ファンタジー 戦記小説一覧
世界を救った伝説の勇者に憧れている少年エビルは、世界を見て回りながら人助けの旅をしたかった。現在は魔王という巨悪が消えてから三百年以上経つ。平和な旅になるかと思いきや、魔王を復活させようとしている邪悪な組織が世に蠢いていた。勇者に憧れを抱いているだけの心優しき少年に過去の因縁が、過酷な運命が牙を剥く。
少年が旅に出て、仲間と悪を打ち倒す王道ダークファンタジー! 二部構成で開幕!
※小説家になろう、カクヨムにも投稿しました。
文字数 346,227
最終更新日 2024.04.27
登録日 2024.02.25
※本作は、シリーズ作品の三作目となります。
前作、前々作は、小説家になろう様、カクヨム様にてご覧いただけます。
ヘルデンと呼ばれる大陸に、千年に渡り君臨してきたタウゼント帝国。
この旧き国家は、変革を強いられようとしていた。
産業革命と、国民意識の醸成によって生起した西の隣国・アルエット王国での民衆蜂起は王政を打倒し共和制国家を樹立させた。
平民による新国家を中心とする共和主義の熱狂は膨張し、封建制社会から脱却できずにいる帝国を危機にさらしつつある。
大量生産の開始と、国民国家の形成により達成された、以前は不可能だった規模での大量動員。
共和国建国の英雄であるムナール将軍に率いられた強大な国民軍は胎動し、その支配地を拡大しつつあった。
その一方で、帝国貴族たちは権力闘争に明け暮れていた。
千年以上もの間続いてきた帝国は、今後も無条件に続くという傲慢。
ほとんどの貴族たちは時代が変わりつつあるのに気づかず、あるいは黙殺していた。
この状況を憂いたのは、帝国に五つ存在する被選帝侯の一つ、ノルトハーフェン公爵家を継承した少年・エドゥアルド。
彼は自国だけでもと改革を行い、富国強兵、議会の設立などの政策を実施し、公国を帝国でも随一の精強な国家に育て上げた。
そして帝国貴族たちが己の利益を最大化することに奔走し内乱を引き起こしたのを機に、自身が新たな国家指導者となるべく立ち上がり、盟友、オストヴィーゼ公爵・ユリウスと共に勝利をつかんだ。
だが、エドゥアルドの進む道は茨の道。
勝利を得たとはいえ、三百を超える諸侯の意識を変え、旧態依然とした帝国の在り方を刷新するのは、簡単なことではなかったのだ。
そんな彼を影となり支える存在があった。
メイドのルーシェ。スラム街で育ち、人知れず消え去ろうとしていた命を救われたことをきっかけに、彼に仕えることとなった少女。
これは、若き皇帝となった少年と、メイドとなった少女の物語。
〇作者他作品紹介
・殺陣を極めたおっさん、異世界に行く。村娘を救う。自由に生きて幸せをつかむ
異世界に転生した元時代劇の役者、立花 源九郎。本物の[サムライ]となったアラフォーのおっさんが、自分の生き方を見つけていく物語。
・星屑拾いのステラ
終末世界。[星屑]を拾い集めながら暮らす少女、ステラが、[楽園]を探し求める物語。カクヨムコン参加作品(カクヨムのみの公開です)
他掲載サイト:小説家になろう、カクヨム、ノベルアップ+
文字数 149,221
最終更新日 2024.04.27
登録日 2023.12.08
ステータス、レベル、スキル無し! リアル異世界!
「この世界の不文律を教えてやる、弱肉強食だ!」
気付けばそこは森の中だった。
大学生、三枝晃は未知の世界に飛ばされた。
果たしてどうやって生きてゆくべきか。
選んだのは魔法だった。
〜~~
大陸北方、狙う者と狙われる者。それぞれの思惑が絡み合いついに事態は動いた。渦中の王子、王子を慕う者、そして王子の首を狙う刺客。それら全員が宮殿に揃い、決着の時を待つ。
カクヨム様、エブリスタ様、小説家になろう様でも公開中です。
コメ等頂けたら嬉しいです。
文字数 1,373,935
最終更新日 2024.04.22
登録日 2019.12.28
アルテミラ王国の辺境カモフの地方都市サザン。
この街では十年程前からある人物の噂が囁かれていた。
曰く『領主様に隠し子がいるらしい』
曰く『領主様が密かに匿い、人知れず塩坑の奥で育てている子供がいるそうだ』
曰く『かつて暗殺された子供が、夜な夜な復習するため街を徘徊しているらしい』
曰く『路地裏や屋根裏から覗く目が、言うことを聞かない子供をさらっていく』
曰く『領主様の隠し子が、フォレスの姫様を救ったそうだ』等々・・・・
眉唾な噂が大半であったが、娯楽の少ない土地柄だけにその噂は尾鰭を付けて広く広まっていた。
しかし、その子供の姿を実際に見た者は誰もおらず、その存在を信じる者はほとんどいなかった。
いつしかその少年はこの街の都市伝説のひとつとなっていた。
ある年、サザンの春の市に現れた金髪の少年は、街の暴れん坊ユーリに目を付けられる。
この二人の出会いをきっかけに都市伝説と呼ばれた少年が、本当の伝説へと駆け上っていく異世界戦記。
小説家になろう、カクヨムでも公開してましたが、この度アルファポリスでも公開することにしました。
文字数 655,191
最終更新日 2024.04.20
登録日 2023.02.23
とある山奥の領地に、一人の少年が生まれる。領主の子のもとに生まれたその少年の名はケーヴァリン。
喧嘩さえしたことが無いような、絵にかいた文系男子の前世を持つ彼は、どういう因果か、庭に首が平然と転がるバーサーカーな伝統をもつ領地に生まれた。
猛獣の跋扈する山脈に囲われ、四方は敵だらけ。領地も人口も決して大きくはない中、魔法のような不思議な力「神力」を駆使して、とにかく向かってくる敵を力でなぎ倒していく故郷の人たち。
そんな超攻撃的な社会に「ドン引き」しながらも、いつの間にか染まっていく次期領主。
幾多の困難と試練を、前世の学問知識と力で乗り越えていく一人の少年の生き様は、やがては世界を変える!
