歴史・時代 時代小説小説一覧

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戦国乱世、不屈の魂が未来を掴む!
これは三河の弱小国主から天下人へ、不屈の精神で戦国を駆け抜けた男の壮大な物語。
幾多の戦乱を生き抜き、不屈の精神で三河の弱小国衆から天下統一を成し遂げた男、徳川家康。
本作は家康の幼少期から晩年までを壮大なスケールで描き、戦国時代の激動と一人の男の成長物語を鮮やかに描く。
家康の苦悩、決断、そして成功と失敗。様々な人間ドラマを通して、人生とは何かを問いかける。
今川義元、織田信長、羽柴秀吉、武田信玄――家康の波乱万丈な人生を彩る個性豊かな名将たちも続々と登場。
家康との関わりを通して、彼らの生き様も鮮やかに描かれる。
笑いあり、涙ありの壮大なスケールで描く、単なる英雄譚ではなく、一人の人間として苦悩し、成長していく家康の姿を描いた壮大な歴史小説。
戦国時代の風雲児たちの活躍、人間ドラマ、そして家康の不屈の精神が、読者を戦国時代に誘う。
愛、友情、そして裏切り…戦国時代に渦巻く人間ドラマにも要注目!
歴史ファン必読の感動と興奮が止まらない歴史小説『不屈の葵』
ぜひ、手に取って、戦国時代の熱き息吹を感じてください!
文字数 691,664
最終更新日 2025.05.04
登録日 2024.05.03
明治生まれの清水善造は群馬県出身の零細農家の生まれだったが、秀才だったので進学が許された。さらに地元の名士に学費を工面してもらい、東京商科大学に進学した。大学のテニス部に在籍して活躍した。卒業後は三井物産のインド支店で働き、インドで硬式テニスを覚えて数々の大会に優勝するとウィンブルドンを意識した。すると後輩から「熊谷一弥と一緒にオリンピックに出ませんか」と手紙をもらった。清水はウィンブルドンのついでにオリンピックに出場することに決めた。
福岡生まれの熊谷一弥は小中でテニスを覚え、慶応大学に進学するとテニスで活躍した。国際大会に出場して活躍すると、大学卒業後にアメリカにテニス留学をした。アメリカで大活躍し、上位ランカーになって帰国すると三菱銀行に就職した。
そして三菱から「テニスの親善大使」を頼まれ、再び渡米をした。全米ランク三位まで活躍すると、オリンピック出場のオファーが来た。過密だったので、
「インドで活躍する清水善造も出場してほしい」
と頼んだがJOCは熊谷の願いを却下し、熊谷はアントワープ五輪で銀メダルを取った。熊谷は銀メダルに納得いかなかったので、テニスの国際試合であるデビスカップに出場することに決めた。
そしてウィンブルドンで活躍した清水善造と合流し、二人はデビスカップに挑戦した。インド、オーストラリアを破り、王者であるアメリカに挑戦した。
しかし熊谷は病気にかかり、清水善造は試合中に痙攣を起こしてしまった。日本は初めてのデビスカップに負けてしまったが、黄禍論が強いアメリカで絶賛されたが、第二次世界大戦で台無しになってしまった。
戦争に負けた日本人は卑屈になり、文部省の役人は次世代の子供のために清水善造が出場したウィンブルドンの出来事、日本人としてのスポーツマンシップを紹介したが、いくつものバリエーションが生まれてしまった。とうの清水善造は、否定も肯定もせずに余生を過ごした。
文字数 5,400
最終更新日 2025.05.04
登録日 2025.05.04
文字数 6,505
最終更新日 2025.05.04
登録日 2025.04.14
生人形の制作に賭ける人形師の物語
江戸から明治にかけて活躍した生人形師松本喜三郎さんをモデルに描いた作品です。
かなり史実を取り入れていますが、あくまでもフィクションです。
○あらすじ○
松本喜三郎は、三十一歳、熊本出身の生人形師。長身痩躯の美男だが、人形作りにばかり心が向いている。女に興味がないというより、他はどうでもよい性格。
生きているように見える、等身大の精巧な人形で、物語や事件などの場面を再現して見せる、見世物興行を生業としている。
興行に命を掛ける喜三郎に、次々に難題、苦難がふりかかるが、持ち前の根性で切り抜け、成功につないでいく、明るい人情話です。
江戸情緒とともに、気楽にお楽しみください。
文字数 5,285
最終更新日 2025.05.03
登録日 2025.05.03
「草履一枚から始まった、どえりゃーモテ期! 天下人のハーレム戦国ラブコメ、ここに開幕だがね!」
物語全体のあらすじ(名古屋弁バージョン)
わしの名前は、豊臣秀吉っちゅうんやけどな――
元はちんちくりんな百姓の息子、日吉丸いうて、尾張の村で泥んこまみれで生きとったんだわ。
女にはモテんし、家は貧乏やし、親父は早よ死んでまって、母ちゃんと二人で必死に飯食うとった。
せやけどなあ、
「いつか、でっかい城に住んで、いっぺんに女三人くらい侍らせるんや!」
――そんなアホな夢、ほんまに叶えてまったんやて。
信長さまに草履温めて認められて、戦場では槍一本で大出世。
ねねと夫婦になって、茶々に惚れられて、気ぃついたら女に囲まれとるがね!
