推理小説 小説一覧

12
41件
1

日常探偵団2 火の玉とテレパシーと傷害

 君津静香は八坂中学校校庭にて跋扈する青白い火の玉を目撃した。火の玉の正体の解明を依頼された文芸部は正体を当てるも犯人は特定出来なかった。そして、文芸部の部員がテレパシーに悩まされていた。文芸部がテレパシーについて調べていた矢先、獅子倉が何者かに右膝を殴打された傷害事件が発生。今日も文芸部は休む暇なく働いていた。  ※誰も死なないミステリーです。  ※本作は『日常探偵団』の続編です。重大なネタバレもあるので未読の方はお気をつけください。
2

独り遊戯

奈津が努に出会ったのは、夏休みに入って間もなくだった。――
3

監獄館の殺人

梅雨に差し込んだ六月のある日。小説家岸辺の元に、一人の少年が訪ねてきた。 彼が持ってきたのは、実際の体験を元に描いたと云う犯人当て小説。彼の提案に乗り、犯人当てに臨む岸辺だったが、読み進める内に徐々に違和感を感じ始める。
4

密室の遺言状

推理作家の柊一馬が受け取った一通の手紙。それは、三ヶ月前に他界したはずの叔父、桐生総一郎からのものだった。 『私は殺される。犯人は、私の遺産を狙う者の中にいる』 死者からの招待状に導かれ、十二月二十四日のクリスマスイブ、一馬は雪に閉ざされた山荘を訪れる。そこには叔父の遺産相続人たち六名が集められていた。元秘書の真田俊介、従姉の桐生麗子、主治医の天野修一、家政婦の黒木律子、元部下の佐々木健太。 午後八時、古い振り子時計が鐘を鳴らすと同時に、テレビに叔父の映像が映し出された。 「私の死は自然死ではありません。殺されたのです。この中の誰かに」 叔父は生前、自分の死を予見し、真実を暴くための仕掛けを用意していた。館のどこかに隠された遺言状。そこには犯人の名前が記されているという。しかし遺言状は密室の中にあり、入るためには三つの謎を解かねばならない。 『最初に疑われる者は、最後に疑うべし』 『時計の針が示すのは、時間ではなく方向』 『死者は嘘をつかないが、生者は嘘をつく』 突然の停電。そして、家政婦の黒木律子が姿を消した。彼女が閉じこもったとされる書斎は完全な密室。ドアは内側から施錠され、窓の外の雪には一切の足跡がない。 地下室で発見された叔父の日記には、衝撃の告白が綴られていた。十年前、叔父は飲酒運転で黒木の娘を轢き殺し、逃亡していたのだ。全ての状況証拠が、復讐のために叔父を殺害した黒木律子を犯人として指し示す。 しかし、密室の扉を破って中に入ると、そこには誰もいなかった。 消えた家政婦。解けない密室。錯綜する証言。一馬の推理が導き出した真実は、あまりにも意外なものだった。黒木律子は本当に存在したのか。そもそも、この事件に殺人犯は存在するのか。 謎を解く鍵は、叔父が残した三つのメッセージと、観察者の「思い込み」にあった。物理的トリックではなく、心理的トリックによって構築された密室。そして明らかになる、一人の男の壮絶な贖罪の物語。 叔父は何のために、この精巧な密室劇を演出したのか。黒木律子の正体とは。そして、密室に隠された本当の遺言状に記されていた、叔父の最期の願いとは――。 罪と罰、許しと贖罪をテーマに、論理的推理と多重の伏線で読者を翻弄する本格ミステリー。すべての謎が解けた時、あなたは物語の真の意味を知る。 これは、ある男の贖罪の記録であり、真実を求めた者たちの物語である。
5

