殺人事件 小説一覧
321
真犯人を守る探偵
探偵には二種類いる。
真実を暴く探偵と、真実を売る探偵だ。
殺人事件の真相へ迫る名探偵。
その傍らで、闇探偵ハセベは真犯人を守るため動き出す。
322
イカロス号の失踪
地球外探査船《イカロス号》は、未知の惑星で採取された微生物サンプルを携え、帰還の途に就いた。それは、人類史上最大の発見となるはずだった。
しかし、航行の途中、船内で仲間が不審な死を遂げていた。その際に、サンプルに含まれていた未知のウイルスが船内に漏洩した可能性が浮上する。そのウイルスは感染すれば、数秒で死に至るものだった。
外部との接触は不可能。限られた空間に閉じ込められた研究者たちは、防護服越しに疑心暗鬼を深めていく。極限状況の宇宙船で起きた連続死の真相を追う、SFクローズドサークル・ミステリー。
323
殺人鬼は誰
20歳の大学生・真也は、親友ユウタに奇妙な違和感を抱いていた。
彼はいつも女子大生を目で追い、周囲を過剰に警戒し、真夏でもマフラーを外さない。そんな中、街では女子大生を狙った連続殺人事件が発生。その犯人の特徴がユウタそっくりで…
324
人を殺すことが犯罪だなんて知らなかったんです。
タイトルの通りです。
325
【完結】僕は鮫を殺しました
幼馴染として仲良しだった和希とゆうき。ふたりはある日、旅行に出かけたまま帰らなくなる。警察の必死の捜索で見つかった和希は還らぬ人になっていた。
その後もゆうきは見つからず、実家に一通の手紙が届く。
326
よぶんなものばっかり殺人事件
酒を飲んで酔えば酔うほど頭の回転が良くなるらしい友人の将太に、僕はある殺人事件の犯人探しを頼んだ。
その現場はよぶんなものばかりだった。
327
SDA:シャドウ・ディザスター・エージェンシー
【あらすじ】
ある日、インターネット掲示板で一人がスレッドを立てた。
それは、現在の影についてのスレだった。
「何か変なものが見えるようになったんだが。」
このスレは後に、都市伝説と化し、今もなお影の怪物の存在は、ネットで騒がれている。
動画投稿サイトに投稿された動画のコメント欄でも、「ここに映っているモノは何だ?」「みんな言ってるけどどこにいるの?」と言った議論がされている。
こういった例が、あらゆる媒体で起こった。
そういった、見える側の人間は、少数だが、いないわけではなかった。
見え方は人それぞれだが、一貫して、黒くて、影みたいなヤツとして認識していた。
それと時を同じくして、SDAという組織が話題になり始めた。
私たちは見える人間を集めている。
創設者のロイド博士は言った。
SDAは後に、私立の団体としては珍しく、公立の団体に匹敵するほどの規模となった。
328
とある人魚は溺れ死ぬ
アマゾン川にて人魚の死骸が見つかり、人魚は現生人類とは異なった進化を遂げた人類であるという研究結果が発表される。人魚にもある程度の知性があるとわかると、人魚と人間の間を取り持つ人魚国際保護機関(MIS)も創設された。
それからおよそ70年後。溺死した人魚の遺体が発見され、MISの捜査官である主人公が犯人捜査に乗り出すことになる。
※本作は小説家になろうでも公開しています。
329
【完結】⛄雪国ペンション殺人事件⛄
読んで5分。謎解きで5分の計10分で解けるミステリー。速読の方、推理しない方は合計5分で読み終わります。分岐ルートあり。
犯人の稚拙な犯行をあなたは解けるか?
冬休みを使ってスノボーをしに長野県へ向かう東京に住んでいる主人公後藤翼と葉子。
白鳥家が家族経営しているペンションに宿泊するため訪れると、まさかその日のうちに事件が。
犯人はすぐわかるかると思います。
どう行ったのかを推理してから分岐へお進みください。
もちろん、推理せずに読んでもいいです。
最後にミステリー初挑戦なので、ご指摘いただけると勉強になります。
330
犯人当てレベル99(作:門弟 廃村) ― 5分間ミステリバックナンバーVol.7 ―
【バックナンバーは、どの作品からでも問題なく読めます】
老人向けシェアハウスで、資産家の老女・一瀬晶が殺害された。
彼女は生前、自身の遺産を当てにしているであろう同居人たちを恐れ、探偵・宇治十条に高価な壺を彼らから守るよう依頼していた。
彼女は、金に目が眩んだ同居人たちに殺されたのか?それとも――?
