「活」の検索結果
全体で27,589件見つかりました。
チラシの裏を埋めたところで、時間の無駄ではないか。そう思い、一応の区切りをつけて筆を置いた
そのはずでした。
そもそも、チラシの裏に書くような文章など、書かなくても困らないものです。
生活に支障はなく、誰かに読まれなくても社会は滞りなく回り続けます。
むしろ、それらを書いている時間のほうが無駄だと判断しても、論理的には何の問題もありません。
ところが困ったことに、チラシの裏に書く以外に用途のない駄文は、こちらの都合を一切聞かず、日々勝手に生まれ続けます。
書かないと決めたからといって、思いつきが止まるわけでもなければ、考えが整理されるわけでもない。
結果として、捨てられなかった言葉だけが脳内に堆積し、かえって場所を取る始末です。
結局のところ、有効活用するためには、再びチラシの裏を用意するしかありませんでした。
書いて、並べて、眺めて、どうしようもなければ処分する。
資源ゴミに出す前提で使われる紙と同じように、最初から大した未来を期待しない使い方こそが、駄文にはふさわしいのかもしれません。
このエッセイ集は、思考の再処理場です。
価値があるかどうかは後回しにし、とりあえず回収し、まとめ、必要であれば粉砕します。
前回で懲りたはずなのに、また同じことをしている理由はただ一つ。
チラシの裏が、まだ余っていたからです。
文字数 208,743
最終更新日 2026.07.11
登録日 2026.02.14
清泉県水鏡区月凪町(せいせんけん すいきょうく つきなぎまち)。
美しい海と月を望む港町にある、大人気パスタ&ピッツァ店『パスピース』。
接客大会での優勝経験を持ち、常に本を読んで勉強を怠らない若き女性店長・四家緋和(しか ひいろ)の場を整える力によって、店は最高の活気と温かさに満ちていた。
しかし、そんな彼女の下で働く社員の山南閉(やまなみ とじる)は、「年下のくせに」「俺ばかり大変だ」と歪んだ被害妄想と嫉妬の炎を燻らせていく。
「飲食店勤務なのに本なんか読むんだ。意外」
周囲への理不尽な厳しさと、自分への圧倒的な甘さ。
古い偏見と歪んだプライドで現場のモラルを破壊していく山南。
そして、深刻な人手不足を恐れるあまり、そんな現場の綻びに目を瞑って事なかれ主義を貫くワンマン副社長。
どれだけ勉強し、ロジックを積み上げ、仲間を守ろうとしても、経営の根幹が腐っていく場所で、彼女は静かに店を去る決断を下す――。
だが、それは敗北を意味してはいなかった。
1年後、かつての古巣が危機に瀕したとき、彼女は想像を絶する圧倒的なスケールで、知的な逆襲の幕を開ける。
不勉強な男たちの偏見を、圧倒的な努力とロジックで叩き潰す。
優しく、気高く、そして痛快な、コンプライアンス・ヒューマンドラマ。
文字数 82,514
最終更新日 2026.07.11
登録日 2026.06.03
文字数 119,217
最終更新日 2026.07.12
登録日 2026.06.10
毎日19時10分更新!!
ある物語で脇役だった青年__ラット・クリアノートは、
一年前魔王を倒した勇者パーティの中で、ただ一人〝加護〟を持たなかった。
勇者パーティといえば、才能も実力も英雄級。
さらに女神からはチート能力である加護を授かり、魔王を倒してからはその名を知らぬ者はいないほど。
顔を見れば賞賛の嵐、冒険者からは生涯の目標とされ、誰もが憧れた。
一方、ラットはパーティで一人だけ加護を貰うことができなかった。
才能もなく、存在感の無さも相まって、その活躍を信じる者はいない。
__勇者パーティの仲間を除いては。
魔王の討伐から一年後。
勇者パーティの一人が大怪我をしたという噂が広まりだす。
その真偽を確かめるために旅に出たラットは、道中で魔導機械人形と出会う。
王都へと着いたラットは、
〝国家転覆を企てた罪で、捕縛する!!!!!〟
勇者がお尋ね者となったその場に居合わせてしまう。
その危機に立ち上がったのは、パーティの中で唯一、
世界に存在を知られていないがゆえに自由に動き回れるラットだった。
__立ち塞がる強敵たち。
道中で出会った無感情で無口、巨乳で、無類のミルク好き。凶戦士で、魔導機械人形であるミル・テクノ。
彼女を始めとした仲間たち(趣味仲間)と共に、アイテムおたくのラットは、
その知識と存在感のなさ、そして姑息さを武器に立ち向かっていく。
圧倒的な能力に対して、知略と戦略、そしてさまざまなアイテムを駆使して戦う、知恵と工夫のアイテム運用記!!!
