恋愛 王子小説一覧

「ぼくは、君を“正妃”にしたいんだ」
「違うぞ、お前に似合うのは武の頂点だ」
「……君、気づいてないふりしてるよね?」
天然すぎる侯爵令嬢ゼフィリア。
学園入学をきっかけに再会した初恋の王太子エリオン、
無骨な騎士団長アシュレイ、
毒舌な天才貴公子クラヴィス――
個性豊かな三人の“胃が痛む系恋愛攻勢”が幕を開ける。
けれど当の令嬢は、想いにも嫉妬にもまるで気づかず!?
溺愛、独占、衝突、すれ違い……全方位からの好意が重すぎる!
文字数 25,041
最終更新日 2025.06.13
登録日 2025.06.12
神殿での診断で、治癒魔法が発動しなかった少女・リシェルは、魔法の修行しながら森で一人で暮らしていた。
そんな彼女が出会ったのは、謎の呪いに苦しむ王子シオンと、その護衛たちだった。
残酷な呪いに苦しみながらも、優しく明るい王子に触れ、彼女の心は少しずつ動き出す。
自分は、誰かの役に立てるかもしれない。そしていつか、この手で王子の呪いを解いてあげたい。
王子に「きっとできる」といわれ、そう信じたとき、少女の中に眠っていた力が、静かに目を覚ました。
第1章はタイトルの話
第2章は婚約破棄(過去)編
第3章は現在に戻り対決編
第3章は結構残酷な話になる予定です。(シオンとリシェルの仲はぶれません)
文字数 20,424
最終更新日 2025.06.12
登録日 2025.06.07
平民上がりの少女アルマは、聖女として王城で勤めていた。国中の“穢れ”を払う聖女の仕事は大変だったが、アルマはいつも励ましてくれる第一王子のサディアスに、いつしか淡い恋心を抱いていた。
しかしある日、サディアスから「第二の聖女になってくれ」と言われる。それは、アルマがサディアスの恋人であるエスメラルダの補佐に回るということを意味していた。
聖女は一人しかいてはいけないのに? しかも、ぽっと出の女が第一の聖女?
頭にきたアルマは聖女を辞め、隣国で道具屋を開くことにした。
アルマは持ち前の聖女の力で呪いのアイテムを浄化し、お店を繁盛させていく。
すると、隣国の王子が呪いの品々を持ち込んでくることになり……。
※小説家になろう様でも公開しています。
文字数 94,433
最終更新日 2025.06.12
登録日 2025.05.27
美少年に成長したジャラールは、同じく美少女に成長した妹・ネシャートに恋心を抱く。 禁断の思いに悩む中、自分は父の息子ではないと知り…
文字数 61,100
最終更新日 2025.06.12
登録日 2025.06.05
入学式当日、地味で恋に不慣れな女子高生
一色あやは、親友の清水みほに誘われて“異世界の高校”へ留学することに!
辿りついた教室で、あやの隣に座っていたのは
銀髪で、竜人界のプリンス・シウ=ドラティールだった――!?
見た目も文化も違う“異種族クラスメイト”との学園生活、合宿、ライバル令嬢の登場、そしてシウとの距離が少しずつ近づいていく恋心。
これは、ちょっと不思議で、ちょっとドキドキな
竜人王子との初恋留学ストーリー!
りぼんxカクヨムということで、りぼん風にしてみました。
初めての挑戦で、色々と苦戦しました。
中編4万文字
20話x2000文字程度の構成でサクッと読みやすくしてみました。
文字数 38,310
最終更新日 2025.06.12
登録日 2025.06.07
婚約破棄、ざまぁ、などの要素を含む短編をまとめた異世界恋愛短編集です。
ささっと書いたもののため深く考えるには適さないかもしれませんがご了承ください。
さくっと読めるかと思います。
文字数 82,135
最終更新日 2025.06.12
登録日 2025.04.09
ファリウト王国の聖女は候補者の中から王太子が選ぶという昔からの決まりがあった、それというのも聖女を選ぶ最終試験が嘗て成功者のいない試験だったから。
その試験は森の結界を抜けるというもの。
思いもかけずその試験に成功したアミエルだったが森の中には皆が知らぬ“本物の聖女”が居た。
それで判明した王族が勝手に作った聖女事情
女神様がそこに一石を投じる為に本物の聖女様は眠りについていたのだ。
巻き込まれたアミエルだったが王命で無くなった婚約を復活させたくて聖女イェナルと共に本来の正しい道へと戻すべく奔走する。
果たしてアミエルは無事に元婚約者と結婚出来るのか!
