婚約破棄 小説一覧
1
「単刀直入に言おう。フローラ、君との婚約は破棄させてもらう」
婚約者であるエドワード様の言葉を聞いて、心臓が早鐘を打ちました。
いつか言われるかもしれないと、覚悟していた言葉。
けれど、実際に投げつけられると、足元が崩れ落ちるような感覚に襲われます。
「……理由は、私が至らないからでしょうか」
「それもある。だが決定的なのは、君のその陰湿な性格だ!」
さらに私は、やってもいない罪を着せられそうになりました。
反論しようにも、喉が震えて声が出ません。
しかし、その時、一人の人物が現れました。
「この温室の管理責任者は私だ。私の庭で無粋な真似をするのは、どこのどいつだ」
「あ、あなたは……アルフレッド・フォン・リンネ公爵!?」
エドワード様の素っ頓狂な声に、私は息を呑みました。
「彼女のアリバイなら、そこにある花が証明している」
その言葉が、私の運命を変える一言となりました。
文字数 59,382
最終更新日 2025.12.19
登録日 2025.12.16
2
ある日、突然片野凛香は前世を思い出した。公爵令嬢であり王太子の婚約者として過ごし、無残にも婚約破棄されたことを。その後、護衛騎士と共に辺境へと身を隠し、短い人生を終えたのだった。
今世は自由に生きるんだ!と俯きがちだった顔を上げた途端に、同級生の津山晴輝が距離を縮めてきて……。前世のトラウマからあまり人と関わり合いになりたくなかったんだけど、と思いつつも徐々に晴輝が気になっていく。
※一度は書いてみたかった転生物ですが、現代への転生となっています。前世はファンタジー要素もありますので西洋風のパラレルワールドだと思っていただけたらと思います。
他小説サイトにも投稿しています。
文字数 26,958
最終更新日 2025.12.19
登録日 2025.12.09
3
タイトルは「没落令嬢、バイト始めました 〜毒舌執事と返済ライフ〜」
婚約破棄により一夜にしてすべてを失った侯爵令嬢・エリシア・フォン・リースフェルト。
残されたのは誇りと、支払いきれない式場キャンセル料、ドレス代、其の他諸々計二万五千リラ。
家は差し押さえ、財産もゼロ。
そんな彼女の傍に残ったのは、皮肉屋で冷静すぎる執事――セシルだけだった。
「働くのよ、セシル! 借金を返して、私の人生を取り戻すの!」
「……お嬢様、まずは焦げたパンをどうにかしてください」
料理も家事も世間知らずな令嬢と、口の悪い完璧執事。
身分を失った主従が、パン屋・酒場・劇場……とバイトを転々としながら、借金返済と再起を目指す日々が始まる。
ぶつかり合いながらも、次第に生まれていく信頼と絆。
そして、やがて明らかになるセシルの過去の秘密――。
没落から始まる、二人の再生と恋の物語。
※表紙のイラストは画像生成AIによって作られたものです。
※この作品は「小説家になろう」でも同時投稿しています。
文字数 119,331
最終更新日 2025.12.19
登録日 2025.11.12
4
セリーヌ・フォンテーヌ公爵令嬢は、エドガー・オルレアン伯爵令息と婚約している。セリーヌの父であるバラック公爵は後妻イザベルと再婚し、その娘であるローザを迎え入れた。セリーヌにとって、その義妹であるローザは、婚約者であり幼馴染のエドガーを奪おうと画策する存在となっている。
さらに、バラック公爵は病に倒れ寝たきりとなり、セリーヌは一人で公爵家の重責を担うことになった。だが、イザベルとローザは浪費癖があり、次第に公爵家の財政を危うくし、家を自分たちのものにしようと企んでいる。
セリーヌは、一族が代々つないできた誇りと領地を守るため、戦わなければならない状況に立たされていた。異世界ファンタジー魔法の要素もあるかも
文字数 35,330
最終更新日 2025.12.19
登録日 2025.12.16
5
婚約者を寝取られたことをきっかけに魔女として覚醒し、逆襲を始める悪役令嬢のお話。ガンガン身体を使って寝取り返していくので18禁です。性格も口も悪めなのでご注意下さいね。
文字数 1,711
最終更新日 2025.12.18
登録日 2025.12.17
6
7
「君との婚約を破棄する!」
料理好きの日本人だった前世の記憶を持つ公爵令嬢レティシアは、ある日、王太子から婚約破棄を言い渡される。
身に覚えのない罪を着せられ、辺境のボロ別荘へ追放……と思いきや、レティシアは内心ガッツポーズ!
