「払い」の検索結果

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婚約破棄の慰謝料ってどちらが払います? 普通、破棄する方、または責任がある方が払いますよね。 私は、相手から婚約破棄を突きつけられました。 私は、全く悪くありません。 だけど、私が慰謝料を払います。 高額な、国家予算並み(来年の国家予算)の慰謝料を。 傲慢な王子と婚約破棄できるなら安いものですからね。 そのあと、この国がどうなるかなんて知ったこっちゃありません。 いつもより短めです。短編かショートショートで悩みましたが、短編にしました。
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小説 13,799 位 / 185,599件 恋愛 6,591 位 / 56,299件
文字数 9,039 最終更新日 2021.06.05 登録日 2021.06.04
BL 連載中 短編 R18
この話「【BL】異世界転生したら、初めから職業が魔王の花嫁のおじさんの話」 https://www.alphapolis.co.jp/novel/230145201/191588284 の召喚士(=勇者を召喚した魔法使い)の話になります。 王宮お抱えのドジで間抜けな召喚士は召喚に失敗続きで、 王様にも呆れられ、同僚の騎士団長にも「代わりの召喚士がいる」と言われ 王宮の召喚士を首になるのも秒読み状態。 しかし、王宮を首になりたくない(金払いのいい職を失いたくない)召喚士は 考える。 そこで出した答えは…。 召喚士見た目が最後のほうにありますが、 PIXIVで公開している漫画の見た目はこちらになります。 → https://www.pixiv.net/artworks/95814030
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小説 14,757 位 / 185,599件 BL 3,714 位 / 24,061件
文字数 11,883 最終更新日 2022.07.14 登録日 2022.02.23
皇紀2603年7月4日、大和甲板にて。皮肉にもアメリカが独立したとされる日にアメリカ史上最も屈辱的である条約は結ばれることになった。 「では大統領、この降伏文書にサインして貰いたい。まさかペリーを派遣した君等が嫌とは言うまいね?」  頭髪を全て刈り取った男が日本代表として流暢なキングズ・イングリッシュで話していた。後に「白人から世界を解放した男」として讃えられる有名人、石原莞爾だ。  ここはトラック、言うまでも無く日本の内南洋であり、停泊しているのは軍艦大和。その後部甲板でルーズベルトは憤死せんがばかりに震えていた。  (何故だ、どうしてこうなった……!!)  自問自答するも答えは出ず、一年以内には火刑に処される彼はその人生最期の一年を巧妙に憤死しないように体調を管理されながら過ごすことになる。  トラック講和条約と称される講和条約の内容は以下の通り。  ・アメリカ合衆国は満州国を承認  ・アメリカ合衆国は、ウェーキ島、グアム島、アリューシャン島、ハワイ諸島、ライン諸島を大日本帝国へ割譲  ・アメリカ合衆国はフィリピンの国際連盟委任独立準備政府設立の承認  ・アメリカ合衆国は大日本帝国に戦費賠償金300億ドルの支払い  ・アメリカ合衆国の軍備縮小  ・アメリカ合衆国の関税自主権の撤廃  ・アメリカ合衆国の移民法の撤廃  ・アメリカ合衆国首脳部及び戦争煽動者は国際裁判の判決に従うこと  確かに、多少は苛酷な内容であったが、「最も屈辱」とは少々大げさであろう。何せ、彼らの我々の世界に於ける悪行三昧に比べたら、この程度で済んだことに感謝するべきなのだから……。
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小説 14,757 位 / 185,599件 歴史・時代 151 位 / 2,384件
文字数 3,827 最終更新日 2023.06.13 登録日 2022.05.25
BL 完結 短編 R18
