第9回ホラー・ミステリー小説大賞開催中
※大賞ランキングの集計・更新は1日1回(0時)です。また、最初のランキング更新は2日0時になるため、開催直後の24時間については前日の閲覧ポイント順で固定表示となります。

第9回ホラー・ミステリー小説大賞 参加作品

1,227 1011121314
441 up
ホラー 完結 ショートショート
町内会の夏祭り肝試しが行われた。 俺はいずみちゃんとペアを組んで参加する事に。 まあ、脅かし役は馬鹿な小学生だからたいして怖くしないと高をくくっていたのだが…… (怖くなくてすみません)
大賞ポイント 15pt
文字数 4,632 最終更新日 2019.05.17 登録日 2019.05.16
442 down
ミステリー 連載中 短編
帰宅すると妻が死んでいた。 クローゼットの中から物音がする。 妻を殺した奴がまだそこにいる。 マンションの一室で繰り広げられる絶体絶命密室シチュエーションスリラー
大賞ポイント 15pt
文字数 15,476 最終更新日 2026.03.15 登録日 2026.02.10
443 up
ホラー 完結 長編
いじめに苦しむ女子中学生・湯田真理愛は、一人小屋に住み、変人と噂されるトモノリと交流を持つようになる。真理愛は加害者への憎悪と殺意を次第に高めていくが……。
大賞ポイント 15pt
文字数 118,455 最終更新日 2025.03.29 登録日 2025.02.28
444 up
ホラー 連載中 長編
ひきこもりの少年の朔也は、姉の輝夜に依存しながらも、心ない態度で接することをやめられない。朔也はやがて『塔』というゲームに熱中するが、それが原因で姉を失ってしまう。それを機に、彼の周囲で、常識では説明できない現象が起きるようになる。
大賞ポイント 15pt
文字数 16,231 最終更新日 2025.03.04 登録日 2025.02.28
445 up
ホラー 完結 短編 R15
この世界はつまるところ、つまらない。そんな世界でミクは希望を見出だした。
大賞ポイント 15pt
文字数 7,276 最終更新日 2022.07.01 登録日 2022.06.30
446 up
ホラー 完結 長編 R18
感情を覚えることが殆どない女子高生・等々力夕映は、クラスメイトの男子生徒から凄惨ないじめを受けている。そんな彼女のもとに、町を恐怖に陥れているシリアルキラー・ケンが押しかけ、二人は同居することに。夕映はケンに、自分をいじめる男子生徒を殺害するよう依頼するのだが……。
大賞ポイント 15pt
文字数 86,502 最終更新日 2022.04.21 登録日 2022.04.13
447 up
ミステリー 完結 長編
 ミステリー作家の楢原は妻と二人暮らしだが、結婚生活は冷え切っていた。  楢原はミステリー文学新人賞を受賞して文壇デビューしたものの受賞作が売れず、編集者から次作プロットの件で厳しい要求を出されていた。一方楢原は、SNSの読者講評サイトで彼の受賞作を批判する投稿を見つける。投稿を削除してもらおうと投稿者を探し求めるが、その正体は謎であった。  そんなある日、楢原は海岸で砂に埋もれた手紙入りの瓶を拾う。手紙を取り出してみると、それは十年前に一人の女子中学生が別の海岸から流したものと分かった。楢原は、今は成人となったであろうその女性を探し始めるが、この体験を機に奇妙なでき事が彼の周りで起こり始める。
大賞ポイント 15pt
文字数 152,462 最終更新日 2025.10.05 登録日 2025.08.29
448 up
ミステリー 完結 長編
 中年会社員の鷹居は、ある日ネットの投稿欄にあった「あなたの過去を変えてみませんか」というキャッチコピーに目を留める。  鷹居には悲惨な過去があった。十年前、小学生だった一人娘が公園で放し飼いにされていた猛犬にかみ殺されたのだ。そんな過去を変えられるなら、自分はどんな苦労も惜しまないと鷹居は思う。  ネットの投稿者は、著名な医学者の戸山博士であった。戸山は偶然にも、研究のための機材を使って過去にタイムワープできる方法を発見したというのだ。  「過去を変えればあなたの娘は復活する」と戸山は言う。この方法を使って鷹居が江戸時代にタイムワープし、鷹居の娘をかみ殺した土佐犬の飼い主である種岡という男の祖先を殺せば、現代に種岡という男もその飼い犬も存在しなくなり娘が復活するというのだ。  この話をにわかには信じられぬ鷹居であったが、愛娘が戻って来るという戸山の極秘プロジェクトに賭けてみようと決心する。
大賞ポイント 15pt
文字数 151,488 最終更新日 2025.11.11 登録日 2025.10.06
449 down
ホラー 連載中 長編
白鷺データサイエンス大学付属中学一年星組一班に、7月7日、沖縄から紅色の瞳の美少女の橘怜(たちばなれい)が転校してくる。彼女は登校初日にちょっとした校則違反で、生徒会副会長の森山涼介(もりやまりょうすけ)を苦しめる事に。彼の幼馴染みで同級生の黒鉄美里(くろがねみさと)と千堂薫(せんどうかおる)も怜と親しくなるが、沖縄のニライカナイの怪異の事件に巻き込まれて行く。そして、秘密結社〈天鴉(アマガラス)〉の子息、息女の異能力者が多く通う学園の生徒や先生を巻き込む大事件へと次第に発展していくことになる。