「これで堅苦しい妃教育から解放される! 今日から料理三昧よ!」
彼女は念願だったカフェ『陽だまり亭』をオープン。
前世のレシピと、本人無自覚の『魔力回復スパイス』たっぷりの手料理は、疲れた冒険者や町の人々を瞬く間に虜にしていく。
そんな店に現れたのは、この地を治める「氷の騎士」こと辺境伯ジークフリート。
冷徹で恐ろしいと噂される彼だったが、レティシアの作った唐揚げやプリンを食べた瞬間、その氷の表情が溶け出して――?
「……美味い。この味を、一生求めていた気がする」
(ただの定食なんですけど、大げさすぎません?)
強面だけど実は甘党な辺境伯様に胃袋を掴んで求婚され、拾った白い子犬には懐かれ、レティシアの辺境ライフは毎日がお祭り騒ぎ!
一方、彼女を捨てた王太子と自称聖女は、レティシアの加護が消えたことでご飯が不味くなり、不幸のどん底へ。
「戻ってきてくれ」と泣きつかれても、もう知りません。
私は最強の旦那様と、温かいご飯を食べて幸せになりますので。
※本作は小説家になろう様でも掲載しています。ちなみに以前投稿していた作品のリメイクにもなります。
文字数 63,945
最終更新日 2025.12.18
登録日 2025.12.12
8
「 御前を幸せにする為に、俺は買ったんだ 」
〜 闇オク花嫁 〜
毒親である母親の為だけに生きてきた彼女は、
借金を得た母の言葉を聞き、
闇オークションへ売られる事になった。
どんな形にしろ借金は返済出来るし、
母の今後の生活面も確保出来る。
そう、彼女自身が生きていなくとも…。
生きる希望を無くし、
闇オークションに出品された彼女は
100億で落札された。
人食を好む大富豪か、
それとも肉体を求めてか…。
どちらにしろ、借金返済に、
安堵した彼女だが…。
いざ、落札した大富豪に引き渡されると、
その容姿端麗の美しい男は、
タワマンの最上階から5階部分、全てが自宅であり、
毎日30万のお小遣いですら渡し、
一流シェフによる三食デザート付きの食事、
なにより、彼のいない時間は好きにしていいという自由時間を言い渡した。
何一つ手を出して来ない男に疑問と不満を抱く日々……だが……?
表紙 ニジジャーニーから作成
エブリスタ同時公開
文字数 13,640
最終更新日 2025.12.18
登録日 2025.12.17
9
王太子から理不尽な婚約破棄を突きつけられた伯爵令嬢ルティア。聖女であるライバルの策略で「悪女」の烙印を押され、すべてを奪われた彼女が追放された先は荒れ果てた「廃墟の街」。人生のどん底――かと思いきや、ルティアは不敵に微笑んだ。
「問題が山積み? つまり、改善の余地(チャンス)しかありませんわ!」
彼女には前世で凄腕【経営コンサルタント】だった知識が眠っていた。
瓦礫を資材に変えてインフラ整備、ゴロツキたちを警備隊として雇用、嫌われ者のキノコや雑草(?)を名物料理「キノコスープ」や「うどん」に変えて大ヒット!
彼女の手腕によって、死んだ街は瞬く間に大陸随一の活気あふれる自由交易都市へと変貌を遂げる!
その姿に、当初彼女を蔑んでいた冷酷伯爵シオンの心も次第に溶かされていき…。
一方、ルティアを追放した王国は経済が破綻し、崩壊寸前。焦った元婚約者の王太子がやってくるが、幸せな市民と最愛の伯爵に守られた彼女にもう死角なんてない――――。
知恵と才覚で運命を切り拓く、痛快逆転サクセス&シンデレラストーリー、ここに開幕!
