小説一覧
こちらは幽霊祓いの外伝シリーズになります。過去の出来事が書かれたり、本編に続くような物語をこちらで展開していきます。
文字数 768
最終更新日 2023.12.04
登録日 2023.12.04
「セシルアとの関係に口を出すことは許さないぞ?それは婚約するにあたってもお互いに確認をしたところじゃないか。それを今になってどうこう言ってくるなど、はっきり言って論外であると言わざるを得ないと思うのだが?」
これまでの関係を続けていく、それがお互いに確認をした内に入るのだとこの人は言いたいらしい…もとより妹に偏愛する彼に変わってくれるよう期待などしていなかったものの、ここまで露骨であると私も納得するわけにもいかない。
「…控えてくださいと言っているだけで、なにもお別れしろとまで」
「ははん、分かったぞ。僕が妹にばかり時間をかけているから、嫉妬しているんだな?…やれやれ、かわいい所もあるじゃないか。しかしそれも子供だったならばの話。君のような年増の女がやったところでただただ痛々しいだけだ。…身の程をわきまえてから発言してくれ」
「…」
文字数 670
最終更新日 2023.12.04
登録日 2023.12.04
それだけの機会をあなたは与えられていたのです。にもかかわらず、水からそれを放棄してしまった…
文字数 168
最終更新日 2023.12.04
登録日 2023.12.04
最果ての孤島で繰り広げられる勇者たちと魔王の戦い。
災厄と呼ばれた魔王の圧倒的な強さに負けそうになった勇者たちは、パーティーの荷物持ち要員であるジュンを囮として利用する。
仲間たちに置き去りにされ絶望的となったジュンだったが、実は秘められたチート魔法を持っており、魔王を難なく倒してしまう。
魔王討伐により莫大な経験値を得て世界最強となったジュンは、自分を見捨てた勇者たちに対する復讐を開始したのだった。
文字数 8,695
最終更新日 2023.12.04
登録日 2023.12.04
「やれやれ…こうして婚約してやっているというのに、なぜそのありがたみを理解しようとしないのか…」
「…」
冷たい口調で、それでいて高圧的に言葉を発するのは、ミアの婚約者であるレックだ。彼は貴族家における地位を悪用し、この強引な婚約関係を成立させるに至った。しかしミアはそれにありがたみなど感じていないため、彼に対して従うような態度を見せなかった。どうやら彼はそれが気に入らない様子。
「私の言葉一つで、君はここを追い出されるんだぞ?それが理解できていないのか?きみとてこの私との婚約を不意にされたくはないだろう?ここを追い出されたところで新たな相手など絶対に見つからないだろうしな」
イライラを隠さない様子で彼は続ける。自分の方が優位な地位にいると確信し、弱い者いじめでもしているかのような感覚にあるのだろう。
「…旦那様、そこまで攻撃てきた言葉を続けられてしまっては、私もここにいることが難しくなります…私が消えてしまってもよろしいと?」
静かに反論するミア。口調は穏やかでありながら、その言葉に秘める思いは強い。
文字数 998
最終更新日 2023.12.04
登録日 2023.12.04
「キャサリー・ヴェロニカ、この時をもって婚約破棄をさせてもらう!」
ああ、やっとですか。
いつ婚約破棄をしてもらえるのかと楽しみで仕方ありませんでした。
彼、オストー・セバスチャンは、私を婚約者としてそばに置いておきながらも、他の令嬢達に手を出し手癖の悪いことで有名な王太子でした。
最初はどれほど苦しい思いをしたのかわかりません。
しかし、そんなことを繰り返すにつれ、セバスチャンに対して愛情も何もかも消えてしまいました。
もちろん私も彼のことを愛しておりませんので、二つ返事で頷くことに。
「...............わかりました、では失礼いたします。」
そう言った瞬間、彼の顔が悲痛な表情で歪められたことを見逃しはしませんでした。
ーー..........あなたは私のことを最初から見てなどいないでしょう。
心の中で悪態をつきながら、その日は自室のふかふかなベットで眠りにつきました。
眠る前に、この国から出て家庭菜園など、城では出来なかったことをしようと決意しながら。
ーーーーーーーが、すんなりと上手く事が進むことはなく。
◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇
「.............本当は君に嫉妬してもらいたかったんだ、」
いい歳をしながらも、目の前でえんえんと泣きじゃくるセバスチャンを見て私は困り果てていました。
ーーーーだって貴方、嫉妬してもらいたいにしても限度があるでしょう?
