部活 小説一覧
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※この物語はフィクションです。登場する人物、団体、名称など全て架空のものであり実在のものとは、一切関係ありません。
中学時代、嘘をついて大切な居場所を失ってしまった知花(ちはな)。
それが原因で、周囲から浮いてしまい、誰とも深く関われないまま高校生になった彼女は、クラスでもひとりぼっちのまま日々を過ごしていた。
「歩くぬいぐるみのうさぎちゃん」
いつしか、そんなあだ名で呼ばれるようになっていた無口な少女。
けれども、心のどこかで「もう一度、誰かとちゃんと繋がりたい」と思っていた知花は、ある決意を胸に、もう一度高校1年生をやり直すことを選ぶ――。
過去の自分と向き合い、少しずつ変わろうとする知花の、切なくも温かい青春と恋の物語が、今、始まる。
文字数 12,019
最終更新日 2026.02.20
登録日 2026.02.20
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【ガールズ日常コメディ×吹奏楽】
部長は居眠り! 部員は来ない! 楽器を忘れて大ピンチ!?
私立稲川女子高等学校吹奏楽部。お世辞にも強豪とは言い難いこの部では、個性豊かで自由人多めな部員たちが日々さまざまな珍事件を引き起こし、副部長にして部のまとめ役でもある金森夏希(かなもりなつき)の心労は計り知れず……?
これからお送り致します曲は、そんなちょっと(?)変わった吹部女子たちが送る、日常ドタバタ狂騒曲(カプリチオ)でございます。
……それでは、どうぞお聴きください。
※「ネオページ」「Tales」「ノベルアッププラス」でも同一作品の掲載をしております。
文字数 77,572
最終更新日 2026.02.11
登録日 2025.10.22
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文字数 25,751
最終更新日 2026.01.31
登録日 2025.12.11
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バレー優先の毎日に気がつけば、恋もしないままあっという間に高校3年生になった湊。自分に恋愛は縁のない話だと思っていたが......
居残り練習の体育、後輩・高良の口からこぼれたのはまさかの「好きですよ、湊先輩」
冗談みたいなその言葉に、思わず笑い返したのに――本人は本気のようで?
まっすぐな瞳、近すぎる距離、熱を帯びた空気。
ただの後輩だと思っていたのに、もう視線を逸らせない。
恋愛初心者な先輩と真っ直ぐな後輩の、心乱れる青春BL。
「俺があと二年早く生まれてればよかったのに」
「抱きしめてもいいですか?」
「......先輩が頑張ってんの、俺は知ってますから」
後輩からの一途な思いが止まらない!!
文字数 29,234
最終更新日 2026.01.13
登録日 2026.01.13
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SNSの「映え」を生きがいにする高校生・湊は、写真を撮ることには熱心だが、食べることにも、人と向き合うことにも本気になれずにいた。いいねの数が増えれば満足し、減れば不安になる。そんな薄っぺらな日常の中で、彼は旧校舎の奥にひっそりと存在する謎の部活――「最後の晩餐部」と出会う。
そこにいたのは、鍋の中身が空っぽでも、湯気だけで「おいしい」と笑う少女・紬。彼女は病気のため、物理的な食事をほとんど口にできない。その代わり、誰かが語る“食べ物の思い出”や“味の記憶”を聞くことで、心だけ満たされるという不思議な体質を持っていた。最初は理解できず反発する湊だったが、成り行きで「言葉で料理をする」役目を担うことになる。
部室ではいつも軽口が飛び交い、失敗談やくだらない思い出が次々と語られる。伸びきったうどん、冷めたピザ、形の悪いオムライス。どれも大したことのない話のはずなのに、紬は楽しそうに笑い、「ごちそうさま」と言う。その姿に、湊は初めて“誰かのために語る”ことの楽しさを知っていく。物語は終始明るく、仲間同士の掛け合いや笑いに満ち、青春漫画のような軽やかさで進んでいく。
しかし、その明るさの裏で、少しずつ違和感が積み重なっていく。咳の回数、青ざめた顔、意味深な沈黙。幼なじみの蓮だけが知る真実に、湊は最後まで気づかない。鈍感なまま、いつも通りの日常が続くと信じて疑わなかった彼の前に、ある日突然、取り返しのつかない現実が突きつけられる。
笑っていた時間があまりにも鮮やかだったからこそ、その喪失は残酷だ。言葉で誰かを生かしていたつもりの少年が、言葉では救えなかった現実と向き合うとき、初めて「食べること」「生きること」の意味が浮かび上がる。