文字数 43,684
最終更新日 2025.12.18
登録日 2025.12.11
10
父を毒殺されたうえ、婚約まで破棄された公爵令嬢エレノア。悪辣な裏切りへの怒りが、彼女の中に眠る龍の血を目覚めさせた。復讐を誓う彼女の前に現れたのは、真実を追う第二王子レオンハルト。共に陰謀と戦ううちに二人は惹かれ合っていく。だが影の教団は、龍の力を狙い――。炎と愛が交錯する、壮大なファンタジーロマンス。裏切られた令嬢は、蒼き龍となって運命を切り拓く。
文字数 12,195
最終更新日 2025.12.18
登録日 2025.12.17
11
クルーム侯爵家の令嬢フレデリカは、サンドストレーム侯爵の末息子クリストフェルから婚約破棄された。
次期侯爵として育てられたフレデリカは、父クルーム侯爵の後妻ドロテアが男児を出産した瞬間、全てを失ったのだ。
女侯爵としての未来も、尊厳も、愛も。人生のすべてを。
「今までお疲れ様。何年か外国でも旅行しておいで」
綺麗事を並べて事実上の追放までされそうになった時、王立裁判所から召喚されたフレデリカは覚悟を決めて出廷する。
併し、そこで待っていたのは第三王子ヴィルヘルムだった。
不治の病によって人目を避けて生きている第三王子は、フレデリカに笑顔で手を差し伸べる。
「もしこの手をとってくれたなら、君が望むものを全てあげよう」
こうしてフレデリカはトーシュ公爵夫人となり、全てを取り戻していく。
爵位、自尊心、評判、そして愛も。
前よりずっと素晴らしい人生を。
文字数 31,130
最終更新日 2025.12.18
登録日 2025.12.13
12
サクッと読めるスレタイ集!異世界恋愛編!【掲示板】
文字数 23,532
最終更新日 2025.12.18
登録日 2025.12.14
13
侯爵家嫡男のセドリックはとある夜会で
「彼女」と出会った。
まさか、それが自分のすべてを変えると思わずに…
#世界感は中世ヨーロッパをイメージしております。
#一部、残酷なシーンがあったりします。
文字数 50,020
最終更新日 2025.12.18
登録日 2025.11.18
14
前世の記憶を持って貴族令嬢として生きるセレフィーナは、感情を見せない“冷たい令嬢”として王都で誤解されていた。
王太子クラウスとの婚約も役割として受け入れていたが、舞踏会の夜、正義を掲げたクラウスの婚約破棄宣言によって彼女は一方的に切り捨てられる。
王都のクラウスに対する拍手と聖女マリアへの祝福に包まれる中、何も求めなかった彼女の沈黙が、王都という冷酷な世界の歪みを静かに揺らし始め、追放先の辺境での運命が動き出す。
文字数 77,557
最終更新日 2025.12.18
登録日 2025.12.18
15
公爵令嬢ルイーズが恋に落ちたのは、なんと浮気中の婚約者ではなく――街角でチェロを奏でる“冴えない男爵令息”だった!
彼の演奏に心を掴まれたルイーズは、「どうしても彼に近づきたい!」と決意し、身分を隠してバイオリン修行をスタート。
王宮の演奏会では変装やキャラ演じもこなしながら、不器用で真面目な彼にどんどん惹かれていく。
甘くはないけれど、音楽を通して少しずつ心が重なっていく瞬間にドキドキが止まらない!
しかし、嫉妬に燃えた王子が「彼を国外留学させる!」と宣言し、二人の運命は大きく揺れ動く――!
音楽と恋が奏でる、ドラマティックな“運命のアンサンブル”――最後までこの恋は鳴り響くのか?
文字数 321,246
最終更新日 2025.12.18
登録日 2025.08.04
16
オーディスは国宝級イケメンであるにも関わらず、冷徹な性格のせいで婚約破棄されてばかり。
新たな婚約者を探していたところ、パーティーで給仕をしていた貧乏貴族の次男セシルと出会い、一目惚れしてしまう。
しかし、恋愛偏差値がほぼ0のオーディスのアプローチは空回りするわ、前婚約者のフランチェスカの邪魔が入るわとセシルとの距離は縮まったり遠ざかったり…?
冷徹だったはずなのに溺愛まっしぐらのオーディスと元気だけどおっちょこちょいなセシルのドタバタラブコメです。
文字数 14,669
最終更新日 2025.12.18
登録日 2025.12.13
17
青木俊三は定年退職と同時に娘翔子の結婚式を迎えた。
妻順子との間には遅くに生まれた翔子一人で、やれやれで式を終えた帰り道!突然順子が離婚を申し出る。
既に粗方の荷物の整理も終えていた順子は自宅に帰ると同時に出て行った。
理由は俊三の8年間の浮気が原因だった。
知らないと思っていた俊三には青天の霹靂!
