ライト文芸 ライト文芸大賞エントリー小説一覧
「私、あなたの事が気になるんです」
新しいアパートに引っ越したばかりの社会人、幸喜は、突然見知らぬ女子高生からそう告げられた。
アパートの前にあるバス停から、ベランダにいた幸喜をずっと見ていた、という彼女が気になるというものは、なんと幸喜が干していた洗濯物だという。
干し方や洗剤、洗濯機や洗濯グッズにい至るまで、洗濯にまつわるものが大好きだという謎の女子高生・茅乃。
何故か幸喜と洗濯の話をしたいと言って付きまとう彼女の必死な様子から、何か問題を抱えていると考えた幸喜は、仕方なく彼女の話に付き合うようになっていく。
そんな奇妙な関係性の二人は、互いに誰にも話す事が出来ずにいた深い心の傷を負っていた。
洗濯を通じて距離を縮めていく二人が、自分達の問題を見つめ直し、新しい選択をしていく物語。
文字数 125,753
最終更新日 2024.05.10
登録日 2024.04.01
大学生の俺は、中古でカメラを買った。
そのカメラには元の持ち主の魂が宿っていたらしく、ファインダーを覗くと女子高生の幽霊が見えた。
どうやら念願のカメラを手に入れたものの、撮りたい写真を収める前に事故死してしまったらしい。
大学2年生の夏休み、俺は幽霊憑きのカメラを持って旅をすることになる。
目標や夢を持てずに時間が流れるままに過ごす灰色だった日々が鮮やかに色づいていく――
文字数 32,694
最終更新日 2024.05.10
登録日 2024.04.30
いつも仕事でへとへとな私、清家杏(せいけあん)には、とっておきの楽しみがある。それは週に一度、料理代行サービスを利用して、大好きなあっさり和食ごはんを食べること。疲弊した体を引きずって自宅に帰ると、そこにはいつもお世話になっている女性スタッフではなく、無愛想で見目麗しい青年、郡司祥生(ぐんじしょう)がいて……。
仕事をがんばる主人公が、おいしい手料理を食べて癒されたり元気をもらったりするお話。
郡司が飼う真っ白なもふもふ犬(ビションフリーゼ)も登場します!
文字数 39,536
最終更新日 2024.05.10
登録日 2024.04.29
飛騨高山に本社を置く株式会社ワカミヤの独身寮『杉野館』。まかない担当として働く有村千影(ありむらちかげ)は、決まった予算の中で献立を考え、食材を調達し、調理してと日々奮闘していた。そんなある日、社員のひとりが失恋して落ち込んでしまう。食欲もないらしい。千影は彼の出身地、富山の郷土料理「ほたるいかの酢味噌和え」をこしらえて励まそうとする。
仕事に追われる社員には、熱々がおいしい「味噌煮込みうどん(愛知)」。
退職しようか思い悩む社員には、じんわりと出汁が沁みる「聖護院かぶと鯛の煮物(京都)」。
他にも飛騨高山の「赤かぶ漬け」「みだらしだんご」、大阪の「モダン焼き」など、故郷の味が盛りだくさん。
おいしい故郷の味に励まされたり、癒されたり、背中を押されたりするお話です。
※毎日更新しています。
文字数 77,975
最終更新日 2024.05.10
登録日 2024.04.04
両親を亡くした主人公 星空(ほしぞら) 拓真(たくま)は、親戚筋の叔父に引き取られたが、その叔父の娘とは折り合いが悪かった事もあり全寮制に近い様々な公的援助を受けられる公立勝浦漁業高等学校に入学し、高校入学と同時に親戚の家から出たのであった。
一人暮らしのアパート生活を始めた星空は、入学当初に一人の銀髪赤眼の美少女、エトワール・赤原・ステラと出会うのであった。
ステラは、母親である赤原(あかはら)美香(みか)と、宇宙物理学では世界的な権威であった星空(ほしぞら)彼方(かなた)との約束を果たすために日本に来たのであった。
それは、幼少期に顔合わせをした経験があり婚約者である星空拓真に嫁ぐためのことであったが、肝心の星空拓真は、そのことをまったく覚えていないのであった。
アルファポリス専用新作小説【期間限定公開5月31日まで】
文字数 40,193
最終更新日 2024.05.10
登録日 2024.04.17
――その観覧車が彩りゆたかにライトアップされるころ、あたしの心は眠ったまま。迷って迷って……、そしてあたしは茜色の空をみつけた。
