じんわり 小説一覧
1,081
じいちゃんの贈り物
それはじいちゃんが亡くなって、暫くのことだった。
仲が悪いわけでは無かったが、特別に情熱があるわけでも無かった息子達と孫に向けての話。
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文字数 8,181
最終更新日 2024.06.28
登録日 2024.06.28
1,082
猫と老人
小学校の入学式の日にふとしたきっかけで思い出したのは、前世の記憶。
老人の自分と愛猫との何気ない幸せな日々だった。
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文字数 10,325
最終更新日 2024.06.28
登録日 2024.06.28
1,083
最後のひとつ
最後のひとつは、妹、あーちゃんのものになった。ぼくは最後のひとつが大嫌いになった。
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文字数 1,921
最終更新日 2024.06.28
登録日 2024.06.28
1,084
夢囲い
大学を卒業したばかりの順子と俊一の一の瀬夫妻と順子の親友、容子の三人。順子と容子は同じ学部(順子は社会学、容子は政治学)だった。俊一は順子と容子とが所属しているセクシャルマイノリティサークルの同期だった。順子と俊一は卒業と同時に結婚した。順子は専業主婦となった。容子はジェンダーが専門だった順子が専業主婦となったことを変節として怒っている。容子は大学在学中から社会主義劇団に入り、今では一人前の女優となっている。そんな三人の物語。
秋津と云うのが順子の旧姓で俊一はアキちゃんと順子のことを旧姓で呼ぶ。順子はそのことを気に病んでいる。結婚してから順子は不安定になった。俊一が会社に行っている間に外に出られなくなった。自分が家に居ないと俊一が帰って来ないような気がして、殆どひきこもりのようになってしまった。容子は俊一と約束をしているから、順子の現状に怒り、なんとか表に連れ出そうとする。容子の順子への想いを封印するかわり、俊一は順子を幸せにする。それは容子と俊一との間だけでの約束であった。
五月。この頃、順子は初めて俊一の寝言と会話する。それから、それが愉しみになる。容子は順子に独り芝居の脚本を依頼する。健全で健康な人妻になろうと心に決めたばかりの順子は渋々承諾する。
六月。俊一は琴子と云う女性を夢に視始める。順子は断片的に二人のストーリーに寝言で触れるようになった。琴子とバンドを組んだ俊一が寝言の曲に順子が歌詞をつけたりする。その頃、俊一と容子は順子を巡り、牽制し合う。順子はそれまでおくすりと繰り返していた俊一のおくすり効果を物足りなく感じた。
七月。三人で俊一の誕生日会を行った。夢の中では琴子との生活が続き、バンドはデビューした。
八月。容子の独り芝居の上演があった。夢の中で琴子と俊一は結婚した。順子は心から祝福したが俊一は暗い顔をしていた。その頃から、殆ど起きてこなくなった俊一の代わりに、順子は自由に表に出られるようになった。ある日、帰ってきても俊一がいなかった。そこから、順子の中で何かが変わった。
九月。順子は大学に戻った。俊一の会社からは連絡が来なくなった。俊一はねむりつづけていた。しばらくぶりに起きてきた。眠るのが怖いと訴える俊一に順子は慰め、睡眠薬入りのホットミルクを渡した。俊一は眠った。
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文字数 12,236
最終更新日 2024.06.28
登録日 2024.06.22
1,085
桜花 ~いまも記憶に舞い散るは、かくも愛しき薄紅の君~
軽やかに、華やかに、ひらひら舞い遊ぶ桜の花びら。鮮やかに目を奪って、手を伸ばしても指先をそっと掠めて掴めない。「あの桜の樹の下にはね、死体が埋まっているのよ」いまも脳裏に焼き付いて離れないあの娘はまるで薄紅の桜のようだった_______。弥生はかつて火事に見舞われた。現在は小間物屋「生駒屋」で女中として穏やかに暮らしながらも過去に囚われた少女とそんな彼女を取り巻く人々。不器用に拙く、それでも人は生きていく。記憶を呼び起こす桜が紡ぐ過去といま。儚く優しい江戸物語。◇◇毎日更新・土曜は二回更新有り◇◇
文字数 53,658
最終更新日 2024.06.28
