恐怖小説一覧
俺の家の近くにある工場なんだけど、1年前に大きな爆発事故があって、建物が木っ端微塵に吹き飛んだんだ。
建物が吹き飛んだのは深夜の1時過ぎで、地面からゴゴゴゴゴッって凄い地鳴りがしたんだよね。
でも、これは夢だった。
夢の中では、俺は家の前に立ってるんだけどさ、ゴゴゴゴゴって凄い音が鳴ったと思ったら地面が左右に凄く揺れたんだよね。
グラングランって。
最初は夢だし、そのうち終わるだろうと思ったわけ。
それがさ、その揺れがいつまでも終わらなかった。
もう吐き気がしそうだなと思った瞬間、瓦礫やブロックが凄い勢いで飛んできたんだ。
「うわ!家が危ない!」と思って後ろを振り向いた瞬間、ピカッって大きな光と爆風が俺を襲った。
「爆弾でも落ちたのかよ!!!」そう思ったけど、爆弾ではなかった。
遠くの方を見たら、大きな倉庫が爆発中。
なんだかソワソワするから家族に「逃げよう」って言ってた。
家族を連れて逃げた俺の後ろでまた倉庫が大爆発を起こす。
家の窓は吹き飛び、飛んできた鉄骨やトタン板で家は酷い有様になっちまった。
そんな夢を見てから3日後。
深夜にグラグラグラって地面が揺れた!
「大地震かよ!!」俺は慌てて立ち上がろうとしたら、窓の外で倉庫が爆発する光景が見えた。
俺は急いで家族を起こし、家の裏手の方に逃げようと誘う。
そしたら次の瞬間、さらに倉庫が爆発した!
もしも逃げてなかったら、今頃どうなっていたか…
文字数 588
最終更新日 2021.04.26
登録日 2021.04.26
家族3人で仲良く座敷に布団を敷いて寝ていた。
部屋の明かりは消していた。
つけっ放しのテレビの明かりが、部屋を薄っすらと明るくする。
急に私の体は硬直したように動かなくなってしまう。
目だけが動かせる状態だった。
文字数 738
最終更新日 2021.01.01
登録日 2021.01.01
会社の帰り道。
早く帰りたくて、いつもは通らない道を歩いていた。
「今日もだいぶ帰りが遅くなってしまった」
と、ぶつぶつ言いながら。
ふと、100mほど先に黒い塊が見える。
文字数 735
最終更新日 2020.12.12
登録日 2020.12.12
20XX年。仮想現実世界を旅するゲームアプリ【ファミリークエスト】が日本で大流行した。
年頃の高校生男子である勝木快晴も、その流行に乗り遅れまいと始めた【ファミリークエスト】に、どんどんとのめり込んで行く。
数ヶ月プレーし、気の合う仲間も出来きできた頃、快晴は思いもよらぬ事実を目の当たりにする事になる。
次々と明かされていく驚愕の事実に、果たして貴方は耐えられるだろうか───────?
文字数 8,769
最終更新日 2021.07.16
登録日 2021.07.15
僕の知り合いから聞いた話。
まぁ都市伝説?ってやつ。
なんか僕には分からないが、霊が出る場所が近くにあるらしい。
友人を誘って行くことにしたが、なんか様子がおかしい。なにか隠してるのか?
まぁ行けばわかる事だ。
だけど僕には想像もつかないほどの恐怖が待っていたなんて思いもしなかった。
それは……。
文字数 1,903
最終更新日 2022.12.04
登録日 2022.12.04
亡くなった親戚から地方の屋敷を受け継いだマードレー伯エイブラハムとその妻サリー・アン。
休暇を利用して家族と使用人の幾らかを連れ、ゆったり過ごそうとやってきた。
だがそこで彼等は「何か」と遭遇し、やがて一人また一人と状況が変わって行く。
そして最終的には逃げ出すことになる彼女達の四日間とは。
文字数 34,399
最終更新日 2022.03.20
登録日 2022.02.19
怖いもの知らずの主人公。学校でよく噂されている“真夜中ばーさん”を完全成敗する為、目撃情報が最も多い場所へ一人で向かうのだが‥‥そこで主人公は、次々とおかしなことに巻き込まれていくのであった───。
文字数 9,580
最終更新日 2021.05.04
登録日 2021.02.24
逃げられない。
俺を追ってくる者から。
こんなことなら、あんなこと願うんじゃなかった!
