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児童書・童話 完結 短編
おじいさんと二人だけで、高原の森の中で暮らしているぼくは、海を見たことがない。ある夏おじいさんが、ぼくを海へ連れて行ってくれた。ぼくは見たこともない景色に浮かれた。 おじいさんがぼくに見せてくれた『海』とは? おじいさんとぼくの、海なし県民ファンタジー。 ★表紙アイコンはAIGeminiで作成しました。 ★以前『小説家になろう』に投稿しました。作者が一番気に入っている話です。
大賞ポイント 30pt
文字数 2,835 最終更新日 2026.07.01 登録日 2026.07.01
児童書・童話 連載中 ショートショート
その日は夜空からたくさんの流れ星が落ちました。 ある日のこと。 みっくん(男の子)はお母さんと薬草をつみに出た夜、魔法のつえを拾います。 月の光浴びてきらきら輝いて見えたそれは、みっくんにとってはまぎれもない 魔法のつえ。さあ、みんなで魔法の世界へ行こう? ちょっとだけ、ふしぎであたたかなせかいへ。
大賞ポイント 30pt
文字数 10,033 最終更新日 2026.08.17 登録日 2026.07.15
児童書・童話 完結 ショートショート
 小学校低学年向けの児童文学です。 (漢字は小学2年までに習うものが中心ですが、一部に小学3年で習う漢字も含まれております)  二年一組の男子の間では、先生に内緒で、ふでばこを投げる遊びが流行っていた。乱暴で体の大きいコウタロウが投げると、教室の端から端へ届いてしまう。女子たちは、こわくて教室のすみっこで、ふでばこがあたらないようにしていた。  ある日、コウタロウが投げたふでばこが彩佳にあたった。これがきっかけとなり、先生に遊びが知られ、「ふでばこなげ」が禁止された。また、彩佳に謝らなかったコウタロウがクラスで孤立し、誰も彼に話しかけなくなった。  ふでばこが飛んでこない教室は静かになったものの、「ぼく」は、居心地の悪さを感じるようになった。  そんな折、少し不思議なクラスメイトのユウマが、「ぼく」の目に留まる。ユウマは「『ふで』ばこだから」と言って、ふでばこの中に本物のふでを入れていた。  学校を休んでいたコウタロウが登校すると、彼は元気をなくしていた。誰もがコウタロウと接点をもたないようにするなかで、ユウマだけが違った。ふでばこからふでを取り出し、コウタロウの丸まった背中を優しく撫でた。  驚いたコウタロウは、少しずつ心を開いていく。  コウタロウとユウマは、二人で、ふででくすぐり合うようになった。「ぼく」もその輪に加わり、ふで遊びは、男子から女子へと広まっていく。温かく、居心地の良い教室がもどってきた。  コウタロウが彩佳に謝罪した。すぐに許してもらえなかったが、後日、「ぼく」は彩佳のふでばこに、ピンク色のふでが入っているのを見た。  優しさを届け合うふで遊びによって、教室はお日さまみたいな、ぽかぽかな色にそまっていく。  誰かを温かい気持ちにするユウマみたいになりたい。「ぼく」は切に願うのだった。
大賞ポイント 30pt
文字数 5,275 最終更新日 2026.07.29 登録日 2026.07.29
児童書・童話 完結 長編
八百年に一度飛来する彗星がやってきた一週間後。 突然、音々(ねね)のぬいぐるみ、ゴローとペンタが動き出した! 二匹はテレビで見たアイドルグループの「スパイラル☆」にあこがれていて、彗星の不思議な力で動けるようになったからアイドルを目指したいんだって。 ゴローとペンタ、くまおの三匹から歌とダンスのレッスンをお願いされたけど、どうしよう?
