※大賞ランキングの集計・更新は1日1回(0時)です。また、最初のランキング更新は2日0時になるため、開催直後の24時間については前日の閲覧ポイント順で固定表示となります。
第1回児童書大賞 参加作品
【登場人物の紹介】
香保は、北国の港町・汐見町に暮らす小学五年生。思ったことをすぐ口に出してしまうけれど、人の困りごとを放っておけない女の子です。母の佑衣子は、和菓子店「つきまど」の会計と店番を担うしっかり者。叔母の唯月は、昔ながらの名物菓子「銀色の女神」を作る和菓子職人です。ほかにも、受付の仕事を誇りにする昂之、海氷情報を作る茉海、縫製工の夏音、演技を教える克磨、高校生補助員の恵夢、五歳なのに無駄を見抜く直哉、自由すぎる物語を作る皓樹が、香保の挑戦を支えます。
【あらすじ】
学校で出された課題は、「地域の仕事を三つ取材し、家族以外の誰かが百円以上払いたくなる商品か催しを作ること」。香保が選んだのは、閉店の可能性がある和菓子店「つきまど」でした。名物の「銀色の女神」は、昔は人気があったものの、今は灰色で固く、子どもからも怖がられるお菓子。中間試食会では、食品班の最下位から二番目、つまりブービー賞になってしまいます。
けれど香保は、味だけが原因ではないと知ります。入りにくい店構え、分かりにくい値段、長い待ち時間、伝わらない物語。和菓子職人、受付係、縫製工、演出家、海氷情報を扱う人たちの力を借り、香保は「銀色の女神」を少しずつ作り直していきます。
未来しごと市の直前、屋外会場が安全確認のため使えなくなり、さらに当日はロビーの照明まで一時停止。香保は失敗を一人で背負おうとしますが、仕事とは一人で全部を救うことではなく、できる人の力をつなぐことだと気づきます。笑いあり、勘違いあり、涙あり。ブービー賞から始まった小さな和菓子が、町と家族の未来を少しだけ明るく照らす物語です。
文字数 47,959
最終更新日 2026.08.20
登録日 2026.07.26
虹ヶ丘公園の中央に、毎日虹がかかる噴水がある。夕方、西日が差すほんの少しの時間だけ、水しぶきが光を受けて七色に染まる。朝倉 跳馬(とうま)、水野 海凪(みなぎ)、橘 飛鳥(あすか)の三人は、その噴水を「虹の噴水」と呼んで、毎日放課後に集まっていた。
ある日、跳馬は水面に泣いている自分の姿を見た。なぜ泣いているのか、分からない。声も聞こえない。でも翌日、見覚えのある場所で、見覚えのある光の中に立ったとき、気づいた。あれは、今日のことだった。
噴水は未来を映していた。でも見せてくれるのは、映像だけ。なぜそうなるのかも、どうすれば変わるのかも、教えてはくれない。ただ水は揺れて、映像はぼやけて、一日遅れて意味になる。
言えなかった「ありがとう」。伝えられなかった「ごめんね」。声にできなかった「大丈夫?」。たった一言が足りなかっただけで、誰かが泣く未来がある。でも、知っていれば、変えられるかもしれない。
三人から始まった小さな輪が、少しずつ広がっていく。出会い、向き合い、踏み出すたびに、虹は今日も鮮やかになる。
これは、ヒーローのいない物語だ。悪役もいない。ただ、昨日より少しだけ優しくなれた子どもたちの、静かで温かな一年間の記録。
文字数 82,990
最終更新日 2026.07.16
登録日 2026.07.01
小学六年生の左東朔矢(サトウサクヤ)は、いきなり目が焼けるほどの光に襲われ、見た目が現実そっくりの別世界に飛ばされてしまう。
そしてそこに魔王と名乗る怪しい物体が突然現れ、謎のゲームに強制的に参加させられることに……。
そのゲームのクリア条件は『魔王様のオトシモノを十個集めること』。
どこにあるかも分からないものをすべて集めるまで帰れないという、とことん悪魔的なゲームだが、現実と同じようなこの広い世界で、はたして朔矢はゲームをクリアすることができるのだろうか……。
