恋愛 人魚 小説一覧
1
人魚の血を引く人と鬼の血を引く人が共存する世界。
人魚島の長と妾の子として生まれた月詠(つくよ)は、赤が斑に混じった黒髪と、首元から下にある赤と白の模様のせいで「人魚の面汚し」と蔑まれ、奴隷のように扱われていた。そんな彼女を救ったのは、青い髪と赤い瞳、褐色の肌を持つ屈強な鬼の青年、冬鬼(とうき)。彼は、人魚島の娘を女性として見ることができず、義務的な結婚に反発していたが、偶然出会った月詠の神秘的な姿と歌声に心を奪われる。
「一年だけ、俺の妻になってくれないか」
これは、愛を知らない二人の「契約」から始まる物語。
文字数 72,965
最終更新日 2025.08.15
登録日 2025.08.05
2
3
過労死した三十路デザイナー・シオリは、異世界の港町〈ポート・ルミナ〉に転生。
感情と月光で色を変える“潮光インク”を調合し、波の音と共にゆったり暮らし始めた。刻むのは締め切りではなく、自分のペースで流れる時間――朝は潮騒に耳を澄まし、昼はインク素材を探す街歩き、夜はランプの灯りで手紙を書く穏やかな日々。
常連客の青年フィンは、満潮の数時間だけ陸に上がる人魚。彼を蝕む“乾き”を癒やすには、満月に現れる〈月雫石〉が必要らしい。
静かな店先から始まる小さな冒険と、潮光インクが繋ぐ大人の交流。――港町の夜が蒼く輝き始めるとき、ふたりの想いも静かに満ちていく。
文字数 42,388
最終更新日 2025.07.08
登録日 2025.06.22
4
東京から海辺の町に転校してきた高校生・水島翔太は、静かな雰囲気を纏う少女・綾瀬澪(あやせ・みお)と出会う。人付き合いが苦手な翔太だったが、潮風の中でただ一人穏やかに微笑む澪に、少しずつ惹かれていく。
海辺で語らう日々のなか、翔太は不思議な夢を見るようになる。深海に揺れる影、歌うような声、そして澪に酷似した人魚の姿。やがて翔太は、澪が「人間ではない」存在であることを知る──彼女は、人魚として生まれ、人間の世界に一時だけ許された“訪問者”だった。
人魚には掟があった。十八歳の誕生日までに「海に還る」か「泡となって消える」かを選ばなければならない。誰かと強く心を通わせれば、存在は不安定になり、消滅の危険が高まる。だからこそ澪は、誰とも深く関わらないよう生きてきた。
だが翔太との出会いが、澪の心を揺らす。
それは「幸せ」と呼ぶには、あまりにも儚く、残酷な時間の始まりだった。
潮の満ち引きのように交差するふたりの想い。
やがて迎える選択のとき。
少女は静かに微笑み、翔太に言う。
「そう、…だって私は──人魚。」
永遠に交わることのない“陸”と“海”のあいだで紡がれる、切なくも美しい青春幻想譚。
文字数 30,549
最終更新日 2025.06.01
登録日 2025.05.16
5
人魚三姉妹の三女アルメリア。
ある日、人魚の森を襲った嵐が起こした水流に巻き込まれる。
アルメリアを拾ったのは、幼き日から行ってはいけないと言われてきた通称【竜の谷】と呼ばれる5つに別れた竜の国に住む双頭の竜が目印の竜使いで―――。
文字数 106,829
最終更新日 2025.05.31
登録日 2022.10.28
6
7
8
森の中にある小さな池。その奥深くには人魚族が暮らしている。そこで暮らす人魚のお姫様は池の外に出ては植物や動物を愛でていた。ある日、池の外に出ると虹色に光る花が咲いていた。ところが、魔女に花を取るのを見られてしまい...。
文字数 12,557
最終更新日 2024.09.08
登録日 2024.08.28
9
10
11
わたし、フィーは美しく悲しい人魚の伝説に魅せられて、人魚の研究しながら海辺に立つ王宮のメイドをしていた。
そんなある日、第二王子であるロイド殿下の誕生日会を船で行うことになる。そこで嵐が起き、王子は海になげだされる。殿下を助けた人魚、殿下のそばにいたという女性を見たわたし。
数日後、ロイド殿下は海辺で女性を助ける。そして、友好国とのパーティーに現れた王女と謎の人魚だという女性。
運命は回りだしてゆくー。
アンデルセンの人魚姫を伝説という形にしております。
原産地などは物語上都合でとらえください。
文字数 88,480
最終更新日 2024.04.02
登録日 2024.01.10
12
古代中国に似た異世界。
真冬の池に突き落とされ、『海琴(みこと)』という高校生として生きた前世の記憶を取り戻す。
腐れ縁のあいつといっしょに召喚された『海琴』は、わけもわからず殺されたのだった。
