しておいて」  「あら、お姉様のようなブスで結界を張るしか能のない第一聖女は結界を張ってればいいのよ」  「そうだ。お前のようなブスは結界でも張っていろ。ブス」  「お前は本当にブスだからな。パヒス君の婚約者にして貰えたのも聖女としての能力を買われての事だ。 せめて人より多く聖女の仕事をしていろ』  「そうよバロア。貴女は本当にブスなのだから、聖女の仕事をしてればいいのよ。 そうじゃなきゃ貴女に価値なんてないもの。喜んで聖女の仕事をしていなさい」  第六聖女の仕事をろくにせずゲームばかりしていた妹の仕事を、第一聖女の私が変わりにずっとやってきました。  「お姉様、私ゲームはもう辞めるわ」  「第六聖女としての仕事もちゃんとやるから、もうお姉様に代わりにやってもらわなくていいわ」  「もうお姉様に助けてもらわなくていいわ」  「でも、お姉様って聖女の仕事が減れば価値がますますなくなるわね」  「そう、本気なのね。もし嘘なら、責任をとってもらうわよ」  「お姉様、お姉様の婚約者のパヒスを頂戴」  「お姉様のようなブスで結界を張るしか能のない第一聖女より可愛い私の方がパヒスの婚約者に相応しいわ」  「俺様は真実の愛に目覚めた」  「お前の妹のモハナを愛しているんだ」  「そう。それじゃあ真実の愛に目覚めた2人で仲良く苦しんで下さい」   「ごめんなさい、お姉様。許して」  「あら~。『もしゲームをしたら処刑されても何をされても文句は言わないわ』  『もうお姉様に助けてもわらわなくていいわ』と言ったのは貴女でしょう」  「婚約破棄を取り消してやる。だから助けろ」  今更婚約破棄を取りしてやると言われましても、私は単社信者ではないイケメン美男子第二王子のマノスに愛されているので 貴方なんていりません。
24h.ポイント 0pt
小説 184,469 位 / 184,469件 ファンタジー 42,367 位 / 42,367件
文字数 922 最終更新日 2021.03.24 登録日 2021.03.24
58
ファンタジー 連載中 長編 R15
※※※ 更新を停止中です ※※※ 改稿したうえでイチから書き直すかもしれないです ------------------- 生まれた時から孤児院で生活してきた主人公のアルスは日々魔法を使い、孤児院の運営の手助けをしていた。 そんな生活を続け10歳となる誕生日、教会に案内されると魔力がすべての属性で全くないと判定され、その結果唐突に孤児院から強制的に借金奴隷とさせられたうえで追放されてしまう。 育てた孤児が有能であれば高額商品として出荷していた孤児院と、そんな事情は全く知らないアルスは、気が付かないうちに様々な問題に巻き込まれていく。 孤児院にざまぁ、領主にざまぁ、国にざまぁ、教会にざまぁ、敵対する相手を変えながら手にした力でやり返していく、そんな物語。 ----------------------- 1話毎、字数は少なめです(普通の基準を3000で考えています) 後日加筆修正や、数話をまとめて1話扱いにすることがあります (n)表記をしているサブタイトルの場合、後日くっつけることがあります。
24h.ポイント 0pt
小説 184,469 位 / 184,469件 ファンタジー 42,367 位 / 42,367件
文字数 11,238 最終更新日 2021.03.24 登録日 2021.03.12
aoi
「なぁ、マギそろそろこのパーティーを抜けてくれないか?」 勇者パーティーに勤めて数年、いきなりパーティーを戦闘ができずに女に守られてばかりだからと追放された賢者マギ。王都で新しい仕事を探すにも勇者パーティーが邪魔をして見つからない。そんな時、とある国のお姫様がマギに声をかけてきて......? お姫様の為に全力を尽くす賢者マギが無双する!?
