「正」の検索結果
全体で18,222件見つかりました。
アウローラはスタンリー伯爵家の嫡女である。二人姉妹の姉であり、将来の伯爵家当主として後継教育を受けていた。
学園から戻ったその日、アウローラは当主である母に呼ばれる。
急ぎ向かった母の執務室で聞かされたのは、アウローラの婚姻についてであった。
後継である筈のアウローラが嫁ぐ事となった。そうして家は妹のミネットが継ぎ、その伴侶にはアウローラの婚約者であったトーマスが定められた。
ミネットとトーマスは、予てより相愛の関係にある。
一方、「望まれた婚姻」として新たに婚約を結んだのは、アウローラも噂で知る人物であった。
❇こちらの作品は、番外編をカクヨム様でも公開致しております。
❇後半より一部R18となります。ご不安な方は、気配を感じられましたら即バックor飛ばしてお読み下さい。
❇鬼の誤字脱字を修復すべく公開後にこっそり微修正が入ります。
「間を置いて二度美味しい」とご笑覧下さい。
❇登場人物のお名前が他作品とダダ被りしておりますが、皆様別人でございます。
❇100%妄想の産物です。妄想なので史実とは異なっております。
文字数 144,039
最終更新日 2024.12.27
登録日 2024.12.07
「貴様との婚約は破棄する!」
会場の視線が私に集中した瞬間、私は静かに微笑んだ。
「殿下、お尋ねしてもよろしいですか。
貴方が今夜のために国庫から流用なさった
八万四千二百三十七ゴルド——その端数の銅貨三枚は、
どちらに消えたのでしょう?」
会場が、静まり返った。
——だって殿下。
私、王宮会計監査局の見習いなんです。
数字は、嘘をつきません。
嘘をつくのは、いつだって、数字を書く人間の方です。
***
王宮会計監査局の第三等見習官であるエルナ・ヴァルトハイムは、公金横領の疑いがある第二王子フィリップを内偵するため、地味な令嬢を装い婚約者として監視を続けていた。
しかし、算術を忌み嫌う愚かな王子は、自らの罪にも気づかず、卒業舞踏会の場でエルナを糾弾。見目麗しい男爵令嬢との「真実の愛」を語り、身勝手な婚約破棄を突きつける。
「私が泣くと思って、わざわざこの場をお選びになったのですか?」
国庫を食いつぶす不正な支出の数々を、三年間鍛え上げた完璧な記憶力と算盤で、一銅貨の狂いもなく暴き立てるエルナ。
無慈悲な数字の羅列と証拠を前に、王子と男爵令嬢、そして欲深い共犯者たちは次々と崩れ落ちていく。
そして、完璧な断罪劇を見届けたエルナの直属の上司——王位継承順位第一位のレオンハルト殿下が、ついに歩み出てきて……?
※数字と規律を愛する冷静沈着なヒロインが、愚かな王子を容赦なく追い詰める爽快な「ざまぁ」短編(前6話)です。
文字数 11,176
最終更新日 2026.05.30
登録日 2026.05.30
大学柔道で全国大会を目指す高橋桜。技術も実力も十分にありながら、大事な場面で一歩を踏み出せない彼女に対し、元国体選手の父・正志は「覚悟が足りない」と考えていた。
敗戦をきっかけに始まったのは、父自身が若いころに経験した古い柔道修行の再現だった。
「今回だけ」という約束で身につけた六尺ふんどし。それはやがて毎日の決まりとなり、父の指示は睡眠、食事、練習、生活時間へと少しずつ広がっていく。そして最後まで桜が守ろうとした腰までの長い黒髪にも、父の支配が及ぶ。
「絶対に切らない」
そう拒絶する桜を、父は馴染みの床屋へ連れていく。
長い髪は鋏で切り落とされ、バリカンによって六ミリへ。ようやく伸び始めた髪は再び三ミリに刈られ、さらに五厘へ。そして全国大会が近づいたある日、ついには剃刀で完全に剃り上げられる。
桜は一度も坊主を望んでいない。
六ミリでも、三ミリでも、五厘でも、そして髪が一本もなくなるその瞬間まで、「嫌だ」「やめて」と拒絶し続ける。
