殺人事件 小説一覧
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雨の日、フリージャーナリスト・桐島ケイコのもとに衝撃的な知らせが届いた。内部告発者の橋本タケシが、自宅マンションから転落死——警察は自殺と断定したが、桐島は知っていた。橋本は翌日、大手ゼネコン「東都建設」と政治家の癒着を暴く記者会見を予定していた。これは、殺人だ。
橋本の部屋から見つかった国会議員・佐々木ヒデオの名刺。総工費五千億円の巨大再開発事業をめぐる不正入札、違法献金、そして住民への暴力的な立ち退き工作——権力の闇が、次第に明らかになっていく。
だが、真実を追う者には容赦ない報復が待っていた。東都建設から脅迫を受け、調査を進めていた先輩記者・田中ケンジは車に轢かれ重体に。桐島のアパートにも不審者が侵入し、「やめろ。さもなくばお前も橋本のようになる」という脅迫メッセージが残される。
それでも桐島は屈しなかった。田中が命懸けで隠していた内部文書——東都建設から佐々木への三億円の献金リスト、談合の証拠、そしてさらに衝撃的な事実。事件の真の黒幕は、政府ナンバー2の西村官房長官だったのだ。
大手メディアは権力を恐れて報道を拒否。桐島は単身、ネットで証拠を公開する。記事は瞬く間に拡散されるが、その直後、佐々木の手下に拉致される桐島。高級ホテルのスイートルームで、佐々木は母親の写真を見せながら脅迫してくる——「記事を削除しろ。さもなくば……」
だが村田刑事の救出と、事前に仕込んでいた録音機によって形勢は逆転。佐々木は逮捕されるが、「私の背後には、もっと大きな力がある」という不吉な言葉を残す。そして明らかになる西村官房長官の関与を記録したSDカード。公開すれば政府が倒れる——だが、田中が誘拐された。
真実か、命か。桐島の選択は——証拠のコピーを作り、オリジナルと引き換えに田中を救出、同時にコピーを公開するという危険な賭けだった。西村官房長官は辞任、東都建設は崩壊。だが桐島の戦いは終わらない。
新たな告発が届く。今度は厚生労働省と製薬会社の癒着——データ改ざんされた危険な新薬、大臣への一億円献金。告発者の鈴木アヤは誘拐されるが、桐島は屈しない。記事を公開し、再び権力の闇を暴く。
権力に立ち向かう者が払う、沈黙の代償。それでも声を上げ続ける者たちの、命を賭けた戦いの記録。
文字数 11,075
最終更新日 2026.01.18
登録日 2026.01.18
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幼馴染の青春×ミステリー?
君の気持ちを暴くまで、僕は追求をやめない。
高校2年生の多喜田友佑は、動画配信者の『ヒナちゃんねる。』の推し活を励みに高校生活を満喫していた。そんな折、町中で偶然友佑はヒナと出会うことになる。浮かれていた友佑だが、彼の住む街では殺人事件が勃発し……。友佑はヒナと事件の関係性を探していくことになる。
文字数 78,766
最終更新日 2026.01.06
登録日 2025.12.15
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警視庁捜査一課の刑事、浜田誠。刑事歴十五年のベテランである彼に、ある日特別な任務が下された。三ヶ月前から続く連続強盗殺人事件の特別捜査班リーダーに任命されたのだ。
被害者は三名。全て都内の富裕層。犯行手口は同一で、指紋も足跡も残さないプロの仕業。だが、この事件には奇妙な共通点があった——被害者全員が、警察の内部告発を検討していたのだ。
捜査班には、ベテランの木下刑事、科捜研の佐藤主任、若手の田所刑事、そして公安部から派遣された北川警部補が加わった。なぜ一般刑事の事件に公安が介入するのか。浜田の疑問は、すぐに答えを得ることになる。
「この捜査班に、十年前の証拠捏造事件に関与した刑事がいます」
北川が暴露したのは、衝撃の事実だった。十年前、警視庁で大規模な証拠捏造が行われ、無実の人間が刑務所送りにされていた。そして今回の被害者たちは、その真実を告発しようとしていた——つまり、これは口封じのための殺人。
疑惑の目は、尊敬するベテラン刑事・木下に向けられた。「確かに関わっていた。だが、正義のためだった」苦悩する木下。だが、状況証拠は彼を犯人として指し示す。自宅からは被害者の指紋が検出され、アリバイもない。木下は逮捕された。
しかし浜田は違和感を覚えていた。「完璧すぎる。まるで誰かが木下を犯人に仕立て上げたように見える」
深夜、浜田は証拠保管室で北川と遭遇する。北川が密かに持ち出そうとしていたUSBメモリ——それには十年前の真実が記録されていた。
「犯人は警察内部の人間です。木下はスケープゴートに過ぎません」
真実を暴こうとする二人の前に現れたのは、警視・栗原。そして彼は拳銃を向けた。