宇治十条が導き出す答えとは?
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筑波大学学園祭「雙峰祭」にて、筑波大学ミステリー研究会が出店する喫茶店で、毎年出題しているミステリクイズ、「5分間ミステリ」のバックナンバーです。解答編は、問題編公開の翌日に公開されます。
5分間と書いていますが、時間制限はありません。
Vol.7は、2015年に出題された問題。
出題当時、喫茶店での正答者は0人。
是非腕試しをしてみてください。
331
柘榴【マカシリーズ・5話】
殺された人間が、肉料理になるという事件が起きた。
専門学生のヒミカはマカに依頼され、事件を解決しようとする。
ヒミカは自分の恋人を疑っており、はたして真相は…。
332
だから僕は君が嫌いだ
国内有数の進学校に通い順風満帆な人生を送っていたはずのAは高校3年生の12月、2人を殺した罪で捕まってしまう。一体何が彼をそうせしめたのか。
Aの青春とその美しき没落をぜひご覧あれ
ーー君はあまりに眩しすぎたんだよ。僕にはね……
333
狂気のカルト
「普通な人」なんて居ない。人は誰しも頭のネジが少しずつ飛んでいて、それはいつ暴走してもおかしくない。
そんなこと誰かが言っていた気がする。
高校2年生 「月城 紘」の住む街で、一家3人が惨殺される殺人事件があった。その事件の犯人にされてしまった紘は、ある男に脅されて人を殺した罪滅ぼしのために「とんでもない」仕事を頼まれる。
いろいろな事件を追いながら紘は自分のある特殊能力と、社会から一歩踏み外している存在だと気がつく...
サイコホラーと戦闘系が織り成す、特殊能力バトル。
※多少グロテスクな表現があります。
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読者の皆様の『誰にも言えないちょっぴり特殊なこだわり』を『感想』にて教えてください。これから物語に登場する個性豊かな特殊能力にします。
byねこわんこ
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スノードロップの操り人形
殺人鬼を利用する”雇い主”と、検察官の立花。
それぞれの視点から描かれる"正義"のお話。
SNOWDROP―― あなたの死を望みます
他の作品も読んで見て下さい...!
335
桜館で起きたこと
━━━━━18××年11月19日,
とある館に計10人の男女が訪ねてきた。
ここは山の中故、遭難する人が多いのだ。
普段からも、若いカップルから趣のある老夫婦、未亡人や独身の方々いろんな人が訪れる。
いつもなら、次の日には雪も止み皆を山の麓まで案内できたのだが…
今回はそういう訳にも行かなかった。
……いつもなら、人が死ぬこともなかった。
ここから前代未聞の議論が始まる━━━━━
336
Go ahead make my day
朝比奈優作シリーズ第10弾。
337
私の中のくそ話のそれ
フィクションであり実際の物事とは関係ないただの話である。
そう、ただのお話。
338
執着
職場内での女同士の嫌がらせ。
鈴音は遥香へ嫌がらせを繰り返した。ついには、遥香の彼氏までも奪ってしまったのだ。怒った遥香は、鈴音の彼氏を寝取る事を考える。
鈴音の彼氏に、
「浮気された者同士、一緒に復讐しましょう」
と提案するも、それは断られてしまった。
あっさり寝取られた自分の彼氏。寝取れなかった鈴音の彼氏。
鈴音の彼氏を奪う事に執着していく遥香。それは死後も続いてしまう。
R15は保険です。
339
人形殺し
「汎用AI(人工知能)の開発実験に参加して欲しい」
怪我のため引退した元民間軍事会社社員・鳴海晶はかつてのクライアントだった企業の社長に依頼される。
報酬は破格であり莫大といっていい金額となる。当然、危険も多い。
要塞のような実験施設に集まった男女。
実験の内容は「人工知能」を搭載したアンドロイドを見つけることだった。
意識すら――
己の実存すら――
全てを人と同じく認識している存在であるという。
実験参加者の中に人間以外の存在がいる?
誰が人工知能搭載のアンドロイドなのか?