※作者の妄想の産物です
作中のあらゆる設定は作者の頭の中で創作した物ですので史実等とは異なります。
作者の脳内で勝手に出来上がるご都合主義の完全フィクションですので、広い心でお読みください😊
この作品は作者の初作品『聖女みたいですが何か?』を素にしていますが話しの内容は被っておりませんので(ちょっと被るかも⋯曖昧🙏)過去作を読まなくても大丈夫です!
(読んでくれたら嬉しいです♡)
※今回は感想欄を始めから開きますがお口の軽い作者の口を止めるべくお返事は完結後にさせて頂きたいと思います🙇♀(許して〜)
文字数 69,360
最終更新日 2025.06.12
登録日 2025.05.22
ベルニ公爵家の令嬢として生まれたエルシーリア。
エルシーリアには病弱な双子の妹がおり、家族はいつも妹ばかり優先していた。エルシーリアは八歳のとき、妹の代わりのように聖女として神殿に送られる。
それでも頑張っていればいつか愛してもらえると、聖女の仕事を頑張っていたエルシーリア。
十二歳になると、エルシーリアと第一王子ジルベルトの婚約が決まる。ジルベルトは家族から蔑ろにされていたエルシーリアにも優しく、エルシーリアはすっかり彼に依存するように。
しかし、それから五年が経ち、エルシーリアが十七歳になったある日、エルシーリアは王子と双子の妹が密会しているのを見てしまう。さらに、王家はエルシーリアを利用するために王子の婚約者にしたということまで知ってしまう。
何もかもがどうでもよくなったエルシーリアは、家も神殿も王子も捨てて家出することを決意。しかし、エルシーリアより妹の方がいいと言っていたはずの王子がなぜか追ってきて……。
〇カクヨムにも掲載しています
文字数 75,264
最終更新日 2025.06.12
登録日 2025.04.17
文字数 2,261
最終更新日 2025.06.12
登録日 2025.06.12
仕事に疲れたボロボロアラサーOLの悠里。
遠くへ行きたい…ふと、現実逃避を口にしてみたら
自分の世界を建て直す人間を探していたという女神に
スカウトされて異世界召喚に応じる。
その結果、なぜか10歳の少女姿にされた上に
第二王子や護衛騎士、魔導士団長など周囲の人達に
かまい倒されながら癒し子任務をする話。
時々ほんのり色っぽい要素が入るのを目指してます。
初投稿、ゆるふわファンタジー設定で気のむくまま更新。
2023年8月、本編完結しました!以降はゆるゆると番外編を更新していきますのでよろしくお願いします。
文字数 2,647,602
最終更新日 2025.06.12
登録日 2022.04.06
ウィンダリア王国の王太子は、完璧な王太子だと近隣国で有名であった。賢君が持って生まれるという金の髪に金の瞳を持ち、その色に恥じぬことのない頭脳と王立騎士団所属の騎士に劣らぬ武勇を持っていた。教会に置かれている神像のような見目麗しい容姿とスタイル。二十五歳にしてすでに落ち着きも備えられており、豊かな大国でもある為、周辺の王族の姫君たちの憧れとして注目されていた。────と、言われているのがわたしの婚約者ディルニアス・ギア・ウィンダリア様だ。「婚約者さえいなければ完璧な王太子なのに」と皆が言う。十三歳年下の婚約者、ヴァイオレット・オルトニーは周囲から憐みの目を向けられていた。
13歳年下の婚約者少女に執着溺愛する美貌も能力も人間離れした王太子様と、振り回される周囲のお話です1話完結の短編集です。
文字数 24,212
最終更新日 2025.06.11
登録日 2025.06.08
私が前世を思い出したのは前世のことに興味を持った時だった
