「明」の検索結果
全体で21,348件見つかりました。
<基礎属性>という属性を持つ者、特に光と炎の属性を持つ者が優遇される国の王子として生まれたロイド。
しかし、彼は一般的に知られているどの<基礎属性>も持っていない状態であると判明した。そのとたんに国王はロイドへの態度を一変し、ロイドの母ごと王宮から追放する。
王宮から追放されたロイドと母のユリナスであったが、メイドとして仕えてくれているヨナと一般人として生活を始める。
ある日、王都を守る城壁を破壊して魔族が侵入してきた。
もちろん王宮からは騎士が派遣され、手柄を立てんとするロイドの異母兄弟である王族の姿も見ることができた。
しかし、魔族に手も足も出ないと分かった瞬間、普段尊大にふるまっている騎士は我先にとより強い防壁に守られている王宮の方に一目散に退散した。そこに立ち上がったのが、ロイドの母であるユリナスだ。
かなりの強さであるユリナスは、徐々に魔族を追い詰めていったが、ロイドの異母兄が足がすくんで逃げることができなかった所を魔族に人質にされてしまう。
異母兄は自分が助かるべき優秀な人材だ!!とロイドとユリナスを罵倒する。
ユリナスはその状況で一瞬の隙ができ、魔族の一撃を食らってしまう。
何とか魔族を討伐するが、その傷がもとでユリナスは帰らぬ人となってしまった。
その手柄を横取りした異母兄に復讐をするために、最早御伽噺となっている伝説の六剣である炎剣、風剣、光剣、闇剣、土剣、そしてそれらを統べる無剣の持つ究極の力を手に入れて復讐を果たしつつ、魔族や上位の存在である悪魔と闘って行き、その後ーーーーー
文字数 379,600
最終更新日 2022.05.01
登録日 2022.04.24
ショートショート。微グロ。コメディ。
妻から低刺激男と罵られたD氏は、透明人間になって妻をからかおうと、透明薬を服用しますが…
文字数 1,708
最終更新日 2023.01.16
登録日 2023.01.16
我が家三代の愛犬と、亡き家族たちの、とりとめのない思い出話。昭和五十六年から令和三年まで、三代の愛犬がバトンを繋いで、家族を楽しませて癒してくれた。歴史とともに変わっていく習慣や環境のなか、どの犬たちも個性的で、可愛くてヤンチャで健気だったことには変わりなかった。
家族に犬と共にいる生活の楽しさを教えてくれた初代愛犬ジョン。父は、ションを溺愛し、家族はジョンを父の歩く強制健康器具とからかった。散歩の定刻の時間になると、催促がうるさかっのだ。肥満気味だった父が健康的にダイエットできたのは、散歩好きを通り越して、散歩狂いと化したジョンの功績である。
ともかく家族と一緒に居るのが大好きだったバナナ。我が家のアイドルは家族がともかく大好きで、庭に放しても、必ず家の中の家族が見えるところにいた。庭仕事をしているとき、ボールでいたずらしてくるのがお約束だった。
三代目愛犬レン。柴犬特有の頑固さと利口さを発明し、のちに忠犬ぶりをみせた。家族を見送る重要な使命を果たし、愛犬家だった父を悲しませなかった唯一の愛犬。
友人と話す。家族の死よりも、愛犬との死別のほうが悲しいねと。同意である。喜怒哀楽に嘘がないだけ、この愛犬たちは、家族の楔だった。
文字数 54,566
最終更新日 2024.06.20
登録日 2024.06.20
最近オープンした怪しげなお店『悪魔の発明家』。
そこには見たこともない商品が沢山置かれているが、どれも店主の発明品らしい。
一番人気は『ミラーズパズル』と題された奇妙なジグソーパズル。その名の通り、全ピースが鏡になっているのだが、この怪しげなパズルが何故一番人気なのか。
そこには深いワケがあった。。。
◆こちらは2024年1月25日にカクヨムにて投稿した短編です。