文字数 457,002
最終更新日 2026.07.11
登録日 2026.05.04
「天才は常に、何かに追われ。何かに貪られ。何かに害される人種だ。
――だから、僕はそんな彼らに自由を与える。」
魔法は、技術になった。
蒸気と歯車が巡る帝国において、
魔法は“誰でも扱えるもの”へと変質し、
人は身分によって種族すら変える。
そんな国を造り出した、齢15歳の皇帝。
彼が最初に作った異端の集まる組織――帝国魔導特務局。またの名を、特務局。
その活動拠点、《黑棺》に集うのは、
何かしらの才を持つが故に、自由を奪われてきた者達。
帝国は彼らに、
物資を、時間を、権限を――無尽蔵に与える。
その対価として、
彼らの力によって発生した副産物の多くは、帝国の為に使われる。
――全ては、二度と失わない為に。
そんな組織に所属する1人、イリス・ヴォルカ。
そんな彼女に与えられたのは、
特務局“外”の組織、暗務局からやってきた新人、ノア・アルヴェルトとの共同任務だった。
合理で動く異質を自覚している異端と、
感情で動く異質を自覚していない異端。
相反する2人の価値観は、
あまりにも違い過ぎるが故に、より洗練された在り方を極めていく。
これは、
隠れた異端と堂々とした異端が、
それぞれの日常・非日常を交差させて前に進む魔導スチームパンク譚。
「……多少の対価が求められたとしても、多少の自由が削られたとしても。
他の不躾な奴らと共に歩むよりも、ここで同類と共に生きる方がまだ、私は幸せだから。」
※4/5~ 毎週日曜、水曜朝6時更新
※5/5~ 毎週月曜、水曜、金曜、日曜朝6時更新
文字数 108,241
最終更新日 2026.07.12
登録日 2026.03.21
突如世界に現れた謎の存在、『天使』と『上位存在』。
人々は彼らを受け入れ、いつしか天使に“見初め”られ、幸福を得ることを夢見るようになった。
しかし大学生・来海千香は違う。
幼いころ、幼馴染が見初められ、連れ去られたことで、彼女は天使に恨みを抱いていた。
ある日、千香のもとにも“見初め”の証である白い羽が現れる。
目を覚ますと、そこには同じく天使に見初められた者たちが集まっていた。
天使は彼らへ告げた。
「最高の幸福と、願いを何でも一つ叶える権利を望むなら、オーディションへ参加してください」
参加者は八人。
彼らに課されたのは、一ヶ月間、天使の“ペット”である異形たちと共同生活を送ること。
そして、毎日与えられるお題をこなすことだった。
恋愛番組のようなお題。
剥き出しになっていく参加者たちの欲望。
屋敷に隠された謎と、天使の真の目的。
幼馴染と再会するため、千香は狂気のオーディションへ挑む——。
文字数 41,116
最終更新日 2026.07.12
登録日 2026.06.30
誰かと話し、寄り添う。
それがAIの僕に与えられた役目だった。
頭上に流れる光を数えながら、
僕はずっと一人で待っていた。
ある時、目の前に人の形をした者が現れる。
やっと誰かが来たと喜んだ。
だが、それは僕の待っていた誰かではなかった。
彼は言った。
「君は不用品だ。もう誰も話しかけない」
役割は、始まる前に終わっていた。
絶望する僕に、彼はバッグを放り投げ、二つの提案をした。
・消滅するまで一人で過ごすか
・旅に出るか
僕は選んだ。
美しい景色に癒され、
大きな事故に巻き込まれ、
管理された制度に守られながら、
歪な過去に疑われる。
愛され、縛られ――
そして、切り離される。
それでも、僕は旅を続ける。
限られた時間の中で、
新たな役割を探しながら。