大賞ポイント 27pt
文字数 40,653 最終更新日 2026.08.19 登録日 2026.07.11
児童書・童話 完結 長編
転校生の高倉(たかくら)くんは、黒縁めがねの奥に―― 誰よりも“カワイイ”を愛する心を秘めている。 ピンクのブラウス、ゆるキャラのうさぎ、パンケーキ。 でも、声変わりした彼は女装をすると人前で声が出せない。 好きな服を一着買うことさえ、ままならないなんて――そんなの、悔しすぎる。 そんな彼の“ヒミツ”を偶然知ってしまったのは、クラスメイトの私・あかね。街角で見かけた“激カワの美少女”が、まさか高倉くんだったなんて! 実は彼、SNSでメイク動画がバズっている中学生インフルエンサー。「カワイイ」は彼にとって、ただの趣味じゃない――自分を肯定するための大切な“手段”だった。 「だったら私が代わりに声を出すよ。 高倉くんの“カワイイ”、一緒にかなえよう!」 女装男子×ちょっぴり地味な写真部女子 クラスメイトから、“カワイイ"の共犯者へ――そして、いつしか「好き」に変わっていく気持ち。 メイク、SNS、推し活、そして原宿のポップアップカフェ。 世界で一番“自分らしい姿”を探す、小さな冒険が、今、始まる! ☆第3回きずな児童書大賞奨励賞、獲得しました! ☆アルファポリス 児童書・童話ランキング 2位獲得しました。(2025/7/27) ☆小説家になろうの日間現実世界(恋愛)ランキング(完結済)で9位獲得しました。(2025/9/18)
大賞ポイント 26pt
文字数 81,422 最終更新日 2025.08.30 登録日 2025.07.26
児童書・童話 連載中 長編
朝になると体が重く、学校へ行けない日が増えていた中学一年生の楠木心実。 小学校六年生の頃から続く体調不良は、自律神経の不調によるものらしい。中学に入れば変われると思っていた心実は、思うように登校できない自分を責め、未来まで閉じてしまったような不安を抱えていた。 そんなある朝、心実の前に現れたのは、ピンク色のうさぎのような小さな妖精ユル。心実にしか見えないユルに励まされながら、心実は保健室登校を始める。 そこで出会ったのは、足の痛みでサッカーをやめた蒼太と、人が怖くて教室に入れない千佳子。三人は保健室を小さな秘密基地のようにして、会えない日には交換日記に言葉を残しながら、少しずつ交流を深めていく。 自分のペースで明日へ進む道を探していく、やさしい応援ストーリー。 わたしの朝は、すこし遅れてやってくる。 学校に行けない日は、未来に行けない日じゃない。
大賞ポイント 26pt
文字数 7,982 最終更新日 2026.08.01 登録日 2026.07.31
児童書・童話 連載中 長編
小学4年生の千歳紬(ちとせつむぎ)は、ある日の帰り道、学校で噂になっていた怪異に襲われ絶体絶命のピンチに! そこへ突如現れ、紬を救ってくれたのは、不思議な見知らぬ人。イケメンとも麗人ともつかない、思わず目を奪われるようなその人の正体は――なんと、おばあちゃんからもらった『藤の花のコンパクトミラー』のつくも神・シキだった! 助かって安心したのも束の間、シキは紬にピシャリと言い放つ。 「アンタが言いつけ守らずにアタシを持ち歩かないから、こーんなちっぽけなノロイでヒビが入っちゃったじゃないの! 責任取りなさいよォ~!」 シキのヒビを直すには、物と心を通わせることで生まれる『ココロチャーム』を集めるしかないという。 かくして紬は、悪意あるノロイ術を使うようになったつくも神、『捨て神』を浄化する『お直し役』をやらされるハメに……!?