仕事の疲れが溜まっているのか、俺は近頃よく夢を見るようになった。
夢の中で、俺は面識のない白髪のじいさんと向かいあってる。
文字数 1,036
最終更新日 2020.11.27
登録日 2020.11.27
久々に会った幼馴染。
結婚して子供が生まれたってことは聞いていた。
「連れて来てよ」
連れて来た娘を見てみると…
もの凄い美少女だった。
文字数 672
最終更新日 2021.02.22
登録日 2021.02.22
「あたし、これからバツ一の人だけが参加できる合コンに行くのよ。だから、子供を預かって」と、ママ友の美奈代さんがいきなり3歳と5歳の子供を預けてきた。
文字数 832
最終更新日 2021.03.23
登録日 2021.03.23
男は夢を見た。
藁人形に太い五寸釘を打ち付け、自分が呪い殺される夢を。
呪ってるヤツは白装束を着て、頭には火をつけたロウソクを2本立てている。
裸足で寒い夜にブツブツ呪いをかけながら。
文字数 475
最終更新日 2021.01.06
登録日 2021.01.06
文字数 8,934
最終更新日 2023.03.01
登録日 2023.02.12
俺の名前は祐二。
冴えないサラリーマンだ。
会社ではろくな仕事を与えられず、上司もデキない平社員って目で見下すんだ。
38歳にもなって出世すら見込めない俺に、家族も冷たい。
そんな俺は、どこにも居場所がなかった。
だから、居場所を見つけるために、繁華街へと足を伸ばしたんだ。
繁華街は歩いているだけでも楽しい場所だ。
ネオンが華やかだわ、人の熱気も感じられる。
それに、なんといっても美人が多い。
文字数 960
最終更新日 2020.11.28
登録日 2020.11.28
通勤のために使っている道。
そこで土砂崩れが起きた。
大きな石が斜面を転がり、道路を塞いじまう。
「これじゃあ通れないな」
ショベルカーじゃないと無理だろう。
次の日。
大きな石をどかすために、ショベルカーが到着。
「こんな大きな石は無理だな」
石をハンマーで叩いて砕くことにした。
石の真ん中をめがけて振り落とす。
文字数 578
最終更新日 2021.01.25
登録日 2021.01.25
私はヤンキーやってる。
だから一人でいることが多い。
けどちょっとしたダチとの話でいわく付きのトンネルに行くことに。もちろん1人で。
それがどんな結果になるかなんて知りもしなかった。
文字数 1,503
最終更新日 2022.08.04
登録日 2022.08.04
その日、私と彼氏はベッドで一緒に寝ていた。
愛し合い、同じベッドの上で寝ていた私だったが、寝苦しくて目を覚ましてしまった。
目を覚ました私は、壁に目を向けたまま動けない状態だった。
いつも窓側に背中を向けて寝ているのに、この日はどうもおかしい。
文字数 968
最終更新日 2021.08.27
登録日 2021.08.27
間違って、事故物件に住むことになった私。
荷物はバッグ2個だけ。
とりあえず、洗濯はコインランドリーでいいし。
アルバイト先を探し、生活を始めた。
その矢先。
寝ていたら押入れがスッと開く。
文字数 414
最終更新日 2021.01.09
登録日 2021.01.09
古ぼけた洋館に閉じ込められた高校生。
そこは、不気味な怪物がいた。
その怪物から逃げることができるのか!