『最後の晩餐部』は、軽やかな青春のトーンから一転、心をえぐる落差で読者を揺さぶる物語だ。何気ない会話、くだらない思い出、そのすべてが“最後のごちそう”だったと気づいたとき、あなたの胸にも、忘れられない味が残るだろう。
文字数 147,056
最終更新日 2026.01.05
登録日 2026.01.04
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純真な女優のウソとJKで女優な3人との日々。
それはスクールカーストなぞ圏外の、国民が認める程の美少女たる女優達との恋。
その青春演劇ラブコメディー。
ある季節外れの転校。
帰って来た故郷。
そののどかな田舎、初日にたくさんの部活の勧誘を受けた。それはもはや魔境となっていた高校では部活に入らずば人であらず。
襲って来る。強引過ぎる誘いの数々、部活の圧力に屈しかけたその時。
ある運命の紙が彼に舞い降りたのだ、そこには『大女優のマネージャー、募集中』とだけ。
それが彼の運命を、その未来をも左右する事になるから。
たった一人の男子部員は、それは大事な大事な専属なのだ。
3人の女優と出会い、変わっていく、変えていくから。
流した涙もこぼれた笑顔も、その向き合った演劇との時間だって。
その無垢な笑顔はずっと。
私の名前で検索するとエロ同人ゲームが『絵付き』で出る可能性があります。お気を付け下さい。Twitterも同じくです。
文字数 169,278
最終更新日 2026.01.03
登録日 2025.10.06
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【恋に気づいた時点で、失恋!?】
毎週月曜日の放課後、深浦 継(ふかうら つなぐ)は、野球部の後輩・湯川 明親(ゆかわ あきちか)と、ふたりきりでミーティングをしている。理由は、同じ野球部のエースに恋をしてしまった湯川の相談にのるため。
けれど、湯川とのミーティングを繰り返しているうちに、彼に恋をしている自分に気がついてしまって…
※最後はハッピーエンドです!絶対にハッピーエンドです!
文字数 11,153
最終更新日 2025.12.27
登録日 2025.08.11
あの日、君が目指した空の果てへ
レンタル有り旧題:風船ガール 〜気球で目指す、宇宙の渚〜
高校生の澪は、天文部の唯一の部員。廃部が決まった矢先、亡き姉から暗号めいたメールを受け取る。その謎を解く中で、姉が6年前に飛ばした高高度気球が見つかった。卒業式に風船を飛ばすと、1番高く上がった生徒の願いが叶うというジンクスがあり、姉はその風船で何かを願ったらしい。
完璧な姉への憧れと、自分へのコンプレックスを抱える澪。澪が想いを寄せる羽合先生は、姉の恋人でもあったのだ。仲間との絆に支えられ、トラブルに立ち向かいながら、澪は前へ進む。父から知らされる姉の死因。澪は姉の叶えられなかった「宇宙の渚」に挑むことをついに決意した。
そして卒業式当日、亡き姉への想いを胸に『風船ガール』は、宇宙の渚を目指して気球を打ち上げたーー。
文字数 137,100
最終更新日 2025.12.10
登録日 2024.04.30
51
これは、8年後に全星域を舞台とした戦争へのプロローグ…。
人類が、外宇宙へを進出し始めてから数千年の月日が流れた、銀河系の世界。
銀河系に存在する一国家、クラウダ連合国の中にある一つの惑星”ランスケープ”の高校生である、ヴァーシャ 、エーファ、ユラ、 コルネア、そして1年生のミユハは人形劇研究部として部活に勤しんでいた。
秋も近づき、学園祭が始まろうとする時期、人形劇研究部として何をやるか一同は頭を悩ませていた。
そんな中、ユラの言葉から、先の戦争での英雄だったエーヴェルハイトの名が挙がり、琴線に触れたエーファは、彼を題材にしようと決定する。
早速、エーヴェルハイトの記憶データに会いに行くが、彼及び彼に関係する人物の記憶データの閲覧は一般には禁止されていた。
不満を漏らすが、仕方ないので別の資料を検索していた中、ユラはたエーヴェルハイト幻の出版物がある事を話す。
しかし、著者のベティルは、5年前に既に他界していた。
今は、彼の記憶データが、”惑星ボルディ”に管理されている事を確認した一行は、早速向かう事とした。
ベッティルの記憶のある管理局に向かい、彼と対面を果たす。
どんな話を聞けるか胸高鳴る一同であったが、それは、彼女達が想像とは違ったもう一つのエーヴェルハイトの姿だった。
果たして彼は、本当に英雄だったのだろうか。
文字数 42,459
最終更新日 2025.12.10
登録日 2017.02.03
52
中学一年生の日向桜は、有名な映画監督であった亡き父にあこがれて、誰かの心を動かす映像を撮ることが夢。父も所属していた放送部で映像を作るんだと意気込んでいた桜だったが、入学した中学校には放送部がなかった。
