純文学小説一覧
文字数 150,633
最終更新日 2024.04.21
登録日 2023.04.16
文字数 1,424
最終更新日 2023.08.27
登録日 2023.08.27
僕には友達がいない。僕にできたはじめての友達は悪友でどうしようもない万引きの常習犯。
だけど、誰かになんと言われようとあいつは僕の、僕だけのヒーロー。
とうとう悪友は逮捕されてしまう。僕のせいで。
文字数 2,708
最終更新日 2022.07.26
登録日 2022.07.26
暖簾のような前髪で表情を隠す青年──凪。
殺人の容疑で取り調べを受けるが、どこか心ここにあらずといった様子で言動がめちゃくちゃだった。
青年には実刑判決が下されるが、事の真相とは……。
全3部構成です。
文字数 22,794
最終更新日 2022.04.27
登録日 2022.04.25
文字数 4,434
最終更新日 2022.10.19
登録日 2022.10.18
誰にでもある故郷の風景。忘れがたき家族の記憶。不意に訪れる幸福感。不思議な縁。人生のこころの場面場面を描いた短編小説集。
文字数 3,471
最終更新日 2022.11.16
登録日 2022.11.16
<屑カゴの小説から>
日本の戦争
ガ島・転進(撤退)『八十周年記念』作品
島の砂浜から日本兵の兜が出てきた。
自分(日下勇作・クサカ ユウサク)は陸軍士官学校を経て、出身地の「第2師団仙台若松歩兵第29連隊」にて編制された。
階級は「陸軍少尉」である。
ジャワ島からの乗船時、「目的地」は知らされていなかった。
数日の航海の後、他の輸送船と合流、更に船は赤道近くを東進して行く。
船は急に敵の潜水艦から身を守る為、蛇行運航に入る。
暫くして突然、拡声器から、
「この船は、これからソロモン諸島ガダルカナル島に向かう」
の発令があった。
第一次総攻撃に於ける川口支隊の壊滅を経(へ)た、『ガ島奪還の第二陣』である。
自分は入隊当初から「死」は当然、覚悟していた。
暫くして拡声器から、
「総員、甲板に集合~!」
の号礼がかかる。
兵装を整え、急いで甲板に集合する兵士達。
全兵の士気は上がっていた。
第2師団長「丸山政男中将」の力強い訓示が始まる。
「これより、ガダルカナルの奪還作戦を開始する。七度(タビ)人として生まれ変わり、朝敵を誅(コロ)して国(天皇)に報(ムク)いんの例(タト)えあり。死しても百鬼(幽霊)と成り目的を敢行すべし!」
佐伯陸軍少佐の悲鳴の様な号礼が掛かる。
「全兵、皇居に向かって、奉げ~銃(ツツ)!」
揚陸後、突撃開始。
数十分、いや数分?
猛突進後、胸と頭に貫通銃創を受けて自分は死んで居た。
この作品は戦後八十年、転生した再生兵達がこの小さな島で如何に戦い、『一万一千名もの兵士の撤収』を支えたかを『若松歩兵第29連隊日下勇作少尉(享年二二歳)の再生兵』を通して描いて行きます。お楽しみ頂けたら幸いです。
参 考
死者19,200人
内、戦闘による死者8,500人
*餓死・戦病死10,700人
転進兵(撤退兵)10,652人
* なおこの作品は、著作権を放棄したものではありません。
文字数 61,461
最終更新日 2024.02.02
登録日 2024.01.16
タイトルを変更して内容も少し変えることにしました。
読み返してみたら、あまりに酷い作品だったので。
同じ女子大に通う三人は、出会いを求めて夏のビーチにやって来た。
そこへ現れる、三人の男子大学生たち。
友情と恋愛。お互いに傷付け、傷付けられて大人への階段を登って行く若者たち。
甘く切ないひと夏の青春ラブストーリーです。
文字数 17,003
最終更新日 2024.03.24
登録日 2024.03.17
<屑カゴの小説から(昭和のドラマ)>
この作品は、昭和41年から昭和42年にかけて、当時16歳の混血少年が、愛知・千葉・山梨の3県で女性3人を暴行して殺害後、金銭を奪った事件『混血少年連続殺人事件・警察庁広域重要指定106号事件』を題材にしてあります。そしてその少年を検挙したのは私の故父であります。
昭和のドラマ。
そこには「刑事の家庭」が綴られてありました。
警察署の屑籠に捨ててありました。
つまらなかったらまた捨てて下さい。
この作品は著作権を放棄したものではありません。
昭和二六年。
刑事(石原憲司)の家庭に養子に入った『繁(シゲル)』。
・・・シゲルは三歳に成った。
父は戦中からの警察官である。
そして終戦後しばらくして、当時としては数少ない『刑事』に。
幼いシゲルは父の仕事を知らない。
物語はここから始まる。
文字数 16,694
最終更新日 2024.03.14
登録日 2024.03.07
学生時代からの音楽の夢に破れた達也は東京都内中野のアパートを引き払い、両親が暮らす実家に身を寄せることになる。
両親は達也が上京する前に暮らしていた持ち家を手放し、母が癌治療の為に通院する大学病院がある「夢ヶ丘」という街で質素なアパート暮らしをしていた。達也はアパートでの家族との暮らしに息苦しさを感じる。
人生のエアポケットのような時間で目に映す「夢ヶ丘」の景色。その景色の中で達也はふと別れた恋人の桃子が話していた彼女の故郷の話を思い出す。「夢ヶ丘」が桃子の故郷だと知った達也は桃子の話したエピソードを回想しながらそれをなぞるように「夢ヶ丘」の街の中を歩いていく。
「夢ヶ丘」で出会う街の人々との交流
その中で新たに知る、別れてからの桃子の事
夢を追いかける人
かつて夢を追いかけた全ての人に
読んでもらいたい青年の再生の物語
文字数 28,926
最終更新日 2020.12.19
登録日 2020.11.20
還暦を過ぎ、余命宣告を受けた作家が学生時代に暮らした街、北陸、富山に置き忘れた青春の残骸を探しに行く旅物語。
そこで老作家が見付けたものとは?
文字数 50,794
最終更新日 2023.09.27
登録日 2023.09.04
文字数 5,476
最終更新日 2023.06.17
登録日 2023.06.03
文字数 16,369
最終更新日 2024.01.06
登録日 2023.11.11