百合御殿ノ三姉妹

️ 犬神怪異探偵社を訪れた、フランス人形と市松人形のような双子の少女。  彼女らは、村に伝わる「天狗の祟り」を恐れていた。  ──陣屋に双子が生まれたら、十五までに片方を、天狗様に捧げねばならぬ──  天狗の調査のため、「百合御殿」を訪れた、探偵・犬神零と助手・椎葉桜子。  しかし、彼らを待ち受けていたのは、天狗ではなく、愛憎渦巻く殺人事件だった……。  拙作「久遠の呪祓師―― 怪異探偵犬神零の大正帝都アヤカシ奇譚」のキャラクターを登場させた、探偵小説です。  大正時代、山村の名家を舞台にし、「本格ミステリ」を目指して執筆しました。  ご趣味が合いましたらご覧ください。 ─────────────── ️■以下の内容を含みます。18歳未満の方、及び、苦手な方の閲覧はご遠慮ください。 ️・残酷表現 ・グロ表現 ・性的表現 ・胸糞展開 ・犯罪行為 ・タブーとされている事象 ️■大正時代を意識して執筆しております。現代の価値観とは異なる場合がごさいますが、当時の時代背景を表現する演出とご理解の上、ご覧ください。 ■人物、地名、組織等、全てフィクションです。 ─────────────── ■表紙・「Canva」にて制作 ■作中資料・「いらすとや」様の素材を利用 【全67話(本編のみ)・完結】
6

つくば周辺の図書館レビュー

本を読みたいけれどお金が無い、そんな学生にとっての楽園である図書館。筑波大学及びその周辺には沢山の図書館がある。それぞれの図書館の特徴や良さを、飽くなきミステリーへの情熱から綴ったレビュー。新入生だけでなくつくばに住む本好き全員に送る魂のエッセイ。
7

魔法探偵クウの事件簿

時は2065年、ダークマターやダークエネルギーを基盤とする、エネルギー技術、魔法が確立されてから10年程度たった、その技術は人々の生活を楽にさせる一方、犯罪も増加していった、 主人公は探偵として数々の魔法事件を解決していく ※土日に更新(作者が同時並行は厳しいと判断したため) カクヨムでも投稿中 (表紙はaigazouを使用)
8

密室の遺言状 カイン・アッシュフォード版

推理作家の柊一馬が受け取った一通の手紙。それは、三ヶ月前に毒殺されたはずの叔父、桐生総一郎からのものだった。 『私は殺される。犯人は、私の遺産を狙う者の中にいる』 死者からの招待状に導かれ、十二月二十四日のクリスマスイブ、一馬は雪に閉ざされた山荘を訪れる。そこには叔父の遺産相続人たちが集められていた。元秘書の真田俊介、従姉の桐生麗子、主治医の天野修一、元部下の佐々木健太。 そして、一人の見知らぬフランス人男性——カイン・アッシュフォード。元外交官の彼は、深い憂いを湛えた目で、まるで重い罪を背負っているかのような佇まいだった。 午後八時、録画された叔父のメッセージが流れる。 「私は毒殺されました。犯人は、この中の誰かです」 館のどこかに隠された遺言状。そこには犯人の名前が記されているという。しかし遺言状は密室の中にあり、入るためには三つの謎を解かねばならない。 『罪を背負う者は、誰よりも真実を知る』 『時計の針が示すのは、時間ではなく方向』 『死者は嘘をつかないが、生者は真実を隠す』 突然の停電。その混乱の中、カインが意識を失う。彼のポケットから見つかったメモには、震える筆跡でこう綴られていた。 「私が、桐生さんを殺した。ワインに毒を入れたのは、私だ」 地下のワインセラーで発見された一本の『1995 シャトー・マルゴー』。それが叔父を殺した毒入りワインだった。そして明らかになる、二十年前の悲劇。 パリでのワイン輸入ビジネス。カインが運転する車の事故で命を落とした親友、エリック・マーロウ。その事故には、叔父も関わっていた。カインは二十年間、親友を死なせた罪に苦しみ、外交官のキャリアを捨て、ただ贖罪のために生きてきた。 三ヶ月前、叔父はカインに一本のワインを贈った。エリックが最も愛したシャトー・マルゴー。だがカインは「罪を軽くされる資格がない」と、それを叔父に返した。そのワインこそが、毒入りのワインだったのだ。 しかし、誰が毒を混入したのか。カインは本当に犯人なのか。それとも、誰かが彼を利用したのか。 密室の扉が開いた時、そこには誰もいなかった。一馬の推理が導き出した真実は、あまりにも痛切なものだった。真犯人は自分が犯人であることに気づいていない。そして、この事件の本質は殺人ではなく——二人の男の、壮絶な贖罪の物語だった。 叔父は何のために、この精巧な密室劇を演出したのか。カインが背負い続けた罪の重さとは。そして、遺言状に記された叔父の最期の願いとは——。 罪と罰、許しと贖罪をテーマに、二十年の時を超えた友情と悲劇を描く本格ミステリー。すべての謎が解けた時、読者は人間の心の深淵を覗き見る。 これは、罪を背負う二人の男の物語であり、真実を求めた者たちの記録である。
9