良く、18年何も言わずに堪えていたと驚く俊三。
翌日から65歳の男の一人暮らしが始まった。
二か月経過したある朝、新聞記事に目が、、、、、、
10年前に別れた凛子の亭主と同じ名前を交通事故の死者として発見する。
だが、同姓の他人の可能性も有るが、、、、、、気に成る!
文字数 85,145
最終更新日 2025.12.18
登録日 2025.11.08
18
ある日、私は殺された。
歩道橋から突き落とされた瞬間、誰かによって手が差し伸べられる。
気づいたら、そこは異世界。これは、私が読んでいた小説の中だ。
私が転生したのは、悪役令嬢ベアトリーチェだった。
しかも、私が魔王を復活させる鍵らしい。
いやいや、私は悪役令嬢になるつもりはありませんからね!
悪役令嬢にならないように必死で努力するが、宮廷魔術師と組んだヒロイン聖女に色々と邪魔されて……。
魔王を倒すために、召喚された勇者はなんと転生前の私と関わりの深い人物だった。
やがて、どんどん気になってくる魔王の存在。前世に彼と私はどんな関係にあったのか。
そして、鍵とはいったいーー。
※毎日6時と20時に更新予定。(全114話)
★小説家になろうでも掲載しています。
文字数 156,864
最終更新日 2025.12.18
登録日 2025.11.16
19
数え切れない人々をその身に宿す奇跡の力で救ってきた少女、サヤ・パメラ・カグラバ。
聖女と称えられた彼女であったが陰謀の末に愛した者から婚約破棄を言い渡され、友人達からも裏切られ、最後には命を奪われてしまう。
だがそのとき感じた怒りと悲しみ、そして絶望によって彼女の心は黒く歪み、果てにサヤは悪霊として蘇った。
そして、そんな彼女と世を憎みながらもただ生きる事しかできていなかった一人の少女が巡り合う事で、世界に呪いが拡がり始める事となる。
これは誰よりも清らかだった乙女が、憎悪の化身となりすべての人間に復讐を果たす物語。
※この作品は小説家になろうにも掲載しています。
文字数 151,968
最終更新日 2025.12.18
登録日 2025.11.19
20
(週一更新になります。楽しみにしてくださる方々、申し訳ありません。)
この物語の主人公、ソフィアは五歳の時にデメトリアス公爵家の養女として迎えられた。
両親の不幸で令嬢になったソフィアは、両親が亡くなった時の記憶と引き替えに前世の記憶を思い出してしまった。
この世界が乙女ゲームの世界だと気付くのに時間がかからなかった。
自分が悪役令嬢と知ったソフィア。
婚約者となるのはアレン・ミットライト王太子殿下。なんとしても婚約破棄、もしくは婚約しないように計画していた矢先、突然の訪問が!
驚いたソフィアは何も考えず、「婚約破棄したい!」と、言ってしまう。
死亡フラグが立ってしまったーー!!?
早速フラグを回収してしまって内心穏やかではいられなかった。
そんなソフィアに殿下から「婚約破棄はしない」と衝撃な言葉が……。
しかも、正式に求婚されてしまう!?
これはどういうこと!?
ソフィアは混乱しつつもストーリーは進んでいく。
なんとしてても、ゲーム本作の学園入学までには婚約を破棄したい。
攻略対象者ともできるなら関わりたくない。そう思っているのになぜか関わってしまう。
中世ヨーロッパのような世界。だけど、中世ヨーロッパとはわずかに違う。
ファンタジーのふんわりとした世界で、彼女は婚約破棄、そして死亡フラグを回避出来るのか!?