「お前たちは、知りすぎた」
栗原こそが、十年前の証拠捏造を指示した張本人。そして今回の連続殺人も、彼の命令によるものだった。隠蔽のために三人を殺害させた真犯人。
さらに衝撃の事実——実行犯は、浜田の部下である田所だった。「出世のためです。この組織で上に行くには、上層部に忠誠を示すしかない」冷たく言い放つ若手刑事。
「選択しろ、浜田。この事件を木下の単独犯行として処理するか、それとも死ぬか」
組織への忠誠か、真実への忠誠か。究極の選択を迫られる浜田。だが実は、全ては公安の罠だった。証拠保管室での会話は全て録音されており、武装警察官が突入。栗原と田所は逮捕される。
事件は解決したが、警視庁は崩壊寸前に追い込まれた。国民の信頼は失墜し、組織は大混乱。木下は釈放されたが、懲戒処分を受けて警察を去った。
新しく着任した桐山警視は、浜田に告げる。「自分の信念を貫け。だが組織も大切にしろ。その両方を背負うのが、警察官だ」
青いバッジ——警察官の証。その重さは、権力であり、責任であり、誇りでもある。
浜田は決意する。これからも真実を追い求め、正義を貫くと。
文字数 7,352
最終更新日 2026.01.05
登録日 2026.01.05
45
12年前に起こった殺人事件。
未解決で証拠も少なく、迷宮入りかと思われた事件が12年後の3月10日、ある一人の情報提供者によって動き出した。
自身のことをこの事件の目撃者だと言うが、その当時、誰も事件を目撃していないことは周知の事実であった。そして当時の被害者である事件関係者は既に亡くなっている。それにもかかわらず、提供された情報が当時の捜査内容とあまりにも合致しすぎていたため、捜査本部は混乱に陥る。
「近朱必赤」
そんな中、署で直接話を伺おうとして約束を取り付けた数日後、この言葉を書き残してその情報提供者は死体となって川岸で見つかった。
解決どころか更に深闇に入っていく12年前の事件は、どこへ向かうのか。
文字数 1,428
最終更新日 2026.01.01
登録日 2026.01.01
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47
「普通」であることを求められ続けた少女・理愛。
守るべきものと壊してしまった過去を抱える男・哲。
そして、「いい子」でいることで世界に適応してきた少年・秀平。
それぞれが異なる立場にいながら、三人は共通して
”見ないふりをして生きること”を強いられてきた。
家族、社会、愛情──
歪んだ期待と沈黙の中で
心を削られた彼らは、
やがて「本当に見たいもの」を直視する選択を迫られる。
その瞬間、日常は静かに反転し
守られていたはずの世界は、決して安全ではなかったことが明らかになる。
選ばされてきた人生から、自分で選ぶ人生へ踏み出す者たちの物語。
文字数 34,470
最終更新日 2025.12.27
登録日 2025.12.03
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四歳になる立派な「れでぃ」のあたしは、とってもしっかり者。
新聞だってちょっとは読めるし、おっちょこちょいの兄たちに届け物だってできるわ。
ところで最近、兄たちの学校で、不可解な事件が起こっているみたい。
刑事のパパもそのせいで、ちっともお家に帰って来ないから、ママもプンプンなの。
だから、あたしが代わりに、事件を解いてあげる!
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第20回小学館ライトノベル大賞 一次審査落選
アルファポリス出版申請 落選
第9回ホラー・ミステリー小説大賞 エントリー中
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文字数 76,332
最終更新日 2025.12.13
登録日 2025.12.01
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クエーサーとは、大きなブラックホールが物質を飲み込み、明るく輝くこと。遠い宇宙で大量のエネルギーを放出し、宇宙で最も明るい天体の一つに数えられる。あまりに明るくて、恒星のように見える存在。
遠く手の届かない場所でたくさんのエネルギーを吸い込み、同時に明るく輝く存在。
地球に最も近いクエーサーは、25億光年先にあるという。
私にとって、メディアに出演して頭も良く運動もできる幼馴染の中本貴子は、そんな近くて遠いクエーサーみたいな存在だった。
そんな中本貴子が、遺体で見つかったのは、春休み最後の日。
四月から廃校が決まっている校舎だった。
貴子は施錠されていたはずの屋上から飛び降りて、綺麗だった顔は、トマトみたいに真っ赤な色に染まって潰れた。
※ネタバレ注意!!!!!!
