ファンタジー バトル小説一覧
白羽明星は気付けば異世界転移しており、背に純白の六翼を生やした熾天使となっていた。
もともと現世に未練などなかった明星は、大喜びで異世界の大空を飛び回る。
すると遥か空の彼方、誰も到達できないほどの高度に存在する、巨大な空獣に守られた天空城にたどり着く。
主人不在らしきその城に入ると頭の中にダイレクトに声が流れてきた。
――霊子力パターン、熾天使《セラフ》と認識。天界の座マスター登録します。……ああ、お帰りなさいルシフェル様。お戻りをお待ち申し上げておりました――
風景が目まぐるしく移り変わる。
天空城に封じられていた七つの天国が解放されていく。
移り変わる景色こそは、
第一天 ヴィロン。
第二天 ラキア。
第三天 シャハクィム。
第四天 ゼブル。
第五天 マオン。
第六天 マコン。
それらはかつて天界を構成していた七つの天国を再現したものだ。
気付けば明星は、玉座に座っていた。
そこは天の最高位。
第七天 アラボト。
そして玉座の前には、明星に絶対の忠誠を誓う超常なる存在《七元徳の守護天使たち》が膝をついていたのだった。
――これは異世界で神なる権能と無敵の天使軍団を手にした明星が、調子に乗ったエセ強者を相手に無双したり、のんびりスローライフを満喫したりする物語。
文字数 145,449
最終更新日 2022.11.30
登録日 2022.10.15
文字数 55,964
最終更新日 2022.11.29
登録日 2019.10.10
闇医者ブラッドオレンジは仕事からの帰国前、依頼主のマフィアを潰した魔法少女マジカル☆ブラックベリーと出会う。彼女はブラッドオレンジの母のこと、魔法少女のこと、そして彼女自身のことを話し、身を守ることと引き換えに協力を仰ぐが……。
文字数 8,877
最終更新日 2022.11.27
登録日 2022.11.27
いつものように気になった女子に告白した真理は、ある日の学校からの帰宅途中、異変に襲われて気を失ってしまう。
意識を取り戻した彼は、謎の声から告げられる。
──お前は選ばれた。
世界を治める王を決める、王同士の戦いキングゼロ。
その戦いに選ばれた彼は深く考えず、参加を了承する。
そして名乗る──シンリと。
次に目を覚ました場所は見知らぬ土地。
そこは何と異世界で……。
シンリは長く続いている過酷な戦い、キングゼロに新たな13人目の王として巻き込まれていく。
待ち受ける他の王達との激戦。
キングゼロはいつ、どうして始まったのか。
なぜシンリが選ばれたのか。
様々な謎が、解かれていく。
『王』道バトルファンタジー、開幕!
かなりの長編小説となります。
読まれる方はお覚悟を。
カバーイラストは友人のゆーりさんに描いていただきました!
SpecialThanks!
文字数 100,861
最終更新日 2022.11.26
登録日 2022.05.14
これは『私』が神になるまでの物語である。
個性的な仲間たちと共に過ごしてきたこの日々を忘れない為にも後世に語り継いでいきたい。今でも彼らの事を思うと胸が苦しくなるし、不意に涙が出る時もある。しかし何よりも彼らの事を思い出すたびに、あの日々を思い出し胸が暖かくなる。
私達は歴史上に名をはせるレオナルドダウィンチやモーツァルト、アインシュタインのDNAを受け継ぐ偉人達の『器』としてこの世に生まれた。それは古くから代々と受け継がれてきたものでその器は24つ、つまりこの世には『24の器』が存在した。器の保有者にはそれぞれ『opus(オーパス)』と呼ばれる特殊能力があり、それを用いて『神』となる為に日々戦いを繰り広げていた。ある者は催眠をかけ、ある者は引力を操り、またある者は時間を操りお互いに互いの『器』を奪い合っていた。
では何故奪い合うのか。それはこの世に存在する『24の器』を全て手に入れることにより一晩にして世界を変えることの出来る程の『神』の力を手にいれることが出来る為だ。大切な人を生き返らせる為、過去に犯した過ちを修正する為、各々己の願いを叶えるべく神になろうとした。
血で血を洗う戦いは長い間続いたが、私達の代となって、変わっていったと思う。それはきっと…おっと、これ以上言ってしまっては私の身が危うい。ここからはまたの機会にじっくりと話そうか。
−命をかけた戦いが今始まる−
文字数 32,233
最終更新日 2022.11.26
登録日 2022.04.18
☆カクヨムにてでローファンタジー部門最高日間3位、週間4位を獲得!
