「看板」の検索結果
全体で459件見つかりました。
小野悠介は父親の仕事の都合で、T県の三崎町へと引っ越してきた。
新居となる家のエアコンの調子が悪く、不動産会社へ連絡をするも業務を委託している会社が繁忙期の為、こちらに来れるのが一番早くて六日後になるという。
夏休み中の悠介は、涼める場所を探して町を散策することにした。だが町唯一の公共施設である図書館は八月下旬まで改修工事で閉館中。
仕方がないので山手を歩いていると、古びた木製の看板を見つける。どうやらこの先に池があるようだ。
好奇心と涼を求め、悠介は看板の指し示す道を進んで行くがーー。
現代の田舎を舞台にした、妖しくも美しいダークホラーです。
文字数 20,142
最終更新日 2023.09.15
登録日 2023.09.15
もし本当に明日という日があるのなら、俺はここで死ぬわけにはいかない!
織田信長の姿としてぼんやりと記憶にあるのは、中学の時の教科書に記載されていた、掛け軸に描かれた色白でつり目の肖像画がなんとなくだけだ。その姿を思いだそうにも、はっきりと思い出せない。俺が最後に見た信長は、確か新着ゲーム看板のいかつい髭を生やしたもみあげのやたら勇ましい……。
「えー! 俺が織田信長!?」
この現象をもし異世界転生歴史タイムスリップというのなら、俺は直前に見た本能寺の変勃発の日である六月二日の、その三日前に信長に転生したことになる。
「マジか……」
意識が遠のく。強いめまいに襲われ、その場にバタリと倒れ込んでいた。
文字数 20,514
最終更新日 2025.05.09
登録日 2025.04.29
暗がりの市道。兄はいつもの帰り道に足を止め、ポケットの中で鍵の冷たさを確かめる。空気が重い。足音も車のライトも、どこか遠い。やがて──声がする。神とも悪魔ともつかない、ひんやりした声。
「蘇らせよう。ただし条件がある」 「条件って…?」 「倫理を、道徳を、裏返しに捨てることだ。生き延びるためにそれらを放棄するか、拒むか。選べ」
兄は短く笑った。笑いは冷たく、震え混じりだ。 「そんなもの、簡単に捨てられるか。妹を失うくらいなら、俺はそれを取らない」 声は色を変えずに続ける。 「ふうん。では、知らせておこう。お前の妹は数年前、こちらで送り込んだ。生きていればいいな」
言葉は薄く、残酷に落ちた。血の匂いが戻ってくるような気がした。兄の喉元を一瞬、誰かが掴む。問いが喉に詰まる。視界に映るのは見慣れた通り、見慣れた看板。だが彼の足は勝手に動き出していた。駅の改札を抜ける。商店街を抜ける。呼び止める声を探すように。
角を曲がると、妹はそこにいた。けれど立ってはいなかった。彼女の身体は路傍に寄り掛かり、服は裂け、血の線が舗道に細く描かれていた。誰も振り向かない。通行人は足を速めるだけだ。
「ミリア! ミリア!」
叫びが喉を切り裂く。胸を抉られるような沈黙の後、兄は何もできずに立ち尽くした。やがて、目に浮かんだのはあの声の冷たさと、告白のような一語だった——「生きていればいいな」。
静寂の中で、ナイフが落ちているのが見えた。女神が渡したという、ただのナイフ。彼はそれを拾い、血まみれの手で刃を確かめる。震えながらも、目は決まっていた。
「……必要だから」
次の瞬間、闇が深く、世界は回った。――ここから始まる、とだけ彼は思った。
文字数 13,517
最終更新日 2025.10.14
登録日 2025.10.04
アギトは定食屋の看板息子で、顔よし頭よし愛想よし。街で一番モテていた。ところが、王都から来た同い年のルーファスが、アギトを軽々と越えていく。いつしかすべてが二番手になったアギトは「打倒ルーファス!」をかかげ、今日も彼に挑んでいく。
文字数 4,148
最終更新日 2022.03.18
登録日 2022.03.18
神田にある、安くて旨いと評判の居酒屋「だるま屋」。看板娘のおみつには、腕のいい料理人で将来の婿養子と目される幼馴染の善三郎という許嫁がいた。しかし、ある夜、善三郎は大店の娘・おゆみを連れて店に現れ⋯⋯
登録日 2026.05.31
東京都内の美大に通う北条一花(ほうじょういちか)は、絵の才能が無いと落ち込み悩んでいた。自分が何を描きたいのかわからなくなり、このままでは夏休み明けに提出する製作課題を完成させる事が出来ない。