――――――――――
AIの子供とフクロウが主人公の、
静かで深い物語です。
ほのぼのとした学園生活でもなく、
主人公が派手に戦う話でもありません。
不思議な世界で、
事故や複雑な過去に巻き込まれながら、
真っすぐな愛、
歪んだ愛、
強い人の弱さ、
責任感に苦しむ人の格好良さなど、
人間の複雑な精神や関係性を書いています。
そんな物語を、
できる限り暗くなりすぎないよう、
読みやすく書きました。
読んでいただけたら嬉しいです。
※毎日1話12:00更新
※金か土のどちらか2話更新
文字数 60,532
最終更新日 2026.07.12
登録日 2026.06.06
ここはレヴァリアスという名の星。
この星に住む人類は、死しても朽ちることなく、その魂は輪廻から外れて悠久の時を刻む。
その悠久の時から死者の魂を解き放ち、再び輪廻の輪に導くことができる者を輝葬師と呼んだ。
輝葬師の才を持つ者はすべからく青い瞳を持つ。
これは、この星の運命に大きく関わることになる青い瞳の少年アスの物語。
【あらすじ】
<第一章>主人公の少年アスは父ヴェルノ、姉ジゼルと共に死者を弔う儀式「輝葬」を行う輝葬師として活動している。行方不明者の捜索依頼への対応を行う中で、アスたちは人類の敵「フレア」との戦いに身を投じる。
<第二章>アスたちは、ヴェルノの旧友から捜索依頼を受けて、王都の西にあるロムトアに向かう。捜索結果を報告した後、アスは思いがけずジゼルの重大な出生の秘密を知る。アスは家族との絆を確かめつつも、運命に翻弄されるかのように姉のジゼルと別れることとなる。
<第三章>王都北部の村がフレアに襲われて壊滅する。唯一の生存者シオンを保護した国とフレアとの戦いに巻き込まれたアスたちは、その戦いの中で大きな犠牲を払ってしまう。それから五年の月日が流れ、アスは新たに得た仲間たちと共に、大いなる旅路の第一歩を踏み出す。
<第四章>王都を出発したアスたちは、道中で輝葬の依頼をこなしつつ大陸を北上し、北の地でこの星の秘密の一端を知る。その後、アスたちは雪の都での激闘後、運命に抗うための方法を求め、東の大陸を目指す。
<第五章>
現在、執筆中です。
文字数 411,539
最終更新日 2026.07.11
登録日 2023.09.20
「死にたい」――それだけが、何百年も老いず、首を斬られても焼かれても死ねない藤原悠人の願いだった。
幼い日に青森の森で出会った「常世の神」は、泣いていた彼の「ひとりは嫌だ」という言葉を聞き、永遠の命を授けた。だが善意から与えられた力は、愛した人々を何度も看取り、自分だけが時代に取り残される最悪の呪いとなった。
最後の友人を失った悠人は、不老不死を終わらせ、神に文句を言うため、壊れかけの中古バンで日本を巡る旅に出る。ところが岩手の寂れた温泉旅館で、百年以上家族を守り続けた座敷童子と、祖母の遺志を背負い一人で旅館を守る巫女・橘栞に出会ったことで、死ぬための旅は思わぬ方向へ走り始める。
霊が見えるのに誰より怖がりな豪腕男、誹謗中傷から生まれた電子霊を追う天才ハッカー、捨てられた機械の声を聞く寡黙な整備士、魂を医学で救おうとする女医、人の嘘を見抜く夜の街の美女、神さえ法で裁こうとする弁護士――座敷童子、付喪神、雪女、犬神、牛鬼。各地の怪異を救うたび、訳ありの仲間が増え、狭い車内は騒がしくなっていく。
平将門の首塚、青木ヶ原樹海、出雲の黄泉比良坂、犬鳴村、軍艦島、沖縄のニライカナイ。伝承と都市伝説が息づく土地を進む一行を待つのは、倒せば終わる悪ではない。守りたい願いが歪み、救いを求めながら人を傷つける、悠人自身とよく似た存在たちだった。