私がどのような気持ちで貴方を見つめていたか知りもせずに.................。
巷で人気な、悪役令嬢というものを演じきってみせます。
「セバスチャン。」
私の呼ぶ声にハッとしたようにセバスチャンは顔を上げて、目を合わせる。
澄んだ青い瞳はきらきらと輝き、まるで金平糖のように美しい。
「もう疲れたのです。 貴方を愛することも、そばにいることすらも。」
絶望に満ち溢れた彼を尻目に私は荷物を集めて、メイド達に一瞥をしてから城を出ました。
◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇
田舎で家庭菜園をしながらほのぼのライフを過ごす日々はすごく穏やかで、嫉妬で苦しむ必要はないので安心していたのも束の間。
私が辺鄙な田舎にいると聞きつけたセバスチャンが、必死に連れ戻しに来るという一大イベントが怒ることは、この時の私にも知る由がありませんでした。
文字数 1,055
最終更新日 2023.12.04
登録日 2023.12.04
紅茶の香りが漂う優雅な庭園で、貴族令嬢エリザベスは婚約者である公爵ウィリアムと一緒にいた。二人は周囲の美しい自然に囲まれながら、愛し合う心を交わしていた。
「ウィリアム、私たちの結婚が待ち遠しいわ。あなたと一緒にいることがこんなに幸せだとは思わなかったわ。」
文字数 1,159
最終更新日 2023.12.04
登録日 2023.12.04
アンナベルは美しい貴族令嬢であり、彼女の美しさと高貴な家柄は全ての者に知られていた。彼女は若くして多くの求婚者がいる中、伯爵家の御曹司であるエドワード公爵との婚約を決めた。彼は見た目も美しいだけでなく、教養もあり、気品があるとアンナベルは憧れていた。しかし、結婚式の直前、エドワード公爵は突然アンナベルに婚約を破棄し、それ以上の説明も与えなかった。
文字数 905
最終更新日 2023.12.04
登録日 2023.12.04
あなたはもっと感謝をするべきなのです。誰に言われるでもなく、あなた自身の心を整えるというためにも…
文字数 168
最終更新日 2023.12.04
登録日 2023.12.04
私はもううんざりだ。どいつもこいつも見え見えのぶりっこ力を発揮し、男を誘惑するのに必死だ。まったく吐きそうになる。
文字数 425
最終更新日 2023.12.04
登録日 2023.12.04
文字数 2,351
最終更新日 2023.12.04
登録日 2023.12.04
もっとなにか違う方法があったんじゃないか…彼女を失ってしまった今、心の中に残るのはそんな感情ばかりだ…
文字数 170
最終更新日 2023.12.04
登録日 2023.12.04
「メリナ、今日はこの後時間はあるかい?前に君が言っていた海岸沿いの舞踏室を貸切ることができたんだ。そこで二人で朝まで踊りあかそう!」
楽しそうな表情でそう口にするのは、メリナの兄であるフォリッド。彼はこれまでに至るまで妹のメリナを溺愛しており、それは彼自身が婚約関係を築くに至っても変わることはなかった。
「けれどフォリッド様、この後はユエリアとお食事に行かれるのではありませんでしたか?私なんかに時間を使ったら彼女が嫉妬してしまいますよ?」
ユエリアというのが、フォリッドの婚約者に当たる人物だ。けれど彼はメリナに夢中であるために、彼女への気を一切そらしてしまっていた。
「いいんだよそんなものは。むしろ妬いてくれた方が好都合なんじゃないか?僕たちの関係の強さをしっかりと理解してもらう事ができるだろう?」
あくまでユエリアの気持ちに寄り添うつもりは一切ない様子。
「それもそうですね。私たちのきずなの強さを分かってもらう事は、きっと今後の関係をより深くするうえでも大いに役立ってくれることでしょう」
メリナの乗り気な口調に、フォリッドは一層気をよくした。