【第1章完結】ダンジョン出現後、職業(ジョブ)持ちが名乗りを上げる中、無職業(ノージョブ)のおれはダンジョンを疎んでいた。しかし異世界転生を経て、帰還してみればダンジョンのあらゆるものが見たことのあるものだった。
現代では、まだそこまでダンジョン探索は進んでいないようだ。その中でおれは、異世界で誰も知らない事まで知っている。これなら無職業(ノージョブ)のおれもダンジョンに挑める。おれはダンジョンで成り上がる。
これは勇者として異世界を救った、元負け組天野 翔(あまの かける)が異世界で得た力で現代ダンジョンに挑む物語である。
文字数 210,609
最終更新日 2022.11.25
登録日 2022.07.23
私は過去、魔王であった。
全てを支配し、世界を恐怖政治により震わせていた。
…だが、勇者達の手により我が国は崩壊、魔王の座さえ奪われてしまった。
「…生き延びて、お幸せに。」
大切な仲間の呪いの言葉により、私は自害する事さえ許されなかった。
山の麓の森の奥でひっそりと独り暮らしをしている私の前に、一国の王になったはずの勇者が現れる。
純粋な勇者アルバックは、私を魔王とは気がつかずに心を開いてくる。
そんな折、彼の国の状態があまりにもお粗末になって、国民が不安を抱えている事を知る。
剣の腕はあるが、仔犬の様なオツムの弱いポンコツ勇者を、何故か支えるのが私の役目になってしまった。
果たして、この凸凹コンビに国の再建は出来るのか?
私の本当に作りたかった国造りとは?
愚かな人間達の欲望に打ち勝ち、理想の国を目指す2人の理想の国造りが今始まる!
文字数 94,782
最終更新日 2022.11.23
登録日 2022.01.03
御子柴颯空。十八歳。高校三年生。過去にトラウマあり。
学校に友人と呼べる相手はいない。そういう存在を作ることを恐れていた。だから、誰とも関わろうとはしない。
面倒事からは目をそらし、厄介事には首を突っ込まない。それこそ、自分が傷つかずに生きていくための最善策だと信じていた。
そんな彼のクラスが忽然と姿を消した。剣と魔法の世界にあるアレクサンドリア王国が魔王への対抗手段として異世界召喚を行ったためであった。
突然の事に戸惑いながらも魔族と戦うことを了承する颯空達。王国は喜び、彼らを労った。
異世界の勇者はこの世界の人間とは一線を画するポテンシャルを持ち、強大な力を持つ魔王に唯一対抗しうる存在とされていた。そのため、アレクサンドリアの神官は期待に満ちた眼差しで異世界の勇者である颯空達の力を確かめようとしたのだ。だが、その時事件は起こった。
御子柴颯空だけがなぜか呪われていたのだった。
文字数 245,848
最終更新日 2022.11.20
登録日 2022.09.13
宇宙界きっての大国、ナルス。代々長(おさ)には魂の核(センナ)を生み出す力、破壊する力が受け継がれており、次代長候補である朱己(しゅき)も現在の長である父から授かった。
ときを同じくして、朱己は側近であり婚約者の裏切りに逢ってしまう。重罪人の処刑は長の業務の一つ。長の業務の経験として、自らの手で彼のセンナを砕き、存在を抹消するという処刑をすることとなった。
そんな中、朱己の次の側近を決めろと父から通告されるが、心の整理が追いつかず、民の日常を視察するという名目で人間界に降りると、そこには人間から迫害されている霊獣夫婦がいた。
国の長として、必要なものとは何か?日々葛藤しながら傷つきながら、考えもがいて生きていく異世界ファンタジー。
※時折グロテスクな描写がございます。
※この作品は、小説家になろう様にも掲載しています。
文字数 624,622
最終更新日 2022.11.19
登録日 2021.05.16
カムイは無能認定でギルドを追放・婚約破棄された。でも、本当はタワーダンジョンを作る聖帝の能力『バベル』を隠し持っていた。世界の中心で無限の、自分だけのタワーダンジョンを作り上げる決意を固めた。
そうして、どんどん宇宙まで伸びるタワーダンジョンを作っていく。高くそびえる塔は、世界中から見えるほどの高さになった。
やってくる冒険者たち。自然と仲間が増えた。仲間を迎え入れ、作ったタワーダンジョンを攻略していく。大量のレアアイテムをゲットして最強に。自由気ままにスローライフしていく――。
タワーダンジョン建造スキル【バベル】
①タワーダンジョンを建造できる
②1日に10階まで増築できる
③モンスターの配置ができる
④風景(ダンジョン構造)を任意にできる
⑤宝箱を自由に設置できる
⑥好きな階層へワープできる
⑦階層上限は無限
⑧認めた者しか入れないセキュリティ機能もある
⑨限定レアアイテムがある
⑩ボスモンスターの配置ができる
文字数 31,581
最終更新日 2022.11.19
登録日 2022.11.02
嵐の夜に一人の少女と一人の少年が最悪な出会い方をする。その出会いが少女の運命を世界の運命を変えることになる。これは一人の少年が仲間と共に織りなす冒険譚。未知の場所、秘境、魔物退治、冒険の物語が今始まる。
文字数 26,743
最終更新日 2022.11.18
登録日 2022.09.28
とうとうやってしまった…
あえて避けてきたこの道…
満を持して好き放題やります!!!
あ、R18ですので
光る竹を切ったら異世界転移!?
しかも主人公は魔法を使えない!?
武術家の高校生と仲間達が繰り広げる
世直し物語!!