閉鎖環境の中では血なまぐさい暴力と駆け引きの「デスゲーム」が展開される。
340
刑事殺し2
片倉洋はいつもリュックを背負っている変わり者だ。だが、刑事だ。それも、ただの刑事じゃない。片倉は、一度、殺されているのに、今は動き回っている。いや、何度殺されてもよみがえってくる。それは、片倉の体に、異生物が寄生しているからだ。そう、片倉はハイブリットなのだ。だから、どんな悪人でも、向かっていくことができる。
なお、片倉刑事がハイブリットになった経緯は「刑事殺し」に記載している。
341
サンタクロース殺人事件
クリスマスの朝、丸井家のリビングでサンタクロースが殺されていた。現場の状況から鈍器で殴られたと見られ、このような事件は昔から探偵が担当することになっている。志賀悠一は助手の日菜子とともに捜査を始めたが…。
342
虐げられた庶子の私が現状の不満をぶつけたら父は○○、王太子は求婚者になった
踊り子の娘を蔑んだ翌朝、ジベティヌス公爵一家は一人を残して皆殺しになった。
生き残ったのは件の踊り子の娘。庶子である三女フローラ。
彼女はことの元凶となった父親という名のクズに一目会いたかった。会って文句を言いたかった。
なぜ自分が半分とはいえ血の繋がった異母姉たちに蔑まれなければならないのか、溜まった不満をぶつけた。
「わたくしを下賤の血をひくと蔑みますが、そもそも殿方がもよおさねばこんな事態にならないのではなくて?」
愛する女の産んだ愛娘の本心を知った公爵は激昂し、愛刀を振るう。
事件後、生き残ったフローラと会った王太子は彼女の美しさに心奪われ、空いた婚約者の座に据えようと思いつく。
だが彼女を「王太子」の妃に出来ない理由が発覚した。おぞましい公爵家内での虐待を……
それでも王太子は彼女を手に入れたかったが、フローラ自身は……
「考えて、ヤン! 撤収するわよっ」
※冒頭、殺人の模様があります。サスペンスです。残酷描写があります。苦手な人はブラバ推奨。
※途中にもムナクソ事件が発覚します。この時点でブラバするとムナクソなままですが終盤まで読むと納得するかと。
※設定はゆるんゆるん
※現実世界に似たような状況がありますが、拙作の中では忠実な再現はしていません。なんちゃって異世界だとご了承ください。
※全話、執筆済。完結確約。
※このお話は小説家になろうにも掲載してます。
343
亜彩探偵の中級ミステリークイズ ミステリー作家 #170
謎解きクイズをご覧頂きありがとうございます。回答編は2/10金曜日の12時に公開予定です。謎が解けたら感想にコメントください。ヒント希望のコメントも歓迎です。お待ちしてます!
344
ごぼうたろう
不審な交通事故死。
その現場で流れていたのは、童話『ごぼうたろう』
そこに捜査の糸口を見つけた鳥居刑事は、徐々に『ごぼうたろう』の真実に迫っていくが……
やがて、『ごぼうたろう』と現実の世界が交錯していく。
345
ピンク色の殺人事件
私の名前は海羽。
私の親友と私は
殺人事件に巻き込まれた。
だから。復讐するんだ。ゼッタイ。
だけど復讐してたらおかしなことがわかってきた。
346
ドスグロ団地
田舎の公営団地の一室で若い暴力団の構成員が亡くなった。
自死の可能性が高く、事件性の低い現場に割り当てられてしまった週刊誌の記者ニイサカ。ハズレくじを嘆いていたニイサカだったが、ちょっとした綻びを見つけどんどん深みにはまって行く。
よくある団地のよくいる住人達。深みの底にあるのは真実か?それとも…
347
強請り屋 二重描線のスケッチ
地方企業「砂鳥ホールディングス」の周囲に続く連続変死事件。その陰に浮かぶ謎の存在「提督」。心ならずもその謎に巻き込まれた私立探偵は、鉄壁の完全犯罪を打ち砕けるか。
348
頭ファンタジー探偵
頭がファンタジーすぎてポンコツな迷探偵・坂本虎馬。「彼に頼ってはいられない」……せっかく考えたトリックを迷宮入りさせたくない名犯人と、ひょんなことから彼を手伝うことになった高校生・櫻子のコンビが協力して、奇想天外な事件を見事に暴き出す!
