純文学小説一覧
文字数 807
最終更新日 2023.05.15
登録日 2023.05.15
迫り来る「2025問題」ーー超高齢化社会。いろいろと複雑な事情が絡んでくるようです。
ここまで生きてきた・・・・・・こんな感慨に耽るとき、決まって遠い昔のこと、子供のころの情景が頭に浮かんできます。
戦後の昭和時代を「少年」として歩んできた事実。あれから何十年も過ぎているのに、その時々のシーンを昨日のことのように思い出せる不思議。
これは一風変わった少年記です。
団塊世代あたりの人たちに、その懐かしさを共鳴・共感してもらいたい。
令和をいく若い人には貧しさ豊かさの、今の時代との違いを嗅ぎ取ってもらえれば、の思いです。
文字数 41,513
最終更新日 2024.04.08
登録日 2024.02.10
西山花江、英治夫妻には、一人息子に一人の孫がいて、ある事件が起きるまでは平和に暮らしていた。
だが、息子が犯した罪により会長の職を奪われ、義理の娘や孫からは冷たくあしなわれ、とうとうその家まで追い出され、いまはほそぼそと花江と執事のジンと手狭な家に暮らして三年がたった???
「旦那様、朝でございますよ。起きて下さい???」
この物語は、残酷な描写があります。もしご気分が悪くなられたら、申し訳ありません。
文字数 9,942
最終更新日 2017.12.22
登録日 2017.12.22
クリスマスに予定のない女性にカレシができた。
クリスマスの予定も埋まり、しあわせな日々を過ごしていたが......。
文字数 1,372
最終更新日 2022.12.24
登録日 2022.12.17
これはある男の半生の物語。無邪気な少年期、陰鬱な青年期。初恋、青春、情熱、夢、挫折、孤独、友達、家族...煮え切らない人生=本人曰く「ただ要領の悪いだけの人生」から、彼は何を見出すのか?
10年以上前に書き上げ、己の恥部だと思いお蔵入りにしていた小品(短編小説)の数々を、思うところあって投稿しようシリーズ(自分で勝手にやっているだけ...)第七弾。
こちら、ウェブ小説には合わないと思いますが、よろしければご覧になっていただければ幸いです。
というわけで、読んでいただいた方に、ほんの少しでも何かが伝われば、作者として幸甚の極みです。
文字数 33,277
最終更新日 2022.12.01
登録日 2022.09.26
全身の筋肉が、細胞が、遺伝子がしなやかに変幻していく。私のからだの中から、ぱちんぱちんと空気が弾けるような音が聞こえる。からだが軽くなる。階段を駆け上がっていた私の足が一段飛ばしを始め、次第に二段、三段と、足音を置き去りにして駆け上がる。階段の踊り場には窓から朝日が差し込んでいて、ビニール床がつやつや光っている。各階の教室からは生徒たちの話し声や扉の開け閉め、椅子を引く音が聞こえる。そうした物音が私を焦らせる。踊り場の床を強く踏み込んだ私の右足が、私をどこまでも連れて行くよ、と約束する(一方的な約束だ)。
文字数 116,126
最終更新日 2023.04.30
登録日 2023.04.30
文字数 4,864
最終更新日 2023.12.10
登録日 2023.12.10
文字数 848
最終更新日 2024.01.30
登録日 2024.01.08
詩でも小説でもある、シュールな詩小説です。最後の「目を焼かれた二匹の虫」は、スターリンの「ストップガール」から。
文字数 724
最終更新日 2023.10.15
登録日 2023.10.15
上野小百合の恋人、藤堂義彦はハウスメーカーに勤める営業マンだった。
地味な黒縁のメガネをかけ、ダークスーツとモノトーンのネクタイを締めた中肉中背の男。
営業成績も普通で、何から何までが普通だった。
藤堂はそんな目立たない男だった。
いつもニコニコしていてやさしい藤堂だったが、時々体から花火のような匂いがすることがあった。
文字数 1,140
最終更新日 2021.03.21
登録日 2021.03.21
幼い頃から病気に悩まされる少女に、少年はどうしようもなく恋焦がれていた。そして、それは互いにひかれていくものになり、愛し合う。しかし、それは短い時間が決められた、非情なもの。
愛し合うからこそ、手放し離れる。愛し合っているのに、手放し離れる。その後悔を胸に二人は離れ離れに生きていく。
月日は流れ、少女を忘れられない少年は、様々な人の想いを受け、背中を押され、少女とともに人生を歩むことを決める。あの時交わした、桜をもう一度見るという約束をかなえるために。
少年が少女に示す、睦月に咲かせるあの日見た桜。その桜散る中で、少女に想いを伝えるために。
文字数 103,719
最終更新日 2020.09.05
登録日 2019.04.10
偉大な魔法使いのデュッカは突然、魔法が使えなくなってしまう。
弟子のハロルドとカメレオンのロメンはそんなデュッカのことを心配していた。
デュッカは自分の魔法を取り戻すために、ハロルドとロメンを連れて冒険の旅に出る。
果たしてデュッカは元の魔法使いに戻れるのだろうか?
ちょっぴりエッチで泣かせるギャグコメディー満載の菊池の冒険ロマン小説です。
ダラダラと書きますので、恋人との待ち合わせや、すっぽかされた時にでもお読み下さい。
文字数 1,362
最終更新日 2021.04.17
登録日 2021.04.17
書いた人間に内容を紹介しろというのも酷な話です。とにかくごく最近、書き始めた作品です。中編くらいの尺で完結すると思われます。何らかの反応が多ければ続パートを上げてゆく流れになると思います。どうぞよろしくお願い致します。
2021/08/18追記
1.「アイドル」→「芸術革命」にタイトルを変更しました。
2.反応次第で更新というのは撤回します。いずれにせよ最後までアップロードする予定です。全体としては仕上がっているのですがところどころ改稿を試みているためペースが遅れ気味です。一人もいなかったとしても書き上げる予定ですが、見てくださる方がいらっしゃるのであれば遅くなって申し訳ございません。気長に待っていただければと思います。次の章は明日、明後日じゅうにはアップロードできるかと思います。
3.前回の感想でルビを振るようご指南いただきました。なんにせよ改稿中なもので、書き終わり次第まとめてやってみようと思います。読みづらくてすみません。
文字数 8,164
最終更新日 2021.08.18
登録日 2021.07.16
詩のような小説、あるいは小説のような詩を集めたもの。というか詩を無理やり小説にしたものなので、意味不明な部分が多いです。殺人犯とか、社会から疎外された連中しか出てきません。
文字数 4,422
最終更新日 2024.04.30
登録日 2024.04.13
バツイチ独身中年、有明省吾には渚という看護師と付き合っていた。
省吾は38、渚は29才。渚は省吾との結婚を望んでいたが、省吾はそれに消極的だった。
彼は渚をしあわせにする自信がなかったからだ。
だが愛情がないわけではなく、むしろ渚のしあわせを考えてのことだった。
愛することの矛盾、理屈ではない男女の恋愛。愛するも切なく、愛するがゆえに苦悩するふたり。
結婚の必然性について考えてみます。
文字数 1,812
最終更新日 2021.08.18
登録日 2021.08.18