「ないなら、つくればいい」――そのひと言で、桜の挑戦がはじまる。
明るくて頼りになる幼なじみ浅野楓、無口でちょっと影のあるカメラマン黒瀬蓮、静かで物語を書くのが得意な東堂葵。
性格も得意分野もバラバラな四人が集まって、桜たちの「放送部」が動き出す。
最初はカメラの使い方もわからず、意見がぶつかってばかり。それでも、みんなで笑いながら放課後の放送室を掃除し、企画を立て、映像を撮り続ける。ドラマのテーマは『笑顔』。誰かの笑顔を撮ることで、見てくれた人の心まで明るくしたい。
けれど、カメラを向けるたび、蓮の手が止まる。彼には、笑顔を撮れなくなってしまった理由があった。――亡くなった妹の、最後の笑顔。その記憶が、彼のレンズを止めていた。
「だったら、私が何度でも笑うよ」
桜の言葉が、蓮の心の奥に届く。止まっていた時間が少しずつ動き出して、四人の物語は輝きを取り戻していく。
そして迎えた放送コンテスト。結果は、佳作だったけれど、スクリーンの中には、誰よりも輝く笑顔が映っていた。
上映を終えたあと、夕陽の下で蓮がカメラを構える。
「桜」
名前を呼ばれた瞬間、風が吹いて、桜は笑った。――パシャ。シャッターの音が、空にひびく。
それは、あの日放送室で生まれた光のつづき。
桜たち四人の、未来へつながる『笑顔』の物語。
文字数 32,774
最終更新日 2025.12.09
登録日 2025.12.09
53
美しいと思った――その瞬間、息をすることさえ忘れていた。
秋の午後、中学三年生の有栖川蒼は、友人に誘われて訪れた美術館で一枚の絵と出会う。『教室の午後』と題されたその水彩画は、何の変哲もない風景なのに、確かに息をしていた。光が生きていた。
「なんて、美しいのだろう」
絵筆を握ったことすらなかった有栖川だったが、作者の名前――『一色葉』を見た瞬間、心の奥で何かが囁いた。この人のように描いてみたい。こんな風に光を描ける人になりたい、と。
高校に入学した有栖川は美術部に入部し、水彩画と出会う。色が紙の上でほどけ、滲み、重なり合っていく。その不確かさが楽しくて、描くことに夢中になっていく。県展に出品した作品は見事に受賞し、有栖川の絵は多くの人の心を動かした。
一方、国内最高峰の美術教育を誇る琥珀学院に通う一色葉は、完璧な技術と構図で数々の賞を獲得してきた。彼にとって美とは「形に宿るもの」であり、構成と線、余白を制することこそが本物の美だった。
しかし、ある日県展で有栖川の絵を見た瞬間、一色の世界は音を立てて崩れ始める。
構図も技術も、何もかもが足りていない。それなのに――色が、生きていた。光が、呼吸していた。
「なぜだ。なぜ、こんなにも……」
完璧とは言い難い拙い絵が、この世の何よりも美しく見えて仕方がない。頬を伝う涙が止まらない。その絵の作者名を見た瞬間、胸の奥で何かが焼ける音がした。
『有栖川蒼』
その名を見てから、一色は彼のことが頭から離れなくなる。調べ上げた末、遂に有栖川の通う高校へと足を運ぶ。
「君の絵は、構図も、技術も、何もかもが足りていない!」
感情を抑えられずに言葉をぶつける一色に、有栖川は太陽のように眩しい笑顔を向ける。
「絵を描く事ってきっと、もっと楽しい事だと思うぜ」
その言葉が、一色の中の美の定義をぐらりと傾かせた。
だが、顧問の先生から意外な事実を告げられる。
「あなたが、彼の最初の光だったのね」
有栖川が絵を描き始めたきっかけは、中学時代に見た一色の作品『教室の午後』だった。一色の理性の光が、有栖川の魂を揺らしていた。
その事実を知った一色の中で、何かが動き出す。
完璧な構築だけを追い求めてきた自分。感情を排除してきた自分。だが、自分の絵が誰かの光になっていた――その矛盾が、一色の心を激しく揺さぶる。
一色の中で何かが壊れ、そして生まれ変わろうとしていた。
技術と感情、理性と衝動、構築と破壊――相反する二つの美が交錯するとき、二人の魂はどこへ向かうのか。
光を追い求める二人の芸術家が辿り着く、美の極致とは――。
純粋な創作への情熱と、魂を賭けた芸術の探求を描く、眩いほどに美しい青春物語。
文字数 14,101
最終更新日 2025.12.09
登録日 2025.12.09
54
幼なじみの廉と郁哉は、生まれた時からずっと一緒に育ってきた。閉鎖的な田舎で育ったふたりにとって、互いは世界のすべてで、唯一の特別だった。小学生で野球を始め、ずっとバッテリーを組んできたふたりは甲子園を夢見て強豪校へ進学する。
しかし二年の秋、新チームでエースナンバーを与えられたのは郁哉ではなく、後輩の天才ピッチャー直輝だった。
野球部の新チームが始動する中で、当たり前に続くと思っていた二人の関係が少しずつ揺らぎ始める。高校卒業後にふたりの進路が別れる可能性を前にして、郁哉は自分の野球の原点に立ち返り、「ずっと廉に頼りっぱなしではダメだ」と自立の道を模索する。