AIと十字館の殺人

大学生の主人公は、気付いたら見知らぬ白い部屋で目を覚ます。 死体と容疑者に事欠かない、十字の建物。 主人公は脱出し、元の生活に戻れるのか。 この小説は、生成AIの実験を兼ねた作品です。 主人公以外の登場人物の行動は事前に決められていますが、主人公の推理や情報の整理はOpenAIに判定させています。 ■登場人物 全員が窓のない建物に閉じ込められている。 棚道千波(たなみちちなみ) 20歳。大学生。 朝倉桜(あさくらさくら) 20歳。大学生。女性。文系。 赤板鷹(あかいたたか) 20歳。大学生。男性。理系。 中上美香(なかがみみか) 20歳。フリーター。女性。部屋で死亡していた。
10

飛騨絡繰忍者屋敷密室殺忍事件

飛騨忍者隠れ里にて変事あり! 時は戦国乱世の時代、山深き飛騨忍者の隠れ里、絡繰忍者屋敷にて忍び頭が殺された。 現場は密室、被害者にして容疑者にして探偵にして真犯人たらねばならぬ忍び達は合わせて七人。 絡繰忍者屋敷という現場、忍法を使う忍者たちという容疑者。 果たして推理は成立するのか? 時代劇忍者小説、題之巻、考之巻、解之巻の全三話…… 読者にこの謎は解けるのか? 作者はこの作品を推理小説として書き切る事ができたのか? それは、読んでみなければ分からない。
11

堀内警部シリーズ

いつも外出先で事件を目撃してしまう堀内警部。そんな警部が事件に挑むトラベルミステリー
12

犯人は誰だ

一組の男女が、とある推理小説について話し合っている。
13

然る日の手紙 泉田高校放課後事件録

 写真部員として被写体を探していた稲富聡介は、偶然にも図書館で片瀬涼乃という少女と知り合うことになる。モデルの話を了承する条件として彼女は、聡介にデートを要求した。  週が明け、聡介が登校すれば、教室にはなにやら悩む様子の工藤涼太郎の姿があって、訊けば従妹が、自身の出生の真実を知って悩んでいるのだという。放課後には、涼太郎が浮気をしているかも、と大橋園子からの相談が……。  親友の浮気調査に心身を擦り減らす傍らで放課後に写真撮影を重ねる聡介は、自身を「先輩」と呼んで慕う、涼乃の見せる笑顔に救われ惹かれてゆく。  やがて迎えたデートの当日、聡介はとある嘘に気付くことになる。ひとつの嘘を皮切りに、親友、工藤涼太郎の隠していた秘密が明らかになっていく……。 泉田高校放課後事件録の前日譚です(※このお話単体でも充分に楽しめます)
14

時空の歪みと幽霊屋敷の謎

天才高校生・神藤葉羽は、ある日、幼馴染の望月彩由美から、彼女の屋敷が奇妙な現象に悩まされていると相談される。その屋敷は、代々、望月家に伝わるという古びた洋館で、深夜になると奇妙な音が響き渡り、幽霊を見たという噂も絶えない。葉羽は、推理小説好きの本性を隠せず、この謎を解くことに情熱を燃やす。 屋敷を訪れた葉羽は、そこで不可思議な出来事に次々と遭遇する。本が勝手にページをめくり、肖像画が夜になると表情を変えるなど、超常現象としか思えない現象の数々。そして、屋敷の地下には、先祖代々の秘密が隠された書庫があり、そこには、時空を操る力を持つという禁断の書物が存在していた。 葉羽は、彩由美と共に、屋敷の謎を解き明かそうとするが、二人の前に立ちはだかるのは、屋敷に棲みつく謎の影と、過去に起きた悲劇の真相だった。果たして、葉羽は、屋敷の秘密を解き明かし、彩由美を救うことができるのか?
15