でもな、モテるっちゅうのはええことばっかやない。
女子(おなご)同士の争い、嫉妬、泣いたり怒ったり、そりゃあもう修羅場の連続よ。
「正室はわたしや!」とか「殿下、今夜は私と…」とか、やかましいわ!
それでも――
女の涙を背負って、戦に出て、世を治めて、人を救って、
わしは「天下人」って呼ばれるようになったんや。
けどなあ、
ほんとは今でも夢みたいだがね。
……だってわし、ただの草履持ちやったんやて?
これは、
貧乏村からのし上がった男が、恋と戦と女に振り回されながら、ほんでもって“モテまくってまう”
どえりゃあ一代記――
『天下取ったら、モテてまったがね!』
はじまり、はじまり~!
文字数 12,942
最終更新日 2025.05.03
登録日 2025.05.03
島原の乱を最後まで見届けた狸は、あやかし狸乙女『たぬ子』になった。
乱から二十年の歳月がすぎ、空き屋敷に棲んでいたたぬ子は武者修行をしていた桃次郎に敗北する。
その強さに惚れたたぬ子は桃次郎についていくことにし、ふたりは助太刀屋をしながら旅を続ける。
旅から旅への自由気ままな生活をしていたが、見目麗しい兎之助の助太刀を引き受けたことで、多くの剣客を敵に回し、さらには幕府からも睨まれることになってしまう。
ふたりの運命は――? 恋の行方は――? たぬ子と桃次郎の過去の接点は――?
笑いあり、涙あり、剣戟ありの歴史浪漫時代小説です。
文字数 1,869
最終更新日 2025.05.03
登録日 2025.05.03
天正四年。
播磨国美嚢郡三木。
別所吉親、波夫妻は、領民の信頼と一族の誇りを胸に立ち上がった。
三木の地を舞台に戦場を駆ける夫妻。
立ちはだかる敵は後の天下人、羽柴秀吉。
思惑と意地とが衝突する三木合戦が、ここに始まりを告げる。
文字数 15,411
最終更新日 2025.05.03
登録日 2025.05.01
幕末。
横浜に開港と同時に花開いた港崎遊廓。岩亀楼は国内外の男をとりこにした絢爛な苦界。港ある場所に女を求める世界の男が巨額を動かしていく。
日本人だけに花開く花魁、異国人に春をひさぐラシャメン。横浜の活気と引き換えに流す女の涙。振り回される男たち。
「俺はしがない品川の飯盛宿・岩槻屋の主だった。それでもこうして、横浜で廓名主になった。運だけじゃないぞ。俺には強い信念があった。それはな、異人を見返してやることだよ」
佐藤佐吉。
サムライではない異人との戦い。それに惚れた女たちは、廓名主としての佐吉を信じて身体を張って生きていく。
横浜の幕末。豚屋火事ですべてが灰燼に帰すその日まで、横浜の夜の華であり続けた岩亀楼の物語。
文字数 3,042
最終更新日 2025.05.03
登録日 2025.05.03
徳川吉宗が将軍として権勢を振るう時代、その嫡子である徳川家重の元に新たに小姓として仕える少年が現れた。
名を田沼龍助という。
足軽出身である父に厳しく育てられ武芸や学問に幼少から励んでおり、美少女かと見間違う程の美貌から受ける印象に反して、恐ろしく無骨な男である。
世間知らずで正義感の強い少年は、武家社会に蠢く様々な澱みに相対していく事になるのであった。
文字数 50,124
最終更新日 2025.05.03
登録日 2025.04.25
文政十一年の夏。
御様御用(おためしごよう)の務めを負う山田朝右衛門(やまだあさえもん)の門人、三輪源八郎吉昌(みわげんぱちろうよしまさ)はある十歳の子供と出会うことになる。その子の名は亀若丸(かめわかまる)。一見して百姓の子らしいが、亀若丸は何者かに命を狙われていた。それを源八郎は撃退する。その後、二人は共に刺客に狙われるようになる。彼らは互いの境遇を知らないが、だんだんと親交を深めていく。そして亀若丸の出生を知ったとき、二人は否応にも巻き込まれる――運命は節操なく人間を飲み込んでいく。