社畜会社員の御崎東吾は帰宅途中、酔っ払いによって川に突き落とされてしまう。 おじさんの人生、こんな感じで終わるのか…と意識を手放したが、気付けば見知らぬ砂漠のオアシスにいた。 そこで出会った謎の男に連れ去られて──? 社畜おじさんがえっちな目に遭いつつ逃走を図るお話です。 果たしておじさんは逃げ切れるのか。
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小説 15,815 位 / 185,599件 BL 3,980 位 / 24,061件
文字数 18,325 最終更新日 2023.10.11 登録日 2023.08.29
ファンタジー 連載中 長編 R15
 俺は、どうやら死んでしまうようだ。  ”ようだ”と言ったのは、状況がよくわからないからだ、時間が止まっている?  会社のメンバーと、打ち上げをやった、その後、数名と俺が行きつけにしているバーに顔をだした。デスマ進行を知っているマスターは、何も言わないで、俺が好きな”ギムレット”を出してくれる。  2杯目は、”ハンター”にした、いつものメンバーできているので、話すこともなく、自分たちが飲みたい物をオーダした。  30分程度で店を出る。支払いは、デポジットで足りるというサインが出ている。少なくなってきているのだろう事を想定して、3枚ほど財布から取り出して、店を出る。雑踏を嫌って、裏路地を歩いて、一駅前の駅に向かった。  電車を待つ間、仲間と他愛もない話をする。  異世界に転生したら、どんなスキルをもらうか?そんな話をしながら、電車が来るのを待っていた。 ”ドン!”  この音を最後に、俺の生活は一変する。  異世界に転移した。転生でなかったのには理由があるが、もはやどうでもいい。  現在、途方にくれている。 ”神!見て笑っているのだろう?ここはどこだ!”  異世界の、草原に放り出されている。かろうじて服は着ているが、現地に合わせた服なのだろう。スキルも約束通りになっている。だが、それだけだ。世界の説明は簡単に受けた。  いきなりハードプレイか?いい度胸しているよな?  俺の異世界=レヴィラン生活がスタートした。 注意)  ハーレムにはなりません。  ハーレムを求める人はこの作品からは探せないと思います。
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小説 15,815 位 / 185,599件 ファンタジー 2,157 位 / 42,693件
文字数 1,675,885 最終更新日 2024.05.04 登録日 2018.08.12
恋愛 完結 短編 R15
「よくもぬけぬけと……今まで隠していたのだな」 昨日まで優しく微笑みかけてくれていた王太子はもういない。 双子の妹として産まれ、忌子、とされ、王家に嫁がせ発言力を高めるための『道具』として育てられた私、メルクール。 一つ上の姉として生きてきたブレンダが、王太子に私たちが本当は双子でという話をしてしまった。 この国では双子の妹ないしは弟は忌子として嫌われる。産まれたその場で殺されることもある。 それを隠して『道具』として育てられ、教育を施された私はまだ幸せだったかもしれないが、姉が王太子妃の座を妬んで真実を明かしてしまった。 王太子妃教育も厳しかったけれど耐えてきたのは、王宮に嫁ぎさえすればもうこの嘘を忘れて新しく生きることができると思ったからだったのに…。 両親、そして婚約していた事すら恥とした王室により、私は独身で社交性の無い、顔も知らない『野獣』と呼ばれる辺境伯の元に厄介払い、もとい、嫁ぐ事となったのだが、辺境伯領にいたのは淡い金髪に青い瞳の儚げに見える美青年で……? ※感想の取り扱いについては近況ボードを参照してください。 ※小説家になろう様でも別名義にて掲載予定です。
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小説 15,815 位 / 185,599件 恋愛 7,506 位 / 56,299件
文字数 33,435 最終更新日 2021.05.30 登録日 2021.05.20
恋愛 連載中 長編