あかね色に染まる校舎に舞い落ちた君は

女子高校生、塔子はある放課後。クラスメイト、エリナと教室で二人っきりの会話を交わした。 が、その直後教室を出たエリナは転落死を遂げる。しかも、塔子はその瞬間の目撃者となり心に深い傷を負う。 転落直前、エリナはスマートフォンから遺書らしきメッセージを発していた為自殺の可能性もあるが、 現場には不可解な状況が残されていた。 施錠された屋上入り口に靴が置き去られており、頭には三角巾を被り、手には手袋を嵌めていたのだ。 更に一部の女子生徒とトラブルを起こしてもいたらしい。 事故か、自殺か他殺か…… 謎が深まる中そして起きる第二の事件。 茜色に染まる校舎から少女は何故転落したのか。女子校生転落事件の謎を追うミステリ。
16

マクガフィンの行方

Q大ミステリ研究会部員の松本勇次郎と原口雲雀は,社会人サークル「ミステリ同人F」との合同での缶詰合宿に参加することに。同人F側の主催者である一ノ瀬大悟の招きで明治期に建てられた洋館を訪れた2人だったが,夕餉の直前とある合宿参加者の宿泊する部屋に白い百合の花が張り付けられるというハプニングが起きる。当初は参加者の誰かが仕掛けた「推理ゲーム」の犯行予告と思われたが......。
17
18

格差点数社会

2045年、日本は「市民スコアシステム」に支配されていた。全国民に0点から1000点のスコアが付けられ、そのスコアが人生の全てを決める——住む場所、受けられる医療、就ける職業。800点以上のエリート層は豪華な生活を送り、400点未満の最下層はスラムで人間扱いされない。 佐藤ユイ、32歳、スコア523点。システムエンジニアとして下層居住区で暮らす彼女の転機は、隣人の老婆が倒れた夜だった。救急車を呼ぶが、システムは冷酷に告げる——「スコア298点。緊急医療サービスの利用には、最低スコア400点が必要です」。命さえも、点数で測られる社会。 怒りと絶望の中、ユイは地下フォーラムにアクセスする。そこで出会ったのは、元システムエンジニアの黒木タケシ。彼が明かした衝撃の真実——スコアの初期値は親のスコアで決まり、生まれた瞬間から格差が固定される。さらに、スコア200点未満の市民は「人口調整」として秘密裏に処分されていた。政府による計画的な大量殺人。 システム打倒を誓うユイたちだが、警察に急襲される。現れたのは、スコア987点のエリート警察官——幼馴染の橘ユキコだった。かつて同じ下層出身だった二人。だが結婚でスコアを上げたユキコは、冷たくユイを見下す。 裁判、脱獄、そして驚愕の展開——ユキコが味方だった。彼女の夫はシステム開発者で、後悔の末に真実を公表しようとして政府に暗殺されていた。復讐を誓うユキコと共に、ユイたちは政府のデータセンターにハッキングを敢行する。 だが政府軍がスラムを襲撃。戦車と銃で武装した兵士たちが、低スコア市民を無差別に虐殺する。死体の山、燃え盛る街——だがユイは屈しない。命がけでダウンロードした「プロジェクト・ピュリファイ」——127,456名の低スコア市民を処分した政府の証拠を、全世界に公開する。 革命が始まった。スコアシステムは停止し、政府は崩壊。だが混乱する社会、元高スコア層の反発、テロ——新しい秩序を作ることは、システムを壊すことより遥かに困難だった。対話と妥協を重ね、ユイたちは新しい日本の原則を打ち立てる。「全ての人は生まれながらにして平等である」 5年後、貧困率は2%に激減。医療アクセスは98%に向上。かつて救えなかった老婆は元気に暮らし、助けた少年は政治家を目指す。そして日本の改革モデルは世界に広がり始めた。 点数で人を測る時代は終わった。新しい世界が、今、始まる。
19

