ライト文芸 高校生小説一覧
ある過去を抱えるため、「恋ができない」高崎陽平。そんな彼の前に一人の少女、及川遥香が現れる。彼女とは初対面のはずだが、どこか記憶が残っているような気持ちになる。陽平の親友、戸塚恵一は陽平のことを気にかけ続け、密かに陽平を想い続けている水江茜は遥香の登場に焦りを覚え、茜の友達である石布絵見は四人の姿を冷静に見つめ続ける。そして、遥香はある秘密を抱えていて──
陽平達男女五人、高校生の青春群像劇が動き出す。
この作品は、カクヨムにも掲載しております(https://kakuyomu.jp/works/1177354054890835913)。
文字数 128,174
最終更新日 2021.05.25
登録日 2021.04.30
ある日突然超能力に目覚めた者達。
時間を巻き戻す能力、平行世界へと渡航する事が出来る能力、透視能力、読心能力、予知能力、そして相手の記憶を書き換える能力。
その他様々な能力者が覚醒して行くが、みな明日を迎える事は出来ない。
突如出現する巨大な隕石。その隕石は真っ直ぐにある街へと向かって落ちていく。
回避出来ない終わりを目にして、超能力を使い時間を巻き戻す時恵。何度時間を巻き戻しても出現する隕石。回避出来ない終わり。
数え切れないほどの巻き戻しを経験しながら、同じく超能力に覚醒した仲間達と共に明日へ向かって戦い続けるが、永遠にも思える時間の中で精神が摩耗して行き、脱落者も増えて……。
時恵はただただ時間を巻き戻す事しか出来ない絶望感に苛まれていた。
文字数 104,969
最終更新日 2020.05.15
登録日 2020.04.01
高校二年生のとき、わたしが所属していたダンス部には三年間レギュラーチームに入れなかった先輩がたった一人だけいました。わたしはその先輩と深い関係を築いたわけでもないのですが、その先輩と夏合宿で交わしたある会話がいまでも忘れられません。先輩の言葉は社会人として働くわたしの心にずっと残っています。
文字数 2,242
最終更新日 2020.09.06
登録日 2020.09.05
宇宙世紀00ZZ年。
日本は猫がふて寝をできるくらいは、平和だった。
だが私立南岩高校化学倶楽部では、非情で無残で無慈悲な事件が起きていた。
地理教師 土地神源蔵がとっておいたプリンが、かくもむごたらしい形で放置されていたのだ!
プリンに無体な事をしたのは、誰だ!
これは、プリンを巡って起きたある事件を追った物語である。
―――注意事項―――
至って真面目でシュールで無駄な表現が満載です。
超絶フィクションなので怒らないでください。
ジャンル:コメディなので本格推理などを期待されると作者が泣きます( ;∀;)
文字数 27,984
最終更新日 2018.03.23
登録日 2018.03.19
序章1
今から5年前の夏
それは、あまりに突然な知らせだった
茹だる様な暑い夏のある日、そう、それはよりによって私の誕生日にやってきた。
「お姉ちゃんが……死んだ……?」
「はい。神田麻依さんはお亡くなりになりました。死因は交通事故です。」
信じられなかった。いや、信じたくなかったのかも知れない。かけがえのない家族が、一人で逝ったなど…信じたくなかった。
黒いスーツと黒ネクタイをした初老の男性は、淡々と事務的に、姉の死を告げる。
真っ黒な、まるで深い闇の中のようなサングラスの奥にある目を伺う事も出来なかったので、男が嘘をついているかもわからない。
ただこれ以上男が姉の事を聞いても何も答えないと言う事は、父にも私にも分かっていた。否、そうせざるを得ないような圧力を男から感じたのだ。
そして男は、革製の鞄から小さな一つの箱を取り出すと「これが麻依さんの遺品になります」と言って、一枚の写真と共にテーブルの上に置いた。制服を身に纏い、左薬指に指輪をはめて微笑む姉の姿が映っていて、箱を開くと写真に映る指輪が静かに眠っていた。
そして男は口を開く
「これは麻依さんが在学中常に身につけていたものです。生前麻依さんは、この指輪をそれはもう大切にしていました。事故当時この指輪が現場近くで発見され、今日お持ちした次第です。」
「あ、あの……この指輪以外に…娘の遺品はないのでしょうか?」
父親が震える声で尋ねる。
「ありません。こちらのみです。」
「そう……ですか…」
男は言い切った。突き放すような、これ以上有無を言わせないとも取れる程に冷たい言葉で。真っ黒なサングラスの向こう側の目は、隠れて見えない筈なのに、鋭い視線を向け、まるで動けば殺すと言っているような….そんな感覚すら覚えた。
男は去っていった。
「お父さん…私、流神(リュウジン)学園に行く」
その一言に父がどんな顔をしたか、はっきりとは憶えていなかった
でも、好きにしなさいと言う父の声は凄く優しかった気がしたのだけは、はっきりと覚えている
姉さん、本当に死んでしまったの?
