恋愛 幼馴染小説一覧

公爵令嬢アイラは、婚約者であるオリバー王子との穏やかな日々を送っていた。
ある日、突然オリバーが泣き崩れ、彼の幼馴染である男爵令嬢ローズが余命一年であることを告げる。
オリバーは涙ながらに、ローズに最後まで寄り添いたいと懇願し、婚約破棄とアイラが公爵家当主の父に譲り受けた別荘を譲ってくれないかと頼まれた。公爵家の父の想いを引き継いだ大切なものなのに。
「アイラは幸せだからいいだろ? ローズが可哀想だから譲ってほしい」
別荘はローズが気に入ったのが理由で、二人で住むつもりらしい。
身勝手な要求にアイラは呆れる。
文字数 102,371
最終更新日 2025.07.10
登録日 2025.06.11
人は大切な人を、大切な物を、大切な事を、奪われて初めて気付くそんな生き物だ。
ー2011年3月11日ー
中学生活最後の、卒業式を明日に控えていたこの日、俺達の町を突如として大地震が襲った。
後に東日本大震災と呼ばれたその地震は、一瞬にして平凡だった俺の人生から何もかもを奪って行った。
いくら後悔しても、あの幸せだった時間は戻ってはこない。
――なぁ、真奈、お前は今どこにいるんだ?
お前に伝えたい言葉があるんだ。
俺、馬鹿だからさ、失って初めて気付いたんだ。
俺はお前が好きだったんだって。
会いたい……会いたいよ、真奈――
これは東日本大震災を題材に、当時中学三年生だった子供達の恋と友情、そして成長を描く物語。
文字数 90,112
最終更新日 2025.07.10
登録日 2025.06.27
公爵令嬢セリーヌは、隣国の王子ブラッドと政略結婚を果たし、幼い娘クロエを授かる。結婚後は夫の王領の離宮で暮らし、義王家とも程よい関係を保ち、領民に親しまれながら穏やかな日々を送っていた。
しかし数ヶ月前、ブラッドの幼馴染である伯爵令嬢エミリーが離縁され、娘アリスを連れて実家に戻ってきた。元は豊かな家柄だが、母子は生活に困っていた。
ブラッドは「昔から家族同然だ」として、エミリー母子を城に招き、衣装や馬車を手配し、催しにも同席させ、クロエとアリスを遊ばせるように勧めた。
セリーヌは王太子妃として堪えようとしたが、だんだんと不満が高まる。
文字数 11,197
最終更新日 2025.07.10
登録日 2025.07.10
マルモル村で暮す18歳のリリアは、叔父夫婦から酷い虐待を受けながらも必死に生きてきた。毎日ふらふらになりながら働くリリアだが、彼女の唯一の希望は、3年前に村を出た幼馴染、クロードの存在だ。
“2年後必ず迎えに来る”という言葉を信じ、必死に生きてきた。だが3年経った今でも、クロードが迎えに来てくれることはない。
それでも信じて待つリリアだったが、叔父夫婦から強制的に結婚の話を進められる。相手はリリアよりも随分年上の金持ちだ。拒否する事も許されないリリアは、ついに村を出る事を決意。
クロードに会うため、彼のいるシャールン市に向かうのだが…
文字数 121,360
最終更新日 2025.07.10
登録日 2025.06.09
冒険者ギルドの支援を受けた私立グレイス学園の剣術科で学ぶ一人の少女こと「レオナ・ラルクス」は、長年陰キャで冴えない見た目の魔術科の生徒、「ハルト・アーヴェル」に秘めた想いを抱いていた。
その始まりはまだ幼い頃、レオナが野良犬に襲われそうになった時、ハルトが勇気を振り絞って必死に彼女を守ってくれた瞬間かから彼女はずっとハルトに片思いをし続けていた。
しかし、一方のハルトはレオナをただの仲のいい女友達としか思っておらず、レオナもまた一歩を踏み出す勇気が持てずにいたため、二人の関係は未だにただの幼馴染のまま……。