気持ちだけが焦る中、気分転換のために父と母、そして一花の三人でよく通っていた思い出のビストロ店へと足を運ぶ。吉祥寺の大正通りに存在するこぢんまりとしたその店は薄汚く荒れ果てており、扉には「close」の看板がかかっていた。しかし中から物音が聞こえ恐る恐る扉を開けると、そこにいたのは……床を転がりながら叫ぶ、長身のイケメンシェフだった⁉︎
腕前はピカイチのシェフは、なんと超絶弱いメンタルの持ち主だった。
才能はあるのに気分にムラがありすぎて店を閉店に追いやってしまったシェフを助けるべく、美大油絵学科の友人三人とともに一花は立ち上がる。
店の事に触れていく中、一花の心境にも変化が訪れ……。
これは吉祥寺のビストロ店を舞台にした、弱気なシェフと美大生四人のひと夏の物語。
文字数 87,481
最終更新日 2022.08.15
登録日 2022.07.27
15年間王国に尽くした聖女が、王太子の謀略によって「力を偽っていた」と断罪され、国を追放された。
海を渡った先の異国で、イレーネ・ヴァルクロアが始めたのは輸入雑貨店「月影亭」。
そして、その裏に密かに掲げた看板が、【復讐代行業】
「ご安心ください。後悔するのはあちら側ですわ」
謎の美少年ティオを相棒に、今日も誰かの理不尽な相手へ、元聖女が鉄槌を下す。
※短編連作です。第一章完結。第二章製作中。
文字数 20,447
最終更新日 2026.03.09
登録日 2026.03.09
公爵令嬢レイチェルは、婚約者の第二王子に衆人環視の中で婚約破棄を宣言され、学園から放逐される。
ジャンルを恋愛にしていますが、看板に偽りあり。かといって恋愛でもファンタジーでもないので微妙なところです。
若干の残酷描写があります。さらりと流してはいますが、小動物や魚をさばいて食料にするとか。
元娼婦であり、目に見える形で傷を負っているという人物もいます。
乙女ゲーム的世界ではありますがそのものではなく、明確な転生者もいません。
連載にしたくなくて頑張ったら長すぎたよ。
登録日 2017.08.01
「もう、頑張らなくていいよ。」
── そんな言葉を、誰かに言ってもらえたなら。
東京のデザイン事務所で働く藤原杏子(ふじわらあんず)(30)は、夢だったはずの仕事に追われる日々を送っていた。
努力しても報われず、息をつく暇もない毎日。
SNSには「家族と温泉旅行」「夢を叶えて独立」「旦那からのサプライズ」。
ふと、スマホを閉じて呟く。
「私、何のために生きてるんだろう。」
そんなある夜、仕事帰りにふと見つけたのは、静かに灯るカフェの明かり。
「月夜のカフェ」と書かれた木製の看板。
「心が疲れたら、ふらりとお立ち寄りください。」
── まるで、今の自分に向けられた言葉のようだった。
扉を開くと、そこにはゆったりとした時間が流れていた。
優しい灯り、本の並ぶ静かな空間、そして…不思議な店主。
「君には、これが必要だと思ったから。」
注文を告げる前に出された一杯のカフェラテが、杏子の心にじんわりと染み渡っていく。
── 「また、来てもいいですか?」
その夜の出会いが、彼女の人生を少しずつ変えていくことを、まだ知らない。
☕️ 「月夜のカフェ」で、疲れた心を癒す物語。
頑張りすぎているあなたへ、そっと寄り添う一杯を。
文字数 21,866
最終更新日 2025.02.01
登録日 2025.01.29
誰にも気付かれることなく 今日が終わる
いつもと同じようで 毎日違う僕
内心の荒波は 笑顔という看板で隠してしまった
大人になるほど 記号みたいに生きている
これで良いのかと思った
誰かに聴いてほしい心の声
僕自身に興味はなくても
紡いだ言葉を愛してほしい
そう願いながら書き記す
僕が見る世界の一部と全部
冴えない日々にも意味があるのだと
信じたい僕は詩を書いている
文字数 20,201
最終更新日 2026.07.14
登録日 2024.04.13
家族で営む宿屋兼食堂の看板娘としていつも頑張る私こと末っ子クラリス。
天使のように可愛い私といつもいじめっ子だと思われているお姉ちゃん。
虐められてないって本当のことを言ってもいつも信じてもらえないのはなんで・・?
