小説一覧
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ケリュケイオンだ、ケラウノスだ。僕は自重をやめるぞーっ
というわけで普通の異世界転生物です。
主人公は異世界に転生し、そこで普通に生きていきます。いや、ちょっとずれているかも。
でもとある事件をきっかけに自重を投げ捨て、行けるところまで突き進む気になっちゃいます。果たしてどうなるか。
傍若無人なセイギノミカタ。
推して参ります。
文字数 260,449
最終更新日 2025.10.31
登録日 2025.01.29
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秋山透はソロキャンプに向かう途中で突然目の前に現れた次元の裂け目に呑まれ、歪んでゆく視界、そして自分の体までもが波打つように歪み、彼は自然と目を閉じた。目蓋に明るさを感じ、ゆっくりと目を開けると大樹の横で車はエンジンを止めて停まっていた。
ゆっくりと彼は車から降りて側にある大樹に触れた。そのまま上着のポケット中からスマホ取り出し確認すると圏外表示。縋るようにマップアプリで場所を確認するも……位置情報取得出来ずに不明と。
彼は大きく落胆し、大樹にもたれ掛かるように背を預け、そのまま力なく崩れ落ちた。
「あははは、まいったな。どこなんだ、ここは」
そう力なく呟き苦笑いしながら、不安から両手で顔を覆った。
楽しみにしていたキャンプから一転し、ほぼ絶望に近い状況に見舞われた。
目にしたことも聞いたこともない。空間の裂け目に呑まれ、知らない場所へ。
そんな突然の不幸に見舞われた秋山透の物語。
文字数 232,903
最終更新日 2025.10.31
登録日 2025.09.25
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「人は死んでも無になるだけ。地獄も天国も存在しない。所詮、昔の人が死ぬことに対する恐怖と和らげるために造った幻想だから。だから死ぬことは怖くない」
文字数 2,243
最終更新日 2025.10.31
登録日 2025.10.31
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高校時代から依存し続けた彼氏・こだまちゃんに捨てられて自暴自棄になり、川に飛び込もうとしていた操(みさお)に背後から知らない男の声が呼びかけた。
「自殺ですか? やめたほうがいいですよ」
振り向けばそこに立っていた小柄な彼は、見ず知らずの自殺志願者である操を食べ物で励ましたりとやけに優しくしてくれる。名を聞けば、名乗るかわりにSNSアカウントを見せてくれた。「ヤツメ」というハンドルネームを持つ彼は、何でも深海魚のぬいぐるみ専門のぬいぐるみ職人をやっているのだという…。
文字数 33,107
最終更新日 2025.10.31
登録日 2025.10.31
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どうして私ばかり、いつも変な人に絡まれるんだろう。
そんな毎日から抜け出したくて貼った、たった一枚のタトゥーシール。それが、本物の獣を呼び寄せてしまった。
彼の名前は、檜山湊。極道の若頭。
恐怖から始まったのは、200万円の借金のカタとして課せられた「添い寝」という奇妙な契約。
支配的なのに、時折見せる不器用な優しさ。恐怖と安らぎの間で揺れ動く心。これはただの気まぐれか、それとも――。
一度は逃げ出したはずの豪華な鳥籠へ、なぜ私は再び戻ろうとするのか。
偽りの強さを捨てた少女が、自らの意志で愛に生きる覚悟を決めるまでの、危険で甘いラブストーリー。
文字数 47,792
最終更新日 2025.10.31
登録日 2025.10.12
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久遠神帝国の皇帝・桜待祈里(さくらじいのり)は、戦争好きの氷皇帝と呼ばれ人々に畏怖されていた。だが、最後は力と色に溺れた愚かな暴君と言われ、愛した男に処刑される。
次に目を覚ますと、祈里はさっき自分を殺した男と一緒にベッドに入っていた。
処刑される一年前に戻ったことを知った祈里は、二度目の人生を賢王として過ごすことを決意する。
処刑されないよう祈里は愛した男である敵国・ミュラメント聖国の騎士皇子クリスティアナ=ミュラメントとも距離を取ろうとするが、賢王として変わっていく祈里に、クリスティアナの態度は少しずつ変化していく。
※他のサイトにも投稿しています。
文字数 141,337
最終更新日 2025.10.31
登録日 2025.10.19
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私は、私の道を往く
別の世界線の、遙か未来の宇宙で災厄の世代と呼ばれた者達のなかで、「常闇の黒い鳥」と呼ばれる悠城沙鑼の物語
文字数 563
最終更新日 2025.10.31
登録日 2025.10.31
27969
百合子は編み物が大好き。
専業主婦の百合子は趣味の編み物を売ってみようと、祖母の経営する美容室に完成した編み物を置いてみた。
すると、様々な編み物の依頼が届くようになり…。
文字数 344
最終更新日 2025.10.31
登録日 2025.10.31