そんなある日、レオナはハルトが誰かに告白するという噂を耳にする。
結果的にはハルトはフラれ、レオナは内心ホッとするも、このままではいつか彼は本当に誰かのものになってしまうかもしれないと言うそんな焦りが彼女の胸を締め付ける。
そして、魔物討伐やギルドからの課題をこなす日々の中で、レオナの恋心は次第に溢れ出していく。
学園から下されるクエストをこなしていくの最中で訪れる小さな変化――ハルトとの距離が少しずつ近づき、時には離れるなど未だ不安定で揺れる関係。
トラブルや様々な試練を乗り越えるうちに、レオナはついに「ただの幼馴染で終わるわけにはいかない」と決意する。
二人は関係を進め両思いとなれるのか、はたまた幼馴染のままで終わるのか……。
この夏、抑えていた恋心が動き出そうとしていた。
文字数 136,811
最終更新日 2025.07.10
登録日 2025.05.24
「昔からずっと、お前は俺には遠いな──」
学生時代、私を陰で笑い者にした幼馴染。
心の底から裏切られ、恋なんてもう二度としないと決めた。
二十七歳、仕事一筋で総務課の課長代理に昇進した私。
新規社内改革プロジェクトのために出向した先で、
まさか役員補佐になった彼と再会するなんて──。
「またこうして一緒に仕事ができるなんて、思わなかった」
そう穏やかに微笑む彼に、私の心は何一つ動かない。
いや、動かないはずだった。
冷たく線を引いて、仕事で完膚なきまでに叩きのめしてやる。
あの時みたいに私だけが傷つくなんて、もう嫌だから。
なのにどうして。
弱った顔で「昔のこと、本当はずっと後悔してた」なんて、
今さらそんなこと言わないで。
これは──
もう遅い恋を、オフィスで静かに終わらせる物語。
…のはずだったのに。
文字数 30,653
最終更新日 2025.07.10
登録日 2025.07.03
天美 好透(あまみ こうすけ)はずっと一緒にいる幼馴染、長名 栞(おさな しおり)が大好きである。そして栞も好透が大好きである。
そんな両片思いの二人がほのぼのとした日々を送る。
好透は栞との関係を問われるとよく言うセリフがある。
「俺とあいつはそんなんじゃないよ、家族みたいなもんだ」
そんな好透と栞が急接近するお話。
※この物語はフィクションです
文字数 63,246
最終更新日 2025.07.10
登録日 2025.06.14
公爵令嬢ミリア・クラウディアは、額の火傷を前髪で隠し「火傷の令嬢」と噂される存在。
婚約していた王太子アーロン・シュトラウスとは、火傷を理由に破談となり、以来社交界を離れ屋敷に籠る。
そんな時に届いた知らせは、アーロンの新たな婚約相手が、幼馴染の辺境伯令嬢カタリーナ・ジェンキンスだという。
カタリーナは、ミリアを騙して倉庫に閉じ込めて、火を放った加害者だった。
文字数 50,833
最終更新日 2025.07.10
登録日 2025.07.01
主人公・和泉紗世は、目覚めたら、いちばん仲のいい男友達の家にいた。
いつものように気の合う友人を集めた飲み会に参加していたところまでは覚えているが、困ったことにそのあとの記憶がない。
その男友達というのは、アニマル耳のついたパーカーを愛用しているモテ男・鏑木千尋。
紗世は千尋に記憶をなくしてしまっている現状を伝えたが、煙に巻かれるばかり。
しかし、千尋のコレクションの一着を着せられていることに気付いた紗世は、『酔った自分が無理を言って関係を持ってしまった』のだと思い込む。
『お詫びになんでもする』という発言を受け、千尋が望んだのは『責任を取って、恋人になる』ことだったが、彼は問題の一夜に起きたある出来事を隠していて――――!?
