歴史・時代 戦国時代 小説一覧
1
国取りが始まったのは、応仁の大乱後からである。最初に登場するのは、美濃のマムシ斎藤道三である。そして斎藤道三亡後、登場したのが、娘婿の戦国の覇者織田信長である。私はこの二人の戦国武将の生き様としての野望が大好きだ。私も大学を卒業し、大阪に本社があった歯磨きメーカーに新卒で入社した時、入社式で「社長になってやる」と決意したからだ。私にも企業戦士としての信長のような野望があった。私の破天荒な、そして、奇抜なアイデアが私の狭い企業の中で、何度も取り入れられた。
さて、今回はその信長にスポットを当てた。信長には国取りのお手本になる武将がいた。美濃のマムシ•斎藤道三である。
この小説は史実に基づく物語です。
最後までお楽しみ下さい。
文字数 112,017
最終更新日 2026.01.15
登録日 2025.12.11
2
(わたくしを、斯様にも想ってくれるのか、この子は……。)
「私の夢がかなうとすれば、それを姫さまに、見ていただきたかった……!」
「約定じゃよ、新三郎どの。」
本編完結。番外編連載中です。
戦国・永禄年間の北奥州・津軽。
蝦夷代官家の三男坊の少年、蠣崎天才丸(のちの新三郎慶広)と、名族浪岡北畠氏の姫君の、恋と戦いの物語。
少年が迷路の果てに見るのは、地獄か、極楽か。
蝦夷島自立の野望を秘めた父の思惑で、故郷松前を離れ、北奥州きっての名族の本拠地・浪岡城に送り込まれた数え十三歳の聡明な少年は、迷路のごとく入り組んだ城のなかで、城の構造そのものの複雑な人間関係に触れることになる。謎めいた陰のある姫君に仕える日々。やがて天才丸は、姫と忌まわしい過去を共有するらしい美貌の青年武将に、命がけの戦いを挑む羽目にもなった。
やがて元服し、猶子として「御所さま」に認められた天才丸改め新三郎は、次第に姫さまと心通わせるが、蝦夷島の実家での悲劇に、さらには浪岡城と浪岡北畠氏をゆるがす惨劇「川原御所の乱」とそれに続く内紛にしたたかに翻弄される。
傾いていく浪岡北畠氏の本拠地で、新三郎 とさ栄姫の二人は齢も身分も越えて、身も心も寄り添わせていくのだが……
文字数 584,226
最終更新日 2026.01.15
登録日 2023.05.14
3
戦国の世。
上野国(こうづけ)に生まれた上泉信綱は、武士の子として幼い頃から剣と死に囲まれて育った。
村が焼かれ、首が晒される光景は日常であり、剣は人を守るためのものではなく、人を斬るための道具だった。
やがて信綱は剣の才を認められ、各地で修行と実戦を重ねていく。
勝ち続けることで名を上げる一方、彼の前には、斬っても斬っても終わらぬ死と憎しみだけが残った。
剣が強くなるほど、救えなかった命の重さが、彼の心に積み重なっていく。
剣とは、何のためにあるのか。
人を斬り、勝ち続けることだけが、武士の道なのか。
答えを求めて放浪する中で、信綱は一つの境地に辿り着く。
それは、力でねじ伏せる剣ではなく、相手の心と動きを制し、血を流さずに勝つという思想だった。
血に塗れた戦国の世で、「斬らずに勝つ」ことを選んだ剣士。
新陰流を生み出した男・上泉信綱の、生涯を描く歴史剣豪譚。
文字数 8,314
最終更新日 2026.01.14
登録日 2026.01.07
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鎮西八郎為朝。幼い頃に吸収に追放されるが、逆に九州を統一し、保元の乱では平清盛にも恐れられた最強の武士が九州の戦国時代に転生!阿蘇大宮司家を乗っ取った為朝が戦国時代を席捲する物語。 毎週土曜日更新!(予定)
文字数 167,741
最終更新日 2025.12.27
登録日 2024.09.07
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文字数 3,152