仮面の宴

雛人形の店で、 人形が、奇妙な並び方をして、 そこに、アルファベットの?が? 名探偵 白馬小路三世シリーズの 暗号解読ミステリー!
20

後朝の別れ永遠の別れ

 平安時代の中期、藤原義孝(ふじわらのよしたか)の邸宅、桃園邸にて殺しが発生した。  殺されたのは屋敷の主人である藤原義孝。そのとき屋敷に訪れていた親友の藤原道隆(ふじわらのみちたか)は、義孝殺しを行った人間を突きとめようと屋敷の中を調査する。しかしその屋敷には数年前の安和の変にまつわる藤原師尹(ふじわらのもろただ)の亡霊が憑りついていた。その場に居合わせていた道隆の父、叔父、それから義孝の伴侶である千代やその父である源保光(みなもとのやすみつ)の中から、道隆は下手人を見つけることができるのか。そしてその後に待ち受ける衝撃の事実とは。
21

探偵と助手の日常<短中編集>

<Webコンテンツ大賞 第1回 ホラー・ミステリー小説大賞 特別賞> 応援いただきありがとうございました。 読んでくださった方、いつもお力添えくださるS先生に心からの感謝を…… 今後も精進いたしますので、何卒宜しくお願い致します。 一編一編、独立したエピソードです。 何処から読み始めても差し支え御座いません。 作品によっては大幅な加筆修正がある可能性がございます。 ■あらすじ■ 小江戸川越、菓子屋横丁のはずれ。探偵と助手にとっての『日常』を描いた推理小説です。実在の街並み、お菓子、車などを織り込んでいます。 (注意:架空の店舗、路地などもあります。実在する全ての個人・団体等とは関係がありません) 殺人事件に直面するたびに、助手は過去の痛みを思い出してしまいそうになりますが、探偵は言いきかせます。 「大切な人を失った悲しみにつかまってはいけない。今日も、昨日と同じ、ただの一日だ」 だから彼らは『日常』を大切にしています。 注意)元厨二の探偵、苦労人男子高校生、働き過ぎの刑事、書かない作家……残念ながら、残念なイケメンしかいません。 1)本日のおやつは、さつま芋パイです。<加筆修正&再度公開> 2)運転者にはノンアルコールのカクテルを。<改訂版と差し替え> 以下、続く
22

孤島の十三日間

出版社編集者の篠原ユウコは、十年前に五人が殺害された未解決事件の真相を追うため、黒瀬島を訪れた。写真家の佐々木、心理学者の田中、元刑事の山本らと共に調査を開始するが、初日の夜、停電の混乱の中で佐々木が何者かに殺害される。 嵐のため島から脱出できず、外部との連絡手段も断たれた一行。次々と犠牲者が増えていく中、犯人は彼らの中にいることが明らかになる。壁に血で書かれた『一人目。あと七人』というメッセージが、全員抹殺の恐怖を告げる。 疑心暗鬼に陥る生存者たち。被害者遺族を名乗る黒瀬ユカリ、島の管理人・高橋、女将の吉田——誰が犯人なのか。十年前の事件の真相を記した日記が発見され、最初の犠牲者・黒瀬タロウが島民への復讐を計画していたことが判明する。 しかし、計画者自身が最初に殺されたという矛盾。真犯人は別にいる。そして、その人物が今、口封じのために参加者を次々と殺害しているのだ。共犯者の存在も浮上し、信じられる者は誰もいない。 極限状態の中、ユウコは密かに破壊された無線機の修理に成功し、警察への連絡に成功する。明らかになる衝撃の真実——十年前の連続殺人犯と、歪んだ愛情で母を守ろうとした娘の狂気。孤島を舞台に繰り広げられる、本格ミステリー・サスペンス。
23

月島女史は面妖と戯る

ひょんなことから月島瑞恵は、自らの付人であり、同時に家政夫でもある神本東矢から事件の解決に助勢するよう請われる。当初は殺人事件などと大仰な説明を受け、半ば強引に連れ込まれた雑貨店の中で月島が見たものは。
24