「それじゃあ決まりだ!今日の夜は朝までダンスパーティーをしよう!邪魔者は誰もいない!主役二人だけのパーティーをね!」
――――
そのパーティーの裏で、多くの人物が頭を抱えていた。その理由は、婚約者であるユエリアが家から姿を消してしまったためだ…
文字数 1,062
最終更新日 2023.12.04
登録日 2023.12.04
人間、亜人、獣人、魔物といった様々な種族が生きる大陸『リトーレス』。
中央付近には、この大地を統べる国王デイヴィッド・ルノシラ六世が住む大きくて立派な城がたたずんでいる『ルノシラ王国』があり、王国は城を中心に城下町が広がっている。
その城下町の一角には冒険者ギルドの建物が建っていた。
ある者は名をあげようと、ある者は人助けの為、ある者は宝を求め……様々な想いを胸に冒険者達が日々ギルドを行き交っている。
そんなギルドの建物の一番奥、日が全くあたらず明かりは吊るされた蝋燭の火のみでかなり薄暗く人が寄りつかない席に、笑みを浮かべながらナイフを磨いている1人の女冒険者の姿があった。
彼女の名前はヒトリ、ひとりぼっちで陰キャでEランク冒険者。
ヒトリは目立たず、静かに、ひっそりとその日暮らしを望んでいるが、その意思とは裏腹に時折ギルドの受付嬢ツバメが上位ランクの依頼の話を持ってくる。意志の弱いヒトリは毎回押し切られ依頼を承諾羽目になる……。
ひとりぼっちで陰キャでEランク冒険者のはずの彼女の実力とは――。
※3日おきに投稿予定です。
※この作品は「小説家になろう」さん、「カクヨム」さん、「ノベルアップ+」さん、「ノベリズム」さんとのマルチ投稿です。
文字数 2,694
最終更新日 2023.12.04
登録日 2023.12.04
「聞きましたかヘラード将軍…旦那様がまた婚約者のルナ様を放って、幼馴染のセシーア様の元へ向かったと…」
「やれやれ…これでもう何度目でありましょうか…私たちからは何度も注意の意を申し上げているのに、やはり旦那様には響いていない様子ですな…」
「このような事が今後も続けば、ルナ様との関係はどのようになるか、想像に難しくないというのに…半ば強引な形で婚約を実現した我々としましても、この状況は大変によろしくないですなぁ…」
穏やかではない会話を繰り広げる二人の人物は、問題視されているレイアーの臣下たる二人である。彼らは自身の権力を盤石とするために、レイアーの婚約者を擁立する立場を利用してルナとの婚約を推し進め、それを実現した報酬と言う形で今後を約束されていた。…しかし今になって幼馴染の方へとなびいている彼を見て、現状を憂いているのだった。
「…ともかく、なんとかしなければ…このままでがルナ様がしびれを切らしてしまうのも時間の問題かと…」
しかしその最後の瞬間は、もうすでに訪れているのだった。
文字数 652
最終更新日 2023.12.04
登録日 2023.12.04
どれだけ言い訳を重ねようとも、私があなたを信頼することはもう二度とありませんよ。
文字数 163
最終更新日 2023.12.04
登録日 2023.12.04
異世界に転移した日本人アイラ・アイザワは、魔王討伐を成し遂げ英雄となった。
祝賀会の最中、アイラは死線を共にした勇者で王子のエルドに求婚を受けるも、それをきっぱりと拒否。自由と農業を愛する彼女は、魔王討伐の褒美として与えられた辺境の領地へ旅立つ。
アイラが得た領地は、日本の田園風景を彷彿とさせる場所……のはずが、魔素減少による気候変動ですっかり荒れ果てていた。
地球で培ったオタク的農業知識と冒険で得た超絶スキル。伝説の存在と結んだ絆やエルドの恋心をも操って、アイラは危機に瀕した領地の農業革命に立ち向かう。
一方、百回フラレてもアイラへの愛を諦めきれないエルドは、突拍子も無い行動を取っていた。
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※60,000文字ほどの完結作品です。