そんな残酷な世界に転生した僕──『雨(ユイ)』は、水を浴びると黒髪の人魚へと変化する特殊な体質のもち主に。
この世界で、黒髪は神の使いだという。
育ての親からは、こき使われ。
同年代のこどもからは、いじめられ。
村のどこにも居場所を見つけられずにいた僕の孤独な日々は、なんの前ぶれもなく終わりを告げる。
血のにおいをまとった、黒ずくめの男の手によって。
「──人間風情が、舐めた真似を」
僕は、一夜にして血の海となった村から逃げ出した。
「あんた、うちに来ないか?」
行くあてのない僕を気にかけてくれたのは、いわゆる用心棒を稼業にしている鏢局(ひょうきょく)のみんなだった。
「おれは、ミコトといっしょにいきたい」
──そうだね。行こう。生きよう。
ちゃんと息ができるように。
だれかに利用されたり、怯えたりしないですむように。
これは独りぼっちになった臆病者が、情けなくわめいて、足掻いて、たいせつな仲間を見つける、愛と冒険の物語。
※本作は『男の子同士のキスやハグ』など、一部ボーイズラブ表現がございます。
※過度な性的描写はありません。
※使用しているイラストはすべて自作のものです。
文字数 51,098
最終更新日 2024.02.26
登録日 2022.11.26
13
文字数 2,362
最終更新日 2023.10.13
登録日 2023.10.13
14
ネガティブヤンデレ人魚♂のシアンが、猫獣人♀のルチアと結ばれた場合の後日談です。過激な発情期に翻弄されながらも頑張る彼の奮闘(ガッツリエロ仕様なので注意)をお見逃しなく⭐︎
★本作の地雷避けのために…フェラ、束縛プレイ、騎乗位、中出し、強制的感度上昇、ヤンデレ思考等があります。苦手な方はご注意ください。
※注意事項:本作は【お助けキャラは変態ストーカー!?】という作品のIF世界でのお話です。もちろん、本作だけでも楽しめる(主にエロ)仕様になっておりますが、もし、本作で世界観やキャラクターに魅力を感じていただけた場合は、本編も読んでいただければ幸いです。尚、本編でシアンが登場するのは『第2章深海の檻が軋む時』からです。
⇩【本編概要】
攻略対象が病んでいる乙女ゲームの世界に転生したルチアは人外の生徒ばかりが通う【新世校】へと入学し、その攻略対象達から逃げ回っていた。しかし、運命とは残酷なもの。結局はお助けキャラ(変態ストーカーさん)に何故かご主人様と言われ、偏った愛を紡がれ、他の攻略対象とも関わっていく日々――でも、原作と少しづつ変わっていく彼ら……さあ、彼女は原作のバッドエンドやデッドエンドをくぐり抜け、幸せを掴むことができるのか?
文字数 16,933
最終更新日 2023.09.10
登録日 2023.09.07
15
16
ミライザは驚愕し伝えようとした。
そんなつもりなんて無いのだと。
だけど、ミライザの声は彼女に届く事が無かった。
ミライザは、海の中をゆっくりと沈んでいく。
悲しみと無念に包まれながら。
海の底でミライザは気がついた。
私にはもう何も残っていない。
もう、私には、、、
そんなミライザを美しい海は優しく包み込み、新たな力を与えた。
文字数 71,342
最終更新日 2023.02.24
登録日 2022.12.31
17
釣り人イスズ君に釣り上げられた私はイスズ君の家の浴槽で穏やかな時間を過ごしていた。しかし終わりが訪れる。
悲恋注意
文字数 4,557
最終更新日 2023.02.14
登録日 2023.02.14
18
人魚の血を引くの女は必ず愚かな恋をする。
そんな言い伝えがあった。
人魚の末裔であるユラは、幽霊と恐れられているノア・キャロルに嫁ぐことになった。
年の離れた日陰者同士の夫婦は寄り添い居場所を見いだしていく…
不気味男×マイペース人魚な年の差夫婦がイチャイチャしたりえっちする、ただそれだけの話。
設定としては人魚やら魔法やらがぼんやりと当たり前に存在する世界。
R18シーンには「※」をつけておきます。
全5章
毎日0時に1章更新
文字数 32,610
最終更新日 2022.11.21
登録日 2022.11.17
19
20
次の誕生日までに処女を捧げないと泡になってしまう人魚の娘、ナターリア。
彼女は半年前に運命を感じた王子としか身体を繋げたくないと一族から抜け、陸地へ降り立った。
いっぽう、ナターリアを自分の番であると認識しながらも白虎の獣人王子であるヤヒコは、いちど彼女を諦めようとしていた。
けれど、彼女の窮地に再会したことで……
異種族のふたりが番の運命を受け入れたそのとき、真実の愛は生まれる。
これは人魚と白虎の王子様がつむぐ、海より深い愛のおはなし