大賞ポイント 15pt
文字数 32,755 最終更新日 2026.03.04 登録日 2026.02.25
450 down
ホラー 完結 長編
「この世界なら、みんななかよしになれるのよ」 鏡の中の少女は、そう優しく微笑んだ。 親の都合で田舎に引っ越してきた「ありす」は、不機嫌なまま古い屋敷を探検していた。 埃をかぶった部屋で出会ったのは、ひとつの鏡。その中には、自分とまったく同じ姿をした少女が映り、彼女は自らを「アリス」と名乗った。 鏡越しに語り合い、孤独を埋めるように仲良くなる二人。 しかし次第に、ありすは現実世界でうまく馴染めなくなっていく。 鏡のアリスの言葉が、いつしかありすの中で“正しい答え”になっていった。 ※この作品は他サイトにも掲載しています、こちらは修正したものとなっています。
大賞ポイント 15pt
文字数 26,916 最終更新日 2026.03.06 登録日 2026.02.26
451 stay
ミステリー 連載中 長編 R15
Ryo Kuroda, a 25-year-old former police officer dismissed for his lack of physical strength, hoped to start fresh as a private detective. One night, he saved a very unnatural-looking cat from a pack of shadowy creatures. In return, the cat "blessed" him with a wish — for more clients. It worked. A little too well. What sounded like a stroke of luck quickly became a never-ending nightmare, as his office was soon flooded with the strangest and most unbelievable cases imaginable. But with each strange case comes a lingering unease. Patterns that shouldn’t exist. Clues that feel too intentional. Ryo begins to suspect an unseen hand is pulling the strings behind the scenes. With nothing but his sharp mind, stubbornness, and an ever-growing headache, Ryo is forced to navigate a world where the supernatural is very real and very troublesome. Ever since that cat granted his wish, a normal client might as well be a fantasy. Now, he finds himself dragged into Hidden Lands on Earth and Strange Realms beyond… where every case involves ancient legends, twisted fairytales, and forgotten folklore.
大賞ポイント 14pt
文字数 2,410,820 最終更新日 2026.03.09 登録日 2026.02.04
452 up
ホラー 完結 短編
俺が乗っていた電車が人身事故で止まってしまった。足止めを食らった駅で、電車の先頭を見に行くと、事故犠牲者の肉片が連結器に残っている。  それをスマホで撮影した俺は、足止めを食らった腹いせに『なんちゅうことさらすんじゃ! わしゃ急いでるんじゃぞ! 自殺するなら余所で死ねや! ボケ!』とツイッターに投稿した。  ところがしばらくすると、俺のツイッターに…… 『ボケとは失礼な。私は自殺などしていません。踏切の途中で、車椅子が立ち往生してしまったのです』  まるで犠牲者本人みたいな返信があった。  どうせ誰かのイタズラだろうと思っていたのだが……
大賞ポイント 14pt
文字数 7,774 最終更新日 2023.03.14 登録日 2023.02.26
453 up
ホラー 完結 ショートショート
 その車に放置駐車違反の確認標章を貼った駐車監視員はその場で死んでしまう。そんな都市伝説があった。  新米駐車監視員の英子は秋葉原の路上で呪いの車と遭遇する。  果たして呪いは本当なのか?