◆こちらは2024年8月31日にカクヨムにて投稿した中編です。
文字数 42,278
最終更新日 2026.05.27
登録日 2026.05.22
深い霧に包まれた山岳地帯の小さな村。
春の終わり、移牧へ向かった男達を残し、村には女達と子供だけが暮らしていた。
ある日、旅の姉弟デュリナとカイスは、山道で迷った末にその村へ辿り着く。
そこで二人を迎えたのは、村に暮らす少女エルシャと、静かで優しい人々だった。
白い霧、降り続く雨、羊の鈴の音。
外界から切り離されたような村で、エルシャ達は少しずつ心を通わせていく。
しかし、激しい雨による落石で道は閉ざされ、姉弟は村に留まる事になる。
限られた暮らしの中で過ごす穏やかな日々。
編み物や刺繍、食事を囲む時間、そして雨音の向こうに感じる不安。
やがてエルシャは、自分の中に芽生えた別れたくない気持ちに気付き始める。
これは、霧深い村で出会った人々の、静かで温かな交流と、小さな別れを描いた物語。
文字数 6,915
最終更新日 2026.07.17
登録日 2026.07.15
わたしリアン! 困ったわ!!
家宝の宝石をなくしちゃったの!
宝石はね、お店の名前も場所も誰も知らない〈名無しの宝石屋〉で、ひいひいおばあちゃんが買ったもの。
お屋敷をもう一個建てられちゃうくらいの、すっごい価値があるものだってお父さんが言ってた。
……そう。大変なものを無くしたのよ。すっごく困ってる!
ど〜しよう!!
新しい、同じ宝石を買い直したいけど…〈名無しの宝石屋〉がどこにあるのかも知らないし……って悩んでたら、ひいひいおばあちゃんの日記を見つけた!
100年前のその日記には〈名無しの宝石屋〉のことが書いてあったの。びっくり〜!
ひいひいおばあちゃん、ありがとう!
日記を頼りに〈名無しの宝石屋〉に行くわ!
え? 新しいお屋敷を建てられるような宝石を、わたしが買えるわけないって?
大丈夫! 宝石と釣り合う物ならここにあるから!
まずは〈名無しの宝石屋〉を見つけるところからだけどね……。
------------------------------------
作者は文を書くことも絵を描くことも大好きなため、自身で描いたイラストも添える予定です。
少しでも楽しんでいただければ幸いです。
文字数 10,932
最終更新日 2026.08.10
登録日 2026.07.26
西暦202x年、日本を襲った未曾有の大災害『日本列島地殻変動』により日本での生活環境は一変してしまった。日本中にダンジョンと呼ばれる地下洞窟が口を開き、周辺からは毒ガスが噴出すると言った有様だ。
異変から約一年、毒ガスの影響なのか定かではないが、新生児の中に毒ガスに適応できる肺機能を持った者たちが現れ始めていた。さらにその中の数%には優れた身体能力や頭脳を持つ者や、それだけでなく従来とは異なった超能力と言える特殊な異能力を持つ者もいた。
さらに八十年ほどが過ぎて二十二世紀に入ったころには人々の生活は落ち着き、ダンジョンを初めとする悪辣な環境が当たり前となっていた。そんなすさんだ世の中、人々の娯楽で一番人気なのはダンジョンを探索する限られた者たちの様子をリアルタイムで鑑賞することだった。
この物語は、ダンジョン探索に情熱を燃やす綾瀬六雨(あやせ りくう)と、その様子を配信してバズりたい綾瀬紗由(あやせ さゆ)という、どこにでもいるごく普通の兄妹が身近な人たちと協力し楽しく冒険するお話です。
文字数 127,632
最終更新日 2024.01.19
登録日 2023.12.24
お姉ちゃんが執着する初恋が、あたしをおかしくした――。
🍋2026/07/20完結
*あらすじ(結末を含む)*
愛佳は、大学進学のため一人暮らしを始めることとなった姉・友希から、執着しているという初恋の思い出の缶を預かる。