最終更新日 2025.10.18
登録日 2025.10.18
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「母を、自由を、そして名前すらも奪われた。それでも俺は――」
天正十年、第六天魔王・織田信長は本能寺と共に炎の中へと消えた――
信長とその嫡男・信忠がこの世を去り、残されたのはまだ三歳の童、三法師。
清須会議の場で、豊臣秀吉によって織田家の後継とされ、後に名を「秀信」と改められる。
母と引き裂かれ、笑顔の裏に冷たい眼を光らせる秀吉に怯えながらも、少年は岐阜城主として時代の奔流に投げ込まれていく。
自身の存在に疑問を抱き、葛藤に苦悶する日々。
友と呼べる存在との出会い。
己だけが見える、祖父・信長の亡霊。
名すらも奪われた絶望。
そして太閤秀吉の死去。
日ノ本が二つに割れる戦国の世の終焉。天下分け目の関ヶ原。
織田秀信は二十一歳という若さで、歴史の節目の大舞台に立つ。
関ヶ原の戦いの前日譚とも言える「岐阜城の戦い」
福島正則、池田照政(輝政)、井伊直政、本田忠勝、細川忠興、山内一豊、藤堂高虎、京極高知、黒田長政……名だたる猛将・名将の大軍勢を前に、織田秀信はたったの一国一城のみで相対する。
「魔王」の血を受け継ぐ青年は何を望み、何を得るのか。
血に、時代に、翻弄され続けた織田秀信の、静かなる戦いの物語。
※史実をベースにしておりますが、この物語は創作です。
※時代考証については正確ではないので齟齬が生じている部分も含みます。また、口調についても現代に寄せておりますのでご了承ください。
文字数 154,361
最終更新日 2025.08.18
登録日 2025.05.30
11
「影武者が、本物を超えてしまった——」
百姓の男が“信長”を演じ続けた。
やがて彼は、歴史さえ書き換える“もう一人の信長”になる。
貧しい百姓・十兵衛は、織田信長の影武者として拾われた。
戦場で命を賭け、演じ続けた先に待っていたのは――本能寺の変。
炎の中、信長は死に、十兵衛だけが生き残った。
家臣たちは彼を“信長”と信じ、十兵衛もまた“信長として生きる”ことを選ぶ。
偽物だった男が、やがて本物を凌ぐ采配で天下を動かしていく。
「俺が、信長だ」
虚構と真実が交差するとき、“天下を盗る”のは誰か。
時は戦国。
貧しい百姓の青年・十兵衛は、戦火に焼かれた村で家も家族も失い、彷徨っていた。
そんな彼を拾ったのは、天下人・織田信長の家臣団だった。
その驚くべき理由は——「あまりにも、信長様に似ている」から。
歴史そのものを塗り替える——“影武者が本物を超える”成り上がり戦国譚。
(このドラマは史実を基にしたフィクションです)
文字数 77,983
最終更新日 2025.08.14
登録日 2025.06.09
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時は天正18年、東北最大の勢力を持つ「伊達家」と九州最強の勢力を持つ「島津家」、二つの武家の分家に当たる会津を治める「鬼龍家」の若き当主、『鬼龍 真斗』は家老『河上 源三郎』と共に平安京を訪れていた。
そこで真斗は平安京一の美女、『竹取(かぐや)姫』の求婚の為の無理難題を聞き、自身の力試しの為に難題に挑む。
かぐや姫は初め、五人の求婚者と同じであろうと考えたが、真斗の純粋な手作りの品々に心ときめかせ、真に真斗への愛を抱いた。
その後、二人は皆に祝福されながら結婚した。そして二人は天下統一の戦いや第10次十字軍による日ノ本へ侵攻、ヨーロッパへの大遠征による欧州戦没、そんな残酷も美しい戦国の世を強く生きるのであった。
文字数 430,345
最終更新日 2025.07.09
登録日 2024.10.23