六年生になる茜(あかね)は、五歳で母を亡くし吃音となった。思い出の早口言葉を歌い今日もひとり図書室へ向かう。特別な目で見られ、友達なんていない――吃音を母への愛の証と捉える茜は治療にも前向きになれないでいた。
ある日『ハローワールド』という件名のメールがパソコンに届く。差出人は朱里(あかり)。件名は謎のままだが二人はすぐに仲良くなった。話すことへの抵抗、思いを伝える怖さ――友だちとの付き合い方に悩みながらも、「もし、あたしが朱里だったら……」と少しずつ自分を見つめなおし、悩みながらも朱里に対する信頼を深めていく。
『ハローワールド』の謎、朱里にたずねるハローワールドはいつだって同じ。『そこはここよりもずっと離れた場所で、ものすごく近くにある場所。行きたくても行けない場所で、いつの間にかたどり着いてる場所』
そんななか、茜は父の部屋で一冊の絵本を見つける……。
誰の心にも燈る光と影――今日も頑張っているあなたへ贈る、心温まるやさしいストーリー。
―――――《目次》――――――
◆第一部
一章 バイバイ、お母さん。ハロー、ハンデ。
二章 ハローワールドの住人
三章 吃音という証明
◆第二部
四章 最高の友だち
五章 うるさい! うるさい! うるさい!
六章 レインボー薬局
◆第三部
七章 はーい! せんせー。
八章 イフ・アカリ
九章 ハウマッチ 木、木、木……。
◆第四部
十章 未来永劫チクワ
十一章 あたしがやりました。
十二章 お父さんの恋人
◆第五部
十三章 アカネ・ゴー・ラウンド
十四章 # to the world...
◆エピローグ
epilogue...
♭
◆献辞
文字数 77,764
最終更新日 2024.05.10
登録日 2024.04.01
バラは赤い、スミレは青い、お砂糖は甘い、そうして君も……。
一九六三年ミズーリ。代々トウモロコシ農家を営むベンの住む田舎町へやって来たハンナは、初対面でズケズケものを言う嫌味な女だった。母親を亡くし、フィラデルフィアでの美術教師の職を辞めてきたという。ベンたちのさぼり場である湖の景観の美しさに心を奪われたハンナは、そこをアトリエ代わりに通うようになる……。(★R15指定)
愛と友情の物語です。
戦地が描かれるのは四章からとなります。
・全体を二部構成として捉えています。
第一部:一章~三章まで、ミズーリ編
第二部:四章以降 、ベトナム編~現在
・第一部では、とうもろこし農家で日々鬱屈した日常をすごすベンの、ハンナとの出会いにおける心の変化を追い、第二部では戦地に身を置く中で、守るべきものを失っていくことに対するベンの葛藤を描きます。
・戦地でベンが決定的に何かを失う瞬間のシーンとしては、四章『少年兵のリボン』『ドッグタグ』を、
戦争の実情、心をえぐるシーンのピークとしては、四章の『内通する村』『シンローイ』をあげます。
・別作品『ベイビーちゃん』(Kindle発売中)にてベンの将来が描かれています。
よろしくお願いいたします。
文字数 85,477
最終更新日 2024.05.10
登録日 2024.04.03
俺は一条理普通のオタク高校生だ。俺はいたってモブだが、俺の幼馴染みは違う。いわゆる主人公だ。あいつはイケメンでもなく普通の顔なのにやたらと美少女にモテる。それにトラブルに巻き込まれやすい。それを俺は一緒になって解決してるのに、あいつばっかしモテるのだ。
なぜだ!俺だってあいつとそんなに変わらないだろ。神様は不条理だ。なんであいつばっかしモテテ俺がモテないんだ。まぁいいやつではあるんだけど。
「ごめんなさい私近江くんが好きなの。もしかしたら勘違いさせちゃったかもしれないけどそいうことだからこれからは勘違いしない方がいいよ」
そう言って桃井先輩は体育館裏を去っていった。なんであいつばかり好かれるんだ。俺が好きになる相手は皆義孝が好きなのだ。ちなみに俺が振られのは10回連続だ。そして彼女はできたことはない。つまり振られたことしかないってことだ。そして大体が義孝の好感度を上げるためについでに俺にも話しかけてる感じだ。そのたんびに勘違いして振られている。
オタクだったら、美少女に優しくされたら好かれてるかもしれないと願望を抱くものだろ?