大賞ポイント 14pt
文字数 3,242 最終更新日 2019.11.12 登録日 2019.11.11
454 up
ホラー 完結 ショートショート
山へハイキングに来た少年は、一緒に来ていた友人とはぐれてしまい、地図にも載っていない山道を彷徨っていた。 そんな時、突然大雨に降られて少年は山小屋に逃げ込む。 そこで彼を待ち受けていたのは……
大賞ポイント 14pt
文字数 4,140 最終更新日 2019.04.21 登録日 2019.02.26
455 down
ミステリー 連載中 短編
何処にでもいる青年 小太郎は普通の人で これといったとりえもない男。 めちゃ善人てわけでもない。 しかし最近やたらと人助けする。 助けずにはいられない。衝動や情熱を感じていた。謎の男が現れてその深い訳を信じるようになるのだが サスペンスと善行が入り交じる。 さあ なんて日だ。
大賞ポイント 14pt
文字数 60,494 最終更新日 2026.03.17 登録日 2026.01.17
456 up
ホラー 連載中 ショートショート
灰色の現実に息苦しさを抱える相沢健太(24歳)。 彼が唯一「生」を感じられる場所は、フルダイブ型VRホラーゲーム『Terrorscape』の悪夢の世界だった。 痛みも匂いも恐怖も、すべてが本物。 攻略にのめり込むほど、現実は薄れ、境界は溶けていく。 そして彼は、創造主と呼ばれるラスボス“アーキテクト”の待つ最終ステージへ。 命がけの死闘の果てに、ついにクリア――ログアウト。 救われたはずのその瞬間、健太を待っていたのは、解放ではなかった。 【チュートリアルを終了します。】 ――この地獄は、まだ「本編」ですらない。 現実もゲームも飲み込む、終わりなき没入型ホラー。 最初の扉が開く音が、あなたの背後でも鳴り始める。
大賞ポイント 14pt
文字数 85,851 最終更新日 2026.03.15 登録日 2026.02.10
457 stay
ホラー 完結 長編
教師に嫌な目に遭わされ、悪友と喧嘩をした昼下り、小学六年生のイナがうたた寝から目を覚まさすと、世界から人が消えていた。検証の結果、どうやら世界を意のままに操る能力を得たらしい。力を使って好き放題しようと目論むイナだったが……。
大賞ポイント 14pt
文字数 98,742 最終更新日 2024.03.29 登録日 2024.02.29
458 stay
ホラー 完結 長編
友人からの借金取り立てを苦にして、遍路を装い四国まで逃亡した沖野真一。竹林に囲まれた小鞠地区に迷い込んだ彼は、人食い虎の噂を聞き、怪物を退治する力を自分は持っていると嘘をつく。なぜか嘘を信用され、虎退治を任されることになり……。
大賞ポイント 14pt
文字数 140,541 最終更新日 2024.03.24 登録日 2024.02.29
459 stay
ホラー 完結 長編
砂を噛むような日常を送る少年と、不思議な現象を引き起こす少女の、夢のような数日間の話。
大賞ポイント 14pt
文字数 63,779 最終更新日 2024.03.24 登録日 2024.02.29
460 stay
ホラー 完結 長編 R15
海難事故に遭い、青年は島に流れ着く。目覚めると目の前には銀髪の少女がいた。名前はシルヴァーで、島唯一の住人にして女王だという。青年から記憶を奪い、返してほしければ奴隷になれと命じた。青年は命令に従うことにしたが、シルヴァーは横暴で自分本位な少女だった。
大賞ポイント 14pt
文字数 97,053 最終更新日 2023.03.31 登録日 2023.02.28
461 stay
ホラー 完結 長編
二十七歳男性の私は、ベアトリーチェを追い求めている。次々に目の前に現れる不可解な現象や、甦る過去に翻弄され、立ち止まることを余儀なくされながらも、私は歩き続ける。
大賞ポイント 14pt
文字数 86,002 最終更新日 2021.03.22 登録日 2021.02.28
462 stay
ホラー 完結 長編