15
戦国乱世、稀代の天才・織田信長の血を引きながらも、才なく、志なく、己の信念すらない男、織田信雄。
無気力、だらしなく、威厳すらない、下世話な冗談を飛ばしては家臣たちを困惑させる日々。
そんな彼に呆れつつも、なんやかんやで支え、導く家臣たち。
信雄自身が何もせずとも、彼らの奮闘によって、織田の名は、奇跡的に歴史のうねりに踏みとどまる。
本能寺、伊賀攻め、小牧・長久手――数多の修羅場を“なんか適当”に乗り越えた男の、まさかのサバイバル戦国記。
「歴史が、彼を生かしたのか。彼が、歴史をかわしたのか。」
世にも珍しき“脱・英傑伝”。令和の時代に贈る、ゆるくて図々しい戦国大河、ここに開幕。
※ものすごく脚色してます。
文字数 90,068
最終更新日 2025.07.04
登録日 2025.05.26
16
戦国の世――
群雄が割拠し、名を残すために剣を振るう者があふれる時代。
だが、一人の男はそのすべてから距離を置き、歴史に名を残すことなく、最強であり続けた。
名は、水神 蒼蓮(みずかみ そうれん)。
無敗の剣を誇る、流派「水幻流」の継承者にして、唯一の使い手。
刀でも、素手でも戦えるその技は、人知を超えた静けさと殺気を併せ持つ。
流浪の旅の途中、彼は一人の少女――かつて武将の娘であった澪(みお)を救う。
澪との出会いが、やがて彼の心にひとつの“約束”を残す。
そして、数多の強者たちとの邂逅と激突の果てに、
蒼蓮は剣聖・塚原卜伝との、ただ一度きりの奥義戦へと辿り着く。
これは、史に残ることなき、最強の武士の記録。
そして、静かなる水がすべてを包み、葬るまでの、ひとつの旅の物語――。
文字数 24,344
最終更新日 2025.06.30
登録日 2025.06.30
17
永禄四年(一五六一年)。
武田家の奥近習である加藤弥五郎は、主君・武田信玄の命により、第四次川中島合戦にて討死した足軽大将・初鹿野源五郎の妻・香を娶る形で、初鹿野家の名跡を継ぐことになる。
しかし、思いがけず一家の主となる機会を得たうえ、香の凛とした美貌にも惹かれた弥五郎の意気込みとは裏腹に、当の香は「二夫にまみえんことを恥とす」と書き残して、信玄夫人である三条の方の元に駆け込んでしまう。
とんだ恥辱に困惑しつつも、なおも香との婚儀をあきらめきれない弥五郎。
そこに、香の実父である武田の重臣・馬場信春が責任を感じて、香の異母妹を弥五郎に嫁がせると言い出して……。
一風変わった逸話を後世に幾つも残した「初鹿野伝右衛門」の、若き日の悪戦苦闘の物語。
文字数 120,671
最終更新日 2025.06.30
登録日 2025.05.30
18
天正六年(1578年)三月、織田信長の命を受け、播磨へと乗り込んできた羽柴秀吉に対し、一度は従う姿勢を見せた三木城の別所長治は、突如として反旗を翻した。
しかし、「三木合戦」において、別所長治が待ち望んだ毛利の援軍は姿を遂に見せず、二年近くに及んだ籠城戦の末に別所家は滅び去ることとなる。
野戦でも籠城戦でも織田の軍勢に後れを取り続けた別所であるが、かなわぬまでも織田勢に一矢報いた将がいる。
将の名は、淡河弾正定範。
奇略をもって、生涯不敗とも称される秀吉の弟・羽柴秀長に唯一の黒星をつけた武将として語り継がれる男の一代記。
文字数 130,364
最終更新日 2025.06.30
登録日 2025.05.25
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刀より強い? 腹が減っては戦はできぬ!
戦国乱世、食に命をかける若武者の兵糧奮闘記、開幕!
血と硝煙の戦国乱世。一大大名家が歴史を変える大いくさを前に、軍全体がかつてない危機に喘いでいた。それは、敵の奇襲でも、寡兵でもない――輸送路の遮断による、避けようのない「飢餓」だった!
