「麦」の検索結果
全体で337件見つかりました。
うちの嫁は2万円渡しても米も肉も魚もない買い物をする。なので離婚します。
朝は、ちゃんとしている。
湯気の立つ味噌汁、
卵のやわらかさ、
パンの焼ける音。
俺は、満足している。
「これでいい」と思っている。
だから二万円を渡す。
煙草と酒と、
それから、生活を頼む。
帰ると、
家は静かで、
冷蔵庫は軽い。
あるのは
砂糖と、小麦粉と、
名前のついた調味料と、
少しの安心と、
たくさんの「なんとかなる」。
「なんでかな」
と彼女は言う。
本当に、
分からない顔で。
俺は、分かっている。
減ったのは金じゃない。
米でも、肉でも、魚でもない。
食卓の上に置くはずだった、
何かだ。
それは形がなくて、
レシートにも残らない。
でも、確かに減っていく。
噛んでも味がしない夜、
湯気のない皿、
終わらない違和感。
「バランスはいいと思うんだけど」
その言葉が、
一番、腹に残る。
俺はもう、
何を食べても満たされない。
だから、終わりにする。
これは空腹じゃない。
これは、
生活が、食い尽くされた音だ。
文字数 163,794
最終更新日 2026.04.24
登録日 2026.03.26
小麦の不作で破産寸前の子爵家を救いたい!
「好色爺の後妻」か「娼館への身売り」か……。
絶望の二択を迫られた令嬢パトリシア。
どうせ売られるならと憧れの遊び人・ギルバートに
「遊んで捨てて下さい!」と初体験を志願。
しかし、この無茶振りが彼の独占欲に火をつけてしまい…?
🔶登場人物・設定は筆者の創作によるものです。
🔶不快に感じられる表現がありましたらお詫び申し上げます。
🔶誤字脱字・文の調整は、投稿後にも随時行います。
🔶今後もこの世界観で物語を続けてまいります。
🔶 『エール📣』『いいね❤️』励みになります!
文字数 30,818
最終更新日 2026.04.14
登録日 2026.04.08
マリアの両親は平民で、ピナベーカリーというパン屋を経営している。一歳違いの妹ソフィアはピンクブロンドにピンクの大きな瞳の愛らしい女の子で、両親に溺愛されていた。マリアも妹を可愛がっており、幼いころの姉妹仲はとても良かった。
マリアが学園に通う年齢になった頃、小麦粉の値上げでピナベーカリーの経営がうまくいかず、マリアは学園に行くことができない。同じ街のブロック服飾工房に住み込みで働くことになった。朝早く実家のパン屋を手伝い、服飾工房に戻って夜まで針仕事。 お給料の半分は家に入れるのだが、マリアはそれを疑問にも思わなかった。
その1年後、ソフィアが学園に通う年齢になると、ピナベーカリーが持ち直し、かなりパンが売れるようになった。そのためソフィアは裕福な子女が通う名門ルクレール女学園の寮に行くことになった。しかし、ルクレール女学園の学費は高く、マリアは給料を全部入れてくれるように頼まれた。その時もマリアは妹の幸せを自分のものとして捉え、両親の言うとおりにそれを受け入れる。
マリアは家族思いで誠実。働き者なところをブロック服飾工房のオーナーであるレオナードに見初められる。そして、レオナードと結婚を誓い合い、両親と妹と引き合わせたところ・・・・・・
これは、姉妹格差で我慢させられてきた姉が、前世の記憶を取り戻し、もう利用されないと、自分の人生を歩もうとする物語です。
文字数 111,914
最終更新日 2025.10.29
登録日 2025.09.29
親を魔物に食われた金髪の少年が、盗賊に拾われて勇者を目指す英雄成長譚。
優しい騎士の少年リンデルと、彼を支えたい小柄な従者と、褐色肌の元盗賊のお話。
R18にはタイトルの最後に*が、R18未満には(*)が付いてます。
本作はこれまでの囚われの勇者のリンデル側のお話を集めて整えたものです。
単話投稿しているものの再収録の他、新規書下ろしもそこそこあります。
本作はとにかく『何でも許せる方向け』です。
ショタ受け、無理矢理、モブレ、媚薬、リバ、3Pと色々あります。
表現としてあまりグロくは書きませんが、痛い描写は多いです。
夢オチで触手もあったり、時に飯テロもあります。
個人的に苦手なシチュがある方は、
これまでに投稿している単話版をご覧いただくと安心です。
(各作品ごとに登場する注意要素が書いてありますので……)
大丈夫! 何でもおいしく食べられるよ!