※規定の年齢に達していない方の閲覧を固く禁じます。また、同意のない性交は犯罪です。あくまで作り話としてお楽しみくださいますよう、お願い申し上げます。
※R-18以外のところも力入れてます。
文字数 453,920
最終更新日 2025.07.09
登録日 2024.06.16
「ごめんなさぁい、先輩の彼、もらっちゃいました♪」
広告代理店で働くデザイナー・詩音は、ある日彼氏と後輩女子が浮気している現場に出くわしてしまう。
挙句の果てに、詩音が取引先のためにデザインした作品までパクられそうになってしまう。が……
「それって、詩音さんの作品ですよね?」
取引先の社長は、なんと詩音の幼馴染・蒼汰だった!
泣き虫だった蒼汰は、爽やかイケメンに成長し、傷心の詩音にグイグイ迫ってくる。
けれどこの幼馴染、何かが変――?
「元カレの連絡先……いらないよね? 消して。今ここで」
「僕をこんな風にしたのは……しーちゃんだよ」
爽やかな顔をしているけど、中身は激重執着ヤンデレ化しており、あらゆる手を使ってヒロインを囲い込もうとする年下ヤバヒーローと、お仕事に夢中なヒロインの、オフィスラブコメディ……です!
文字数 42,510
最終更新日 2025.07.09
登録日 2025.07.04
大学生・双葉郁子はお風呂の栓を抜いたら、排水口に吸い込まれて異世界に転生してしまった。異世界では公爵令嬢のヘルヴィで、婚約者はイケメン王子のアロンソ。アロンソはヘルヴィを溺愛しており、何の障害もなく結婚するはずだったが……。
※連作短編集です。
文字数 1,601
最終更新日 2025.07.09
登録日 2025.07.09
桜の花びらが舞う春、佐藤梨花と山本涼太の出会いが始まる。
母の死後、孤独に沈む梨花の心を、涼太の優しい笑顔が照らした。二人の恋は輝いたが、涼太の突然の別れの言葉が梨花を突き放す。
その裏には、どんな真相が...
文字数 6,910
最終更新日 2025.07.09
登録日 2025.07.09
無能の聖女に転生してしまったオフィリア。結婚の約束をしていた幼馴染にだまされ、彼の浮気相手の身代わりに恐ろしい魔王の生贄にされてしまう。食べられるのを覚悟したオフィリアだったが、子どもの姿の魔王は意外にもかわいらしく、しかも不思議なことに短期間で大人になっていき、オフィリアを愛し始める。
文字数 11,660
最終更新日 2025.07.09
登録日 2025.07.08
「愛ちゃん…
僕でよければ、そのピンチから救ってあげる
でも、その後は、愛ちゃんは僕のものだから…
いいね?」
高市舟(シュウ)28歳 ふんわり系俺様男子
自分のものにするためには、
金も手段も選ばない
世界的一流企業の御曹司、でも自覚なし
柏木愛29歳 崖っぷちアラサー女子
人気アナウンサーとして活躍も
今は左遷状態
マスコミの容赦ないバッシングで
人生の谷底に堕ちる
「愛ちゃんを救えるのは、きっと、僕しかいないよ
絶対に…」
僕に与えられた時間はたったの一か月
全ての時間とお金をつぎ込むから
どうか僕のそばから離れないで…
文字数 27,767
最終更新日 2025.07.09
登録日 2025.06.01
ユリアンナは王太子ルードヴィッヒの婚約者。
幼い頃は仲良しの2人だったのに、最近では全く会話がない。
月一度の砂時計で時間を計られた義務の様なお茶会もルードヴィッヒはこちらを睨みつけるだけで、なんの会話もない。
義務的に続けられるお茶会。義務的に届く手紙や花束、ルートヴィッヒの色のドレスやアクセサリー。
でも、実は彼女はルートヴィッヒの番で。
彼女はルートヴィッヒの気持ちに気づくのか?ジレジレの二人のお茶会