文字数 41,246
最終更新日 2025.05.03
登録日 2025.04.28
時は日本の江戸時代初期。
とある農村で、風太は母の病気を治せる人もしくは妖怪をさがす旅に出た父の帰りを待っていた。
しかし、その父とは思わぬ形で再会することとなった。
そして、風太は人でありながら妖力を得て・・・・・・。
※この物語はフィクションであり、実際の史実と異なる部分があります。
そして、実在の人物、団体、事件、その他いろいろとは一切関係ありません。
文字数 66,696
最終更新日 2025.05.03
登録日 2023.05.27
若き侍、久澄陸郎は、幼馴染のそよと久しぶりに相対する。それはともに育った兄・達彦の江戸からの帰還を知らせるためだった。しかしその帰り、二人は怪しい浪人とすれ違う。その浪人は村で、百姓夫婦を襲った者だと判り、陸郎は後を追う。浪人と対峙した陸郎は、戦場を人を斬ったことがあると言う浪人に気後れする。その危機の際に、江戸から帰還した達彦が現れ陸郎を救う。
達彦は国で行われる観覧試合に、江戸から惣目付、柳生但馬守宗矩が来ることを教える。その宗矩の訪れが、そよと陸郎の運命を大きく変える……
文字数 5,240
最終更新日 2025.05.03
登録日 2025.05.03
江戸初期、雪深い奥羽の寒村。15歳の農夫・悠馬は、両親に捨てられ、村はずれの粗末な小屋で独り生きている。桑畑の収穫で細々と暮らし、農作業用の鎌を手に素振りを繰り返す彼の胸には、叶わぬ夢がある――武士になること。身分も縁者もない孤児にとって、それは遠い憧れにすぎない。それでも、雪降る朝、桑の木を相手に鎌を振る姿は、どこか凛々しい。
ある冬の日、村に老浪人・源蔵が流れ着く。寡黙なその男は、悠馬の鎌さばきにただならぬ光を見出し、剣とも農具ともつかぬ技を教え始める。「刃は心だ」と語る源蔵の言葉が、悠馬の心に小さな火を灯す。一方、村は代官の重い年貢に喘ぎ、農民たちの不満がくすぶる。村の娘・お菊は、悠馬にささやかな笑みを向け、子供たちは彼の鎌に興味を示す。だが、村人たちの冷たい目は、悠馬を「親なしの夢見がち」と切り捨てる。
そんな中、代官の圧力は強まり、村に危機が迫る。悠馬は鎌を手に、守るべきものを初めて意識する。源蔵の過去、お菊の秘めた想い、村人たちの葛藤が交錯する中、悠馬の鎌はただの農具を超え、村の希望となるのか? 雪の桑畑で繰り広げられる、少年の静かな戦いが始まる。
文字数 6,153
最終更新日 2025.05.03
登録日 2025.05.03
南蛮人、南蛮人って。わたくしはれっきとした倭人よ!
お江戸の町で与力をしている井上正道と、部下の高山小十郎は、二人の赤子をそれぞれ引き取り、千代と太郎と名付け育てることに。
月日は流れ、二人の赤子はすくすくと成長した。見目麗しい姿と珍しい青眼を持つため、周囲からは奇異の眼で見られる。こそこそと噂をされるたび、千代は自分は一体何者なのだろうかと、自身の出自について悩んでいた。唯一同じ青眼を持つ太郎と悩みを分かち合おうにも、何かを知っていそうな太郎はあまり多くを語らない。それがまた千代を悶々とさせていた。
そんな千代を周囲の者は遠巻きに見ながらも、その麗しさに心奪われる者は多く、やがて年頃の千代にも縁談話が持ち上がる。
しかし、当の千代はそんなことには興味がなく。寄ってくる男を、口八丁手八丁で退けてばかり。
果たして勝気な姫様の心を射止める者が、このお江戸にいるのかっ!?