「えっ!前世って前の人生のことなの。私の前の人生はなんだろう?早く思い出したい」
そう思った時すべてを思い出した。
ここは乙女ゲームの世界
そして私は悪役令嬢セリーナ・グランチェスタ
私の人生の結末はハーッピーエンドなんて喜ばしいものじゃない
バットエンド処刑されて終わりなのだ
こんなことを思い出すなら前世を思い出したくなかった
さっき言ったこととは真逆のことを思うのだった…
文字数 7,312
最終更新日 2025.06.11
登録日 2025.05.13
~願いは巡る~
公爵家に生まれた16歳のアリセア・ヴァレティアは、
ある日突然、魔法学園の敷地――
光り輝く魔法陣の上で倒れていた。
目を覚ました彼女は、自分が誰なのかさえ思い出せない。
そんな彼女を助けてくれたのは、同じ学園に通うユーグスト・アルゼイン殿下、18歳。
彼はアリセアの婚約者であり、この国の第2王子だという。
記憶を失った私にも、彼は変わらず優しく接してくれる。
倒れる直前、誰かに“何か”を頼まれた気がするけれど、それも思い出せない――。
感情豊かで、ときに涙もろい等身大の少女・アリセア。
記憶を取り戻そうとする中で、ユーグストの優しさに少しずつ心惹かれていく。
そんな彼女の前には、隣国からの留学生、クラスメイトのフォート・セフィオルもいた。
陽気で距離感が近く、人懐っこい彼。
軽薄にも見える態度の奥に、ふとした瞬間、翳りがよぎる。
笑顔の裏に隠された“秘密”に、アリセアはまだ気づいていない――。
そして、彼女の失われた記憶の奥に眠る【精霊の封印】。
アリセアの中に宿る新たな力は、いま、静かに目覚め始めていた。
この先に待ち受けるのは、出逢いか、それとも別れか――?
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ほんのり逆ハー要素があります
R18シーンはアルファポリスにて公開予定です。
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表紙はAI生成+加筆
表紙にチャットGPTのイラストを掲載することについては今のところOKとの事で掲載しております
(令和7年5月1日時点回答)
文字数 152,967
最終更新日 2025.06.11
登録日 2025.04.27
その日、公爵令嬢クラリスは全てを失った。王太子アルフォンスから夜会で婚約破棄され、身に覚えのない罪で国外追放を宣告されたのだ。
「君のような悪女を王妃にはできない」
弁明も許されず、実父にすら見捨てられ、極寒の地へ――。
吹雪舞う雪原で力尽きた彼女を拾ったのは、隣国ガルディアの“氷の王太子”ライナー。銀髪に氷の瞳を持つ、彫刻のように美しく冷徹な男だった。
ガルディア王城で始まった奇妙な庇護生活。ライナーの態度は冷たく、側近たちはクラリスを疑う。孤独と不安に苛まれる日々。
しかし、なぜかライナーは彼女にだけ、不可解なまでに過保護な一面を見せる。
最高級の待遇、常に注がれる視線、不意にかけられる気遣いの言葉……。「感情は不要」のはずの彼が、クラリスにだけ見せる執着と独占欲。それは凍てつく氷が溶ける前の、微かな熱のようで――?
一方、クラリスを追放した母国エルバインは、愚かな王太子の悪政で崩壊寸前。
そしてついに、見る影もない元婚約者が土下座しに現れた時、ライナーは静かに言い放つ。
「彼女は、ガルディアの未来の王妃だ。返すつもりはない」
これは、理不尽に全てを奪われた令嬢が、追放先の冷徹王太子に拾われ、その不器用で底知れない溺愛に戸惑いながらも、真実の愛と幸福な居場所を見つける逆転ラブストーリー。
冷たい氷が溶けるほどの、甘くて過保護な溺愛の行方は――?