⚠ご注意
登場人物、割と死にます
主人公は転移前からチートです
後から色々わかるやつです
文字数 96,187
最終更新日 2022.11.17
登録日 2020.02.22
「アリアネ!貴様は由緒あるファンデンベルク家の威信を大きく傷つけた!今すぐこの家を去れ!」
うだつが上がらないオッサンフリーター(36)である俺は、夜間交通警備の最中車に轢かれたことで魔術が使えない出来損ない令嬢"アリアネ"の身体に転生してしまう。無能を理由に家から追い出されたアリアネ、もとい俺は追放先に待ち構えていた暴漢たちに襲われ絶体絶命のピンチ――かと思われたが、突然目覚めたとある魔術によって窮地を脱することになる。
ソレが、【道路標識魔術】。<一時停止>の標識で暴漢たちの動きを止めたあと、<落石注意>の標識によって具現化した大岩で彼らを圧殺した俺は、この割と"何でもあり"な魔術を使って外道家族に復讐することを決心する。
そんな決意を胸に森の中で歩いていると、とある大国の国家機関に所属するお偉いさん方に出会い事態が大きく動くことになって………
世界を放浪したり、魔物討伐したり、国の陰謀に巻き込まれたりと、道中いろんな出来事に遭いながらも「前世の様なうだつの上がらない生活は絶対に送らないぞ!!」と誘導灯片手にすべて乗り越えるおっさん美少女の冒険譚。
文字数 52,749
最終更新日 2022.11.16
登録日 2022.08.29
死にかけたエンは、邪神ミナナゴによってスキルを授かり命を助けてもらう。
ミナナゴは、命を救った代わりに自分の信徒を増やせとエンに命じるが――
「いや、どういうことだ!?」
正直、何をやっていいか全然わからない。
しかもエンがいるのは、異端を絶対に許さない一大宗教《一星宗》が支配する国だ。
進退窮まった末に、ハッタリとごり押しでミナナゴの信徒を増やしていくことにしたエン。
やがて、やたらクセの強い人々が彼のもとに集まってくることになる。
文字数 132,627
最終更新日 2022.11.15
登録日 2022.07.31
『エロ×ギャグ×バトル+雑学』をテーマにした異世界ファンタジー小説です。
主人公はごく普通(?)の『むっつりすけべ』な女の子。
異世界転生に伴って召喚士としての才能を強化されたまでは良かったのですが、なぜか発情体質まで付与されていて……?
召喚士として様々な依頼をこなしながら、無駄にドキドキムラムラハァハァしてしまう日々を描きます。
明るく、楽しく読んでいただけることを目指して書きました。
基本一話完結の物語ですので、ぜひお気軽にお読みください。
挿絵はもんてぃごさん(@montiiiigo)に描いていただきました。素敵なイラスト、ありがとうございます!!
文字数 623,527
最終更新日 2022.11.14
登録日 2022.08.03
・両親に幼い頃とある施設に売られた小鳩芽郁は人体実験という名目の人体改造を受けることとなった。
その施設は、ある国の政府が戦争に勝つために極秘に作った組織の施設で、子供を人体改造させ、それを育
てることを主に行っていた。
芽郁は施設内で出会った里坂みのりと訓練や実験をパートナーとして日々行い、生活をしていた。
その後、謎の原因でその国が滅び、政府もろともその施設は機能を停止させられた。
その事件後当時の対立国だった国によって二人を含む施設の子供達は救助され、その国で暮らすこととなっ
た。
・その後中学生になった芽郁は施設へ売られる前に住んでいた姉と再開することができ、二人で暮らしている。
学校には行っており、芽郁とみのりの熱い希望により年がふたつ離れてているが、
みのりと同学年の同じクラスに通うことができている。
その希望を飲ませる交換条件として出されたのが、
特務機関(警察に近いもの)に所属するスパイとして活動することだった。
幼い頃からパートナーだったみのりとのコンビネーションは完璧で、
今まで失敗した依頼はゼロという数字をほこっている。特務機関でもその実績は評価され、
芽郁は「絶望のトワイライトピンク」、みのりは「美貌の殺人鬼」というコードネームが与えられている。
そのコンビは「終焉のダークエンジェルズ」として、裏社会で恐れられている。
・第一章あらすじ
ある日、中学生スパイである小鳩芽郁のもとに機関からある指令が下された。
その指令は、
「ある会社が詐欺で荒稼ぎをしている可能性があるのでその会社を見つけ、手口を知り、本部に伝える。」
というものだった。
翌日から、調査を始める芽郁とみのり。果たして 芽郁とみのりはどうなるのか...?