登録日 2024.05.31
1,086
百合ヶ丘行進曲
吃音を患う少年にある悲劇が襲った。年を重ね、青年になったその男は過去の悲劇をトラウマと名を変え忘れることなく、思い出すこともなく生きていた。しかし、猫のような目をした同僚のひょんな行動でトラウマは蘇る。その出来事は男を変えていった。
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文字数 25,692
最終更新日 2024.06.28
登録日 2024.06.28
1,087
ポット・ホーム
シングルマザーの至瑠子は、幸せな再婚ができるでしょうか……。
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文字数 10,849
最終更新日 2024.06.28
登録日 2024.06.28
1,088
ランチボックス
シングルファーザーの朔也(さくや)には一人娘の凪朔(なぎさ)がいた。
凪朔から遠足のお弁当を頼まれる。
料理が苦手な朔也は何をつくれば良いか悩むのであった。
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文字数 5,549
最終更新日 2024.06.28
登録日 2024.06.28
1,089
ボランティアだと思って!
高三の恭介は、クラスで新たに気になる子ができた。
そんなある日、恭介は高一の佳奈の告白を受ける。
「好きな子がいるから」とやんわり断る恭介だったが、恭介が女子と喋りなれていないことを知った佳奈は「その子とお話しする練習を、登校しながら私としましょう、ボランティアだと思って!」と食い下がる。
しぶしぶ承諾する恭介を見て、喜ぶ佳奈。
恋人でも友達でもない二人の、奇妙な日常が始まるのであった。
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文字数 12,638
最終更新日 2024.06.28
登録日 2024.06.28
1,090
感想数 1
文字数 15,124
最終更新日 2024.06.28
登録日 2024.06.28
1,091
愛すべき不思議な家族
高木春道は、見知らぬ女児にいきなり父親と間違えられる。
人違いだと対応してる最中に、女児――松島葉月の母親の和葉が現れる。
その松島和葉に、春道は結婚してほしいと頼まれる。
父親のいない女児についた嘘。いつか父親が迎えに来てくれる。
どんな人か問われた松島和葉が娘に示したのは、適当に選んだ写真にたまたま写っていたひとりの男。それこそが、高木春道だった。
家賃等の生活費の負担と毎月五万円のお小遣い。それが松島和葉の提示した条件だった。
互いに干渉はせず、浮気も自由。都合がよすぎる話に悩みながらも、最終的に春道は承諾する。
スタートした奇妙な家族生活。
葉月の虐め、和葉の父親との決別。和葉と葉月の血の繋がってない親子関係。
様々な出来事を経て、血の繋がりのなかった三人が本物の家族として、それぞれを心から愛するようになる。
※この作品は重複投稿作品です。
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文字数 210,237
最終更新日 2024.06.28
登録日 2024.06.22
1,092
人と機械
「私には......感情が分かりません。」
不良品の烙印を押されたアンドロイド。彼女は感情が欠落していた......
不良品アンドロイドと1人の少年、二人の一生を描く日常の物語が今始まる。
「日常は反復である」日本映画を代表する映画監督、小津安二郎さんの言葉です。
しかしその反復の中にも小さな差があります。
その変化が積み重なり、最後には埋めようのない変化となって私達にのしかかります。
本作はそんな小さな差が、最終的に少年とアンドロイドにどんな変化をもたらすのか。
それを淡々と描く少しほっこりする作品です。
短編ですので、時間経過は早いですが描かれていない時間の中に日常がある、そんなことを念頭に読んでいただければ幸いです。
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文字数 5,017
最終更新日 2024.06.27
登録日 2024.06.27
1,093
バタフライ
恋愛短編集
【バタフライ】
主人公の一途な想いは彼女に伝わるのか??