※この作品はフィクションです。
実在の人物、団体などに一切関係ありません。
誤字脱字、感想を受け付けております。
HOT ランキング 4位にランクイン
第1回 一二三書房WEB小説大賞 一次選考通過作品
この作品は、小説家になろう、カクヨムにも投稿しています。
文字数 426,737
最終更新日 2025.12.18
登録日 2022.11.12
21
グラディス王国第一王女アウレリアは、亡き祖母(ヴァルステラ帝国の皇女)に似た美しく聡明な王女として将来を嘱望されていた。
だが十歳の誕生日、魔力鑑定で《強力な魅了魔法》の適性を持つと判定されてしまう。
かつて魅了魔法の悪女が王太子や皇位貴族子息をたぶらかし、国内貴族の勢力図すら変えた——そんな“歴史的大事件”の記憶が、王城の空気を一変させた。
アウレリアはその“再来”と恐れられ、その美貌や優秀さすら魔法のせいと決めつけられ、婚約破棄の翌日に北の塔へ軟禁される。
やがて年頃を迎えた頃、二つの事件が起こる。
一つは建国記念祭の祝いで酔った下級騎士たちが、彼女の部屋をこじ開けようとした“侵入未遂”。
本来は騎士たちの不祥事だが、国王と王妃は「塔に閉じ込めても魅了で男を誘惑する破廉恥な娘」と歪めて受け取り、国外追放論が貴族会議で持ち上がる。
同じ時期、国境では酒に酔った騎士がアルシオン帝国の騎士を一方的に殴る事件が。国王はこれを“好機”とし、アウレリアを“謝罪の品”として帝国へ差し出すことを決めた。
宰相が届けた国書には「側妃の一人にでも。扱いはご自由に」というような内容の文言が丁重に並んでいた。
皇帝はそれを読み、「十一人目の側妃になる。……丁重に扱うつもりはない」と嘲笑し、宰相はそのまま“皇帝は醜男で粗雑に扱われるだろう”という情報と共にアウレリアへ伝える。
北の塔に一生幽閉されるよりはまだまし——そう思おうとしていたアウレリアだったが、“十一番目の側妃”“丁重に扱わない”という言葉に不安を抱きながら帝国へ向かうのだった。ところが……
※こちらはカクヨム、なろう、にも投稿しています。更新は基本一日二回で朝7時と夜19時となっています。
文字数 59,266
最終更新日 2025.12.18
登録日 2025.12.12
22
アスターテ皇国
時の皇太子は、皇太子妃とその侍女を妾妃とし他の妃を娶ることはなかった
出産時の出血により一時病床にあったもののゆっくり回復した。
皇太子は皇帝となり、皇太子妃は皇后となった。
そして、皇后との間に産まれた男児を皇太子とした。
以降の子は妾妃との娘のみであった。
表向きは皇帝と皇后の仲は睦まじく、皇后は妾妃を受け入れていた。
ただ、皇帝と皇后より、皇后と妾妃の仲はより睦まじくあったとの話もあるようだ。
残念ながら、この妾妃は産まれも育ちも定かではなかった。
また、後ろ盾も何もないために何故皇后の侍女となったかも不明であった。
そして、この妾妃の娘マリアーナははたしてどのような娘なのか…
17話完結予定です。
完結まで書き終わっております。
よろしくお願いいたします。
文字数 4,631
最終更新日 2025.12.18
登録日 2025.12.13
23
─作者より─
定番かもしれませんが、裏切りとざまぁを書いてみようと思いました。妹のローズ、エランに第四皇子とリリーの周りはくせ者だらけ。幸せとは何か、傷つきながら答えを探していく物語。一話を1000字前後にして短時間で読みやすくを心掛けています。
─あらすじ─
美しいと有名なロレンス大公爵家の令嬢リリーに転生、豪華で何不自由ない暮らしに将来有望でイケメンな婚約者のランスがいて、通う学園では羨望の眼差しが。
前世で苦労した分、今世は幸せでもいいよね……ずっと夢に見てきた穏やかで幸せな人生がやっと手に入る。
そう思っていたのに──待っていたのは他国で人質として生きる日々だった。
文字数 10,553
最終更新日 2025.12.18
登録日 2025.12.08
24
「エリス! 地味で可愛げのないお前との婚約は破棄する!」
卒業パーティではなく、実家の男爵家の居間で、私は婚約破棄を告げられた。 元婚約者の腕には、私の異母妹であるミリアが抱きついている。
亡き母が残した領地を守るため、必死に働いてきた私を裏切り、父と継母は私を「金になる厄介払い」として売り飛ばしたのだ。 嫁ぎ先は、北の辺境を治めるジークハルト公爵。 『氷の公爵』と呼ばれ、近づく者を氷像に変えるという恐ろしい噂のある人物で――。
「愛など期待するな。お前の仕事は、死なないことだけだ」
……と思っていたのに、あれ? 用意されたのは監獄ではなく、ふかふかのベッドと温かいスープ。 凍えそうな私を自らお姫様抱っこで運び、使用人たちも「こんな素晴らしい奥様はいない!」と大絶賛。
どうやらこの公爵様、冷徹なのではなく、ただ不器用なだけだったようで……?