*この作品はフィクションです。実際の人物、団体等とは一切関係ありません。
文字数 21,478
最終更新日 2022.11.14
登録日 2022.08.11
終わりの日を怒りの日あるいはラグナロク、終末の日など多くの呼び名があったが今や誰も信じてない無い。大厄災が起こったあの日までは、厄災は隕石の様に地球に衝突した陸地の八割が汚染され、人々は肥沃な大地を追われた。多くの人は死に絶えた。僅かに残った人類にも、隕石衝突から生き残った、隕石の原住種の魔獣がさらに大地を奪った。人々は荒廃しきった大地を捨てさらに過酷な奥地へと移り住み、人類全体は1400万人にまで減少した。人々は絶望して人の中で争い始めた。魔獣は無造作に炎を出し、水を流し、岩を創り出す。それはもはや魔法であった。しかし、救いはあった魔獣が魔法を使えるのは人も魔法を使える可能性がある!それは人類の希望となった。人々は魔法を得るために団結し、人類はひとつの組織となり、世界各地で魔法についての研究を始めた。人類は旧国際連合を改変し、2048年1月に地球連合として復活し、人類は再度文明の進化を開始させた。その2年後に人類を揺るがす大事件が起こるが今はまだ誰も知らない話である。
文字数 3,148
最終更新日 2022.11.14
登録日 2022.08.18
かつて争う国々の王に平和を説き、大陸を統一したマース王国。大陸は統一されたことにより、争うのない平和な世へと変わった。しかし建国して200年。世はマース13世が統治する国で弟のプロミネンス公爵が反乱を起こしたことにより王は打ち取られ、国は瓦解した。それから50年。大陸の果てに逃げ延びたマース王家はマース小王国を作った。
そのマース小王国で、エリーゼ王女の正式な騎士に任命されたアーク・ブライトは、姫や王国民たちと平和な日々を送っていた。
こんな日々がずっと続くと誰もが思っていた。だが、プロミネンス家のマース家への嫉妬の炎は消えることがなく、ある日の夜開戦の報せもないままに、いきなり襲撃されたマース小王国は、1夜にして王族と家臣たち以外全てを滅ぼされた。捕縛された者たちはプロミネンス王国の王都の処刑場でギロチンで首を刎ねられていく。
そして、なぜかは分からないがエリーゼ姫とアークより先にマース王の首を刎ねた。
残された私たちは、プロミネンス王より
「もっと苦しむ姿を見たいな……そうだ!王女の騎士よ。剣闘奴隷としてこの国の闘技場で戦え!もしお前が15勝することができたらお前と姫を解放してやる。しかしお前が負けた時は姫にも一緒に死んでもらう」
その一言で隷属の首輪をはめられ、俺と姫様は奴隷になることに。
闘技場に向かう馬車の中で、不安そうにしていた姫様の手を取りあの日の誓いを口にする。
「私は姫様の剣。姫様に立ちはだかる者全てを斬り、あなたを守ります」
その一言で姫様はいつものように笑い
「信じています」といつものように言ってくれた。
何があろうとも姫様を守り抜く!
何があっても自分の騎士を信じ抜く姫とどんな理不尽にあっても諦めず立ち向かう騎士の物語
文字数 48,998
最終更新日 2022.11.13
登録日 2022.10.05
この世界にダンジョンというものが出現してから50年が経った。
ダンジョンの出現と同時に、16歳以上の人間はステータス、レベル、スキルという力を手に入れた。
ある日、1人の少女が16歳になり、100人に1人の確率で手に入ると言われている固有スキルを手に入れた。
しかし、そのスキルは100万人に1人の確率で手に入るハズレスキルと呼ばれる1度発動すると解除ができないスキルだった。
少女はこのハズレスキルを解除できる可能性に賭け、Sランクダンジョンのクリアを目指す物語。
文字数 145,731
最終更新日 2022.11.11
登録日 2022.09.21
俺は、一緒に育ってきた親友と同じギルドに所属していた。
しかしある日、親友が俺が達成したクエストを自分が達成したと偽り、全ての報酬を奪われてしまう。
それが原因で俺はギルド長を激怒させてしまい、
「無能は邪魔」
と言われて言い放たれてしまい、ギルドを追放させられた。
行く場所もなく、途方に暮れていると一匹の犬が近づいてきた。
そいつと暫く戯れた後、カロスと名付け行動を共にすることにした。
お金を稼ぐ為、俺は簡単な採取クエストを受注し、森の中でクエストを遂行していた。
だが、不運にも魔獣に遭遇してしまう。
無数の魔獣に囲まれ、俺は死を覚悟した。
その時だった。
地面を揺らし、俺の体の芯まで響いてくる何かの咆哮。
そして、その方向にいたのはーー。
これは、俺が弱者から魔獣使いとして成長していく物語である。
※小説家になろう、カクヨミで掲載しています
現在連載中の別小説、『最強聖剣使いが魔王と手を組むのはダメですか?〜俺は魔王と手を組んで、お前らがしたことを後悔させてやるからな〜』もよろしくお願いします。
文字数 148,616
最終更新日 2022.11.10
登録日 2022.10.20
「貴方の命、私が頂戴する。」
「………え?」
それが、全ての始まりだった。
少年シェイムは、先天的に【魔力】を持たない【持たざる者】として生を受けた。
しかし、シェイムは類稀な身体能力とセンスで国内有数のエリート学園に通い、強い兵士を志していた。
そんな矢先、シェイムはある奇妙な夢を見る。
そして、運命の日は突如訪れる。
「お前は───」
その事実が告げられた時、シェイムの人生は一変する。
終わりを告げる学園生活、崩れ去っていく日常。
そして、世界を揺るがす壮大な物語が幕を開く。
自分が生まれた意味は何だ。
悪とは、正義とは一体何だ。
何が正しくて、何が間違っているのか。
加速していく残酷な運命の中、少年は何を思い、何を感じるのか。
全てを知ったその先にある未来とは───
これは、運命に抗う者達の記録。
○
「小説家になろう」にて、先行配信しています!