※完結まで毎日更新予定です。改稿しながらの投稿ですので、時間は不定です。
※小説家になろう様にて、先行公開中です。
文字数 10,146
最終更新日 2023.12.04
登録日 2023.12.04
「ありがとうございますお兄様。あのままでは私の行いが全て表に出てしまうところでした。ネラの言葉を全てもみ消した頂いたこと、感謝していますわ」
そう言葉を発するフェリア。そして彼女が会話をしているのは、彼女の兄であるクレイだ。
「愛する君のためならなんだってやるとも。しかしネラの奴、僕が圧力をかけたおかげで誰にも信じてもらえなかたらしい。笑えて来るな全く(笑)」
二人は共通してネイアを虐げていた。どこか色白で華奢な体型の彼女がフェリアは気に入らなかったらしく、彼女が気に入らない人物をクレイが気に入ろうはずもなかった。主に嫌がらせを行っているのはフェリアの方であるが、時折このように彼女が不利になるような事態が発生した時には、クレイがフェリアをかばっていろいろな人たちに圧力をかけて封殺していた。
「さあ、次は何をしてあげようかしら。塗料を使うのも虫を使うのももうやってしまったし、あとは何があるかしら」
そう楽しそうに言葉を連ねるフェリア。そしてそれを見守るクレイ。この状態が今後も続いていくと二人は確信していた。
しかしある事実をもって、勢力は反転し二人は絶望することになる。
――――
文字数 1,026
最終更新日 2023.12.04
登録日 2023.12.04
誰の助けを得るわけでもなく、私に必要だったのはただただ彼の言葉だけだった…
「君には特別な魅力がある…それをわかろうとしないあいつらには、必ずいつの日か僕から天罰を与えてやろうじゃないか」
文字数 191
最終更新日 2023.12.04
登録日 2023.12.04
とある令息から明らかに好意を持たれているけど……私はその気持ちを受け入れるつもりはなかった。
アプローチをさりげなく躱していても令息は気づいてくれなくて……やんわりと断っても聞き入れず……少し強めに断っても諦めてくれなかった。
自分の気持ちばかりを押し付ける人だから嫌なのに。
それを伝えようとしても伝わらない。
婚約者がいないから俺が婚約者になってやるという意味不明の理由には絶句してしまった。
それなら……婚約者がいれば諦めてくれるかも。
そうだ、嘘をついてみよう。
文字数 769
最終更新日 2023.12.04
登録日 2023.12.04
「バカなお姉様。そんな風にのんびりしているから婚約者をみすみす妹に寝取られるのよ?」
嬉しそうな表情で姉であるロールアにそう告げるのは、妹のフィーナ。
「…いやそれとも、そもそもお姉様に魅力がなかったのかしら?それならごめんなさいね、本当のことを言ってしまって。そこはどう頑張ったって直しようがない所だものね」
このままの流れで行けば、間違いなく私たちの婚約は解消され、この妹がその後を継ぐことになる。しかし私は、心の底からどうぞご自由にという風に思っていた。というのもこの子は知らないのだろうけれど、そもそも私たちは愛などなかった婚約関係。彼が強引に結び付けただけの、建前だけの関係だったのだ。それゆえに今の私には、穴の底から私を救い出してくれたようにさえフィーナの事が見えた。
文字数 579
最終更新日 2023.12.04
登録日 2023.12.04
どうしたらいいのでしょうね…あなたにもこれ以上の存在を与えるわけにはいかないというのに。
「それはお姉様の勝手な感想でしょう?私にはそんなものは必要ないし、いらないなら勝手に出て行けば?」
文字数 165
最終更新日 2023.12.04
登録日 2023.12.04
伯爵家の息子として暮らしていた主人公がある日突然公爵家の息子と婚約することになる話。
