恋愛 コメディ風味小説一覧
かつては国の聖女、王太子の婚約者などという立場でしたが、現在はただのマリアでございます。
王子も十も歳上の女は嫌だったのでしょうね。
別の少女を婚約者にするついでに、私に冤罪を掛けて追放してから早十年。
あれから不老不死になってしまったりと、色々なことがありましたが、毎日健やかに過ごしております。
別に殿下方を恨んだりは全くしておりません故、どうぞ私のことはお気遣いなく──え? 冤罪を認めるから帰ってきて欲しい?
いえ、結構です。私は気にしておりませんので、どうぞお引き取りを──って、あら?
何故か一人だけ帰らない子がおりますね。え? ここで暮らします? え? ええ?
文字数 8,290
最終更新日 2022.07.19
登録日 2022.07.13
貴族令嬢であるアインセラは、妹のリツヴァイゼと婚約者のアフルールと短艇に乗っていた。
目の前で堂々と睦み合うリツヴァイゼとアフルールに辟易しつつも、気にしないようしていたアインセラ。
そんな時、リツヴァイゼの提案で一行は中洲へと寄った。
リツヴァイゼに引っ張られ、嫌々ながらも中洲に降り立ったアインセラだったが、そのまま二人に置いていかれ、中洲に取り残されてしまう。
困りきったアインセラの目の前に現れたのは──?
文字数 13,542
最終更新日 2022.07.14
登録日 2022.06.25
リコリス・オリアニス公爵令嬢はユリウス・ヴァイセンベルク第一王子の婚約者だった。
共に学園生活を楽しんでいたのもつかの間、ある日突然、王家の反逆者あつかいされて捕縛され、流刑になってしまう。
理由は――王家の秘宝を盗み、盗んだ罪を護国の聖女といわれているアリアネ・オリアニスに、実の妹に押し付けようとしたから――らしい。
身に覚えはないけれど、流刑になってしまったリコリス。
東の荒野に一人置き去りにされたリコリスは考える。
『ここを、新生リコリス帝国にしましょう』
そこに東の荒野にひっそりと住んでいた白竜ヴィルヘルムが現れる。
ソロキャンしたいリコリスと、料理を食べたいヴィルヘルムの利害が一致したところで、新生リコリス帝国への第一歩がはじまったり始まらなかったりする話です。
文字数 122,635
最終更新日 2022.06.17
登録日 2022.06.03
国王は困っていた。来年、結婚する皇太子ローエンとミミンナの仲が悪い。
このままでは婚約破棄になりかねないと。
そこで、昔、相談役をしていた北の森の魔女、ドドーラを呼んだ国王。
ドドーラのじっ、いいえ。新魔法でふたりは中身が入れ替わってしまう。
中身が変わった二人は果たしてどうなるの?
作者のゆるいご都合です。
文字数 7,969
最終更新日 2022.06.10
登録日 2022.05.25
神社の巫女として働く和泉沙羅のもとへ昨日助けた蛇がやってきた。
蛇は男性の姿をしていて、恩返しをしないと帰ることができないという。
仕方なく家に入れてあげる沙羅だが、恩返しとは性行為。それによって、神通力を授けるのだと、蛇は言った。
文字数 8,157
最終更新日 2022.05.28
登録日 2022.05.28
なかなか手を出してくれない恋人のエンツォ。友人達はもう皆経験済みで、アレがどうのコレがどうのと言うけれど、キスすらまだ未経験で話についていけないっ!!今日こそ跨ってでも!と鼻息荒く決意するサニー。紐にぶら下がってるこの石をじっと見ると?眠くなる…?「その魔法の石、買います!」 奥手彼氏に手を出して欲しい彼女と、その彼氏の間違った初エッチのお話。それだけのお話。ただ、エロが描きたかっただけです。魔法はありません。
文字数 5,447
最終更新日 2022.04.18
登録日 2022.04.13
人間の子供を拾った。
拾うつもりなんかさらさらなかったんだが……すがるような目でみられて何となく連れてきちまった。森の中をいつものように散歩していた時の事だ。ビービー泣いてる小汚い袋が転がってて、興味本位でつついてみたのが運の尽き。
小汚い袋は人間の子供だった。
年は四、五才といったところだろうか、服も髪も薄汚れてて、それが体を丸めていたのでずた袋のように見えたのである。顔も薄汚れていて男か女かもよく分からなかったが、大きな青い瞳だけは綺麗で気に入った。
そう、これが俺の唯一無二の伴侶との出会いだったのである。
文字数 23,870
最終更新日 2022.04.04
登録日 2022.03.20
私、セレン・オキシーには悩みがあった。ふたつ年下の妹との関係だ。
超絶美少女の妹と、地味顔の私。