これは、家族に虐げられていた不遇な令嬢が、辺境の地で真実の愛を見つけ、幸せになっていく物語。
※私が去った後、実家の領地経営は破綻し、元婚約者たちも没落していきますが、私は幸せなので知りません。
文字数 7,793
最終更新日 2025.12.18
登録日 2025.12.18
25
「賢い君なら分かってくれるだろう、オリヴィア」
夜会に出席したオリヴィアは、貴族が大勢揃う中で婚約を破棄される。結局こういう役回りを押し付けられるのかと、自身の運命に呆れ諦め、周囲からの辱めに耐えていたところ、状況を把握した夜会の主役である第二王子がオリヴィアをダンスへと誘った。
「楽しかったよ、またね」
婚約者もおらず、何やら不思議な瞳を持つ第二王子は、オリヴィアにいやらしく触れることなくダンスを終えた。その後も私的に会いに来ては、オリヴィアとふたりになろうとする第二王子だが、オリヴィアの元婚約者のように身体中へ手を這わせることはなく、どこへ行っても紳士的なエスコートを忘れなかった。
オリヴィアの不安などお見通しで、先回りして解決してしまう第二王子になら、家族に狙われている処女喪失を任せられるかもしれない。第二王子から仮面舞踏会への招待を受け取ったオリヴィアは、完全にふたりきりの客室へ足を踏み入れ、故意に第二王子を煽って…?
◇
周囲に恵まれず人生諦め気味な侯爵令嬢と、令嬢の周囲を囲いつつ甘えてほしいと奮闘する第二王子のお話。
ヒーローが別の女性と関係を持っていたことを仄めかすシーンがあります。
ムーンライトノベルズ・pixivにも掲載しています。
◇:ヒーロー視点、※:Rシーン
文字数 74,142
最終更新日 2025.12.18
登録日 2025.12.08
26
梅田渚は、過労死してしまったブラック企業の社畜だった。しかし、彼女はなんと異世界に転生してしまったのだ。新しい世界では、彼女は美しい貴族令嬢、カタリナ・ベルノッティとして生まれ変わった。
この世界は、天然資源が豊富に取れるため、国民はほとんど働かずとも裕福な暮らしを送ることができる。カタリナもまた、その中で幸せな生活を送っていた。
ある日、この国の王太子、ノワカ・ホリックから突然プロポーズされ、婚約者となる。カタリナは喜び勇んで受け入れたが、突然ノワカにプロポーズを破棄されてしまう。さらに、無実の罪を着せられ、労役という最も重い罰を受けることになった。
しかし、カタリナはこの世界での重労働に対して、前世での経験からしてもあまり心配はしていなかった。資源が豊富で誰も働かない国での労働は、彼女にとっては些末なものだった。
すぐに、カタリナは頭角を現し、この世界の天然資源を活用した効率的な作業方法を導入し始めた。彼女は、前世の知識を活かして、元の世界とこの世界を自由に往来できる装置まで開発してしまったのだ。
そして、カタリナはこの装置を使って、裏切り者であるノワカを前世の世界に転生させることを決意する。彼女は、ノワカに本当の重労働がどのようなものなのかを身をもって教えるため、復讐を実行するのであった。
文字数 110,193
最終更新日 2025.12.18
登録日 2024.02.15
27
【私のことは、もう忘れて下さい】
メイドから生まれた公女、サフィニア・エストマン。
冷遇され続けた彼女に、突然婚約の命が下る。
相手は伯爵家の三男――それは、家から追い出すための婚約だった。
それでも彼に恋をした。
侍女であり幼馴染のヘスティアを連れて交流を重ねるうち、サフィニアは気づいてしまう。
婚約者の瞳が向いていたのは、自分では無かった。
自分さえ、いなくなれば2人は結ばれる。
だから彼女は、消えることを選んだ。
偽装死を遂げ、名も身分も捨てて旅に出た。
そしてサフィニアの新しい人生が幕を開ける――
※他サイトでも投稿中
文字数 355,754
最終更新日 2025.12.18
登録日 2025.05.27
28
「リリーナが僕を嫌いでも僕はリリーナを愛してるよ!」
「嫌いだとわかっているならご自身の行動を見直してくださる!?」
冤罪で投獄された悪役令嬢が誘拐された!?