武功に血道を上げる武士たちの中で、ひっそりと、だが確かに異彩を放つ若者が一人。伊吹千兵衛。刀の腕は今ひとつだが、「食」の道を探求し、戦場の兵糧に並々ならぬ情熱をかける兵糧奉行補佐だ。絶望的な食糧不足、日に日に失われる兵士たちの士気。この危機に、千兵衛は立ち上がる。
彼の武器は、限られた、乏しい食材から、想像もつかない「いくさ飯」を生み出す驚きの創意工夫!
いつもの硬いだけの干飯は、野草と胡麻を加え、香ばしく焼き上げた「魂を焦がす焼きおにぎり」に。
そして、戦場の重苦しい空気を忘れさせる、兵士たちの「ささやかな甘味」まで――。
『乏しき中にこそ、美味は宿る。これぞ、いくさ飯。』
千兵衛が心を込めて作る一品一品は、単なる食事ではない。
それは、飢えと疲労に倒れかけた兵士たちの失われた力となり、荒んだ心を癒やす温もりとなり、そして明日を信じる希望となるのだ。
彼の地道な、しかし確かな仕事が、戦場の片隅で、確実に戦の行方に影響を与えていく。
読めばきっとお腹が空く、創意工夫あふれる戦国グルメの数々。次にどんな驚きの「いくさ飯」が生まれるのか?
それが兵士たちを、そしてこの大戦をどう動かすのか?
これは、「あの時代の名脇役」が、食という最も人間臭く、最も根源的な力で、乾坤一擲の大戦に挑む物語。
歴史の裏側で紡がれる、もう一つの、心熱くなる戦場ドラマ。
腹ペコを連れて、戦国の陣中へ――いざ、参らん!
文字数 151,393
最終更新日 2025.06.24
登録日 2025.05.08
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かつて京で栄華を誇った公家、綾小路家。そのお姫様だった皐月は、家族の命と引き換えに家を没落させた黒幕への復讐を胸に、武芸の道へ。月夜に舞うような剣技から“月の剣客”と密かに呼ばれるようになった彼女は、用心棒として糊口をしのぎつつ、復讐の機会をうかがっていた。
ひょんなことから義に厚い槍使いの藤次郎、情報収集に長けた孤児の少女小夜と出会い、彼らと共に旅に出る皐月。行く先々で黒幕が暗躍する巨大な組織「黒曜会」の陰謀に巻き込まれていく。
裏切りと絶望を乗り越え、心身ともに成長していく皐月は、仲間たちの支えと新たな剣技で強大な敵に立ち向かう。はたして彼女は、隠された使命を果たすことができるのか?そして、黒幕の正体と、その先に待つものとは?
哀しみと誓いを胸に、美しき女武芸者の壮絶な復讐と再生の物語が、今、幕を開ける。
文字数 179,228
最終更新日 2025.06.15
登録日 2025.05.29
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天文十六年(1547)、元服を終えて初陣を控えた織田信長は、産まれたときに一度死んで生き返ったという事実から母親に疎まれ、馬術や水練、相撲だけでは満たされない鬱屈した少年時代を送っていた。
その彼の前に、馬と話して盗む異人が現れる。
イサクァという名前の異人は、アメリカ大陸から奴隷としてスペインの船に乗せられ、ポルトガルの船に売られて種子島に流れ着いたネイティブアメリカンであった。
一族に伝わる〈悪霊〉退治が使命だというイサクァは、少年信長のことを一度死んだ人間は戦いの場では決して死なない〈歩む死〉であるからと、「キモサベ」と呼んで自分の手伝いをするように求めてくる。
その誘いを一度は断ったものの、初陣をイサクァの風を読む能力に助けられた信長は、次第に彼に影響されていき、インディアンの伝統的な格好や破天荒な行動を真似るなどして「大うつけ」と噂されるようになっていく……
少年時代の信長がインディアンの呪術師の相棒となり、様々な冒険に挑戦する浪漫譚、ここに始まる!