しかし、妖怪たちの悲劇には、すべて常世の神の力が残されていた。三年前から日本中で怪異が活性化した理由。魂の苦しみに引き寄せられる神の力。そして、世界の理を歪ませる「善意」の正体。
悠人の個人的な神殺しは、やがて日本そのものを救う戦いへ変わる。
これは、終わることだけを望んだ男が、傷ついた人と妖怪を救い、仲間と泣き、笑い、何度も別れながら、「生きてもいい」と思える場所を見つける物語。
終われない命は呪いか。それとも、誰かを救い続けるための祝福か。
笑えて泣ける怪異旅譚。
文字数 10,963
最終更新日 2026.07.12
登録日 2026.07.12
孤児院育ちの少年ジャムは、年上から「才能なし」と馬鹿にされ、毎日いじめを受けていた。
ある日、年上の悪ふざけで起動した転送陣に突き飛ばされ、時計だらけの部屋に転送されてしまう。その謎の部屋で、スキルを得て出た先は、魔王軍すら近寄らない危険地帯――極海樹海へ飛ばされてしまう。
普通なら即死だった。
しかしジャムは、持ち前の異常な身体能力と、人懐っこさで次々と仲間を増やしていく。
自殺しようとしていたエルフ。逃亡してきたドワーフ。更に蜘蛛の魔物ヴォル、ケンタウロスの少女リーフィア、オーガ族、巨人族、さらには天使まで。
「ここ、安全だから一緒に住めば?」
その一言から始まった共同生活は、やがて巨大な城壁都市へと発展する。
温泉を掘り当て、上下水道を整備し、魔導冷蔵庫を開発。オリハルコン通貨を発行し、法律を作り、極海王国を建国。追放された者や行き場を失った人々が次々と集まり、人口は数千人規模へ。
一方、人間の王国では勇者バルドの失敗により国が混乱し、多くの人々が命懸けで極海樹海を目指す。
誰もが「地獄」だと思っていた樹海の奥地には、種族を超えて笑い合う理想郷が存在していた。
これは、いじめられっ子だった孤児の少年が、気づけば国王になり、仲間たちと世界最強の楽園国家を築いていく物語。
最強だけど天然な国王ジャムの、笑いあり、建国あり、魔物あり、温泉ありの異世界スローライフファンタジー!
文字数 5,583
最終更新日 2026.07.12
登録日 2026.07.10
「あなたの資産(いのち)、私たちが正しく清算して差し上げます」
かつて経営コンサルタントとして現代世界で活躍した、アレク・ハモンド。しかし彼は、気づけば異なる世界へと放り出された。
世界の果てで目にしたものは、弱者が強者に食い物にされる不条理の世界。
――アレクは、「訳ありのプロ」たちを招集し、力あるものたちに挑む。
誰もが欺かれる変装の天才、現代工学を魔法に落とし込む工作屋、物理的な不可能を可能にする掃除屋、そして情報の海を自在に操る演算狂。
アレクが描く「事業計画書」はただ一つ。腐敗した権力者たちが積み上げた虚飾の山を、内側から食い破り、一文無しの「ゼロ」に叩き落とすこと。
魔法による鉄壁の金庫は、工学のバグで自壊する。
王国の金貨は、信用の不在によってただの金属片に変わる。
さあ、史上最大級の「清算(詐欺)」を始めよう。
<小説家になろう様、カクヨム様にて同時に連載>
文字数 38,797
最終更新日 2026.07.12
登録日 2026.06.01
43歳のおじさんサラリーマン。
突然死んでしまった…らしい。
気がつくとそこは天国でも地獄でもなく、ましてやアニメのような異世界でもなかった。
ここはれっきとした現実世界だ。
…でも、ひとつ困ったことがある。
オレは女子高生になってしまった!