文字数 118,165
最終更新日 2025.06.10
登録日 2025.05.01
田舎に平和に住んでいた一人の少女エメフィーユは、病弱で寝たきりの母親と共に暮らしていたが、森で助けた王子に求婚され、断り切れずに病弱の母を支えてもらうことを条件に、彼と結婚をする。
社交界では聖人君子として見られていた彼だが、それは表の顔。一年が過ぎた頃にはエメフィーユを愛さなくなり、代わりに暴力や暴言を吐くようになった。
それでも、エメフィーユは必死に耐えた。きっと日々の公務が忙しくて、ストレスが溜まっているだけだ。いつか、出会った時のような優しい人に戻ってくれると。
そんな願いも虚しく、エメフィーユはそこから四年間の間、心身共に傷つきながら、必死に耐えていたが……ある日、彼を信じる心が消え、離婚を望むようになった。
エメフィーユの願いは、とあるパーティーでついに叶う。なんと、彼は社交界の場で離婚を宣言したのだ。
当然、エメフィーユはその提案を飲んだ。これで、この地獄から逃げられる。自分は故郷に帰って、母と共に暮らすのだと、大いに喜んだ。
それから間もなく彼の再婚の話を聞く。その再婚相手とは、なんとかつての友人だった。そして、友人から衝撃的なことを聞いてしまう。
それは、とっくの昔に、エメフィーユの母親への支援なんて、していないというものだった――
文字数 140,125
最終更新日 2025.06.09
登録日 2025.06.06
村で一人暮らしをしているアンジュは、時々王都に行ってお金を稼いだり、村人たちと助け合いながら細々と生活を送っている。
人々の中には魔力を持つ者がおり、魔力があると魔法を使うことができる。
魔法は火、水、風の三つに分けられ、かつては光と闇の魔法も存在していた。
アンジュは風の魔力を持っているが、魔法学校に通っていなかったため簡単な魔法しか使えなかった。
ある日、アンジュは王都で酔っぱらいに絡まれてしまう。
魔法を使っても逃げ切れなかったとき、一人の男性が助けてくれた。
その人物はこの国の第一王子・レイフォナーだった!
レイフォナーに出会ったことで、アンジュの生活は大きく変わっていくーーー。
さらに、滅んだはずの禁忌魔法と呼ばれた闇魔法が復活し、それによってアンジュの魔力にも変化が表れる。
どうやら二百年前の最後の光魔法士と関係がありそうで・・・?
互いに惹かれ合いながらも、身分差や婚約者候補の皇女に邪魔をされるアンジュとレイフォナーの恋の行方は・・・。
そして闇魔法の使い手と戦う運命にあるアンジュは、再び闇魔法を滅ぼし、世界に平和をもたらすことができるのかーーー。
※小説家になろうにも投稿しています。
文字数 189,764
最終更新日 2025.06.09
登録日 2024.09.07
伯爵令嬢の私、アリア。
王太子殿下の婚約者であり、国で唯一の聖女。聞こえはいいけれど、実際は『お飾り』。
家族からは「お前は出来損ないだから、せめて国の役に立て」と虐げられ、婚約者の王太子殿下は、私の実の妹であるリリアばかりを可愛がり、私には見向きもしない。
「紹介しよう。リリアこそが、真の聖女であり、私の愛する女性だ」
ある夜会で、王太子はそう言って私との婚約破棄を宣言した。
家族も、周りの誰もが、私を嘲笑う。
もう、ここには私の居場所はない。全てを諦め、絶望した私の元に、一通の釣書が届く。
相手は、敵国ガルヴァニアの公爵、“氷血公爵”アレクシス。
戦場では鬼神、女遊びは激しく、冷酷非情で誰も愛さないと噂の男。
厄介払いのための、生贄同然の政略結婚。
――でも、好都合だわ。
もう誰にも期待せず、愛されず、静かに生きていこう。そう決意して嫁いでみれば…
「ようこそ、俺の花嫁。ずっと、お前だけが欲しかった」
待っていたのは、噂とは真逆の、私だけを熱く見つめ、蕩けるほどに甘やかす旦那様の姿だった。
美味しい食事、ふかふかのベッド、美しいドレス。私が今まで知らなかった幸せな日々。
どうやら私、捨てられて嫁いだ方がずっと幸せになれるみたい。
そんなある日、風の噂が届いた。
私を捨てた王国が、偽りの聖女リリアでは手に負えない『災い』に見舞われているらしい。
元婚約者や家族が血相を変えて助けを求めてきても、もう遅い。
文字数 16,707
最終更新日 2025.06.09
登録日 2025.06.08
異世界恋愛短編詰め合わせです。
気になったものだけでもおつまみください!
