ライト文芸 ライト文芸小説一覧
文字数 7,872
最終更新日 2019.04.03
登録日 2019.04.02
嘘つきがたむろする街で、ふしだらな出会いをした無気力サラリーマン〈ハル〉と、全てを捨てたい女子中学生〈サキ〉。意図せず関わりを持つたび、ふたりの間にモヤモヤとした奇妙な感情が芽生える。それは、歪んだ友情。それ以上にもそれ以下にもならないよう、“友達”で居続けることを選択しながら、ふたりはその感情を大切に育んでい……はい、ぶっ壊します。友達?友情?壊します。
『友達』ときどき『親子』ところにより『恋人』の顔をしながら、自堕落で繊細な心を不器用にカバーし合うふたりのラブ・サスペンスです。
※健康的で健全な独り絶ちを推奨する物語です。
文字数 332,925
最終更新日 2023.10.30
登録日 2019.10.18
感情能力<イモーションアビリティ>に目覚めてしまった少年、刻国 信(コクグニ シン)。
ーー信の目的はただ一つ。
「感情能力をこの世から完全に消し去ること」
信が感情能力に目覚めたのは、「イモーション・インパクト事件」に巻き込まれた時、当時は7歳であった。
この事件により、信の生活は一変した。
感情能力事件史上、最も犠牲者が多かった事件だった。
信の友人達や実の母親はその事件の犠牲者となり、遺体すら残らなかった。
信と散歩していた父親の刻国零次(コクグニ レイジ)は信を庇ったことにより、負傷。
彼の父親は感情能力の扱いに長けており、その仲間達も優秀であったため、彼らが事件対応に尽力することになる。
イモーション・インパクト事件は数時間後に無事解決……したはずだった。
ーー事件から数日後、なぜか世間は信の父親をイモーション・インパクトを起こした張本人だと決めつけ、連日に渡り報道し、零次は証拠が無いまま逮捕されてしまった。
父親が逮捕後、信にとって最も辛い日々が始まる。
大好きだった父が帰ってくる日をいまか今かと待っている間、信は村八分の扱いを受けた。
周りからは「悪魔の子」、「犯罪者の息子」、「早く消えろ」などと言われ、家には張り紙がされる。町を歩いただけで生ゴミや石を投げつけられた。小学校に行くと誰からも話しかけられなくなった。
そんな中、零次の親しい知り合いだったという統國家に引き取られてからは転校し、感情能力に目覚めた青少年が通う保護学校で児童期間は過ごした。
その学校を卒業後、5年間も冤罪で囚われた父親はようやく無罪だと判決され、自宅に帰ってきた。
ーー帰ってきた父親はもうすでに信の知っている父ではなかった。
髪の毛はボサボサでほとんど白髪になり、身体の至る所にミミズ腫れがあった。引き締まっていた身体は痩せ細り、何か話しかけても表情を何一つ変えずに返事をし、昔のように遊んではくれなくなった。
また、感情能力の後遺症により、ほとんどの感情が消え去っていることに加え、5年間拷問を受けていた様子だったのだ。
「なんで自分の父はこんな目に遭わないと行けないのか」
「なんで自分は他の人たちのように普通に生活できなかったのか」
「なんでこんな能力のせいで自分たちがイジメられなきゃ行けないのか」
信の感情はドス黒く渦を巻き、自分の世界に感情能力を創った者への復讐を決意するのだった。
文字数 40,682
最終更新日 2022.02.13
登録日 2022.01.13
私たちには色々な悩みがあります。
友達や恋、親や兄弟、勉強など数え出したらキリがない。
そんな悩みを抱える人達には彼らと似たような悩みを抱える精霊が見えるのです。
凛はこの街に引っ越してきて間もなく、中途半端な時期に転入して来た所為でクラスの輪にも入れないでいた。
そして、ある日彼女は雪の精霊に出会った。
彼は少女にとって引っ越して来て初めてできた友達で、だんだんこの街で暮らすのも悪くないと思い始める。
そして、色々な悩みを抱えた精霊が見える人たちと出会い、彼らの問題を解決する事で自分の悩みも減っていき....
文字数 2,489
最終更新日 2019.02.11
登録日 2019.02.10
高校生の翔也は、中学生の頃に両親と弟を津波で亡くし、祖父母の家に引き取られることになった。
しかし、そんな祖父も半年前に交通事故で他界してしまい、現在は祖母と二人暮らし。
ある日の帰り道、不思議な懐中時計を手にするのだが、その懐中時計はなんと亡くなった人に会うことができる不思議な時計だった。
その時計を使い、翔也は亡くなった者たちに出会うのだが、当然の如く代償が潜んでいた…
ほっこり・じんわり対大賞に参加中です!
