「純愛」の検索結果
全体で2,553件見つかりました。
君が死ぬ前に、俺たちは一曲だけ奇跡を歌う。
人間には誰にだって明日が来るはずだ。そんな無意識の思い込みは、ただの脆い幻想に過ぎない。
人生がどうせ死ぬまでの暇つぶしだというのなら、せめて俺はこの息苦しい世界で、誰にも素顔を見せず、孤独にギターの弦を弾いてやり過ごすつもりだった。
――あの日、放課後の埃っぽい渡り廊下で、君の歌声に出会うまでは。
中学時代、親友の純也を突き放して以来、俺は誰にも心を開かなかった。
狐の面を被り、ネットの海にただ音を落とすだけの俺を、赤松陽菜は強引に陽の当たる場所へと引っ張り出す。
「生徒会選挙の応援演説、印象的でした。私と一緒に、文化祭のステージに立ってくれませんか?」
シャンプーの甘い香りと、夕陽に透ける琥珀色の瞳。
一等星のように眩しく笑う君の熱に当てられ、俺の止まっていた時間は再び動き始めた。
だけど、君は残酷な秘密を隠していた。
末期ガン。
暗闇のベッドで死の恐怖に震えながらも、君は俺の「明日」を救おうとしていたんだ。
これは、君が灰になって消えた後も、俺が胸を張ってこの残酷な明日を生きていくための――一瞬で永遠の、最高に美しい暇つぶしの物語だ。
文字数 73,123
最終更新日 2026.03.31
登録日 2026.02.28
クラウスは、自分の命を救ってくれたギルベルトを愛していた。だが、いつの日か、彼を殺さなければならない宿命を担っている。
ある日、クラウスは、皇帝の孫・16歳になったエドゥアルド・ロートリンゲン公にワルツを教える役を仰せつかった。だが実質は、女性パートナーの役を務めることだった。
この国の宰相は、エドゥアルドの血筋を絶やそうとしているのだ。
「お前は孕むことはあるまい、クラウス。彼に、いろいろなことを教えてやるがいい。女を抱こうという気を、金輪際起こさせぬほど、いろいろなことを、な」
【表紙画像】(人物)microsoft image creator (背景)aipict
登録日 2017.04.27
成望国の貴族令嬢、スイ(翠)は、物心ついた頃から、両親からも周囲からも疎まれていた。
そんな彼女に命じられたのは、父王の病に乗じて兄たちを排除して王太子になったと噂される、ネース国のテオフィロとの結婚。
この政略結婚の結末は……。
文字数 23,636
最終更新日 2025.05.07
登録日 2025.04.03
文字数 70,147
最終更新日 2025.03.09
登録日 2023.12.25
ーー止まったままだった時間が、春風に吹かれて、静かに動き出す。
学生時代、互いに惹かれ合いながらも、自然消滅してしまった二人。
社会人になった今、偶然の再会を果たした直哉と沙月は、止まっていた心の針をもう一度、動かし始める。
淡く、切なく、胸を締めつける再会と、すれ違い。
他の誰でもない、"あの人"だからこそ――
過去も傷も乗り越えて、もう一度、心と身体をつなぐラブストーリー。
「ねぇ、直哉。大好き」
春風にそっと背中を押されて、二人は未来へ歩き出す。
文字数 31,905
最終更新日 2025.05.11
登録日 2025.05.11
山奥のその小さなアトリエには、毎日、多くの人が訪れる。そこに展示されているものは、絵とは思えないほどに美しく輝いていて……でも何処か、哀しくって。それが観る人々の心を突き動かす。
中でも目を惹くのは金髪で青い瞳の女性の絵。青々とした森の中、白い歯を見せる彼女、木苺のカゴを抱える彼女、裸体でベッドに腰掛ける彼女……。それはまるで、生命を燃やしているかのように輝いていて、誰もの目を吸い寄せた。
特に、椅子の前に立てかけられたままのそのキャンバス……碧い月の下で手を繋いで微笑み合う男女の絵。『永遠』を手にしたその二人は非常に安らかで優しく、温かで……それを観る人は皆、涙した。
名もなき沢山の絵が展示された持ち主のない……だけれども、まるで月の輝きのように『永遠』を感じさせるそのアトリエは、『碧い月』と名付けられたのだった。
文字数 10,521
最終更新日 2020.04.21
登録日 2020.01.10
国一の実力を認められた俺。ゼノは、ある日国の第一皇女であるヴィクトリア様の専属騎士になるようにと辞令を受けた。
専属騎士になったことで彼女が人柱だと知った俺は、彼女の執務のためにスキンシップを取ることに…。
「早速で悪いのだけれど、抱きしめてもらえるかしら?」
慣れたように俺へ指示する彼女の要求を飲む。
専属騎士になるのは俺じゃなくてもいい。そう思っていたが、俺でなければならない理由があった…
それは…
騎士×皇女の話です。
お読みいただければ嬉しいです。
ほのぼの系です。
温かい目でよろしくお願いします。
文字数 107,935
最終更新日 2020.06.03
登録日 2020.04.30
「好きだよ」と告げれば「君が好き」と答えられる。「愛してるよ」と伝えれば「君を愛してる」と返事がある。そのことにクロードは満足していたが、彼には恋人エヴァレットに決して言えない秘密があった。
本当はただ寂しかっただけだなどとは、エヴァレットは知らないままでいい。
後味の悪い話(バドエン、バッドエンド)です。