むしろ痛いのは心も体も大好物だよ! という方は
どうぞ存分にお楽しみくださいね。
■登場人物 ※【囚勇02】開始時点
・主人公(勇者)→リンデル(17)♂
勇者に憧れて田舎から王都に出て、騎士になった心優しい少年
優しい麦穂色の金髪に蜂蜜のような金眼・爽やか短髪 173cm
・勇者の護衛兼教育係(従者)→ロッソ(28)♂
23歳から5年間前勇者に仕えていた生真面目青年
サラツヤ直毛黒髪に童顔黒目がちな黒眼・超ロング1つ括り 151cm
・主人公のいる隊の中隊長→ルストック(36)♂
主人公の所属する九番隊の隊長、温厚実直な男性
茶色がかった黒髪に三白眼気味の黒眼・オールバック 180cm
・別の隊の中隊長→レインズ(36)♂
ルストックの為なら死ねるタイプの激重感情持ち親友
鮮やかな金髪に宝石のような青い瞳・一つ括り かなり美形 178cm
・主人公の姉→エレノーラ(22)♀
主人公の実姉で唯一の肉親
榛色の髪と瞳・肩下ふんわりセミロング 可愛い系美人 165cm
中隊長の二人、ルストックとレインズの
スピンオフなお話はこちらにまとめています。
https://www.alphapolis.co.jp/novel/547033129/684597576
文字数 333,145
最終更新日 2026.04.24
登録日 2026.01.03
昔書いた1000~7000文字の読み切り短編の寄せ集めです。
軍人もの、リーマンもの、学生もの、ファンタジーもの、歳の差の織り交ぜです。
文字数 114,769
最終更新日 2026.04.24
登録日 2026.03.18
齢三百五十。王立アルカナ魔法学院の院長を定年退職した元・最強魔法使い、マグダレーナ・エルドウィン——通称「マグばあ」。
見た目は白髪の老仙人、中身はギャルな最上位特級魔法師。マジックファルコン「シルヴァー」と変身猫「ルーン」を引き連れ、囚われた教え子を助けるべく旅立った……のはいいが、開始早々まんまと道に迷う。
盗賊には指パッチン一発で麦畑に逆さ埋め。法外な通行料をふっかけてきた悪代官の手下には磁力魔法で剣を宙に浮かせてご退場願う。行く先々でトラブルと悪党が湧いて出るが、すべてまとめて返り討ちじゃ。
悪徳領主に王様まで、街の小物も頭が高い——最強ばあちゃんの痛快ざまぁ・ロードストーリー、開幕!