いろいろあって、何だか関係性を拗らせている。
兄には学園在学中に恋人を作れと命令されるし、私の学園生活、どうなることやら――
☆拗らせた姉妹の織り成す、ラブコメディです。百合要素はありません。
文字数 47,644
最終更新日 2022.04.03
登録日 2022.03.06
爵位のない村人出身の勇者・ジョンは魔王討伐の功績としてナイトレイ公爵家のご令嬢・ヘンリエッタと婚約を結んでいた。
無事に情勢も落ち着き、祝勝会を兼ねたパーティーでジョンは叫ぶ。
「お願いです陛下。ヘンリエッタ様との婚約を破棄してください!正直、意味の分からないことばかりを言ってくる彼女が怖いです。お願いします、助けてください」と。
まったく失礼しちゃうわよね。
当のヘンリエッタは呑気にご馳走を頂いていた。
そこへ陛下が申し訳なさそうに問いかける。
「ヘンリエッタ嬢はどうしたい?その、婚約が破棄になっても……」
個人的には無問題!まったくもって不都合はないし、むしろ大歓迎。だから笑顔で答えるのだ。
「おけまるでーす」
勇者様はどうぞ、真実の愛とやらを貫いてくださいませ。私も好きにさせて頂きますね!
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めちゃくちゃノリの軽い婚約破棄から始まる運命の出会いの物語です。暗い話ばかりを書き溜めている鬱憤から、よく分からない短文小説ができあがりました。
少しでもお暇潰しになれば本望です。
文字数 4,811
最終更新日 2021.11.18
登録日 2021.11.18
ティア・リュシーヌはリュシーヌ王国の姫である。
ブラッドレイ帝国の属国であるリュシーヌ王国に、皇帝の花嫁としてティアが欲しいという打診がくる。
小国であるリュシーヌ王国には拒否権はない。兄に頼まれて、ティアは皇帝として即位したジークハルト・ブラッドレイの元へと嫁ぐことになった。
帝国ではきっと酷い目にあうだろう。わくわくしていたのに――なにも、起こらない。
それどころか、大切に扱われる羽目になる。
虐げられたかったのに。皇帝ジークハルトはとても優しく扱ってくれる。
ティアは徐々にジークハルトの献身的な優しさに惹かれていき、やがてジークハルトが自分を愛してくれる理由を知ると、虐められたいという感情にも少しづつ変化が生まれてくる。
夫婦として歩み寄りながら愛情を育む、孤独な過去を持つ二人の話。
文字数 242,843
最終更新日 2021.10.24
登録日 2021.09.05
アホです。タイトルでお察しください。
地球環境が変わり、動植物の生態系全てが変革した時代。虫を利用したトータル栄養バランスのビスケットが庶民の食卓に配給されるように。
金持ちだけが昔の天然で美味しいという伝説の料理が食べられるという。
今日もポソポソ、昔は全人類から嫌われていた暗黒の帝王からできたキブリーカッサリビスケットを食べてため息をつく。
「そろそろ学校の時間よー?」
「はーい」
艶やかな肌の母がウキウキと私に声をかける。
今日は、初めてのとある実習がある。
学校につくと、男女ともに浮き足立ち、その時間をドキドキワクワク待っていた。
ほぼエロです。下品です。切なさ要素は、他の作品と違い、マイナスにふりきれています。
文字数 7,904
最終更新日 2021.10.10
登録日 2021.10.10
ヴィクトル公爵家の令嬢、リディア・オスニールには想い人があった。
であれば、
「リディア・オスニール! 貴様に将来の王妃の座などふさわしくない! ユスク・オル・エルシールの名の下に、貴様との婚約の破棄をここに宣言する!!」
などと告げられて思い立ったのだ。
「せっかくだからな、うん」
婚約は国内の安定のためのものであった。
であれば、この婚約破棄によって国の将来には暗雲が立ち込めることになった。
これから何があっても後悔しないようにしたい。
リディアは想い人である近衛騎士団長──テオの元に向かう。
そして、彼女は無事思いを遂げ……ることは無かったが、国内は激動の時を迎えることになる。
テオにとっても彼女は大事な女性だったのだ。
そして、彼はリディアが受けた屈辱(当人は無傷)に腹の底から激怒した。
彼にはとある秘密があった。
そして、リディアは疑問の声を上げることになる。
「は? やっぱり私が王妃?」
文字数 9,880
最終更新日 2021.09.28
登録日 2021.09.26
「あなたを殺して私も死にます!」政略結婚で隣国に嫁いだ王女は夫の不倫にブチギレて死を覚悟しますが…?