文字数 3,166
最終更新日 2026.05.12
登録日 2026.05.12
本作の本文の大半は生成AIによって出力されたテキストをもとにしており、作者は軽微な修正のみを行っています。読み手の判断のため、その旨を明記します。
あらすじ
「その音、苦しいね。……でも、生きてる証拠だよ」
空気が薄く、色彩が死に絶えた白亜の王都。そこでは「唯一神の静寂(ドミニオン)」こそが正解であり、人の感情は秩序を乱す不浄なノイズとして排斥されていた。
石の悲鳴を聴く少女・タヤは、逃亡した姉の身代わりとして、身体の半分が翡翠化した呪われし王・ザヤンのもとへ送られる。
待ち受けていたのは、呼吸すら憚られる真空の儀式と、冷徹な高位司祭の断罪。
しかし、タヤが隠し持っていた「音叉」を打ち鳴らしたとき、止まっていた世界の鼓動(リズム)が再び動き出す。
石化しゆく王の心臓、泥の河に沈んだ民の祈り。
タヤは自らの心拍を増幅し、世界の不協和音を美しい曼荼羅へと調律(チューニング)していく――。
これは、美しくも残酷な「翡翠の回廊」で、一人の調律師が「生命の輝き」を取り戻す物語。
文字数 50,427
最終更新日 2026.07.11
登録日 2026.07.11
そのかわいさ、女神級。眉目秀麗で名高い時永琴夜は電波じみたことを言ってきた。
――【七人のお嬢様】が定めた【学園ユートピア法】で"個性"の失った【時間の国】を取り戻すためのお手伝いをキミにお願いしたい、と。
「おいおい、コイツ電波女か?」
篠宮天祷(アマト)の嘲笑も束の間、琴夜が創設した"個性の大切さを証明する"【時嬢部】へと入部させられてしまい。個性だらけのお嬢様たちには翻弄される始末。
そしてトラブルメーカーの轟遊奈が電撃入部することで騒動へと発展。どうやら琴夜は、遊奈と関係があったようだが・・・?
そんなお嬢様たちの中で、アマトは独自の切り口で"個性の問題"へと踏み込んでゆく。
登録日 2016.10.09
「何も不思議な事は無い。物事には全て、道理という物があるのさ。それが例え、物の怪の事であってもね。」
神薙高校2年の神来 稔は、幼い頃から幽霊の類いが見えていた。
恐ろしく、淋しく、不可思議なそれらは、人智を超えた奇怪な現象を生み出す。
そういうものだと、思われていた。
「何てことはない。心霊現象と言うのも偲びない、ちょっとした現世の糸と隠り世の糸の絡み合いだよ。」
それを彼女は、絡まった糸を解くかのように解決する。
彼女の名は鬼払瀬 美晴。女子高生にして陰陽師の末裔。
神来と鬼払瀬、そして古本屋『水鏡書堂』に集う面々が、怪しくも美しい心霊事件と向き合っていく。
現世と隠り世の道理を明かす、日常の隣を描く心霊ミステリー。
-恐怖で曇った目に真実は映らない。
さあ、明け払うとしよう。
※登場するお祓いや心霊、言葉に関する知識は通説や俗説を基に作者により考察・編集又は創作した内容となっており、事実とは異なる場合があります。
文字数 51,040
最終更新日 2020.05.09
登録日 2019.04.12
一度文明が滅びた後に社会が再建されつつ有る地球。
科学技術の復興も始まった時……天空に巨大な謎が……。
「なろう」「カクヨム」「アルファポリス」「pixiv」「Novel Days」に同じモノを投稿しています。
文字数 1,689
最終更新日 2020.08.28
登録日 2020.08.28
この世界には語り継がれる伝説がある。
異世界から来た物を転生者と呼び、転生者は勇者として幾度も魔王を倒し世界を救ってきたと。
何度目の魔王が勇者によって倒された今現在、魔物の脅威が減った今、とある魔物絶滅計画が人間によって進められていた。
力を失った魔物達は人間の集落には近寄らなかった。