■ 主人公プロフィール
名前 :マグダレーナ・エルドウィン(通称:マグばあ)
年齢 :350歳
外見 :白髪、深い皺、七十がらみの老婆の見た目(老化停止)
一人称 :わし
口調 :老婆口調、中身はギャル気質
魔法等級:最上位特級(王国最高位)
経歴 :王立アルカナ魔法学院・元院長。魔法使い歴320年。
二百年以上前に北の竜の巣を単身壊滅→「竜殺しの魔女」の二つ名。
■ 主人公の細かな特徴・クセ・好み
【魔法のほうき】
・高所恐怖症のため、魔法のほうきでの飛行が大の苦手。
・「空は鷹に任せればよい」が持論。
・ほうきを持ち出すのは本当に緊急のときだけ。しかも低空飛行限定。
・高いところに連れて行かれそうになると途端に素直になる(数少ない弱点)。
【若いイケメン好き】
・イケメンを見ると口調がやや柔らかくなる。
・「目の保養じゃ」が口癖。
・ただし迷惑はかけない。遠くから眺めるだけで満足するタイプ。
・道を聞くときにイケメンを選びがち(本人は無意識のつもり)。
【移動手段】
・基本は徒歩。足腰は現役騎士より丈夫。
・疲れてきたらルーンを馬に変身させて乗馬する。
・ルーンは馬になるのをあまり好まないが、干し魚で交渉成立することが多い。
・「馬代わりにされるのは不本意じゃ」とでも言いたげな顔で走る。
・シルヴァーが上空から道案内役を務めることもある。
【みたらし団子】
・旅の最大の楽しみのひとつ。
・行く先々で団子売りと「なぜか」遭遇する(本人は偶然だと思っている)。
・実は無意識に団子売りの屋台の魔力(甘い匂い)を嗅ぎ分けている説がある。
・みたらし団子を食べているときだけ、機嫌が確実に良くなる。
・ざまぁの後に団子を食べながら「やれやれじゃ」と言うのが黄金パターン。
・団子売りのおじさん・おばさんとは顔なじみになっていく(各地に登場)。
カクヨムと同時連載中。
文字数 324,468
最終更新日 2026.04.24
登録日 2026.03.09
勇者召喚に巻き込まれて異世界へやってきたサラリーマン麦野一穂(むぎのかずほ)。得たスキルは屑(ランクレス)スキルの『本日一粒万倍日』。あまりの内容に爆笑され、同じように召喚に巻き込まれてきた連中にも馬鹿にされ、一人だけ何一つ持たされず荒城にそのまま置き去りにされた。ある物と言えば、水の樽といくらかの焼き締めパン。どうする事もできずに途方に暮れたが、スキルを唱えたら水樽が一万個に増えてしまった。また城で見つけた、たった一枚の銀貨も、なんと銀貨一万枚になった。どうやら、あれこれと一万倍にしてくれる不思議なスキルらしい。こんな世界で王様の助けもなく、たった一人どうやって生きたらいいのか。だが開き直った彼は『住めば都』とばかりに、スキル頼みでこの異世界での生活を思いっきり楽しむ事に決めたのだった。
文字数 748,717
最終更新日 2020.09.30
登録日 2019.11.29
王都から徒歩で10日の田舎に住む少年ヤヒスは、麦の凶作により王都に出稼ぎに行くことになる。
冒険者ギルドの門をたたいたヤヒスは、自分のスキルがハズレスキルだったと知らされ、ショックを受ける。
最底辺の下水掃除をすることになった彼はこの先どうなるのか。
主人公がたびたび空気になります。
やたらと飯のシーンが多いです。
毎日更新。
一話1500文字程度、3-5分でサクサク読めます。
文字数 2,724
最終更新日 2026.04.24
登録日 2026.04.23
標高1,000メートル。
スイッチバック駅のホームに,小さなパン屋がある。
店の名前は『こもれび』。
古い待合室を改装した,天窓から光が差し込むだけの,ささやかな場所。
停車時間は,わずか5分間。
急勾配を登る列車が,進行方向を逆転させるために,ここで一度だけ息を止める。
その5分間だけが,乗客と店主が触れ合える,唯一の時間だ。
店主の麦は,元・都内有名店のパン職人だった。
完璧な層を折り込み,完璧な発酵を管理し,完璧なパンだけを世に出そうとした。
そうやって追い求めた果てに,自分自身が「過発酵」を起こして,崩れた。
逃げるように辿り着いたこの駅で,麦は毎朝パンを焼く。