文字数 859
最終更新日 2021.09.23
登録日 2021.09.23
最初の夫は踊り子と逃げた・・・。
次の夫も侍女と浮気・・・。
さすがにショックで倒れたら、前世の記憶を思い出す・・・えっ、前世も合わすとバツ3ですか!?
男運が悪いの?それとも私がダメンズなの?
やだ、なに、この国、どうなってんの?
やばい、財政破綻してんじゃない?
もう、結婚は懲り懲りです!
私は政務に励みます!!
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ゆる〜い設定です。
今回も主人公は口が悪いです(笑)
文字数 36,790
最終更新日 2021.09.05
登録日 2021.07.17
悲しい知らせが国中に伝わる。
子供を産んだばかりの王妃が亡くなられたと。
喪に服す一年が過ぎてまたその翌年、ある書簡が1人の貴族令嬢に届いた。それはその令嬢がずっと巻き込まれない様にと人生をかけて回避し続け、並々ならぬ努力をしてきたものを一瞬でぶち壊すもので──
文字数 73,660
最終更新日 2021.07.28
登録日 2021.06.30
主人公さんはエロ漫画みたいな若い男性限定でラッキースケベに遭遇してしまう。そして、今日もまた幼馴染のラッキースケベに遭遇するが、いつもと違いあり得ない展開に…!?隠語が普通に出ます。ご注意下さい。
文字数 4,764
最終更新日 2021.07.24
登録日 2021.07.24
伯爵令嬢のアンバーは世にも奇妙な少女(幽霊)を拾うが彼女は実体化し人間のようになって、アンバーの妹のように振る舞うようになる。伯爵邸はどんどんと世にも奇妙な少女に侵食され、アンバーには居心地の悪い場所になっていく。命の危険さえ感じ始めたアンバーは、学園で世にも奇妙な女性に会うが、どうやら世にも奇妙な少女と因縁があるようで…
世にも奇妙な女性はアンバーの救世主になれるのか!
本編もおまけも完結しました。
文字数 111,390
最終更新日 2021.06.24
登録日 2021.05.29
魔女の末裔が建国したといわれるアイザアス国では、女性は17歳でなにがしかの魔法の力に目覚める。クリスティアーナ・コーディ伯爵令嬢は特にその容姿と家柄で最強の魔女の力が目覚めると期待されていた。しかし双子の妹は火属性の魔力に目覚めたのに、クリスティアーナはなんの魔力もないと判定されたのだった。
それが原因で婚約破棄されたクリスティアーナは・・・・・・
ゆるふわ設定ご都合主義。
文字数 22,815
最終更新日 2021.06.14
登録日 2021.06.01
ネメシア公爵家長女のリラ・ネメシアはクロヴィス・ラシアン王太子殿下の婚約者である。
半獣族の王子様のクロヴィス殿下の婚約者に選ばれたのはリラが10歳の時。
リラは半獣族ではないけれどクロヴィスの幼馴染という立場だったので、婚約も腐れ縁のうちだと思っていた。
一つ年上のクロヴィスが先に入学していた王立魔道学園に入学したあと、いつも威風堂々としていたクロヴィスの態度が変わり始める。「そのうち運命の女とやらが現れて、俺はリラを裏切ってしまい、リラに捨てられる」のだという。
妄想甚だしく怯える殿下の愛らしさを只管愛でる話です。
王子様が不憫じゃない話を書きたい。それだけの話です。
文字数 132,611
最終更新日 2021.05.30
登録日 2021.03.26
その日、初めて許婚の少年に会った公爵令嬢サラ・フォン・ベッケンバウワー12歳。
対するのはこの国の王子殿下ヘルムバート・フォン・ローリンゲン14歳。
彼らは双方の父親を伴って、ごく普通に初めての面会を済ませた。
·····と思ったら、壁ドンが待っていました。殿下、ちょっと、だいぶ、否、かなり、怖いですよ?