主人公リリーナはある冤罪をかけられ投獄された悪役令嬢、ある日彼女は牢に爆弾を投げ込まれそこから誘拐されてしまう
誘拐先はリリーナのいるパンドラの隣国フレーメンに建てられた一軒の屋敷
そこへ彼女を誘拐してきたのは長年彼女のストーカーをしていたフレーメンの王太子ディードリヒであった
ディードリヒの変態行為に振り回されながら、段々とリリーナは子供の頃に無くしてしまった「本当の自分」を取り戻していく
その中でリリーナは思い当たる。「このままではいけない」と
自分は囚人、相手は王太子、相手の思いがなんであれ、こんなおままごとは相手に迷惑がかかってしまう
そして脱走を決意し飛び出したリリーナに待っていたのは再び手錠と絶望に暮れたディードリヒの姿であった
二人は大きくぶつかり、その中で本当の意味で互いを認め合った
そしてリリーナは、この生活の中で自分がディードリヒを好きになってしまったことに気づく
あんなに変態で、残念で、ヘタレで、わがままで、お調子のりなのに。口を開けば変態発言しか飛んでこないのに!
リリーナの思いの行方、ディードリヒの真実、そして明かされる冤罪の真相とは…
文字数 319,097
最終更新日 2025.12.18
登録日 2025.09.08
29
伯爵令嬢であるディアの婚約者は、整った容姿と優しい性格で評判だった。だが、いつからか彼は、婚約者であるディアを差し置き、最近知り合った男爵令嬢を優先するようになっていく。
彼と男爵令嬢の一線を越えた振る舞いに耐え切れなくなったディアは、婚約破棄を申し出る。
そして婚約破棄が成った後、新たな婚約者として紹介されたのは、魔物を残酷に狩ることで知られる冷血公爵。その名に恐れをなして何人もの令嬢が婚約を断ったと聞いたディアだが、ある理由からその婚約を承諾する。
しかし、公爵にもディアにも秘密があった。
その秘密のせいで、ディアは命の危機を感じることになったのだ……。
※本作は「小説家になろう」さんにも投稿しています
※画像はAIで作成したものです
文字数 169,273
最終更新日 2025.12.18
登録日 2025.09.20
30
男爵令嬢エミリアは、パーティー会場でレイブンから婚約破棄を宣言された。どうやら彼の妹のミラを、エミリアがいじめたことになっているらしい。エミリアはそのまま断罪されるかと思われたが、彼女の親友であるアリアが声を上げ……
文字数 33,993
最終更新日 2025.12.18
登録日 2025.11.25
31
王太子主催の舞踏会。
そこで私は「無能」「役立たず」と断罪され、公開の場で婚約を破棄された。
魔力は低く、派手な力もない。
王家に不要だと言われ、私はそのまま国を追放されるはずだった。
けれど彼らは、最後まで気づかなかった。
この国が長年繁栄してきた理由も、
魔獣の侵攻が抑えられていた真の理由も、
すべて私一人に支えられていたことを。
私が国を去ってから、世界は静かに歪み始める。
一方、追放された先で出会ったのは、
私の力を正しく理解し、必要としてくれる人々だった。
これは、婚約破棄された令嬢が“失われて初めて価値を知られる存在”だったと、愚かな王国が思い知るまでの物語。
※ざまぁ要素あり/後半恋愛あり
※じっくり成り上がり系・長編
文字数 18,317
最終更新日 2025.12.18
登録日 2025.12.13
32
エルゲリータ王国のスルト王子殿下の婚約者であったブルーベル・エズリラの婚約が、
突然ではなかったのかもしれないが、妹であるマリージュに代わることになった。
ブルーベルは隣国の王太子殿下の側妃という立場を用意してあるという。
だが、ブルーベルの心は壊れてしまっていた。
文字数 32,124
最終更新日 2025.12.18
登録日 2025.11.30
33
「ここまでの悪事を働いたアリア・ウィンター公爵令嬢との婚約を破棄し、国外追放とする!!」
ここは裁判所。
今日は沢山の傍聴人が来てくださってます。
さて、罪状について私は全く関係しておりませんが折角なのでしっかり話し合いしましょう?
私はここに裁かれる為に来た訳ではないのです。
本当に裁かれるべき人達?