文字数 2,748
最終更新日 2019.09.22
登録日 2019.09.15
「こんなとこにホテルなんて無さそうだけど。道、間違えてるのかしら」
彼氏に「同じ名前の女がいるから」と訳の分からない理由で振られた。
私の人生で一番理不尽な言葉。
そんな一方的な失恋により、自慢の長い髪をバッサリ切った私は、新たなスタートとしてとあるホテルに予約をいれた。
文字数 5,217
最終更新日 2023.03.31
登録日 2023.03.31
バレンタイン。それは多くの男子高生が淡い期待を抱く日。須藤桂馬もその例外ではなく、チョコを貰えるかもと期待を胸に登校した。周囲に人影がないことを確認し、下駄箱の扉を開くとそこには、――茶封筒に入った三千円だけが置かれていた。
小説家になろう、カクヨム、ノベルアップ+にも投稿しています。
文字数 8,132
最終更新日 2021.02.11
登録日 2021.02.07
座敷わらしって、なんだろうと思って調べてみた。
いたずらが好きな子供だって。
「かわいい。会ってみたいよね♪」
その夜。
ペタペタペタッ
文字数 782
最終更新日 2021.01.21
登録日 2021.01.21
―――――――ポク。ポク。ポク。ポク。ポク。ポク。ポク。ポク。ポク。ポク。ポク。ポク。ポク。ポク。ポク。ポク。ポク。ポク。ポク。ポク。ポク。ポク。ポク。ポク。ポク。ポク。ポク。ポク。ポク。ポク。ポク。ポク。ポク。ポク。ポク。ポク。ポク。ポク。ポク。ポク。ポク。ポク。ポク。ポク。ポク。ポク。ポク。ポク。ポク。ポク。ポク。ポク。ポク。ポク。ポク。ポク。ポク。ポク。ポク。ポク。ポク。ポク。ポク。ポク。ポク。ポク。ポク。ポク。ポク。ポク。ポク。ポク。ポク。ポク。ポク。ポク。―――ズリ。ズリ。ズリ。ズリ。ズリ。ズリ。ズリ。ズリ。ズリ。ズリ。ズリ。ズリ。ズリ。ズリ。ズリ。ズリ。ズリ。ズリ。ズリ。ズリ。ズリ。ズリ。ズリ。ズリ。ズリ。ズリ。ズリ。ズリ。ズリ。ズリ。ズリ。ズリ。ズリ。ズリ。ズリ。ズリ。ズリ。ズリ。ズリ。ズリ。ズリ。ズリ。ズリ。ズリ。ズリ。ズリ。ズリ。ズリ。ズリ。ズリ。ズリ。ズリ。ズリ。ズリ。ズリ。ズリ。ズリ。ズリ。ズリ。ズリ。ズリ。ズリ。ズリ。ズリ。――――ザラ。ザラ。ザラ。ザラ。ザラ。ザラ。ザラ。ザラ。ザラ。ザラ。ザラ。ザラ。ザラ。ザラ。ザラ。ザラ。ザラ。ザラ。ザラ。ザラ。ザラ。ザラ。ザラ。ザラ。ザラ。ザラ。ザラ。ザラ。ザラ。ザラ。ザラ。ザラ。ザラ。ザラ。ザラ。ザラ。ザラ。ザラ。ザラ。ザラ。ザラ。ザラ。ザラ。ザラ。ザラ。ザラ。ザラ。ザラ。ザラ。ザラ。ザラ。ザラ。ザラ。ザラ。ザラ。ザラ。ザラ。ザラ。ザラ。ザラ。
投稿:カクヨム、アルファポリス、ノベルアップ、なろう
文字数 4,067
最終更新日 2021.02.19
登録日 2021.02.18
座敷を占領する俺。
10帖ある広々とした部屋だ。
仏壇があるのは我慢して。
「毎日、仏壇に線香をあげるのが条件」ってことで、部屋を使う許可を得る。
文字数 492
最終更新日 2021.01.12
登録日 2021.01.12
「知らなくても無理ないね。大人の間じゃ結構大騒ぎになってるの。……なんかね、禁域に入った馬鹿がいて、何かとんでもないことをやらかしてくれたんじゃないかって」
T県T群尺汰村。
人口数百人程度のこののどかな村で、事件が発生した。禁域とされている移転前の尺汰村、通称・旧尺汰村に東京から来た動画配信者たちが踏込んで、不自然な死に方をしたというのだ。
怯える大人達、不安がる子供達。
やがて恐れていたことが現実になる。村の守り神である“ジャクタ様”を祀る御堂家が、目覚めてしまったジャクタ様を封印するための儀式を始めたのだ。
結界に閉ざされた村で、必要な生贄は四十九人。怪物が放たれた箱庭の中、四十九人が死ぬまで惨劇は終わらない。
尺汰村分校に通う女子高校生の平塚花林と、男子小学生の弟・平塚亜林もまた、その儀式に巻き込まれることになり……。
文字数 144,209
最終更新日 2024.03.09
登録日 2024.02.08