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ひょんな事から知り合う、
可愛い系26歳サラリーマンと32歳キレイ系美容師
男性同士の恋愛だけでなく、ヒューマンドラマ的な要素もあり
特に意識したのは
リアルな会話と感情
ほのぼのしたり、笑ったり、時にはシリアスも
キャラクターの誰かに感情移入していただけたら嬉しいです
文字数 108,502
最終更新日 2025.10.31
登録日 2025.10.31
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俺の知ってるゲームじゃない」――。最強の異能力者が、まさか世界の存亡をかけた“天啓”だったなんて。
ゲームの悪役令息シン・ジエンに転生した僕。破滅ルートを避けるため知略を巡らせるも、ゲーム最強の男リ・ユエとの出会いが、すべてを狂わせた。彼は攻略本にない、狂気的な力を持っていたからだ。
彼の力は、この世界の「虚構」を維持するためのものだという。そして、彼の孤独が深まるほど、世界は崩壊へと向かう。
頼るべき攻略本は役に立たない。僕に残されたのは、自分の頭脳と、彼の心に寄り添うことだけだった。
これは、ゲームの悪役令息が、世界の真実と最強の攻略対象を救う物語
文字数 63,124
最終更新日 2025.10.31
登録日 2025.09.25
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黒のオメガは感情を忘れてしまった。
幼い頃から継母と義理の兄に虐待され続けた時海 永遠は、18歳の誕生日を迎えた日に家を追い出されてしまう。 長い間、虐げられ続けたために感情を表に出すことができなくなり、人生を終わらせようとした永遠は異世界へと召喚されてしまった。
獣人たちが住うバートランド国へ喚び招かれた永遠は、黒のオメガという特別な存在であるのだと言われ、王太子である白狼人のアテラス=バートランドと婚約する。
だがアテラスからは「意にそぐわぬのであれば、無理に番となる必要はない。 君が元の場所へ帰りたいと思うなら、尽力を尽くそう」と気づかれた。 今まで他人にそんな言葉をかけられたことがない永遠は、アテラスの優しさの側にいたいと願うようになる。
一方、アテラスの方は感情を出さない永遠に最初は困惑するものの、僅かな機微で彼が何を思っているのかがわかるようになっていた。 アルファとしての本能もあるが、アテラスという個人としても永遠のことを知りたいと願うようになっていく。
これは、感情を出す方法を忘れてしまった薄幸オメガの青年と、愛という感情を少しずつ丁寧にじっくりと教えていくアルファの白狼人が繰り広げる幸せを求める物語。
文字数 1,833
最終更新日 2025.10.31
登録日 2025.10.31
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悠久の時を経て、三つの国の運命が交差する――。
異世界パラリュスに存在する三つの国、「テスラ」「ウルスラ」「ジャスラ」。
護られたはずのそれぞれの国は、新たなる脅威に晒されていた。
そして、旅人達は更なる出会いへと……。
●第1部「還る、トコロ」
ソータの父、ケーゴと出会った朝日は、テスラの今後のためにも、ケーゴの話を聞く必要があると考えていた。
一方、日常に戻り、シィナを忘れたはずのトーマは、自分の記憶の空白にもどかしさを感じていた。
そして、廻龍ヴォダを仲間にしたソータは、神剣を求め、ウルスラに旅立った。
そしてウルスラでは先代女王イファルナが崩御して……!?
※この作品は「旅人たちの錯綜」の続編になります。ご注意ください。
※旅人シリーズ最終作。
文字数 691,281
最終更新日 2025.10.31
登録日 2025.05.10
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魔物と戦うためにパーティを組む場合、それぞれの専門の能力に特化した者が五名前後集まるとよいだろう。同じような者が集まってもそれぞれの能力は生かされにくいし、人数が多すぎると人間関係の複雑さがいろいろと問題になってくる。
しかし、専門家の少数精鋭で誰かが戦闘不能になったらどうなるだろうか。
バランスを欠いたパーティはこれまでになく不利な戦況に立たされるだろう。
勇者パーティは魔王と戦う前に仲間を失い、敗れた。
生き残ったドワーフはこの悔恨の念を埋め合わせるべく、一本の剣を打った。
死んだ仲間の力を受け継いでゆく剣を。
文字数 125,558
最終更新日 2025.10.31
登録日 2025.10.08
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悪役令嬢と噂される侯爵令嬢のマーシャは、趣味である「巨大野菜作り」に没頭したいあまり、第二王子エドワードからの婚約破棄を「万々歳!」と大喜びで受け入れる。
文字数 83,233
最終更新日 2025.10.30
登録日 2025.10.30
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不幸な事故の結果、死んでしまった少年、秋谷和人が転生したのは闇落ちし、ゲームの中ボスとして主人公の前に立ちふさがる貴族の子であるアレス・フォーエンス!?