文字数 86,022
最終更新日 2023.06.30
登録日 2023.06.09
【※一人称のラブコメディ小説です。官能小説ではありません】
高校2年生でガリ勉な俺(矢上)は、クラスメイトの吉沢(よしざわ)萌衣(めい)に片思いをしている。
天然な矢上は、告白しないまま、時は過ぎていた。
そんなある日、吉沢萌衣と放課後の教室で二人きりになれた。
矢上が帰宅してインターネットで、いやらしいサイトを検索する。
欲望を抑えず動画を再生した。そこには、顔を少し隠して可愛らしい下着を紹介する吉沢萌衣の姿が!
学校では、「黙ってて欲しい」と吉沢に頼まれる。
矢上は好きな吉沢萌衣を、闇の道から救おうと行動し始める!
●イラストはフリー素材「いらすとや」様の画像を、「バナー工房」様で加工したものです。
文字数 10,928
最終更新日 2019.05.17
登録日 2019.05.11
生きる間に何が残せる?来るべき未来に何が見える?過ぎ去った時間の狭間にどう一瞥する?
そう考えていると、ある書庫のような、脳のようなものと出会う。
ーベアりんぐ文章群ー
手に取り、少なく表現し難い文章を読む。解釈も情景も思惑も、全て違っていい。
ただ、今を生きる人への思考誘導剤となれば、それでいい。
: 開かれた、純粋を求めし青年の手記
@
短編やショートショートよりも、恐らくさらに短い文章を集めた物です。以前上げた作品や、これからの作品も上がります。
少しでも純粋に、楽しめるよう書いた作品群を、是非純粋さを求めて読んで下さい!
文字数 4,570
最終更新日 2024.04.02
登録日 2023.07.29
俺は学園のボッチ、コミューニーション能力は普通だが自分から話すことができなくでボッチをやっている。 そんな俺にも好きな人がいる。
学園でもトップクラスの美少女の利奈だ。噂では東京に行くたんびに一日二桁を越える事務所からのスカウトを受けているらしい。
まあ要するに学園のアイドルの上をいく芸能人並みの美少女なのだ。利奈は誰とでも隔てなく優しく皆と一緒に扱われた俺はその優しさに惚れた。
そんなある日いつでも遊びに行けるようにするには何をしたらいいか考えてネットをいじっていたらレンタル彼女という広告を見つけた。
俺はこれだと思い、たくさんの男から評価の一番高い美少女を見つけて選んだ。
まさか俺が好きな人を振り向かせるためのレンタル彼女だったのにひにひににレンタル彼女に惹かれていくだなんて。
文字数 6,552
最終更新日 2023.07.10
登録日 2023.02.08
「呪い」を受け、人を超えた力を持つ幽田真登美は裏社会で依頼をこなす暗殺者。彼は数年前に自らの手で殺めた友人に、幼い子供を託されていた。死の間際に友人が残した約束を果たすため、真登美は自身の正体を子に隠しながら父親として生きていたが、ある仕事をきっかけに、父子の生活に危機が訪れる。はたして真登美は、暗殺者として、父として、我が子を守ることはできるのか。
※カクヨムにて筆者名「黒靴偽革」として同名同内容作品を掲載します
文字数 38,675
最終更新日 2021.10.05
登録日 2021.10.04
※このお話はとある商社に勤めるOL、近藤雪の日々の夕食を紹介するお話です。登場する人物・商品などはすべて架空のものであり、実在するご飯の評価とも一切関係ございません!
更新予定は毎週日曜日夕方です。他にもちょこちょこ更新するかも?