そんなある日路地裏で聞き捨てならないことを話しているのを聞いてしまった。
大事なお姉ちゃんを守るため、妹の私は頑張ります!
ファミリーコメディ色が強いお話です。
どこかの異世界のゆるっとした国のお話です。
騎士X末っ子美少女
ですが、騎士は兄達に押されれています‥‥‥
2022年2月18日完結しました。
少しでもお楽しみいただけたら、嬉しいです。
よろしくお願いします!
文字数 30,893
最終更新日 2022.02.17
登録日 2022.01.28
葉桜康平(はざくらこうへい)、私立探偵。「幽霊案件大歓迎!」の看板を掲げる彼の事務所には、今日も悩める依頼人が訪れている。怯える娘を救ってほしい母の頼みは、葉桜の得意分野だ。警視庁の東雲(しののめ)警部とも懇意だが、彼には人には言えない秘密があった。常に寄り添い話しかけてくるのは、この世のものではない存在。不思議な力を持つと噂される葉桜にライターの加賀一咲(かがいさき)が近付き、悲劇の連鎖が始まる。交錯する愛憎の果てに待つものは――。
幽霊との行為があります。苦手な方ご注意ください。
全59話。
文字数 101,710
最終更新日 2025.04.25
登録日 2025.02.26
ある町外れに、お化けのお菓子屋という看板と掛けられた可愛いお店があった。なんとそこで売られているお菓子は全て、お化けのパティシエが作ったもの。そのお化けの名前はマリー。彼女には世界一のパティシエになるという夢があったが、志半ばで病気になって死んでしまった。しかしお化けになった今、彼女の作るお菓子は、たくさんの人を笑顔に出来る魔法のお菓子だった。そして今日も、お化けが作ったお菓子屋に誰かがやって来る。
文字数 1,911
最終更新日 2019.07.15
登録日 2019.07.15
あらすじ
ライゼン通りの一角にある小さな雑貨屋さん。そのお店には明るくて元気な看板娘が一人いました。雑貨屋の娘とお客達の日常を描いた物語である。
文字数 119,050
最終更新日 2026.04.10
登録日 2025.06.02
金沢・ひがし茶屋街。兼六園・近江町市場と並び、金沢を代表する観光地の一つだ。
大学合格を機に金沢で一人暮らしを始める事になった新田晴継は、春休みに新生活の下見も兼ねて観光で訪れていた。
歴史ある街並みをスマホで撮影していると、晴継の前にオッドアイの白い三毛猫が現れた。珍しい猫を撮影しようとポケットからスマホを出した拍子に自宅のカギが落ちてしまい、白猫はカギを銜えて逃げ出してしまった。慌てて追いかけていくが、白猫は一軒の家の前で止まったかと思うと銜えていたカギを建物の中に放り投げてしまった!