24h.ポイント 0pt
小説 184,469 位 / 184,469件 ファンタジー 42,367 位 / 42,367件
文字数 65,226 最終更新日 2021.03.23 登録日 2021.02.10
60
ファンタジー 連載中 長編 R15
セーブ&ロードという唯一無二な魔法が使える冒険者の少年ラーク。 そんなラークは【デビルメイデン】というパーティーに所属していた。 ラークのお陰で【デビルメイデン】は僅か1年でSランクまで上り詰める。 パーティーメンバーの為日夜セーブ&ロードという唯一無二の魔法でサポートしていた。 だがある日パーティーリーダーのバレッドから追放宣言を受ける。 「いくらやり直しても無駄なんだよ。お前よりもっと戦力になる魔導士見つけたから」 「え!? いやでも俺がいないと一回しか挑戦できないよ」 「同じ結果になるなら変わらねえんだよ。出ていけ無能が」  他のパーティーメンバーも全員納得してラークを追放する。 「俺のスキルなしでSランクは難しかったはずなのに」  そう呟きながらラークはパーティーから追放される。  そしてラークは同時に個性豊かな美少女達に勧誘を受け【ホワイトアリス】というパーティーに所属する。  そのパーティーは美少女しかいなく毎日冒険者としても男としても充実した生活だった。  一方バレッド率いる【デビルメイデン】はラークを失ったことで徐々に窮地に追い込まれていく。  そしてやがて最低Cランクへと落ちぶれていく。  慌てたバレッド達はラークに泣きながら土下座をして戻ってくるように嘆願するがもう時すでに遅し。  「いや俺今更戻る気ないから。知らん。頑張ってくれ」  ラークは【デビルメイデン】の懇願を無視して美少女達と楽しく冒険者ライフを送る。  これはラークが追放され【デビルメイデン】が落ちぶれていくのと同時にラークが無双し成り上がる冒険譚である。
24h.ポイント 0pt
小説 184,469 位 / 184,469件 ファンタジー 42,367 位 / 42,367件
文字数 211,309 最終更新日 2021.03.09 登録日 2020.12.30
 毎週食事をたかりに来て私の婚約者に物をねだる婚約者の弟一家にもう我慢の限界です。  「毎週食事をたかりに来るのも私の婚約者に物をねだるのも辞めて下さい」  「貴方達は強盗乞食無銭飲食犯罪者よ、処刑が相応しいわ」  「僕の弟一家を犯罪者呼ばわりか。許せん。サエナ、お前に婚約破棄を告げてやる」  「あら、婚約破棄してくれるんですか。ありがとうございます」  「イルウッド伯爵領を護っていた聖女の私に婚約破棄追放ですか。 どうなるんでしょうねぇ」  「助けて欲しいんだぜ。助けてくれなんだぜ!」  「婚約破棄もされましたし、元婚約者の弟一家なんて他人ですよ。 元から他人ですが。 それが、なんで私に助けを求めるんですか。 厚かましいですね。常識ないんですか。 世界中の人が全て貴方のお父様お母様お兄様だとでも思っているのですか。 私は貴方達を助けも許しもしませんよ。 どうぞ処刑されて下さい。 自業自得でしょう」  「僕を許せとは言わん。チッザ達だけでも助けてやってくれ。チッザ達を許してやってくれ。 せめてリシアとリシンだけでも許してやれないか」  「え。元婚約者の貴方が何で私に指図してるんですか。 舐めてるんですか」  「子供のやった事だから許せ?はぁ? なんで子供だからと許さなきゃいけないんですか。 許せませんよ」
24h.ポイント 0pt
小説 184,469 位 / 184,469件 ファンタジー 42,367 位 / 42,367件
文字数 783 最終更新日 2021.03.07 登録日 2021.03.07
マルクは優秀なパーティのタンク役として、勇者達を守り抜いてきた優しい男だった。 しかし、ある日のこと、勇者の嫉妬によりマルクは大勢のサキュバスが住み着く「淫魔の巣」へと閉じ込められてしまう。 持ち前の耐久力と、優しさ、性格の良さが幸いし、サキュバス達に気に入られたマルクは、300年もの間ドスケベ乱交セックスを続けていた。 そして気がつけば、サキュバスと人間の子供達も産まれて大家族へとなっていたのだ。 だが、それなりに幸せな生活を送っていた彼らに問題が発生する。 300年の歴史の中で、強力な勇者が現れ魔族と人間の戦況は逆転し、魔族が生きるための魔石が魔王より配給されなくなってしまったのだ。 自身の家族を守る為、マルクは淫魔の巣で習得した「淫紋」を駆使し、勇者を倒す為に立ち上がった。 ※エロシーンには♡が付いてます。
24h.ポイント 21pt
小説 26,305 位 / 184,469件 ファンタジー 3,716 位 / 42,367件
文字数 106,810 最終更新日 2021.02.24 登録日 2021.01.13
 「女は話をまとめられないんだよな」  はぁ?婚約者のノルヘルトが女性蔑視発言をしました。  「これは再教育が必要ですね」  はぁ。やれやれ、クズ婚約者は被害者面で逆ぎれしています。 貴方は加害者で被害者は私ですよ。 最低ですね。 こんな被害者気取りするカスが私の婚約者だなんて。 いくら親に無理矢理決められた婚約者とはいえ、なんでこんなクズが私の婚約者なのでしょうか。 もう我慢の限界です。 私の中の何かがぷつりときれたのでざまぁしてあげます。