続きが気になる方はそちらでも見ていただけるとありがたいです(_ _)
文字数 219,889
最終更新日 2022.11.10
登録日 2021.07.21
「Ahhaaaaaaaaaaaa!最ッ高の気分だ!」※主人公です
この世界には『鬼化』という現象が存在している。
『鬼』に魂を売った者は『鬼』と化し、人ならざる力を得る代わりに理性を失って殺戮を繰り返す―それが『鬼化』。
その為、世界では『鬼』による快楽殺人が後を絶たず、そんな強力かつ凶悪な鬼に対抗する為、政府は特殊な組織を立ち上げた。
そんな中、事故で両親を亡くし、幼い頃から親友の家に預けられていたアクウは、ニュースで『鬼』の存在を耳にしつつも親友のホムロやその妹であるユウカと平和な日々を過ごし、そういったものはどこか自分達とは縁遠いものだと考えていた。
しかし、そんなアクウ達の平穏な日々は唐突に終わりを告げてしまう。
「なんで…なんで自分の家族を殺してるんだよ…なあ、ホムロ!」
「Hyhhaaaaaaaaaaa! 楽しい! 人を殺すのは楽しいなあ!? なあ、アクウ!」
『鬼』となって自らの家族や近所の人々を殺害して回る親友の姿に絶望するアクウ。
そして、自分の妹であるユウカまで殺そうとしていた親友を止める為、一度は人として死んだアクウは『鬼』の少女イロミと契約して武者姿の『鬼』として生き返るが、あまりに強力な鬼の殺人衝動に身を任せそうになってしまう。
「Ahhaaaaaaaaaaaa! 最ッ高の気分だ!」
アクウはどうにかそれを克服したものの、結果としてホムロを殺してしまうのだった。
親友も家族も失い、失意に陥った彼に組織の一員だったイロミが告げる―
「君の友人を『鬼化』させた鬼を探す代わりに、私達の鬼退治に協力してくれない?」
その言葉と共に世界の真実を知った時、アクウは新たな人生を歩むことを決意する。
こうして、『鬼』と『人』の間を彷徨うアクウの戦いが始まろうとしていた―。
■更新状況
気まぐれ更新
■注意事項
※テンプレを正面からぶち壊してみました
※シリアスだけではなく、コメディ要素も入れる予定です
※カクヨム、小説家になろう、アルファポリスで掲載中
文字数 15,530
最終更新日 2022.11.09
登録日 2022.11.07
聖剣使い。それはどの剣よりも美しく、強い剣を使いこなすことの出来る人のこと。
聖剣使いのクリムは父親に頼まれて父の弟の国に送られていた。その国での仕事は魔獣の討伐、他国や魔族からの防衛だ。
さまざまな仕事を依頼されても完璧にこなしていたクリムは、ある日国王に呼び出された。
そして、王宮に着き、王に呼び出しされた件について話を進めている途中、ある集団に襲われる。
クリムは謎の奴らに押され、そいつらがただものではないと知り、聖剣使いしか使うことのできない力、《光之王》を開放する。
光之王の力で体勢を立て直すことに成功し、一人の少女のお陰でなんとかその場をおさめることができた。
謎の人物たちに警戒してると、クリムを襲った者達は国王に跪き出した。
クリムを襲い、国王に跪きずいた人物達。その正体は【聖十二騎士】だった。
そして国王はクリムに言った。
「聖剣使いはもうこの国にいらない」
さらに国王は続けた。
「お前の父、いや俺の兄は俺が殺した」
その言葉にクリムは今までにないほどの怒りを覚えた。今すぐにでも国王を殺してやりたいほどの怒りだ。
だが、クリムは思った。
殺すよりもさらにいい方法があると。
それはこの国に後悔させること。
ただ後悔させるだけでなく、絶望を覚えさせ後悔させることにした。
その野望を叶えるために、クリムは、人類の敵である魔王の元へ行きこう言った。
「なあ魔王、俺と手を組まないか?」
魔王はそれを面白いと思い、魔王と聖剣使いは手を組むことになった。
クリムは魔王と手を組んだことにより、勢力を増していった。そして、クリムは自分を追放した国を後悔させるための準備を整えていった……。
そしてクリムは心の中でこう思った。
俺がいなくなったらどうなるか楽しみだな、と――。
※小説家になろうにて連載中
文字数 70,978
最終更新日 2022.11.08
登録日 2022.10.22
※R-18注意
退魔師としての力を持つサクラは、淫魔と呼ばれる女性を犯すことだけを目的に行動する化け物と戦う毎日を送っていた。
しかし退魔の力を以てしても、強力な淫魔の前では敵わない。
サクラは敗北するたびに、淫魔の手により時に激しく、時に優しくその体をされるがままに陵辱される。
それでもサクラは何度敗北しようとも、世の平和のために戦い続ける。
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所謂敗北ヒロインものです。
女性の淫魔にやられるシーン多めです。
ストーリーパートとエロパートの比率は1:3くらいでエロ多めです。
(もともとノクターンノベルズであげてたものをこちらでもあげることにしました)
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Fantiaでは1話先の話を先行公開したり、限定エピソードの投稿などしてます。
よかったらどーぞ。
https://fantia.jp/fanclubs/30630
文字数 440,894
最終更新日 2022.11.07
登録日 2019.03.24
