「紐」の検索結果
全体で324件見つかりました。
◆あらすじ◆
「鏡のなかに――」
信州の山奥、黒鏡湖のほとりに建つ双子の洋館「双影荘」。赤煉瓦の棟と白漆喰の棟が硝子の回廊で繋がれたその屋敷は、夭折した天才建築家・桐生蒼介が遺した最後の作品だった。
フリーライターの宗方凪は、蒼介の孫娘を名乗る女性から屋敷の取材を依頼される。到着した凪を迎えたのは、門に結ばれた赤い組紐、一拍遅れて動く鏡の中の影、そして壁の伝声管から漏れる正体不明の囁き声だった。
嵐が山道を断ち、外界との連絡が途絶えた翌朝、望楼で客の一人が死体となって発見される。閉ざされた館に残されたのは、七つの掟に縛られた住人たちと、建築家が仕掛けた鏡と音の迷宮。凪は記録者の立場を捨て、地下に封印された音叉の実験室、二枚の銀の指輪が開く八角形の密室、そして鏡だけが映すという「第五の顔」の謎に踏み込んでゆく。
やがて明かされる住人たちの告白は、論理でも怪異でも割り切れない「記録の空白」を突きつける。――鏡が嘘をつくとき、真実を書き留めることに意味はあるのか。
◆登場人物◆
宗方凪(42)――フリーライター。事実の記録を信条とするが、館の謎が信念を揺るがす。
影守霞(80)――影守家当主。七つの掟の番人。
影守夕映(20代後半)――寡黙な画家。虹彩異色。「鏡の守り人」。 影守朝凪(夕映と同年)――光学研究者。夕映の庇護者を自認する。
桐生紅(30代前半)――建築家・蒼介の孫娘。凪に取材を依頼した張本人。
鵜飼徳蔵(70)――双影荘の管理人。蒼介への忠誠が暴走する。
月島怜子(40代)――民俗学者。土着の鏡信仰「御影講」を追う。
黒田鉄次(50代)――甘い匂いのインクペンと古い管理日誌を持つ旅人。 征一――白棟に籠もる男。蒼介の実験の核心を知る。
文字数 56,231
最終更新日 2026.03.18
登録日 2026.03.11
商店街の裏路地、ひっそりと佇む古民家を改装した『落とし物預かり所・巡星(めぐりぼし)』。
ここへ届くのは、普通の落とし物ではありません。
それは、持ち主が「人生で最も強く、あの時に戻りたいと願った時と場所」に関連する、たった一つの、意味深い品。落とし物には、強い「後悔の念」が宿り、触れた者にその時の情景を伝えます。
元予備校講師の主人公・天原 暦(あまはら こよみ)は、祖父からこの不思議な預かり所を継ぎました。論理派だった暦は、カメラ、焦げた楽譜、片目のないテディベアといった、一つ一つの落とし物に触れ、持ち主の過去の物語と、心に秘めた後悔の核心を、繊細な共感力と鋭い分析力で解き明かしていきます。
暦の目的は、過去をやり直すことではなく、落とし物を返すことで、持ち主が過去を受け入れ、未来への一歩を踏み出すための手助けをすること。
心温まる日常の謎と、静かに流れるファンタジーが織りなす物語。
あなたがもし、人生で最も後悔した瞬間に生まれた落とし物を受け取ったなら、その時、何を捨て、何を選び直しますか?