文字数 66,430
最終更新日 2024.04.04
登録日 2024.04.01
戦乱の世に翻弄され、それでも少女は、言葉を、思いを、記憶を胸に立ち上がる――
帝国と、皇国。分裂した二国は、帝国の一方的な恨みによって戦争を始めた。
回復魔法使いの少女アウローラは、皇帝の徴兵令によって戦争への参加を余儀なくされる。
守ってやる――幼馴染のそんな言葉を胸に、アウローラは戦場へと飛び込んで。
死と狂気が渦巻く世界で、力なきアウローラは抗い続ける。
もがき続ける彼女は、多くの経験と出会いを経て、少しずつ未来へとその手を伸ばす。
文字数 141,250
最終更新日 2024.03.12
登録日 2024.02.03
目覚めたら異世界で野良ゴブリンになってしまった相馬勇騎は、いきなり冒険者に襲われる。
さらに不幸は続くもので今度は拾った指輪が外せなくなってしまった?
ひょんなことから出会ったファーウルフのハヤテを相棒に森で気ままなスローライフを送ろう。
だが世の中そんなに甘くない。裸一貫、ゴブリンから始まる場外乱闘のペナルティライフが繰り広げられる。
もういい、わかった!
野盗、モンスター、大貴族・・・いつ何どき、誰からの挑戦も受ける!
・・・え、勇者ですか?そりゃあちょっと勘弁してください。
文字数 215,585
最終更新日 2024.03.01
登録日 2021.01.14
「これで倒れてしまった仲間を1人だけ甦らせる事が出来ます。どなたになさいますか?」
死者を復活させる神器ヴァジュラを手にした聖女フウラが主であるベルズウッド王国レイス王子に問うた時、王子は大いに苦悩した。それは同時に5人の仲間を永久に甦らせない事を意味していたからだ。暗黒神ベイルードを崇拝するレーゼン帝国との戦いでレイス王子は将に任じた14英雄の内6人を喪っていたのである。
王子を大いに悩ませたのは英雄同士が深め合っていた絆。生き残っている英雄たちの中には友を亡くした者がいた、恋人を喪った者もいた。
そして確執も厄介だった。仲間に想い人を奪われた者がいた。敵から離反して仲間となってくれた者は、かつて味方の1人を斬っていた。
選択を誤れば陣営を去ってしまう者が出るかもしれない……。それでも王子は選ばなければならない、これから益々困難を極めるであろう戦局を考えればただ1人であろうと戦列に復帰してくれるのは大きかった。
これまで皆と共にした苦楽を思い出しながら、これからの戦の采配を頭の中に描きながらレイス王子は選択する。甦えらせる者ただ1人を。
※この作品は他サイトにも掲載しております。
文字数 5,420
最終更新日 2024.02.12
登録日 2024.02.05
太古の昔、大陸を、世界を恐怖に陥れ破壊しつくさんとした一匹の竜がいた。
どこから現れたのか、はたまた有史以前からいたのか。
絶大でその圧倒的な力に、文明を築き上げ食物連鎖においても高い位置にいた人類は、なす術なく、恐れ慄いた。
あらゆる生物が死滅しかねないその状況で、声を上げ、立ち上がった者達がいた。
各々が特異な力を持ち、その勇敢な心で立ち向かい、激戦の末、彼らは竜を退けることに成功した。
世界に平和をもたらした5人の英雄は、後に”五賢者”として崇められた——。
あれから数百年、舞台は大国ベントメイル。
双剣の戦士ロッザは国の為に今日も剣を振るう。
特異な力を宿した英傑の遺物、”五賢者の骨董品”を巡る戦いが今、始まる———。
救国シリーズ第2弾。
文字数 234,523
最終更新日 2024.02.02
登録日 2022.01.31
主人公の月城花恋は、異世界で唯一の人間界出身者である。それ以外の人間界出身者は、異世界を脅かしている寄生虫『クリサイト』を作り出した犯人として、全員死刑となっている。
花恋は、対クリサイト専用の特殊部隊『ドミューニョ部隊』に入り、死ぬまでクリサイトと戦うことを条件に生き延びた。
ペアで戦うこの部隊で相棒となったのは、いかにもお嬢様の見た目なセレスティア。しかし、これまで3回もペアを解散させられ、訓練をサボるという曲者。……と聞いていたがなぜか花恋には優しくて……?