高原バターのクロワッサン。
ミルクたっぷりの白パン。
ドライフルーツのカンパーニュ。
やって来るのは,どこかに欠けたものを抱えた人たちだ。
挫折を押し込めたまま出張へ向かうサラリーマン。
育児の孤独の中で,自分の輪郭を見失いかけている若い母親。
「正解」を探して,地図にない場所へ来てしまった少年。
麦は多くを語らない。
ただ,その人が手を伸ばしたパンを,丁寧に袋に包む。
人の「心の欠落」は,その人が選ぶパンの種類に,静かに滲み出る——麦はそう知っている。
5分間が終われば,列車は山を下りていく。
麦にできることは,焼きたての熱が手のひらに残るほんの一瞬に,何かを手渡すことだけ。
それでいい,と今の麦は思っている。
かつての自分が,過発酵で崩れた生地のように,修復できないものもあると知ったから。
ここは終点ではなく,折り返しの場所。
後退することが,次のルートへの転換になる——スイッチバックが,そう教えてくれている。
痛みを知る大人のための,山の上の,5分間の物語。
文字数 37,369
最終更新日 2026.04.24
登録日 2026.03.27
宇治の川辺のこの庵をお訪ねくださり、誠に御足労でございます。
私が庵主の尼でございます。
私の説く物語が、都で評判になっていると聞き、驚いております。
物語を聞きに来てくださる皆さまのお陰で、賑やかな日々が戻って参りました。
ささやかなもてなしとして、麦茶と干し柿を御用意いたしました。
どうぞ、お召し上がりください。
……では、かの物語をお話しいたしましょう。
それは、遥かな異郷の物語。
時の堰を超え、黄泉の川を遡った月の国の物語でございます。
心広き王帝さまが治めるその国は、長き平和が続いていました。
されど、神逅椰(かぐや)と名乗る悪しき宰相の禍々しき力により、公卿たちは謀反の濡れ衣を着せられ、多くの血が流れました。
木は枯れ、魚たちは川から姿を消しました。
宰相に立ち向かった若き剣士たちも命を奪われ、亡骸は黄泉の泉の底に沈められました。
されど、その御魂は朽ちることなく、遥か彼方の黄泉の対岸へと流されて行ったのです……。
そうして、三千世の時が流れました。
御齢が十五の少年は、その国で穏やかに暮らしておりました。
父を早くに亡くし、占術を生業とする母と仲良く暮らしておりました。
隣に住まう少女に恋をし、雪の降るその朝も、一緒に学舎に向かいました。
宰相の魔手が、ひそやかに忍び寄っているとも知らず……。
これは、闇を打ち払う物語――。
シナヅキの王に挑んだ、四人の勇士たちの物語――。
勇士たちと思いを共にした、気高き人々の物語――。
それを、我『果てなる者』が語ろう。
我が、次なる『世』に去る前に。
友よ。
輪廻と祈りの物語を、勇士たちの崇高なる闘いを伝えよう……。
*
『カクヨム』でも連載中です。
そちらの加筆修正版となります。
文字数 108,104
最終更新日 2026.04.24
登録日 2026.03.07
前世で腕の立つパン職人であり農家でもあった青年トールは、異世界に転生して驚愕した。
この世界のパンは、硬くてパサパサで、スープに浸さなければとても食べられないものばかりだったのだ。
「美味しいパンで人々を笑顔にしたい」
その純粋な情熱を胸に、トールは荒れ果てた土地を自らの手で切り拓き、最高の小麦を育て上げる。
そして魔法の力も駆使し、この異世界に初めて、雪のように白くてふかふかの「食パン」を誕生させた!
その究極の味に衝撃を受けた没落貴族の令嬢セリア、そしてパンの耳が大好きなもふもふ魔獣のアルルと共に、トールは小さなパン屋「食パン商会」を開店する。
一口食べれば誰もが虜になる至高の食パンは、瞬く間に王都中で大人気に!
しかし、その成功を面白く思わない巨大商業ギルドが、卑劣な手段でトールたちの邪魔をしてきて……?
理不尽な妨害も、圧倒的なパンの美味しさと職人の意地で完全粉砕!
やがて彼らの焼くパンは王宮の晩餐会にまで供され、世界そのものを温かく変えていく。
これは、パンを愛する青年が、極上の食パンと黄金の小麦畑で、大切な人たちと一緒に最高の居場所を作り上げる、優しくて美味しい成り上がりスローライフ!