文字数 101,792
最終更新日 2025.06.03
登録日 2025.05.03
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信長の叱りを複数詰め合わせています。
舞台設定は適当です。
光秀、秀吉、家康、蘭丸、等々、がそれぞれ信長に叱られます。ただ叱られる話。
文字数 6,428
最終更新日 2025.06.01
登録日 2025.05.30
28
戦乱の世に咲いた、名もなき恋。
紫陽花の約束は、命を越えて――。
時は戦国、天正元年。
織田信長の裏切りにより、浅井家は滅亡の危機に晒される。
小谷城の姫・綾は、ある雨の日に正体不明の青年と出会い、紫陽花咲く庭で心を通わせる。
だが彼の正体は、敵将・織田軍の若き使者、柴田信継だった。
敵味方に引き裂かれながらも、来年の紫陽花の季節に再会を誓ったふたり。
戦火と裏切り、血と誠の狭間で、生きる意味を問い続けた恋の行方は――。
歴史に名を残さなかった者たちが、季節の花とともに語り継ぐ、儚くも強い愛の物語。
名を捨ててでも守りたかった想いが、あなたの胸に静かに咲く。
文字数 16,359
最終更新日 2025.06.01
登録日 2025.05.30
29
戦国時代にたった一晩で消え去ってしまった家がありました。
飛騨内ケ島家。
世界遺産で有名な白川郷を領していた家です。
何故内ケ島家は滅びてしまったのか?
その最後を生き残った和尚の目線で物語にしてみました。
※この話は史実を参考にしていますがフィクションを含んでいます。
実際とは違うという事も多々ある事とは思います。
文字数 4,340
最終更新日 2025.05.30
登録日 2025.05.29
30
戦国武将の真田とは、歴史に興味のない人も聞いたことがある名前だ。
知謀勇の真田三代の概略を短編でまとめた物語です。
知
信州の小さな土豪から戰で負けて浪人後、武田信玄の有力幹部になった真田幸隆。
調略で甲斐武田軍の信州上州侵攻作戦に貢献しました。
幸隆の口車に乗せられたと憤る輩もいますが地域の戦乱は止みそこに暮らす民は喜んでいます。
謀
少年期から武田信玄お気に入りの近習で武田家滅亡後は自立して徳川の大軍に二度も勝利した真田昌幸。
幾十にも念入りに罠を設けて、囮を出して罠に誘い込む徳川軍将兵にとって恐るべき信州の小大名。
勇
太閤の遺児豊臣秀頼に招かれて大坂城に六文銭の旗を立てた真田幸村。
敗死は覚悟の上、しかも無様な敗死をすれば父の真田昌幸(武藤喜兵衛)の武名まで汚すことになる。
徳川家康が全国から集めた大軍に最後まで諦めず果敢に打撃を与え、最後は敵の本陣に突入して家康を一時敗走させました。幸村の名は日本史に残りました。
2025年11月に公開される映画「長篠」には真田昌幸(武藤喜兵衛)が登場します。
文字数 28,872
最終更新日 2025.05.29
登録日 2025.05.29
31
――戦乱の世、運命に引き寄せられるように出会った、二人の少女。その姿は、まるで鏡写しのように――。
貧しい村に暮らす娘・沙和(さわ)は、ある日突然、武士たちに連れ去られる。理由はただ一つ。病に伏せる姫君・紗姫(さひめ)と瓜二つの顔立ちだったから。
「今日からお前は、姫として生きよ」
望んだことのない華やかな衣、気の張る礼儀作法、言葉の裏に策を隠す城の人間たち。
“姫”として暮らすことを命じられた沙和は、次第に巻き込まれてゆく。
若き城主・晴親(はるちか)の鋭い視線、腹心の家臣・桐谷(きりたに)の無言の忠誠。
誰が味方で、誰が敵なのか――。
城には、触れてはならぬ秘密と、誰かの思惑が渦巻いていた。