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文字数 1,382
最終更新日 2024.06.27
登録日 2024.06.27
1,094
感想数 0
文字数 6,260
最終更新日 2024.06.27
登録日 2024.06.27
1,095
ビンタで動き出す現実世界〜ゲームオフ会でのエンカウント〜
高校で友達のいない結は参加したオフ会で突如頬をひっぱたかれる。
「ったぁ……」
「もう、あんたとは遊ばないから。ゲームで見かけても話しかけないで」
プレイしていたオンラインゲーム、オフ会への参加をきっかけに、友達、進路、初めての経験……彼女を取り巻く環境は変わっていく。
【一話完結の短いお話です】【連載中"ねこまんまに檸檬"と同じ舞台、若干内容がリンクします】
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文字数 9,080
最終更新日 2024.06.26
登録日 2024.06.26
1,096
別れの曲
主人公・森下陽和は幼少の頃、ピアノを弾くことが好きだった。
しかし、ある日医師から『楽譜“だけ”が読めない学習障害を持っている』と診断されたことをきっかけに、陽和はピアノからは離れてしまう。
月日が経ち、高校一年の冬。
ピアニストである母親が海外出張に行っている間に、陽和は不思議な夢を視る。
そこで語り掛けて来る声に導かれるがまま、読めもしない楽譜に目を通すと、陽和は夢の中だけではピアノが弾けることに気が付く。
夢の中では何でも自由。心持ち次第だと声は言うが、次第に、陽和は現実世界でもピアノが弾けるようになっていく。
時を同じくして、ある日届いた名無しの手紙。
それが思いもよらぬ形で、差出人、そして夢の中で聞こえる声の正体――更には、陽和のよく知る人物が隠していた真実を紐解くカギとなって……
優しくも激しいショパンの旋律に導かれた陽和の、辿り着く答えとは……?
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文字数 130,499
最終更新日 2024.06.26
登録日 2024.06.18
1,097
感想数 0
文字数 51,716
最終更新日 2024.06.26
登録日 2024.06.26
1,098
感想数 1
文字数 56,302
最終更新日 2024.06.26
登録日 2024.06.16
1,099
感想数 0
文字数 12,440
最終更新日 2024.06.26
登録日 2019.04.05
1,100
滅びる地球とぼくの妹のはなし
人類滅亡のカウントダウン中。中学生のぼくと母さん。そして5歳になる妹、咲子の話。
感想数 1
文字数 6,974
最終更新日 2024.06.26
登録日 2024.06.26
1,101
感想数 0
文字数 37,165
最終更新日 2024.06.26
登録日 2024.04.06
1,102
異世界に転移した最強の子どもは、剣聖になり刀で無双する!
代々、将軍家に剣術指南役として務めてきた佐々木家。
その佐々木家の最年少にして最強の5歳児である小太郎は異世界に転移してしまう。
優しい女の子に拾われて、お姫様に仕える事になった小太郎は異世界で最強の剣豪を目指す。
鈍感主人公、超モテまくり!!!
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文字数 7,406
最終更新日 2024.06.26
登録日 2024.06.08
1,103
空の六等星。二つの空と僕――Cielo, estrellas de sexta magnitud y pastel.