文字数 32,005
最終更新日 2026.04.09
登録日 2026.04.09
王都から馬車で三日。
石畳はいつの間にか土の道へと変わり、背の高い建物も、きらびやかな店も姿を消し、代わりに広がるのは緑の畑と、風に揺れる麦の穂だった。
――やっと、静かに暮らせる。
そう思ったのは、つい昨日のことだ。
私は馬車の窓から外を眺めながら、小さく息を吐いた。
胸の奥に残っていた重たい何かが、ゆっくりと溶けていくような感覚だった。
文字数 12,941
最終更新日 2026.04.18
登録日 2026.04.18
陸(りく)は、家庭の事情で、謎に包まれた「ショタペット育成学園」に入学する。
日焼けした小麦色の肌、キラキラと輝く大きな瞳、八重歯が覗く無邪気な笑顔――サッカー少年らしい活発な魅力に溢れた可愛いショタが、成功者の「忠実なペット」として調教され、成長していく物語。
文字数 77,450
最終更新日 2025.06.28
登録日 2025.05.04
★☆★完結保証★☆☆
毎日朝7時更新!
「お前のような魔力無しの出来損ないは、もはや我が家の者ではない!」
過労死した俺が転生したのは、魔力が全ての貴族社会で『出来損ない』と蔑まれる三男、カイ。実家から追放され、与えられたのは魔物も寄り付かない不毛の荒れ地だった。
絶望の淵で手にしたのは、神様からの贈り物『絶対農域(ゴッド・フィールド)』というチートスキル! どんな作物も一瞬で育ち、その実は奇跡の効果を発揮する!?
伝説のもふもふ聖獣を相棒に、気ままな農業スローライフを始めようとしただけなのに…「このトマト、聖水以上の治癒効果が!?」「彼の作る小麦を食べたらレベルが上がった!」なんて噂が広まって、聖女様や女騎士、果ては王族までが俺の畑に押しかけてきて――!?
追放した実家が手のひらを返してきても、もう遅い! 最強農業スキルで辺境から世界を救う!? 爽快成り上がりファンタジー、ここに開幕!
文字数 93,987
最終更新日 2025.12.15
登録日 2025.11.09
【HOTランキング1位作品(9月2週目)】
猫好きを公言する独身おじさん麦山湯治(49)は商売で使っているキッチンカーを車検に出し、常連カードの更新も兼ねていつもの猫カフェに来ていた。猫カフェの一番人気かつ美人トラ猫のコムギに特に好かれており、湯治が声をかけなくても、自発的に膝に乗ってきては抱っこを要求されるほどの猫好き上級者でもあった。
そんないつものもふもふタイム中、スタッフに信頼されている湯治は他の客がいないこともあって、数分ほど猫たちの見守りを頼まれる。二つ返事で猫たちに温かい眼差しを向ける湯治。そんな時、コムギに手招きをされた湯治は細長い廊下をついて歩く。おかしいと感じながら延々と続く長い廊下を進んだ湯治だったが、コムギが突然湯治の顔をめがけて引き返してくる。怒ることのない湯治がコムギを顔から離して目を開けると、そこは猫カフェではなくのどかな厩舎の中。
まるで招かれるように異世界に降り立った湯治は、好きな猫と一緒に生きることを目指して外に向かうのだった。
文字数 232,310
最終更新日 2026.04.22
登録日 2025.09.04
ウエディングプロデュース会社『プリムローズ』は社長の佐久川と社員の僕、日南瀬里の二人でやっている小さな会社。
今回の依頼は『旧天沢家別邸・日本蕎麦懐石料理店』の広大な日本庭園を利用した挙式のプロデュース。
パンフレットのモデルとして選んだカップルは撮影数日前に婚約破棄となり、急遽結婚式を挙げてくれることになったのは、貴船コンツェルンの会長と櫻葉グループの会長子息。モデルなのに男同士で不安だったけれど、当日現れたのは驚くほどの美男美女でサプライズ満載の結婚式にもう涙が止まらない。
そんな僕に優しくしてくれたのは……。
『歩けなくなったお荷物な僕がセレブなイケメン社長に甘々なお世話されています』の主人公征哉&一花の結婚式で、号泣していたプライダルパンフレットの責任者がニャンコな気がする……そんな感想をいただいて思いついてしまったお話。
結婚式の裏側の話メインで、イチャイチャは最後の方かも。
10話はいかない短編の予定です。
R18には※つけます。
文字数 66,148
最終更新日 2026.03.29
登録日 2024.06.29
私、アルマには二つ下の可愛い妹がいます。
幼い頃から要領の良い妹は聖女に選ばれ、王子様と婚約したので……私は遠く離れた地で、大好きな魔法の研究に専念したいと思います。
最近は異空間へ自由に物を出し入れしたり、部分的に時間を戻したり出来るようになったんです!