349
似た顔
貸金業の男が、心臓を一突きにされて殺される。警察はその手口から犯人を特定するが、容疑者には殺人のあった時刻にマラソン大会に出て走っていたという鉄壁のアリバイがあった。
350
極上の景色で見納め
進路が決まらない高校生
謎が多い女性
351
悪魔の子と警察のシリアスな話し
児童虐待発生率は6%。
その中での死亡率は43%にも及ぶ。
そんな世の中を変えるべく、政府はある対策をとった。
警視庁に虐待防止取り締まり科という科を作った。
その科は虐待を取り締まり、虐待を受けた子供を保護する。
夕真と真由のミステリー!!
この地獄のような世界で悪魔の子は幸せになれるのか!!
352
夫連続殺人
育児、仕事、家事、モラハラ。
夫が帰る頃になると胃が痛くなる。
そんな毎日を過ごす妻は…夫を殺し続ける。
353
正義の残像
雨が降り続ける灰色の街。元検察官・桜井ミノル、42歳。三年前、権力者の汚職を追及しようとして上層部の圧力に屈し、検察を去った男。正義を信じていた彼は、今や無職の社会不適合者として生きていた。
ある日、旧友の弁護士・高橋ケンジが訪ねてくる。「力を貸してほしい」——依頼人の田中ショウタは、国会議員・西村タダオの秘書として働いていたが、議員の汚職を告発しようとした矢先、殺人罪で逮捕された。西村の愛人が殺され、すべての証拠が田中を指している。完璧な冤罪事件。
桜井は直感する——これは西村の陰謀だ。三年前、自分が追っていたのもこの男だった。東邦建設から三億円の違法献金、不正入札、そして今度は殺人。権力を使って真実を握りつぶす男。
内部告発者・吉田タカシから決定的な証拠のUSBを入手した桜井。だが翌日、吉田は「自殺」として処理される。明らかな他殺。証拠を持って検察に向かうが、担当検事は「起訴できない」と冷たく拒絶。権力への忖度、組織の保身——正義は、どこにもなかった。
新聞社も大株主への配慮で報道を拒否。追い詰められた桜井は、最後の手段に出る——匿名ブログでの証拠全面公開。違法行為だと知りながら。瞬く間に拡散され、メディアは報道せざるを得なくなり、西村の汚職は白日の下に晒された。
だがその夜、西村本人が拳銃を持って桜井を襲撃。「君のおかげで、私の人生は終わった。だから、君の人生も終わらせる」——刑事・中村アキコの銃撃で西村は死亡。巨大な汚職ネットワークは崩壊し、田中は無罪となった。
しかし、正義には代償が伴う。証拠の違法取得、守秘義務違反——桜井自身が容疑者となった。起訴は政治的判断で見送られたが、心は晴れない。法を破って正義を実現した。これは正しかったのか。
一年後、田中は国会議員として当選。桜井は法律事務所で冤罪被害者を支援している。ある若者が訪ねてきた。「正義のために戦いたい」——桜井は答える。「正義を追い求めるな。ただ、目の前の人を助けろ」
完璧な正義など存在しない。だが、人は正義を求め続ける。法と正義の乖離、権力の暴力、そして個人の良心——答えのない問いを問い続けることこそが、人間の証なのだと。
雨の街に、いつか青空は訪れるのか。正義の残像を追いかけて、男は今日も戦う。
354
キマイラ宴典
屈折する光のなかで不思議に瞑い不協和音が響く。鏡のなかに誰が棲む。夜更けに独りで彷徨う影よ。他人が見るほど甘くはなく、自分が思うほど弱くもない。シュールな時空間に目覚めるキマイラ。可視光線だけじゃないんだ。見えぬ光がそこらじゅうで跳ねる。鏡の映す逆さの真実。幻を重ねて撫でている。
赤嶺玲は左手指骨折で、嘱望されたバイオリニストの未来を失った。沖縄県の片隅でピアノ教師・紅子と共同経営で音楽教室を開く。紅子は夫を捨て、赤嶺玲は闇討ちで顔に大火傷を負う。
夫の犯行を疑った紅子が火災で死亡。犯人と目された紅子の夫が首を切断されて発見。
警察は、赤嶺玲を取り調べる。
355
捜査一課 猟奇殺人犯捜査官 比嘉可南子
※ エロシーンは殆んどなしです。
ハードゴアサスペンスものです。
気丈な女性刑事、比嘉可南子が凶悪猟奇殺人鬼を相手に奔走する警察ミステリー。
扉のイラストは、フリー素材のAIPIX様のものを使用しております。
356
【完結】主人公