三話完結
文字数 5,612
最終更新日 2025.07.09
登録日 2025.07.07
会社社長の御曹司である高見沢翔は、女性に言い寄られるのが面倒で仕方なく、幼馴染の令嬢三島カレンに一年間の偽装結婚を依頼する
人前で完璧な夫婦を演じるよう翔にうるさく言われ、騒がしい日々が始まる
文字数 5,880
最終更新日 2025.07.09
登録日 2025.07.04
小5でマゾに目覚めた私は、真面目なJKを装いながらネットで知り合ったオジサンたちと日々イケナイことをやっていた。そんなある日、幼馴染みの男子に現場を目撃されてしまう。
文字数 25,562
最終更新日 2025.07.09
登録日 2022.04.28
物語はある運命の日から始まる。修了式の日の夜中12時前、突如痛みに襲われる。
そして、翌日、陽介は再び目を覚ます。──その日は始業式だった。
陽介は3回ループして自分が同じ1年を繰り返していることに気づく。1年生の生活が繰り返される不思議な現象。そして、陽介はある一枚の紙を見つける。それは、小学6年生のときに書いた「中1の目標」の紙だった。あの目標が、彼を無限に繰り返される時間の中に閉じ込めている理由だと気づく。
介は諦めず、何度も同じ年を繰り返す中で、少しずつ成長していく。
果たして、陽介は目標を達成し、無限のループから解放されることができるのか?そして、原因を突き止めることもできるのか?
なろう、カクヨム、エブリスタでも投稿しています。
文字数 30,884
最終更新日 2025.07.09
登録日 2025.06.24
白凪雪(しろなゆき)は高校時代、唯一の親友で幼馴染の羽澄陽葵(はすみひなた)と絶交してしまう。
クラスで他者との触れ合いを好まない雪と、クラスの中心的人物である陽葵による価値観のすれ違いが原因だった。
そして、お互いに素直になれないまま時間だけが過ぎてしまう。
数年後、社会人になった雪は高校の同窓会に参加する。
久しぶりの再会にどこか胸を躍らせていた雪だったが、そこで陽葵の訃報を知らされる。
その経緯は分からず、ただ陽葵が雪に伝えたい思いがあった事だけを知る。
雪は強い後悔に苛まれ、失意の中眠りにつく。
すると次に目を覚ますと高校時代に時間が巻き戻っていた。
陽葵は何を伝えようとしていたのか、その身に何があったのか。
それを知るために、雪はかつての幼馴染との縁を繋ぐために動き出す。
※毎週火・金曜日21:10更新予定です。
※他サイトでも掲載中です。
文字数 159,462
最終更新日 2025.07.08
登録日 2025.04.04
妊娠をきっかけに結婚した十和子(とわこ)は、夫の綾史(あやふみ)と4ヶ月になる息子の寿真(かずま)と家族3人で暮らしていた。
綾史には仲良しの女友達・美舞(みま)がいて、シングルマザーの彼女とその娘・礼良(れいら)をとても気にかけていた。
5人で遊びに行った帰り道、十和子は綾史達と別れて寿真とふたりで帰路につく。
その夜を境に、十和子の停滞気味の人生は意外な形で好転していく。
※小説家になろう様でも連載しています
文字数 29,738
最終更新日 2025.07.08
登録日 2024.01.13
「ぼくは、君を“正妃”にしたいんだ」
「違うぞ、お前に似合うのは武の頂点だ」
「……君、気づいてないふりしてるよね?」
天然すぎる侯爵令嬢ゼフィリア。
学園入学をきっかけに再会した初恋の王太子エリオン、
無骨な騎士団長アシュレイ、
毒舌な天才貴公子クラヴィス――
個性豊かな三人の“胃が痛む系恋愛攻勢”が幕を開ける。
けれど当の令嬢は、想いにも嫉妬にもまるで気づかず!?