1話ごとに視点が変わります。
奇数話毎に、或いは偶数話毎に読んだ方が解りやすいかも。
不親切な作りで申し訳ない“〇| ̄|_
※シャティエル王国シリーズ1作目!
※なろうにも投稿しました。
文字数 42,561
最終更新日 2021.05.28
登録日 2021.05.15
最近、王都で流行っている小説がある。
その小説の主人公は
病弱であるにも関わらず、
最終的に王子と結ばれるというものです。
わたくしは悪役令嬢ポジションですが、
悪役令嬢よりも自称病弱令嬢の方が
需要がありませんわよ??
※1話で完結なので5分あれば読めます
文字数 1,605
最終更新日 2021.05.21
登録日 2021.05.21
深淵の森には黒の魔女が住んでいた。
魔女の名はアウラ。アウラは幼い頃に最悪の実と呼ばれるウイータエ・アエテルナエを口にして、不老不死となった。
アウラは祖母と母と暮らしていたが二人とも死に、彼女は一人きりになった。
ずっと孤独で、生きることにうんざりしていたアウラ。
そんなアウラの元に、魔王を倒した勇者がやってきた。
『黒き魔女』を倒すために。
『ひょえ~~!に、人間怖い~~。』
※ストレスフリーのほのぼのを目指しました。
ゆっくり更新します。
※ヒーロー視点で進みます。
※ゆるーい設定です。
※R18注意!
※感想欄ネタバレ配慮ないです。
文字数 20,801
最終更新日 2021.05.16
登録日 2021.05.06
苦節11年。王家から押し付けられた婚約。我慢に我慢を重ねてきた侯爵令嬢アデレイズは、王宮の人が行き交う大階段で婚約者である第三王子から、婚約破棄を告げられるのだが、いかんせんタイミングが悪すぎた。アデレイズのコンディションは最悪だったのだ。
文字数 73,046
最終更新日 2021.05.14
登録日 2021.04.03
皇后シエナと皇帝アーノルドは生まれた時から結婚することが決められていた夫婦だ。
これは完全なる政略結婚だったが、二人の間に甘さはなくとも愛は確かにあった。
互いを信頼し、支え合って、切磋琢磨しながらこの国のために生きてきた。
しかし、そう思っていたのはシエナだけだったのかもしれない。
ある日突然、彼女の夫は愛人を連れてきたのだ。
金髪碧眼の市井の女を侍らせ、『愛妾にする』と宣言するアーノルド。
そんな彼を見てシエナは普段の冷静さを失い、取り乱す…。
……。
…………。
………………はずだった。
※女性を蔑視するような差別的表現が使われる場合があります。苦手な方はご注意ください。
文字数 113,904
最終更新日 2021.05.06
登録日 2021.02.27
フリージア・ドントベルン侯爵令嬢は、自分のことをどこにでもいる平凡な令嬢だと思っている。内心で自分のことを『テンプレート』『判で押したような』と思っているが、それを口に出すのは避けていた。
ブルネットの髪に茶色の瞳、中肉中背で、身分に見合ったドレスを着ていなければ、きっと誰からも見落とされると。
しかし、見るからに『ヒロイン』な分家の従姉妹であり幼馴染のジャスミン・ユルート伯爵令嬢からの強い崇拝を受けている。お陰で少しでも「私なんて」と言ってはいけないとクセがついていた。言えば、100倍の言葉で褒め称えてくるからだ。怒りもするし泣きもする。
彼女の金の眩い髪に夏の空色の瞳、メリハリのある何を着ても着こなす身体。
一体何が良くてフリージアを崇拝しているのかは謎だが、慕われて悪い気はしないので仲良くしていた。
そんなフリージアとジャスミンは同い年で、デビュタントの日も一緒となり……そこに招かれていた公爵家のバロック・レディアン令息と侯爵家のローラン・フュレイル令息は、それぞれ一目惚れをした。