「エリーゼ様…大丈夫ですか?」  幼い頃から仕えてくれている侍女が心配そうに私を見る。 「心配しないで。私は私の役目を全うする。それは生まれた時から決まっていたことなんですもの、覚悟なんてとうの昔にできています」  私の気持ちに迷いなどなかった。そもそも迷ったところでどうなるものでもない。それなら、私は迷わず前に進む。それだけ。〜1話目より〜 『小国の第三王女として生まれたエリーゼは、成人を迎えると同時にいずれかの大国の王と政略結婚をし、国を侵略の憂き目から守るという大切な役目があった。 幼い頃から好きだった使用人のことを愛してはいけないことは、妃になるための教育が始まった時からわかっていた。 真面目なエリーゼは使用人への気持ちに蓋をして、政略結婚をすることへの覚悟を決めるが、使用人を愛さない代わりに政略結婚の相手も愛さない。もう誰も愛することはないと心に誓う。 成人を迎えたある日、この世界で一、ニを争う大国の皇帝から正妃にと求められるが、その皇帝には大きな問題があった。 気に食わなければ老若男女に関わらず斬り捨て、正妃を迎える前から大勢娶った側妃たちの中にも、その手に掛かって命を落とした者が既に数人いるという悪名高い皇帝だった。 小国の王女が申し出を断れるはずもなく、やむなく嫁いだその先で待っていた皇帝とは… 本当は想い合うエリーゼと使用人のお互いの愛はどこへいくのか… 皇帝を愛することは本当にできないのか… 使用人が隠している秘密とは何なのか… もつれる想いを抱えた3人は、迫る数々の問題を振り払い、ハッピーエンドに辿り着けるのか… 乞うご期待!』
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小説 15,815 位 / 185,599件 恋愛 7,506 位 / 56,299件
文字数 40,974 最終更新日 2023.05.14 登録日 2023.05.11
恋愛 完結 ショートショート R15
「伯爵令嬢ベルダ!君との婚約を破棄する!」 夜会で高らかに宣言したのは王太子のクリスフォード。 破棄を言い渡されたベルダは、「はぁ…」と気の抜けた返事をする。 周囲の急な咳払いや吹き出す声には気づかなかった。 ※珍しくエロがない
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小説 15,815 位 / 185,599件 恋愛 7,506 位 / 56,299件
文字数 2,483 最終更新日 2021.04.22 登録日 2021.04.22
恋愛 連載中 長編 R15
公爵令嬢セシリアは《王妃の条件》を何一つ守らなかった。 16のある日、セシリアは婚約者のレイアルドに「醜悪だ」と言われる。そしてレイアルドはセシリアとの婚約を無に帰し、子爵令嬢のエミリアと婚約を結び直すと告げた。 「龍神の贄としてセシリア。きみが選ばれた」 レイアルドは人柱にセシリアが選ばれたと言う。しかしそれはただ単純に、セシリアを厄介払いする為であった。龍神の贄の儀式のため、セシリアは真冬の冷たい湖の中にひとり飛び込み、凄まじい痛みと凍えを知る。 痛みの中、セシリアが思うのは今までの後悔と、酷い悔しさだった。 (やり直せるものならば、やり直したいーーー) そう願ったセシリアは、痛みのあまり意識を失ってしまう。そして、目を覚ますとそこは自室でーーー。 これは屑で惰性な人生を歩んでいたセシリアが、何の因果か10歳に戻り、死なないために真っ当な人間になろうとするお話です。
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小説 15,815 位 / 185,599件 恋愛 7,506 位 / 56,299件
文字数 10,870 最終更新日 2021.02.06 登録日 2021.02.05
BL 完結 長編 R18
魔法使いのシキは第二王子の婚約破棄騒動に遭遇する。 自分には関係ないことと傍観者を決め込んでいたが、この件で第二王子は失脚、第一王子の勢力が拡大した。 第一王子は自らの勢力を拡大するために、第三王子と有能とされるがあまり貴族社会に出てこないシキを半ば無理やり婚約させた。 第三王子としては厄介払いとしての婚約だろう。 せいぜい白い結婚を押し付けられたもの同士シキはうまくやろうとするが… 第三王子×有能魔法使いのファンタジー婚姻ラブです。 中盤以降にベッドシーンがあるので最初からR18としています。(最初はそういうシーンありません) 第二王子と聖女ちゃんは不器用なだけで悪人ではない設定です。 小説家になろうにも同じ内容を投稿しております。
