現代文学 じんわり小説一覧
子供の頃、いじめに遭ったことがきっかけで
心を病んでしまった彼女には、経験した事をすべて鮮明に記憶として保存できる体質があった。いじめ被害の経験を鮮明に憶えている彼女は、そんな記憶を忘れようとせず、むしろその過去を愛していた。彼女が綴った詩は、トラウマを乗り越えるために優しい言葉で凍りついた心を溶かしていく力があった。
文字数 363
最終更新日 2021.07.25
登録日 2021.07.25
ある夏の日。わたしは思いがけず彼と出会い、恋に落ちた。
共に過ごした時間はたった二日。
それでもあのときの記憶はいまもなお鮮明に残っている。
また会いたい。淡い希望を胸にわたしは今日もあの朱い橋を渡る。
文字数 4,643
最終更新日 2021.07.24
登録日 2021.07.24
妻を看取った後、一人暮らしをしていた。ワシにはやり残したことがある。そう思い家を出た90歳の茂。彼のやり残した事とは?
文字数 14,437
最終更新日 2021.07.23
登録日 2021.07.22
文字数 22,128
最終更新日 2021.07.23
登録日 2021.07.18
文学ってなんだろうな。
そんな一つの疑問から遂にははじき出される世界の秘密。
気づいてはいけないものに気づいた時、人間は一体何をすればいいのか。
文字数 2,806
最終更新日 2021.07.18
登録日 2021.07.18
ウィルスなどによる不況で客足の遠退いたペットショップ。
店内のペット達の顔触れは、1年近く変化無い。
このままでは、ペットもろとも店員も共倒れ。
そこで、思い付いたのが、オンラインを利用して、飼い主になってもらうという取り組みだった。
文字数 1,396
最終更新日 2021.07.17
登録日 2021.07.17
М9.2の大地震が襲い、ほぼ全壊や半壊の建物の中で唯一崩れずに残った公民館に、町中の皆が所狭しと集まっていた。
日中も不便では有るが、月明かりさえも射し込まない夜は、何も見えず人々は騒音と不安で眠れない人々が、毎夜、夜明けを待ち侘びながら過ごしていた。
慣れない生活を人々は我慢できるが、お腹の中の新しい命は、時と場所を選ばない。
文字数 2,467
最終更新日 2021.07.16
登録日 2021.07.16
文字数 72,602
最終更新日 2021.07.14
登録日 2021.07.03
社会人生活に疲れた町田伸之。休みを取り自分探しの一人旅に出る。
目的地への途中でたまたま見つけた「玉多海の塔」。中を見学するとそこには人を警戒する猫がいた。
文字数 61,258
最終更新日 2021.07.12
登録日 2021.07.12
文字数 3,104
最終更新日 2021.07.11
登録日 2021.07.11
文字数 12,321
最終更新日 2021.07.09
登録日 2021.07.08
1時間で書く。
「天の川」「ロウソク」「りんご」の三題噺。
第11回空色ワンライの参加作品です。
執筆時間が短くて文字数が少ないため、さらりとお読みいただけます。
文字数 726
最終更新日 2021.07.05
登録日 2021.07.05
ばあちゃんは、山の中に住んでいる。
わたしは、24歳。仕事に疲れちゃって、じぃちゃんの葬儀が終わってからもばぁちゃん家に少し、居候中。
私は、会社で先輩に理不尽な怒られ方をして、どうでもよくなって辞めたんだ。
そんな時、ポチャタに会った。ポチャタは、犬。柴犬っぽいんだけど、耳がいつも垂れ下がっているからミックス犬かな。
幼馴染みの源太も一緒に、少しの日常を書きました。
稚拙ですが、骨休めにでも読んでいただけると嬉しいです。
文字数 19,248
最終更新日 2021.07.05
登録日 2021.07.03
実母倒れるとの連絡を受けて婚家から病院に駆けつけた「娘」が見たのは、妙に(というか、いつも通りに)脳天気な父親の姿だった。
家を出た娘の目から見た、時代遅れな頑固親父と良妻賢母の夫婦の「日常」を綴る掌編。
文字数 2,974
最終更新日 2021.07.01
登録日 2021.07.01
心臓が止まり、一度あの世に行った少女はそこである任務を与えられた。それは、ある女性の強い思いを遂げるために、ある少年と出会い旅をする事で、現世で果たせなかった時間を紡ぐことであった。
文字数 59,816
最終更新日 2021.06.28
登録日 2021.06.28
文字数 3,193
最終更新日 2021.06.24
登録日 2021.06.24
文字数 1,913
最終更新日 2021.06.20
登録日 2021.06.20
同人誌即売会の会場。
机に積まれた売れない同人誌を前にして独り、席に座る俺。
一緒に楽しむ仲間もいない。
俺はいったいここで何をしてるんだろう?