以下、簡易プロットです。
ちゃんと先も考えてます表明ですので、どうかネタバレ困る人は読まないでくださいませぇ!!!
場面一
廃校舎 夜 天文部の五人。
主人公 佐村ミライ 高ニ
山瀬奈美 高ニ
畠中慎也 高ニ部長
浦部理人 高一
久崎紗栄 高一
※この春から皆進級して新校舎で別の高校と一緒に活動予定だった。沼中第ニ高校のしょぼい天文部とは違い、人数も多い沼一。
きっと、仲良い自分達だけで活動できるのは最後だからと、慎也が企画したのだ。
今日は、少子化による統合で廃校になった母校の校舎に忍び込み、皆で最後の観測会をする予定だった。
奈美の絶叫が校舎に響く
中本貴子の遺体を発見した。
時間になっても現れない貴子を放っておいて屋上に潜り込んだ五人。
奈美が下を見ると、貴子の遺体が落ちていた
自殺か他殺か分からない
遺書はない
どうしたら良いか分からない五人
警察に電話っ!
という奈美を慎也が止める
このままだと俺たちが疑われるのでは?
困るのだ。殺人の容疑者にならば、廃校舎忍び込みがバレたら、進路に響く。
黙っていて解散しようと慎也が提案。
※このことにより、ミライは、慎也を後々犯人ではないかと疑う
皆は、解散する
ミライは家に帰ってから一睡も出来なかった。
今も信じられない
貴子が死んだなんて
文字数 67,224
最終更新日 2025.11.28
登録日 2025.10.10
50
超五感の持ち主
高校生の山吉天夏は
何者かが
猫の体に入れた爆弾に巻き込まれて
絶命する
目が覚めると猫に転生をしていた
喋る猫として、
そして一人の冴えない探偵と出会い
かつての同級生、守本麗奈、
彼女も探偵見習いとして事務所に
押しかけ、
3人で
様々な事件を解決していく
文字数 3,823
最終更新日 2025.11.28
登録日 2025.07.01
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十五歳の時に突如異世界に転移し、長く苦しい旅路の果てについに魔王を打ち倒した『橘陣』は、二十年ぶりに現世へと帰ってきた。だが喜び勇んで家族の元に帰ろうとする陣だったが、何故か現世では倍の四十年が経過しており、家族から『橘陣』本人だと認識されず途方に暮れる。帰る場所もなければお金もない陣は、そこで殺人犯などの重犯罪者を捕える賞金稼ぎとなることを決意する。陣は異世界での職種である死神使役『ネクロマンサー』としての能力を使い、超絶美男子な死神ソルスと共に賞金稼ぎを始ようとするのだが……。小説家になろう、カクヨムでも投稿しています。
文字数 93,815
最終更新日 2025.11.19
登録日 2025.11.15
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聖女フィアンナ・ユーリシアが聖堂で殺された。
聖堂は密室だった。結界の張られた聖堂では、転移の魔法は使えない。
犯人はどんなトリックで密室の聖女を殺害したのか?
聖騎士団の副団長である僕、カイン・グントは、上司である聖騎士団長のミネルバ・リンカーネと一緒に聖女を殺害した犯人を追う。
捜査の妨害をする、黒いローブの魔術師。
唯一、聖堂の結界を破れる魔道具を盗んだ犯人。
邪教と言われるカービス教徒の集会に忍び込んで、知った真実。
反聖女派による暗殺計画。
次々と現れる容疑者。僕とミネルバ団長は、聖女を殺害した犯人を追い詰められるのか……!