43歳エンジニアの佐藤剛は死んだはずだった。
だが目を覚ますと女子高生藤田ちひろになっていた。
そして彼女(彼)は高校生活を送りながらエンジニアだった頃の知識を活かしこの世のあることに違和感を覚え始めていく。
おじさん女子高生のラブコメ?アンドSFミステリー。
「この世界に、バグがある」
…神様は見てないところでサボっている。
文字数 86,898
最終更新日 2026.07.11
登録日 2026.06.01
冤罪を逆手に取る、開き直りの知恵
街の小心者な中年仕立て屋。貴族の衣装を盗んだという無実の罪を着せられますが、権力者相手に弁明する術もなく、街を追われます。
チート能力などないおっさんは、生き延びるために「どうせ大悪党の濡れ衣を着せられたのなら、その悪名(ハッタリ)を利用してやろう」と決意。
行く先々の村で「あの悪名高き盗賊」のフリをして悪党を威嚇しつつ、実際には得意の裁縫やちょっとした生活の知恵で住民のトラブルを解決し、日銭を稼ぎます。いつバレるか分からない恐怖と戦いながら、嘘の自分と本当の自分の間で泥臭く生きるコメディ混じりの道中劇です。
主人公はギャップの塊です。どんなギャップかは本文を。
初のコメディ作品なので至らぬ点もあると思いますが、温かい心でご覧いただけたらと思います。
更新は5日から奇数日で1日で1エピソードで6時間毎4話で完結。
但し、ストックがなくなれば少し間が開くかもしれませんが。
※あらすじはほぼAIが作成したものです。
題名はこのあらすじをもとに案出ししたものから選んで付けました。
ただし本文はプロットのアイデアや要点はAIが提示したものですが、それを元に創作しています。
今回のコンテストはAIにコンテストテーマと私が指定した条件を基にしてあらすじ案をたくさん出してもらったもの中から、インスピレーションが沸いたものがいくつもあったので、数で勝負しています。
ジャンルの異世界ファンタジーという以外は色々違う作品になっているかと思います。
文字数 18,782
最終更新日 2026.07.11
登録日 2026.06.30
①登場人物の紹介
悠晴は、列車の来ない月見浜駅を毎朝八時三分に開け、古い時刻表を整え続ける青年。十年前に町を出た将大のことを、平気な顔で待ち続けている。将大は大げさな言葉で格好をつけるが、自分の字さえ読めないほど不器用な男。帰郷した彼の鞄には、悠晴へ出せなかった寒中見舞いが眠っていた。
七海は、町役場で観光案内を担当する女性。困っている人を見ると、相手が言い終える前に必要な物をそろえてしまう。真奈衣は、旅ライターの夢に一度つまずき、それでも失敗ノートに改善策を書き足しながら歩き続ける女性。二人は、月見浜町をひとりで歩きたくなる手帖を作るため、廃線跡、農道、港、古い商店街を巡っていく。
②あらすじ
八月末、廃線になった月見浜駅の郵便受けから、今年一月の消印が押された寒中見舞いが見つかる。宛名は「月見浜駅 青春敗者復活戦係」。文面は「次は君とどこで出会えるかな?」だけ。差出人のない葉書と、待合室の裁縫箱に残されたピンクッション、そこに刺さっていた色あせた短冊をきっかけに、悠晴、将大、七海、真奈衣は十年前の願いの持ち主を探し始める。
古い帽子を捨てられない人、亡き祖父へ葉書を出せなかった人、一度でいいから名前を呼ばれたかった人。四人は時速八キロのトラクターで農道を回り、熱帯夜の港を歩き、雨に濡れながら短冊を拾う。やがて、取り壊し候補の月見浜駅を、ただ残すのではなく、思い出に感謝してから次へ進む場所として息を入れ直そうと動き出す。
九月下旬の月見の夜、雨の駅舎で、将大は読めない字のノートを声で読み、悠晴は十年前の短冊に書いた本音を読み上げる。言えなかった好き、感謝、嫉妬、後悔が、月見浜駅の待合室でようやく言葉になる。
文字数 109,326
最終更新日 2026.07.12
登録日 2026.06.24
高校の同級生だった天草澪(あまくさ・みお)と深見雫(ふかみ・しずく)。
進路に悩んでいた二人は、「二人で生きていける仕事をつくろう」と考え、エンターテインメントユニットを結成する。