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小説 15,815 位 / 185,599件 BL 3,980 位 / 24,061件
文字数 52,996 最終更新日 2022.12.06 登録日 2022.10.26
恋愛 完結 短編
全34話。 完結しました・ω・ あらすじ→ 田舎貴族のシェーラには美しい妹がいます。 そして、妹のガブリエラには、生まれる前から婚約者がいました。 婚約のお相手は、事故で死にかけた母親を救った、名も知らぬ他国の伯爵のご子息様です。伯爵の魔法の鈴蘭の力を借りた代わりに、その鈴蘭の加護を受けた娘を婚約者にすると約束したのです。 鈴蘭の加護を受けた妹は、とても美しく、誰からも愛されましたが、初恋の青年からは見向きもされませんでした。妹はその腹いせに、求婚相手は容赦なく追い払い、まだ見ぬ婚約者に思いを馳せ続けていました。 しかし、約束の日が近くなったある日、婚約式の挨拶に訪れた伯爵の姿を見て、妹は両親に泣きつきました。 現れた伯爵が、とても醜かったからです。 ガブリエラを手放したくなかった両親と、 醜い伯爵に嫁ぎたくない妹は、姉のシェーラを身代わりにすることにしましたが――。 ―――――― ご感想ありがとうございます! 励みになります(^▽^) 返信遅くてすみません。 感想欄はネタバレ? になりますのでお気をつけくださいませm(_ _)m
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小説 15,815 位 / 185,599件 恋愛 7,506 位 / 56,299件
文字数 50,228 最終更新日 2022.08.26 登録日 2022.08.05
恋愛 連載中 短編
男爵令嬢であったマリスは生まれながらに魔法を習得していた。 しかし、家族からは怖れられ昔から孤独な毎日を送っていた。 そして15歳の誕生日に厄介払いとして、ガリ勉として有名な婚約者を宛がわれたのだが……。 その婚約者はマリスの魔法の能力を上手く使ってくれる優しい相手で……?
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小説 15,815 位 / 185,599件 恋愛 7,506 位 / 56,299件
文字数 7,404 最終更新日 2023.07.30 登録日 2023.07.27
BL 連載中 短編 R18
⚠︎予告なくアレなシーンが入ります。 4人兄弟の長男である 愛野 彼方 <カナタ>は、酔っ払いついでに怪しげな占いを受ける。 占い師に告げられたのは、家庭崩壊寸前の未来。 阻止するには、ハグとキスで仲を保て!などと意味不明なアドバイスまで貰ってしまった。 親代わりである自分が何とかしなければ、と意気込んだカナタに降りかかるのは弟達からの愛ある♡な悪戯の数々?! これに耐えなければ、未来はない……! 3人の弟×流されるままなチョロイン長男(総受) ぴゅあらぶを書いていた作者の頭が混乱して突如始まったおバカ連載です。 深夜に半分寝ながら書いているので、誤字脱字が目立つかもしれません… 不定期更新。 IQを2にしてお読みください。
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小説 15,815 位 / 185,599件 BL 3,980 位 / 24,061件
文字数 10,515 最終更新日 2024.02.06 登録日 2023.11.01