そうやって振られてきたから、これからと振られるんだろうな。
これ差俺が振られ続けて、事件などを主人公である義孝と解決していって、ある女子に好かれて彼女が出きるまでのラブコメである
文字数 22,436
最終更新日 2024.05.09
登録日 2024.04.26
俺は恋をした。しかし相手は主人公のようにモテまくるやつの幼馴染みだった。俺は諦めようとしたときに森田の幼馴染みで俺の好きな人である長濱さんと体育館裏にいるのを見つけた。俺はショックを受ける炊けたと分かっていても隠れてその様子を見守った。きっとどっちが告白してもうまくいくだろう。心の奥がギシッと痛む。だがこれで諦めがつく。
だが俺の予想とは違った答えを森田は出した。
「ごめんな幼馴染みとしてしか見えないんだ」
そう言って森田は申し訳なさそうな顔をして去っていった。俺は森田は長濱さんのことを好きだと思っていた。だが結末は違っていた。俺は長濱さんに申し訳ないと思いつつもまだチャンスがあると思い諦めるのはやめた。ここで慰めた方がいいんじゃないかって?そんなことしたら盗み見ていたことがばれるし、下心満載だと思われるから最悪嫌われる可能性もある。たからここてはでは出ていかない。だから静かに俺はここを去った。これは長濱さんと俺の距離か少しずつ近寄る物語である。
文字数 44,800
最終更新日 2024.05.08
登録日 2022.06.21
寂れた町の学校。照明器具を買う予算を賄う為に、寄付をつのる事にした。寄付と言ってもただ貰いに行ってもなにも貰えない。どうすれば??
劇を、それもミュージカルを上演して見てもらおう。そう思って、生徒も先生も頑張る。
すると・・・手を差し伸べてくれる人が現れる。
素直に親切にされる生徒と先生・・・さて、どうなるでしょう??
文字数 15,964
最終更新日 2024.05.08
登録日 2024.04.22
養父母の死後、姉夫婦に引き取られた浅野陽歌は周囲から虐待を受けて育った。自分は他人とは違う厄介者だからそれが当然、そう思って諦めていた彼であったが、ある事件をきっかけに『殺される』危機感を覚えた。そして、そこから逃れるための血塗られた策略が始まった。
これは命と後悔の物語である。
文字数 105,976
最終更新日 2024.05.08
登録日 2021.04.30
青年の不変なき日常に終わりを告げるように、数多の人々が行き交う廊下で一人の生徒を目にした。
それは煌びやかな天の輪っかを頭に載せて、儚くも美しい女子に息をするのさえ忘れてしまう。
まるで天使のような姿をした少女との出逢いが、青年の人生を思わぬ形で変えていくことになる。
文字数 19,322
最終更新日 2024.05.07
登録日 2024.04.30
文字数 47,246
最終更新日 2024.05.06
登録日 2024.04.26
ちょっとダークだけど、切ないヒューマンドラマ。
人並みで裕福な家庭。平林家に現れた一人の青年は、平林家にとって、ダークヒーローでしかないのか......?