「いや、本来あるべき未来のために死ぬとかごめんだから」
ゲームの中ボスであり、最終的には主人公によって殺されてしまうキャラに生まれ変わった彼であるが、ゲームのストーリーにおける闇落ちの運命を受け入れず、たとえ本来あるべき未来を捻じ曲げてても自身の未来を変えることを決意する。
何の対策もしなければ闇落ちし、主人公に殺されるという未来が待ち受けているようなキャラではあるが、それさえなければ生まれながらの勝ち組たる権力者にして金持ちたる貴族の子である。
生まれながらにして自分の人生が苦労なく楽しく暮らせることが確定している転生先である。なんとしてでも自身の闇落ちをフラグを折るしかないだろう。
果たしてアレスは自身の闇落ちフラグを折り、自身の未来を変えることが出来るのか!?
「欲張らず、謙虚に……だが、平穏で楽しい最高の暮らしを!」
そして、アレスは自身の望む平穏ライフを手にすることが出来るのか!?
自身の未来を変えようと奮起する少年の異世界転生譚が今始まる!
文字数 72,872
最終更新日 2025.10.30
登録日 2025.09.30
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彼は”勇敢な魂"として、彼が望むままに男同士の恋愛が当たり前の世界に転生させてもらえることになった。しかし彼が宿った体は、婚活をバリバリにしていた平凡なベータの伯爵家の次男。さらにお見合いの直前に転生してしまい、やけに顔のいい執事に連れられて3人の男(イケメン)と顔合わせをさせられた。見合いは辞退してイケメン同士の恋愛を拝もうと思っていたのだが、なぜかそれが上手くいかず……。
アルファ4人とオメガ1人に愛される、かなり変わった世界から来た彼のお話。
※オメガバース設定です。
文字数 169,831
最終更新日 2025.10.30
登録日 2025.10.30
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「きみ、オメガだったんだ」
本社勤務初日、最悪な言葉を投げかけて来たのは、運命の人だった――。
憧れの人を追いかけて入社した大手ゼネコンの梅福建設。
ところが配属されたのは総務課の受付⁉
創立初の男性受付、しかもオメガ――。
突き付けられた第二性の壁。
風当たりは強く、決して順調な社会人生活ではなかったが、管理部の有平とひょんなことから仲良くなって、仕事に対する意識が変わる。
時間をかけて心と体が育ち、憧れと友情が恋に変わって愛になる。
二人が番になるまでの、順風満帆イチャ甘ラブコメ!
カップリング固定
有平榛夏(アルファ)×持田朔(オメガ)
※オメガバースの世界観や設定をお借りしています。
独自の解釈を含む要素や設定、単語あり
本編完結、番外編追加しました!