影として生きるはずだった娘が、本物以上に輝きを放ち始めたとき、運命の歯車が静かに狂い出す。
「私が、姫の代わりを務めることに、意味があるのだとしたら――」
偽りの花嫁に託された、真実と未来。
運命に抗う影武者が、愛と誇りを胸に咲き誇る、戦国ロマンス開幕。
文字数 16,504
最終更新日 2025.05.25
登録日 2025.05.23
32
💬魔界転生系ではありません。
✳️どちらかといえば、文芸路線、ジャンルを問わない読書好きの方に、ぜひ、お読みいただけると、作者冥利につきます(⌒0⌒)/~~🤗
【敵は信長か?それとも父・家康なのか! 乱世の不条理に敢然と立ち向かえ!夫も子もかえりみず、ひたすらにわが道を突き進むのみ!!!💬】
(あらすじ)
○わたし(亀)は、政略結婚で、17歳のとき奥平家に嫁いだ。
その城では、親信長派・反信長派の得体の知れない連中が、ウヨウヨ。そこで出会った正体不明の青年武者を、やがてわたしは愛するように……
○同い年で、幼なじみの大久保彦左衛門が、大陸の明国の前皇帝の二人の皇女が日本へ逃れてきて、この姫を手に入れようと、信長はじめ各地の大名が画策していると告げる。その陰謀の渦の中にわたしは巻き込まれていく……
○ついに信長が、兄・信康(のぶやす)に切腹を命じた……兄を救出すべく、わたしは、ある大胆で奇想天外な計画を思いついて実行した。
そうして、安土城で、単身、織田信長と対決する……
(主な登場人物・登場順)
□印は、要チェックです(´∀`*)
□わたし︰家康長女・亀
□徳川信康︰岡崎三郎信康とも。亀の兄。
□奥平信昌(おくだいらのぶまさ)︰亀の夫。
□笹︰亀の侍女頭
□芦名小太郎(あしなこたろう)︰謎の居候。
本多正信(ほんだまさのぶ)︰家康の謀臣
□奥山休賀斎(おくやまきゅうがさい)︰剣客。家康の剣の師。
□大久保忠教(おおくぼただたか)︰通称、彦左衛門。亀と同い年。
服部半蔵(はっとりはんぞう)︰家康配下の伊賀者の棟梁。
□今川氏真(いまがわうじざね)︰今川義元の嫡男。
□詞葉(しよう)︰謎の異国人。父は日本人。芦名水軍で育てられる。
□熊蔵(くまぞう)︰年齢不詳。小柄な岡崎からの密偵。
□芦名兵太郎(あしなへいたろう)︰芦名水軍の首魁。織田信長と敵対してはいるものの、なぜか亀の味方に。別の顔も?
□弥右衛門(やえもん)︰茶屋衆の傭兵。
□茶屋四郎次郎(ちゃやしろうじろう)︰各地に商店を持ち、徳川の諜報活動を担う。
□佐助︰大人だがこどものような体躯。鞭の名人。
□嘉兵衛(かへい)︰天満屋の番頭。
松永弾正久秀︰稀代の梟雄。
□武藤喜兵衛︰武田信玄の家臣。でも、実は?
足利義昭︰最後の将軍
高山ジュスト右近︰キリシタン武将。
近衛前久(このえさきひさ)︰前の関白
筒井順慶︰大和の武将。
□巣鴨(すがも)︰順慶の密偵。
□あかし︰明国皇女・秀華の侍女
平岩親吉︰家康の盟友。
真田昌幸(さなだまさゆき)︰真田幸村の父。
亀屋栄任︰京都の豪商
五郎兵衛︰茶屋衆の傭兵頭
文字数 168,638
最終更新日 2025.05.25
登録日 2022.07.30
33
三国志知識はないという方、特に女性にも楽しんで貰える作品を目指しました。
大胆な創作設定で描く、過去にない恋愛憎ドラマ三国志。本作は、この後始まる長編本編への序章的作品です。
切なく耽美な、大人の世界観でつづります……。
〜プロローグ〜
歴史の大波の中には、闇世界が常、必須悪として存在する。
諜報(ちょうほう)、陰謀、奸計(かんけい)、欺瞞(ぎまん)、冤罪(えんざい)、暗殺 ……陽の下に出せぬあらゆる役目を、陰の中で遂行する〈細作(さいさく)〉。
世情がどうあろうと、彼らは生息し続ける。
時は、後漢の末(西暦2世紀末)。