『君を買いたいと言われましたが、私は売り物ではありません』
『悪役令嬢は、友の多幸を望むのか』
『わたくしでは、お姉様の身代わりになりませんか?』
『婿に来るはずだった第五王子と婚約破棄します! その後にお見合いさせられた副騎士団長と結婚することになりましたが、溺愛されて幸せです。 』
『婚約破棄された悪役令嬢だけど、騎士団長に溺愛されるルートは可能ですか?』
他多数。
他サイトにも重複投稿しています。
文字数 547,869
最終更新日 2025.06.08
登録日 2024.09.25
「君は、王妃に相応しくない」
第一王子は、そう吐き捨てて私との婚約を一方的に破棄した。
政務の裏を支え忠義を尽くしてきた私の想いは、どうやら彼には伝わらなかったらしい。
代わって婚約者の座についたのは、男に取り入ることに長けた可愛いだけが取り柄の妹。
王子は妹に夢中になり、私は城を追われた。
王都にも実家にも居場所が無くなった私の行き先は、“血に飢えた狂犬”と恐れられる辺境の騎士団長のもと。
粗暴で無口な危険人物……のはずが、なぜか毎朝、丁寧にお茶を淹れてくれるのですが?
穏やかな暮らしのなかで、ようやく私は「誰かの役に立たなくてもいい日々」を送れるようになった。
そして王都では、私を裏切ったあの二人が音を立てて転げ落ちていく。
第一王子? 妹? ――ああ、そういえばそんな人たちもいましたね。
文字数 7,822
最終更新日 2025.06.08
登録日 2025.06.08
気づけば私は、異世界の貴族令嬢に転生していた――
前世では仕事一筋で婚期を逃した、27歳の独身女。
せめて今世では普通に生きよう……そう思っていた矢先。
王宮からの命令は、「王子殿下への性教育係を務めよ」という、とんでもないもので──?
次期国王である若き王子エリアスは、弱冠12歳ながらも礼儀正しく、どこか大人びた少年だった。
真面目に教育に取り組もうとするほど、彼の無垢な瞳に、私は翻弄されていく。
これはあくまで義務、教養の一環……そう自分に言い聞かせるけれど。
「もっと知りたいんです、先生のこと。身体のことも、気持ちのことも」
触れる指先、重なる唇、教えるはずだった私が――
気づけば教え込まれていた。
年上女性×年下王子。教えるはずが快楽に溺れる倒錯ロマンス。
文字数 33,883
最終更新日 2025.06.07
登録日 2025.06.06
侯爵令嬢クラリッサは、王太子アーヴィンから婚約破棄を告げられる。だがその瞬間、彼女の中に“前世”の記憶が蘇る──。
そこには、アーヴィンが暴君として国を滅ぼし、民を苦しめた未来。そして、その暴政に抗い、クラリッサ自身が彼に刃を突きつけた記憶。
「またあの結末に向かうの? いいえ、今度は違うわ」
前世の記憶と知識を武器に、クラリッサは社交界に復帰。婚約破棄された可哀想な令嬢の仮面を被りつつ、裏では王家の秘密とアーヴィンの野望を探る。だが、そんな彼女に興味を示す謎の黒衣の青年──その正体は、前世でクラリッサを支えた隣国の密偵だった。
クラリッサは過去と未来を知る唯一の存在として、再び歴史を書き換える戦いへと挑む。
文字数 55,902
最終更新日 2025.06.07
登録日 2025.06.05
幼い頃からの恋に振り回され疲れ切っていたマリエッテは、信じていた婚約者リュヒテに裏切られ「恋心を忘れる」という【魔女の秘薬】を飲んでしまう。
婚約が白紙となり新しい一歩を踏み出したマリエッテだが、代々王妃にのみ伝わる【鍵】を持っているのではと元婚約者たちの前に呼び戻される。
どうやら恋心と一緒に鍵の存在も忘れてしまったようで、鍵のありかを思い出すために元婚約者にもう一度恋をすることになった。
※連載版です。
※短編版とは設定が変わります。
文字数 79,998
最終更新日 2025.06.07
登録日 2024.06.16
ソレを手に入れたのは偶然だった。バイト帰り、立ち寄ったフリーマーケットで手に入れた魔法陣模様のラグ。この上でゲームをやったら気分が最高に盛り上がるに違いない。そう思った私は曰く付きの商品だと聞いていたのにもかかわらず購入した。