7年前の深い罪の重さに押し潰されそうになりながらも辛うじて生きている裕樹(ひろき)は、岩手県にある引退競走馬の牧場「シェアト」でひっそりと身を潜めるように日々を送っていた。
暴れだした牝馬三冠馬のシエロ。そのシエロの前に一人の女性が両手を広げ立ちはだかる。まるで踏みつぶされたいかのように。彼女の眼と表情、そして行動を見て裕樹(ひろき)は7年前の記憶が甦る。
◎主な登場人物
・簑島 裕樹(みのしま ひろき)、24歳
拙作の主人公。黒髪短髪で細マッチョタイプ。背は高い方。
7年前の出来事で自責の念に駆られ、トラウマから時折フラッシュバックを起こす。空を死神から救い出そうと奔走、したびたび果敢な自己犠牲を発揮する。
・空(そら)、28歳
拙作のヒロイン。サマーセーターに細いデニム。細くて薄くて軽くBMIも17と危険なほどの痩身。胸も絶壁。平均よりやや小柄、黒いセミロング。
シェアトにふらりと現れ、暴れるシエロを一瞬で鎮めた。裕樹に名を問われ、とっさに「空(そら)」と答える。明らかに重度のうつ状態で、なぜこうなったか誰にもわからない。
・シエロ(コレドールシエロ)、12歳
サラブレッド、元競走馬。正しくはコレドールシエロ。栃栗毛、左後脚に半白、流星鼻梁白鼻。
牝馬3冠9頭目の馬。さらには菊花賞も勝利している。生涯戦績は17戦11勝。脚質は典型的な逃げ。馬主(うまぬし)はもうずいぶんと老齢の海崎 知宏(かいざき ともひろ)。
非常に神経質で気が強く調教には向かないとみなされて殺処分されるところだった。海崎氏が破格の値段で購入した。
引退後繁殖牝馬としての道を断たれたが、それでも海崎氏は慰労のためコレドールシエロを預け、現在では穏やかな日々を送っている。
・原沢美奈、18歳
ショートボブ中肉中背。身長も平均。都内の農業高校を出てすぐにこの農場に就職した。右も左もわからないところを裕樹が手取り足取り教えてくれて以来裕樹に「ぞっこん」。気が強く思ったことをポンポン口にするたち。空の登場に強い不安を抱く。
・大城雅哉(おおきまさや)、30歳
やや色黒で逞しい体つき、短髪ではつらつとした目元。この農場一番のイケメン。自信家でそれゆえに独善的な面もある。社会人ボクシング選手権の優勝経験者。空に一目惚れをする。内心で裕樹を低く見ている。
⚠️拙作は自死自傷を推奨・称揚する意図をもって書かれたものではありません。自死自傷はご自身はもちろんのこと周りの人々をも深く傷つける行為です。くれぐれもそのような選択をなさらないことを強く祈ります。
自死自傷の念に苛まれたり生き辛さを感じた時はためらうことなく精神神経科・心療内科を受診なさるかカウンセラーにかかるなど、速やかにご自身の心を守る行動を取って下さい。
感想数 0
文字数 192,016
最終更新日 2024.06.26
登録日 2024.01.20
1,104
感想数 13
文字数 1,716
最終更新日 2024.06.26
登録日 2024.06.26
1,105
感想数 0
文字数 20,965
最終更新日 2024.06.26
登録日 2024.06.26
1,106
ライオン顔の猫
蛍を見に出かけた夕方、彼女が見つけたのは置き去りにされた子猫だった。初対面なのに、子犬のように家までついてきて居座ってしまった、ちょっと変わった子猫。子猫の顔を見て、彼女は「ライオン顔」だと言って笑った。彼女が大好きでいつも子犬のように付きまとう「ライオン顔の猫」と彼女、それからHさんの優しくも切ないストーリー。
感想数 0
文字数 8,598
最終更新日 2024.06.26
登録日 2024.06.26
1,107
感想数 1
文字数 37,462
最終更新日 2024.06.25
登録日 2024.06.22
1,108
感想数 0
文字数 100,047
最終更新日 2024.06.25
登録日 2024.06.08
1,109
陰キャの青春
陰キャの高校生須藤学が同じ陰キャ仲間達とリア充に対抗して青春を謳歌しようとする話
文字数 9,241
最終更新日 2024.06.25
登録日 2024.06.13
1,110
自分のことは自分で出来ます
アルツハイマーと診断された私は過保護な娘の言いなりで、私はそれに対して非常に不満を感じていた。
自分のことは自分で出来ますから。
でも、だんだん自分の頭がおかしくなっていく自覚はあった。
認知症の不自由と不安が見えない恐怖として襲ってくる。
家族のドタバタの中で、認知症と診断された者に果たして明るい光は見えるのだろうか?