元死刑囚とトラブルメーカーという、どう見ても即席の最悪コンビが、実は相性抜群! 女同士最強バディ(となる予定)の英雄譚が幕を開ける。
※ジャンル迷子なので、どこに入るか感想でお聞かせいただけると幸いです。
文字数 48,838
最終更新日 2024.02.01
登録日 2023.12.01
大陸南東部に勢力を誇る帝国。その伝統ある士官学校に主人公エドウィンと従妹のヴィクトリアは入学し、新たな同期と共に冒険に挑む。しかし、帝国内の新旧貴族の対立、複雑な政治勢力、そして外部からの脅威が彼らを巻き込んでいく。
同期たちの力を合わせ、彼らは帝国の未来を担う存在となる。恋愛、友情、そして運命の選択が交錯する中、彼らは帝国という大舞台で成長していく。
※1月中旬までは連続更新分のストック準備済み
文字数 115,536
最終更新日 2024.01.22
登録日 2023.12.12
【これはまるでゲームのように何回も転生し、その都度種族と難易度が変更する異世界転生物語!】
ある日、主人公の【月神 守(つきがみ まもる)】は大学の親友達と車で深夜の山中をドライブデートの真っ最中だった。
が、学達の乗った車は不幸にもガケから転落してしまう。
気が付くと守はアデレという異世界の魔族の王に転生し、生まれ変わっていた。
しかも、親友の学は魔王の長男⁈ 「嘘だろ……⁈」
そんなこんなで、守と学はザイアードという魔族の国の2人の王として君臨することに。
お抱えの執事に話を聞いたところ、この世界は他に【人の国ファイラス】、【エルフの国エルシード】の2国が存在することが分る。
実は大学の他の親友達、即ち【雫(しずく)はファイラスの王女】に、【スイはエルシードの王女】としてそれぞれ君臨していた。
守は色々情報収集した結果、各国の国宝を巡って大戦が勃発しようとしている事が分る。
何でも「3つの国宝を揃えると女神の力により、何でも3つの願いが叶えられる」というのが大戦の理由でだ。
また、この異世界転生には、【 Fプロジェクト】が絡んでる事が判明していく。
なお、この【 Fプロジェクト】、実は主人公と深い因果関係があって……?
色んな要素が複雑に絡み合い、主人公達は異世界での戦乱を共闘し、あるいは敵対しながら生き抜いていく……異世界戦記物語!
転生に深く関係する【 Fプロジェクト】の謎を解く為に、まずは【Fレベル1、魔王転生】を攻略せよ!
※この作品はフィクションです。実在の人物や団体などとは関係ありません。
この作品はノベルバ様等にも投稿させていただいております。
文字数 35,929
最終更新日 2024.01.12
登録日 2023.12.26
第一章完結時より遡る事三年。
N.G397年。
世界連合に対する不満や怒りがピークに達したラフィン共和国は遂に戦争へと舵を切った。
ラフィン共和国のザクス・グルーバー大佐は自らが開発した新型バトルスーツを装備し、戦争へと身を投じていく。
そんな中、敵であるセントラルボーデン軍の美しい兵士クリスティーナ・ローレルと出会ってしまう。
徐々に惹かれ合う二人を待ち受ける運命は?
現代に戻りN.G400年、セントラルボーデン軍のウィザード、セシル・ローリエは中立国ルカニード王国のフェリクス・シーガーと出会い……
交差する運命に翻弄される者達。その結末は?
そして新たな戦いが起こった時それぞれが選ぶ道とは?