勿論、この魔法の効果は街の皆さんにも活用を……いえ、無限に収納出来るので、安い時に小麦を買っていただけで、先見の明とかはありませんし、怪我をされた箇所の時間を戻しただけなので、治癒魔法とは違います。
だから私は聖女ではなくて、妹が……って、どうして王子様がこの地に来ているんですかっ!?
※第○話:主人公視点
挿話○:タイトルに書かれたキャラの視点
となります。
文字数 100,087
最終更新日 2025.06.14
登録日 2025.05.12
‘高校には行かずにひとりずっと旅をしている少年、謙人。
廃線になった路線の線路上を歩いていた時に出会ったのは、自らをありすと名乗る少し変わった麦わら帽子の少女だった。
変わっていたのは彼女だけでなく、ありすの飼い猫のミーシャは唐突に皮肉めいた台詞を話し始める。
猫が喋るというあり得ないはずの事実に謙人は少し混乱していたが、ありすはそんな謙人をよそに、ずっと出来ていなかった自分の村のお祭り「春渡し」に参加してほしいと願う。
謙人は混乱しつつもそれを受け入れて、数日間だけ村に滞在する約束をして、訪れた村の中でありすの友人の女の子たちも含めて交流を深めていく。
だけどその中で皆はそろって「最後の夏だから」と気になる事を告げていた。
どうして最後の夏なのかは、誰も答えない中、「春渡し」は始まっていく。
祭りが進むにつれて、謙人は一つの村の、そしてありすの秘密を知っていく。
うそつきの麦わらのついていた、たった一つの嘘の秘密を――
彼女の秘密とは、うそとは、最後の夏の意味とは何なのか。
謙人は意味を知ると共に、探していた旅の目的を見つけていく。
このお話は少しだけ不思議な、切なくて、だけど優しいお話です。
イラストはテンさんにいただきました! テンさん、本当にありがとうございます!!
第6回ライト文芸大賞で奨励賞をいただきました。
応援してくださった皆様、そして選考してくださった編集部の方々、本当にありがとうございました。
2026/3/31
ちまちま改稿しました。大きなストーリーライン自体には変化はありませんが、描写を強化したり、逆に削ったりして文章を調整しています。謙人の家族への気持ちを追記したり。全体的に過不足を推敲しました。全体的に伝わりやすくなって、一本筋が通って読後感は良くなっているとは思います。
後日譚は一時的に掲載を停止しています。
2026/4/19
すみませんすみません。あやまって3話を削除してしまって、あわてて再度3話を投稿したのですが、どうもそれで見に来てくださった方がいらしたみたいですね……!
新規の方ならありがたいのですが、通知みてきてくださった方には申し訳ないです。
文字数 111,029
最終更新日 2026.04.19
登録日 2023.04.28
★作中で出来上がるビールは、物語完結時に実際に醸造する予定です
これは読むビール、飲める物語
ーーーー
時は江戸。もしくは江戸によく似た時代。
「泥酔して、起きたらみんなちょんまげだった!!!」
黒船来航により世間が大きく揺らぐ中、ブルワー(ビール醸造家)である久我山直也がタイムスリップしてきた。
そんな直也が転がり込んだのは、100年以上の歴史を持つ酒蔵「柳や」の酒を扱う居酒屋。そこで絶対的な嗅覚とセンスを持ちながらも、杜氏になることを諦めた喜兵寿と出会う。
ひょんなことから、その時代にはまだ存在しなかったビールを醸造しなければならなくなった直也と喜兵寿。麦芽にホップにビール酵母。ないない尽くしの中で、ビールを造り上げることができるのか?!
ビールという飲み物を通じ、歴史が、そして人の心が動く。これはお酒に魅せられ、お酒の力を信じた人たちのお話。
史実と空想が交差する“江戸クラフトビール物語”、開幕。
文字数 278,362
最終更新日 2026.04.22
登録日 2023.01.19