不幸体質持ちの若林音羽はある日の帰り道、自他共に認める陽キャのクラスメイト 朝日翔陽の異世界召喚に巻き込まれた。目を開ければ、そこは歩道ではなく建物の中。それもかなり豪華な内装をした空間だ。音羽がこの場で真っ先に抱いた感想は『テンプレだな』と言う、この一言だけ。異世界ファンタジーものの小説を読み漁っていた音羽にとって、異世界召喚先が煌びやかな王宮内────もっと言うと謁見の間であることはテンプレの一つだった。 その後、王様の命令ですぐにステータスを確認した音羽と朝日。勇者はもちろん朝日だ。何故なら、あの魔法陣は朝日を呼ぶために作られたものだから。言うならば音羽はおまけだ。音羽は朝日が勇者であることに大して驚きもせず、自分のステータスを確認する。『もしかしたら、想像を絶するようなステータスが現れるかもしれない』と淡い期待を胸に抱きながら····。そんな音羽の淡い期待を打ち砕くのにそう時間は掛からなかった。表示されたステータスに示された職業はまさかの“無職”。これでは勇者のサポーター要員にもなれない。装備品やら王家の家紋が入ったブローチやらを渡されて見事王城から厄介払いされた音羽は絶望に打ちひしがれていた。だって、無職ではチートスキルでもない限り異世界生活を謳歌することは出来ないのだから····。無職は『何も出来ない』『何にもなれない』雑魚職業だと決めつけていた音羽だったが、あることをきっかけに無職が最強の万能職だと判明して!? チートスキルと最強の万能職を用いて、音羽は今日も今日とて異世界無双! ※カクヨム、小説家になろう様でも掲載中
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小説 15,815 位 / 185,599件 ファンタジー 2,157 位 / 42,693件
文字数 324,502 最終更新日 2020.05.14 登録日 2020.02.28
恋愛 連載中 長編
「獣臭い御姉様が、お嫁に行けば良いのよっ!」 義父と義母に、甘やかされて育った義妹。血縁がないという事で日々虐められていた養子の私。そんな私は飼っている動物達だけが心の拠り所でした。そんな私を義妹は「獣臭い」と蔑んできます。そして過酷な扱いを受けてきたのです。 そんな時の事でした。巷で『醜悪な野獣』と噂されている『辺境伯様』から嫁探しの手紙が届くのです。 義妹がそんな相手に嫁ぐはずもありませんでした。 我儘な義妹のその一言によって、私が嫁入りする事に。義妹も義母も厄介払いができると大喜びでした。 辺境伯様は噂通りの野獣のような見た目をしていました。しかし私は彼の美しい心に惹かれ、結婚する事を心に決めたのです。 「あなたのような心の美しい方と結ばれたかったのです」 すると辺境伯様は本来の姿を見せます。本当の辺境伯様は絶世の美丈夫だったのです。 彼は魔女に呪いをかけられていたのです。そして、その呪いは彼を心より愛する女性が現れるまで決して解けないものでした。こうして彼にかかった呪いが解けるのです。 辺境に現れた絶世の美丈夫の噂を聞きつけ、日夜女性達が集まってきます。 その中には義妹の姿も。義妹は辺境伯様に熱心にアプローチをしますが相手にもされません。 挙句の果てに嫁入りを代わって欲しいといってきます。ですが今更言われても、もう遅いです。 彼は私以外には目もくれずに、決して離れないのです。 これは、獣臭いと蔑まれていた私が実は見た目も心も美しい『辺境伯様』に溺愛され、幸せになる話です。 ※ある程度好評そうな気がしましたので長編化をしてみようと思います。よろしくお願いします。
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小説 17,196 位 / 185,599件 恋愛 8,084 位 / 56,299件
文字数 27,181 最終更新日 2021.04.02 登録日 2021.03.16
現代文学 完結 ショートショート
咳払いをする客。痰がからむならば、外へ出て、吐き捨てればいっそのこと楽だろうに……。 客は去らずに、地踏鞴(じだたら)を踏む。脂身を帯びた、汗が光る。 デブで粗末な肉体は悪臭を放っていた。加齢臭だ。 こんなになってまで、生きたいかねー……。 丸々と生い茂った顔立ちの子錦は言う。 ここは、人間の塒(ねぐら)ではない。かといって、デブの集合体というには、悩ましい。 アルバイトは、定時になると客がいるのに、愛想無く退社する。 自給自足を真似た、おままごとのような店。それが、さくら薬局「小茂根店」である。 そこへと一人の客が現れた……。その客は、住所不定無職だという。 なんだ、客じゃないのかい……。そんな空気が辺りを包んだ。 服装は、ジャケットやパンツではなく、なんと言うのだろうか……。 如何にも貧乏そうな粗末な身形の男性だった。金は無い。 だが、調剤はして欲しいと言うのだ。