文字数 184,694
最終更新日 2023.11.11
登録日 2023.03.03
アステラ公国、そこは貴族が治める竜の伝説が残る世界。
無作為に村や街を襲撃し、虐殺を繰り返す《アノニマス》と呼ばれる魔法を扱う集団に家族と左目を奪われた少年は、戦う道を選ぶ。
対抗組織《クエレブレ》の新リーダーを務めることとなった心優しい少年テイトは、自分と同じく魔法強化の刺青を入れた
《竜の子》であり記憶喪失の美しい少女、レンリ
元研究者であり強力な魔道士、シン
二人と出会い、《アノニマス》との戦いを終わらせるべく奔走する。
新たな出会いと別れを繰り返し、それぞれの想いは交錯して、成長していく。
これは、守るために戦うことを選んだ者達の物語。
文字数 372,677
最終更新日 2023.10.27
登録日 2023.08.01
異世界といっても、中世ではなく20世紀。 魔法はあるが物騒極まりない物ばかりだ。 ああ、クソッタレ── まあ、なんだ。 強いていうならば、大ライヒに栄光あれと。
文字数 2,537
最終更新日 2023.10.14
登録日 2023.10.14
1983年11月。
収穫時期を時期を迎えようとしている麦の季節。世界は戦争に巻き込まれようとしていた。北ヨーロッパではロシアが戦争している中、舞台であるヒエルランドという巨大な魔法国家はヨーロッパ大陸の殆どを支配している大国だ。主人公ガルド・マクシリアムは旧マクシリアム公国の末裔だった。千年以上前にヒエルランドに婚姻という形で一族は併合されたものの、公国復興を掲げてヒエルランドに戦争を仕掛ける。
文字数 52,463
最終更新日 2023.09.26
登録日 2023.08.10
【第9、10回、11回ネット小説大賞一次選考通過】
———大陸の覇者となるのは?
「残念だな。ダリルモア。私を倒しても、世の中は何も変わらんぞ」
西の大国の皇帝は、かつて大陸一の剣士と呼ばれたダリルモアに謎かけのような言葉を残し絶命した。
失意のダリルモアは星に導かれるように運命の子である赤子ヒロと出会い、養父として彼を育てることを決意する。
やがて成長した黒髪碧眼の少年ヒロは、ダリルモアに復讐の炎を燃やす西の皇帝の嫡子シュウによって家族を奪われ、血のつながらない兄弟たちと逞しく生きていく。
そんな中、宗教国家に幽閉されている謎めいた銀髪の美少女シキと出会い、将来を誓い合うが、運命に引き裂かれてしまう。
一方、シュウは神の領域の力を手に入れるため魔術を操る術師となり、シキへの思いを募らせながら、誰も成し遂げられなかった大陸統一に向けて動き出す。
待ち受ける未来が希望か絶望か。
これは大陸の行く末を大きく左右する「コドモタチ」が、様々な人と関わり合いながら成長し、戦乱の渦に巻き込まれていくダークファンタジー戦記である。
本作品は小説家になろう・カクヨム・アルファポリスにて投稿中。
文字数 199,160
最終更新日 2023.09.24
登録日 2022.01.22
カーマ王国の王太子であるアルス・カーマインは父親である王が亡くなったため、大して興味のない玉座に就くことになる。
これまでと変わらず、ただ国が存続することだけを願うアルスだったが、なぜか周辺国から次々と有能な人材がやってきてしまう。
その結果、カーマ王国はアルスの意思に反して、大国への道を歩んでいくことになる。
文字数 67,861
最終更新日 2023.09.22
登録日 2023.09.01
立花烈はある日、不思議な鏡と出会う。鏡の中には死んだはずの妹によく似た少女が写っていた。烈が鏡に手を触れると、閃光に包まれ、気を失ってしまう。烈が目を覚ますと、そこは自分の知らない世界であった。困惑する烈が辺りを散策すると、多数の屈強な男に囲まれる一人の少女と出会う。烈は助けようとするが、その少女は瞬く間に屈強な男たちを倒してしまった。唖然とする烈に少女はにやっと笑う。彼の目に真っ赤に燃える赤髪と、金色に光る瞳を灼き付けて。王国の存亡を左右する少年と少女の物語はここから始まった!
文字数 243,064
最終更新日 2023.09.22
登録日 2023.03.01
春秋学院大学の4年生である瀬崎宵は、“武経七書ゼミ”という兵法研究のゼミに所属する女子大生。現在就活真っ只中。
自他共に認める“兵法オタク”で、兵法に関する知識は右に出る者はいない程優秀だが、「軍師になりたい」と現実離れした夢を持つ為、就職活動に苦戦を強いられる。
友人達は次々に内定を貰い、その焦りから心配してくれる母に強く当たってしまう。
そんな時、自宅の今は亡き祖父の部屋の押し入れで古い竹簡を見付ける。そこに書いてある文字を読んだ宵は突然光に包まれ意識を失う。
気が付くと目の前は見知らぬ場所。目の前に広がるのは……戦の陣地??
どうやら異世界に転移してしまった宵は、何とか生き残る為に己の兵法の知識を惜しみなく使い、一軍の軍師として働く事に……!