* * *
久しぶりにファンタジーを書きました。
ゴールデンウィークにTwitterで開催された#2022GW覆面企画の参加作品に加筆修正したものになります。
文字数 10,162
最終更新日 2022.06.26
登録日 2022.06.21
21
幼い王子ロナウは、毒を盛られ海に沈められた。そのロナウを助けたのは人魚のフリーシアだった。人魚の血を飲まされ、一命を取りとめたロナウは恋に落ちる。
「お母様に人間と話してはいけないと言われているから…」フリーシアは海の中へ消え、その後ロナウはフリーシアを探すが会うことは出来なかった。
成長したロナウの前に、メイドの少女アデルが現れる。顔も名前も違うその少女がフリーシアと重なり、ロナウは惹かれ、困惑する。
「俺が愛しているのはフリーシアだけだ。」ロナウはアデルと距離を取ることにしたが、その事で二人に残酷な運命が降りかかる。
文字数 33,890
最終更新日 2022.01.25
登録日 2022.01.11
22
三十歳にもなって結婚もせずに遊んでいたある国の王子が、出会ったもっちりぽっちゃり人魚に本気で恋をしてしまうお話。スレンダーな令嬢がタイプであると何度も自分に言い聞かせつつも、彼女が可愛くて仕方がない。だけれどぽっちゃり人魚は自分よりも自分が持ってくる食べ物にしか興味がない様子で。父である国王に結婚を催促されるものの、初めてのガチ恋に戸惑う王子は……。
大分ゆるゆる設定、激しくご都合主義。
アルファポリス様には初投稿です。よろしくお願いします。
文字数 41,491
最終更新日 2022.01.24
登録日 2022.01.12
23
人魚の血を引くエディソン伯爵家の娘、ステファニーは、海の動物と話しが出来たり、海の中でも呼吸する事が出来る。
そんなステファニーは、昔おばあ様からよく聞かされた人魚と伯爵の恋の話が大好きで
“自分にもいつか心から愛する人に出会える、それまではこの領地で暮らそう”
そう決め、伯爵領でのんびりと暮らしていた。
そんなある日、王都にいるはずのお父様が1人の少年を連れてやって来た。話を聞くと、彼はこの国の第一王子で、元王妃様と国王の子供との事。
第一王子を疎ましく思っている現王妃によって命を狙わている為、王都から離れた伯爵領でしばらく面倒を見る事になった。
ちょこちょこ毒を吐く王子に対し、顔を真っ赤にして怒りながらも、お節介を焼くステファニー。王子と一緒に過ごすうちに、いつしかステファニーの中に恋心が芽生え始めた。
そんな中王都の海では、次々と異変が起こり始めていて…
ファンタジーに近い恋愛ものです(*'▽')
文字数 78,855
最終更新日 2022.01.10
登録日 2021.12.14
25
失恋すると死んでしまう人魚の末裔の私は、たいてい記憶喪失だ。
失恋する度に、博士に薬で記憶を消してもらっているから。
――懐かしい歌声のような波のさやめきと、瞼から染み込んでくる陽の光とで目を覚まし、その日、また、記憶のない「私」は始まった。
――『ちゃあんとあったかい心臓を引っ張り出して食べるのよ』
――私は失恋して、今度こそ死んでしまうべきなのだ
4話完結です。
集英社 短編小説新人賞「もう一歩の作品」
文字数 9,580
最終更新日 2021.10.10
登録日 2021.10.10
26
「お父様、このように丸々と太った酒樽のような方とは暮らせませんわ。隣に立てば暑苦しいったらないでしょう」
「この方も背がひょろりと高過ぎてまるで棒切れのよう。私が扇で仰げば倒れてしまうのではなくて?」
「あらあら、この方はまるで悪党のように悪いお顔をなさっておいでです。隣に立てば、私の命まで奪い取られそうですわ」
そう言って父親であるメノーシェ伯爵を困らせているのは娘であるジュリエット・ド・メノーシェである。
彼女は随分と前から多くの婚約者候補の姿絵を渡されては『自分の好みではない』と一蹴しているのだ。
箱入り娘に育てられたジュリエットには人魚の呪いがかけられていた。
十八になった時に真実の愛を見つけて婚姻を結んでいなければ、『人魚病』になってしまうという。
『人魚病』とは、徐々に身体が人魚のような鱗に包まれて人魚のような尻尾がない代わりに両脚は固まり、涙を流せば目の鋭い痛みと共に真珠が零れ落ちるという奇病で、伝説の種族である人魚を怒らせた者にかけられる呪いによって発病すると言われている。
そんな箱入り娘の令嬢が出逢ったのは、見目が好みの平民キリアンだった。
世間知らずな令嬢に平民との結婚生活は送れるのか?