回復術師を輩出し続けた名門貴族の家系にあってはならない呪い殺しの能力を持った子が生まれてしまった。人を指さし数字を口に出せば、その数字分の時間が経過した時に相手は死ぬ。その幼子は廃嫡され家を出された。しかし、彼が持つ能力は呪殺ではなかった。『Deathカウント』、誰かが死に向かって進み始め、死の瞬間が訪れるまでの時間。その幼子にはそれが見えていただけだったのだ。14歳にまで成長し、その能力を最も有効に使える様に訓練し続けた主人公ウェルティン廃嫡公子の旅が今始まる。
※この作品は他サイトにも掲載しております。
文字数 3,361
最終更新日 2022.11.07
登録日 2022.11.07
転生した主人公は、平民でありながらダンジョンを作る力を持って生まれ、その力を持った者の定めとなる貴族入りが確定します。
ですが主人公は、普通の暮らしを目指し目立たない様振る舞いますが、ダンジョンを作る事しか出来ない能力な為、奮闘してしまいます。
文字数 504,389
最終更新日 2022.11.06
登録日 2022.08.06
「レオハルト・ヴァーリオン。『魔術師』と共謀し、王都を襲撃させた罪により―貴様を処刑する」
かつて、〝英雄〟と称えられた一人の少年が居た。
『征錬石』と呼ばれる石を別の物に変えることが出来る征錬術。
「ノード大陸」には、その征錬術を駆使して『征錬術師』達が発展させた都―『王都シュヴァイツァー』が存在していたが、ある時、その王都に千年前の復讐を掲げて『魔術師』が襲撃し、平和だった王都は瞬く間に戦火に飲まれてしまう。
迫り来る『魔術師』を撃退した〝英雄〟レオハルト・ヴァーリオンは、そのさなか『魔術師』の国の王女〝魔女〟レイシア・レディスターと出会い、敵同士でありながら互いに惹かれ合っていく。
しかし、レオハルトが『魔術師』の血を引いていることを知った王都の人々は、レオハルトが『魔術師』と共謀して王都を襲ったとあらぬ罪を被せ、あろうことか〝英雄〟である彼に国家反逆罪を言い渡した。
大切なものを失いながらも故郷を守ろうと必死に戦い抜いたレオハルト。だが、守っていたはずの故郷から裏切られ、命からがら王都から脱出したレオハルトは隣国である『ケルム王国』へと身を寄せることに。
あれから数年。
当時の功績から『ケルム王国』の次期国王に指名された彼は前国王の死後、新たな王に即位し、レオハルト・ケルム・ヴァーリオンとして君臨した。
敵対していた『魔術師』の王女レイシアと共に、戦争の終結と自分を裏切った者達への復讐を掲げ、黒い鎧をその身に纏い彼は戦場へと向かう。
全てはかつて共に戦った王都、そして戦友でありながら自分を裏切った男ーグラウス・ルートリマンと戦う為に。
こうして、千年前と同じく、『征錬術師』と『魔術師』の争いが始まるのだった。
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■更新状況
気まぐれ更新
■その他
※万人向けに作っている為、ジャンルは「男性向け」「女性向け」それぞれに登録しています
※少年編を書いていましたが、大人編から開始することにしました
※今後、少年編は回想か番外編としてやるかもしれません
※小説家になろう、アルファポリス、カクヨムにて連載
文字数 15,275
最終更新日 2022.11.04
登録日 2022.10.27
一度目の人生は平凡だった。二度目の人生は苛烈だった。三度目の世界のファンタジーを、特殊能力もあるし優雅に過ごそうとしていたところ、あるミッションを言い渡される。
それは王都を支配する魔法使いへのお使いだった。何度も狙われながら荷物を届けると、この王都の闇の魔王系悪役令嬢を惚れさせて懐柔しろと告られる。断れば死ぬので了解するが多数の刺客を薙ぎ倒して、デートすることに成功する。そして最後に自分と来るか、魔法使いと組むか問われて、悪逆を尽くす悪役令嬢とは相容れないことを表明する。魔法使いと魔王系悪役令嬢との対決の後、彼女を抱きしめてもう二度と悪を行わないことを引き換えに生かすのだった
文字数 78,014
最終更新日 2022.11.04
登録日 2022.08.23
宝典魔術と呼ばれる異能力により、世界は一度滅ぼされた。復興に向かう世界で、犯罪に手を染めて生き長らえる盗賊組織の一員として育った青年・上倉慧には叶えたい願いがあった。その成就のため、慧は組織のアジトを襲撃した敵である天谷鏡花にこう伝えた。
自分の育った組織を潰すため、協力してほしいと。
*他サイト(小説家になろう、カクヨム)にも投稿しています。
文字数 128,059
最終更新日 2022.11.03
登録日 2022.10.21
神々の頂点、神界の統治者である主神が忽然と姿を消してから百年。
統治者不在に痺れを切らした神々が、新たな主神を選ぶ儀式【選定の儀】の開催を宣言した。
世界の行く末を決めるこの人間を使った神々の戦争に、13歳の傭兵ラーズは死をきっかけに参加することになる。
しかしラーズを自身の代理人に選んだ神レグルスは、主神の座はおろか選定の儀にも興味はなかった。何だったら選んだラーズにも。
「あの結局、その選定の儀で僕は何をやればいいんですか?」
「詳細は僕も知らない。」
「えっ!?」
「あ、でも大丈夫大丈夫。今回管理を担当するメル曰く現地に案内人ってのがいて、それに従っていればいいみたいだし、まぁ~長生きでも心がければいいんじゃないかな?」
「えっ、命の危険があるんですか?神の代理人なのに??」
「それは君の行動次第じゃない?」
ろくな説明もされず神々の戦争の舞台となる異世界メノへ送り込まれたラーズ。
待ち受ける数々の試練を乗り越え、最終目的地である【真なる椅子】へ到達できるのか!?