24h.ポイント 0pt
小説 184,469 位 / 184,469件 ファンタジー 42,367 位 / 42,367件
文字数 1,689 最終更新日 2021.02.21 登録日 2021.02.13
64
ファンタジー 連載中 短編 R18
 「お父様、またお姉様に虐められました」  「なんだとっ!またエルミーユを虐めたのかっ!」  「ナイフでお姉様に切られました」  「今までいくら注意してもお前はエルミーユをいじめていたが、親子の情もあり許していた。 しかし、今度ばかりは許せる事ではないぞ」  「そんな事言っている場合ではないでしょう」  「逃げるつもりか」  「エルミーユが死んでしまったではないか。お前が殺したんだぞ」  「だから、早く治療しないと大変なことになりますよと言ったじゃないですか」  「お前は妹のエルミーユをいじめて殺したなっ!お前なんかとは婚約破棄で処刑だ」  「婚約破棄されたのだから、もう俺の妻にしても問題ないだろう」 突然現れたイケメンが私をいじめてきたお父様お母様冤罪で私を処刑しようとする元婚約者も殺してくれました。
24h.ポイント 0pt
小説 184,469 位 / 184,469件 ファンタジー 42,367 位 / 42,367件
文字数 1,659 最終更新日 2021.02.21 登録日 2021.02.15
 「ベロニアさん、貴方ってブスよねぇ」 「あら、そんなに驚くような事かしら。今まで鏡も見た事ないのかしら」 「あら~それなのにブスって自覚がないなんて、相当なナルシストね」 姑に虐められてきましたが、流石に我慢の限界です。  「あの~お義母様。お義母様は鏡見た事ありますか~」  「テオファノ、この女が私を虐めるのよ」  はぁ?  「ベロニア、俺様のママに何てことをするんだ」  夫はいつも大好きなママの味方をします。 きもっ。 親子揃ってゴミですね。  婚約破棄ですか、むしろ歓迎です。 ありがとうございます。 ざまぁ断罪行っておきましょうか。  今更謝ってももう遅い。  助けません。許しません。自業自得ですよ。
24h.ポイント 0pt
小説 184,469 位 / 184,469件 ファンタジー 42,367 位 / 42,367件
文字数 1,499 最終更新日 2021.02.21 登録日 2021.01.09
66
ファンタジー 連載中 短編 R18
 「お姉様のシュシュ頂戴」  両親は妹に甘くいつも  『お姉様なのだからそれぐらいシャロナにあげなさい』と言うのです。  私は仕方がなく妹が欲しがる物をなんでも差し出してきました。  私の物はもう全て妹が欲しがり妹に差し出してきました。  「そんな。じゃあ私はこれ以上何を貰えばいいのよ」  「貰うのではなくて、貴方の実力で手に入れていけばいいのよ」  「嫌よ。私はなんでも誰かから貰いたいのよ」  妹は外に出て人の物をなんでも欲しがりました。  「そこのお兄様チョコ買ってチョコ」  妹は美少女なのでわりと殿方にねだれば買ってもらえました。  フィールディング男爵家の恥晒しなので辞めてください。  「シャロナ。フィールディング男爵家令嬢が人に物をねだるなんてやめろ」  「辞めないのなら、もう貴女を家に置いておけないわ」  妹に甘く甘やかして妹の性格が甘ったれの甘々漬けになるまで妹を甘やかしていた両親ですが、 流石に妹に最終警告をしました。  普通、ここで辞めますよね。 それで辞めないのが妹なのです。  「嫌よ、私は人から物を貰って生きていきたいの」  やれやれ、そこまで言うなら仕方ありませんね。 どうぞ願い通り人から物を貰って生きて行って下さい。  「そうか、そこまで言うなら仕方ないな。その変わり、二度とフィールディング家の敷居を跨がせんぞ」  「そう、そこまで言うなら仕方ないわね。辞めて欲しかったけれど、さようならシャロナ」  「そこまで言うなら仕方ないわね。貴女が今後どうなろうと助けを求めようと絶対に助けませんからね」  「今日から私がお姉様の妹よ」 27歳186cm筋肉ましまし女装イケメンテルハミットが私の妹になりました。 私16歳ですし、こんな大きい妹にお姉様と言われても困ります。  「お前なんかとは婚約破棄だロジーナ」  親に無理矢理決められた婚約者ロジーナに婚約破棄を告げられました。  「お前は妹のシャロナを勘当追放したな」  「俺様はお前の妹のシャロナを愛しているんだ」  「そうですか。婚約破棄は構いませんが、後で泣きつかれても知りませんからね」  「はんっ!お前なんかに泣きつくものか」  そうですか。そこまで言うなら仕方ありませんね。 聖女の私が結界を張らなければどうなっても知りませんよ。 →聖女の私が結界を張るのを辞めてみた結果 →私って馬鹿だなぁって思いましたまる。 「今更謝られてももう遅いっ!」  「歴代聖女が造ってきた結界全部消してしまったから、私1人じゃどうにもならないのよ」  「馬鹿かお前。馬鹿だな。ばーか。俺様達どうなるんだよこの馬鹿」  「後で泣きつかれても知りませんからねって言ったでしょう」  「お前が泣いてんじゃねぇかばーか」