恋人関係になろうとしていた水野汐莉と、芥生奏太。けれど彼は汐莉の前から忽然と姿を消してしまい、途方にくれる毎日を慰めてくれたのが、平林秀俊だった。
二人はやがて結婚し、一児を儲ける。
それから月日はたち、子どもは小4となり、順風満帆を送っていた汐莉の前に、一人の青年が現れた。
その青年が現れたことにより、
平林家は彼の言動、行動によって弄ばれるが......。
けれどそれは、彼の悲しい思いが、その言動と行動に詰まっていた......。
文字数 12,607
最終更新日 2024.05.06
登録日 2024.04.21
文字数 22,886
最終更新日 2024.05.05
登録日 2024.04.13
自分でも私は自分を優等生だと思う――七花佳音はそう自負していた。だから気になる男子に対しても、その渡海嶺色が『視える』という噂から遠巻きにされているため、胸の想いは微塵も出さない。みんなと話す和やかな空気を手放せないからだ。だがある日交通事故に遭い、夏休み明けに登校したところ、その空気が一変する。親友はおろかクラスメイト全員、担任の教師や家族にも無視されるようになったからだ。▼Chapter:Ⅱの【022】までで一区切りですので、そこまででもご覧頂けたら嬉しいです▼
文字数 29,629
最終更新日 2024.05.05
登録日 2024.04.20
学園のアイドルである明間華は、その名の通り高嶺の花であり、少なくともクラスメイトの一人としてしか認識されていない僕が間違っても近づいてはいけない存在だと言うことは自覚している。
二度と交わることは無いのだろう、と思っていた僕だったが、父が転勤する事となり、その話をキッカケに当たって砕けろ精神で想いを伝えるための手紙を渡すことに。
直接渡す勇気がない僕は彼女の机の中に手紙を入れる事にした。
優等生の彼女の机の中は教科書ひとつ残っていない。
机の中に手を突っ込む。
ガサっと、何かが手に触れた。
僕の他に誰かが手紙を入れたのだろうか。僕はそれを取り出す。
それは一枚の真っ黒な封筒だった。
僕は、生唾を飲み込みそれを開けようとした。
瞬間、音色のように弾む声が背後から聞こえてきた。
「みーつけた」
可憐で、でもちょっと変わっている彼女は、今まさに死の淵に立っていた。
文字数 8,486
最終更新日 2024.05.05
登録日 2024.04.30
ダンス&ボーカルグループ『ahorn(アーホルン)』の五人+マネージャーの賀成は、デビュー直前の祈願で訪れた寂れた神社でそこに祀られている「神様」と出会い、プロデュースしてもらうことに……!?
文字数 9,411
最終更新日 2024.05.05
登録日 2024.04.29
ふたりいる用務員さんのうちの、おじいさんじゃない方。
用務員の長谷川さん(♀)はちっちゃ可愛い。もちろん、幼女ではない。自動人形でも、妖精でもない。
未来から来た未来人でもなくて、れっきとした働く成人女性だ(たぶん)
俺はなぜだか、長谷川さんが気になって仕方がない。
ちっちゃいから? 可愛らしいから? 年齢不詳の美女(?)だから?
それとも――離れて暮らしている妹に、似ているから?