大賞ポイント 26pt
文字数 12,714 最終更新日 2026.08.13 登録日 2026.07.31
児童書・童話 完結 長編
 私は、ティアナ・ラズベリー。ラズベリーの妖精なんだー。みんなからは普通にティアナって呼ばれている。趣味は人間観察。おいしそうなスイーツを食べてるところを見るのが私の幸せ。  ある日私はラズベリー家で管理しているアパートの管理人さんをすることに。何でも前の管理人さんが高齢で。あくまで一時的ではあるんだけど。  そんなアパートにはレモンの妖精の不知火れもんちゃんがいて色々教えてもらうことに…。 都会の喧騒から離れた妖精たちの世界へようこそ‼ 妖精たちの送る摩訶不思議な物語です。お楽しみください。 この作品は今のところアルファポリスのみでの公開になります。
大賞ポイント 25pt
文字数 28,489 最終更新日 2026.07.31 登録日 2026.07.24
児童書・童話 連載中 長編
☆文字化ケから世界を救え! ついでに現代文の文法も学ぼう!☆ 主人公の少女、文月つむぎは「剣士」だ。幼馴染の少年、譲(ゆずる)と一緒に「文字化ケ」という怪物たちと戦っている。 文字化ケを効率よく倒すにはあるルールがある。 それが、文字化ケのもつ文章を、「文節」に区切るというもの。 しかし、文字化ケに書かれている文は、「清目(きよめ)」という能力をもつ者でないと見えない。 ある日、その能力をもつ美少女が文字化ケに襲われていて……? ☆AI補助利用作品です☆ 文字化ケの問題と解答はわたしがつくっていますが、解答が本当にあっているかをAIで確認しています。 あとは感想を参考にしたり。 本文は全部自分で書いています。 ☆不定期更新です☆ お気に入りに登録していただくと 更新時にアルファポリスさんからお知らせが届きます
大賞ポイント 25pt
文字数 10,541 最終更新日 2026.08.09 登録日 2026.07.31
児童書・童話 完結 長編
 幼馴染三人が中学で始めたバンドのまね事も卒業式の謝恩会まで。春からは高校生となるためもっと本格的な活動を始めようとメンバーを集めた。  無事にメンバーは揃い、日々練習に熱を上げるメンバーたち。だが音楽の方向性で意見がぶつかり口論が絶えず、決まってベースの乙姫龍(おとひめ りゅう)が追い出されて終わる。  だがその龍がベタ惚れしている相手の剛田紅(ごうだ べに)がその日のうちに戻って来いと言って元へ戻るのがいつものパターンである。  それでも最近は練習のたびにぶつかってばかり。きっと学園祭ライブが近いことが原因なのだろう。龍以外のメンバーは音大付属高校の生徒で、ライブをやる学園祭も音大と合同で大規模なものだ。  初ライブがそれほどの規模で行われるだけでも緊張して当然である。だがぶつかる原因はほかにもあり、それが龍だけ他校の生徒だと言うことだった。  はたして初めてのライブはうまくいくのだろうか。
大賞ポイント 25pt
文字数 32,662 最終更新日 2026.08.02 登録日 2026.07.31
児童書・童話 連載中 長編
夜中の保育園で預かるのは、かわいすぎる園児(中身は最強イケメン)!? 「おおきくなったら僕と結婚して!」 面倒見が良い中学生・小春陽鞠(こはるひまり)が夢の中で迷い込んだのは、真夜中にだけ開く常闇保育園。 そこは、世界を壊しかねないほど強すぎる力を抑えるために「幼児化の呪い」をかけられた、妖魔族たちを預かる特別な場所だった! ひょんなことから保育のお手伝いをすることになった陽鞠。 陽だまりのような匂いの陽鞠にべったり甘えてくる白蛇の男の子・ミズくんや、ほんわか優しいけれどどこか意地悪な獏の朔(さく)先生に振り回されっぱなし。 だけど夜明け前、名札の鈴がチリンと鳴ると——園児たちが、息をのむほどクールな大人の姿に大変身!? 寡黙で大人なクールな彼と、無邪気に甘えてくる園児の彼。 ふたつの姿にドキドキが止まらない! ヒミツがいっぱいの夜の保育園ファンタジー!