嘘と狂気がぼんやりとテーマなので、人名元ネタは戯曲「ハムレット」のクローディアス王と、同戯曲を元にした絵画『オフィーリア』を描いた画家さんたちのお一人のお名前です。
文字数 20,409
最終更新日 2022.10.23
登録日 2022.10.22
高校一年生の上条悠斗は、同級生にして幼馴染の一ノ瀬綾乃が別のクラスのイケメンに告白された事を知り、自身も彼女に想いを伝える為に告白をする。
綾乃とは家が隣同士で、彼女の家庭の事情もあり家族ぐるみで幼い頃から仲が良かった。
だが、悠斗は小学校卒業を前に友人達に綾乃との仲を揶揄われ、「もっと女の子らしい子が好きだ」と言ってしまい、それが切っ掛けで彼女とは疎遠になってしまっていた。
中学の三年間は拒絶されるのが怖くて、悠斗は綾乃から逃げ続けた。
とうとう高校生となり、綾乃は誰にでも分け隔てなく優しく、身体つきも女性らしくなり『学年一の美少女』と謳われる程となっている。
高嶺の花。
そんな彼女に悠斗は不釣り合いだと振られる事を覚悟していた。
だがその結果は思わぬ方向へ。実は彼女もずっと悠斗が好きで、両想いだった。
しかも、綾乃は悠斗の気を惹く為に、品行方正で才色兼備である事に努め、胸の大きさも複数のパッドで盛りに盛っていた事が発覚する。
それでも構わず、恋人となった二人は今まで出来なかった事を少しずつ取り戻していく。
他愛の無い会話や一緒にお弁当を食べたり、宿題をしたり、ゲームで遊び、デートをして互いが好きだという事を改めて自覚していく。
存分にイチャイチャし、時には異性と意識して葛藤する事もあった。
両家の家族にも交際を認められ、幸せな日々を過ごしていた。
拙いながらも愛を育んでいく中で、いつしか学校では綾乃の良からぬ噂が広まっていく。
そして綾乃に振られたイケメンは彼女の弱みを握り、自分と付き合う様に脅してきた。
それでも悠斗と綾乃は屈せずに、将来を誓う。
イケメンの企てに、友人達や家族の助けを得て立ち向かう。
付き合う前から好感度が限界突破な二人には、いかなる障害も些細な事だった。
文字数 103,324
最終更新日 2025.07.20
登録日 2025.07.11
神のミスによって死んでしまった主人公はリボルバーと共に転生した。
転生した主人公には前世から願いがあったのだ。
これは願いを叶える為にリボルバーの引き金を引く物語。
文字数 21,115
最終更新日 2024.02.22
登録日 2024.02.06
「さて、ここで解け落ちた氷の話をしよう。氷から解け落ちた雫の話をしようじゃないか」
解け落ちた氷は、社会からあぶれ外れてしまう姿によく似ている。もともと同一の存在であったはずなのに、一度解けてしまえばつららのように垂れさがっている氷にはなることはできない。
「解け落ちた氷」と言える彼らは、何かを探し求めながら高校生活を謳歌する。吃音症を患った女の子、どこか雰囲気が異なってしまった幼馴染、そして密かに禁忌の愛を紡ぐ主人公とその妹。
そんな人たちとの関わりの中で、主人公が「本当」を探していくお話です。
※この物語は近親愛を題材にした恋愛・現代ドラマの作品です。
5月からしばらく毎日4話以上の更新が入ります。よろしくお願いします。
関連作品:『彩る季節を選べたら』:https://www.alphapolis.co.jp/novel/114384109/903870270
「解け落ちた氷のその行方」の別世界線のお話。完結済み。見ておくと、よりこの作品を楽しめるかもしれません。
文字数 191,400
最終更新日 2024.05.21
登録日 2024.04.28
アーデル王国の聖女として慕われ、王太子アレンとの婚約にも恵まれていたリリエル・カーネリア。日々、民を癒やし、国に尽くしてきた彼女の人生は完璧だった。
しかし、突如として全てが崩れ去る。「お前は偽聖女だ」—王太子からの冷酷な婚約破棄宣言と共に、彼女は「真の聖女」ルミエルの登場により偽物とされ、処刑台へと送られる。信じていた仲間、両親、そして国民全てに裏切られ、絶望の淵に立たされたリリエル。
その瞬間、彼女を救ったのは魔王ヴァルゼスだった。「お前を俺の妻にしよう。俺のものになれ」—この魅惑的な誘いに、リリエルは闇への第一歩を踏み出す。
聖女は闇に堕ちる。裏切られた純愛、最強の復讐劇。
文字数 67,091
最終更新日 2025.03.20
登録日 2025.03.13
最近、恋人の貴遠が、どこか遠くに感じる。
セックスのあと、うたたねをしている間に仕事にでていく彼を、咎めることができない。なぜなら、彼は完璧な恋人だったから。
そこへ、現れたのは大学内でも危険視されている男、加瀬。
美しく、狂った男は愁を犯し、笑う。
忙しい貴遠が帰ってくるのは一週間後。
身も心も加瀬の精に濡れ、堕ちた愁。『それ』は気付かないうちに、進んでいた。
◆登場人物◆
愁(シュウ)・ピアス好き、パンクファッションを愛する大学生。
貴遠(キオン)・愁の恋人。会社員をしている。
加瀬(カセ)・大学内でも危険視されている男。人形のような美形だが、危ない。ヤリチン。
冒頭からぶっ飛んでおり(すみません)、面食らってしまいがちですが読み進めると好きな方にはきっとハマってくれると思います。目指せ純愛!make love!
文字数 25,875
最終更新日 2019.11.25
登録日 2019.10.29