そんな謎めいた長谷川さんにしょうもない妄想を掻き立てられながら、
俺達の中学生ライフは騒々しく過ぎて行くのだった。
※この話はフィクションです。バカ話を全力で書きました。短編なのであっというまに読み終わります。
※中坊達がバカ話で性癖の話ばかりしているのと、鼻血を噴く登場人物達がいるのでR15です(R指定の無駄遣い)
※R15指定に従い、残虐表現や性的な仄めかしがある話には*を付けて……はおりますが、正直、必要かどうかは(ry
※カテゴリーはライト文芸または青春かと思いますが、長谷川さんの存在は限りなくファンタジーです。
※20,000字強で全9話完結済みです。第7回ライト文芸大賞にエントリー済です。
※今となっては見る影もありませんが、ライト文芸ジャンルで最高12位までは行ったようです。お読み&ご投票頂き、ありがとうございました。(-人-)
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旧題『ちっちゃな用務員☆長谷川さん』40枚(16000字)2010/5月PNイマダ名義
※某小説投稿サイトのお題企画で書いた作品を改稿したものです。
文字数 21,193
最終更新日 2024.05.04
登録日 2024.04.30
親友のなっちゃんこと結城那智(ゆうきなち)とその恋人麻生怜司(あそうれいじ)のふたりを一番近くで応援する、ゆっここと平木綿子(たいらゆうこ)のちょっと不思議な日常のお話です。
文字数 20,440
最終更新日 2024.05.04
登録日 2024.04.28
物置き小屋と化した蔵に探し物をしていた青年・山本颯飛は砂埃に塗れ、乱雑に山積みにされた箱の中から一つの懐中時計を目にした。
それは、不思議と古びているのに真新しく、底蓋には殴り書いたような綴りが刻まれていた。
特に気にも留めずに、大切な彼女の笑いの種するべく、病院へと歩みを進めていった。
それから、不思議な日々を送ることに……?
文字数 23,611
最終更新日 2024.05.04
登録日 2024.04.30
高校一年生の優恵は、四年前の事故で幼馴染の龍臣を亡くした。
自分のせいだと悔やみ続け死にたいと願いつつも死にきれなかった優恵。そんな無気力で生きてきた彼女の前に、ある日突然"俺は龍臣の心臓を持っている"と言う男、直哉が現れる。直哉は心臓移植を受けたことにより、龍臣の記憶が転移したと言い始めて──?
文字数 82,752
最終更新日 2024.05.04
登録日 2024.04.11
現在、本編ストーリーは最終回を迎えてました。
後、小ネタのエピソード編を数話ご紹介して完結となります。
(追加のおまけ話しがあるかも知れません?)
エロい言葉や表現は有りますが、エロい事、行為そのものは少しだけしか、シていません。
(シてるジャン!)
信じるか信じないかは読者の妄想次第です。
実話を元にしていますが、少し前の時期の話しなので、現在の実生活やエッチな目的には参考にならないかも?
出来るか出来ないかは読者の妄想次第です。
また、一部あやふやな知識は創作として、ご理解下さい。
モデルにしている人物、参考にしているお店や企業さん等は有りますが、現在活動及び営業していない所や既に全く別のお店に建て直されてる場合も有ります。
お店の特定などはご迷惑になるのでご遠慮下さい。
コチラでは一切責任をもてませんのでヨロシク。
ちなみに表紙に使っている写真は自宅近くの公園に住み着いている「狸」です、大きな「ネコ」ではありません。
文字数 192,005
最終更新日 2024.05.04
登録日 2023.03.26
ゲーセンで取ったぬいぐるみに、命が宿っていた──
マスコットサイズの「ぬい」の兄弟・千景(ちかげ)と碧生(あおい)。
何の変哲もないわたと布のフリをしてるけど、実は動くし喋るし料理や発明だってできる、高度な知能を持った不思議な生き(?)物だ。
中学2年生のヒデアキは、ぬい兄弟に頼まれてツイッターの写真投稿を手伝うことに。
◆◆◆
★Ep.1『ぬいと映えゴハン』
ぬい撮りツイッターの手伝いを始めたヒデアキ。ぬいと一緒にコラボカフェを満喫。母のオタク友達はヒデアキの学校の先生で…
★Ep.2『ぬいと鍵つきアカウント』
母は鍵付きアカウントを持っていた!? 「アンソロ」ってなんだ!? ぬいと共に謎を追う。
★Ep.2.5『ぬいと、ていねいなくらし』
少しずつ明らかになる、ぬいの生態。
★Ep.3『ぬいと、歌ってみた』
歌を売るという仕事について。
◆◆◆
楽しいぬい撮りでフォロワーを増やしたい!