しかし、念願の軍師の仕事は、宵が想像している程甘くはなかった……。
※この作品は「小説家になろう」「カクヨム」「ノベルアップ+」でも連載しています。
イラスト・ロゴ:アベヒカル様
文字数 620,653
最終更新日 2023.06.25
登録日 2021.03.15
遠き異世界、ミネルヴァ大陸の歴史に忽然と現れた偉大なる術者の一族。
その力は自然の摂理をも凌駕するほどに強力で、世界の安定と均衡を保つため、決して邪心を持つ人間に授けてはならないものとされていた。
しかし、術者の心の素直さにつけこんだ一人の野心家の手で、その能力は拡散してしまう。
世界は術者の力を恐れ、次第に彼らは自らの異能を隠し、術者の存在はおとぎ話として語られるのみとなった。
本外伝では、ミネルヴァ大陸戦記本編では描かれなかった、傾国の美女スミンの少女期を描く。
オユトルゴイ王国の南東部、カンヌンという小さな村で生まれ育ったスミン。
明るく、医学の道に就く父母とともに人助けをしていたという心優しき少女。
そのような彼女が、なぜ大陸全土を震撼させる「傾国の美女」になったのか。
彼女に起こった変化を、彼女自身の心理をも含めて、描いていく。
文字数 20,429
最終更新日 2023.05.28
登録日 2023.02.11
大学の卒業旅行でルーマニアの史跡を訪れた俺はドラキュラの復活を目論むカルト宗教の男に殺されたはずだった……。しかし目覚めて見ればそこはなんと中世動乱の東欧。「ヴラド兄様……」えっ?もしかして俺ドラキュラですか??
オリジナル小説
文字数 373,943
最終更新日 2023.05.17
登録日 2023.02.12
遠き異世界、ミネルヴァ大陸の歴史に忽然と現れた偉大なる術者の一族。
その力は自然の摂理をも凌駕するほどに強力で、世界の安定と均衡を保つため、決して邪心を持つ人間に授けてはならないものとされていた。
しかし、術者の心の素直さにつけこんだ一人の野心家の手で、その能力は拡散してしまう。
世界は術者の力を恐れ、次第に彼らは自らの異能を隠し、術者の存在はおとぎ話として語られるのみとなった。
時代は移り、大陸西南に位置するロンバルディア教国。
美しき王女・エスメラルダが戴冠を迎えようとする日に、術者の末裔は再び世界に現れる。
ほぼ同時期、別の国では邪悪な術者が大国の支配権を手に入れようとしていた。
術者の再臨とともに大きく波乱へと動き出す世界の歴史を、主要な人物にスポットを当て群像劇として描いていく。
※作中に一部差別用語を用いていますが、あくまで文学的意図での使用であり、当事者を差別する意図は一切ありません
※作中の舞台は、科学的には史実世界と同等の進行速度ですが、文化的あるいは政治思想的には架空の設定を用いています。そのため近代民主主義国家と封建制国家が同じ科学レベルで共存している等の設定があります
※表現は控えめを意識していますが、一部残酷描写や性的描写があります
文字数 863,861
最終更新日 2023.05.06
登録日 2022.03.01
星の数程世界は存在する。星1つあれば世界が1つあり生命が1つある。
そんな1つの世界の一角国から八角国の合計8個の国が戦争をしていた。
ロウという少年は八角国から逃げてきたのだが、今まさに飢えで死にそうになっていた。
そんな時謎の力に目覚めてしまう。
もう一人の自分の声ロイフルとの出会いだった。
それが八角の力とされるもので、何事にも発覚してしまうというとんでもない力でもあったのだ。
どこにでもある森に滅びた八角国を建国する事となったロウ。
ロイフルの指導の元、ロウは成長していくのだった。
八角の力と他の7つの力をめぐり、8個の国が戦争を続けている。
伝承によれば八角の8個の力が全て揃えば真なる神となれると。
それをめぐるのはその世界だけではなかった。宇宙では地球と呼ばれる生命体が星喰いをしていた。
光の世界では神々が光の世界を捨てた。
闇の世界では大勢の神々が地上を支配しようと動き。
あらゆる異世界が繋がり、猛者たちが出現し。
戦争は支離滅裂になっていく。
そんな中で生きていき、戦い、死んでいく人々。
彼等は何を思い、戦っていくのか。
終わりはあるのか、これは沢山の命の物語。
文字数 41,519
最終更新日 2023.04.29
登録日 2023.04.21
遥か遠い昔、神に背いて楽園を滅ぼした一人の男がいた。
禁断の果実を取って食べたその男は恐るべき魔人【ゼノク】と化し、その血に刻み込まれた魔性の呪い――ゼノクの力は彼の子孫たちへも受け継がれることになった。
それから永い時が流れ――世界は動乱の時代を迎えていた。
聖地エスティムの奪回を掲げ、アレクジェリア大陸の諸国は神の名の下に連合軍を組んで東方のラハブジェリア大陸へと侵攻。
折しも、激戦が続くエスティムの街では超人的な力を持った怪物たち――ゼノクの出現が相次いで報告される。
そんな中、エスティムの攻略を目指すリオルディア王国軍のメリッサ・ディ・リーヴィオ伯爵は、防戦するアラジニア王国軍のマムルークであるラシード・アブドゥル・バキという記憶喪失の青年と戦場で出会い、十年前に死んだはずのリオルディア王家の落胤レオナルド・オルフィーノの面影を彼に見るのだが……
渦巻く戦乱と怪異。
神に背いた原罪がもたらす流血の時代に果たして終わりは訪れるのか。
神々と人間たちがかつてない戦いを繰り広げる混迷の世紀が、今始まる!