これは、他人の「後悔」を紐解く中で、自分自身の過去と向き合い、未来を照らす星を見つける、再生と希望の物語です。
文字数 16,071
最終更新日 2025.12.10
登録日 2025.12.10
平和憲法のもと、象徴天皇として即位された今上天皇(明仁)の御代、平成の世は終わろうとしている。
歴史を紐解けば、日本という国は、天皇とともに歩んで来た、と言っていい。
しかし、その天皇も、順風だけで続いてきたわけではない。
幾度となく、天皇家は苦難の時代を経験してきた。
あるいは、今の時代こそ、まさにその時かもしれない。
順徳天皇の生涯を追っていくと、そのことを考えずにはいられなかった。
いや、そう思わないでも、なんと不遇な生涯であったことか。
筆者は、第八十四代天皇、順徳院に捧げる哀悼の物語として、これを書き上げた。
文字数 147,125
最終更新日 2018.01.14
登録日 2017.09.20
**現在、応募用の新作に全力を注ぐため、本作の更新を一時停止しております。選考終了後、または状況が落ち着き次第、必ず再開いたします!しばらくお待ちくださいませ。**
生きる事ですら魔力を必要とする世界で、無魔力者として生を受けたウォーレン公爵家の娘、ミルリミナ。
魔力がない事で常に生死を彷徨う大病に侵され、病弱な体を持て余していた。
そんな無魔力者のミルリミナが、魔力至上主義国家として有名なフェリシアーナ皇国の皇太子ユーリシア=フェリシアーナの婚約者に選ばれてしまう。
だが顔合わせでミルリミナの良くない噂が本当のことだと知り、皇太子と不仲に。婚約破棄されるだろうと思っていたが、なぜかそのまま5年の歳月が流れついに婚姻の儀が執り行われることになった。
その婚姻の儀の最中、ミルリミナは皇太子を狙った矢の盾となり命を落とす。
ミルリミナの亡骸の前で、ウォーレン公爵から噂が真実と異なることを聞かされ、己の行いを悔いるユーリシア。
失意の中で厳かに行われたミルリミナの葬儀の最中、突然ミルリミナの亡骸が暖かな光に包まれた。そのままミルリミナの体の中に吸い込まれ、ミルリミナは息を吹き返す。
魔力が全くない空っぽの体に聖女リシテアの力が宿り、再び生を与えられたのだ。
息を吹き返したミルリミナのもとに足繁く通うユーリシア。
ミルリミナに次第に惹かれていくユーリシアだが、ミルリミナは嬉しく思う反面、皇太子の盾になって死んだことへの罪悪感と、聖女としての自分が必要なだけだと思い込む。
そんな中、皇太子の命を狙った反政府組織「リュシテア」と共に姿を消したミルリミナ。
それは、自身の中に宿った聖女からユーリシアを守るためだった────。
歴史を紐解く王室ハイファンタジー、開幕────。
文字数 842,403
最終更新日 2026.01.08
登録日 2025.06.05
▷2022/02/24 沖田総司SS「泡沫の願い」完結しました!
▷2022/03/24 藤堂平助SS「蝶々結びの片紐」更新開始しました!
▷ただいま週2更新です!
壬生浪士組の一員として、幕末という激動の時代を駆け抜けようと決めた璃桜。
一生懸命に歴史に抗っても、残酷に廻っていく時計の針。
「……私を置いて、逝かないで」
「くそ餓鬼。いい子にしてろ」
叶わなくても届かなくても。
ただ傍にいることができるなら私は何も望まない。
私は貴方を護るって、そう決めた……。
笑いあり涙ありの新撰組の物語、ただ儚く君を想う2巻。
Start:2020/04/29
Goal :??????
文字数 123,330
最終更新日 2022.04.25
登録日 2020.04.30
ヒューマンドラマ×ホラー×ミステリー×サスペンス×BL×ファンタジー×恋愛…等々、揃えております。
好きなお題を召し上がれ
【1st】10/20-10/26
1.夜明け×傘 ⏩恋愛×シリアス
2 夢×残骸 ⏩ミステリー×ホラー
3 廃駅×少年 ⏩ファンタジー×ホラー
4 雨宿り×嘘 ⏩恋愛×シリアス
5 終電×花束 ⏩恋愛×コメディ
【2nd】10/27-11/2
6 真夜中×郵便ポスト ⏩ホラー×童話
7 氷の音×手のひら ⏩BL×キュン
8 灯台×約束 ⏩ホラー×サスペンス
9 ビニール傘×秘密 ⏩ホラー×社会人
10 夏服×扇風機 ⏩BL?×推し活
【3nd】11/3-11/9
全てのお題を使用 ⏩ファンタジー×ミステリー
11 夕暮れ×自転車
12 古本屋×香
13 駅前×ネオン
14 雨粒×ガラスのコップ
15 海岸×木の枝
【4nd】11/10-11/16
全てのお題を使用 ⏩ホラー×ミステリー
16 古い橋×靴音
17 夜空×花火
18 路地裏×猫
19 カフェ×他人
20 公園×落ち葉
【5th】11/17-11/23
全てのお題を使用 ⏩BL×シリアス
21 踏切×風
22 古い倉庫×光の差し込み
23 夜道×水たまり
24 駅×忘れ物
25 屋上×プランター
【6th】11/24-11/30
全てのお題を使用 ⏩サスペンスホラー×ファンタジー
26 商店街×猫の鳴き声
27 近道×落書き
28 本棚×埃
29 時計×針
30 橋×靴紐
【7rd】12/1-12/7
全てのお題を使用 ⏩絵本風×切ない
31 トースター×サボテン
32 傘×ピラミッド
33 コーヒー×カメレオン
34 ネクタイ×雷
35 電球×泡
【マイルール】
①お題の順番は厳守。
②1ページ(約1000字まで)に収める。
③全てのお題を使用する場合、必ずページ毎にお題を振り分ける。詰め込みNG。
また、②の条件は除外可。
※左側がお題、右側はストーリー傾向になります。
(ヒューマンドラマは必須の為、非表記)
※微グロ、胸糞、あります。
文字数 51,078
最終更新日 2025.12.28
登録日 2025.11.09
運命の輪は回ってあなたに巡り会う――ジャズ音楽BL。端正なサックス奏者×謎めいた微笑の青年ピアニストの孤独な生と愛。
注目され始めた28歳の青年ジャズピアニスト・高澤文彦。優しい物憂げな姿の奥に、人に見せない暗い心を抱えている。
恵まれない環境、厳しい人生ーー顔を上げ、微笑に変え、今夜もピアノを弾く。ジャズ仲間の竜野、セイとともに。
フェスの夜に、新進気鋭のサックス奏者・萩尾淳史と出会い、運命は回っていく。
天才、根なし草、色売り、様々な噂と嫉妬の中を、文彦は軽い微笑で通り過ぎていた。
しかし、端正な顔と冷たい眼をした淳史の、思いがけない魂に触れて、文彦は黒い過去を思い出していく。
交わることのないはずだった音楽の扉が、封印された過去の扉をひらく。
見守るように傍らにいる、武藤領一朗。彼が文彦の隣にいる理由とは?