24h.ポイント 0pt
小説 184,469 位 / 184,469件 ファンタジー 42,367 位 / 42,367件
文字数 1,581 最終更新日 2021.02.21 登録日 2021.02.14
 授業中にデレポタやってシャーシャー煩いディスク派婚約者にもう我慢の限界です。 でもデレポタって全部のソフトがダウンロード版出ているわけではありませんし、それは仕方ないんですが。  「なんだ、別に授業中にデレステやってもお前に迷惑かけてないだろうが」  馬鹿婚約者は逆切れしてきました。 やれやれ、逆切れですか。許せませんね。  「お前のように読み込み音ぐらいで煩い婚約者とは婚約破棄だ」  「そうよ、お姉様は読み込みぐらいで煩いのよ」  「僕は真実の愛に目覚めた」  「驚かないで聞いて欲しいんだが、お前の妹のチェリシスを愛しているんだ」  「授業中も近距離通信でお前の妹とチャットしながら冒険してたんだ」  「そうよ、私達ゲーム内でもう愛し合っているのよ」  「そうですか。浮気で一方的な婚約破棄。これは拷問処刑が確実ですね」  「勿論、婚約者がいる殿方と浮気をしていたチェリシス、貴女もよ」  「待ってお姉様。浮気してたと言ってもゲームの中だけよ。私達まだ何もしていないわ」  今更謝ってももう遅い。  私はデレゴーで全部DL版派のイケメン中学生伯爵様トムソンに愛され幸せに暮らすことになりました。 トムソンは平民ながら実力で中学生にして伯爵になった実力派伯爵です。 親の七光り先祖一族の七光りの馬鹿王太子で実力がまったくなくゲームをやってもへったくそな 元婚約者とは違うのです。 もうシャーシャー煩い読み込み音に悩まされる事はありません。  「助けてシャロディ。バッテリーが切れたまま放置していたら膨らんで蓋が閉まらないの」 私の事をいじめていた毒両親が私に助けを求めていますが、知ったことではありません。  散々、バッテリーが切れた状態で放置しないように言っていましたよね。 ここまで言っても改めなかった毒両親が悪いのです。
24h.ポイント 0pt
小説 184,469 位 / 184,469件 ファンタジー 42,367 位 / 42,367件
文字数 2,829 最終更新日 2021.02.16 登録日 2021.02.11
68
ファンタジー 連載中 長編 R15
「アレン、お前はもうクビだ! 民家のタンス漁るのにいちいち交渉とか、この偉大な勇者様には面倒なんだよ!」 34歳のお人好しな男アレン。 そんなアレンには相手が”欲しい物”が先読みできる凄腕交渉スキルがあった。勇者パーティが民家のタンスで取れる「メダル」を漁る際の事前交渉の下請けをしていたが、手間を嫌った勇者に追放されてしまう。「メダル」は勇者の武器回復や大技で使うんだが……俺抜きで取れなくなっても知らんぞ。 アレンを追放した勇者たちは思い知ることになる。円滑な事前交渉無しにタンスや壺を漁ると、住民から恨みを買いまくることを(当り前です)! 「くそっ! メダルが足りない! 武器も直せない!」 窮地に陥った勇者パーティは逆転を目指しSランクダンジョンに挑むも、メダルが足りないせいで敵を倒せずにパーティはどんどん崩壊していく。 先読みスキルを使い、稼げることに気づいたアレンは物々交換で巨万の富を築く。もう満足したので優雅にセカンドライフを楽しむべく、”宝箱設置人”というお気楽ジョブに転職。かわいい獣人族の少女を奴隷商から救って養女にし、快適1LDK魔法コテージを購入すると、仕事兼趣味の諸国漫遊のんびりグルメ旅行に出発した! 俺はかわいい愛娘を甘やかしまくり、美味しいグルメを堪能していたが、ふとしたきっかけで手に入れた”腕輪”により、俺のスキルがどんどん進化していき……これじゃまるで”未来予知”じゃねーか。 娘とともに王国最強親子になってしまうぞ? 苦境に陥った勇者の暴走をきっかけに……王国上層部と魔王軍?を巻き込んだ大騒動に発展していくのだが…… 「本当にミアを買ってくれてありがとね!」 「ふふ、頼りにしてるぞ……俺のスキルもあるし、俺たちが王国最強親子だ」 俺はかわいい愛娘を優しく抱きしめる……そうそう、俺はこんなのが良いの! ※4~6話ごとにアレン達の冒険、グルメなスローライフ、ざまぁのお話が続きます!お手軽にお楽しみください! ※他サイトでも掲載予定です
24h.ポイント 0pt
小説 184,469 位 / 184,469件 ファンタジー 42,367 位 / 42,367件
文字数 39,104 最終更新日 2021.02.12 登録日 2021.02.09
69
ファンタジー 完結 長編 R15
「ロード、君はこのパーティーに相応しくない」  唐突に主人公:ロードはパーティーを追放された。  そして生計を立てるために、ロードは治療院で働くことになった。 「なんで無詠唱でそれだけの回復ができるの!」 「これぐらいできないと怒鳴られましたから......」  一方、ロードが追放されたパーティーは、だんだんと崩壊していくのだった。  これは、一人の少年が幸せを送り、幸せを探す話である。 ※小説家になろう様でも連載しております。 2021/02/12日、完結しました。