愛するキリアンの為に華やかな令嬢生活を捨てて平民の生活を送ることになったジュリエットのドタバタラブコメです。
『小説家になろう』『ノベプラ』でも掲載中です。
文字数 125,097
最終更新日 2021.09.22
登録日 2021.08.28
27
有理紗(ありさ)…人間の中学2年生。不登校になってしまっている。
テトラ…人魚の女の子。年齢も有理紗と同じ。家族や友人がいない天涯孤独。
文字数 14,202
最終更新日 2021.07.14
登録日 2021.06.23
28
29
魔王城を囲む深い森の中には池がある。
湖というほど広くはないが、決して狭くもないその池の中は魔王の魔法によって、人魚の住む海の底と繋がっていた。
人魚のフェリシアは魔王城に人間が来ていると聞いて、抑えきれない好奇心に、池から顔を出す。
池のほとりに立っていた男のひとがフェリシアに気付いて嬉しそうな微笑みを浮かべ、淵に膝をついて口を開いた。
「────」
大変だ。何と言っているのか、わからない。
ちょっとおバカな人魚と、心に傷を負った人間の交流記です。
文字数 131,264
最終更新日 2021.05.11
登録日 2021.01.30
30
文字数 1,259
最終更新日 2021.02.23
登録日 2021.02.23
31
とある町に住む男子高校生に、美しい人魚は恋をした。人魚はその男子を手に入れようと決意し、姿を現した。 男子高校生もまた、人魚の美しさに見とれた。
※エブリスタにも掲載しています
文字数 1,442
最終更新日 2021.01.27
登録日 2021.01.27
32
主人公の加納香織は、高校の夏休み、海外へ留学している兄とその友人たちと共に人魚の入り江と呼ばれる場所に遊びに行くことになるが、そこで一人の少年と出会い、成り行きとはいえ、口付けを交わす事になる。
文字数 15,989
最終更新日 2021.01.21
登録日 2021.01.21
33
34
文字数 1,143
最終更新日 2020.11.06
登録日 2020.11.06
35
36
父の再婚によって屋敷にやって来た継母と2人の姉。父は仕事で忙しいけれど、5人で楽しく暮らしていた……
しかし、父が亡くなってからは私へのイジメがエスカレートし、召使いとして虐げられる毎日。
海に遠出をする3人に付き添った時、ある綺麗な青年と出会ったが…………
…………彼には尾ヒレが付いていた。
本来なら交わるはずのなかったおとぎ話が、混ざり、新たな『エンディング』へと進んでいく。
ーーーーーーーーー
こんにちは、米粉パンと申します!
アルファポリス様では自身3作目の作品となります。どうぞ最後までお楽しみください!
〇出会いは7話目になります
〇1日1話更新
〇ざまぁ要素薄いかも
〇人間の王子フリます
文字数 10,754
最終更新日 2020.05.02
登録日 2020.04.26
37
38
出戻った先には百年前にはいなかったはずの大鷲、契約した魔女には別の使い魔がいました。
※※
異世界転生?ものが書きたかったので……ちょっと寄り道
短編よみきり
文字数 2,493
最終更新日 2019.10.13
登録日 2019.10.13
39
あらすじ☆私はアンデルセンの【人魚姫】が好き。図書館で借りたアンデルセンの本を教室に忘れた。それをクラスメイトの廣崎真学(ひろさきまなぶ)が読んでいてーーーー
拙作【川本宝飾店】の「アクアマリンのため息」の前日譚(2019年5月7日(火)より『アクアマリンのため息』公開開始しました)
☆注意☆
作品の無断転載、改変、盗用はご遠慮下さい。
著作権は当方にあります。
ウェブ小説投稿サイト公開履歴
2017年03月~2017年08月 香月文博名義で某小説投稿サイトに公開
2018年10月~2019年02月 某小説投稿サイトに 川本宝飾のサポーター特典として公開開始
2019年02月09日 カクヨムに公開開始
2019年02月21日 アルファポリスに公開開始
文字数 1,502
最終更新日 2019.02.21
登録日 2019.02.21
40
人魚と人間の間に生まれた女の子、ラナ。
人魚のハーフであることを隠して回復魔術師として日々の治療に励んでいたけれど、ある時、大好きな育ての親が瀕死の重症を負ってしまう。
そして彼女は彼を助けるために、癒しの涙を使うことになる…。
これは、彼女がいろんな人達と出会い、愛され、
幸せな人生を送っていく物語である。
初小説です。読みにくい部分もあるとは思いますが、楽しんでもらえると嬉しいです。
進むに連れて、ほのぼの、日常的な話になる予定です。
本作の医療知識は実際と異なる事がございます。
文字数 71,684
最終更新日 2019.02.18
登録日 2019.02.07