文字数 102,865
最終更新日 2025.11.07
登録日 2025.11.01
54
『──須崎くん。愛もテロも、構造は同じなんだ。どちらも『理解されたい』という欲望が、誰かを壊す形で噴き出しただけだよ』
主人公・須崎透は、大手製薬会社の“事故死”をきっかけに、完璧な上司・香山慎之介の闇に触れてしまう。
そして香山は、製薬会社社長の娘・詩織を「自分の隠し子」だと告げる。
須崎は、香山と詩織を通じて
一般人が決して足を踏み入れてはならない “世の中のタブー” に踏み込んでしまう。
――官僚、財閥、血統。
三代にわたり政財界の子弟が通う名門ーー修加学院。
それらに付随する――性と死。
そこで笑っている香山慎之介は、一体何者なのか。
須崎は、彼を知るために、決して触れてはならない領域へと手を伸ばす。
文字数 11,667
最終更新日 2025.11.03
登録日 2025.11.03
55
8つの州をまたいで大量快楽殺人を犯した見目だけが美しい殺人鬼死刑囚のガブリエルから聴取担当に指名された田舎の警察署の。アホでふざけた性格の殺人課刑事、5年前の事件の捜査中に事故で脊髄損傷し、手足に麻痺のある身障者の刑事、ジェラルドと5体満足で美しい見た目すら持つ完璧な状態なのに死刑囚のガブリエルと人生に失望しているのに過去を諦めきれない身障者の刑事と2人のクソみてェな今生を高く吊るし上げてやる復讐が始まった。
文字数 23,056
最終更新日 2025.10.26
登録日 2025.10.21
56
一人の大学生の死をきっかけに、再び動き出した、止まっていた“想い”。
大切な人を失った律(りつ)と、過去に傷を負った刑事・門叶(とかない)
律を取り巻く人間の、それぞれの執着と秘密が、やがて事件の核心へと繋がっていく。
誰かを愛したことは、罪なのだろうか……
背負った過去と向き合いながら、それでも前に進もうとする人々の、痛くて、やさしい群像BLミステリー。
事件をきっかけに再会した二人の、新たな恋の始まり。
@ 続編あります。『浄められた夜 〜you are my world 〜』です。公開予定は 10月20日です。
よろしくお願いします。
文字数 148,162
最終更新日 2025.10.13
登録日 2024.11.07
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下級戦士は都市のコマ。
死んでも蘇生されて、また戦場に送り込まれる。
ある日、戦いの中で下級戦士のイザヤは上級戦士の少女、ミュルアと知り合う。
魔物こそ倒したが味方は全滅、イザヤも毒で死にゆく中、ミュルアはイザヤを看取る。
死亡したイザヤは魂の状態で恐ろしい光景を目撃した。
それは上級戦士のバスルームでミュルアが刺殺される姿だった。
その後、イザヤは蘇生される。
だがその肉体はなぜかミュルアの物になっていた。
困惑するイザヤ、そこに魂だけの状態になったミュルアがやってきて、肉体を返すよう迫る。
話し合った結果、二人は協力して上級戦士の町に戻り、事態の解決に当たることにする。
イザヤとミュルアは元の肉体に戻れるのか?
都市の上層部の思惑は?
ミュルアを刺殺した犯人の正体と目的は?
文字数 64,143
最終更新日 2025.09.30
登録日 2025.08.21
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61
地方の全寮制学園。
古くから「七不思議」を語ると、必ず人が死ぬという都市伝説があった。
主人公は転入してきた高校生。
入学早々、七不思議にまつわる「密室殺人」が発生。
やがて、毎週のように「七不思議を模した連続事件」が起こり、学園は恐怖に支配されていく。
だが事件は「ただの怪談」ではなく――
生徒の中に、連続殺人を仕組む黒幕がいる。
文字数 2,799
最終更新日 2025.09.04
登録日 2025.09.04
62
※青春BLカップエントリーしました!
平和なキャンパスで起きた殺人事件!
天才だが不器用な竜崎と素直が取り柄で探偵要素からっきしの藍のコンビは真相にたどり着くのか?
美山藍(みやまらん)は大学三年生になったばかりの内向的男子。
憧れの同級生、竜崎慎(りゅうざきまこと)との仲は友達以上でも以下でもないが不満はなかった。
ところが……藍は竜崎とともに殺人事件の第一発見者になってしまう。
事件と二人の恋の行方はどこに向かうのか?
目が離せない展開に大注目!
※BLカテゴリーに変更のため、恋愛パートを甘めにしました。(以下主な変更箇所)
・竜崎慎の事件メモはほぼ変更しております。
・No.93,94,99
・エピローグ 1を追加(2は以前と同様のシナリオ)
※また、番外編もご用意しましたので是非ご覧ください!