24h.ポイント 14pt
小説 31,369 位 / 184,469件 ファンタジー 4,467 位 / 42,367件
文字数 102,587 最終更新日 2021.02.12 登録日 2021.01.19
 「お姉様、私の方がお姉様の婚約者のペンヤン様に相応しいと思わない」  「リリアンの方がペンヤン君に相応しいわ」  「ペンヤン君もリリアンが妻になってくれた方が嬉しいだろう」  「サンドラ、悪いが私はお前の妹の方が3万倍可愛いからお前と婚約破棄して お前の妹を妃にする」  「やれやれ、聖女の私を正当な理由なく婚約破棄ですか」  「え、なんですかこれ」  「慰謝料だよ。4億円だ。すまないが、これで許してくれないか」  「あざーっす」  妹は可愛いだけで何もかも思い通りに行くと思っているようです。  「私って可愛いじゃない。王太子妃なんかに収まる程度の可愛さじゃないと思うの」  「分かるわ。貴女の可愛さなら王太子妃なんかではないわ」  「てっぺんがとれるわよ」  たかが男爵令嬢といえども貴族は貴族。 てっぺんをとろうとするのは貴族の本能です。 妹は男爵令嬢として目覚めたようです。  「そんなわけで婚約破棄よ、ペンヤン様」  「4億円返せ」  「私が悪いわけではないのでもう返せませーん」  今更4億円返せと言われてももう遅い。  「サンドラ、タスキシタ王国には聖女のお前の結界が必要だ。私の妻になってくれ」 今更戻ってきてくれと言われてももう遅いっ! 妹がてっぺん取る道の補助をしようと思うので私も忙しいのです。 4億円も貰えましたし、親に無理矢理きめられた婚約者の貴方程度の妻になる必要などもうないのです。
24h.ポイント 0pt
小説 184,469 位 / 184,469件 ファンタジー 42,367 位 / 42,367件
文字数 915 最終更新日 2021.02.11 登録日 2021.02.11
 「レスティ、この方が貴女の婚約者よ」  デブでハゲで不細工な殿方が私の婚約者なんて言われても困ります。無理です。 更に知能も能力も人格も全て最低ランクなのですから。  デブハゲ不細工無能クズと無理矢理婚約させられました。  「お前のように鼻が折れていて傷だらけの女とは婚約破棄だ」  家族に鼻を殴られ続け傷だらけにされていましたからね。  「お前は人を不愉快にさせる発言しかできないのか」  え?本当に婚約破棄してくれるんですか。ありがとうございます。  「僕は真実の愛に目覚めたんだ。お前のキャサラは僕の好みでな、僕はキャサラを愛しているんだ」  どうぞどうぞ。あんなのでよければ貰ってやって下さい。 確かに妹は容姿はいいですし、殿方に媚びるのも立てるのも上手いですから。 どんな無能殿方も妹にかかれば立てまくりの立てつくしです。 "立てて立たせて立たせんぼうのハインドマン男爵家令嬢キャサラ" "私に立てられない殿方はいません"の称号を持つ妹の事ですから、 こんなどこを褒めればいいか分からない殿方をよいしょしまくったんでしょう。  妹は私の物を欲しがりなんでも奪ってきましたし、私は装飾品もドレスもろくに持っていませんから 本当に欲しいのではなく私から何かを奪う事が楽しいだけでしょうとは分かっていましたが。 それでもこんなの欲しがりますか。貴女病気ですよ。  処刑されそうになった私は遠国のムキムキガチガチイケメン王太子に助けられました。  「お前のチートスキル魔法半減と俺様のチートスキル物理攻撃半減があれば最強無双でてっぺんとれるぜ」  てっぺん。眠らせていた男爵家の遺伝子が目を覚ましました。  「取りたいわてっぺん」  私は今まで生きていたのでしょうか。  初めて生きている実感を持ちました。 いえ、私は今から生きるのでしょう。
24h.ポイント 0pt
小説 184,469 位 / 184,469件 ファンタジー 42,367 位 / 42,367件
文字数 891 最終更新日 2021.02.07 登録日 2021.02.07
72
ファンタジー 連載中 ショートショート R18
 「なんだとっ。国宝保管庫に置いてあるのは全て国宝だ」 ゴミ婚約者の出来損ない王太子は玩具を集めては国宝保管庫に置きます。 あのー、そこは国宝保管庫であってガラクタ置き場ではないんですよ。  国宝だというので売った結果失敗婚約者が逆ぎれして剣を抜きました。  やれやれ、どうやらお灸をすえてあげた方がいいようですね。
24h.ポイント 0pt
小説 184,469 位 / 184,469件 ファンタジー 42,367 位 / 42,367件
文字数 407 最終更新日 2021.01.08 登録日 2021.01.08
73
ファンタジー 連載中 短編 R18