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文字数 9,761
最終更新日 2024.06.25
登録日 2024.05.29
1,111
文字数 40,821
最終更新日 2024.06.25
登録日 2024.06.12
1,112
別世界の君の瞳に映るのは
君の瞳は病になって、それから私との距離はだんだん遠くなっていった。
ちょっと雰囲気が変わった君は空色の髪の毛に染めた。
まさか、そのあと、別な病になっているなんて私は知らなかったんだ。
私の瞳にはずっと君が映っているのに、君の瞳に私は映らない。
別世界の人間になってしまったんだと勝手に思っていた。
からっぽに支配された青い髪の君。
青い空を見たら君を必ず思い出すよ。
感想数 0
文字数 13,625
最終更新日 2024.06.25
登録日 2024.06.25
1,113
とある二人の交換日記
二人の交換日記をただ眺めるだけ
感想数 0
文字数 5,859
最終更新日 2024.06.25
登録日 2024.06.25
1,114
カゲロウのような君と亜成虫の世代を駆け抜けた
人の命のはかなさは、まるでカゲロウのようだ。
カゲロウは風に舞うかのように空中を浮遊する。
カゲロウという名前は空気がゆらめいて見える陽炎が語源らしい。
はかなく弱いカゲロウは、成虫になって数時間で死んでしまうらしい。
しかし、数時間というのは成虫となってからの命だ。
意外にも、幼虫の期間は昆虫の中では長い方らしい。
幼虫の時は何度も脱皮する。私たちも脱皮して成長してきたような気がする。
成虫の姿は生ある時の一瞬の姿だ。
カゲロウの幼虫から羽化したものは、亜成虫と呼ばれているらしい。
|翅《はね》があって空を飛び、成虫と似ているのだが、まだ成虫となってはいない。
亜成虫は、まるで私たちみたいだ。
ゆらゆら揺れる心。大人になりかけているのに、大人ではない。
無色透明な翅。私たちは見えない翅を持っている。羽ばたく準備をしている。
「死ぬ前に、俺と友達にならない?」
優し気な声が背中越しに聞こえる。
声の主は同じクラスの同級生。
飛び降りようとしている同級生の私に向かって平然と笑顔で手を差し伸べてくれた。
彼は不思議な光に包まれて私るように見えた。天使のように救いをあたえてくれる存在に思えた。
温かなぬくもりを全身に纏ったような人。
こんな状況なのに驚くこともなく、笑顔で対応する同級生の名前は羽多野空。
華奢で透き通るような肌色で中性的な雰囲気の少年だった。
「今、死ぬ必要ある?」
彼はそう言った。
「なんか疲れちゃって」
「俺は生きたくても長生きできないから、人生の長さを選択できる人が羨ましいよ。生まれつき病弱で成人まで生きられないと言われている。いつ、人生が終わるかわからない毎日を過ごしていっる」
「人生の長さをある程度選べる私は幸せなのかもしれないね」
彼と話していて価値観が変わった。
「親の干渉が辛いんだ。価値観を押し付けられてさ。コミュ力がないから、友達もできないし。スマホは親が持ってはいけない悪いものだと洗脳されている。勉強も一日中しろと監視されている。自由がないの」
でも、その人は成人の年齢、十八歳になってすぐに亡くなってしまった。
まるでカゲロウのようだ。
亜成虫の時期を共に過ごしていたのかもしれないと思う。
まるでカゲロウのように、成虫になってすぐに死んでしまうかのように――。
感想数 0
文字数 12,181
最終更新日 2024.06.25
登録日 2024.06.25
1,115
桜舞う季節まで 推しと死ぬまでにしたいこと
「神様、死ぬ前にどうか私のねがいを聞いてください。どうか、どうか――推しを助けてからあの世に逝かせてください」
水沢美羽は願った。
卒業式の日から中学三年の春先にタイムリープした美羽は推しである元子役俳優の久世流希亜(くぜるきあ)に接触する。
「私は、卒業式の日に死ぬんだ。それまで、あなたの時間を毎日一時間だけ私に売ってくれない? 推し活をしたいの」