なんでもおやつを供えると、悪魔的な何かが召喚されてくるらしい。もちろん信じてなどいなかった。
実際に『ソレ』が召喚されてくるまでは。
召喚されてきたのは魅了堕ちして幽閉された王子様。
彼は言う。
魅了堕ちしたのは真面目過ぎたからだと。
だから二度と魅了に惑わされることのないように娯楽を極めようとしたのだと。
そのためにこの魔法陣を開発して、幽閉中でも遊べるように娯楽の多いこの世界へ召喚してもらえるようにした――と。
私は思った。彼は努力の方向を間違えている。
※不定期投稿です。
文字数 537,967
最終更新日 2025.06.07
登録日 2022.01.27
国立・八百万(やおよろず)学園。
人と異種間の共生共存を目的とした異種混合の小中高一貫学園。
能力の違いから発生するであろう様々な問題を、子供たち自身で解決させ、より良い理解を深めようと言う理念・・簡単に言えば、『異文化交流して、習うより慣れろ』の、体当たりな学校だ。
両親の海外赴任に伴い、そんな高校に放り込まれた私の周りには、一癖も二癖もありそうな人外だらけ。
人狼にサキュバスのハーフ、さとりに烏天狗、陰陽師に、お札が書ける学年主任、人外より人外感漂う従妹の環ちゃん。
普通を愛する私(モブ)が巻き込まれる、普通じゃない学園生活の様子を現場からお届けします!
文字数 44,117
最終更新日 2025.06.06
登録日 2022.10.25
「無能」「役立たず」「王妃にふさわしくない」
魔力を持たぬことを理由に、婚約者の王太子から冷遇され――公爵令嬢ミレイユは、政略の道具として敵国に送り出された。
けれど、そこで出会ったのは――
威厳と野性を纏う、グレイヴ王国の若き王・レオンハルト。
彼は言った。
「この女を、俺の妃とする」
そして、無能と蔑まれた彼女に、愛と快楽と自尊心を惜しみなく注ぎこむ。
――熱を、甘さを、愛を知ったミレイユは変わっていく。
冷たい王宮で愛されずにいた令嬢は、王の腕の中で花開く。
やがて王太子が和睦を名目に現れたとき、王は言い放つ。
「お前の捨てた女は、俺の最愛の王妃だ」
ざまぁの甘美、政略の裏で燃えあがる独占愛。
夜毎に蕩ける濃厚な愛撫と、王妃としての覚醒――
これは、ひとりの無能令嬢が、隣国の王に愛され尽くす物語。
文字数 18,301
最終更新日 2025.06.03
登録日 2025.06.02
※『天真爛漫な女騎士と人嫌い公爵』を改題してSSを追加しました。
エランヴェール国にあるラーンジュ辺境伯の娘ニコルは王都で女騎士として働いていた。ある日、王位継承権を持つアルディ公爵が命を狙われているので、護衛官として赴任するように命じられる。そこで、出会ったのは銀とも金とも見まごう長い髪を持つ白皙の美丈夫マカオンだった。思わず目を奪われるニコルだが、マカオンは冷たい。それでも、持ち前の明るさと人懐っこさを発揮して距離を縮めるニコル。しかし、ある日食べ物に毒が混入されて・・・・・・。さらに、ニコルが抱える大きな秘密がやがて国の将来を変えることに。
その時、二人が下す決断とは?素直になれない二人の恋の行方は・・・・・・。
文字数 101,189
最終更新日 2025.06.01
登録日 2022.01.28
アレストリア王国の第一王女・リシアは、隣国との同盟のために政略結婚を命じられる。
王女として強く気高くあろうとする彼女の護衛に任命されたのは、若きエリート騎士・カイル。
ぶつかり合いながらも、戦火の中で心を通わせていくふたり。
だが、王女と騎士の恋は許されない。
その想いが露見すれば、国家の均衡は崩れ、騎士は死を賜る運命にある。
ついに戦乱が勃発。リシアを守るため、カイルは自ら最前線に立つ。
そして最後の瞬間、彼は王女に永遠の誓いを捧げ――
リシアの瞳に、最も美しい涙が零れ落ちた。
文字数 31,461
最終更新日 2025.05.30
登録日 2025.05.19
親同士が親友で幼い頃から一緒にいたアリスとルイスは同じ学園に通い婚約者でもあった。
学園を卒業後に式を挙げる約束をしていた。