文字数 236,687
最終更新日 2023.04.26
登録日 2022.04.16
俺は異世界の一般兵であるリーズという少年に転生した。
だが元々の身体の持ち主の心が生きていたので、俺はずっと彼の視点から世界を見続けることしかできなかった。
リーズは俺の転生特典である生産魔術【クラフター】のチートを持っていて、かつ聖人のような人間だった。
だが……その性格を逆手にとられて、同僚や上司に散々利用された。
あげく罠にはめられて精神が壊れて死んでしまった。
そして身体の所有権が俺に移る。
リーズをはめた者たちは盗んだ手柄で昇進し、そいつらのせいで帝国は暴虐非道で最低な存在となった。
よくも俺と一心同体だったリーズをやってくれたな。
お前たちがリーズを絞って得た繁栄は全部ぶっ壊してやるよ。
お前らが歯牙にもかけないような小国の配下になって、クラフターの力を存分に使わせてもらう!
味方の物資を万全にして、更にドーピングや全兵士にプレートアーマーの配布など……。
絶望的な国力差をチート生産魔術で全てを覆すのだ!
そして俺を利用した奴らに復讐を遂げる!
文字数 430,601
最終更新日 2023.03.05
登録日 2022.11.27
「レオハルト・ヴァーリオン。『魔術師』と共謀し、王都を襲撃させた罪により―貴様を処刑する」
かつて、〝英雄〟と称えられた一人の少年が居た。
『征錬石』と呼ばれる石を別の物に変えることが出来る征錬術。
「ノード大陸」には、その征錬術を駆使して『征錬術師』達が発展させた都―『王都シュヴァイツァー』が存在していたが、ある時、その王都に千年前の復讐を掲げて『魔術師』が襲撃し、平和だった王都は瞬く間に戦火に飲まれてしまう。
迫り来る『魔術師』を撃退した〝英雄〟レオハルト・ヴァーリオンは、そのさなか『魔術師』の国の王女〝魔女〟レイシア・レディスターと出会い、敵同士でありながら互いに惹かれ合っていく。
しかし、レオハルトが『魔術師』の血を引いていることを知った王都の人々は、レオハルトが『魔術師』と共謀して王都を襲ったとあらぬ罪を被せ、あろうことか〝英雄〟である彼に国家反逆罪を言い渡した。
大切なものを失いながらも故郷を守ろうと必死に戦い抜いたレオハルト。だが、守っていたはずの故郷から裏切られ、命からがら王都から脱出したレオハルトは隣国である『ケルム王国』へと身を寄せることに。
あれから数年。
当時の功績から『ケルム王国』の次期国王に指名された彼は前国王の死後、新たな王に即位し、レオハルト・ケルム・ヴァーリオンとして君臨した。
敵対していた『魔術師』の王女レイシアと共に、戦争の終結と自分を裏切った者達への復讐を掲げ、黒い鎧をその身に纏い彼は戦場へと向かう。
全てはかつて共に戦った王都、そして戦友でありながら自分を裏切った男ーグラウス・ルートリマンと戦う為に。
こうして、千年前と同じく、『征錬術師』と『魔術師』の争いが始まるのだった。
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■更新状況
気まぐれ更新
■その他
※万人向けに作っている為、ジャンルは「男性向け」「女性向け」それぞれに登録しています
※少年編を書いていましたが、大人編から開始することにしました
※今後、少年編は回想か番外編としてやるかもしれません
※小説家になろう、アルファポリス、カクヨムにて連載
文字数 15,275
最終更新日 2022.11.04
登録日 2022.10.27
遠き異世界、ミネルヴァ大陸の歴史に忽然と現れた偉大なる術者の一族。
その力は自然の摂理をも凌駕するほどに強力で、世界の安定と均衡を保つため、決して邪心を持つ人間に授けてはならないものとされていた。
しかし、術者の心の素直さにつけこんだ一人の野心家の手で、その能力は拡散してしまう。
世界は術者の力を恐れ、次第に彼らは自らの異能を隠し、術者の存在はおとぎ話として語られるのみとなった。
本外伝では、ミネルヴァ大陸戦記本編では描かれなかった、クイーン・エスメラルダの幼少期を描く。
凡庸な女王マリエッタが、孤児院での視察で、エスメラルダ少女と出会う。
本編におけるロンバルディア教国の内戦、その遠因を含め、奇跡のプリンセスの宮廷生活を扱ってゆく。
文字数 56,383
最終更新日 2022.09.14