と提案する。
流希亜は子役時代、有名女優である母親が不倫をして、父親がその相手を刺したことで泥沼離婚を経験する。
子供の頃はそのことでいじめに遭った。引っ越した先で優しくしてくれたのが雨下美和だった。
美和は中学三年の時に学校で自殺をした。
流希亜は幼なじみが自分のせいで自殺したことで、中学校に居場所がなくなっていた。
亡くなった雨下美和のラインに既読がつかないことをわかりながらも何回もメッセージを送っていた。
お金で繋がりたくないと思った流希亜。
「じゃあ、美和の代わりにラインの返信をしてほしい」
二人だけの秘密ができた。まるでウソの恋人。ウソ恋が始まる。
美羽は母子家庭でいつもアザがあった。美羽のことを助けたいと思うようになる。
世界を終わらせることは簡単なことなのかもしれない。
終わらせないことのほうが難しいのかもしれない。
少し待てば世界が変わって見えるかもしれない。
今までの自分から卒業しよう。
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文字数 29,353
最終更新日 2024.06.25
登録日 2024.06.25
1,116
幻影の地球防衛隊
21世紀初頭、世界の悲鳴をあざ笑うように大国間の侵略戦争が始まった。戦争を止める術のない世界の人々は、突如空から侵略軍を薙ぎ払う閃光の輝きを見る。そしてどこからともなく「戦争をやめなければさらなる攻撃をする」という警告を聞いた。それは地球防衛隊と名乗る謎の存在からのメッセージだった。
閃光の謎を解き明かせない侵略国は一時の停戦を行なう。
果たして地球防衛隊とは一体誰なのか、世界中がその謎に向かって探索を始めたのだった。
だがこの出来事はたった一人の少年の夢が引き起こした奇跡だったのだ。少年は神なのかそれとも超常の存在なのか。世界に平和をもたらすという「図書館」とはいったいどういう存在なのか。
図書館で人の心の劣化を止める術を探す少年の願いは叶えられるのだろうか。
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文字数 10,021
最終更新日 2024.06.24
登録日 2024.06.24
1,117
女神は堕落に染まってく
どうやら俺は死んでしまったようだ
ラノベテンプレのように天界という場所で女神に転生を勧められるのだが……
「……あ、あの、蒼汰さん? 手に抱えている『箱』みたいなもの、なんですか?」
「えっ?」
目を輝かせながら俺が持っているものに興味深々の女神様。
それは死ぬ直前まで俺がやっていたゲーム機本体だった。
「た、たのしぃぃぃ! ゲーム、超楽しいです!」
転生もチート付与も忘れて、俺の持っていたゲームに大ハマりの女神様。
こうして、天界に一人のゲーム廃人が誕生させてしまったのであった。
感想数 0
文字数 12,824
最終更新日 2024.06.24
登録日 2024.06.24
1,118
桃太郎にならなかった話
昔々おじいさんとおばあさんが住んでいました。
もし、おじいさんがあそこでああしていたら。
もし、おばあさんがあそこでああしていたら。
もし、桃太郎がきびだんごを持っていなかったら。
桃太郎という話にはならなかったかもしれない話。
感想数 1
文字数 780
最終更新日 2024.06.24
登録日 2024.06.24
1,119
あなたの願いは誰が為に~伯爵令嬢ブリジット・ドナルドソンの場合~
森の中にある豪邸に願いを叶える魔女が住むという。切なる願いに応えて開かれる門をくぐった女が今日もひとり。その願いは誰が為に祈られたものなのか。
※作者の偏見の類が含まれているかもしれません。色々な意見の内のひとつ程度にご覧ください。
※小説家になろう様にも同内容を掲載があります。
感想数 0
文字数 9,759
最終更新日 2024.06.24
登録日 2024.06.24
1,120
感想数 0
文字数 10,061
最終更新日 2024.06.24
登録日 2024.06.24