※ムーンライトノベルズ様にて同作品掲載中
文字数 242,950
最終更新日 2025.10.30
登録日 2025.02.10
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20代の頃、音楽はまだ夢だった。
バンドの名前は“チーズケーキ”。
甘くて、少しほろ苦くて、恋の味みたいだった。
出だしは、悪くなかった。
地元ではちょっとした話題になって、テレビCMのタイアップも決まった。
そして、ソニー・ミュージックとの契約。
スタジオにこもり、眠らずに音を重ね、ようやく夢が形になりはじめていた。
あの頃の自分たちは、きっと本気で「いける」と思っていた。
でも、現実はいつも静かに軋む。
ある日、ベースとドラムが同時に抜けた。
理由は単純だった。
「もう少し、現実を見たい」――彼らはそう言って去っていった。
音楽を置いて、それぞれの人生を選んだ。
それを責める気にはなれなかった。
むしろ、彼らの方が正しかったのかもしれない。
それでも、自分たちはまだ夢を手放せなかった。
だから、名前を変えた。
“MOSHIMO”。
もしも、あの頃の夢がまだ続いていたら――そんな願いを込めて、東京へ出た。
東京の街は、冷たくて、眩しかった。
スタジオ代も家賃も高くて、心だけが削られていく。
それでも歌った。恋を、痛みを、報われない気持ちを。
でも――気づけば自分は恋をして、そして、それが実ってしまった。
幸せになった瞬間、あの歌詞の痛みが消えていった。
甘酸っぱい恋の歌は、もう本当には響かなくなった。
30代半ばの女が、“叶わない恋”を歌い続ける姿は、
自分でも少し気持ち悪く感じるほどに、現実とかけ離れていた。
ファンは、きっと察していたと思う。
“片想いの痛み”を歌う声に、もうリアルがなくなっていることを。
それでもステージに立つたび、あの頃の自分を演じた。
夢を続けるために、嘘をつき続けた。
やがて、ボーカルが本当の幸せを掴み、MOSHIMOは解散した。
それは自然な終わりだった。
けれど、あのとき鳴らした音だけは、
今でも耳の奥でかすかに残響している。
――チーズケーキは溶けた。
甘さも、苦さも、すべて現実に溶けて消えた。
けれど、あの味を知っているからこそ、
もう戻れない時間が、今でも少しだけ愛しい。
文字数 832
最終更新日 2025.10.30
登録日 2025.10.30
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※この小説はフィクションです、実在の人物や団体、事件などとは一切関係ありません。
※この作品には、性的描写、暴力描写、残酷描写などの表現が含まれています。15歳未満の方の閲覧はご遠慮ください。
※本作に登場するキャラクターは、すべて18歳以上の設定です。
「お前は今日から、俺のものだ」
都会の片隅で、自らが希少なオメガであることを隠し、ベータとして息を潜めるように暮らす青年・水瀬湊。彼のささやかな日常は、一人の絶対的支配者(アルファ)との出会いで激変する。
その男、皇戒吏は、日本経済を牛耳る皇コンツェルンの次期当主。冷酷無慈悲な『黒曜のアルファ』として畏怖される彼が、なぜか湊に異常なまでの執着を見せる。
「俺の番(つがい)になれ。お前のすべてを、俺に捧げろ」
抗う術もなく、戒吏の黄金の鳥籠に囚われる湊。しかし、氷のように冷たいはずのその瞳に宿る熱と、不器用ながらも注がれる独占欲に満ちた愛情に、湊の心は少しずつ溶かされていく。
これは、孤独を抱えた二つの魂が惹かれ合い、運命に翻弄されながらも、唯一無二の愛を見つけるまでの物語。不遇な隠れオメガと、最強溺愛アルファが織りなす、シークレット・バース・ラブ!
文字数 31,334
最終更新日 2025.10.30
登録日 2025.10.30
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クラスの中心的グループにいる美形×陽キャが苦手な人見知り
高校二年生となった榎本千景(えのもとちかげ)は、新学期早々不運に見舞われる。学校には遅刻しかけ、立候補しようとしていた図書委員になれなかったのだ。原因は他クラスのイケメン――五十嵐晴斗(いがらしはると)が「図書委員になる」と明言したことで女子生徒の立候補が増えたのだと友人の瀬戸から教えられ、千景は五十嵐に怒りや僻みを感じていた。
ある日の放課後、千景が漫画を読みに図書室に行くと、カウンターには優雅に読書をする五十嵐晴斗がいた。図書当番として真っ当に仕事をしている姿を意外そうに見ていると、彼は突然「今年は図書委員じゃないんだね」と話しかけてきて……。この出来事をきっかけに、二人の関係性は大きく変わっていく。
◇◇◇
いつもお気に入りや♡など反応ありがとうございます。感想もいただけるととっても嬉しいです!