四百年という中国初の長期統一安泰政権を誇った漢王朝も、いまや壊滅的な腐敗症状に堕ち、世界は群雄割拠の戦乱期に突入していた。
ある山野の奥に、人眼に秘され息づく細作の郷(さと)がある。
夏の始まりの満月夜のこと。ふたつの小さな人影が、郷の葉影で息を潜めていた。
……
【用語解説】
◆細作(さいさく):秘密や内情を密かに探るしのび。諜報、破壊、暗殺などの闇仕事を行うプロ。
◆字(あざな):姓名とは別に持つ、通常呼び合う時に使用する名前。他人が相手を諱(いみな=本名)で呼ぶのは禁忌。
◆漢王朝:秦王朝後に劉邦が創立した、中国初の長期統一王朝。前漢と後漢に分かれる。
◆泰山(たいざん):兗州泰山郡(山東省中部)にある、泰山山脈の主峰。死者の霊が集まる場所として信仰される。
◆垓下(がいか):現在の安徽省宿州市霊壁県。「霊壁奇石」は中国四大奇石の一つ。
◆五斗米道(ごとべいどう):後漢末に起こった初期道教の宗教結社。
◆漢中(かんちゅう):益州(四川省方面)の南鄭(陝西省漢中市)を中心とした一帯。漢王朝発祥の地。
◆荊州(けいしゅう):七郡を擁する広大な州(湖北・湖南両省を中心とした一帯)。
◆中原(ちゅうげん):黄河の中・下流域にある平原。中原の覇者は天下に君臨できる。
◆新野(しんや):荊州南陽郡(河南省南陽市)に属する県。
◆刺史(しし):州の監督官。やがて権限を強めた『牧』へと移行。
◆牧(ぼく):州の総督。行政・軍事全てにおいて、州の最高権限を持つ官。
◆三国鼎立:中国が三つの勢力(魏・呉・蜀)に別れ、鼎の足のように互いに対立する状態。
文字数 39,889
最終更新日 2025.05.18
登録日 2025.05.18
34
慶長5年。関ヶ原の戦いで父石田三成が敗れ、居城佐和山も陥落。
その時、大坂城で豊臣秀頼に近侍していたのが次男の石田重成。
「このままでは助からない。」
絶望的な状況を見兼ね、手を差し伸べたのが同僚津軽信建。
文字数 21,448
最終更新日 2025.03.07
登録日 2025.02.09
35
1563年。徳川家康が三河国内の一向宗が持つ「不入の権」を侵害。
両者の対立はエスカレートし紛争に発展。双方共に関係を持つ徳川の家臣は分裂。
そんな中、岡崎に身を寄せていた戸田忠次は……。
文字数 7,267
最終更新日 2025.03.01
登録日 2025.02.23
36
江戸時代の女の子、お千代の一生の物語。恋に仕事に頑張るお千代は悲しいことも多いけど充実した女の人生を生き抜きます。が、現在お千代の物語から逸れて、九州の隠れキリシタンの話になっています。島原の乱の前後、農民たちがどのように生きていたのか、仏教やキリスト教の世界観も組み込んで書いています。
登場人物の繋がりで主人公がバトンタッチして物語が次々と移っていきます隠れキリシタンの次は戦国時代の姉妹のストーリーとなっていきます。
時代背景は戦国時代から江戸時代初期の歴史とリンクさせてあります。長編時代小説。長々と続きます。
文字数 214,318
最終更新日 2025.02.28
登録日 2024.12.15
37
戦争はなぜ起こり、なぜ終わらないのでしょうか?
国境の問題、資源の獲得、イデオロギーの対立、宗教的な対立の4つが一般的に挙げられていますが……
至って単純な、5つ目を忘れてないでしょうか?
それは軍需産業、つまり『武器商人』の存在です。
「犯罪が行われた時、その犯罪によって利益を得た者こそが真犯人である」
と。
日本にも『戦国時代』という、長く続く戦国乱世の時代がありましたが……
これが、京都や堺などの武器商人の都が経済面で日本を裏から支配していたせいだとしたら……?