いや、そんなはずはない!
だっていつだって強い人だったから
だから、私が必ず見つけ出すんだ
突き止めるんだ!姉さんがどうなったのか
序章2へ続く
文字数 2,033
最終更新日 2021.07.13
登録日 2021.07.13
────────
その空模様は、知られていて知られていない。誰も知らないかつての木とは違っていて、そうである。
その切り取った短い出来事には、伝えきれないモノ。拾いきれないのにも関わらず、一時(ひととき)のモノになるそれは、空のように変化するのだろう。
────────
こちらは、言わば別作の《想いの樹木(Leaf Memories 〜想いの樹木〜)》の原材のようなものです。
別のアプリで、台本として活躍している物語をここでも輝かせたいという、自分の子供のような存在の作品達を投稿するものです。
何故、この短い台本達を〖空〗と名付けたかというのは、この短い物語たちはすぐに変わってしまう空のように、「一時の物」という読み手の中ではその物語はすぐに消えてしまう様な存在です。
ですが、空というものは忘れられる存在なのにも関わらず、忘れられない存在にもなり得ます。
また、写真のようにその空を切り取るということも出来ます。
難しく書きましたが、簡単に言うと《同じ空はこれからも無い。人の気持ちや想いのように、出来事が生まれて消えて忘れてしまう。
そんな出来事をカメラのように切り取ったモノがこの台本。》
全然難しいままですみません!
でも、私の作る台本は「忘れられる」「忘れられない」「日常的にそこにある」そんな作品です。
誰かの心に生きる。写真のように切り取られたそんな物語を作っていければと、思っています。
注意事項
台本なので、どこかで借りて発信したいという時は、コメントで教えてください。
台本は、男女兼用ですので一人称や二人称、語尾、多少のアレンジや言い換え等々…変更可能なので、自分が言いやすいように感じたままで演じてもらえればと思います!
演じていただく事について、《蛇足》と《作者の独り言》と最初の「─」の間にある言葉は読まないでくださいね
「─」の間のは見出しのような、タイトルのようなものなので、気にしないでください
1番禁じているのは、自分が作ったのだと偽る事です。
皆さんがそんな事をしないと私は信じておりますが、こういったものはちゃんと言っておかないと、注意喚起や何か起こった時、そして皆さんを守る事も考えて言っております。
更新日は、1ヶ月の中で第一・第三・第五の水曜日と金曜日に投稿いたします。
時間は17時に投稿いたしますので、よろしくお願いいたします。
文字数 4,804
最終更新日 2024.05.03
登録日 2024.03.01
ある日、突如現れた魔物。それを倒す勇者。勇者には憧れるが危険な職業なのでなりたい人はほとんど、いなかった。主人公の悠馬(ゆうま)は勇者になりたかった。そんな少年の物語。
文字数 744
最終更新日 2018.11.17
登録日 2018.11.17
文字数 1,296
最終更新日 2023.02.24
登録日 2023.02.24
引きこもり少女の「秋雨実(あきさめみのり)」。
誰も信用せず、自分ひとりで生きている。生活風景は世間一般で言う「廃人」。
自分でお金を稼ぎ、身の回りのことは自分ひとりでやっている。
だが、私には厄介な女がいる。
彼女の名前は「神楽日菜(かぐらひな)」。
先月から私の家に来るようになった(元)クラスメイトだ。