試してお待ちください…。
文字数 59,536
最終更新日 2025.12.18
登録日 2023.09.12
34
隣国との親善パーティの日、ライラロック王国の第1王子が婚約破棄を発表した。
……あれ?
私の婚約破棄を宣言しているけれど…何故?
私、婚約破棄致しません!
文字数 53,705
最終更新日 2025.12.18
登録日 2025.12.06
35
主人公マリエラは懸命に聖女の役割を果たしてきたのに、婚約者である王太子ウィルハルドは、お気に入りの宮女のデタラメを真に受けて婚約破棄。そしてマリエラを恐るべき『氷華の魔王』レオナールへの生贄にしてしまう。
だが、冷徹で残忍と噂されるレオナールは、マリエラに対して深い愛情と優しさを注ぎ、マリエラを侮辱したウィルハルドの顎を氷漬けにして黙らせ、衆目の前で大恥をかかせた。
そして、レオナールと共に魔王国グレスウェアに移り住むマリエラ。レオナールの居城での新しい生活は、甘く幸福なものだった。互いに『運命の相手』と認め合い、愛を育み、信頼を深めていくマリエラとレオナール。
しかしレオナールは、生まれついての絶大な魔力ゆえの呪いとして、長く生きられない体だった。ショックに打ちひしがれるマリエラ。だがある日、封印された禁術を使えば、自らの寿命が大幅に減るものの、レオナールに命を分けることができると知るのだった。
その頃、王太子ウィルハルドは自分に恥をかかせた魔王レオナールへの憎しみを滾らせ、魔王国の反王政派と結託してレオナールの暗殺を企てる。
しかしそれは、あまりにも愚かな選択だった。レオナールのマリエラに対する態度があまりにも優しかったから、ウィルハルドは彼を侮り、忘れていたのである。『氷華の魔王』が恐るべき存在であることを……
文字数 8,990
最終更新日 2025.12.18
登録日 2025.12.16
36
37
「あの子を放って置けないんだ。ごめん。婚約はなかったことにしてほしい」
ある日突然、侯爵令嬢エバンジェリンは婚約者アダムスに一方的に婚約破棄される。破局に追い込んだのは婚約者の幼馴染メアリという平民の儚げな娘だった。
エバンジェリンを差し置いてアダムスとメアリはひと時の幸せに酔うが、婚約破棄の代償は想像以上に大きかった。
文字数 32,318
最終更新日 2025.12.18
登録日 2025.12.02
38
婚約破棄、ざまぁ、などの要素を含む短編をまとめた異世界恋愛短編集です。
ささっと書いたもののため深く考えるにはあまり適さないかもしれませんがご了承ください。
さくっと読めるかと思います。
文字数 222,370
最終更新日 2025.12.18
登録日 2025.04.09
39
更新週3投稿の午前10時。(火・木・土)
「異世界×貴族×婚約破棄×傍観者」 をテーマにした短編集です。
それぞれ一話完結。
文字数 19,406
最終更新日 2025.12.18
登録日 2025.11.29
40
王立学園への入学をきっかけに、領地の屋敷から王都のタウンハウスへと引っ越した、ハートリー伯爵家の令嬢ロザリンド。婚約者ルパートとともに始まるはずの学園生活を楽しみにしていた。
けれど現実は、王女殿下のご機嫌を取るための、ルパートからの理不尽な命令の連続。
「かつらと黒縁眼鏡の着用必須」「王女殿下より目立つな」「見目の良い男性、高位貴族の子息らと会話をするな」……。
ルパートから渡された「禁止事項一覧表」に縛られ、ロザリンドは期待とは真逆の、暗黒の学園生活を送ることに。
そんな日々の中での唯一の救いとなったのは、友人となってくれた冷静で聡明な公爵令嬢、ノエリスの存在だった。
学期末、ロザリンドはついにルパートの怒りを買い、婚約破棄を言い渡される。
けれど、深く傷つきながら長期休暇を迎えたロザリンドのもとに届いたのは、兄の友人であり王国騎士団に属する公爵令息クライヴからの婚約の申し出だった。
暗黒の一学期が嘘のように、幸せな長期休暇を過ごしたロザリンド。けれど新学期を迎えると、エメライン王女が接触してきて……。
※長くなりそうだったら長編に変更します。
※この作品は小説家になろう、カクヨムにも投稿しています。
文字数 70,379
最終更新日 2025.12.18
登録日 2025.11.25