入口には“Trattoria・Gatto・Bianca”と記されている看板が掛けられており、どうやら飲食店らしい。でも、見た感じ高級感溢れる内装で、敷居が高そう……。
晴継はカギを返してもらうべく、お店の中に足を踏み入れた――!!
※『料理研究家リュウジ×角川食堂×カクヨム グルメ小説コンテスト』エントリー作品
◇この作品は『小説家になろう(https://ncode.syosetu.com/n3857hp/)』でも投稿しています。
文字数 12,882
最終更新日 2022.04.27
登録日 2022.04.27
『あなたの恋の相談、お聞きします』
古びた看板には、そう書かれていた。
興味を惹かれた私はお店に入ると、中は薄暗く、ガラクタが沢山置かれた棚ばかり。
狭い店内を進むと、スノードームの中に枯れた木が入っている不思議な物があった。
店主と思われる、綺麗な顔立ちの和装の男性。
「丁度いい、見ていくか?」
なりゆきで私は、恋愛相談にきた女性の話を店主さんと一緒に聞くことになって……?
◆◆◆
……桜は嫌いだ。
もう一度だけでも良い──、あなたに会いたい。
そんな小さな願いすら生涯叶わないのだと、脳裏に焼きついている桜に言われているみたいだから。
幼い頃の記憶。
あの日、あなたに見せてもらった満開の桜は鮮明に思い出せるのに。
あなたの声も顔も思い出せない──。
「愛してるって伝えたい」
嫌いだった桜が幸運の桜に変わる。
そんな日の、ちょっぴり不思議なお話です。
◆12/31
加筆修正をしました。
文字数 8,577
最終更新日 2023.08.05
登録日 2023.08.05
パン屋の看板娘であるマリナ・ベッカーは、近頃不可思議なパンの香りを感じるようになっていた。
街で事件が起こるのに合わせるようにパンの香りが鼻腔を刺激し、その後は事件自体がなかったことになっているのだ。
時を同じくして街に現れた奇妙な風体の少女。関連があると思い、事件のことを知っているかと問うマリナに、少女――ミレイはこう答える。
「……憶えて、るんですか……?」
ミレイは、『死ぬと過去のある地点に戻る』という能力を駆使して、街に起こる事件を解決していた。過去を改変することでその記憶は人々から失われるが、なぜかマリナだけはどちらの記憶も憶えていたのだ。
ミレイのことが放っておけなかったマリナは、彼女を自宅のパン屋に招く。徐々に交流を深め、絆を結んでいく二人。
しかしその陰では、黒いローブの集団――悪魔崇拝者が暗躍しており……やがて二人は、街を揺るがす大事件に巻き込まれていく……
これは、死のループに囚われた少女と、その死を唯一記憶するパン屋の看板娘が、街を脅かす事件に立ち向かいながら、互いに唯一無二の関係を築いていくファンタジー。
・小説家になろう、カクヨムでも掲載しています。
文字数 87,450
最終更新日 2025.08.13
登録日 2025.08.05
ローママフィアのボスと日本人のアオイ
彼らは波乱万丈の出来事の末、結婚し、ローマで暮らしていた。
セラとアオイは旅行先で立ち寄った保養地で奇妙なホテルを紹介される。ホテルの看板にはこんなふうに書かれていた。
”夢とロマンの幽霊ホテル。イタリア最大の心霊スポット。ヴァンピーロ城へようこそ。ファンタズマ・アルベルゴ”
半信半疑で二人はそのホテルに宿泊することにしてみるが
そこには本物のヴァンパイアと幽霊がいて~。。。。
※セラ×アオイ+ヴァンパイア×幽霊
※大長編シリーズ「華KAGEROU」のSSですが、本編を読まなくてもわかるように書いています。オカルト要素あり。
※R18あり。受け攻めの関係性は対等。場合によってはリバあり。作者がRシーンへのこだわりがあまりないため、知らずに地雷を放置してる可能性があります。地雷持ちの方はブラウザバックを推奨します。
文字数 19,456
最終更新日 2025.10.18
登録日 2025.10.05