物語の始まりは常に主人公とその背景と共に語られる。
では、アミンと共に語られるのは彼女の生い立ちだろうか、それとも彼女の犯した凶行だろうか。
357
ギ家族
仲の良い家族だったはずなのに、姉はどうして家族を惨殺することになったのか
姉の口から語られる真実と
他人から聞こえてくる真実
どちらが正しく、どちらが間違っているのか
その答えは誰もまだ知ることは無いのだった
この作品は「ノベルアッププラス」「カクヨム」「小説家になろう」
358
量子幽霊の密室:五感操作トリックと魂の転写
幼馴染の彩由美と共に平凡な高校生活を送る天才高校生、神藤葉羽。ある日、町外れの幽霊屋敷で起きた不可能殺人事件に巻き込まれる。密室状態の自室で発見された屋敷の主。屋敷全体、そして敷地全体という三重の密室。警察も匙を投げる中、葉羽は鋭い洞察力と論理的思考で事件の真相に迫る。だが、屋敷に隠された恐ろしい秘密と、五感を操る悪魔のトリックが、葉羽と彩由美を想像を絶する恐怖へと陥れる。量子力学の闇に潜む真犯人の正体とは?そして、幽霊屋敷に響く謎の声の正体は?すべての謎が解き明かされる時、驚愕の真実が二人を待ち受ける。
359
ブービートラップ
新宿管内で起こった二つの事件。そのどちらにも桜田沙紀という同じ女性が絡んでい た。津坂検事正から、調査を依頼された新宿署の近藤刑事は、被害者二人がK大学の同期であると知り、大学に向かう。学生課や同窓会幹事、更には同期の出版社社員の話から背後に十年前のミスK大で あった田崎さくら飛び降り自殺事件が起きた事や、当時のトレンド研究会の一部のメンバ ーが事件の被害者であった事を知る。トレンド研究会自体は、発起人の野坂、部長の近藤を筆頭に優秀なメンバーが多く在籍していたが、4人の不真面目グループがおり、今回の被害者はそのメンバーだと知る。
事件は田崎さくらの妹沙紀と当時のトレンド研究会部長であった堀田によるメン バーへのリベンジと推理する近藤。残る二人の身にも危険が迫ると考えた近藤は、二人をマークする。思ったとおり沙紀におびき寄せられたメンバー二人は、沙紀の呼びかけで詰めかけたマス コミの前で過去の悪事を暴露され、近藤に逮捕された。だが、事件はそれで終わらなかっ た。逮捕されたメンバーの一人が地元建設会社に勤務、義理の父親が、大物政治家の贈収賄事件の唯一の証人である政 務次官丸山であることが判明。清廉潔白な丸山であるが、娘婿の不祥事のみならず、県庁立替工事に絡む贈収賄についても、逆に自身が疑惑を持たれ、マスコミに書き立てられ、世間の批判を浴びる。その事で次官を更迭されて、証人喚問どころではなくなる。
一連の出来事の真の狙いは、大学時代のリベンジなどでは無く、贈収賄の証人を潰すことにあった のだと気が付く近藤と津坂。まんまと犯人のブービートラップに嵌ったことに気づき歯軋 りする近藤。
更には研究会メンバーの一人、堀田の妻の千恵が絞殺される。
何故千恵は殺されたのか? 近藤はさくらが飛び降り自殺した当時の目撃情報から、有 る重大な秘密が隠されていたことに気づく。さくらは自殺では無かったのだ。十年前のクリスマスイブにさくらのマンションで一体何が有ったのか?そしてさくらを屋上から突き落としたのは誰なのか?その真実を知った近藤。
一方、堀田の元に何者かから密告が有る。それを聞いた堀田も過去の秘密に気付き犯人のいる米国 に飛ぶ。犯人を探し出しナイフで刺し殺す堀田。
事件解決後、近藤は津坂に報告を行う。そして津坂の隠された過去と大物代議士との関 係を指摘、その大物政治家が贈収賄疑惑の証人喚問潰しの張本人であり、それを隠蔽すべく堀田に密告し野坂殺しをそそのかしたのは、津坂ではないかと問い詰めるのであった。
360
追悼の波
同じ研究室だった友人が『自殺した』との報を受けた石崎は急遽、自身が卒業した大学のある鳥取県へ向かうが…
こちらも母が遺したミステリー小説です。ほぼ手を加えずにアップしていきます。
母が管理していたサイトです。アカウントもパスワードもメールアドレスも紛失してしまって放置状態ですが……
→ http://moment2009.ojaru.jp/index.html