痛快求婚譚、これよりはじまりはじまり〜♪
文字数 64,143
最終更新日 2025.05.03
登録日 2025.03.01
高順と呂布は幼い頃からの親友であった。二人は尊敬する君主・丁原を失いながらも多くの仲間と共に戦い続ける。異民族・董卓・反董卓連合・劉備、そして曹操。二人が戦い続け最後に見つけるものは一体なんなのか……
文字数 12,410
最終更新日 2025.05.03
登録日 2025.04.12
もし本当に明日という日があるのなら、俺はここで死ぬわけにはいかない!
織田信長の姿としてぼんやりと記憶にあるのは、中学の時の教科書に記載されていた、掛け軸に描かれた色白でつり目の肖像画がなんとなくだけだ。その姿を思いだそうにも、はっきりと思い出せない。俺が最後に見た信長は、確か新着ゲーム看板のいかつい髭を生やしたもみあげのやたら勇ましい……。
「えー! 俺が織田信長!?」
この現象をもし異世界転生歴史タイムスリップというのなら、俺は直前に見た本能寺の変勃発の日である六月二日の、その三日前に信長に転生したことになる。
「マジか……」
意識が遠のく。強いめまいに襲われ、その場にバタリと倒れ込んでいた。
文字数 9,668
最終更新日 2025.05.03
登録日 2025.04.29
時は江戸。
天下泰平の世にあって、なお血と欲にまみれた世界があった。
――それが、徳川将軍家に仕える女人たちの城、大奥。
生まれも、地位も、家柄も。
すべてはここでは無意味。
美貌、才覚、策略、そして、誰よりも深い“愛”だけが、生き残る鍵だった。
下級武家の娘として生まれた【朝霧(あさぎり)】は、家の命運を背負い、大奥へ上がる。
そこで出会ったのは、神にも比肩すると謳われる女――【雪乃宮(ゆきのみや)】。
高貴なる存在でありながら、どこか哀しみを宿したその人に、朝霧は心奪われる。
一方、雪乃宮もまた、誰にも明かせぬ「ある秘密」を抱え、孤独の中にあった。
甘やかに、鋭く絡み合う視線。
指先がふれ、息が乱れ、心が乱れる。
しかし、大奥は恋を許さぬ世界。
待ち受けるのは、寵愛を巡る陰謀、裏切り、そして非情なる淘汰。
「この身は滅びても、あなたを、護りたい」
華やかな地獄の中で、二人は運命に抗い、手を取り合う。
――これは、
誰にも語られることのなかった、
二人の女たちの、秘められた恋と、誓いの物語。
大奥、花檻の中で咲き誇る、壮絶なる百合絵巻。
文字数 67,463
最終更新日 2025.05.03
登録日 2025.04.28
天文十六年(1547)、元服を終えて初陣を控えた織田信長は、産まれたときに一度死んで生き返ったという事実から母親に疎まれ、馬術や水練、相撲だけでは満たされない鬱屈した少年時代を送っていた。
その彼の前に、馬と話して盗む異人が現れる。
イタクァという名前の異人は、アメリカ大陸から奴隷としてスペインの船に乗せられ、ポルトガルの船に売られて種子島に流れ着いたネイティブアメリカンであった。
一族に伝わる〈悪霊〉退治が使命だというイタクァは、少年信長のことを一度死んだ人間は戦いの場では決して死なない〈歩む死〉であるからと、「キモサベ」と呼んで自分の手伝いをするように求めてくる。
その誘いを一度は断ったものの、初陣をイタクァの風を読む能力に助けられた信長は、次第に彼に影響されていき、インディアンの伝統的な格好や破天荒な行動を真似るなどして「大うつけ」と噂されるようになっていく……
少年時代の信長がインディアンの呪術師の相棒となり、様々な冒険に挑戦する浪漫譚、ここに始まる!