文彦が手離せないリングは、誰からのものなのか?
貧困、崩壊した親、それゆえに文彦がたどった人生をめぐる。
絡まってもつれていく運命。紐解いて、ほどいて、そして必ず出会う。
愛は静謐なようでいて狂おしく、それでもなお、美しい。
大人のセンシティブストーリー。
自分史上、最も格好良い物語にできればと思います。
文字数 236,042
最終更新日 2020.01.11
登録日 2019.10.24
文字数 11,556
最終更新日 2021.08.15
登録日 2021.07.13
――与えられた役目は『勇者の支援』だった。
勇者として世界を救う事ではなく、世界を救う勇者を支援する事を命じられた青年は、前世の記憶と成熟した精神で幼い頃から鍛錬をしていた。
冒険者となり、様々な経験を得た彼は、正体を隠して『勇者の支援』を決行する。
魔王との戦争の『裏側』で戦っていたその男は、やがて『暗躍英雄』として伝説となった。
――というのが、『現在』から二年前の話。
山奥で隠居していた彼は、ある日を境に表の世界へ再び踏み出す事になった。
数多の事件。
紐解かれる過去。
そして青年は、本物の『英雄』へ返り咲く。
過去と現在が交錯して語られる青年の『後日譚《アフターライフ》』、ここに開幕!
文字数 54,282
最終更新日 2016.12.12
登録日 2016.11.11
大学四年目の俺は就活を失敗し続け、未来の見えないそんな不安と、周りが内定を貰っていく恐怖から逃げるように、苦手だった酒を煽り、俺は見事にそのあいだの記憶を失い、家でぶっ倒れていた。
そして、二日酔いに苛まれているところで後ろから声が聞こえてきたのだ。
聞いたこともない艶かしい声に俺はゆっくり振り返る。
そこにはとんでもない美人が心配そうな顔でそこに立っていた。
でも、この美人なお姉さん。容姿だけではなく内面もかなりぶっ飛んでいて……
文字数 22,602
最終更新日 2022.09.13
登録日 2019.09.20
丁度888年前
平安時代の末期
鎌倉幕府の初期
平家と源氏が争いに争い
長きに渡るその戦いは英雄を
続々と生み出して言った
カリスマ性で時代を治めた
源 頼朝
圧倒的的センスで最強
源 義経や弁慶
武士としての定評がある
北条時定
武勇とカリスマの
新田義貞
裏切りの英雄
足利尊氏
では、この時代の最強の武士とは……?
誰にも知られる事なく只々数多の戦場に現れ着実に戦果を出し
この時代に78歳の寿命まで生きたのが最強だった何よりの証拠
金子十郎家忠
最強と誰にも知られていないのも
実は戦略
本当にいた最強とは戦だけではなく
徹底的なロジカルシンギング
の生存戦略と情報戦の盤外から始まっていたのだ!