文字数 1,595
最終更新日 2021.06.18
登録日 2021.06.18
交差点、車と車、人と人の行き交う風景。 そして心と心が交わる場所。
小さな気まぐれが起こした小さな奇跡の物語。
文字数 1,184
最終更新日 2021.06.18
登録日 2021.06.18
「さあ、これから家族みんなでおうちじかんだ」
我が家で恒例のおうちじかん、そのきっかけとなったあの日、母は一体何を思っていたのか……。
家族そろって過ごす何気ない日々、それはきっと奇跡のような時間。
文字数 3,214
最終更新日 2021.06.03
登録日 2021.06.03
文字数 10,646
最終更新日 2021.05.10
登録日 2021.05.10
違う世界線での話
そこでは差別もなく、争いもない。
『平和な世界』
皆考えが同じで、日々を過ごしていく、
素晴らしい世界。
機械と一部の人間に侵食され、進化すら操られている事も気付かずに。
文字数 11,796
最終更新日 2021.04.19
登録日 2020.06.21
偉大な魔法使いのデュッカは突然、魔法が使えなくなってしまう。
弟子のハロルドとカメレオンのロメンはそんなデュッカのことを心配していた。
デュッカは自分の魔法を取り戻すために、ハロルドとロメンを連れて冒険の旅に出る。
果たしてデュッカは元の魔法使いに戻れるのだろうか?
ちょっぴりエッチで泣かせるギャグコメディー満載の菊池の冒険ロマン小説です。
ダラダラと書きますので、恋人との待ち合わせや、すっぽかされた時にでもお読み下さい。
文字数 1,362
最終更新日 2021.04.17
登録日 2021.04.17
この街には裸祭りがある。これはそんな街のカフェでの一コマ
カフェ、花、祭がお題の三題噺です。
文字数 1,530
最終更新日 2021.02.19
登録日 2021.02.19
交通事故で夫を亡くした楠木千勢は、60歳の誕生日に富士山の見える山里へ引っ越してくる。
その途中で捨てられていた仔猫をみつける。飼えないからと仔猫を置いていくが、家までついてきてしまう。
「どうしても飼ってあげられないのよ。私、もうすぐ死んじゃうから」
元の場所へ戻しに行くと、5、6歳くらいの男の子が立っていた。仔猫を飼いたかったという男の子と話しているうちに、千勢は仕方なく猫の面倒をみることにする。
生きることを諦めていた女性が、仔猫と暮らすことで心の傷が癒されていく。四季折々の自然に触れ、素朴な人々との交流を通して、自分の足で歩む人生を取り戻していく物語。
文字数 100,307
最終更新日 2020.11.30
登録日 2020.07.17
私は初めて生まれてきてよかったと思った。
そしてこの日記を1ページずつ見ていた。
2019年12月23日
今日、お母さんからこの日記帳を貰った。
いつもクリスマスプレゼントをくれない母が、
一足早いクリスマスプレゼントだと言ってくれたのだ。今日から毎日起きた出来事を細かく日記につけいこう。
日記形式で内容が進んでいく物語です。
1日1回の主人公の日記だと思ってみてください。
まだまだ未熟者で、初投稿なので温かい目で見て頂けるとありがたいです。
文字数 5,512
最終更新日 2020.09.14
登録日 2020.08.20
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