第一王子の誕生日と婚約披露宴に行く事になり、迎えに来たルイスの馬車に知らない女性を乗せてからアリスの運命は変わった…
誤字脱字がありますが、読んでもらえたら嬉しいです。
よろしくお願いします。
文字数 10,762
最終更新日 2025.05.27
登録日 2025.01.31
オルジア帝国の聖女ネリネは、ある日突然、婚約者であるベイスン宰相から婚約破棄を告げられる。無実の罪で両親を処刑され、彼女自身も国家反逆者として国外へ追放――すべてを奪われた少女は、絶望のまま荒れ果てた山道を彷徨っていた。
暴漢に命を狙われたその瞬間、黒馬に乗り、風のように現れたのは――アズール王国第三王子、ケラウノス。銀髪赤眼の冷ややかな美貌に、魔剣を携えた彼は、わずか数秒で暴漢を蹴散らす。そして、ネリネに手を差し伸べた。
「君を助けると、俺は決めていた」
ケラウノスはすべてを知っていた。帝国宰相と自国の王女との密通。ネリネ追放という謀略。
彼女を救うため、王子は国境を越えた。
少女は知らなかった――この出会いが、アズール王国をも巻き込む“愛と陰謀の渦”の幕開けになることを。
運命に翻弄され、誓いと陰謀が交差する中で、二人の心はやがて……。
文字数 10,849
最終更新日 2025.05.25
登録日 2025.05.16
この国の王子殿下が城に勤めている侍女の見合い場所に乗り込んでいったらしい。もうその子に見合い話は来ないだろうな。
・この話は下書きをストックしておいて更新時間が取れないときに予約する時用です。よって想定外の事がない限り不定期更新です。
・元々は個人サイトで連載している話の今後起こる王子殿下が侍女の見合いを邪魔するという出来事に、細かいことを知らない国民はどんな想像をするかという想定で書かれた代物です。第三者の想像なので見合いを邪魔すること以外の展開および細かな舞台設定、登場人物の性格等はバラバラですが、作者は一人で本編があるので似通ります。
・尻切れトンボはいつもの事ですが、今回本来はその後に関係者がコメントしてそれがオチというパターンなので、特に多く感じる可能性があります。
・その性質上単品では分からない部分もいつも以上に出てくるかと思いますので、最低限の説明を最初に入れておきます。適当に追加、更新する予定です。
・それでも分からない場合は感想を今回は受付有りにしておきますのでご質問下さい。ただし「本編のネタバレになるから言えません」「そんな事考えてませんでした」「そういうものだと納得して下さい」でほぼ片付ける可能性が高いです。多い質問は設定説明に流用する可能性があります。直せそうにないほどあまりにも酷いミスはそっとしといて下さい。いろんな意味できつくなったら受付は中止させていただきます。
・独自性の強い一部単語は置き換えられています。
・基本本編優先なのであまりにも需要がない場合(ペースの関係上今回はお気に入り数で判断します。……どれくらいが妥当だろう? 前回適当すぎたからなぁ)本編の方で使える可能性がある以上追加はやめますし、本編の進み具合によっては一部および全体を予告なく非公開にする可能性があります(なのでしおり使用のみは推奨しませんし数も考慮しません)。もっとも後者は順当に行ってもずいぶん先の話ですし、場合によっては本編の方がこちらに来るか中断する可能性もありますが。
ただいま諸事情で出すべきか否か微妙なので棚上げしてたのとか自サイトの方に上げるべきかどうか悩んでたのとか大昔のとかを放出中です。見直しもあまり出来ないのでいつも以上に誤字脱字等も多いです。ご了承下さい。
URL of this novel:https://www.alphapolis.co.jp/novel/628331665/99334241
文字数 29,866
最終更新日 2025.05.24
登録日 2020.01.11
「婚約を解消してくれ。貴方もわかっているだろう?」
公爵令嬢のローズは皇太子であるテオドール殿下に婚約解消を申し込まれた。
隣に令嬢をくっつけていなければそれなりの対応をしただろう。しかし、馬鹿にされて黙っているローズではない。目には目を歯には歯を。