溺愛、独占、衝突、すれ違い……全方位からの好意が重すぎる!
文字数 127,333
最終更新日 2025.07.08
登録日 2025.06.12
実那都と航は同級生。付き合いが始まったのは中3の春。
一見、がさつな航は、実那都にとってはアウェーから救いだしてくれた王子様。
航にとって実那都を守るのは生き甲斐。
大学生になってふたりの同棲が始まり、航がドラマーとして加わったバンドFATEの活動も同時にスタートした。
新たな出会いとか別れとか、そのなかで成長していくふたりの恋物語。
♂バンドドラマー×♀=真実一路の恋。
だれにも邪魔させない。無駄なほど愛を吐く。この恋はおれのもの。
*大学生~メジャーバンド編
■中高生編【オフリミットⅠ】は下記にリンクしています。(短編連作でありⅡからでも読めます)
文字数 89,390
最終更新日 2025.07.07
登録日 2021.11.29
切ない、シリアス、少しファンタジー要素アリ、残酷描写アリ。
またこの物語はフィクションです。リアルと混同せずお楽しみいただける方のみお読みください。
***
「君の名前を少しちょうだい。お守りにするから。」
そう言って孤児院を去った男の子を追って、女の子は「モーリアン辺境地」にやってきた。
「あなたの名前ももらうわ。ずっと一緒にいられるように。」
辺境の地で、女の子は男の子の名前を1部もらい「うさこ」と名乗る事にした。
***
モーリアン辺境地はモリガン様という破壊神を祀っており、モリガン様と契約した者を「モリガナ」と呼び、モリガン様から不思議な力をひとつ分けてもらえる。そして、少年は現在行われている戦争へ兵士として送り出し、少女は資金集めのために娼婦として都市に送り出されていた。辺境伯は施設から子どもを購入し、育てて送り出すことで、モリガン様と領地を守っていたのだった。
男の子は「左京」と名乗っており、彼も兵士となるためにモリガナとして育てられ、少年となり、戦場へ向かうことになった。
うさこはモリガン様から「人の気持ちが分かる力」を貰い、目の前にいる人の心の声が聞こえるようになった。考えている事までは分からなくても、今どんな感情でいるかが分かるのだ。その力を使い、戸惑いながらも多くの人を味方にする力をつけていく。
そして都市「エターニア」で「アンナ」という源氏名を貰い、娼婦として娼館「ファムファタール」で日々を過ごす。
うさこは左京と一緒に過ごせる日を夢見て、戦争の終わりを願いながら、アンナとして日々を過ごす。無事彼女たちは平穏な日々を迎えることができるのか…。
※注意 苦手な方は自衛して下さい※
オリジナルなファンタジー要素
流血
残酷描写
性的描写
同性愛の表現
無理矢理犯される表現
複数人とのプレイ
不特定多数との行為
倫理観があまりない
R18が入る話には*をつけます
「青い空の下で(青い空シリーズ)」という共通の世界観で、何本か投稿していこうと思っています。
同じ名前のキャラクターや名称など、他者様の作品や実在する物とは関係がありません。
身分差/幼なじみ/切ない/シリアス/溺愛/無理矢理/調教/凌辱/媚薬/残酷描写あり/身分差/人外?(後天性)/総受け
文字数 35,935
最終更新日 2025.07.07
登録日 2025.06.21
「結婚しようよ」
なんて軽い言葉で誘われて、承諾することに。
相手は女避けにちょうどいいみたいだし、私は煩わしいことからの解放される。
白い結婚になるなら、思う存分魔導の勉強ができると喜んだものの……。
実際は思った感じではなくて──?