家から友希が欠けた初めての花火大会の日、愛佳はレモネードスタンドのスタッフの男性にひとめぼれをし、レモネードを買いに行く。すると、ひとめぼれをした人は、愛佳に対して「友希?」と問いかけてきた。なんと彼・拓海は、友希の初恋の人だったのだ。
愛佳は連絡先が書かれたカードを預かり、撮影した画像を友希に送信する。しかし、それがうまく送信できていないことにすぐには気づかなかった。拓海からの問い合わせでそのことに気づくが、友希が気づいていないせいにする。
愛佳は拓海に会うために、小児がん支援のためにとあちこちのイベントに出店しているというレモネードスタンドの手伝いに行った。
後日、愛佳は母から、友希が拓海に連絡をしていないと言っていたと聞かされる。そして、友希が母に対して〝連絡先を教えられていない〟ことを告げていないことと、九月になったら帰省する予定であることを知る。
もう限界だ、真実を伝えなければならないと考えた愛佳は、拓海に〝連絡先を教えられていなかった〟と告げる。
友希は帰省すると、連絡先を教えなかったのはわざとであるかを愛佳に問う。愛佳はきちんと送れていなかったという事実の部分だけを口にした。友希はそれ以上追及しなかった。
友希と拓海は、家族皆が揃った実家で再会することとなる。愛佳は逃げることなく家にとどまり、ふたりの再会を見守り、娘の恋に落ち着きを無くした両親に寄り添う。
時がたち、愛佳は高校へ進学した。愛佳は進学後も、友希と拓海が結婚をすると決まってからも、レモネードスタンドの手伝いを続けている。
そして、ふたりの結婚式の日。愛佳は記憶の彼方に追いやられていた、初恋の人と再会する。いつか友希と拓海のように笑っていられることを願いながら、帰ってきた恋の始まりにときめく。
文字数 49,863
最終更新日 2026.07.20
登録日 2026.06.24
となりの市から引っ越してきた小川京(おがわ けい)は、ビーズでいろんなものをつくるのが大好きだった小学五年生。しかし一年前、当時通っていた学校で、初めて挑戦したビーズの苺の出来をからかわれたことがきっかけで、初めてすることやなにかをつくることが怖くなってしまう。
京は引っ越してきた家の周辺を探検しているうちに、『クラフトショップ モリス』という手芸店を見つける。入ってみると二階の作業スペースには、新しく通いはじめた学校の同級生、土井ほうかがいた。京はほうかと交流を重ねる。
冬休みが終わる間近、『クラフトショップ モリス』の作業スペースで、秋山もみじというおばあさんに出会う。もみじさんは夫であるおじいさんと喧嘩して家を飛び出してきたのだ。もみじさんと交流し、刺しゅうという新たな世界を知る。
しかし、ある日ホームセンターでかつて京を馬鹿にしてきた和久井を見かける。
これは1人の少女がつくる楽しさを思い出す物語。
文字数 54,095
最終更新日 2024.08.27
登録日 2024.05.18
野鳥好きの中1の瑠衣(るい)は、シャイで自分の意見を言えない女の子。
バレエに夢中な優等生の姉と自分とを、比べてしまう日々を過ごしている。
入学直後、九日間も学校を休んでしまった瑠衣は、友だちをつくるタイミングをなくし、いつもひとりぼっち。
楽しみはバードウォッチングと、ハンバーガー店でバイトをする、男子高校生・ウノサワを遠くから見つめることだった。
5月のある日、自宅近くの親水公園で、同じクラスの陸上部男子・サエリンに出会ってから、野鳥をときどき一緒に見るようになる。
あるときクラスメイトの笑里(えみり)と仁美(ひとみ)に「友だちになろう」と言われ、ふたりと行動を共にするようになる瑠衣だったが、心を開けない。
体育の創作ダンスに励む中、同じクラスの一匹狼の女子・優(ゆう)にダンス部への入部をすすめられ、返事に戸惑う。
そんな中、あることで姉と大ゲンカをした後、姉は……。
野鳥×夢×恋が織りなす、新感覚のバードウォッチングYA!