それでも父は、自分がかつて受けた厳しい教育を「自分を強くした成功体験」と信じ、娘にも同じ道を歩ませようとする。桜が試合で結果を残すたび、それさえも父にとっては自分の方法が正しかった証拠へと変わっていく。
これは、スポーツに人生を懸ける父娘の成功物語ではない。
「お前のため」という言葉のもとで、一度だけだったはずの約束が日常へ変わり、指導と支配の境界が少しずつ失われていく物語である。
春になれば、髪はまた伸びる。
けれど、何度拒絶しても意思を無視され続けたあと、人は以前と同じ場所へ戻れるのか。
満開の桜の下、髪を完全に剃られた娘と、「娘のためだ」と信じ続ける父。その関係は、全国大会が終わっても終わらない。
文字数 13,013
最終更新日 2026.11.03
登録日 2026.10.24
伯爵令嬢、ローザリンデの夫はいつも彼女より仕事を優先させ、彼女を無碍にしている。
彼には今はもういない想い人がいた。
私と結婚したことにいい思いをしていないことは知っていた。
けれど、私の命が懸かっていた時でさえも、彼の精神は変わらなかった。
あなたが愛してくれないのなら、私は勝手に幸せになります。
吹っ切れたローザリンデは自分自身の幸せのために動くことにした。
※投稿してから、誤字脱字などの修正やわかりにくい部分の補足をすることがあります。(話の筋は変わらないのでご安心ください。)
1/10 HOTランキング1位、小説、恋愛3位ありがとうございます。
3/31 【第十九回恋愛小説大賞にて、奨励賞をいただきました!】
文字数 103,250
最終更新日 2026.09.16
登録日 2026.01.06
地球の磁場が裂けるその場所に、彼はいた。
飄々とした笑顔の裏に、かけがえのない人を亡くし、消えない喪失を抱えながら。
見えない力に魅せられ、世界を渡り歩く青年、カイト。
――その正体は、二十歳を前に学位論文を書き上げた、天才物理学者。
古文書に残る赤いオーロラ、地磁気の反転、そして宇宙から墜ちてきた隕鉄――ウィドマンシュテッテン構造。そこには、普通なら一瞬で消えるはずの量子情報が、壊れ(デコヒーレンス)を免れて眠っていた。
謎を追い、辿りついたのは、世界の頂。
――そう信じていた。足元が崩れる音を、聞くまでは。
すべては二千年前、ある軍師が仕掛けた策。
宇宙のはじまりに引き裂かれた、光子の片割れ同士。どれほど離れても呼応する――量子のもつれ。
消えない情報が、ひとつの〈座標〉で再会する。それを結び直すのは、誰かの選択――
魂が生まれ変わる物語ではありません。
実在する物理学をSFに仕立てていますが、予備知識も、数式もいりません。
⋆・゜゜・.━━━━✦ ☽ ✦━━━━・゜゜・.⋆
本作は、瀏亮に響く光子~記憶の座標~の別冊ですが、この章から読み始めていただけます。
文字数 74,399
最終更新日 2026.11.04
登録日 2026.10.25
【愛ゆえ狂っていく男たちと、ヤンデレ製造機なヒロインの話】
セレナは、三度の人生を生きている。
一度目の人生では、婚約者だった王子アルベルトに信じてもらえず、悪役令嬢として処刑された。
二度目の人生では、アルベルトのもとを去った。
隣国の皇太子レオンと出会い、恋をして、彼の妻になった。
そして、三度目。
二度目の記憶がないセレナは、かつて自分を処刑したアルベルトと結婚していた。
三度目のアルベルトは、以前とは違う。
セレナを疑わない。
彼女の意思を尊重する。
そして、少々重すぎるくらいにセレナを愛している。
夫婦としてようやく幸せになれた。
――はずだった。
そんな二人の前に、レオンが現れる。
セレナにとっては、親しい隣国の皇太子。
けれどレオンは覚えていた。