人間は魔王が復活するまでの今のうちに集落を拡大し魔物を殲滅させるのだ。
そんなある日、何の才能も無かった双子の弟ビリーが勇者だと判明する。
初めての兄弟喧嘩で命を落としかけ、勇者に選ばれなかった双子の兄ビリビ。
家族は1人ビリビを残して王都へ行ってしまう。
それから数年が経ち11歳になったビリビの村を盗賊団が襲う。
村の皆は次々虐殺、誘拐されビリビは懸命に立ち向かった。
絶体絶命のピンチを救ったのは魔物だった。
これは勇者に選ばれなかった人間の魔物の為に命をささげ、人間に異世界から来た転生者に次々立ち向かう物語。
♡=エッチシーン
♥=本番シーン
文字数 56,697
最終更新日 2021.08.22
登録日 2021.08.07
【アルファポリス ファンタジーランキング 一位獲得(三月二十七日時点)大感謝!!】
幼い頃から、味覚と嗅覚が鋭かった主人公。彼は、料理人を目指して日々精進していたが、成人を機にお酒と出会う。しかし、そのせいで主人公は下戸であることが判明し、自分の欠点にのめり込んでいく。気づけば、酒好きの母に最高のお酒を飲ませたいと、酒蔵に就職していた。
そこでは、持ち前の才能を武器に、ブレンダー室に配属された。しかし、周りから嫉妬された若き主人公は、下戸を理由に不当解雇をされてしまう。全てがご破産になってしまった主人公は、お酒が飲めなくても楽しめるBARを歌舞伎町に出店した。しかし、酒造りに対する思いを断ち切れず、ある日ヤケ酒を起こし、泥酔状態でトラックに撥ねられ死亡する。
未練を残した主人公は、輪廻転生叶わず、浮世の狭間に取り残されるはずだった。そんな彼を哀れに思った酒好きの神様は、主人公に貢物として酒を要求する代わりに、異世界で酒造生活をするチャンスを与えてくれる。
主人公は、その条件を二つ返事で承諾し、異世界転移をする。そこで彼は、持ち前の酒造りの情念を燃やし、その炎に異世界の人々が巻き込まれていく。そんな彼の酒は、大陸、種族を超えて広まって行き、彼の酒を飲む事、自宅の酒棚に保有している事は、大きなステータスになるほどだった。
*本作品の著者はお酒の専門家ではありません、またこの作品はフィクションであり実在の人物や団体などとは関係ありません。
*お酒は二十歳になってから飲みましょう。
文字数 341,923
最終更新日 2023.07.27
登録日 2022.03.16
独自設定有りのオメガバース作品。
上位アルファという希少な第二性の香坂至(こうさかいたる)は『香坂製薬』の跡取り。しかし亡き母や弟の譲との思い出のある竹細工を愛し、職人を志して父と大喧嘩ののち生家を出奔、眞下(まさか)伝統工芸士に弟子入りする。
二年後独り立ちした至だが資金に困窮し、屈辱の中、父に援助を頼む。至に反対していたはずの父は、資金援助に加え鎌倉の別荘と使用人を貸してくれた。使用人は、長谷合紬(はせあいつむぐ)というオメガの男性だ。
紬のヒートのとき、父による母の虐待を見たトラウマから、生殖に抵抗があることに至は気付く。
オメガは生まれつき芸術に向いている。このため至は紬の助言を得ながら、少しずつ職人として成長する。父が至を挫折させるため、無理難題な竹細工の作成を要求してきたが、眞下や紬に助けられつつ地道な努力を積み重ねた至は、父の依頼を達成する。その喜びを分かち合った紬へ至は愛情を抱き、トラウマを紬に打ち明け、ついに彼と身体を重ねた。紬が言う。「自分たちは運命の番だ」と。至もそうと信じた。
しかし、至の本能が運命の番であると告げる別のオメガ男性・椿綾人(つばきあやと)が現れた。紬は実は、父の手先──薬で遺伝子を改変された、人工のオメガ、人工の運命の番だったのだ。運命の番の間にしか生まれない上位アルファを至と紬の間に設けさせるため、父は援助をしてくれたのだと至は気付く。そして紬の嘘と裏切りにも。