文字数 6,716
最終更新日 2025.07.07
登録日 2025.07.05
きみが、好き。
お前が、好き。
ただそれだけ。
特別なことはなく、非日常が訪れるわけでもなく。
ロボットもヒーローも居ない、超常現象も起きないそんな世界で。
高1男子・黒坂イオリと高2女子・水谷チハル。
幼馴染だけど価値観が違う、そんな二人が恋をして手を伸ばし合う。
それだけの、話。
文字数 8,856
最終更新日 2025.07.06
登録日 2025.07.06
HOTランク第4位獲得。ユリアーナは3歳の時にそれまで一人で育ててくれていた母を亡くした。その場にいたホフマン公爵が親切にも養子にしてくれたのだ。そこには4人の兄と姉がいて世間でよくあるようにそれからは虐められはしなかった……ただそれ以上の試練が待っていたのだ。武の公爵家に男子に代々伝わる試練を知らぬ間に受けさせられて死にかけて前世の記憶を思い出したり、王太子の婚約者選定お茶会で王妃のお気に入りのいけ好かない騎士を吹っ飛ばしたり……
そんなユリアーナが王立学園に入ったらピンク頭の聖女が王太子クラウスに抱きついていたのだ。なんでも、この世界は乙女ゲームの世界で王太子の婚約者のユリアーナが悪役令嬢で王太子と仲良くなるピンク頭をあまりにも酷く虐めるから嫌気がさした王太子に婚約破棄されて断罪されるゲームらしい。ちょっと待って! 王太子の婚約者は私のお姉様で私は違うんだけど……それに私はお兄様命なのだ。勝手に軟弱王太子の婚約者にするなと叫び出しかねないユリアーナと最強お兄様を筆頭に3人の兄と一人の姉がいるホフマン家を中心に動く学園コメディ。
聖女と教会が出してくる罠が次々にユリアーナを襲うが、果たしてユリアーナはその罠を防げるのか?
何故か構ってくる王太子、大好きお兄様との仲はどうなる? 詳しくは読んでのお楽しみです。
文字数 301,220
最終更新日 2025.07.06
登録日 2025.05.10
冷淡姫、そうあだ名される貴族令嬢のイリアネと、平民の生まれだがその実力から貴族家の養子になったアリオスは縁あって婚約した。
そんな二人にアリオスと同じように才能を見込まれて貴族家の養子になったというマリアンナの存在が加わり、一見仲良く過ごす彼らだが次第に貴族たちの慣習や矜持に翻弄される。
我慢すれば済む、それは本当に?
貴族らしくある、そればかりに目を向けていない?
不器用な二人と、そんな二人を振り回す周囲の人々が織りなすなんでもない日常。
※カクヨム・小説家になろう・Talesにも載せています
文字数 40,817
最終更新日 2025.07.06
登録日 2025.07.02
「アメリア・ヴァルディア。君との婚約は、ここで破棄する」
王太子ロウェルの冷酷な言葉と共に、彼は“平民出身の聖女”ノエルの手を取った。
だが侯爵令嬢アメリアは、悲しむどころか——
「では、実家に帰らせていただきますね」
そう言い残し、静かにその場を後にした。
向かった先は、聖獣たちが棲まう辺境の地。
かつて彼女が命を救った聖獣“ヴィル”が待つ、誰も知らぬ聖域だった。
魔物の侵攻、暴走する偽聖女、崩壊寸前の王都——
そして頼る者すらいなくなった王太子が頭を垂れたとき、
アメリアは静かに告げる。
「もう遅いわ。今さら後悔しても……ヴィルが許してくれないもの」
聖獣たちと共に、新たな居場所で幸せに生きようとする彼女に、
世界の運命すら引き寄せられていく——
ざまぁもふもふ癒し満載!
婚約破棄から始まる、爽快&優しい異世界スローライフファンタジー!