文字数 7,116
最終更新日 2025.05.03
登録日 2025.05.03
「戦国の焔に咲き、愛と絆で散る――浅井茶々、運命を切り開く一輪の乱華。」
あらすじ
戦国の嵐が吹き荒れる天正元年(1573年)、北近江の小谷城で浅井茶々は生まれた。父・浅井長政と母・織田市の長女として、姉妹・初と江と共に穏やかな日々を過ごす彼女だったが、叔父・織田信長の裏切りにより小谷城は炎に包まれる。父と祖父を失い、母と妹たちと共に信長の庇護下へ引き取られた茶々は、戦国の無常を幼い胸に刻む。
岐阜城、北ノ庄城と移りゆく環境の中、茶目は長女としての責任感を背負い、初と江を守り抜く決意を固める。本能寺の変で信長が倒れ、母が柴田勝家と再婚する混乱期を経て、北ノ庄城が秀吉の軍に包囲されると、再び焔が彼女を襲う。母と勝家の自害、城の陥落を目の当たりにし、茶目は妹たちを連れて逃亡の道を歩む。
やがて秀吉の側室となり、子を産み、大坂城で豊臣家の命運を担う彼女は、愛と野望の間で揺れながらも、戦国の姫として気高く咲き続ける。家族を失い、国を失い、最期に大坂の陣で壮絶な散華を迎える茶々。その生涯は、戦国の冷酷な焔に抗い、絆で結ばれた一輪の乱華の如し。
この物語は、茶々の純粋な心が戦国の試練に鍛えられ、自立と決断を重ねる軌跡を追う。
文字数 505
最終更新日 2025.05.03
登録日 2025.05.03
1670年ごろの桑名藩。
片瀬景三郎は、父が切腹した理由を知るため家を出たが、一年の間ならず者のような暮らしをしていた。ある日、かぶき者に絡まれている町娘を助けたことから運命が動き出す。
連れて行かれた家老の屋敷で、前藩主松平定良のご落胤だと聞かされる。家老の久松はその血を受け継いでいる景三郎を取り込み、お家騒動を起こすつもりだった。
反発する景三郎は、家老屋敷を抜け出すが、かぶき者につかまってしまう。
蟠龍(ばんりゅう)とは、うずくまった龍のことで、桑名には、唯一復元された蟠龍櫓があります。タイトルは、この桑名城を象徴する櫓にちなんだものです。
流血、暴力シーン、男色表現があります。苦手な方はお気をつけください。
一年ぶりに大幅に改稿、更新しています。
文字数 21,853
最終更新日 2025.05.02
登録日 2024.02.26
慶長二十年、栄耀栄華を極めた豊臣氏も、大阪夏の陣で徳川家康に敗れ滅亡した。
が、豊臣秀頼は実は自刃しておらず、戦場から生還した真田幸村に護られ密かに大阪城を離脱し一路鹿児島を目指す…はずだったが、思いもよらぬことが次から次に起きて収拾がつかなくなって行く。
文字数 13,780
最終更新日 2025.05.02
登録日 2025.04.19
時は戦国、信州諏方郡を支配する諏方惣領家が敵に滅ぼされた。
伊那郡高遠の主、高遠諏方頼継は惣領家家族のうち、ひとりだけ逃走に成功した齢十一歳の姫君を、ひょんなことから保護できた。それからの頼継は、惣領家の再興に全てを捧げていく。
頼継は豪傑でもなければ知将でもない。その辺の凡将だろう。
それでも、か弱くも最後の建御名方命最後の直血の影響力をもつ姫君や、天才的頭脳とずば抜けた勇敢さを持ち合わせた姐御ら、多くの協力者とともに戦っていく。
頼継は若き姫を守り、惣領家の再興を叶えるため、死に物狂いで戦いに挑んでいく。
文字数 66,980
最終更新日 2025.05.02
登録日 2025.03.19
初めて会う隣の国のお姫様と婚礼を挙げた青年。
共に自国へ帰っている間も、一言だってお姫様はしゃべらない。
思い悩んだ青年が話しかけてみると……。
文字数 978
最終更新日 2025.05.01
登録日 2025.05.01
戦国時代、忠臣を嫉みによって暗殺してしまったとの悪名がある上杉定正だが、実はその太田道灌への上意討(暗殺)を悔やんでいたかもしれないお話。
人の心情が主題となりますので、歴史を知らなくても大丈夫です。
文字数 3,893
最終更新日 2025.05.01
登録日 2025.05.01
米村誠三郎は鳥取藩お抱え絵師、小畑稲升の弟子である。
文久三年(一八六三年)八月に京で起きて鳥取の地に激震が走った本圀寺事件の後、御用絵師を目指す誠三郎は画技が伸び悩んだままで心を乱していた。大事件を起こした尊攘派の一人で、藩屈指の剣士である詫間樊六は竹馬の友であった。
幕末の鳥取藩政下、水戸出身の藩主の下で若手尊皇派が庇護される形となっていた。また鳥取では、家筋を限定せず実力のある優れた画工が御用絵師として藩に召しだされる伝統があった。
ーーその因幡の地で激動する時勢のうねりに翻弄されながら、歩むべき新たな道を模索して生きる侍たちの魂の交流を描いた幕末時代小説!