中学二年生の少年・楠部龍平は早起きをした朝、学校の校門に切断された幼い少女の頭部が放置されているのを発見。気が動転するあまり、あろうことか頭部を自宅に持ち帰ってしまう。龍平は殺人鬼の復讐に怯え、頭部の処理に思い悩む、暗鬱で孤独な日々を強いられる。
大賞ポイント 14pt
文字数 118,617 最終更新日 2021.03.31 登録日 2021.02.28
463 stay
ホラー 完結 長編
青年・佐々木タカツグはいかなる道のりを経て破滅に至ったのか。その不完全で不安定で詳細な記録。
大賞ポイント 14pt
文字数 96,356 最終更新日 2020.05.10 登録日 2020.04.30
464 stay
ホラー 完結 長編
十八歳の青年・湯川健次は、働く意思を持たず、買い物の際に釣り銭を受け取らないというポリシーを持つが故に、困窮の危機に瀕していた。些細なことに苛立つ日々の中、スーパーマーケットで商品を傷つける少女に出会い、激しく惹かれる。少女へと接近を試みる過程で、中学生の時の同級生・遠藤寺桐と偶然再会し、歪んだ日々が一層歪み始める。
大賞ポイント 14pt
文字数 66,374 最終更新日 2018.12.26 登録日 2018.12.14
465 down
ミステリー 完結 長編 R15
前半は、とある地方都市に暮らす公務員のおじさんが人助けをする話です。 後半は神社のせがれが恋を実らせる話です。
大賞ポイント 14pt
文字数 114,760 最終更新日 2026.02.21 登録日 2026.02.18
466 up
ミステリー 完結 長編 R15
探偵は女には向かない誰かがそんなことを言った。 10年前、少女だった彼女は闇のコンテナに監禁され、髪が一夜で白くなった。 それでも探偵を続ける紫微綾は、ある女子高の連続失踪事件に挑む。 表向きは「家出」扱いされる事件の裏に、10年前の組織の残党と、新たな人身売買の影が浮かぶ。 潜入、銃撃、ナイフの閃き——彼女は再び闇に挑む。 今度こそ、過去の鎖を断ち切るために。 ※本作はフィクションです。登場する地名(愛知県名古屋市中区栄 ほか)や施設・店舗・団体・人物・出来事は実在のものと関係ありません。 ※作中の法律・制度・料金・店舗運用の描写は演出上の表現で、実際と異なる場合があります。 ※違法・危険行為や未成年の飲酒・喫煙・風俗利用を容認・推奨する意図はありません。 模倣はお控えください。 ※記載の商標・商品名は各権利者に帰属します。
大賞ポイント 14pt
文字数 138,674 最終更新日 2026.01.02 登録日 2025.10.17
467 down
ホラー 連載中 長編 R15
【重要:公開にあたっての注記】  本作は、拙著の『【完結】本当にあった怖い話 ~実話怪談集『図書館の“あれ”』・『旅先の怪』・『負のパワースポット』~』収録『図書館の“あれ”』において断片的に語られた事象を、その後入手した「最新の調査資料」および「失踪者の通信ログ」に基づき、時系列を追って再構成した【長編リライト版】です。  短編版では語りきれなかった「外堀沿いの呪術的構造」や「不可解な流出映像の真実」に迫る、本事件の決定版となります。  また、本作は他サイトにて公開した記録に、新たに発見されたログの書き起こし、および未公開の画像資料を反映させた【最終改稿版】となります。  知人から託されたのは、ある失踪事件を巡る断片的な通信記録と、極めて支離滅裂な手記でした。  その資料には、私が以前発表した実話怪談への異常なまでの執着と、戦慄すべき符号が綴られていました。  私は、この失踪者が残した“空白”を埋めるため、一人称の物語として再構成せざるを得ませんでした。これはもはや、私一人の創作ではありません。  あの日、外堀で“何か”に接続してしまった者たちとの共同作業です。  固有名詞は仮名ですが、凄惨な事実は可能な限り再現しています。  ※閲覧は自己責任でお願いします。読後に生じた体調不良等の責任は負いかねます。 --- 【閲覧注意】現在、千代田区周辺の大学で起きている事案について  本記録は、2025年11月以降、東京都の外堀沿い(市ヶ谷・四谷・飯田橋)にある大学図書館で相次いで報告されている「異常事態」の調査報告書である。  