これは13歳の傭兵ラーズの数奇な物語である。
文字数 52,117
最終更新日 2022.11.03
登録日 2022.10.20
魔女には幼少時代、魔法の存在しない異世界で自分の正体を隠しながら過ごさなければならない掟があった。
魔女の子ホリーは異世界留学六年目に突入した小学六年生。
子宮を失った彼女、心を持たない彼、冗談で人を傷つける彼女、娘を蘇らせた彼、タバコを吸う彼、万引きをする彼女、怪獣と出会った彼、天使になりたい彼女、戦争を終わらせたい彼、天国を作りたい彼女。
人間界最後の一年を生きようとするホリーの前に、様々な人が集まってくる。
第3話:魔女と天使の心臓 ←連載中
魔女の本を拾った余命僅かな障害者の少女が魔法で人を殺す話
※それなりの性的描写、残酷描写、非道徳的描写、差別発言などがあります。163ページまでは日常ほのぼのコメディ(たまにシリアスあり)ですが、164ページからしばらくの間は、闘病や障害によって人格の歪んだ少女がテーマになる為、過激な展開やハードな展開、鬱展開が続きます。一応それらは医療知識に基づいた行為であり、またR15の範囲に収まるようにも書いていますが、3話前半までの雰囲気を気に入って読み進めてくださった読者様程不快感を示すと思います。R15設定も第3話後半の為だけのものです。
また、この章では第三話ヒロインによる数々の犯罪描写が描かれますが、ヒロインはいずれ、それ相応の報いを受けた上で物語から退場する事になります。それらの犯罪行為に手を染めた者の末路もしっかり描くつもりなので、これらの描写が犯罪行為を助長するもので無い事は十分にご理解ください。ジャンルで言えばサイコサスペンスバトル+医療ドラマ
第2話:魔女とタバコを吸う少年
魔女の子とタバコを吸う少年が万引き少女と出会う話
※飲酒、喫煙、児童虐待などの軽度の残酷描写あり。ジャンルで言えば不良物
第1話:魔女と子宮を失った彼女
子供を産めなくなった彼女が魔女と出会う話。ジャンルで言えばハートフル&アットホーム
※感想お待ちしています。第二話で軽度の、第三話で重度のそれなりの残酷描写がある為R15をつけましたが、それ以外は日常ほのぼのコメディを予定しています。異常なのは第三話だけです。
また、起承転結のうち起承が弱いのは自覚しています。ですがもし序盤でつまらないなと感じてもなんとか最初の10ページまでは前座の登場人物紹介だと思って読んでみて欲しいです。11ページ以降は読んで後悔させない自信があります。27ページで第一話は終わるので、読み終えた後に評価や感想を頂けるととても励みになります。どうかよろしくお願いします。
小説家になろう、カクヨムなどでも同時連載中
文字数 1,232,969
最終更新日 2022.11.03
登録日 2022.05.23
ビッグマム海賊団 スイート三将星が1人 千手のクラッカー
注射嫌いで職人気質な彼が現在に至るまでの軌跡を描きました。
なぜ彼はあそこまで強くなれたのか
「波動」とは一体何なのか
ビスケット兵のおっさんは一体誰なのか
顔の傷はどうしてついたのか
なぜ注射が嫌いなのか
奇抜なファッションの理由とは
原作では未知数だったクラッカーの全てがついに明かされる
文字数 7,826
最終更新日 2022.11.03
登録日 2022.11.02
よくある転生物です。テンプレ大好物な作者です。
不運なアラフォーのオッサンが、転生により、幸運を掴み人生をやり直ししていきます。
初投稿なので、ひたすら駄文ですが、なま暖かく見守って下さい。
各話大体2500~3000文字に収めたいですが、表現力の無さ故に自信ないです。只今、水曜日と日曜日の更新となっております。
R15指定、本作品には戦闘場面などで暴力または残酷なシーンが出てきますので、苦手な方はご注意下さい。
また、チートなどがお嫌いな方は読み飛ばして下さい。
最後に、作者はノミの心臓なので批判批評感想は受付けしていません。あしからずお願いします。
また、誤字の修正は随時やっております。急な変更がありましても、お見逃しください。 著者(拝)
文字数 1,557,596
最終更新日 2022.11.03
登録日 2018.06.15
ツンデレ魔法少女会長、童顔男の娘の超絶魔法使い、エレメントギアを駆使する前髪パッツン巨乳のいる
異世界に転生した杉山武光。
そこは魔法とエレメントが存在するイセコスという異世界だった。
「ようこそ、イセコスへ。異世界の人よ、キミの物語を聞かせて欲しいな」
エレメントアーミーの俊英(前髪パッツン巨乳でもある)ピリス・アイスクラ―に助けられ、ピリスの紹介で魔法協会へと流れで入会。