二人の美形青年令息と従姉妹命のヒロイン属性令嬢による、テンプレ令嬢を中心にしたドタバタ恋愛騒動、開幕。
※コメディ風味です、頭を緩くしてお読みください。
※感想の取り扱いは近況ボードを参照してください。
※小説家になろう様でも別名義で掲載中です。
文字数 29,986
最終更新日 2021.05.02
登録日 2021.02.25
庶子である第二王子は、立場や情勢やら諸々を鑑みて早々に隣国へと無期限遊学に出た。そうして年月が経ち、そろそろ兄(第一王子)が立太子する頃かと、感慨深く想っていた頃に突然届いた帰還命令。
取り急ぎ舞い戻った祖国で見たのは、修羅場であった。
文字数 10,073
最終更新日 2021.04.18
登録日 2021.04.17
------ウィンターソン公爵の元に嫁ぎなさい。
ある日突然、兄がそう言った。
魔力がなく魔術師にもなれなければ、女というだけで父と同じ医者にもなれないシャロンは『自分にできることは家のためになる結婚をすること』と、日々婚活を頑張っていた。
しかし、表情を作ることが苦手な彼女の婚活はそううまくいくはずも無く…。
そろそろ諦めて修道院にで入ろうかと思っていた矢先、突然にウィンターソン公爵との縁談が持ち上がる。
ウィンターソン公爵といえば、亡き妻エミリアのことが忘れられず、5年間ずっと喪に服したままで有名な男だ。
前妻を今でも愛している公爵は、シャロンに対して予め『自分に愛されないことを受け入れろ』という誓約書を書かせるほどに徹底していた。
これはそんなウィンターソン公爵の後妻シャロンの愛されないはずの結婚の物語である。
※基本的にちょっと残念な夫婦のお話です
文字数 234,823
最終更新日 2021.04.13
登録日 2021.01.08
今夜は、一組の婚約者の発表が行われるために夜会が開催された。
贅を凝らしているが、上品な誂え、淑やかで慎ましい令嬢と、見目麗しい子息の披露目に、次代の安寧と、羨望の眼差しを向ける。
発表も無事終わり、和やかに進行する夜会の最中、甲高い大声が響いた。
「なんでー!ズルいズルイですわぁぁぁ!お姉様ばっかりずるいですわぁぁぁぁぁ!!」
文字数 3,006
最終更新日 2021.03.24
登録日 2021.03.24
ワガママお転婆第六王女アンジェシカは家庭教師から逃げ出し西棟東屋に向かう途中、聖騎士ルシルのおしっこを浴びてしまう。
怒ったアンジェシカは仕返しにルシルにおしっこをかけると言い出すが、え?これ?恥ずかしの私じゃない?となる話。
※聖水プレイあります、苦手な人は回れ右で。 頭空っぽで温かい心で読んで下さい。
ムーンライトにも投稿しています。
文字数 5,519
最終更新日 2021.03.17
登録日 2021.03.17
◆謎の力でどう足掻いても破滅フラグが避けられない悪役令嬢が謎めいた学園長に愛されつつ、その権力を使って強引にハッピーエンドを目指す話。
◆アラスジ:アリシェールは絶望した。一つ、転生して悪役令嬢になってしまったこと。二つ、不可抗力で自分の行動がことごとくヒロインへの嫌がらせになってしまうこと。三つ、そのことを遂に推しである婚約者から責められてしまったこと……。このままではバッドエンド直行、そう思って学園の裏庭で泣いていたアリシェールは一人の紳士と出会う。この学園の学園長を名乗る怪しい雰囲気の男ハッターは、彼女の破滅フラグ回避に助力してくれるという。どうしても推しに嫌われるのも国外追放も嫌だったアリシェールは藁にも縋る思いで彼の申し出を受け入れる。その代償としてハッターが要求したのは、”恋人ごっこ”という不思議な遊びだった。
文字数 126,375
最終更新日 2021.03.12
登録日 2021.01.31
転生したらマザコン甘ったれ王太子の婚約者!