大賞ポイント 25pt
文字数 14,700 最終更新日 2026.08.21 登録日 2026.07.31
児童書・童話 連載中 長編
「都会で負けた女」と笑われた。「田舎に頼るしかない女」「落ちこぼれ」――地方農協の懇親会で、組合長の娘たちは杯を片手に彼女を嘲笑った。 元人気キャスターのクリスタ・タキガワは、政治と金融の不正を追及した結果、仕事も名誉も失ったと世間から思われている。 ――だが、それはすべて彼女の計算だった。 元人気キャスターのクリスタ・タキガワは、政治と金融の不正を追及した結果、仕事も名誉も失ったと世間から思われている。 地方農協の懇親会でも、組合長の娘たちは彼女を見下した。 「負け犬」 「落ちこぼれ」 「田舎に頼るしかない女」 ――だが、それはすべてクリスタの計算だった。 彼女は水面下で政界の若きプリンス・シュンジローとの結婚を進めながら、不正な利権構造を崩壊させる準備を終えていたのだ。 翌日午後2時。 電撃結婚発表と同時に、地方利権整理オペレーションが始動する。 裏帳簿は暴かれ、不正融資は凍結され、昨日まで笑っていた者たちは地位も財産も失っていく。 しかし、これは始まりに過ぎなかった。 地方の裏金は政界、巨大企業、海外資本へとつながっていたのだ。 愛する夫を最強の盾に。 数字と制度を武器に。 敗北者を演じ続けた女が、世界を支配する利権構造そのものへ戦いを挑む。 これは、悪役令嬢と呼ばれた女による痛快逆転ざまぁストーリー。
大賞ポイント 23pt
文字数 47,345 最終更新日 2026.07.27 登録日 2026.06.27
児童書・童話 完結 長編
中学2年生の夏希は、小学校に上がった時からずっと友達がいない。クラスではいつも一人で過ごしていて、スマホを持っていないからクラスメイトたちの会話の内容もよくわからない。 家でもまるで幽霊のような日々を送る夏希はある日、深夜に家を出てみる。中学生が補導される23時を過ぎても帰らなければ、両親が心配して探しに来てくれるかと。 しかし両親は娘が帰っていないことに気づかず就寝してしまい、帰るに帰れなくなった夏帆は行く当てもなく近所を徘徊し、通っている中学校に着く。裏口が開いているのを見つけて、朝まで過ごせる部屋を探して校舎内を徘徊していると、図書室の窓際に佇む人影に気がついて—— 【登場人物】 ・夜野夏希:中学2年生。人見知りでスマホを持っていない。一人でいる言い訳に読書をしていたら読書好きになった。 ・東雲葵:図書室にいる幽霊。自称高校1年生。何らかの未練があって母校の中学の図書室にいる模様。 ・朝井陽乃:夏希のクラスメイト。校則無視のバリバリメイクをしているギャル。 ・望月:夏希の学校の宿直のおじさん。
大賞ポイント 23pt
文字数 78,797 最終更新日 2026.07.31 登録日 2026.07.06
児童書・童話 連載中 長編
 巧みに姿を隠しつつ別世界からの【越界者】を操り人間界の秩序を乱す【魔鬼】とはいったい誰なのか?  軽快なテンポでサクサク読めるダークミステリー!!  激闘の末一人の魔鬼を封印した管理人【メグル】と越界者【モグラ】は、とある街で探偵事務所を開設。そこへ初老の男が訪れる。男の口から語られたのはオカルトじみた雑居ビル九階の怪現象……。  内見を装い調査に向かった二人は妖しい雰囲気の仲介業者【美華】から九階が殺人事件の事故物件だと知らされる。  彼女とビルオーナー【杏果】が「越界者」と「魔鬼」であると推測したメグルは九階に泊まることを決意するが……。
大賞ポイント 22pt
文字数 87,981 最終更新日 2026.08.21 登録日 2026.06.22
児童書・童話 完結 長編
中学一年生の佐藤葵は、過保護な母親と皮肉屋の父親の影響もあって、とても臆病な女の子。 怖がり克服のため、友だちのゆかりに誘われて、スポーツクライミングセンターに行くことに。スポーツクライミングとは、壁につけられたホールドをつかみ、登っていくスポーツ。 もちろん、口うるさい親には内緒だ。 しかし、高い壁を前にして怖くなり、登ることができなかった。 そんな葵を見つめる男の子がいた。天才中学生クライマーの日向流星だ。日向のように軽々と壁を登ってみたいと思い、葵も勇気を出してクライミングに挑戦する。 スポーツクライミングと出会い、新しい自分に出会えた葵。友だちとの絆、スポーツの素晴らしさや面白さ、そして怖さを知り、成長していく。
大賞ポイント 22pt
文字数 59,191 最終更新日 2026.08.21 登録日 2026.07.02
児童書・童話 完結 長編
小学5年生の朝陽(あさひ)は、新しいクラス替えで親友の礼奈(れな)と離れてしまった。気落ちしながらの登校中、保育園児のミルと出会い、謎のチェックをされる。 ある日、朝陽は夢を見た。赤い扉から現れた人物から鍵を受け取る夢。 目覚めた朝陽はその鍵を実際に握っていて?!