 「ノーマルポーションしか作れないお姉様はベランジェ家に必要ありませんわ」  「出て行って欲しいなら出ていってあげるけど、今後泣きつかれても貴方達を助けたりはしませんからね」  「あらあら、ノーマルポーションしか作れない低級ポーション士のお姉様が私達を助けてくれるというのかしら」  どうやら妹は本当に馬鹿なようです。 私がいなくなればどうなるかも分かっていないようですね。 ですがそんな事私の知った事ではありません。  私は"古今東西縦横行脚"の称号を持つ最強勇者に誘われ私達とはまったく違う文化圏を目指して 旅立ちました。  え?今更助けてくれ?私達はもう旅立つので知ったことではありません。  今後何があっても貴方達は助けないと約束したでしょう。  私達の旅は有意義なものでした。 私達の知らない文化圏では科学も医療も信じられないぐらいに発展していました。 しかし、この地は私達とも関わりがあったのです。 私は旅で多くの事を知りました。 気づいていても気づいていないふりをしている事にも向き合いました。  「帰りましょう」  「オールオッケー」  私達は急いで生まれ育った地に帰りました。  「リリアンヌ、お母様お父様」  今更帰ってももう遅い。  リリアンヌもお母様お父様も国王の怒りを買い白骨死体にされていました。  怒りが込み上げ私は怒りに支配されます。  「クソ野郎がぁぁぁぁ」  私は愛する勇者オポルマンと仲間達と王城に乗り込みました。  倫理観なんかに支配されるな。 魂に従え。  私が旅で自覚した事です。  ハッピーエンドになんてならなくたって行き着いた先が私のエンド。  そんなにハッピーエンドがお望みなら眠ったまま死にやがれですわ。 私は生きて死ぬ。 
24h.ポイント 0pt
小説 184,469 位 / 184,469件 ファンタジー 42,367 位 / 42,367件
文字数 607 最終更新日 2020.12.31 登録日 2020.12.31
 「シスレット、貴方は本当にブスね」 これが6歳の一人娘に言う言葉でしょうか。 お父様もお母様もクズで私を虐めます。 これ、本当に私の実の両親というか、人間なんですかこれ。 お父様とお母様に遂に殺されそうになった時 ステフロウ叔父様が私を助けに来てくれました。  「お兄様、お兄様は馬鹿だから自分の力では生きていけないだろうからと 爵位も財産も全て譲ってあげたのに」  「6歳の娘を殺そうとするなんてもう私も兄弟の情けをなくしてしまった」  お父様は少しずつ体を切り刻まれて苦痛を味わった末に死ぬようです。ざまぁ(笑) 今更助けてくれと言ってももう遅い。 お母様はゴブリンに回される罰を受けてざまぁ(笑)なはずが 流石のゴブリン達も勃たないようです。  「これ、むり。おでたちなんでもいけるとおもってたけどこれはむり」  「これにたねづけしただんなってすごくね」  「凄いでしょう。それ、私のお父様よ」  「まじかよ、そんけーするわ。そのにんげんにあわせてくれ」  私は叔父様の家庭で従弟のガストマと幸せに暮らし勉学訓練に励み立派な淑女に育ちました。  「シスレット、俺はお前の事を愛しているんだ」  12歳の誕生日にガストマに告白されました。  私もガストマの事を愛しています。  私達は結婚し愛し合いいつまでも幸せに暮らしました。  ハッピーエンド。
24h.ポイント 0pt
小説 184,469 位 / 184,469件 ファンタジー 42,367 位 / 42,367件
文字数 507 最終更新日 2020.12.31 登録日 2020.12.31
 「お姉様、お姉様の婚約者のテオバルトをちょうだい」  「そう。ここまで言っても分かってくれないなら貴方に魔法をかけるわ」  妹に魔法をかけ豚にしました。  魔法耐性の訓練もろくにしていない妹は簡単に魔法がかかりました。  「ブヒーッ」  豚になった妹は何やら叫んでいるようです。  「ブヒーッと鳴けるようね。反省したのならブヒーッと5回鳴きなさい。 本当に反省したのなら元に戻してあげるわ」  それから長い時間をブタになた妹と過ごしました。 人間の言葉を話せない妹と肉体言語で語り合ったり 何も言わず隣に座っていたりしました。 2人で夜空を見上げ、私達姉妹は人間の言語ではなく多くを語り合いました。 妹がこんなに我儘になるまで放置しておいた私にも問題がありました。 私はルナリリの姉なのですから、逃げずに妹と向き合い教えてあげるべきだったのです。  「もういいのよ、テオバルトはものじゃないからあげたりできない。 そんな事もう分かってくれたでしょう。 反省したならブヒーッって5回泣いてちょうだい」 ブヒーッと返事がありません。 あれ、おかしいわね。ブタにした始めの頃はよくブヒーッと鳴いていたのに。 それでも5回ブヒーッと鳴く事はなかったわ。 そういえばいつからかブヒーッと鳴くことすらなくなったわね。 それはいつだったかしら。 そう、妹を連れて豚小屋に行った日あたりからかしら。 。。。。いやいやいやいや、ないないないないない。 間違って本物の豚と紛れ込んだとか、ないから。 豚小屋に連れて行った日からもうあの時豚小屋に居た豚は全部食用にして新しいブタと入れ替わってしまったし もし最悪な状況だったとしてももう遅い。 とりあえず解除魔法をかけてみるもブタのままね。 もしかして私、ただのブタと語り合っちゃってました?