互いを失う怖さや寂しさ、そして本当の気持ちに向き合い、二人は「最高のバッテリー」を目指す決意をする。
文字数 30,165
最終更新日 2025.11.28
登録日 2025.10.26
55
高校バスケの集大成であるインターハイ地区予選。
試合終了まで残りわずか。2点リードされた状況で私、朝比奈ヒカリの目の前で対峙しているのは、小さい頃から切磋琢磨してきた月島ミズキだった。
これまで何度も行ってきた1on1。しかし、私が選んだのはミズキちゃんが予想だにしなかった両手の3Pシュートだった。
放ったボールは高い弾道で美しいアーチを描きリングに向かった…。
・
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全ての始まりは、幼少期。
私の心には1つ年上の女の子である月島ミズキが放つワンハンドシュートの残像が焼き付いている。
バスケで輝かしい時間を共に過ごした小学校時代を経て、二人の関係に仲間たちの出会いが交わる。
中学、そして高校へと進むにつれて、予期せぬ苦難が訪れ、光と影を交錯させていく。
ヒカリが描くシュートのアーチは、憧れの影を乗り越え、栄光の軌跡を描けるのか…
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この作品は下記にも掲載しています。
・小説家になろう
・カクヨム
・Nolaノベル
・ノベルバ
文字数 76,306
最終更新日 2025.11.22
登録日 2025.10.31
56
僕は同じ美術部の藤村さんが好きだ。けれど、藤村さんは幼なじみの爽太が好きで、二人は付き合い出した。
片想いの相手と親友の幸せを願いたいのに、浩人はどうしても心が追いつかない。
二人の「嫌なところ」を書けば、楽になれると思った。
だけど書けたのは、“好きになった理由”ばかりだった。
――初恋は、こんなふうに終わることもある。
淡くて切ない、三角関係じゃない三角関係の物語。
◆登場人物
・橘 浩人(たちばな ひろと)……「僕」。高校2年生。美術部。藤村さんが好き。
・藤村 綾(ふじむら あや)……美術部員。美大を目指している。爽太が好き。
・伊東 爽太(いとう そうた)……サッカー部。浩人とは同じ中学校出身の幼馴染。わりとモテる。
文字数 11,253
最終更新日 2025.11.14
登録日 2025.11.14
57
インターハイ、陸上競技。
全国のライバル達との戦いを求めて4×100mリレーにかける少女達の物語。
女子4×100mリレーの予選通過は24チーム。
とある事情から、予選を欠場してしまった高知県代表の土佐水木女子高校。
事情を考慮され、たった1チームでの救済レースに挑むことに。
基準タイムをクリアすれば25チーム目として、準決勝に進むことができる。
しかしライバル不在のレースは記録が出づらいというのが一般的。
肉体、技術とともに重要な心の強さが試されるレースになった。
準決勝に進み、全国のライバル達と戦うことはできるのか。
4人のオーダーと1人のオペレーター。
それぞれに、この1年間でのドラマがある。
それぞれに、駆ける理由がある。
だからこそ、心に火を灯せるのだ。
文字数 4,823
最終更新日 2025.11.07
登録日 2025.11.07
58
『セパタクロー』__それは空中を翔け、地上を守る者たちの戦場。
染谷 大地。
こいつは、俗に言う“天才”だった。
別に、努力してる姿を見たわけじゃない。
でも、なんでも簡単そうにやってのける。
……だからなのか、どこかでずっと“特別な何か”を探してるように見えた。
高校に入ってすぐ、あいつは坂下 泉っていう女子に興味を持った。
誰が見ても一目惚れ__じゃなくて、なんかもっと、真剣に。
あいつは「観察」をはじめたんだ。なんかの研究対象かよってくらい。
で、下校中に尾行して、見つけたんだ。
芝生の公園。
汗まみれになりながら、坂下は変な形のボールを器用に蹴ってた。
それが、この球技との出会い。
そしてそれが、あいつの__
全部の始まりだった。
※この作品に登場する大会名・団体名・学校名・登場人物はすべてフィクションです。
なお、作中に登場する「セパタクロー」は実在するスポーツであり、本作はこの競技が日本でも広く知られ、盛り上がることを願って執筆されています。
文字数 11,997
最終更新日 2025.11.02
登録日 2025.10.26
59
文字数 6,774
最終更新日 2025.10.24
登録日 2025.08.25
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どうにかこうにか、26話ハッピーエンドにて無事完結です!