実際。
朝廷や幕府に日本を治める力なく、大名や独立領主、宗教勢力などが各地で割拠して政治的な空白が生じた結果として……
京都や堺などの主要都市において、高い利息でお金を貸して人々を苦しめるに留まらず、武器弾薬の売買を盛んに行って平和を邪魔し、戦場での略奪行為にまで手を染めて女性や子供を攫い、人身売買で大金を稼いでいた『富裕層』が存在していたのは紛れもなき事実なのです。
「『戦争の黒幕』を倒さない限り……
長く続いた戦国乱世を終わらせ、平和な世を達成することはできない!」
この結論に達した織田信長と豊臣秀吉、そして徳川家康の三英傑が……
表向きは笑顔で彼らと手を組みつつも、その表情の裏で激しい敵意と憎悪を燃やし、彼らを根絶やしにする機会を虎視眈々と狙っていたとしたら?
織田信長が比叡山焼き討ちと上京焼き討ち、そして伊勢長島で手を染めた未曾有の虐殺と略奪。
豊臣秀吉が人々から無理やり武器を取り上げるために出した検地刀狩令と、人身売買の温床となった南蛮貿易の禁止と外国人排除を目的として出した伴天連追放令。
徳川家康が大坂城を攻略し、豊臣家を滅ぼすのと同時に残党狩りと称して行った大坂商人たちの大量虐殺。
歴史書においてこの上なく『極悪非道』と非難されている行為も……
本当の狙いが戦争の黒幕の根絶やしにあったとすれば?
この小説は……
平和は当たり前などではなく、平和を達成することがいかに困難な道のりであるのか、歴史上において夥しい血と汗が流れた結果として一時的とはいえ平和を達成した事実を通じて、改めて戦争と平和について世に問うことを目的に描かれた歴史小説です。
【前編】
第壱章 前夜、凛の章
第弐章 戦国乱世、お金の章
第参章 武田軍侵攻、策略の章
第肆章 武器商人の都、京都炎上の章
第伍章 引き金、弦の章
第陸章 長篠設楽原、決戦の章
凛を中心とした女たちの闘いが開幕するまでの序章を描いています。
【本編】
第漆章 女の闘い、開幕の章
第捌章 毛利軍決起、扇動の章
第玖章 岳父追放、謀反の章
第拾章 本能寺の変、暗躍の章
第拾壱章 毛利軍再決起、関ヶ原の章
最終章 女帝、誕生
文字数 250,150
最終更新日 2025.02.19
登録日 2021.04.18
38
織田信長の妻・濃姫が恋敵?
茜さす紫野ゆき標野ゆき
野守は見ずや君が袖振る
紫草の匂へる妹を憎くあらば
人妻ゆゑにわれ恋ひめやも
出会いは永禄2(1559)年初春。
古歌で知られる蒲生野の。
桜の川のほとり、桜の城。
そこに、一人の少女が住んでいた。
──小倉鍋──
少女のお鍋が出会ったのは、上洛する織田信長。
─────────────
織田信長の側室・お鍋の方の物語。
ヒロインの出自等、諸説あり、考えれば考えるほど、調べれば調べるほど謎なので、作者の妄想で書いて行きます。
通説とは違っていますので、あらかじめご了承頂きたく、お願い申し上げます。
文字数 620,916
最終更新日 2024.07.13
登録日 2024.04.16
39
権太の村にひとりの男がやって来た。
男は、干からびた田畑に水をひき、病に苦しむ人に薬を与え、襲ってくる野武士たちを撃ち払ってくれた。
村人から敬われ、権太も男に憧れていたが、ある日男は村を去った、「天下を取るため」と言い残し………………男の名を十兵衛といった。
―― 『法隆寺燃ゆ』に続く「燃ゆる」シリーズ第2作目『本能寺燃ゆ』
男たちの欲望と野望、愛憎の幕が遂に開ける!
文字数 724,782
最終更新日 2024.07.09
登録日 2021.06.09
40
竹束とは、切った竹をつなげた盾のことです。室町時代。日本に鉄砲が入ってくると同時に、竹束が作られるようになります。では、この竹束は誰が持ち、どのように使われたのでしょう。1575年の長篠の戦いに参加した伊勢の鉄砲足軽とその家人の視点で、竹束とその使い方を描いてみました。
文字数 7,563
最終更新日 2024.06.14
登録日 2024.06.14
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