私は、日菜に(むりやり)学校に連れられ登校することになる。
しかし、その学校、ありとあらゆる意味で普通じゃないのだ。
なんでも、日本一の学力を誇る学校らしい。ついでにいうと設備もものすごい。
私は、この学校で新しい第二の生活を送っていくことになった。
私と日菜は、この学園でつまらない日々をゆっくりと生きている。
これは、ちょっと百合な、私達二人の生きる道。
文字数 128,129
最終更新日 2022.08.03
登録日 2022.03.31
「女は楽でいいよなー」
「男って本当に気楽でいいわね」
ひょんなことから、口論になった幼馴染みの陸人と小夏。学校からの帰り道、二人はとある神社を訪れるが……。
不思議なペンダントによって巻き起こる、高校生の男女のハートフルストーリー。
文字数 4,532
最終更新日 2022.02.17
登録日 2022.02.17
又従兄で同じ部屋で暮らす将と吉央には、就寝前に必ず決まりごとがあった。
それは、手をつなぐこと。
『よる。』の続編。
将目線で過去と今を書きました。
文字数 3,229
最終更新日 2021.07.28
登録日 2021.07.28
文字数 6,352
最終更新日 2024.01.24
登録日 2024.01.24
☆おしらせ☆
一部を除き、非公開状態としました。今後はnote版(URL:https://note.com/soufu3414/m/m5163955336c6)をご覧ください。
◇あらすじのようなもの◇
ハウツー本。
それは見知らぬ世界へと旅をする人にとって、指針となる本だ。
嘘つけ。
天城征路は「創作のハウツー本」を信じていない。あんなもんは嘘っぱち。読んだって駄目。話を作るのなんか上手くなるわけない。そんなもん読むくらいなら寝てた方がマシ。そう思っていた。
久遠寺文音は「創作のハウツー本」を信じた。これこそが自分が欲しかったものだ。これできっと良い話が書ける。何をおいてもまず、これを参考にするべきだ。そう思っていた。
本来なら交わる事のないふたり。しかし、ひょんなことから二人は意気投合して、
「こいつと意気投合?ないない。あり得ないって」
「おお、珍しく気が合ったな。それに関しては俺も同感だ。意気投合などという事は決してないな、うん」
……訂正。全然意気投合なんかしてなかった。
そんな二人と愉快な仲間たちが、化学反応を起こしたり、起こさなかったりする物語が幕を開ける。
(最終更新日:2022/10/19)
文字数 183,271
最終更新日 2019.05.18
登録日 2018.12.28
神奈川県の南に位置する湘南、大磯。
日本初の総理大臣「伊藤博文」の別荘やロングビーチという大きなプールがあることから、夏はとてもにぎわう。
そんな大磯に住む高校2年生の利根川歩夢と向かいに住む幼馴染の大内綾乃はこの町では有名な2人組である。
と、いうのもこの2人は人探しや事件、事故、ネット犯罪など様々な種類の依頼を解決してきた2人組なのである。
そんな彼らは、ウイルス(依頼)をバスター(解決)することから、いつからか「ウイルスバスター」と呼ばれるようになったのである。
文字数 4,950
最終更新日 2017.12.01
登録日 2017.12.01
金髪ロン毛の中学生黒澤遊季は、高校進学の為にイメチェンした。優等生?として高校生活をおくる遊季の元に厄介な問題が舞い込む。
さて、黒澤遊季の学校生活は、どうなるのか?