24h.ポイント 0pt
小説 184,469 位 / 184,469件 ファンタジー 42,367 位 / 42,367件
文字数 918 最終更新日 2020.12.29 登録日 2020.12.29
76
ファンタジー 連載中 短編 R18
「エミリナ、お前に婚約破棄を告げてやる」  「ふん。正体を現したな。お前はそうやって妹のマリエットを虐めていたんだろう」  私の物をなんでも欲しがり奪って行く妹に婚約者まで奪われました。  「オーガス、お前に勘当と国外追放を告げる」  ははは、勘当されてやーんの(笑)  まぁそうですよね。聖女の私が国を守らなくなれば、国が亡びるなんて誰でも知っています。  国王陛下は私を追放する程馬鹿ではなかったようです。  「ユバラギ王国を守っていた聖女に偽りの罪を着せ、正統なき理由の婚約破棄に正当性を持たせようとした。 愛する妻と処刑されるか、愛する妻と国外追放されるから好きな方を選ばせてやろう」  「次期国王は第二王子のアンディにする。お前のような馬鹿は必要ない」  必要ないんですってぇ(笑)まぁ貴方本当に馬鹿ですしね。  オーガストと妹は結婚を認められ、国外追放されました。ざっまぁぁぁ(笑)  「ずっとお前を妻にしたかったんだ。お前を妻にして良かった」  賢王子の称号を持つ第二王子は私の事をずっと狙っていました。  賢王子に溺愛され幸せに暮らしています。 婚約破棄してくれてありがとうございます、元婚約者(笑) あ、その元婚約者と妹には辛い毎日が待っているそうですよ。 ま、精々苦しんで下さい。
24h.ポイント 0pt
小説 184,469 位 / 184,469件 ファンタジー 42,367 位 / 42,367件
文字数 867 最終更新日 2020.12.05 登録日 2020.12.05
77
ファンタジー 完結 ショートショート
王都最強と謳われるパーティーのリーダー・ベルムが、事あるごとにパーティーを辞めたがる最強弓術士ルクスを引き止める日々を描いたゆるいファンタジー。
24h.ポイント 0pt
小説 184,469 位 / 184,469件 ファンタジー 42,367 位 / 42,367件
文字数 9,990 最終更新日 2020.12.01 登録日 2020.11.30
78
ファンタジー 連載中 短編 R18
 「リアマリカ、お前のような偽聖女とは婚約破棄だ」  「俺様は真実の愛に目覚めたんだ。 お前の妹のオルネリアを真実に愛しているんだ」 どうぞ好きなだけ勝ってに愛して下さい。  「真の聖女はお前の妹のオルネリアだ」  はぁー?私の妹は聖女なわけがないし、そいつは偽聖女なんですが。  まぁ私は神聖魔法なんてろくに使えない偽聖女の妹が聖女になって この国が滅びようがどうでもいいのですが、  「マルカスト、お姉様の事を追放で許してあげて」  妹はこうやって自分がいかに慈悲深い聖女であるかをアピールします。 昔からそうやって優しい私アピールをしていました。  でも今はまじ感謝。  妹ってマジ優しいんですね、今妹に助けられなかったら私は拷問され苦しんだ末死に絶える事でしょう。  「ふん、オルネリアの優しさに感謝するんだな。聖女を偽っていた事、国外追放で許してやる」  元婚約者に初めて感謝しました。国外追放で許してくれてありがとう。馬鹿でありがとう。  私は国外追放され、元々モンスターの侵攻に脅かされていたカドラッケ王国は 今後もモンスターに侵攻され村人はモンスターに食われて行くようです。  私が偽聖女なのは本当の事だし、真の聖女は私がとっくに殺していたのですから。  いや、あれは私は悪くない。悪いのは真の聖女。 だってあんな簡単に腰椎ぶった切れると思わないじゃない。 聖女は魔力気力も特殊で、国全体への結界魔法は張れるけれど、その分自分を守るために魔力気力を回せず 本人の戦闘能力は誰よりも弱いのです。 『聖女様に肩ぶつけて謝りもしないんか、おーっ』とか聖女にいちゃもんつけられたので軽く気力を込めて 切ったら、簡単に腰椎ぶった切って聖女様真っ二つになっちゃったの。 普通の人間なら気力で守っているから、こんな程度で真っ二つになるわけないんですよ。 そのまま上半身だけで『粋がってすんませんした。助けて下さいお願いします』って近づいてくるもんだから、 私怖くなって首も切断して殺して埋めちゃったの。 あ、これやべぇなって、聖女殺しちゃったしって。 幸い聖女の外見なんて12歳ぐらいの中肉中背のどこにでもいるような栗色の毛茶色の目というぐらいしか出回っていなかったので、 私がそのまま聖女のふりしてたんです。 その間、当然多くの人が死んでましたよ、私はまったく何も悪くないけれど、ごめんなさい。
24h.ポイント 0pt
小説 184,469 位 / 184,469件 ファンタジー 42,367 位 / 42,367件