戦略とは生存である
生存しなければ戦略ではない。
そして、歴史への介入
金子十郎家忠に選ばれた者が
時代を作っていた。
生きていた時に作った情報統制のシステムが持ち過ぎてざっくり888年秘密が暴かれなかった。
歴史学における「新たなパラダイム(認識枠組み)」の発見そのもの
新しい歴史の紐解き方の公式の発見である!これはその事を証明するための物語
隠された歴史が現代に蘇る
歴史合戦ファンタジー
文字数 88,931
最終更新日 2026.06.19
登録日 2026.04.17
元々は惑星の神であった主人公、バラキエルが、世界規模の虐殺を行ったため、他の神からの神罰を受ける。その罪の名は「下級化転移の刑」
罪を犯したバラキエルは転生し、自らが脆く、貧弱な生物と蔑んでいた、人間となってしまった…。
転移先の人間は、普通の男子学生であった。その学生にはある問題があり、その謎を次々と紐解いて行くバラキエル。そして、その男子学生が死んだ理由、そして、その男子学生と深い関わりを持つ、1人の女子学生の存在。
そしてバラキエルは気づく、
自分がなぜ、この人間に転移したのかを…
文字数 16,675
最終更新日 2017.03.25
登録日 2017.03.23
「創業千年の我が白馬御嶽神社ホールディングスが大ピンチなのだ!」
東京の居酒屋『パラレル・ライン』で働く23歳の看板娘・長沢陽菜(ながさわ ひな)の元に、実家のクソじじいからかかってきた一本の電話。
それは、男を見る目だけが霊感ゼロの母親が「ツインレイを見つけた」と言って紐男と蒸発し、神社が千年間守ってきた北アルプスの霊的臨界点の調律仕事(宿題)を放り出したという大迷惑な報せだった。
実は陽菜の実家は、インバウンド向けの高級宿坊やスキー場を経営し、みなし寄付金を駆使して極限まで法人税を合法的に圧縮する、年商億超えのハイパーホワイトな超巨大神社ホールディングス!
警備はすべて民間軍事会社に完全外注、境内はドローンが巡回するサイバー神社だが、長沢家の血筋だけが担う「霊的な裏仕事」だけは外注できない。
「東京で私欲のために術を使うな」と五感ごと霊力を完全封印されていた陽菜だったが、おやき(好物)に釣られた銀髪の相棒・神獣デジットと共に、久しぶりに実家の『宿題ドリル』を片付けるため長野県白馬村へ帰省することに。
しかし、不在の母親がいなければ二度と霊力の再封印はできない。
おじいちゃんから「力を宿したまま生きていく覚悟はあるな?」と問われた陽菜は、サバサバと不敵に笑う。
「何言ってるのよ、おじいちゃん。私はもう子供じゃないわ」
解呪の瞬間、地下儀式室を震撼させたのは、東京でのバンド活動を経てバグレベルにまで成長していた規格外の霊圧――!
おやき狂いのツンデレ神獣と、霊力が完全に戻った居酒屋の看板娘。
二人の規格外なコンビが、最新のサーバーラックと陰陽術の結界陣が融合したサイバー祭壇を舞台に、山の怪異(世界のバグ)をパッション一つで歌い飛ばす!
現代サイバー陰陽術のグルーヴに身を任せる、爽快無双な帰省ファンタジー、ここに開幕!
文字数 34,868
最終更新日 2026.06.22
登録日 2026.06.15
静けさに満ちる薄暗い室内。
衣擦れの音が心地良く耳を打つ。
気怠げな眼差しで、濃密な夜の空気をたっぷりと纏わせた乙女はシーツの海を泳いで──
「オリヴィア!言い逃れはもう出来ないぞ!君の浮気の証拠は…んなっ!なんて格好を…!ふしっ、ふしだらな…いや!だらしな…っ!ああっ!折角考えてきた台詞が!〜っもう嫌だ!理解出来ない!貴女のその激しいオンオフの差は…!!俺は騙された!!この事を世間に…っ!とにかく!これで婚約破棄だーっ!」
麗しの伯爵令嬢は、自身の楽園、ベッドの上で肩からずり落ちたネグリジェの紐をそのままに、とろんと半開きのままの瞳で昼過ぎの寝室に押しかけてきた婚約者を見つめる。
「……それ、二度寝の後に話聞くのでいいです?」
♦︎
ある日突然、実家の爵位が目当てだった野心家の婚約者に一方的に婚約破棄を突きつけられた伯爵令嬢オリヴィア。
身に覚えのない疑惑の数々に、なぜか昔馴染みの現国王の孫にあたる第三王子が怒り心頭に。
更にはただの婚約解消だった筈が周囲を巻き込み思わぬ騒動に発展し──?
オンオフの激しい高嶺の花令嬢の婚約破壊騒動はありふれたハッピーエンドを目指す。
♦︎
本編完結済です。
いくつか番外編を更新予定。
文字数 62,690
最終更新日 2023.03.26
登録日 2022.11.02