二度目の人生でセレナと夫婦だったことも。
彼女を愛していたことも。
そして、彼女を失ったことも。
今の夫か。
前の人生の夫か。
二人の夫の執着と愛情を存分に注がれた元悪役令嬢の選択は。
※癖が強い愛がお好きな方向けのお話です。
_________________________________________________
※この作品は単体でも読んでいただけますが、過去の出来事も同時に読んでいただけますとよりお楽しみいただけます。
◆2回目の人生(レオンルート)
「処刑まであと7日。悪役令嬢はもう何もしません」※完結済
https://www.alphapolis.co.jp/novel/962798168/973078564
◆3回目の人生(アルベルトルート)
「私を処刑した王子を6歳から矯正してみます」※完結済
https://www.alphapolis.co.jp/novel/962798168/260079262
文字数 116,781
最終更新日 2026.11.04
登録日 2026.09.21
*タイトルを極上Dr.の甘美な誘惑―罪深き深愛に溺れて-に変更いたしました。
メインキャラの設定の見直しのため、随時、加筆修正版&次話を更新していきます。
「もう会うこともないだろうが……気をつけろよ」 彼女は少し笑いながら、こくりと頷いた。 それから一緒に眠りに落ち、目覚めたのは夜が明けた頃。 年上男性×年下少女の重ねる甘く危険な罪。両片思いのすれ違いじれじれからハッピー甘々な展開になります。
階段から落ちたOLと医師のラブストーリー。
青の子供時代のエピソードは、
fall in blueや、他シリーズの
four seasonsにて。
文字数 832,694
最終更新日 2026.11.04
登録日 2022.04.04
悪徳親戚に家財や領地を奪われ、平民の薬師として街の片隅で生きてきた元伯爵令嬢のコレット。
ある激しい嵐の夜、彼女は川岸で瀕死の美青年を救い出す。
「アル」と名付けられた彼は記憶を失っていたが、コレットの手当てと日々の同居生活の中で二人は惹かれ合い、やがて嵐の夜に一度だけ固く結ばれる。
しかし、彼の正体は王国屈指の権力を誇るヴァルハイト公爵家の長男・ルードヴィッヒだった。
記憶を取り戻した彼から熱烈に求婚されるコレットだったが、自らの身分と彼を取り巻く陰謀、そして王都にいる婚約者候補セシリアの存在を想い、その想いを断ち切って冷たく拒絶する。
さらにその直後、コレットのお腹の中にアルとの子供が宿っていることが判明する。
愛する我が子を貴族社会の泥沼から守るため、コレットは一人ですべてを捨てて姿を消す決意をする。
一方、愛する女性と我が子の存在を知らぬまま去られたルードヴィッヒは狂おしいほどの執着に囚われ、全土を巻き込む捜索を開始するのだった――。
*小説家になろうにも投稿しています。
文字数 49,594
最終更新日 2026.10.15
登録日 2026.10.04
「お姉様も、もう泥遊びは終わりにできるわね」
妹の婚約披露のため、明朝から薬草園を掘り返す。父はそう正式に命じた。
そこは、王太子殿下の解毒薬を作れる、たった一つの薬草園だ。
伯爵令嬢リディアは、亡き母から受け継いだ銀星草を育てる薬用区画主任。完成薬は十二本。今ある危険には備えられても、園を失えば、次の一本は作れない。
「必要になれば、お前が別の場所でまた育てればよい」
「だって、それがお姉様の仕事ですもの」
壊すのは自分たち。直すのは姉。父と妹は、当然のようにそう考えていた。
けれど、もう埋め合わせるつもりはない。
リディアは完成薬十二本を施療院へ移し、種と挿し穂を避難させ、夜明け前に始まった掘り返しを、薬用区画主任の権限で正面から止める。