文字数 1,147 最終更新日 2020.11.29 登録日 2020.11.29
 「お前との婚約なんて破棄だ」  私達ってとても気が合うのね。私も貴方と婚約した事に後悔しかありません。  「俺は真実の愛に目覚めたんだ」 「両親に頼んでなんとか用意してもらう。だから1週間待ってくれないか」  はぁーーーー。こんなに情けない殿方は初めて見ました。 大陸中探してもこんなに情けない殿方がいるでしょうか。 そう思うと、私の元婚約者は大陸1の男だとでも言えるのでしょうか。  恥を晒すだけですね、辞めましょう。  実家に帰って妹に毒鍋を食べさせます。   「私今お腹いっぱいだから」  馬鹿の癖に危機予測は少しは出来るようです。 でも私の婚約者を奪おうとするのがまず危機予測壊れてますよ。  「そう、貴方が食べないのなら私1人で食べましょうか」  妹は馬鹿なので、私が美味しそうに食べているのだから毒は入ってないと思い始めたようです。  本当馬鹿ですね、まだ毒は入れてませんよ。  「貴方の大好きなエショデもフワスも入れましょうか。 砂糖もいっぱい練りこんであるのよ」  「砂糖いっぱい。食べたい」  妹は舌まで馬鹿なので砂糖たっぷりだとそれだけで美味しいと感じます。  「お姉様、助けて、呼吸が上手くいかないの」  「あら、良かったじゃない」  「お姉様、もうお姉様の物を欲しがったりしないから許して」  「今更そんな事いってももう遅いわよ」  「お姉様、ごめんなさい。今までの事も全部謝るから、許してお姉様」  「分かってくれたのね、もう貴方の事許すわ」  妹は希望を取り戻したようです。  「でも、解毒薬なんて持ってないから、どうすればいいのかしら(笑)」  大陸1情けない婚約者は御両親にも見捨てられ、1カッパーも貰えなかったようです。 御両親のいない貴方の価値って2点ですよね。 あ、だからってこんな雑魚殺してもつまらんなんて見逃しませんよ。 こんな雑魚殺してもつまらないのはつまらないのだけれど殺すのは殺しますよ。 え、婚約破棄して慰謝料も出せず今更『助けてくれ、死にたくない』なんて言われても、もう遅い。 自業自得ですよ。死んでください。
24h.ポイント 0pt
小説 184,469 位 / 184,469件 ファンタジー 42,367 位 / 42,367件
文字数 883 最終更新日 2020.11.29 登録日 2020.11.29
 「アニエス、お前とは婚約破棄だ」  85点男子の婚約者から5000万カッパーと欲しかった宝剣ニケを貰い円満婚約破棄しました。 この宝剣ニケ、元婚約者の8000倍の価値はあります。  「あのエマニュエルとかいう男、ほんと気に食わないわ。 あんな男にお嬢様は不釣り合いだもの。婚約破棄されてよかったわね」  私はこのごちゃごちゃ煩くて人の悪口ばかり言ってるクズ侍女が嫌いです。  「元婚約者が85点なら貴方は20点よ。騎士令嬢なのに騎士にもならず かといって自分の力で生きて行くわけでもなく、親のコネで私の侍女やって ごちゃごちゃ私の周囲の人間の悪口言うだけのクズが」  手に入れた宝剣ニケの試し切りに丁度いいので切ってみたらすげぇきれる(笑)  え、ごめんなさい?いや謝られてもどうしろって言うんですが、もう遅いですよ。  元婚約者の事も私の妹も両親の事もべらべら馬鹿にしてさぁ、それで私が喜ぶとでも思ったのかしら。 思うわけないでしょうが。  一番気に食わないのは貴方なのよ。  それはそれとして元婚約者とは円満婚約破棄したので今更助けてくれとか泣きつかれても知りません。  どうぞ死んでくださーい。  あ、貴方の家の元家宝で切られてみる?  ぇー嫌なのー。じゃあ磔刑にされるのでも生きたままワニに食われるのでも好きにすればいいんじゃなーい。  せっかくすっぱり殺してあげようと元婚約者の情けも無碍にしたんだもの。  ばーかばーか死んじゃえ。  ワニに生きたまま食われる婚約者を眺めてたんですがね、なんかこうこみあげてきますよね怒りが。  元婚約者であろうとなかろうとね、人をいたぶって楽しむクソどもってのはさぁ。  クソどもが、お前等の肉削り落としてワニの餌にしてやるよ。  死ぬまで肉削り落としてワニの餌にしてあげるからさぁ、精々長生きしてよね。 すぐ死なれたらつまんないもの。
24h.ポイント 0pt
小説 184,469 位 / 184,469件 ファンタジー 42,367 位 / 42,367件
文字数 1,204 最終更新日 2020.11.23 登録日 2020.11.23
86 123

アルファポリスのファンタジー小説のご紹介

アルファポリスのファンタジー小説の一覧ページです。
異世界転生から主人公無双、追放ものまでファンタジー小説が満載です。
異世界」 「転生」 「チート」 「勇者」 「剣と魔法」 人気のタグからお気に入りの小説を探すこともできます。ぜひお気に入りの小説を見つけてください。