〈あらすじ〉
夏の終わり、チェス同好会の佐々木航太は、以前から気になっていた吹奏楽部の鷺沢に声を掛けられる。
チェスの対局を通して急速に距離を縮めていく二人だが、鷺沢の言動にはどこか不自然なところがあり…。チェス同好会のメンバーはお節介や好奇心から鷺沢の周辺を詮索し始めるが、それぞれが思いがけない事態に直面することになる。
チェス同好会による「鷺沢と航太を幸せにしようプロジェクト」は成功するのか?
そして彼ら自身、各々の幸せにたどり着くことができるのか?
〈登場人物〉
佐々木航太、チェス同好会二年。とりあえずチェスと鷺沢に夢中。好きな駒はナイト。
鷺沢悠、吹奏楽部二年。諸事情あって人生最悪の夏を過ごしている。好きな駒は(推定)ビショップ。
仁木未来、チェス同好会二年。鷺沢の不幸感が気になって探りを入れたら面倒な事態に。好きな駒は、安直にクイーン。
大宮哲生、チェス同好会二年。自他共に認める「目つき悪い奴」。頭の良さがたまに暴走する。好きな駒はルーク。
熊田将吾、チェス同好会一年。通称クマ、見た目もクマ。気は優しくて力持ち。好きな駒はキング。
鮎川凛久、帰宅部二年。鷺沢いわく「普通に性格悪い」。チェスに興味はない。
チェスなんかルールも知らない、という方、大歓迎です。色々ルビ振ったりもしてますが、何となく雰囲気で流してください。謎の記号や専門用語やいちいち細かい対局シーンなどは、まるっと読み飛ばしていただいてOKです。
ちなみに、チェス知ってる、やってる、好き、という方へ。
各話タイトル&ストーリー展開は、1851年のアンデルセンvsキーゼルツキーの「不滅の名局」をベースにしています(解釈は個人的なものです)。
作中の航太と鷺沢の対局シーンはすべて実在の棋譜を借用しています。一局目は前述のアンデルセンvsキーゼルツキー、二局目はペトロシアンvsパフマン、三曲目がレティvsアレキン(アリョーヒン)という無茶っぷりです。現代の高校生が19世紀のグランドマスターのチェスを指すわけないんですが、その辺はあまり突っ込まないでください。
文字数 69,106
最終更新日 2025.09.20
登録日 2025.04.04
63
北畠れんは高校一年。
帰宅部のつもりだったのに、なぜか、副部長(女子)に気に入られてしまい、歴史研究部に入部してしまった。
部長の成宮誠は唯一の男子で、陸上部と部活を掛け持ちしていて、半分しか顔をださない。
自分の研究したいことを自由に研究していいというので、れんは、祖父母の家に眠っていた古文書を解読することにしたが、副部長を中心に、女子ばかりの部員が研究しているのは、男同士の恋愛の歴史だった。
ここは、いわゆる腐女子たちの集まりだったのだ。
過去のトラウマがフラッシュバックし逃げ出すが、成宮につかまって、触るなと拒絶してしまう。
男性に触れられることに、恐怖を抱いてしまうのだ。
それでも、成宮や部員たちに説得され、やめずになんとかとどまっている。
一学期が終わり、三年生と触れあえるのも、あとは夏休み恒例の部活旅行のみ。
旅行先は京都。
二人きりのホテルの部屋で、過去のトラウマを打ち明ける。
注がれる愛。少しずつ縮まっていく距離と、癒しがトラウマを乗り越える力となり、その先へ進む扉を開く。
文字数 54,277
最終更新日 2025.09.20
登録日 2025.08.11
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体育の授業を怪我で見学することになった吹奏楽部員『角野』は、そこでいつも授業を見学している同級生『隅原』と出会う。
淡々とした声、覇気のない瞳――しかしその口からふとこぼれた言葉が、角野の胸をざわつかせた。
「病人になれるのは、真面目な優等生だけだ」
その言葉に何故か、いてもたってもいられなくなった角野は、隅原を吹奏楽部に勧誘するがにべもなく断られてしまい…
「てか、聞きにこいよ!もう聞いてるだけでいいから!そこら辺に座ってグミ食べてればいいから!」
「行かないよ」