「ここは母が作った園です。そして今は、未来の患者の園です。どちらも、あなたの披露の飾りにはしない」
黒く変色した根を前に、王太子殿下が現場へ立った。妹の言葉は、書記官の手でそのまま記録される。
父は総監の職を失い、妹は望んだ舞台のすべてを失った。
そして殿下が問う。「園を残せば、それでよいか」
「いいえ」
リディアが求めたのは、園の存続だけではない。母と自分の名を功績として記録に刻むこと。そして、誰か一人の一存では二度と潰せない仕組みを、自分の手で作ること。
危機対応を一人で抱えてきた王太子付き侍医テオドールと、働き方も、その先の関係も、自分たちで選び直していく。
全7話・完結。ざまぁと職業的名誉回復、そして相互尊重のハッピーエンドです。
文字数 14,708
最終更新日 2026.07.31
登録日 2026.07.31
貴族の伝統が根づく由緒正しい学園、ヴァルクレスト学院。
そんな中、初の平民かつ特待生の身分で入学したフィナは卒業パーティの片隅で静かにグラスを傾けていた。
すると隣国クロニア帝国の王太子ノアディス・アウレストが会場へとやってきて……。
文字数 4,772
最終更新日 2025.11.23
登録日 2025.11.23
気が強く、ほぼ一人でダンジョンを攻略している勇者ルカ。
だが、ある一回の失敗からおもらしが癖になってしまい……
荷物持ちの連れ(正体は魔王⁉)におもらしからえっちなお世話までされてしまう短編小説集!
ルカ(勇者)受け
171cm
金髪ボブ、碧眼
気が強い。立ち直りは早い。
アルバのことは拾った猫のようなものと思ってる。
アルバ(荷物持ち、魔族)攻め
198cm
癖毛の黒髪。黒目。右目を隠している。
支配欲強め。
ルカで遊ぶのが最近のマイブーム。
※この物語はフィクションであり、実在の人物・団体とは一切関係ありません。
また、屋外排泄は予想できない渋滞の発生時やトイレの無い山中などでは緊急避難として許される場合もありますが基本的には軽犯罪法違反です。トイレを使用しましょう。
イラスト:かろ丸
漫画も見てね☆
https://www.alphapolis.co.jp/manga/911288073/266904825
文字数 106,862
最終更新日 2026.07.31
登録日 2023.08.12
偶然だなんて、こんなよく出来たことってある?
巷で話題の小説も、令嬢たちに人気の演劇も、秘めた話の現場は図書室って相場が決まってる。
けれど目の前で愛を囁かれてるのは、私の婚約者なのだけれど!
「アダムとイヴ」
「ままならないのが恋心」
に連なります。どうぞそちらも合わせて二度お楽しみ下さい。
❇こちらの作品は、他サイトに別名義にて短編連載致しております。こちらの作品を加筆修正の後、ごく短めの短編として連載するものです。
❇100%妄想の産物です。
❇あぁ今日も頑張った、もう寝ようって頃にお気軽にお読み下さい。
私も、ああ今日も妄想海岸泳ぎ切った、もう寝ようって頃に書いてます。
❇妄想スイマーと共に遠泳下さる方にお楽しみ頂けますと泳ぎ甲斐があります。
文字数 2,834
最終更新日 2024.05.15
登録日 2024.05.15
旧副題:~ちなみに勇者さんは、レベル54で、獣の森をようやく踏破したところだそうです~
オイラはノア。
オイラの父ちゃんは、『神の鍛冶士』とまで言われた凄腕の鍛冶士……なんだけど、元冒険者の母ちゃんが死んでからというものの、鍛冶以外ダメダメの父ちゃんは、クズ同然の鉱石を高値でつかまされたり、伝説級の武器を飲み屋のツケに取られたり、と、すっかりダメ親父。
今では、いつも酔っぱらって、元・パーティメンバーからの依頼しか受けなくなっちゃった。
たまに依頼が入ったかと思うと、
「ノア!