活動報告

2019年度秋学期の活動報告集。批評会と上映会の報告を掲載。批評会で扱った作品は『死と砂時計』『黒い白鳥』『瓶詰地獄』『犬はどこだ』『バイバイ、エンジェル』『虚構推理』。上映会で扱った作品は『ドグラ・マグラ』『ハサミ男』
25

明敏犀利の蒸気歯車機関(めいびんさいりのスチーム・ギア)Ⅱ シャーウッド・ローズと萌木のロビンフッド

ノッティンガムシャー州で、炭鉱関係者を標的に弓矢を用いた連続殺人事件が起こっていたところ、ある日、ロンドンでも弓矢を用いた傷害事件が起きる。時代錯誤にも弓矢を用いる犯人を「現代のロビンフッド」などと新聞が書いて騒ぎ立てる中、千早正純のもとにグラント警部が訪れて、警護を手伝ってほしいと言う。 ※「自動馬車の自明たる欠陥」はⅠから移植しました。変更点は特にないため既読の方は読み飛ばしていただいて構いません。
26

明敏犀利の蒸気歯車機関(めいびんさいりのスチーム・ギア)Ⅰ

ヴィクトリア朝の英国において、高度に発達した蒸気機関――蒸気機巧術すなわち蒸気歯車機関が誕生した。蒸気歯車は20世紀初頭にもなるとロンドンに広く普及し、人々の生活を豊かなものとしていたため、これを学ぶべく日本から留学生の「千早雅純」がロンドンの地に降り立つのだが、到着して早々トラブルに巻き込まれる。小さなトラブルは、やがて連続少女殺人事件へと発展してゆき――、 20250616.エピローグ後の短編をⅡに移植しました。
27

すいけん! ~都立曙橋高校 推理小説研究部 の小さな事件簿~

 ミステリー好きの集まる都立曙橋高校の推理小説研究部(通称:すいけん)。  今日は、いつものように、各自好きに読書をして過ごすのではなく、今年の文化祭での研究発表テーマを決めていた。  今年は毎年恒例の「すいけん部員オヌヌメのミステリー」と、「日常の謎」を紹介することに。  各部員があげた「普段気にも留めていなかった日常の中の謎」をみんなで解決して発表しようというもの。しかし、各自があげた「日常の謎」を順に解いていくうちに、なんだかおかしな方向へ……。  仮入部のボクっ娘と個性的な四人の先輩たちが織りなすゆる〜い文化部活動のひとコマ。特に謎も謎解きも事件も起こりません(たぶん)。  肩の力を抜いてリラックスしてお楽しみください。
28

探偵注文所

 ここは、都内某所にある、ビルの地下二階。  この階に来るには、エレベーターでは来ることはできず、階段で降りる他ない。  ほとんどのスペースはシャッターが閉まり、テナント募集の紙が貼られていた。  しかし、その一角にまだ日の高いうちから、煌々とネオンの看板が光っている場所が存在する。  『ホームズ』看板にはそう書かれていた。  これだけだと、バーなのかスナックなのか、はたまた喫茶店なのかわからない。  もしかしたら、探偵事務所かも…  扉を開けるそのときまで、真実は閉ざされ続ける。 次話公開時間:毎週水・金曜日朝9:00 本職都合のため、急遽予定が変更されたり、休載する場合もあります。 同時期連載中の『レトロな事件簿』と世界観を共有しています。
29

寂しい笑みの理由を探して

「兄妹同然に育った二人には、理由の知れない距離がある」 幼馴染との間に生じた距離に悩んでいた相川裕也は、ある日、当の河野真澄からある相談を受ける。いわく、雨漏りのあった車のトランクが、晴れた日の翌日も濡れているのだという……。 簡単な日常の謎を題材とした、ライト文芸テイスト(のつもり)な連作短編形式の長編小説です。
30