登録日 2022.06.19
大陸の東に位置するアテナ王国の南部に領地を持つ辺境伯チャールトン家。チャールトン家の長男アルヴィンは大陸中央に位置するエメーギル帝国のせいで赤字が膨らんでいた。
文字数 8,246
最終更新日 2022.09.01
登録日 2022.08.27
大国アルバディアの王女ファルシードは、太陽神の化身といわれる容貌と公正な采配によって民衆から絶大な支持を得ていた。
あるとき、彼女は盗賊捕縛の現場で不思議な子供を拾い、しばらく王宮で保護することになる。
度重なる遠征で多忙な日々をすごしながらも、絆を深めていく二人。
そのさなか、武功をあげたファルシードは一国の王の地位を与えられる。
しかし任地へおもむく途中、首都から衝撃的な伝令がもたらされ、急ぎ引き返すのだが……。
文字数 37,806
最終更新日 2022.08.26
登録日 2022.01.24
交通事故で命を落とした高校生・伊勢海人は、気が付くと一面が灰色の世界に立っていた。
目の前には絶世の美少女の女神。
異世界転生のテンプレ展開を喜ぶカイトであったが、転生時の特典・チートについて尋ねるカイトに対して、女神は「そんなものはない」と冷たく言い放つのだった。
気が付くと、人間と兵士と魔獣が入り乱れ、矢と魔法が飛び交う戦場のど真ん中にいた。
呆然と立ち尽くすカイトだったが、ひどい息苦しさを覚えてその場に倒れこんでしまう。
チート能力が無いのみならず、異世界の魔力の根源である「マナ」への耐性が全く持たないことから、空気すらカイトにとっては猛毒だったのだ。
かろうじて人間軍に助けられ、「マナ」を中和してくれる「耐魔のタリスマン」を渡されるカイトであったが、その素性の怪しさから投獄されてしまう。
当初は楽観的なカイトであったが、現実を知るにつれて徐々に絶望に染まっていくのだった。
果たしてカイトはこの世界を生き延び、そして何かを成し遂げることができるのだろうか。
異世界チート無双へのアンチテーゼ。
異世界に甘えるな。
自己を変革せよ。
チートなし。テンプレなし。
異世界転移の常識を覆す問題作。
――この世界で生きる意味を、手に入れることができるか。
※この作品は「ノベルアップ+」で先行配信しています。
※あらすじは「かぴばーれ!」さまのレビューから拝借いたしました。
文字数 235,455
最終更新日 2022.07.30
登録日 2020.07.31
軍人として戦うことを強いられた朝日誠(あさひ まこと)は、皇国の首都「中央」へ上京する。
下宿先で知り合った友人、榊(さかき)と共に過酷な戦場を重ねていく。
文字数 199,952
最終更新日 2022.07.03
登録日 2019.02.13
『歴史はいつでも敗者に背を向けて、勝者を正しいとするものだということを忘れてはならない』——ツヴァイク 「マゼラン」
これは英雄の物語。
歴史の中から無視され、削りとられ、排除された悲しくも荒々しい英雄の物語。
——なぜ神々は『英雄』を捨てたのか。
——なぜ人々は『英雄』を忘れたのか。
火と鉄の時代を生きる人々の裏でひっそりと誕生した『英雄』は何を思っていただろうか。何を求めていただろうか。何を成していただろうか。
では——語られない歴史の裏側を覗いてみましょうか。
文字数 35,380
最終更新日 2022.06.19
登録日 2022.01.21
かつて聖王と呼ばれた青年に命を救われた少女・アウローラは彼に忠誠を誓い、彼を守るため、共に魔獣との戦争〝人魔大戦〟に身を投じる。
しかし戦争の最中、アウローラは主を守れず、その咎で騎士団を追放されてしまう。
「役立たずの偽火め。どうして私たちの王を守らなかった――ッ!」
終戦から十年後。
主を亡くし、生きる目的を見失ったアウローラは観光都市・ラルクスへと流れ着き、そこで無気力な日々をただ茫然と過ごしていた。
そんなある日、アウローラは若き市長・セリアより奇妙な依頼を持ちかけられる。
「――お前に、ある少年を守ってもらいたいんだ」
記憶を失ったという謎の少年・ソラ。
彼の正体には秘密があり、やがてアウローラはそれが引き起こす事態に否応なく巻き込まれていく。
文字数 153,264
最終更新日 2022.05.24
登録日 2021.08.01
俺は何度神に翻弄されればいいのだろう?