文字数 70,183
最終更新日 2026.07.18
登録日 2026.07.08
お笑い小説。家の近くの砂浜を散歩していると、浜辺に打ち上げられたように倒れている、謎の緑色の円柱(少し三日月状に曲がっている)。太さは小学三年生である新平が腕を伸ばしてハグした時、ちょうど一周するサイズ。長さというか身長は新平の身長と同じくらいの百二十cm。円柱の横部分の上部には目と口が描かれている、と思ったら、その目と口が動き出して、なんと日本語を喋った。話によると記憶喪失で、自分が巨大化したミカヅキモということは覚えていた。そこから妙にクッション質なモミヅさんの世話を新平がすることになった。
文字数 33,125
最終更新日 2026.08.10
登録日 2026.07.18
現代バトルファンタジー・ギャグ。何もする気が起きない周助の元に、勇者になってほしいというナンノが現れる。周助はナンノの熱意に押されて、話だけ聞いてみることに。しかしそこでナンノのポンコツ具合が分かっていき、たいした武器も持っていないことが分かった。これじゃ勇者はできないと思ったんだけども、ナンノはとにかくグイグイきて。結局勇者をするかどうか友達のライちゃんに相談すると「やってみたら! というかその子と会ってみたい!」と言うと、すぐさまナンノが目の前に出現して会話していくのだが、ナンノが終始ライちゃんに失礼なことや服を汚したりしてしまい、周助は怒ってしまう。次の日、散歩しているとナンノに会い「ライちゃんが氷の魔物に憑りつかれた!」と。勇者はやりたくないけども、ライちゃんのことは助けたいと思い、魔物と少ない武器を駆使して闘う。ちなみにナンノの武器は【聖水】【本当の心の顔を映し出す鏡】【いろんな嫌な音が出る袋】【ソースせんべい】【梅ジャム】【花火】【水鉄砲】しかなく、家にある【バナナ】【寒天】しか闘いに使いません。
文字数 30,700
最終更新日 2026.08.20
登録日 2026.07.18
文字数 2,369
最終更新日 2026.07.31
登録日 2026.07.22
年野球の全国大会出場をめざすピッチャーのケンタと、親友でキャッチャーのマサオ。
試合での大活躍をきっかけに少し調子に乗ってしまったケンタは、六年生の先輩たちやマサオと大ゲンカをしてしまう。
チームの中でひとりぼっちになり、「もう野球なんて辞めようかな……」と落ち込んでいたその時。
ピカァァァッ!と謎の光がグラウンドを包み、ケンタとマサオは、奇妙な宇宙人・パズの宇宙船に誘拐されてしまった!?
憧れのメジャーリーガー・大茂翔英(おおしげ・しょうえい)の「ある秘密」を知ったケンタ。
そして地球に帰るために突きつけられたのは、巨大な崖とドラゴン、そして「南京錠」を使った超難問パズルだった!
『地球人ってさ、目の前の問題が気になって、一番肝心なことをすぐ忘れるんだね』
果たしてケンタは、意地を張るのをやめてマサオと協力し、地球へ帰ることができるのか?
――絶賛ケンカ中の最強バッテリーが、星空の彼方で「一番大切なもの」を取り戻す、笑いと涙のSF野球ストーリー!
※謎解きあり、友情あり! 小学生から楽しく読める児童書向け作品です。
文字数 40,959
最終更新日 2026.07.28
登録日 2026.07.28
混沌とした太古の昔、いわゆる神話の時代、人々は突然現れた魔竜と呼ばれる強大な存在を恐れ暮らしてきた。しかし、長い間苦しめられてきた魔竜を討伐するため神官たちは神へ祈り、その力を凝縮するための祭壇とも言える巨大な施設を産み出した。
神の力が満ち溢れる場所から人を超えた力と共に産みおとされた三人の勇者、そして同じ場所で作られた神具と呼ばれる強大な力を秘めた武具を用いて魔竜は倒され世界には平和が訪れた。
それから四千年が経ち人々の記憶もあいまいになっていた頃、世界に再び混乱の影が忍び寄る。時を同じくして一人の少女が神具を手にし、世の混乱に立ち向かおうとしていた。
文字数 25,192
最終更新日 2023.02.04
登録日 2023.01.28
「今日から、この子はお前の妹だ」
鳥人族の少年、ハヤブサ。長く里を離れていた彼の父、鳥人の族長が拾ってきたのは人の子。森でさまよっていたとかで、ボッロボロのガッリガリの幼い女の子。
「人の子が、ボクの妹!?」
「この子の世話は、お前にまかせた」
父親に、無理やり人の子を押し付けられたハヤブサ。
「なんで、ボクがお世話しなくちゃいけないんだ!」
それも、よりにもよって、人の子なんて!