お金が無いならば、無理でしょうに……。 しかし、薬剤師の前へと医師からの、薬剤調合指示書を指南してある。 では、客なのだろうか。一見、不思議な光景とともに、不穏な空気が流れる。 デブで鱈目な女中のような寒之錦(かんのにしき)が応対する。だが、女性だ。 そのデブで鱈目な女中にも満たない店員がこのさくら薬局「小茂根店」の店主である。 総責任者は、他に見当たらなかった……。 男性は踏ん反り返ると、むんずっと、座席に靠(もた)れかかる様に鎮座する。 デンッとした不恰好な身形の男は、椅子の揺れをさも、心地好さ気に座している。 ガタガタガタッンと椅子が揺れる。体格の良さだけは、小錦や鱈目にもヒケを取らないだろう。 まだ客と決まった訳でもないのに、不法滞在を決め込む客だ。 こういう客ほど、厄介なものは無い。頑なに信じ込んだ精神疾患による病の簾(すだれ)が、臭い立つ。 無臭だが、煙草のニオイと、悪臭が満ち溢れた。そんな感じの男性である。 年の頃は、五十くらいであろうか……。ともかく、一刻も早く立ち去って欲しいと、千恵子は望む。 千恵子は、アルバイトをしているのだが、定時にあがる度に、嫌な顔をされている。 そういえば、この客は数度観た事がある。いや、観かけたことがある程度の細客だ。 生活保護には、お世話になっていないと言い張る。挙句の果てには、病院への通院も不定期だ。 だから、顔を覚えては貰えないし、細客のために第一大した金にはならない。 そのために、苦労をして調剤しても、生活保護課の担当は、金は払わなくてもいいといった。 ご大層なゴタクを並べ立てる。その割には、ぜんぜん寝耳に水といった客である。 早く死んでくれたら楽なのに。鱈目と千恵子はタメ息を吐き捨てると強い口調で言った。 「あなたねえ、無職だし、住所不定じゃあ、客とは認められないねえ……。」
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小説 17,196 位 / 185,599件 現代文学 190 位 / 7,767件
文字数 1,163 最終更新日 2024.06.04 登録日 2024.06.04
「聞こえないのか? 貴様はクビだと言ったのだよ」  結界師として国に仕えていた俺(リット)は、この国の王女にクビを宣告される。  国の守りのかなめとも言える重要な職人だが、愚かな王族たちはそんな事実を忘れ去っていたのだ。 「俺を追放して、本当に国は大丈夫なのか?  結界をメンテナンスできる人が居なければ、あっという間に綻びが生じるだろう。下手すると一か月も保たないぞ?」  俺の忠告は聞き入れられず、俺は弟子とともにあっさり国を追放される。  立ち去ろうとしたところで謁見の間の扉が開け放たれ、突如としてエルフの少女が飛び込んできた。 「会いたかったです、旦那さま!」  彼女はエルフの里の王女さま。俺がフリーになるのを待って、わざわざ迎えに来たのだ。  フリーの結界師は貴重な人材なのだ。フリーになるタイミングを見計らってスカウトに来たのだとしてもおかしくはない。  ほかにも獣人族の族長や、ドワーフ族の鍛冶連合のリーダーからも熱いスカウトを受けることとなる。  俺はエルフの里に迎えられ、エルフの王女さまとスローライフを謳歌することになった。  エルフの里の『守護神』などと呼ばれるほどに、その実力を遺憾なく発揮しながら。  一方、俺を追放したことで王国の結界には綻びが生じ、モンスターが続々と侵入するようになっていた。  モンスターの襲撃を受けた王国は、やがては取り返しの付かない大混乱に陥っていく。  俺に追放を言い渡した王女は、ついには責任を取らされる形で地下牢に投獄されることとなった―― ※ 他の小説投稿サイトにも投稿しています
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小説 17,196 位 / 185,599件 ファンタジー 2,349 位 / 42,693件
文字数 59,024 最終更新日 2020.12.31 登録日 2020.11.12