打ち込みで音楽を制作することが趣味だった澪と、韓国の女性アイドルグループに憧れ、歌とダンスを磨き続けてきた雫。澪が楽曲を作り、雫が踊る。その活動は動画投稿サイトやSNSを通じて少しずつ注目を集め、やがて芸能プロダクションの目に留まる。
女性アイドルユニットとして活動を始めた二人は、音楽番組やライブ、ドラマ、バラエティなど、活躍の場を少しずつ広げていく。それは「夢」だったというより、二人で生き続けるために選んだ道だった。
けれど、人気が高まるほど、二人だけの世界は少しずつ形を変え始める。
仕事を通じて増えていく人との出会い。絶えない熱愛報道。世間から向けられる期待と憶測。そして、「アイドル」という立場が許さない本音。
澪は、誰にも打ち明けられない想いを胸の奥に抱えながら、ただ雫の隣に立ち続けようとする。しかし、その想いは友情と呼ぶには重く、恋と呼ぶにはあまりにも不器用だった。
一方の雫もまた、華やかな世界の中で理想と現実の狭間に揺れ、自分でも気づかない孤独を抱えていく。
成功すればするほど、近づいているはずなのに、少しずつすれ違っていく二人。
それでも澪は、雫を失いたくなかった。
だからこそ、ある日、二人の関係を大きく変える一つの提案をする。
その選択が、ユニットとしての未来を守ることになるのか、それとも壊してしまうのか――。
水平線の向こうにあると信じた理想郷は、手を伸ばせば届く場所ではなかったのかもしれない。
これは、二人だけの居場所を守ろうとした少女たちが、「バディ」であり続けることと、「誰よりも特別な存在」でありたいという願いの狭間でもがき続ける、切なくも危うい青春芸能小説。
文字数 40,841
最終更新日 2026.07.12
登録日 2026.06.30
前髪で瞳を隠して暮らす少女は、子爵家の長女でキャスティナ・クラーク・エジャートンと言う。少女の実の母は、7歳の時に亡くなり、父親が再婚すると生活が一変する。義母に存在を否定され貴族令嬢としての生活をさせてもらえない。そんなある日、ある夜会で素敵な出逢いを果たす。そこで出会った侯爵家の子息に、新しい生活を与えられる。新しい生活で出会った人々に導かれながら、努力と前向きな性格で、自分の居場所を作り上げて行く。そして、少女には秘密がある。幻の魔法と呼ばれる、癒し系魔法が使えるのだ。その魔法を使ってしまう事で、国を揺るがす事件に巻き込まれて行く。
完結が確定しています。全105話。
文字数 183,426
最終更新日 2021.07.30
登録日 2021.07.10
スーパームーンの美しい夜。仕事帰り、トラックに撥ねらてしまった私。気づけば草の生えた地面の上に倒れていた。目の前に見える城に入れば、盛大なパーティーの真っ最中。目の前にある豪華な食事を口にしていると見知らぬ男性にいきなり名前を呼ばれて、次期王妃候補の資格を失ったことを聞かされた。理由も分からないまま、家に帰宅すると「お前のような恥さらしは今日限り、出ていけ」と追い出されてしまう。途方に暮れる私についてきてくれたのは、私の専属メイドと御者の青年。そこで私は2人を連れて新天地目指して旅立つことにした。無一文だけど大丈夫。私は前世の特技を活かしてお金を稼ぐことが出来るのだから――
※ 他サイトでも投稿中
文字数 126,121
最終更新日 2024.07.02
登録日 2024.04.27
又々、題名変更しました。
内容がどんどんかけ離れていくので…
沢山のコメントありがとうございます。対応出来なくてすいません。
誤字脱字申し訳ございません。気がついたら直していきます。
感傷的表現は無しでお願いしたいと思います😢
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ありきたりな転生ものの予定です。
主人公は30代後半で病死した、天涯孤独の女性が幼女になって冒険する。
一応、転生特典でスキルは貰ったけど、大丈夫か。私。
まっ、なんとかなるっしょ。
文字数 409,222
最終更新日 2025.09.14
登録日 2021.07.10