「うちの影、優秀でしてよ?」
転ばぬ先の杖……ならぬ影。
婚約解消と貴族と平民と……どこでどう繋がっているかなんて誰にもわからないという話。
独自設定を含みます。
文字数 5,835
最終更新日 2025.05.23
登録日 2025.05.23
ディラーノ侯爵家の義姉妹の姉・サマンサとユアノ。二人は同じ侯爵家のアーロン=ジェンキンスとの縁談に臨む。もともとはサマンサに来た縁談話だったのだが、姉のモノを悉く奪う義妹ユアノがお父様に「見合いの席に同席したい」と懇願し、何故かディラーノ家からは二人の娘が見合いの席に。
結果、ユアノがアーロンと婚約することになるのだが…
文字数 14,451
最終更新日 2025.05.23
登録日 2025.05.13
大陸中に悪名を轟かせた大悪党オーヴァン。騎士団の奮闘の末、捕縛され処刑された彼は、オーヴァン捕縛の指揮を執っていた騎士団長の娘に転生してしまった。よりにもよってそこか…!しかも宿敵は見ていられないほど親馬鹿に。なんてウザいんだ…!いろいろ納得いかないが生前の恨みを晴らすべく、大悪党オーヴァン改め騎士団長の愛娘ソレイユは父親に復讐を誓う…が、いや復讐っていっても大悪党だったからな、処刑とか仕方ないし。悪党だった自覚しかない。それに騎士団長(父親)が没落したら娘のソレイユも没落…え、心中とかいやなんですけど…でもなにもしないってのもな…ざまぁがしたい…父親だけが辛い、娘に可能な復讐ってなんだ?父親だけにダメージが入る行為…ハッ!
なるほど、お嫁さんか。
父親への嫌がらせで早く結婚して家を出たい娘 VS ずっと家に居て欲しい父親 VS 思いがけず手に入れた婚約者を絶対逃がしたくない男 ファイッ!!
文字数 13,398
最終更新日 2025.05.23
登録日 2025.05.23
アレクシア・レーベアル侯爵令嬢は、ある日前世を思い出した。そして、この世界が乙女ゲームと酷似していることに気づき絶望した。
何故ならそのゲームでアレクシアは、どのルートでも言われなき罪で一族郎党処刑されるのである。
しかも、その処刑への道の始まりが三日後に迫っていた。考えたアレクシアは、黙って家を出ることを決心する。
そうして逃げるようにやって来た港外れにて、アレクシアはとある海賊船を見つけ──
「ここで働かせてください!!」
「突然やって来て何だお前」
「ここで働きたいんです!!」
「まず名乗れ???」
男装下っぱ海賊令嬢と、世界一恐ろしい海賊船長の愉快な海賊ライフ!海上で繰り広げられる攻防戦に、果たして終戦は来るのか…?
─────
全二章。一章までは連投、二章は書き終わり次第定期更新していきます。
こちらは以前、別の名前で活動していた時に投稿していた【処刑回避で海賊に転職したら、何故か船長に甘やかされてます。】という作品の加筆修正版です。
詳しいことは、【蒼霧雪枷】という以前のアカウントの近況ボードに書いてますので、気になる方は確認してください。途中で止まっている元の投稿もそちらにあります。
※元の投稿とは、タイトル・一部キャラクターの名前・一部設定を変更しております。
文字数 30,062
最終更新日 2025.05.22
登録日 2025.05.15
“この世界は、筋書き通りに進まなければならない。”
乙女ゲームの悪役令嬢に転生したレティツィアは、
原作通りに破滅することこそが、この物語の正しさだと信じていた。
侍女を威圧し、ヒロインを挑発し、王太子の婚約者として――
美しく、冷たく、潔く破滅の道を歩むはずだった。
けれど、王太子アーデルハイトは言った。
「君が沈黙を続けるなら、僕がその沈黙に意味を与える。
君が悪役を演じるなら、僕が君を英雄に仕立てる」
筋書きが崩れる音がした。
誰もが信じていた“物語”が、静かに終わりを告げる。
これは、“忠臣”と誤解された少女と、
“秩序”を壊してでも愛した青年王太子の、
誤解から始まる真実の恋。
――たとえ、それが世界を歪めるとしても。
文字数 19,037
最終更新日 2025.05.20
登録日 2025.05.04