発端は、SNSに流出した防犯カメラ映像だった。  深夜の書庫、壁を凝視したまま静止する者。  顎が外れんばかりに口を開け、天井を仰ぐ学生。  大学院生・芦沢紗月は、その怪異を追うなかで、ある実話怪談へ辿り着く。  中臣悠月・著『図書館の“あれ”』。  そこには、かつて同エリアで起きた院生の凄惨な末路が予言のごとく記されていた。  精神の崩壊。脳の疾患。そして――説明のつかない死。  江戸城外堀の曲線に沿って、目に見えない「汚染」が広がっているのか。  これは単なる都市伝説ではない。  もし今、あなたの隣にいる学生の目が焦点を失っていたら。  あるいは、あなた自身が原因不明の頭痛を感じていたとしたら。 「読んで、いいのか?」  そう疑念を抱いた時点で、あなたもすでに「接続」されている。
大賞ポイント 14pt
文字数 3,514 最終更新日 2026.03.02 登録日 2026.02.28
468 down
ミステリー 連載中 長編 R15
「君に解いて欲しい謎がある」 図書館司書として働く東條栞の元に、ハルと名乗る男がやってきた。 その男は何やら栞を知っている様子だが、なぜか自分が探偵であることしか教えてくれない。 最初はただの変な男だと無視するつもりだった栞だが、妙な事件の目撃者となり、気がつけばハルに協力することになって……?
大賞ポイント 14pt
文字数 804 最終更新日 2026.02.28 登録日 2026.02.28
469 down
ホラー 連載中 長編 R15
 ――本当にいけないことをしたと分かっています。  誰もが憧れる有名女優Mと結婚し、二児を授かった幸福の絶頂にあるはずの俳優兼歌手である藤春清高は、世間を騒然とさせる記者会見を行った。彼はスペインに高飛びするが目論見は別のところにあり……。  不倫を行う当事者、家族、子どもたちが受ける被害、差別をリアルに描いた一話完結型の短編集。  モキュメンタリー/ミステリー/ホラー要素あり。
大賞ポイント 13pt
文字数 36,571 最終更新日 2026.02.20 登録日 2026.01.10
470 down
ホラー 連載中 長編
​冬の夜気は、武御 雷(たけみ らい)の肺を奥まで凍りつかせるほどに冷たかった。 彼は、激しい鼓動を抑えながら、路地裏の闇を疾走していた。 ​靴がコンクリートを叩く音。自分の荒い呼吸。そして、視線の先を逃げる男の背中。 こどもの頃に眼鏡屋で眼鏡を作ったとき、カチャカチャとたくさんの度数のレンズを入れ替えて視力を測る独特な眼鏡をかけたことがある。 ​その正式名称が「検眼枠(けんがんわく)」、あるいは「テストフレーム」であることを雷が知ったのはこの事件がきっかけだった。 検眼枠はあの眼鏡型のフレーム自体であり、横に置いてあったたくさんの度数のレンズが入ったケースを、トライアルレンズセットということも。 目撃情報にあったその犯人らしき人物がその検眼枠をかけていたからだ。 ​最近では、機械の中に顔を乗せて、ボタン一つでレンズが切り替わる「フォロプター」という大きな機械を使うことも増えているが、実際に歩いてみて見え方に違和感がないか確認するときには、今でもあの「検眼枠」が欠かせないという。 そんな眼鏡をかけて街を歩き、人を殺す人間など、この国にはひとりしかいないだろう。警察はその情報をマスコミには流していなかったからだ。 そいつの衣服は、まるで結婚式の新郎のような真っ白なタキシードだった。 それも目撃情報と一致していた。 だが、つい先ほど奪われたであろう誰かの命……その鮮血によって、白いタキシードはどす黒く塗り潰されていた。 被害者はおそらく北斗七星にまつわる名を持つ女性だろう。 ​『星喰いの凶星(ステラ・ディヴォアラー)』 ​この数ヶ月、小さな地方都市を恐怖のどん底に陥れている連続殺人鬼はそう呼ばれていた。 北斗七星にまつわる名を持つ女性ばかりを、儀式のように屠っていたからだ。
大賞ポイント 13pt
文字数 101,395 最終更新日 2026.03.17 登録日 2026.01.19