(注意.作者ですらどんな学校生活になるか、わかりません。)
文字数 5,205
最終更新日 2020.12.12
登録日 2020.12.06
とある街中にある一軒のカフェ。
入り口には
“水面<みなも>カフェへようこそ。のんびりとした空間と、時間をお楽しみ下さい”
と、店長の手書きであろう、若干丸目を帯びていたが、どこか温かい雰囲気を持つ文字で書いてあった。
その文字を見て、「フフフ」と笑う、優しい笑顔の女性。その後ろには無言で俯く少女が1人、スカートを握りしめて立っていた。
「そんなに緊張しないで。大丈夫、あなたなら大丈夫だから」
そう言って女性は少女の肩を優しく撫でた。少女は無言のまま、頭をコクコクと下げ、握りめていた手を開く。
女性はその様子を笑顔で見ていた。
ドアをそっと開ける。
“チリンチリン”
ドアベルが鳴る。
女性と少女は手を繋ぎながら、中へと入って行った。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
失声症の少女と、その少女を保護した精神科医。その教え子であるカフェの店長、周りの人達を巻き込んで繰り広げられるサクセスストーリー。
文字数 145,290
最終更新日 2022.05.06
登録日 2019.03.23
「お姉ちゃん、ごめんなさい。魔が差したんじゃないんです。冷静でした」
2008年、冬。
不便な田舎町の中学校から、大きな町にある進学校に入学した「私」。
年の離れた姉は、通学が大変だからと、「私」が学校の近くに下宿できるように親を説得してくれた上に、携帯電話まで買ってくれた。
そんな気持ちに報いるため、自分を律して真面目に通学していたが…。
▽▽
古いウェブ日記に書き捨ててあったもののサルベージ企画ですので、今読むと少し古臭いところがあります。
『フェリスはある朝突然に(Ferris Bueller's Day Off)』というアメリカ映画を思い出して書きました。
正直、映画としてはそう好みではなかったのですが、そのキャッチーなタイトルは今でも印象深いものです。
文字数 5,407
最終更新日 2022.11.10
登録日 2022.11.10
文字数 3,905
最終更新日 2021.09.24
登録日 2021.09.23
あらすじ
高校生の主人公は淡々と進む日々が嫌で、ある日家族に一人暮らをすると宣言する。そして、新たに始まった日々は新鮮で充実感に満たされる。しかしある時から物寂しさを感じるようになって……
[重複投稿] カクヨム 小説家になろう ノベマ!
文字数 3,387
最終更新日 2024.04.01
登録日 2024.04.01
文字数 40,124
最終更新日 2022.11.03
登録日 2022.10.12
僕の父はイケメンと呼ばれるが節操なしの最低男。
楓義母さんは父の後妻だが、正義感のある強い女性だった記憶がある。
義母の連れ子の桜も、いいやつだった。
しかし父の浮気が原因で両親は離婚。僕は父に引き取られ、すっかりひねくれて数年が経ち……。
あちらの顔も思い出せなくなった頃、桜が突然会いに来て……?
変わり者の父と息子とかつて家族だった少女の、家族の物語。
文字数 43,275
最終更新日 2022.04.20
登録日 2022.03.26
安岡零は教師からも生徒からも一目置かれる優等生だが、その実態は裏社会の情報屋レイ。
クラスメイトの蓮見優衣から告白され速攻断るが、彼女は諦めない。
そんなある日、優衣は偶然零のもう一つの顔を知ってしまう。
「世界をとめて」の特別番外編。
裏社会の情報屋レイの高校時代のエピソードで、本編で書き切れなかった柳(コウ)とのことが描かれており、最終エピソード「神様がくれた保留連」でのレイの言葉の謎が解けるかと思います。
ネタバレになりますが、結末はハッピーエンドではありません。
それでも救いは残るかなと思います。
今のところNolaノベルにも掲載しています。
文字数 82,206
最終更新日 2022.11.28
登録日 2022.11.19
高等部の始業式当日、透矢は小学校の同級生だった瑞希と小五以来の再会を果たす。何故か瑞希はスカートを着用し、女の身なりをしていた。昔、いじめっ子から守ってもらった過去をきっかけに瑞希は透矢を慕うようになるが、透矢はなかなか瑞希を受け入れられない。
瑞希は男? 女? スカートを履く理由は……?
性別不明の高校生・葉山瑞希と、ごく普通の男子高校生・新井透矢が自分らしい生き方を模索するボーイミーツボーイ青春物語。
文字数 25,689
最終更新日 2022.04.16
登録日 2022.04.16
文字数 4,002
最終更新日 2022.12.28
登録日 2022.12.24