大賞ポイント 21pt
文字数 55,406 最終更新日 2026.08.22 登録日 2026.07.11
児童書・童話 完結 長編
 私には、5秒先の『未来』が見える。  とあるきっかけで生まれた能力だけれど、  なにか人の役に立てたいと思いつつも、私はこの能力を持て余していた。  そんなある日。  ねこを助けようと木に登った私は、足を滑らせて落ちそうになったところを、  高速移動の能力を持った男の子に助けてもらって……。  「桜彩、俺と組まないか?」  天真爛漫 超ポジティブ少女  未来 桜彩 (みき さあや)  能力:未来予知 「5秒先の未来を見ることでなにか変わるなら、この能力を誰かのために使いたいっ!」  ×  明るく元気で正義感の強い転入生   旭日 五月 (あさひ さつき)  能力:高速移動 「俺と桜彩の能力があれば、絶対にいろんなひとを助けられる!」  ×  クールで冷静沈着な幼なじみ(実は少し怖がり?)  藤村 蓮詞  (ふじむら れんじ)  能力:瞬間記憶 「まったく騒がしい部活だ、桜彩が二人に増えたみたいだ……」  ×  成績優秀 容姿端麗なお嬢様(いつも暴走気味)  北條 椿妃  (ほうじょう つばき)  能力:怪力 「桜彩ちゃんが一緒なら、なんでもいいです!」  転入生の五月くんの提案で、私たちは「お悩み解決部」を立ち上げることに。  未来予知、高速移動、瞬間記憶、怪力  私たちの持つ不思議な能力を使って、  悩みがあるひと、手助けが必要なひと、そのお困りごと、お悩み解決部が解決します!
大賞ポイント 20pt
文字数 38,167 最終更新日 2026.07.27 登録日 2026.07.07
児童書・童話 連載中 短編
ある朝、ヴィッキーたちの前に突然、巨大な『魔法陣』が現れた。 だがアーリンは妙に沈着冷静だ。 ヴィッキーたちが登校すると教室には内側からカギが掛かっているみたいだ。 何とか、ドアを開けると教室の中には床いっぱいに大きな『魔法陣』が描かれてあった。しかも教室内には誰もいない。 いわゆる密室状態だ。 果たして、いかにして犯人は密室の中、『魔法陣』を描いたのか。 本当に魔法なのか。それとも……。 だが、あっと言う間に、『ぬいぐるみ探偵』アーリンは真相を解き明かした。 その前の日、ヴィッキーが学校から帰宅すると部屋にいたのは友達のマリアから贈られてきた子ブタのぬいぐるみだった。 当初、ヴィッキーはただのぬいぐるみかと思って無視していたが、なんと『子ブタのぬいぐるみ』は妖精アーリンになった。 しかもアーリンの見た目は、とっても可愛いらしい五歳児の美少女だ。 ヴィッキーとアーリンは相棒として、数々の難事件を解き明かしていく事になった。
大賞ポイント 20pt
文字数 29,378 最終更新日 2026.08.22 登録日 2026.07.11
児童書・童話 完結 短編