ハッピーエンドを目指します。
文字数 1,142
最終更新日 2023.12.04
登録日 2023.12.04
エストは植物スキルの持ち主。
植物スキルなんて使えない奴、のレッテルを貼られて日々冷遇されていた。
それでもエストは仲間だと信じていた。
だが、西の魔王のダンジョンを攻める事になり、ダンジョンにて強力な魔族とモンスターに囲まれた一団はエストを囮にして逃げる作戦に出た。
絶望するエスト。
しかし…
殺される直前に額のあざが光った。
それを見た魔族達はエストにひざまづく。
『魔王様…』と。
文字数 1,147
最終更新日 2023.12.04
登録日 2023.12.04
バス事故に遭った皐月は女子高生の若葉と共に異世界に召喚される。
そこは王宮神殿の召喚の間。手の甲に刻印を持った者たちが魔王を討伐するメンバーとして『招集』されたらしい。
だが皐月には刻印がなく───…。
『物』扱いの雑用おじさんと、彼の周りで起こるすったもんだの話。
文字数 3,556
最終更新日 2023.12.04
登録日 2023.12.04
【総PV数15万突破】
世界でも有数の最強プレイヤーとして一時期活動していた俺は現役を休止して配信者として活動していた。
ある日、用事があって当たり前かのように隣の幼なじみの家に訪れた。
部屋を思わず除くと、そいつが寝ていた。
そしてゲーム画面が付いていたので代わりにゲームをしていたのだが…
全部配信に流れていた!?
彼女がvtuberなの初耳なんだが!?
ていうか俺もなるの!?
色々と混乱で進めないのだが…
仕方ない、やるからには頑張るか…
元プロゲーマーの俺、vtuber界隈で無双する
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カクヨム 週間現代ドラマ8位
なろう 日間ジャンル別5位
色々ランキング載りました!
変な箇所や読みにくい部分もあるかもしれませんが温かく見守ってください。
打ち切り予定無し/最低週1投稿
色々なサイトでも連載してます。
文字数 11,319
最終更新日 2023.12.04
登録日 2023.12.04
連載『I LOVE YOU・・・』の続編ではありますが、今回は主人公が睦子ではなく、娘の紗樹子です。
まずは、『I LOVE YOU・・・①~④』を読んでもらえたら、と思います。
高校生になった女の子の恋愛話。
文字数 68
最終更新日 2023.12.04
登録日 2023.12.04
可愛い妹ルルが浮気されたうえ婚約破棄されました、なので姉として復讐いたします!
文字数 602
最終更新日 2023.12.04
登録日 2023.12.04
「なんでそれを僕に言うんだ?はなから相手にされていなかったのは君の方だろう?それをどうして今更変えようというんだ?」
彼の中には、私にも見えない何かを見据えているのだろうか?いやそもそも、それだけの事を受け入れらるのなら、私にだって言い分はある。
文字数 170
最終更新日 2023.12.04
登録日 2023.12.04
傷心した貴族令嬢ヴィクトリアは、公爵からの婚約破棄の言葉を受け入れることができなかった。彼女は公爵に対する復讐を決意し、彼の地位を貶めるために計画を練り始めた。
文字数 921
最終更新日 2023.12.04
登録日 2023.12.04
大して好きではなかったけれど、周囲に諭されて婚約を選んだ。
しかしそんな婚約が実を結ぶはずもなく、短い期間において私は婚約の破棄を告げられた。
相手にはすでに新たな婚約者がいたらしく、それはそれは二人ともうれしそうな表情を浮かべていた。
嫌がらせの目的なのか、その婚約式の招待状は私の元へも届けられた。
私はあえて、その式場へ向かう事とした。
文字数 436
最終更新日 2023.12.04
登録日 2023.12.04