文字数 99,077
最終更新日 2025.07.06
登録日 2025.06.14
白石紬はひとり暮らし。仕事と家を往復するだけの平穏な毎日。おひとり様として節約も頑張る日々。
ある日を境に、幼馴染の芹澤匠海がよく訪れるようになった。
「近くのジムに通ってるから」と言いながら、重い米やら味噌やら、手土産を抱えてやってくる。
なぜ今さら? 何が目的? 距離を取ったのは自分のくせに。
それでも、気遣いに触れるたびに、心は少しずつほぐれていく。
そんなある日、差出人不明の封筒がポストに届いた。
不安な日々のなか、匠海はそばにいてくれる。
でもその視線は、幼馴染のようでいて、ひとりの男性のまなざしで――
恋心なんてゼロのはずだったのに、気づけば守られていた。
※ムーンライトノベルズでも投稿しています。
文字数 92,332
最終更新日 2025.07.06
登録日 2025.05.08
前世、夢見ていた旅行会社に就職出来て今から初添乗に出ようとした時に事故に遭って、この世界の王女に転生したリーゼだが、王女になったのだからと自分の夢を諦めて、きちんとした相手と結婚して子孫を残していこうと決心した。しかし、一人目は真実の愛に芽生えて婚約破棄され、二人目は隣国のデカパイ淫乱女に略奪されて、果ては帝国の皇子と見合いしたらペチャパイは嫌だと宣われて、ジュースを頭からぶっかけてしまった。
もう良い! 親や兄のためにやるだけはやった。ここからは自分の人生を自由にさせてもらいますと異世界旅行社のツアコン・リーゼとして生きていこうと決めたのだ。しかし、初めての添乗が自国の迷宮ツアーになって喜ぶリーゼだが、その客が一癖も二癖もある客達で。挙げ句の果ては自分をペチャパイと罵ったロンバウトまでいる始末。更には迷宮で事故が起こって果たして、リーゼは全員をきちんと連れて帰ってこれるのか?
過保護な父と兄に黙って仕事を続けられるのか?
仕事に生きる王女リーゼの物語です。
1日二更新目指して頑張ります
文字数 81,841
最終更新日 2025.07.06
登録日 2025.06.28
ヴェルンハイム伯爵家の私生児ハイネは家の借金のため、両親によって資産家のエッケン侯爵の愛人になることを強いられようとしていた。
ハイネは耐えきれず家を飛び出し、幼馴染みで初恋のアーサーの元に向かい、彼に抱いてほしいと望んだ。
男性を知らないハイネは、エッケンとの結婚が避けられないのであれば、せめて想い人であるアーサーに初めてを捧げたかった。
アーサーは事情を知るや、ハイネに契約結婚を提案する。
伯爵家の借金を肩代わりする代わりに、自分と結婚し、跡継ぎを産め、と。
アーサーは多くの女性たちと浮名を流し、子どもの頃とは大きく違っていたが、今も想いを寄せる相手であることに変わりは無かった。ハイネはアーサーとの契約結婚を受け入れる。
※他のサイトにも投稿しています
文字数 78,297
最終更新日 2025.07.03
登録日 2025.06.14
フルーレットが自分が乙女ゲームのヒロインだと気が付いた時は学園へ入学する当日、正門を眺めた時だった
「私、これ知ってるわ」
文字数 18,127
最終更新日 2025.07.01
登録日 2025.05.27
地方のとある辺境の村。
緑豊かな山あいに、ひっそりと佇む小さな魔法医療の教室があった。そこを一人で切り盛りしていたのは、男爵家出身の女性、セシリア・モントヴェール 。かつて王都に呼ばれることもなかった田舎貴族の娘にして、「料理が趣味な、平凡な医療師」を自称する穏やかな女性だった。
だがその正体は――
かつて王国の学究機関でも注目された【最高位の魔法医療の使い手】
彼女が育てた生徒たちは、次々と王都で出世し、今や魔法医療界を支える主軸に。中でも最も優秀だった教え子のレオナールは、医療組織の総責任者『大典医』に就任し、再び恩師セシリアの元を訪れる。