レトロな事件簿

昼は『珈琲喫茶れとろ』と夜は『洋酒場レトロ』の2つの顔を持つ店で、バイトをする事になった、主人公・香織。 その店で起こる事件を、店主・古川マスターと九条さん等と、挑む。 公開予定時間:毎週火・木曜日朝9:00 本職都合のため、予定が急遽変更されたり、休載する場合もあります。 同時期連載中の『探偵注文所』と世界観を共有しています。
31

エッセイ 「探偵たちによる謎解きの魅力に浸る瞬間 推理小説が私に教えてくれること」

推理小説の魅力は、謎を解く過程のワクワク感や、伏線が回収される瞬間の爽快感にあります。 また、登場人物の人間ドラマや葛藤が描かれていることで、単なる謎解き以上の深みを感じられるのも特徴です。 読書自体が心を落ち着け、視野を広げてくれる大切な時間であり、私はこれからも推理小説を通じて新たな発見と感動を求め続けたいと思っています。
32

ファンタジー推理小説 「時計仕掛けの密室 - 時を欺く幻影」

天才高校生・神藤葉羽と幼馴染の望月彩由美は、謎めいた豪邸への奇妙な招待状を受け取り、そこへ足を踏み入れる。しかし、その屋敷は現実と幻想の境界を曖昧にする不気味な場所で、過去に未解決の事件が絡んでいた。葉羽は冷静に謎を解き明かそうとするが、次々と襲いかかる怪奇現象や幽霊の存在が二人を恐怖のどん底に追い込む。時間を狂わせる仕掛けられた時計、絶対密室、歪む現実──屋敷に秘められた謎を解かない限り、二人は現実に戻れない。 葉羽は屋敷の秘密を解き明かすが、最後に残された「真実」はまだ隠されている。葉羽は読者に向けて、最後の矛盾を解き明かす挑戦状を叩きつける。果たして、全ての真相に気づけるのは誰か?読者は葉羽の推理を超えることができるだろうか?
33

映画レビュー『屍人荘の殺人』

2019年12月に公開された映画『屍人荘の殺人』。当サークルの会員も見に行きました。その感想を掲載。ミステリーの映像化は難しいと言われますが、本作はギャグとシリアスのバランスのとれた良い作品でした。六月にはDVDが発売されるようです。もう一度見たいですね。
34

四葉のクローバーを探して【SS集】

オムニバス。 人間模様を描いた作品。
35

交換創作前半『斬首バターチキンカレー』

料理人である毒拶鋏は覚えのない殺人犯として追われていた。自分の料理を食べた女性の首が次々に切られていく。事件の真相は何処へ?そして脳内に鳴り響く魅惑の声の正体は? 会員による交換創作の前半。担当は毒拶鋏
36

泉田高校放課後事件禄

連作短編形式の長編小説。人の死なないミステリです。 田舎にある泉田高校を舞台に、ちょっとした事件や謎を主人公の稲富くんが解き明かしていきます。 【第32回前期ファンタジア大賞一次選考通過作品を手直しした物になります】
37

飯がうまそうなミステリ

一見殺伐とした世界観を抱かせる推理小説の世界。そんな作品の中でも登場人物は衣食住を当然行っている訳で、食欲をそそる様な料理が登場する作品は意外に多い。今回はそんな取り分け<食>の描写が秀逸な作品を紹介することとしよう。
38

激推し学園ミステリ

今年度入学の新入生向けの企画。高校、中学をメインにした学園ミステリを紹介。青春劇×ミステリーの名作の数々。この連休中に読んでみよう!
39

短編 ミステリー 憧れの村中さん

ある日突然また、いつかと同じように当たり前の存在の人が消えたとしたら あなたはどうなりますか? それが、殺人、思わぬ死だったと分かったなら、 どうしますか?
40

ド田舎村殺人事件!〜ダイイング・メッセージ『犯人は田中』、苗字率田中100%のド田舎から犯人を見つけ出せ!〜

ド田舎村で事件が起きた。君にこの難事件が解けるかな? なお、この作者は物凄く親切な作者なので、犯人の名前を教えます。ついでにヒントも出します。 ヒント①ダイイングメッセージは被害者が書いたものです。 ヒント②犯人は田中です。 これでも犯人が分からない時は『犯人は田中』だと答えれば正解です。
12
41件