471 down
ミステリー 完結 長編
チモシーは、免疫細胞の一種のヘルパーT細胞だ。ウイルスや細菌を宿主体内から駆除するのがヘルパーT細胞の役割だが、チモシーはその中でも免疫細胞に感染するバイロンというウイルスを撲滅させる使命を担っていた。 首都医科大学血液内科の医師東御兼瑠奈は、医局で突然倒れた。偶然近くにいた医局長の佐伯アリサが彼女を抱き起し、病棟に運んで診察した。瑠奈は細菌性の肺炎と診断され、即入院となる。抗生剤の点滴で瑠奈は回復に向かうが、検査の過程で彼女の免疫細胞数が減っていることがわかる。 体内(ミクロ)のドラマチックな出来事が、人間の世界(マクロ)の事件とどう結びついて行くのか。物語は体内と体外を行き来し、やがて「交殺点」で収束する。
大賞ポイント 13pt
文字数 96,257 最終更新日 2026.02.03 登録日 2025.12.28
472 down
ミステリー 完結 短編
「お世話になりました。お元気でお過ごしください」 華麗な淑女の礼(カーテシー)をして、去っていく女性。 何故、母上はこんなことを言うのか? 全ての謎は、10年前に遡る。 隠された王太子の過去の記憶に残る、悲しい愛の物語。 (小説家になろうさん、カクヨムさんにも載せています)
大賞ポイント 13pt
文字数 16,239 最終更新日 2025.05.13 登録日 2025.05.13
473 down
ホラー 完結 短編
時は昭和末期。夜中にドライブしていた四人の若者たちが体験した恐怖。 夜間にドライブする時は気を付けましょう。
大賞ポイント 13pt
文字数 3,425 最終更新日 2024.03.12 登録日 2024.02.07
474 up
ミステリー 完結 長編
霧に閉ざされた猶希村では、十三年に一度の祭りを前に、石碑「マツェヴァー」に刻まれた謎の言葉「クラーラー」が不気味な存在感を放っていた。だが前夜、村は襲撃され石碑は破壊される。割れた石に残るその言葉を見た少年・源太郎は、何かを悟る。 そして現代。刑事・宮下は、血を抜かれた痕跡のある女子高生殺害事件を追う。やがて十三年前の未解決事件との共通点、そして群馬の山域との接点が浮上する。石碑の「クラーラー」と、血を奪う連続殺人――二つの時代が不穏に交差し始める。
大賞ポイント 13pt
文字数 112,263 最終更新日 2026.02.22 登録日 2026.02.22
475 down
ホラー 連載中 長編
 祠を壊したらいけない。そんな言葉とともに育った小原遼は、家の庭にある祠がいつも気になっていた。あれを壊したらどうなるのだろう。しかし、そんな勇気はどこにもない。  ある日、遊びに来た光太郎が祠にサッカーボールを当ててしまう。その下にあったのは、人間の右腕だった。その日を境に、遼と光太郎は不可解な出来事に巻き込まれていく。
大賞ポイント 13pt
文字数 11,541 最終更新日 2026.03.09 登録日 2026.02.28
476 down
ホラー 完結 短編 R15
私は未成年の人殺しだ。 猟奇殺人犯、という奴だ。 そして、今は不登校に陥っている。学校にいても、何もかも馬鹿馬鹿しくなり、家で引き籠る事になった。そもそも学校なんてものは性に合っていないし、他人との会話はとてつもなくつまらなく感じられていた。
大賞ポイント 13pt
文字数 8,678 最終更新日 2026.02.28 登録日 2026.02.28
477 down
ホラー 連載中 長編
昨年末から流行している新型感染症「パナギア」は、6歳から18歳の女性のみが発症するウィルスである。 発症すると40℃以上の高熱に2週間うなされることになり、熱が下がったときには、ほぼ100%の確率で子どもが産めない体になっている、恐ろしい病気だった。 5月31日、城南大学医学部の村角 龍(むらずみ りゅう)・村角陽貴(はるき)両教授が、パナギアウィルスの画期的な感染・発症予防対策を発表した。 それは、スクール水着を日常的に着用することであった。 スクール水着により、女性の身体に適度な締め付けが加えられ続けることになり、その特殊なストレスによって免疫力が高まり、マスクやアルコール消毒以上の感染予防が可能になると同時に、発症防止も可能だという。 スクール水着着用時には、ニーハイソックスなどを履き、脚部にも適度な締め付けを加え続けることが推奨される。 尚、スクール水着は水やローションなどで濡れていると、感染や発症の予防効果の更なる向上が期待できる。 (表紙・挿し絵イラスト / SeaArt.AI)