カクヨム・小説家になろうでも掲載しております。
文字数 6,428
最終更新日 2024.04.07
登録日 2024.04.06
タイサンボク。
夏に大きな白い花をつける木。
その美しさと香りは格別だ。
本間良子は広い家に独りで住んでいる。
昔は姑、夫、義理の娘のなつみ、そして息子の吉央と暮らしていた。
それもいまは、誰もいない・・・。
水無月という和菓子を作っている最中に、知人の清水医師がやってきて・・・。
どんな年齢になっても、母であっても。
色々な形の恋や愛があると思う、物語です。
文字数 14,503
最終更新日 2021.07.27
登録日 2021.07.27
西暦2017年、春・日本。
この物語は、大阪市内にある架空の高校・「鈴ヶ丘学院附属天王寺高等学校」に通う女子高生、
悠生飛鳥と、その片想いの相手・鷹梨千晴の2人を中心とした、青春学園恋愛物語。
文字数 2,562
最終更新日 2020.10.13
登録日 2020.10.13
人生を捧げたわたしの〝推し〟は、人気絶頂にて解散・引退。
涙が枯れるほど泣いて、絶望して、だけど推しの幸せのためならと見送ったのが一年前。
そんなわたしの前に、〝推し〟が再び現れた。
キラキラのオーラも、眩い笑顔もないままに。
文字数 76,032
最終更新日 2021.04.30
登録日 2021.04.10
高校生の小黒詩子(おぐろ うたこ)は、同じクラスの白川ハナ(しらかわ はな)と幼馴染み。
「2人って仲が良いの?」
そう聞かれたら、笑顔で返す。
「うん、もちろん。」
綺麗な言葉。お飾りの言葉。
平和な学校生活を送るため、それはなくてはならない必需品。
言葉の裏に潜む真実を、男の子たちは決して知らない。
偽りだらけの女の子たちのお話。
文字数 7,992
最終更新日 2019.10.19
登録日 2019.10.12
就活中の主人公が見つけたのはある一つの張り紙でした。
『どんな些細な事でも構いません。相談したい事があればお訪ね下さい。相談家』
主人公がこれから体験していくことは一体何でしょう。
※この話に出て来る名称、地名、事象については空想です。
文字数 4,881
最終更新日 2019.08.29
登録日 2019.08.29
文字数 18,786
最終更新日 2021.05.30
登録日 2021.01.25
主人公の深山莉愛(みやま・りあ)は、悪いことを見過ごせない性格が原因で中学時代いじめのターゲットになってしまう。そのため、家族は莉愛の高校進学のタイミングで引越した。
高校で莉愛は、運よく一軍女子の久住紗英(くずみ・さえ)と真島みちる(まじま・みちる)と友達になることができた。その二人から嫌われないようにと自分の意見は押し殺していた莉愛だったが、ある事件の濡れ衣を着せられそうになってしまう。
そのとき、莉愛を助けてくれたのは誰にでも優しいクラスの人気男子、柴崎悠太(しばさき・ゆうた)だった。
悠太は莉愛に「変わる必要なんかない。俺が全部守るから」と言ってくれる。
その言葉に励まされた莉愛だったが、悠太には「優しい人」になった理由があると知って……。
文字数 24,672
最終更新日 2024.05.24
登録日 2024.04.30
高校一年生の天宮晴(あまみや はる)は学校に馴染むことが出来ずサボっていた。少し上手くいかないと諦めてしまう性格で、暇つぶしのパズルも少し詰まると止めてしまう。そして、散歩に出かけると近所の小五の少女青山雪(あおやま ゆき)と出会う。その子は何か悩んでいるようで晴は力になろうとするが……。
[重複投稿] 小説家になろう ノベマ! カクヨム
文字数 7,522
最終更新日 2024.03.31
登録日 2024.03.31
大学入学を期にボードゲームで遊べるボードゲームカフェでアルバイトを始めた智也は、周りで自分だけ浮いているのを感じていた。
そこの専門性についていけないのだ。
店長や常連の女子大生四人組などとの関わりを通じてボードゲーム沼にハマっていく。
一方、女子大生四人組ひとり美穂は自分の将来に希望を持てないでいた。居心地のいい時間に流される日々。そんなある時、ボードゲームを嫌になりかけて。
ボードゲームに興味がありすぎる夫をもつ敬子はそのことに寂しさをおぼえていた。それを晴らすかのようにボードゲームカフェに通い続ける日々。そこで出会った女子大生と遊ぶうちにボードゲームとはなにかを考える。
ボードゲームカフェ「セカンドダイス」を中心に四人の視点で送るオムニバス形式のボードゲーム小説。
登場作品日本語版発売元メーカー(作中名称登場順)
・ごきぶりポーカー:メビウスゲームズ様(https://www.mobius-games.co.jp/)
・スピリット・アイランド:Engames様
(https://www.engames-s.com/)
・犯人は踊る:すごろくや様(https://sugorokuya.jp/)
・リトルタウンビルダーズ:アークライト様
(https://arclightgames.jp/)
・ハコオンナ:江神号様
(http://ejingar.sakura.ne.jp/hako/hako01.htm)
・ガイスター:メビウスゲームズ様
(https://www.mobius-games.co.jp/)
・キャンバス:Engames様
(https://www.engames-s.com/)
・ごきぶりデュエル:メビウスゲームズ様(https://www.mobius-games.co.jp/)
下記名称のみ
・コヨーテ:ニューゲームズオーダー様(https://www.newgamesorder.jp/Home)
・ノイ:おもちゃ箱 イカロス様(https://www.neu-icarus.com/)
・ラマ:メビウスゲームズ様(https://www.mobius-games.co.jp/)
・これは俺の魚だ!:アークライトゲームズ様(https://arclightgames.jp/)
・スティックスタック:ホビーベース様(https://www.yellowsubmarine.co.jp/hobbybase/top.htm)
文字数 142,853
最終更新日 2024.05.21
登録日 2024.04.30