文字数 150,524
最終更新日 2025.08.24
登録日 2024.12.30
64
明朝未明に女性の死体が川で発見された。
警察官、辰巳 虚(たつみ うつろ)はこの事件を注視。
自身の独自の方法にて、”キョウセイ”捜査を開始する…。
文字数 23,841
最終更新日 2025.08.14
登録日 2025.08.14
65
昭和初期のある金持ちが小説家として有名になりたいと思った。でも、その金持ちには小説を書く才能などなかった。そこで、その金持ちは、村野正一という無名の作家に代筆を依頼し、村野が書いた小説を自分の作品として発表した。村野は、今で言うゴーストライターだった。
村野が書いた小説は、読者に絶賛され、とてもよく売れた。おかげでその金持ちは一躍、文豪として文壇に躍り出た。
しかし、村野正一はいつまでたっても無名のゴーストライターのままだった。それどころか、その似非文豪は、有名になればなるほど村野正一のことを疎ましく思うようになり、ついにはヤクザ者を雇って村野を抹殺しようと企てた。
その似非文豪は、自分の小説が本当は他人に金を払って書かせたものだということを世間に知られるのを恐れたのだ。
似非文豪が雇ったヤクザ者は、村野を妻の千代ともども抹殺するため、村野の家に油をかけ、火を放った。村野正一は、命からがら逃げ延びたが、妻の千代は顔に大やけどを負い、ふためと見られぬ醜い顔になった。
最愛の妻であり、また、稀に見る美女だった妻の顔を醜く焼かれた村野正一は、その似非文豪のことを恨み、憎んだ。そして、全身全霊の恨みと憎しみを込めて一作の小説を書き上げた。怨念の塊のような小説『ドグド・ニダラ』である。
『ドクド・ニダラは』、小説としては最高の作品だった。しかし、その文面には、村野正一の恨みと憎しみが込められていたため、その小説を読んだ読者の多くは精神に異常をきたした。その結果、日本の精神病患者は急増し、精神病院に収容しきれないほどの数になった。
発狂した患者の多くが『ドグド・ニダラ』の読者であることを知った当時の特高警察は、『ドグド・ニダラ』を発禁とし、日本中の警察官を動員して市場に出回っている『ドグド・ニダラ』を回収した。既に『ドグド・ニダラ』を購入している読者の家にも家宅捜索に入り、それを没収した。
その狂気の発禁本『ドグド・ニダラ』の最後の一冊が阪奈教育大学文学部英文科の翻訳研究会の書棚から見つかった。
そして、『ドグド・ニダラ』は、翻訳研究会の課題図書として学生によって回し読みされた。『ドグド・ニダラ』の狂気は、77年の歳月を経て、再び恐ろしい猟奇事件を巻き起こす。『ドグド・ニダラ』の危険性を知った奈良県警真美警察署刑事課の日比野涼一は、懸命に『ドグド・ニダラ』の回収を試みるが、その結果は、震撼すべきものだった。
文字数 77,015
最終更新日 2025.08.14
登録日 2025.08.14
66
勇者が殺された。誰が何を目的として? 魔族跋扈の報告はない。事件を調べる保安官と副保安官の前に、二人目の勇者が現れた。
文字数 21,446
最終更新日 2025.08.07
登録日 2025.08.07
67
静岡県に属する離島「網島」で、美人と名高かった女子高生が、観光客の運転する車に撥ねられる事故が起こった。
五年後、被害者の同級生だった青年は「網島」でスキューバダイビングのインストラクターをしていた。そんな折、進学と同時に「網島」を離れた旧友たちが、ダイビングのライセンス取得のため「網島」に戻ってきた。
かつての仲間たちとの再会を喜びつつ講習を実施する中、事故が起こり一人が命を落とす。旧友たちは五年前の事故との関連を疑うが…。
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ばらのまち福山ミステリー文学新人賞 一次審査落選
第21回MF文庫J新人賞 一次審査通過 二次審査落選
https://mfbunkoj.jp/rookie/award/result/21/
第9回ホラー・ミステリー小説大賞 エントリー中
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文字数 136,604
最終更新日 2025.07.26
登録日 2025.03.27
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幼い頃に警察官だった母親が殺される。そして17歳の誕生日、今度は警察官の父が目の前で命を落とす、自らも警察官となり犯人逮捕を誓った少女は、自らの手で驚愕の事件の真実を知ることとなる」
文字数 33,632
最終更新日 2025.06.25
登録日 2025.06.10
72