オリハルコン持ってこい!」
「ないよ、そんなの!?」
「最果ての亀裂にでも行きゃ、ゴロゴロ落ちとるだろ!」
「どこだよ、そのムチャクチャ遠そうなトコ!?」
てなわけで、オイラの目下の仕事は、父ちゃんが使う鉱石拾いと素材集めってわけ。
そして、素材を集めるため、何度も強敵に挑み続けたオイラは、ついに気付いてしまった。
魔獣は、何も、殺さなくても素材をドロップしてくれること。
トドメさえささなければ、次に行くときまでに、勝手に回復して、素材を復活させてくれていることに!
かくして、オイラの地下倉庫には、伝説の勇者が、一生を通して数個しか入手できないような素材が、ゴロゴロ転がることとなる。
「父ちゃん、そろそろオイラにも、売り物の剣。打たせてくれよ」
「百年早いわ、バカモノ……ひっく」
「……じゃあしょうがない、ご近所さんに頼まれた草刈り鎌でも作るか。
マグマ石とアダマンタイトの合金に、火竜のウロコ、マンティコアの針を付与して。
出来た、ノア特製・雑草の燃える鎌!」
「……!?
お前、なんでそんなの持ってるんだ!?」
「え?普通に、火竜からプチッと」
最強鍛冶見習い・ノアの、常識外れの日常と冒険の物語。
三巻以降のストーリーを加筆修正中。今まで公開してきたお話を引き下げることがあります。
文字数 1,034,982
最終更新日 2024.11.18
登録日 2019.04.30
❖11/3完結・全86話(挿絵あり)❖第14回BL大賞参加中!投票ありがとうございます!❖
20歳美容専門学生×42歳美容師のハプニングスケベと、ゲイバーママ×天然おじさんの性癖エロ。2本立てでお送りする、明るく楽しいおじさん受け・年下攻めBLです。ハピエン&完結保証。R18シーン多め。
【表題作CP】[ 美容専門学生×美容師 ] ※受け視点
五十嵐大和は困惑していた。なぜ、どうして、閉店した自分の店で、20歳以上も年下の男に剥き出しの股間を覗き込まれている――?
美容専門学生(20)×美容師おじさん(42)、剃毛を巡る攻防の行方は果たして!?
【スピンオフCP】[ ゲイバーママ×天然おじさん ] ※攻め視点
ある晩店にやってきたのは、スーツ姿の癒し系美人。四十路目前とは思えない初心さに、つい手を出してしまったママのエリナ(本名:鷲尾玄治)だが……。
フェラやらイラマやら、汁だくエロから始まる大人の恋。
NSFW表現を含むエピソードは*、性描写を含むエピソードは**がタイトルにつきます。
※本作品は個人発行の同人誌「お前に~ないっ」シリーズ(本編完結済み・番外編続刊)のWeb連載版(再録)です。掲載は本文のみです。
※本文の内容は同人誌版と同一ですが、Web掲載用に改行等のレイアウト調整・一部テキスト修正を行っています。
※本作品はムーンライトノベルズ様にも重複投稿しています。
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※同人誌版の電子書籍は、電子書籍ストア BOOK☆WALKER様にて最新刊まで配信中です。おまけページ・特典付き作品あり。
※同人誌版の紙書籍は、コミコミスタジオ様にて一部作品のお取扱いがあります。
文字数 167,904
最終更新日 2026.11.03
登録日 2026.10.09
【続編の連載を始めました。そちらのほうもよろしくお願いいたします】
近代において日本の犯罪事情は大きな変化を遂げた。理由なき殺人、身勝手な殺人、顔の見えぬ殺人――。常軌を逸脱した事件が日常の隣で息をひそめるような狂った世界へと、世の中は姿を変えようとしていた。
常人には理解できぬ思考回路で繰り返される猟奇事件。事態を重く見た政府は、秘密裏に警察組織へと不文律を組み込んだ。表沙汰になれば世の中が許さぬ不文律こそが、しかし世の中の凶悪事件に対抗する唯一の手段だったのだから。