鳥人と人は仲が悪い。森は鳥人のもの。野は人のもの。そう太古の昔に神々が定めたのに。人は自分たちを神の末裔だとか言って、世界を自分たちのものへと作り替えていく。鳥人の森を奪っていく。
そんな、憎くて、大っきらいな人の子の世話。
イヤでイヤでしょうがないのに、人の子はハヤブサにとっても懐いて……?
「……少しだけだからな。ちゃんとお世話しないと、父さんに怒られるからな」
しぶしぶ、人の子の世話をするハヤブサ。
鳥人の兄と人の子の妹。どんだけ嫌っても、ずっと自分を慕って懐いてくる人の子。ハヤブサたちに出会う前、心を砕かれ声を失うような目に遭った人族の少女。
「メドリは、ちょっと翼をなくしただけの女の子だ」
少女に「メドリ」と名付けたハヤブサ。彼と、彼の仲間、そして他の鳥人たちも、メドリを受け入れ始めた。――けれど。
彼女が手にする薄桃色の勾玉。森に突き立てられた剣。彼女を求める人の皇子。
メドリには、なにか秘密があるようで――!?
はるか昔、神々の時代が終わり、人の時代が始まる少し前の世界の物語。
文字数 92,819
最終更新日 2023.08.26
登録日 2023.07.16
冥府を統べる十王の末席に鎮座する女性。
五道転輪王。
彼女には前世から因縁を持つ双子の姉がいた。
姉が1300年の刑期を終えて地獄の監獄から出所するまで後1ヶ月。
彼女は人間の子どもたちを使った『リアル親ガチャ』を創り出し、合法的に姉の再投獄を計ろうと試みた。
検体に選ばれ人生を翻弄されていく元・人間の子どもたち。
彼女の創造した『親ガチャ』に人生を弄ばれて、幸を掴む者も不幸の連鎖に巻き込まれていく者もいる。
正に地獄の沙汰も運次第。
冥府を舞台に巻き起こる元・淑妃の姉と双子の妹が繰り広げる愛憎劇。
巻き込まれる人間達の末路は如何に……。
文字数 177,328
最終更新日 2024.01.22
登録日 2023.11.28
体育の授業中、鳴海先生が突然倒れた。 原因は不明。そして、ある噂が広がる。 「先生、毒を飲まされたんじゃない?」 その飲み物を渡したのは、クラスメイトの松田ケント。 「先生を心配しただけなのに…」 疑いの目が松田に向けられていく。 そんな中、人体オタクの少年・神谷ユウタは気づく。 先生の体が出していた“あるサイン”に。 冷や汗、手の震え、意識の低下……。 それは毒ではなく、人体が発するSOSだった。 ユウタは友達のミオ、理科好きのレンとともに調査を開始。 学校で起きた事件の真相を、人体の知識で解き明かす! これは、体のふしぎを解き明かす 医師がリアルに描いた新しいタイプの謎解き人体ミステリー。 人体ミステリークラブ、最初の事件!