(『何で?』って聞きてー、でも聞きずれえ。聞けないことばっかりだ。コミニケーションってこんなに難しかったっけ⁉︎)
淡々と応える覇気のないその瞳が、どこか寂しげに見えた。
踏み込めない二人の片隅青春ラブコメディ
文字数 28,238
最終更新日 2025.09.17
登録日 2025.08.12
65
目立ちたくない。誰の目にもとまらない透明人間というよりは、道端に転がる石のような存在になりたいと願った。
我儘を言うならばこの世界に存在はしながらも、世間から隔てられた場所で星を見上げて生きていたい。
演劇部の裏方スタッフとして静かに活動する真壁益実(まかべ ますみ)は、幼い頃からカメラを愛していた。日常を切り取り、明るい空気さえも閉じ込めるカメラの存在は友人と言っても過言ではなかった。
しかし、あの夜を境に彼の道は音を立てて崩れ落ちる。
世間の目、家庭の崩壊、そして自身の「視ること」への罪悪感がここにいるべきではないと日陰の人生を歩み始めていた。
高校に入学した今はただ照明を組み、音響を操り、舞台の裏で光を支える日常にやっと居心地の良さを感じていた。
そんな彼の目に映るのは演劇部のエース・水澄流生(みすみ りゅうせい)。
華やかな才能、惜しまない努力、そして誰よりも舞台を愛する瞳。多くの人々を魅了する彼に、真壁もまた惹かれていた。
この気持ちが表に出ることは決して無い。自分は輝く星を見上げるだけの、道端の石であるのだから——
しかし、蹴られた小石は坂を自分では止まれない。
触れられたくない過去を、暴かれたくない感情を、星あかりによって照らされることになる。
交わらないはずだった道の上で、少年たちはそっと重なり合っていく。
文字数 37,522
最終更新日 2025.09.16
登録日 2025.08.02
66
高校二年の大晦日。広瀬晃太は幼馴染のゆきと、同じ陸上部の我妻にゆきの厄払いに付き合ってくれと家を連れ出される。同じく部活仲間である松井田、岡埜谷とも合流し向かった神社で、ふいに広瀬たちは見知らぬ巫女服の少女に引き留められた。少女は、ただひとつ広瀬たちに問いかける。
「――神様って、いると思う?」
広瀬晃太、高橋ゆき、我妻伸也、松井田蓮、岡埜谷俊一郎。
雪村奈々香の質問に彼らが出した答えは、それぞれ、彼らの日常生活に波紋を広げていく。
部活動、友情、恋、それから――。
苦しくて、優しくて、ただただ青く生きる、高校生たちのお話。
表紙は装丁カフェ様で作成いたしました。
文字数 102,606
最終更新日 2025.09.15
登録日 2024.07.09
67
「俺は他人に興味がなかった。」
人からどう見られるかなんて、気にも留めない。
肩まで伸びたおかっぱ頭、人付き合いを煩わしく思ってかけた伊達メガネ。
当然友達もおらず、「オタク君」という不本意なあだ名をつけられた中学時代。
そんな俺は、ある日突然「何のために生きているのか?」という問いを突き付けられる。
真剣に考え抜いた俺が辿り着いたのは、人生の全ての欲求を満たす、とある“目標”だった。
高校入学と同時に外見も整え、イケメンへと変貌を遂げた俺は、新学期のホームルーム、見知らぬクラスメイト達に高らかに宣言する。
「ハーレム王に、俺はなる!」
破天荒な宣言は周囲の困惑を呼び、狙ったメインヒロインには即座に振られる始末。
だが、俺は諦めるつもりはない。
なぜなら、これは俺の人生の目標なのだから。
文学少女・和泉詩織の「常識的で的確な助言」を胸に、俺はヒロインたちの心の隙間に、不器用ながらも確実に侵食していく。
一方、俺を見下す“モブ”主人公・山口啓介は、俺の突飛な言動を「くだらない遊び」と嘲笑い、好きな白石莉子、そして他の女の子たちを俺から「守ろう」と奮闘する。
だが、その鈍感さゆえに、大切なものが指の隙間から零れ落ちていくことに、彼は気づかない。
「皆から嫌われていたはずのあいつが、俺の好きな子の彼氏になっていた。」
これは、残念な天才イケメンが、不器用ながらも「ハーレム王」を目指し、鈍感な恋敵の青春を、甘く、そして容赦なく破壊する物語。