大賞ポイント 13pt
文字数 106,954 最終更新日 2025.05.16 登録日 2025.03.20
478 down
ミステリー 完結 長編 R15
名探偵・城ヶ崎九郎と助手の鈴村眉美は謎の招待状を持って、雪山の中の洋館へ赴く。そこは、かつて貴族が快楽の為だけに拷問と処刑を繰り返した『残酷館』と呼ばれる曰くつきの建物だった。館の中には城ヶ崎と同様に招待状を持つ名探偵が七名。脱出不能となった館の中で次々と探偵たちが殺されていく。城ヶ崎は館の謎を解き、犯人を突き止めることができるのか!? ≪登場人物紹介≫ 鮫島 吾郎【さめじま ごろう】…………無頼探偵。 切石 勇魚【きりいし いさな】…………剣客探偵。 不破 創一【ふわ そういち】……………奇術探偵。 飯田 円【めしだ まどか】………………大食い探偵。 支倉 貴人【はせくら たかと】…………上流探偵。 綿貫 リエ【わたぬき りえ】……………女優探偵。 城ヶ崎 九郎【じょうがさき くろう】…喪服探偵。 鈴村 眉美【すずむら まゆみ】…………探偵助手。 烏丸 詩帆【からすま しほ】……………残酷館の使用人。
大賞ポイント 12pt
文字数 79,561 最終更新日 2023.03.23 登録日 2023.02.10
479 up
ホラー 連載中 短編
 版画家を目指している傀儡駱駝は、中々目がでない。公募に応募しても落選する日々が続く。  そんな彼の唯一の慰めは大阪十三の飲み屋街「卍楼」の一角、「麝香」にふらりと立ち寄り、そこで酒を呑みながら、意中の娘に声をかけられる事だった。 ーー娘は美しい、だがそれでなく清廉で、自分が常に美しく感じる自然の光を人間の肉体が偶然掴んだような、そんな存在だった。  やがて夏の或る日、駱駝は再び公募展で落選する。公募展に出した作品は娘の美しさを自分で作り得る中で最高の作品だったが、無惨にも結果は、彼にとって残酷だった。   傷心の駱駝は、ふらりと肉体を女の身体で慰めようと、風俗街を歩き始めたその初歩で、ホテルから男と出てきた娘をみてしまった。   衝撃が脳天を貫いた駱駝は狂い出すように、地面に突っ伏す。すると音をたてて目前に転がる瓶が見え、やがてそれを手に取った駱駝は何かを創り出しーーやがて十三の闇に消えた。  駱駝は何故、消えたのか。    本作はそんな彼を追う「私」が語る「怪人噺」であり、また「人間」の内面を見つめる作品です。
大賞ポイント 12pt
文字数 15,410 最終更新日 2026.03.16 登録日 2026.01.29
480 down
ホラー 完結 短編
何でも屋を営む粟島は、とある依頼を受け山に入った。そこで珍妙な生き物に襲われ、マシロと名乗る男に助けられる。 後日あらためて山に登った粟島は、依頼を達成するべくマシロと共に山中を進む。そこにはたしかに、依頼されたのと同じ特徴を備えた“何か”が跳ねていた。 「あれが……ツチノコ?」 ◇ ◆ ◇ 因習ホラーのつもりで書き進めていたのに、気付けばジビエ料理を作っていました。 ホラーらしい覆せない理不尽はありますが、友情をトッピングして最後はハッピーエンドです。 *追記 エピローグに関して、人によってはそれこそ蛇足であるとは思います。けれどやはりこの手の交流を描く上では必要であると考えましたので、ここに掲載いたします。最終話で物語本編は完結しておりますので、足は要らないという方は、そこで下山してください。
大賞ポイント 12pt
文字数 56,156 最終更新日 2025.08.01 登録日 2025.02.25
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