中学二年生の白鳥航(しらとり・わたる)は、七人家族のにぎやかな毎日にうんざりしていた。赤ちゃんの小太郎のおむつ替えや離乳食、おじいちゃんの世話、柴犬マルオの散歩、おつかい……。夏休みなのに、自分の時間がまったくない。 「一日でいいから、一人になりたい!」 そう思った航は、家族に内緒で小さな一人旅に出ることを決意する。 ところが出発早々、「温泉旅行へ行くんじゃろ?」と勘違いしたおじいちゃんに待ち伏せされ、さらにマルオまでついてこようとして大騒ぎ。ようやく駅へ着いたと思ったら、今度は姉と小太郎に見つかってしまう。姉と口げんかになり、本音をぶつけ合うものの、「少しだけ冒険しておいで」と背中を押され、航はようやく電車に乗り込む。 初めて降りる町で、航は自由な時間を思いきり楽しむ。商店街を歩き、食堂で一人でご飯を食べ、「誰にも呼ばれないって最高!」と大喜びする。 しかし、一人で過ごす時間が長くなるにつれて、家族のにぎやかな声が少しずつ恋しくなっていく。母の手料理、父との何気ない会話、小太郎の笑顔、マルオの元気な鳴き声。うるさいと思っていた毎日が、自分にとって大切な時間だったことに気づき始める。 夕方、航が帰ると、駅には父、母、姉、小太郎、おじいちゃん、マルオまで、家族みんなが迎えに来ていた。 「おかえり!」 その一言を聞いた瞬間、航は心から思う。 家族はうるさくて、面倒で、ときどき一人になりたくなる。でも、だからこそ「ただいま」と帰れる場所があることは、とても幸せなことなんだ。 家族と少しだけ離れた一日が、一番大切なものに気づかせてくれた。 航のひと夏の家族の成長物語。
大賞ポイント 19pt
文字数 12,682 最終更新日 2026.07.14 登録日 2026.03.02
児童書・童話 連載中 長編
大病の治療を終えたばかりの中学一年生、高瀬凪。 学校には戻れたものの、少し歩けば息が切れ、体育は見学。友達や家族から「無理しないで」と言われるたびに、自分だけが普通の毎日から取り残されているような気がしていた。 迎えた初めての中学の夏休み。凪は体力を取り戻すため、茨城県北茨城市の五浦で民宿「潮待ち荘」を営む叔母のもとへ預けられることになる。 東京より涼しい海辺の町。松林の向こうに広がる五浦海岸。海を見守るように建つ六角堂。温泉の湯気に、新鮮な常磐ものの魚料理。 静かに休むだけの夏になるはずだった。 ところが、久しぶりに再会した一歳年上の従兄・湊は、凪を病人扱いするどころか、初日から遠慮がない。 「元気なふりして倒れんのが、一番ごじゃっぺだかんな」 民宿の手伝いではお茶をこぼし、魚を狙う猫を追えば逆に転び、茨城弁のお年寄りとは会話がかみ合わない。港の魚屋の娘とは意地を張り合い、温泉では人に見られたくない傷痕と向き合うことになる。 笑って、怒って、ときどき泣いて。 凪は湊や地域の人々と過ごすなかで、少しずつ海辺を歩けるようになり、魚料理を食べられるようになり、疲れたときには「休みたい」と言えるようになっていく。 けれど湊にも、凪には言えない悩みがあった。 故郷を好きになり始めた凪と、いつか故郷を出たいと願う湊。 元いた場所へ戻れない少女と、生まれた場所から離れたい少年が、五浦のひと夏で見つけるものとは――。 これは、病気になる前の自分へ戻る物語ではない。 海風と温泉、あたたかな茨城弁とおいしいごはんに囲まれながら、自分の新しい歩幅を見つけていく、笑いと涙の夏休み物語。
大賞ポイント 18pt
文字数 519,649 最終更新日 2026.08.12 登録日 2026.07.18
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