「どうしても、先生を王都へお迎えしたいのです。これは、国王陛下の命でもあります」
一枚の任命書には、国王の権威を象徴する印章が刻まれていた。
かつて妹に幼馴染の婚約者を奪われ、田舎で静かに暮らしていた彼女は、戸惑いながらも、王都という舞台へと足を踏み入れる。
そこは、かつて自分を見下していた元婚約者と妹が、貴族社会で振る舞う場所。そして、教え子たちが英雄のように称えられる、まばゆい世界。
自信を失いかけていた女性が、再び人々に必要とされる歓びを知り、
恋も、誇りも、もう一度取り戻していく――
文字数 41,319
最終更新日 2025.07.01
登録日 2025.06.25
社交界デビューを目前に控えたデイジーは、突然の事故で両親を失う。
そこへ、疎遠になっていた親戚の未亡人アリッサが現れ、デイジーの後見人になることに。
美しく聡明な彼女はたちまち社交界の人気者になった。
もちろんデイジーもアリッサが大好きになる。
しかし、そんなアリッサにはとんでもない秘密があった。
彼女は自分勝手な理由でデイジーを逆恨みし、彼女のものになるはずの遺産を奪い取る計画を、密かにたてていたのである。
その上、デイジーがまともな結婚など出来ぬよう、とある男に彼女を誘惑させようと企み始める。
文字数 2,656
最終更新日 2025.07.01
登録日 2025.06.28
白銀の大地 雪国アルテアの華と称されたセリア・フェレネス伯爵令嬢はアルテアに生きる人間にとって、彼女の名前を知らぬ者はいない程の羨望の対象であった。
誰よりも美しい雪の様な髪を持ち
王族にも引けを取らない気品ある顔立ち
王立学園においては優秀な成績を経て次席で卒業
作法・教養において同年代の女性で彼女の右に出る者いなかった。
誰もがセリアを影で"アルテアの華"と称した。
そんなセリアに一人の男性が求婚を申し込んだ。
リフェリオ・ソルガデス王太子
このアルテアを何れは背負って立つ王位継承権を持つ男だ。
王太子もまた、教養や武芸において才覚を持ちアルテアが今まで疎かにしてきた外交政策にも熱心に取り組む傑物であったが…
セリアには生まれた時から定められ許嫁がいた。
名はライアン・ファルカシオン。
セリアの生家フェレネス家とは長年犬猿の仲にあった辺境伯家の長男だ。
無口な彼は許嫁のセリアに対して素っ気ない態度を取り続け、そんな彼に一生懸命に尽くすセリアだったが…
ある日、セリアは王太子の招待を受け王宮に出入ると、彼は唐突に驚愕の一言を放った。
『お前を我が妃に任命する。喜ぶがいい俺ほどの男はいないぞ。』
それは"求婚"と呼ぶにはあまりに傲慢な言葉であった。
王太子は自身にも王妃教育を修了した婚約者がありながら、それを袖にしセリアに執着し始める。
その執着はやがてアルテアを崩壊させる発端となり…
【悪ノ國ツヴァイク】
【帝国元帥は亡国令嬢を情婦として囲う】関連作品
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2025年6月3日に本編(表)が完結致しました。
裏編とサイドストーリー(SS)は不定期更新でのんびり更新して行きます。
サイドストーリーや番外編は本編を読まなくとも分かる様な内容となっております。
文字数 257,882
最終更新日 2025.06.30
登録日 2025.05.21
令和の時代に幼馴染の女の子と文通をする男がいた。
風斗22歳。
そんな風斗の家にペットが届く。
母親が送って来たのは3つ首の子犬。
それは地獄の番犬ケルベロスだった。
その犬は全身がモフモフで可愛い。
マンションで多頭飼いは禁止ということなのだが……。
全3話。8000文字程度の短編です。
文字数 8,429
最終更新日 2025.06.29
登録日 2025.06.29