神はいつも「試練」と言って俺の前に絶望を積みあげる。
だから‥‥‥
「俺は神を信じない!」
最下層の奴隷戦士としてこの世界に生まれた俺は常に最前線で戦っている。
そして何度も裏切られそして捨てられて行く。
だが出会ってしまった。
あの銀髪の少女に。
そう、女神では無く悪魔の彼女に!
「いいさ、神でないなら契約してやる!」
俺の戦いは終わらない。
先の勇者の名もなき少女と魔王の壮絶な戦いから三百年。
世界は女神のもとで平穏な時を過ごしていた。
しかし北のホリゾン公国は世界の盟主となっているガレント王国に対して独立戦争を仕掛ける。
平穏な世界は一気に乱れ始めていた。
最下層のテグ、奴隷戦士であるアインは常に前線で戦っていた。
そして彼にはこの世のものでない記憶が‥‥‥
必死に生き延びようとするアインたちの物語です。
*暗いお話になります。
*残酷なシーンや気分が悪くなる内容が含まれます。お読みになる場合はご注意ください。
*今回ギャグはありません重い話になります。
*最近知りましたが、隣国の「テグ」という地名とは無関係です。現実世界ではなくファンタジー世界のお話となります。
文字数 205,533
最終更新日 2022.04.22
登録日 2022.01.14
男は、ある国の第一王子として生まれた。
皮肉にも、誰からも敬われる筈の”それ”は奇形にて産まれ落ち、誰からも嫌悪される十字架を背負うこととなる——。
救国シリーズ第1弾、1人の騎士の誕生譚。
文字数 15,454
最終更新日 2022.01.14
登録日 2022.01.13
かつては覇王フェンリルのもと、オスタリア大陸最強を誇っていたシャルナーク王国。
いつしか衰退し、現在は小国と呼ばれるまでに落ちぶれてしまった。
経理部でごく普通のサラリーマンをしていた石田勇作は、なぜかチート能力持ちの勇者に転生する。
「我がシャルナークを強国にしてほしいのだ」
国王に乞われ内務長官に就任するも・・・隣国は約3倍の国力を持つサミュエル連邦。
仲間たちと共に、ある時は政治家として政策を立案し、またある時は智将として戦場を駆け巡る。
愛する妻ナルディアと共に権謀術数が渦巻く戦乱の世をどう生き抜くのか。目指せ大陸統一!!
後に「紅鉄宰相」と呼ばれるジーク(石田勇作)の異世界英雄譚がここに始まる。
※4月14日にHOTランキング入りさせて頂きました。ありがとうございます。
少しでもこの作品でお楽しみいただけたら嬉しいです!
※タイトルを変更しました(旧:勇者は政治家になりました)。
文字数 295,654
最終更新日 2021.09.27
登録日 2020.04.08
青春、戦争、頭脳戦、ギャグ。そして「異能力」。
これらを全てかけ合わせた学園系ライトノベル。
ニッポン軍副総長である名森幸平設立のエオズ学園はニッポンイチの偏差値を誇り、学問はもちろん、銃、魔術そして体術を学ぶ高等学校である。その学校に入学する和田伊尾屋は、その中でもトップクラス、ずばり『R組』に配属される事になった。そのクラスメイトや先輩達と魔術などの訓練を行う。
時には美人教師とディナーを食べたり、時には軍の一員として働いたり、大忙しのリア充ライフを送るのだが——。
文字数 52,429
最終更新日 2021.09.05
登録日 2021.04.20
少数者である魔法の使える民、魔血が支配する魔法帝国。
魔血の父と異邦人の母の元に生まれたハーフ魔血レヴィ・リーゥは天賦の魔法の才に恵まれ、その力で魔血貴族を狩る暗殺魔法士として暗躍していた
ある任務で2人の魔血の少女と出会った事でレヴィの運命は大きく変わる
それは魔法帝国――否、大陸全土を巻き込んだ運命の渦《メイルストロム》の始まりだった
悲しいくらいせつないヒロイックファンタジーです
旧題名「メイルストロム~武器として生き少年は愛を知る」
文字数 34,035
最終更新日 2021.08.27
登録日 2021.08.11
謎の施設の一室で目覚めた男は、おぼろげな記憶を辿りながら施設内を探索し、やっとの思いで外に出ると、そこには見たこともない雪原が広がっていた。ふらふらと歩き始めるが熊のような獣に襲われ、逃げる際に崖に転落し、意識を失ってしまう。次に彼が目覚めたのは見知らぬ部屋だった。あまりの事に呆然としているとそこで彼を救ったという少女に出会う。少女としばらく話している時に少女に名を尋ねられた。そこで、彼は目覚める以前の記憶を失っていた事に気づく。そんな彼に少女は彼の処遇を決める為、この集落の長と会う。長は記憶を失くした彼に「コハク」と名を与え、新たな家族として集落に迎えられる。この出来事が後に、世界を巻き込む火種になる。
文字数 5,281
最終更新日 2021.08.10
登録日 2021.08.10