避けられない婚姻。
ならば、王太子を私好みに教育してみせる。
そんな令嬢の奮闘記。
※久しぶりに乙女ゲーム風
※ふわふわ設定でご都合主義です。
※R18になるかな?
※感想欄のネタバレ配慮ないのでご注意ください。
文字数 37,980
最終更新日 2021.03.12
登録日 2021.02.24
雪が静かに降りしきる寒空の中、私は天涯孤独の身となった。行く当てもなく、1人彷徨う内に何もなくなってしまった。遂に体力も尽きたときに、偶然通りかかった侯爵家のお嬢様に拾われた。
お嬢様の気まぐれから、お嬢様の“専属”となった主人公のお話。
文字数 18,792
最終更新日 2021.03.06
登録日 2021.03.02
ある王国に16歳の美少女がいました。名前はアリエルといいます。この国では珍しい長い黒髪です。美しい容姿と珍しい黒髪、そして、不思議な魅力でアリエルは街の人気者です。そんなアリエルの元にいつものように求婚を申し込む人がやって来ました。今回の相手は伯爵様です。
いつものように求婚を断ろうとしますが、伯爵は身分を盾にアリエルを強引に馬車に連れ込もうとします。そんな彼女のピンチに白馬に乗った王子様(本物)が現れました。
王子は乱暴な伯爵からアリエルを助け出しました。けれども、アリエルのピンチは終わりません。王子に気に入られて、城に使用人として連れて行かれてしまいました。
文字数 266,619
最終更新日 2021.03.03
登録日 2021.01.29
私の名前は恋(れん)16歳。
小さい頃からお姫様に憧れる女の子。
全く男の子に免疫なしだけど、高校生になったら、素敵な恋をしてキラキラの青春を夢見ていた。
それなのに、期待に胸膨らませた高校の入学式。私は車に轢かれて死んでしまった。
そして、私が目覚めたのは、大好きだった恋愛小説の世界。
しかし、私が転生したのは、主人公ではなく、主人公の御姉様!
美しいが、性格が悪く、夫に捨てられて、殺されてしまう悲劇のキャラ。
なんと、9歳も年上の女性キャラに転生してしまった!
初恋もまだ、男の人とまともに喋ったこともないのに、いきなり人妻なんて!どうすればいいの?
主人公の恋を応援する予定が、憧れていた王子様まで絡んできてしまう!
旦那様との愛と青春を取り戻すべく、奮闘する。見た目は成人女性、中身は女子高生の恋物語です。
ムーンライトにも掲載してます。
文字数 77,029
最終更新日 2021.03.02
登録日 2021.03.01
いっこうに男にモテない上、最近は癒しであった愛犬を亡くし悲しみに沈む春美。そんな彼女に救世主が現れる。天使を彷彿とさせる白いセーラー服に身を包んだ愛らしい彼女は傷心の春美によりそい、その傷ついた心をいやすのであった……とはならなかった。『いやいやいやいや!くっつきすぎでしょ!何でそんなに近いの!?それに何でいつも隣に座るの!?』どういうつもりなのか。物理で近い彼女に困っちゃう!
お色気展開皆無のガールズラブコメディ。
文字数 9,436
最終更新日 2021.02.27
登録日 2020.05.07
完璧と評される公爵令嬢のエレノアは、順風満帆な学園生活を送っていたのだが、自身の婚約者がどこぞの女生徒に夢中で有るなどと、宜しくない噂話を耳にする。
直接関わりがなければと放置していたのだが、ある日件の女生徒と遭遇することになる。
文字数 31,462
最終更新日 2021.02.22
登録日 2021.02.19