バブル経済で日本全体が浮かれていた時代に、どうにも理解に苦しむ楽曲が発表された。『マングローブは原生林』と名付けられたその曲は、当時のどうかしていた人々の心を掴みまさかの大ヒットを記録した。
時代は移り変わり2022年。かつて『マングローブは原生林』を演奏していたバンドメンバー達が次々と殺害されていく。
平凡な主婦である主人公は、小遣い稼ぎで始めたポスティングの仕事中に変死体を発見し、連続殺人事件に巻き込まれてしまう。
他社のポスティングスタッフである根暗青年と共に、主人公は嫌々事件の真相を追うことになるのだが……。
※【エブリスタ】でも公開しています。
文字数 110,087
最終更新日 2025.06.23
登録日 2025.05.20
73
文字数 101,178
最終更新日 2025.06.19
登録日 2025.04.06
75
天才探偵の夢望は殺人事件が起こったという雨音からの知らせで目を覚ます。夢望は自身の慰安旅行でこのホテルに泊まっていたため、事件の知らせを聞き、うんざりするが、限定15食の特大フルーツパフェのため、事件の早期解決を目指す。
文字数 4,564
最終更新日 2025.06.01
登録日 2025.06.01
76
物語は、東京・杉並区の防音された密室で発見された異様な殺人事件から始まります。若い男性が耳栓をされた状態で、「音のない絶叫」をあげたかのような表情を残して死亡していました。現場には謎めいたシンボルと、カナリアの剥製が残されていました。捜査にあたるのは、警視庁特別解析班・第九係。リーダーの天瀬誠司警部補は、現場に「音そのものを拒絶した存在」の気配を感じ取ります。
これは、感覚をひとつずつ封じていく連続殺人事件の幕開けでした。
次に起きたのは世田谷区。女性教員が顔を覆われた状態で遺体となって発見され、今回は「嗅覚」が鍵となります。さらに港区では、映像編集者の男性が完全な暗闇の中で命を奪われ、視覚を奪う犯行が明らかになります。
どの事件現場にも、「Silent Eyes」と記された奇妙なシンボルが残されていました。これは2003年に起きた未解決事件、そして天瀬の妹・花織の失踪とも関係している可能性が浮かび上がります。第九係は、犯人がある信仰に基づき、感覚を封印する“儀式”を計画的に実行していると推理し、事件の核心に迫っていきます。
文字数 24,218
最終更新日 2025.05.28
登録日 2025.05.18
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百年前。
ガイアマーレ帝国のジェロモン皇帝は神の罠によって、海の神の世界の住人である愛するコラリーヌを裏切ってしまった。
死後も自分の愚かさに苦しみ彷徨う彼の魂を救うため、コラリーヌは神の世界から人間の世界に転生することを決意する。
ジェロモンの魂は、それを知って追うように人間の世界に転生した。
そして現在。
ジェロモンは皇太子ジェラールに、コラリーヌは侯爵家の使用人の娘エレンに転生した。
少女エレンは両目の色が異なるという理由から侯爵家の息子に苛められていたが、そこを皇太子ジェラールに助けられる。
それを機に仲良くなったジェラールとエレン。
しかしエレンは火事で亡くなってしまう。
四年後ジェラールはエレンと似ているカリーヌ侯爵令嬢をつい自分の婚約内定者としてしまう。
しかし、ある日カリーヌの主催するお茶会でジェラールは死んだはずのエレンに出会い、それを機にエレンに不幸が忍び寄る。
一人の女性を一途に愛する皇太子ジェラールが前世の罪を乗り越え彼女と幸せを掴むまでのお話。
※神が実在する世界です
文字数 114,158
最終更新日 2025.04.24
登録日 2025.03.21
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異 能 の 共 鳴
久住晴翔(くずみはると)
直木賞を受賞した小説家だ。十八歳の時に日本を離れ十年間、世界中を放浪し帰国する。十年間の間に身体に落とし込んだ能力…不思議な異能の持ち主だった。政治が絡んだ事件を追及する久住は世間から、《異能作家》《異能探偵》と呼ばれていた。
沢渡涼子(さわたりりょうこ)
フリージャーナリスト。緻密な論理構成で悪しき政治家を追い詰めていく姿を、人は《美獣》《雷光天女》と呼ぶ。久住晴翔の理解者であり、真のジャーリストだ。
ダーク・テミス
昭和の時代から政界を牛耳る巨悪を葬る闇の裁き神。その素性はやがて明らかになるが。久住晴翔、沢渡涼子と共に、日本の闇を切り裂く異能の力の持ち主。
三人の異能の力が共鳴し、見えない闇を切り裂き…光を地の底に届けていく。
文字数 121,440
最終更新日 2025.04.18
登録日 2025.02.17