文字数 52,125
最終更新日 2025.09.05
登録日 2025.08.14
68
容姿に酷いコンプレックスを持つ加藤凛は、毒のある性格と無愛想さにより高校でも孤立している。
そんな生活を癒やしてくれたのは、好きな人で凛とは対照的な存在、雪花。
接点もないように見える二人だが、雪花は小学生から加藤家の日本舞踊教室に通っていた。 凛は雪花に近づくことすらできず、吐き出せない思いを日記としてノートに書き綴る日々。
だが、ある日そのノートを音楽室に忘れてしまう。急いで取りに行った凛が見つけたのは、「自分も同性に恋をしている」という書き加えられたメッセージ。
初めて同じ同性愛者に出会った凛は、彼と匿名で文通を始める。
それから、やり取りを重ねるうちに文通相手の優しさや繊細さに惹かれていくが……。
外見に惹かれた雪花と、内面に惹かれた文通相手――その二人が同一人物だと、凛はまだ知らない。
文字数 111,536
最終更新日 2025.09.05
登録日 2025.08.25
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学生にしてライトノベル作家の風祭幸宗は、ASMRチャンネルの『天使ルナ』の大ファンだった。作品を作るときも、日々のリラックスにも聞いている為、もう耳には声が染みついているのだ。
そんな幸宗は、高校二年生の入学式の日。同じクラスのアルナス沙耶の自己紹介時、その声を聞いて引っ掛かりを覚える。「ルナ天か?」と。その後、幸宗は気になって沙耶を呼び出し、そしてファンであることを告白した。しかし、ペラペラとファンである事を話し過ぎてしまって、沙耶にウザがられてしまう。後悔する幸宗だったが、沙耶としてもファンを無碍に扱うのは、という心変りもあり、その後和解。二人は友達になった。
癒し同好会と呼ばれる同好会に、沙耶は所属していた。そこにはもう一名、白樺夕那という三年生が在籍しているのだが、この二人は高校の男子からとても人気があった。そんな同好会に、幸宗は招かれる。ウキウキな幸宗と、そんな幸宗を見て驚く夕那。実は夕那、幸宗の小説のファンだったのだ。しかも、幸宗も聞いている動画配信者、「癒し処夕那」でもあった。そんな出会いもあって、二人の仲は急接近。後日、幸宗の為の動画を作るため、夕那が幸宗を買い物に誘ったりと、一気に夕那と仲良くなる幸宗だった。
幸宗の小説には、一巻の頃からファンレターを送ってくれるAYAさんという人物がいた。そのAYAさんとはサイン会にて対面しており、お互いに顔を知っているのだが、何と今年の新入生に、そのAYAさんがいた。作者とファンではあるが顔を知っていたこともあり、二人は友達に。その後友達として話す中で、AYAが学校ではボッチだと判明する。友達はいた方が良いという事を学んでいる幸宗は、友達を作った方が良いぞ? と提案するが。「先輩がいるから平気です」という返答で。幸宗はそんなAYAを放っておけず、何となく一緒にいる様に。そうこうしていると、ある日AYAからデートに誘われる。人生初のデートに緊張する中でデートに行き、行った先で偶然、沙耶と出会う。そこで、AYAも同好会について知り、興味を持つことに。
同好会にAYAを連れて行くと、幸宗ファンという事で夕那と意気投合。必然的に、沙耶と幸宗は余り者になり、二人で一緒にいる時間がまた増えた。沙耶は幸宗と仲良くなりたいと思っており、放課後に一緒に遊びに行ったりするようになる。そんな中で、自作シナリオのロールプレイ動画を投稿するのだが、それを幸宗が大絶賛。それを受けて、沙耶は気が付く。幸宗と、特別な友達になりたいことに。そして後日、沙耶は提案する。「幸宗。私と、コラボしない?」と。二人の物語りは、ここから始まるのだった――
文字数 28,397
最終更新日 2025.08.23
登録日 2025.08.07
70
完結しました!
甘いもの大好きバスケ少女✖️パティシエ見習いの通称王子様の初恋青春物語!
応援よろしくお願いします!