ニンゲンとぬいで結託して「いいねいっぱい」を目指す。
でも現実はそんなに簡単ではなく……
可愛いぬいと、ゆるりほっこり、ときどき切ないファミリードラマです。
──ニンゲンを幸せにすることが、「ぬい」の仕事だ!
(※「カクヨム」「小説家になろう」にも同じものを投稿しています)
文字数 120,651
最終更新日 2024.05.03
登録日 2024.04.16
ある冬の夜、天涯孤独となり生きることに疲れた娘が風変わりな一人の中年男と出会う物語。その出会いをきっかけとして、娘の運命は大きな変化を伴っていく。
だが、娘にとって何よりも衝撃的だったのは、どうにも風体の冴えないその中年男が、美女達に囲まれたハーレムキングであることだった。
文字数 102,037
最終更新日 2024.05.03
登録日 2024.03.21
天使の輪を作る、サラサラな黒髪。
握りこぶしほどしかない小さな顔に、ぱっちりとした瞳を囲む長いまつ毛。
まるでフィルターをかけたかのような綺麗な肌、真っ赤な唇。
特技はピアノ。まるで王子様。
ーー和泉君に、私の作品を演じてもらいたい。
その一心で、活字にすら触れたことのない私が小説家を目指すことに決めた。
全ては同担なんかに負けない優越感を味わうために。
目標は小説家としてデビュー、そして映画化。
ーー「私、アンタみたいな作品が書きたい。恋愛小説家の、零って呼ばれたい」
そんな矢先、同じ図書委員になったのは、なんと大人気ミステリ作家の零だった。
……あれ? イージーモード? 最強の助っ人じゃん。
そんなわけが、なかった。
文字数 36,738
最終更新日 2024.05.01
登録日 2024.04.17
切ない愛の物語です。
「私・・・死ぬんだって」
告げられた残りの命。
『サヨナラしましょう』の代わりに出てきた言葉。
「・・・知ってる」
彼の予想外の反応に戸惑いを隠せない彼女は、最後の最後で彼の言葉の意味を理解した。
女子学生×男子学生の青春とは程遠い物語。
※長編ではないのでそこまで長くならないです。
よろしくお願いします。
文字数 7,433
最終更新日 2024.05.01
登録日 2024.04.12
山下徹(30歳)は精神病の方々の職業指導員として働いている。
音楽クリエイターになるという夢を持ちながら、忙しい毎日を送っていた。
四歳の灯と二歳の風花、結婚五年目になる妻の雪乃と妻の家族と共に過ごしているが、子育ての過酷さと肩身の狭さに心が折れかけていた。
そんなある日、音楽クリエイターとして大きな仕事を獲得することとなる。
夢への第一歩として絶対に失敗するわけにはいかないと意気込む徹。
しかし、役職を持っている本業を蔑ろにするわけにも父親業を放棄するわけにもいかないジレンマの中で、家族との関係性は悪化していく。
眠れない日々が続き、徹の心と身体は疲弊していた。
どうにか活路を見出そうと奮闘する徹だったが、とある夜に完全に心は崩壊する。
夢の狭間で、キャリアの途中で、果たして徹は父として生きることが出来るのか?
この作品はこの世の全ての父親に送る、心震える物語です。
時間がないことに苦しんでいる人、家族との関係性が良くない人、子育てがシンドイ人、心が病んでしまっている人、夢がある人に是非読んで頂きたいです!
文字数 45,804
最終更新日 2024.05.01
登録日 2024.04.08