作中に出てくる因幡二十士事件周辺の出来事、鳥取藩御用絵師については史実に基づいています。
1人でも多くの読者に、幕末の鳥取藩有志たちの躍動を体感していただきたいです。
文字数 113,333
最終更新日 2025.04.30
登録日 2024.11.06
下僕のような剣客がじゃじゃ馬姫とともに悪を斬る、剣と恋の物語。
無表情な顔がイヤで種々の笑顔を探求する、卑屈でぐだぐだな青年が、実戦での実力に目覚め、妹同然で心の姫でもある美少女剣客に手を焼きながら、過保護かつ果敢に、悪を成敗する娯楽時代劇
○ 風神静馬 ○
天然理心流蟻通派道場の師範代を務める二十二才の剣客。長身の美男。
浮世離れした道場主蟻通墨伝父娘に手を焼きながら、貧乏道場を盛り立てようと一人で苦労している。
○ 蟻通(ありどうし)熊 ○
我が儘な十四歳の美少女。父親譲りで剣の腕が立つ。普段は男装で二刀を帯びている。本名は隈
○ 蟻通一刀斎 ○
三十半ばの剣客。歳の割に年寄りじみている。剣の腕は確かだが浮世離れした性格。
娘お熊を溺愛し、お熊についてだけ極度の心配性。
○ 稗田利之進 ○
蟻通道場に道場破りでやってきたことがきっかけで静馬の友となる遣い手。お坊ちゃまタイプで、隈に恋をする。
文字数 106,043
最終更新日 2025.04.29
登録日 2025.04.29
タイトル: 「粟井義道の誓い」
ジャンル: 歴史フィクション / 時代劇 / アクション
プロット概要
戦国時代の動乱の中、粟井義道(あわい よしみち)は、一族の誇りと己の信念を貫くため、剣を取る。裏切り、陰謀、そして愛と宿命が交錯する中、義道は己の道を突き進む。
文字数 4,243
最終更新日 2025.04.29
登録日 2025.03.18
裏剣客加瀬崎十郎が、辻斬りを働く、謎の遣い手を追う時代劇
加瀬崎十郎:葛飾北斎(本名鉄蔵)の次男。加瀬家の養子となり、御小人目付を拝命している。北辰一刀流の遣い手。実力を知るのは善次郎のみ。裏剣客を名乗る。
善次郎と組んで、真相を追う。
お栄:北斎の三女で、崎十郎の妹。出戻って絵師の仕事をしている。葛飾応為
善次郎:文筆家、絵師として名高い渓斎英泉。もと武家で、腕が立つ。崎十郎の兄貴分。
雨宮右膳:火付盗賊改方与力。崎十郎の剣友で句会仲間の好漢
蔵地真吾:お栄の弟子。18歳の美少年。貧乏旗本の弟で部屋住みの身。祖父殺しの疑いで、磔にされそうになるが……。
文字数 81,233
最終更新日 2025.04.28
登録日 2025.04.28
「俺はお前に見合う男になって必ず帰ってくる。それまで待っていてくれ」
身分という壁に阻まれながらも自らその壁を越えようと抗う。
たとえ一緒にいられる“時間”を犠牲にしたとしても――
「いつまでも傍で、従者として貴方を見守っていく事を約束します」
ただ傍にいられる事を願う。たとえそれが“気持ち”を犠牲にする事になるとしても――
時は今から1000年前の平安時代。
ある貴族の姫に恋をした二人の義兄弟がいた。
姫を思う気持ちは同じ。
ただ、愛し方が違うだけ。
ただ、それだけだったのに……
「どうして……どうしてお主達が争わねばならぬのだ?」
最初はただ純粋に、守りたいものの為、己が信じ選んだ道を真っ直ぐに進んでいた3人だったが、彼等に定められた運命の糸は複雑に絡み合い、いつしか抗えない歴史の渦へと飲み込まれて行く事に。
互いの信じた道の先に待ち受けるのは――?
これは後に「平将門の乱」と呼ばれる歴史的事件を題材に、その裏に隠された男女3人の恋と友情、そして絆を描く物語。
文字数 470,809
最終更新日 2025.04.28
登録日 2022.12.18
歴史浪漫文学賞三次選考通過作品です。
幕末を題材にした時代小説です。
興味のある方は是非読んで下さい。
文字数 15,675
最終更新日 2025.04.28
登録日 2025.04.21
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