文字数 23,715
最終更新日 2026.06.23
登録日 2026.06.23
そこはぬいぐるみがいる、心のためのホテル。
4年生のころ、同級生に自由帳を破かれたことがきっかけで、イラストを描けなくなった少女、まゆか。
好きなことをしなくなったまま6年生になり、異世界の授業を受けたその日、まゆかの元に異世界から招待状が届きます。
招待状を出してきたのは、異世界・コーリにある、心の傷を抱えた人だけが泊まれる、ホテル・コットンフラワー。まゆかはお母さんが作ってくれたぬいぐるみの友達、ミルクと共にホテル・コットンフラワーに向かいます。
心に傷のある少女まゆかが、ミルクと共にホテルで自分を癒す、優しいファンタジー。
文字数 58,955
最終更新日 2025.08.19
登録日 2025.07.11
ハイテンション・ギャグミステリー。ヤノダンゴ探偵を名乗る征喜と、助手をさせられてるが、実際謎を解くのは大体木村超ことキムチによる探偵モノ。キムチと征喜の中学校、というか同じクラスには子役として有名な俳優のエリーちゃんがいて、キムチは憧れの存在としてエリーちゃんのことを見てる。キムチと征喜は学区内の謎を解決していき、時折エリーちゃんも手伝ってくれる。
文字数 50,736
最終更新日 2026.08.19
登録日 2026.07.18
【登場人物の紹介】
西野乃愛――失敗を恐れず、思いついたらすぐ動く中学二年生。閉校前最後の文化祭を成功させようと奔走するが、十月の転校を仲間に隠している。
佐倉陽翔――温度、時刻、通信のずれを冷静に測る観察役。相手との違いを否定せず、安全な方法を探す。
黒田崇智――町の腸詰店の息子。資料収集と整理が得意で、父が三十年前に残した奇妙な文化祭台本と向き合う。
雨宮明音――絵を愛する慎重な少女。校歌を歌うことは拒むが、六色の光で仲間を支える方法を考える。
藤堂晃明――文化祭担当教師。争いを避けがちだったが、生徒たちの案を実現する責任を引き受ける。
【あらすじ】
猛暑と体育館の冷房故障により、潮風中学校最後の文化祭から全校合唱が消えようとしていた。乃愛、陽翔、崇智、明音の四人は、古い放送準備室で電源の抜けた電話を発見する。午後四時四十四分に三分間だけ鳴るその電話は、三十年前の文化祭準備中だった十三歳の生徒たちにつながっていた。
過去の声を追ううち、四人は大人たちが果たせなかった再会の約束、未送信の謝罪テープ、捨てられなかった紙王冠や指揮棒を見つける。ところが乃愛自身も、転校を隠して「絶対に全員で笑う」と仲間の選択を決めつけていた。秘密が明らかになり、四人の関係は壊れてしまう。
守れない約束は、嘘なのか。それとも、事情を伝え、相手の傷を認め、守れる形へ作り直せるのか。七十二人を六教室へ分け、声の遅れを数値で測り、歌わない明音の六色の光を合図にする。過去の失敗をなかったことにせず、今の自分たちにできる方法で最後の校歌をつなぐ
文字数 54,775
最終更新日 2026.08.21
登録日 2026.07.27
ダンジョンの底で出会ったのは、「どやぁー」と叫ぶミミック!
中学に進学し、小学校時代の親友たちと離ればなれになったトモヤは、新しいクラスになじめずにいた。そんなある日、突然異世界へ召喚された彼に与えられたのは、役立たずと称されるテイマー・スキル《エコー》。勇者候補から外され、冒険者としても足手まとい扱いされた彼は、ダンジョンの底へ落ちてしまう。
そこで出会ったのは、100年もの間ひとりぼっちだったミミック。一見宝箱に見えるけれど、実は擬態能力を持ち、おしゃべりで寂しがり屋。さらに、ガラクタを山ほどためこんだ不思議な相棒だった。
ミミーのガラクタと、トモヤの“声にならない気持ち”を聞く力が合わされば、外れスキルも冒険を切り開く鍵になる。人間と魔物、強い者と弱い者、ひとりぼっち同士をつなぎながら、トモヤは少しずつ自分だけの力を見つけていく。
一方で確実に近づく厄災の影。
役立たずと言われた少年が、知恵と仲間と勇気で世界の危機に挑む!
文字数 12,199
最終更新日 2026.07.31
登録日 2026.07.31