その男の名は坂田仁(さかたじん)――。かつて99人を殺害した凶悪猟奇殺人犯。通称九十九人(つくも)殺しと呼ばれる彼は、数年前に死刑が執行されているはずの死刑囚である。
これは死刑囚であるはずの凶悪猟奇殺人鬼と、数奇なる運命によって対凶悪異常犯罪交渉係へと着任した刑事達が、猟奇事件に立ち向かう物語。
スナック【サンテラス】の事件奇譚に続く、安楽椅子探偵新シリーズ。
――今度は独房の中で推理する。
【事例1 九十九殺しと孤高の殺人蜂】《完結》
【事例2 美食家の悪食】《完結》
【事例3 正面突破の解放軍】《完結》
【事例4 人殺しの人殺し】《完結》
イラスト 本崎塔也
文字数 608,329
最終更新日 2023.09.26
登録日 2016.08.31
白蛇様の婿入り婚 恋を煎じて、愛を呑む。
レンタル有り旧題:恋を煎じて、愛を呑む。
第9回キャラ文芸大賞─奨励賞
大正末期。妖怪と人間の混血種族である「妖族」が社会的地位を獲得している時代。
漢方屋『矢尾板堂』の一人娘・矢尾板菜佳に縁談が舞い込む。
店のため、父のためと、白嵜家三男・橙司と結婚した菜佳。これで矢尾板堂も安泰かと思われたが、橙司は妖族としての才を持ち合わせておらず、白嵜家から追い出されるように婿入りさせられたのだった。
下町育ちの真っ直ぐな心根の娘と、不器用で控えめな青年。婚姻から始まったふたりの関係は、生活を経て少しずつ変化していく。
大正浪漫×婿入り婚姻譚
二人が愛を知って本当の夫婦になるまでの物語。
文字数 114,205
最終更新日 2026.10.13
登録日 2025.12.15
10歳の頃から伯爵家の嫁になるべく厳しい花嫁修業を受け。
貴族院を卒業して伯爵夫人になるべく努力をしていたアリアだったが事あるごと実娘と比べられて来た。
実の娘に勝る者はないと、嫌味を言われ。
嫁でありながら使用人のような扱いに苦しみながらも嫁として口答えをすることなく耐えて来たが限界を感じていた最中、義妹が出戻って来た。
そして告げられたのは。
「娘が帰って来るからでていってくれないかしら」
理不尽な言葉を告げられ精神的なショックを受けながらも泣く泣く家を出ることになった。
…はずだったが。
「やった!自由だ!」
夫や舅は申し訳ない顔をしていたけど、正直我儘放題の姑に我儘で自分を見下してくる義妹と縁を切りたかったので同居解消を喜んでいた。
これで解放されると心の中で両手を上げて喜んだのだが…
これまで尽くして来た嫁を放り出した姑を世間は良しとせず。
生活費の負担をしていたのは息子夫婦で使用人を雇う事もできず生活が困窮するのだった。
縁を切ったはずが…
「生活費を負担してちょうだい」
「可愛い妹の為でしょ?」
手のひらを返すのだった。
文字数 200,459
最終更新日 2023.10.06
登録日 2023.04.15
竜の声が聞こえる竜医エルシー。婚約者の英雄騎士に警告を握り潰され、治療ミスの濡れ衣で王立竜舎を追放された日――竜たちが全頭で鳴き、信頼の証の鱗を三十七枚落としました。そこへ現れた国境の竜騎士団長は言います。「人事の査定は竜に聞く。竜は嘘をつかない」。正当な待遇とまっすぐな溺愛をくれる国境で花開く私と、竜に見放されていく元婚約者。査問の場で竜たちが下す、誰にも書き換えられない審判とは。冤罪追放から始まる、痛快もふもふざまぁ。全六話。
文字数 12,463
最終更新日 2026.09.12
登録日 2026.09.11
側妃を迎えるって、え?聞いてないよ?
王妃の仕事が大変でも頑張ってたのは、レオルドが好きだから。
国への責任感?そんなの無いよ。もういい。私、逃げるから!
12/16加筆修正したものをカクヨムに投稿しました。
文字数 211,016
最終更新日 2021.10.29
登録日 2021.02.19