「カンサイ、君は今日限りでポーターをクビだ。さっさと出て行ってくれ」  ポーターとして日々の仕事を頑張っていたカンサイは、自身が所属していた冒険者パーティーのリーダーから給料日前にそう宣告された。  しかもリーダーのクビの理由はあまりにも身勝手で理不尽だったことに加えて、働きぶりが無能だから給料を支払わないとも告げてきたのだ。  もちろん納得がいかなかったカンサイは、リーダーに掴みかかりながら抗議して給料の支払いを求めた。  しかし、リーダーは給料の支払いどころか「無能が俺に触れるな」と平手打ちをしてきた。  パンッ!  その瞬間、カンサイは世界最強かつ空前絶後の超絶スキル――【ツッコミ】スキルに目覚める。  そして心身ともに生まれ変わったカンサイは、この【ツッコミ】スキルを使ってリーダーとその仲間を瞬殺ざまぁした(ざまぁしたのは男だけで女魔法使いは仲間にした)。  やがてカンサイはロリっ子神様(?)と出会うことで、自分の真の正体がわかるどころか【ツッコミ】スキルが【神のツッコミ】スキルへと変化する。  その後、カンサイは女魔法使い、ロリっ子神様(?)、第三王女たちと独自のハーレムを築いたり、魔人を倒して国王に力を認められて領地をもらったり、少し変な少女に振り回されたりしながらも何やかんやと〝ツッコミ〟をしながら成り上がっていく。  平手打ちから始まったポーターのツッコミ無双ファンタジー、ここに大開幕!!
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小説 17,196 位 / 185,599件 ファンタジー 2,349 位 / 42,693件
文字数 96,536 最終更新日 2023.09.29 登録日 2023.09.22
聖都の子爵邸で働くダイアナは、失敗ばかりのぽんこつメイド。 ある日、聖女である子爵の娘が行方をくらませてしまう。 娘の失踪をごまかすため、子爵は背丈と顔が瓜二つのダイアナに身代わりを命じる。 替え玉に扮することとなった彼女は、本物顔負けの聖女を演じて世間を騒がせる一方、社交界の貴公子達から熱烈なアプローチを受ける。 しかし、彼らは口にできない秘密と心の闇を抱えていた。 ダイアナは持ち前の明るさと聖女への〝なりきり〟で彼らの心の闇を払い、共に乱れた国家、宮廷、社交界を世直ししていく。 その果てに、奇跡も魔法も使えない一少女のがんばりが、真の聖女ですら成し得なかった世界の理を改革する!! ※恋愛成分よりも冒険成分が多めです。 ※中盤からマスコットキャラ(もふもふ)も登場します。 ※敵味方ともに人間キャラの死亡退場はありません。 ※本作は「小説家になろう」「カクヨム」「ノベルアップ+」でも公開中です。 ※HJ小説大賞2021後期 二次選考通過作品です。
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小説 17,196 位 / 185,599件 恋愛 8,084 位 / 56,299件
文字数 444,323 最終更新日 2022.02.27 登録日 2022.01.16
恋愛 完結 長編 R15
「わたしは、このお方に出会えて、初めてこの世に産まれることができた」  貴族の間では忌み子の象徴である赤銅色の髪を持って生まれてきた少女、リリアーヌは常に家族から、妹であるマリアンヌからすらも蔑まれ、その髪を隠すように頭巾を被って生きてきた。  そんなリリアーヌは十五歳を迎えた折に、辺境領を収める「氷の辺境伯」「血まみれ辺境伯」の二つ名で呼ばれる、スターク・フォン・ピースレイヤーの元に嫁がされてしまう。  厄介払いのような結婚だったが、それは幸せという言葉を知らない、「頭巾被り」のリリアーヌの運命を変える、そして世界の運命をも揺るがしていく出会いの始まりに過ぎなかった。  これは、一人の少女が生まれた意味を探すために駆け抜けた日々の記録であり、とある幸せな夫婦の物語である。 ※この作品は「小説家になろう」「カクヨム」様にも短編という形で掲載しています。
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小説 17,196 位 / 185,599件 恋愛 8,084 位 / 56,299件
文字数 44,611 最終更新日 2023.12.27 登録日 2023.12.23
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