【あらすじ】
バスケ部に所属しているあさひは部活終わりから帰宅まで、お腹が空いてたまらなくなることがしばしば。
そんなときは駅の近くの洋菓子店に寄って、電車に乗る前に買い食いをする。
いつものように買い食いして店内のカフェ席に座っていると、目の前に同じ学校の侑李が立っていた。親が経営する店だという彼に、「自分が作ったお菓子を試食してほしい」と頼まれる。
お菓子作りとバスケ。ジャンルは違えど好きなことや夢に向かって一生懸命な二人の、初恋ストーリー。
文字数 80,883
最終更新日 2025.08.18
登録日 2025.07.28
71
桜木正義は、捻くれ者であった。
学校もさぼり気味で、担任の松田には留年も危ういと通告される。
留年回避の為、松田にはクラスメイトのお嬢様、竜胆栞が所属する廃部寸前のボランティア系部活動『エンジェル部』に入部することを勧められる。
しぶしぶエンジェル部に入部する桜木。
竜胆と一緒に活動していく中で、お互いの過去の秘密が明らかになる。そして、二人は惹かれていくのであった。
文字数 54,090
最終更新日 2025.08.17
登録日 2025.08.04
72
クアドリガ。
第一次世界大戦時に実戦投入された全長15m程の機械仕掛けの人型兵器は戦争の概念を変えた。
そんなクアドリガは現在、サッカーや野球と同じようにスポーツの1つ、Combat× Quadrigaとして、クアトリガ同士の戦闘が人々に親しまれていた。
メガネをかけた少年、ナツキは幼い頃からクアドリガの操縦者としての道を歩んでいたが、ある日を境にその道から離れてしまう。
それからクアドリガから離れた日々を送っていたが、とあるキッカケで夢をまた追いかける。
文字数 15,696
最終更新日 2025.08.16
登録日 2025.08.10
73
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高校一年生、朝日くんは今日も元気にイエローカードを喰らいながら、賑やかで平和(だと思ってる)な男子校生活をエンジョイ。
でも実はその裏で元彼の異常な執着が加速中!?
朝日を忘れられない元彼・桐野栄之助はアマギフで翼先輩を買収し、こっそり撮らせた朝日の動画をコレクションする日々。
そんな中、鹿児島合宿では夜プール・野球拳・突然の告白が勃発!?笑いもあるが闇もあり、青春の明るさと影。
男子校ならではの熱量と合宿の思い出が詰まった青春BL。
ただいま文字数を増やすためにエピソード追加中です、校正も同時にしています。面白いので読んでください。
文字数 53,047
最終更新日 2025.08.11
登録日 2024.10.30
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この学園には、『王子様制度』が存在する。
主席入学で顔も良い、そんな人が王子様になるのである!
……という、ぶっとんだ制度がある私立の女子中学校へ進学した少女、大沢葵。
なんと、今年度の『王子様』に任命されてしまった。
オレ様生徒会長な、流華。
クールな放送部部長、ミナツ。
教師で王子、まお。
個性豊かな先輩王子様と共に、葵の王子様生活が、今始まった……!?
「いや、あの、私は『愛ある物語』が知りたいだけなんですけどー!」
第3回きずな児童書大賞で奨励賞を頂きました、ありがとうございます!
面白いと思ったらお気に入りや感想など、よろしくお願いいたします。
文字数 48,261
最終更新日 2025.07.31
登録日 2025.07.30
77
KK学園の文芸部は、今日もゆるい部活動に勤しむ。1.同部では毎月テーマを決めて部員達による競作を催しており、今回の当番である副部長が発表したお題は、「手紙」。この題材をいかにして料理するか。神林アキラと神酒優人は互いに生のアイディアを披露し合って、刺激を受けるのを常としているのだ。
文字数 11,033
最終更新日 2025.07.23
登録日 2025.06.30
78
野球部を辞めて以来、何に対してもやる気が出ないまま時間だけを浪費していた高校生・弓川七瀬(ゆみかわ ななせ)。
だがそんなある日、定期的通っていたバッティングセンターで不思議な年上の女性と出会う。
明るく能天気に見えるが、どこか裏がありそうな彼女の名は角谷光瑠(かどや ひかる)。だが実は彼女の正体は、知る人ぞ知る人気小説家だったのだ。
マイペースで自由な光瑠に振り回されつつも、七瀬は彼女とのやりとりの中で忘れていた「何か」を少しずつ取り戻していく。そして変わっていく七瀬に影響されるようにして、周りの友人たちも人生を好転させるようなキッカケを掴もうと歩みを進める。
これは年齢も、価値観も、生き方もまるで違う人間同士が織りなす、不器用ながらも前に進んでいく人たちの人生を描いた物語。
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・ほっこり・じんわり大賞エントリー作品
・誤字脱字報告、いつでもお待ちしてます
文字数 113,883
最終更新日 2025.07.22
登録日 2025.06.29
79
学年が上がるにつれ、なんとなく話さなくなってしまったあいつとわたし。
体育日誌を提出しに行ったら、体育の先生に連れられて剣道部に…!
かっこいい先輩とイケメン男子部員たちが、真剣に剣道をしている様子はすごくかっこよくてドキドキしっぱなし!
団体戦のチームメンバーであり、個人戦のライバルでもある彼らを応援中。
文字数 1,048
最終更新日 2025.07.15
登録日 2025.07.15