文字数 75,137
最終更新日 2024.11.30
登録日 2024.10.31
中学校の卒業を間近に控えた青音は、気持ちの切り替えをするために部屋の片付けをしようと意気込んでいたものの、結局思うように作業が進まず途中で飽きてしまった。そこで気分転換にとクローゼットで見つけたフォトアルバムの再生を始める。しばらく懐かしんで見ていたけれど、目を疑いたくなる写真を見つけてしまった。
…彼は今と全く変わらない姿でそこにいたのだ。
違和感と消化不良な感情を抱いた碧音は直接桂の元へと向かった。ただ、最近はよく青音が様子を見に行くほど留守が多い。いるかどうかもわからない、この家の主「名もなき道化師」の異名を持っていて、一階で本の貸し出しと雑貨の販売、二階は透かし彫りの工房となっている。この家は居心地が良くて碧音のお気に入りの場所である。桂から許可されているが、悩み事がある時や一人になりたい時にも勝手に来るようになった。
フォトアルバムに残っていた数々の写真が語りだす桂の秘密。そして碧音自身の秘密が少しづつ明らかになっていく。自分は何のために生まれ、誰かに必要とされているのだろうか。いつか憧れの存在である桂のように誰かのことを失いたくないと思えることがあるのだろうか。
環境を変えるため街を離れ生活していく中で、信頼できる友と出会い短すぎる時間を共有した。大切なものを失って初めて気付く思いなんて、つらくて悲しかったでもそんな感情と出逢ってやっと、僕は桂にほんのちょっとだけ近づけたのかも知れない。
一応、青音の中でいろいろな思いが一区切りつき、街に戻ってきた彼は、どこかしっくりこない街並みを不思議に思いながら帰路に着いた。その理由が自らの成長に関係しているかもしれないと思った時、どうしようもなく不安になり桂に会いたくなった。
一番聞きたくて、聞きたくない問いかけをした青音は桂の言葉を信じるしかできない。碧音の真実と桂の真実…すべて明らかになった時、桂は幸せな笑顔で光に溶けて消えていった。大きなガラスのキャンバスに最高の情景を残して。
文字数 21,978
最終更新日 2025.04.25
登録日 2025.04.25
悪役令嬢に同情は無用。
わたくしは勝手に幸せになりますので、お気遣いご遠慮させていただきます。
ミレーユは公爵令嬢で、王太子ニコラスの婚約者。
婚約者のことは大好きであるが、思い込みの激しいミレーユは、ちょっとした勘違いから自分を悪役令嬢と思い込んでニコラスから距離を置いている。
一方、ニコラスはミレーユのことが大好き。美しく賢くて、ちょっと思い込みが激しくて可愛らしい一面もある彼女のことを心の底から手に入れたいと思っている。
隣国に嫁いだ魔法使いでもある叔母に恋の相談をしたところ、なぜか姿を犬(ポメラニアン)に変えられてしまった。
この魔法は真実の愛のキスによって解けるという。
ポメラニアンになったニコラスはミレーユに拾われて保護される。
王太子が消えたのでは、と騒ぎになり始めたころ。
リーン王国からの留学生である王女が「ニコラスさまは、わらわとの結婚を申し込みに我が国へ行ったのでは?」といいだす。
もちろんそんな事実はないが、ポメラニアンになっているニコラスに説明をする手段はない。
ミレーユは、やはり自分はニコラスさまと結婚できない、と思い込む。
そしてカーン帝国の皇太子ゼノンからの求婚を受け、これを受け入れたほうが王国のためになるのでは? と考えはじめる――――。
思い込みの激しい王太子婚約者ミレーユ・セスティーニ公爵令嬢の、ロマンチックラブコメディです。
他サイトにも掲載中
文字数 12,483