ツンデレ魔法少女会長カヤ・シドウにこき使われ、癒し系男の娘のアカネ・ミソノに癒されながら、居候として家事手伝いをし窮地の魔法協会を救うべく奔走する。
魔法研修セミナーの企画、魔法協会入会促進のビラ配り、魔術賠償責任保険、公益社団法人成り、そしてイセコスにおける不治の病【ケイラス病】を鍼治療で改善。
イセコスでは考えもつかない日本で学んだノウハウを駆使して、魔法協会の知名度を上げていく杉山。
魔法協会、エレメントアーミー、冒険者ギルド、カイロン商会、異世界における【異能力職】の組織争いの中、魔法協会の過去の栄光を取り戻すため、副会長杉山武光の奮闘は続く――
※近況ノートにcrypkoでデザインしたキャラ画像ありますのでイメージの補足にお使いください
文字数 131,906
最終更新日 2022.11.03
登録日 2022.07.30
異世界で行き倒れていた青年、桐生 悠真《キリュウ ユウマ》は記憶喪失――今までの記憶を失くし、自分が何者なのか全てを忘れ霧の中を彷徨っていた。
そんな彼に突如訪れた、三つの出会い。
一つは、ガラスの中に存在する、同じく記憶喪失の不思議な少女。記憶喪失同士で力を合わせる必要があると悟り、青年に協力的な存在。
もう一つは、どういう訳か突然彼を殺そうと襲いかかる、奇妙で不気味な怪物。
そして三つ目に、そんな怪物に襲われる命の危機の中で、ユウマの事を助けに来たと名乗る“魔法”を使いこなす不思議な少女、シャーリィ。
そんな出会いの中、襲い掛かってくる命の危機に直面したユウマは、記憶喪失の少女に導かれるままに覚醒する。
“形のないモノに形を与える”魔法。
擬似的に死んで、まるで規格外の存在へ生まれ変わったような力を得る、“転生”と呼ばれる技法。
その二つの存在を、ユウマは思い出す――いや、思い出してしまう。
……それをきっかけに、ユウマは今いる世界について知ることになる。
ここはかつて、剣と魔法の世界“だった”事を。以前は存在が当たり前だった魔法が、今では消えて無くなってしまった世界だということを。
前触れもなく、突然発生するようになった異常空間、“異世界”に各地を浸食されつつある状況だということを。
……そして、この世界の状況で“転生使い”である自身が、そんな世界を唯一救える可能性を持っているということも――
そうして、何かが狂ってしまった世界に立ち向かいながら、未来へ進むために、ユウマは仲間と共に自身の過去を辿る冒険に挑む。
これは、“型”を破り“形”を作る。従来の異世界転生とは根底から違う、そんなまったく新しい“異世界”と“転生”の冒険譚――
《⭐︎が付いてる話には挿絵が入ってます》
《この作品は小説家になろう様、カクヨム様にも投稿しております》
《各章ごとに連日投稿予定です(投稿時間は現在不定です)》
文字数 642,661
最終更新日 2022.10.31
登録日 2022.07.26
勇者に選ばれたライ・サーベルズは、他にも選ばれた五人の勇者とパーティーを組んでいた。
ところが、勇者達の実略は凄まじく、ライでは到底敵う相手ではなかった。
「おい雑魚、これを持っていけ」
ライがそう言われるのは日常茶飯事であり、荷物持ちや雑用などをさせられる始末だ。
ある日、洞窟に六人でいると、ライがきっかけで他の勇者の怒りを買ってしまう。
怒りが頂点に達した他の勇者は、胸ぐらを掴まれた後壁に投げつけた。
いつものことだと、流して終わりにしようと思っていた。
だがなんと、邪魔なライを始末してしまおうと話が進んでしまい、次々に攻撃を仕掛けられることとなった。
ハーシュはライを守ろうとするが、他の勇者に気絶させられてしまう。
勇者達は、ただ痛ぶるように攻撃を加えていき、瀕死の状態で洞窟に置いていってしまった。
自分の弱さを呪い、本当に死を覚悟した瞬間、視界に突如文字が現れてスキル《神族召喚》と書かれていた。
今頃そんなスキル手を入れてどうするんだと、心の中でつぶやくライ。
だが、死ぬ記念に使ってやろうじゃないかと考え、スキルを発動した。
その時だった。
目の前が眩く光り出し、気付けば一人の女が立っていた。
その女は、瀕死状態のライを最も簡単に回復させ、ライの命を救って。
ライはそのあと、その女が神達を統一する三大神の一人であることを知った。
そして、このスキルを発動すれば神を自由に召喚出来るらしく、他の三大神も召喚するがうまく進むわけもなく......。
これは、雑魚と呼ばれ続けた勇者が、強き勇者へとなる物語である。
※小説家になろうにて掲載中
文字数 113,825
最終更新日 2022.10.30
登録日 2022.10.18