最終更新日 2025.12.12
登録日 2025.12.09
2035年、AIの進歩と大規模な法制度改革により検察庁が廃止された日本。主人公の、敦賀治(つるがおさむ)は、検察官の夢を捨て、弁護士となることを決める。裁判員裁判は実質的に機能を停止し、傍聴席も廃止され、被告人は氏名を隠され、罪状と判決のみ明かされる。密室における書面の交換となった日本の裁判において、敦賀は、裁判官に推薦される。
文字数 833
最終更新日 2026.05.28
登録日 2026.05.27
――世は永明二年。すでに平成の世は遠く、これは先の世の話であり、文化は時代を遡る。
かつて日本と称されていた国はとうにない。平成と呼ばれていた時代から数百年後、国は日ノ本、時代は永明の名を冠す。
政治体制の揺らぎ、そしてのちに大禍と称された未曽有の大災害により平成の世は大きな打撃を受けた。この時代を崩壊へと至らしめたのは、しかし大禍のみではない。これには数多の異形の存在が大きく関わっていた。
地形が大きく変わり、人口が減り――そして混乱の時代の中、平成の世に突如として「ツクモガミ」と呼ばれる化生が現れ始めたのだ。
物が人間に酷似した姿に転じたもの。人々はそれらを古来より伝わる道具の化生からツクモガミと称した。
人々の中に唐突に生じたツクモガミたちは大禍に疲弊する人間たちを侵略者として襲い始めた。玩具として、下僕として、食物として。人間はさらにその数を減らし、人々は下層の立場へと追いやられた。
平成の崩壊から約三百年が経ち、時は永明。幼きころにツクモガミの急襲を受けた十握篝(とつかかがり)は、暮らしていた砦や砦の人間、唯一の家族であった妹の芙蓉(ふよう)を失った。縁あって武士となった篝だったが、元服から数年が経って戦に出るようになっても生きる希望を持てず、ツクモガミへの怒りと憎しみだけを糧に漫然とした暮らしをしていた。
唯一の家族ももうない。生きていても仕方がないが、この身を拾ってもらった手前、簡単に投げるわけにもいくまい。
悲観と諦観の中に生きていた篝だったが、主君である香々瀬尾武比古(かかせおたけひこ)の呼び出しに応じたある日、賽ノ小路六ツ目(さいのこうじむつめ)という僧形のツクモガミとの共同任務を命じられる。内心に不服を抱えながらも篝はそれを承知し、それまで出来得る限り関わりを避けていたツクモガミという存在と強制的に関わりを持つ羽目になる。
ツクモガミが憎い。そうツクモガミ全体に向ける敵愾心を篝は当初六ツ目にも向けていたが、任務を共にするうちこれまで頑なだった内心に変化が表れ始める。
六ツ目は明朗快活で、陰りがない。とても気の良い男だった。しかしそんな六ツ目は驚いたことに、自身もツクモガミでありながら深くツクモガミを憎んでいるのだった。その胸の内を明かされた篝は改めてツクモガミというものを考えるようになる。
篝はツクモガミと自身の過去にどう向き合うのか――。
文字数 113,568
最終更新日 2026.05.30
登録日 2026.05.28
明治十三年、東京。
吉原に売られかけた没落士族の娘・菊子には、人に言えない秘密があった。
幼い頃から、妖怪や怪異が「視えて」しまうのだ。
逃げ出した夜の石畳で出会ったのは、怪異か人か判じかねる美しい男。
晴々堂・士御門晴之助。怪異祓い、承りますと看板を掲げる術師だった。
「手伝うなら飯くらい食わせてやりますよ」
心を殺して生きてきた。感じなければ、傷つかない。
けれど怪異と向き合うたびに、誰かの痛みが、誰かの想いが、凍えた胸に触れてくる。
怪異と美味しい飯と、少しの涙。
文明開化の光が届かぬ夜の路地で、今日も依頼が舞い込む。
文字数 2,114
最終更新日 2026.06.17
登録日 2026.06.17