もしよろしければX(Twitter)のフォローもお願いします。→@Mi144_kaf
文字数 3,773
最終更新日 2025.10.30
登録日 2025.10.30
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美しく青い星である惑星テスティアラ。ここで起きた出来事は、ここに住まう生物にとって悲劇であり、人類は生活圏を著しく狭められ、惑星外移住を強いられることとなる。
第一次、第二次と出航を重ね、最後の造船となる第三次移民船アルセリスフロー。星を去る者、残る者の行く末は一体どうなるのだろうか。
文字数 8,209
最終更新日 2025.10.30
登録日 2025.10.29
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夜のオフィス街。
時刻はすでに深夜に差しかかろうとしている。
総務課の美咲は、足取りもおぼつかなくフラフラと帰ってきていた。
取引先との接待。乾杯を何度も重ね、気がつけばグラスを手放すこともできなくなっていた。
強い酒に火照った頬は紅潮し、足元は揺れて、視界はぼやける。
「……つかれた……」
デスクに鞄を置き、椅子に沈み込む。
(少し、休もう……)
そう思った瞬間、心の奥に沈んでいた黒い言葉が、アルコールにほだされて浮かび上がる。
口にしてはいけないはずの言葉。
絶対に、誰にも聞かれてはいけない秘密。
それが、美咲の唇からこぼれた。
――「……課の経費を横領した……。もしバレたら解雇、裁判……終わりだ……」
酒のせいだと分かっている。
酔いに任せて、心の奥底の不安を口にしてしまった。
誰もいないと思い込んでいたから、余計に無防備に声が漏れた。
だが、その油断は致命的だった。
「……なるほど。終わり、か」
背後から、低く湿った声。
美咲の肩がビクリと跳ねる。
振り返った瞬間、血の気が引いた。
そこには一人の男が立っていた。
スーツ姿、手にはスマートフォン。
黒い瞳が光を反射し、獲物を見下ろす捕食者のように冷酷だった。
「き……聞いて……たの……?」
酔いで舌が回らない。
掠れた声は震え、言葉にならない。
男はスマートフォンを掲げてみせる。
画面に浮かぶのは、録音中を示す赤いアイコン。
「証拠は、もう手に入れた」
その一言で、美咲の心臓がどくんっと大きく跳ねた。
頭の奥がじんじんと痺れ、呼吸が荒くなる。
(だめ……これが……外に出たら……私は……)
家族、職場、すべてが崩れる光景が頭をよぎる。
言い訳はできない。確かに口にしてしまったのだから。
「やめて……お願い……」
震える声。涙で濡れた目が男を見上げる。
だが、返ってくるのは冷たい笑みだけだった。
「従え。逆らえば、この録音はすぐに世間に曝け出す」
その瞬間、美咲の背筋を冷たいものが這い上がった。
自分の未来を、人差し指一つで握られている――その現実が、体を硬直させる。
恐怖と羞恥と、どうしようもない無力感が、彼女を締めつけていた。
――こうして始まる。
美咲が「堕ちる理由」の物語が。
文字数 132,334
最終更新日 2025.10.30
登録日 2025.08.30
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ハーレム×戦記モノ!ハードかつソフトな物語!(転生モノ)
瞬間移動を可能とする新物質、「ウーシア」という力を用いた、ハイスピード戦闘の火花が散る!
天才貴族将校VS孤児革命家
「直観・アキエース」__その力は神に祝福された者の証。
「ウーシア」という新物質による世界変革の中で、二人の青年が大戦へと巻き込まれていく。
エチカ・ミーニア。その16歳の少年は天才貴族将校として、「皇帝直隷第21班」を率い、帝国戦記編纂業務に努める。その内実は、ウーシアに極度に適合した「アキエース部隊」の麗しい少女たちを率いる特選部隊であった。
1人は反政府結社『民主神聖同盟』に所属するアクトゥール・アウリウス、18歳。故郷を帝国軍から解放した英雄として、各地での反乱に参加していく。
立場の異なる二人の人生が、今、交錯していく。
文字数 15,524
最終更新日 2025.10.30
登録日 2025.10.30
27997
公爵令嬢のマリエットは侯爵令息のエルマーとの結婚を一カ月後に控えていた。
周囲は優秀なマリエットの嫁入りに期待していたが、二人の仲は良好とは言えない。
なんとか解決出来ないか考えたマリエットは、授かったレシピスキルを活用し親愛の証となる手料理を振舞うことを思いつく。
試食した家族や使用人は「美味しい」と絶賛。しかし、エルマーは料理を口にすることなくゴミ箱に放り投げ、婚約破棄まで宣言した。
エルマーが浮気していたことに気付いたマリエットは全てを諦め、好きな料理を思う存分できる料理人として王宮に仕えることを決意する。
そうして王宮の人々の胃袋を掴むと、ある人物から興味を持たれるようになり――
◆他サイトでも公開中です◆
◇10/21 HOTランキング1位を頂きました!
文字数 82,155
最終更新日 2025.10.30
登録日 2025.10.16
27998
生意気かわいいダリスは借金まみれの残念な男。同じ職場のアインにお金を借りようと頼むが、代わりに行為を求められ……。口の悪い処女受けが巨根絶倫キモ攻めに開発される話。性描写メインでストーリー展開少なめ。
【以下の表現・プレイを含みます】
モロ語表現/♡喘ぎ/濁点喘ぎ/オホ声/おもらし/睡姦/攻めフェラ/産卵プレイ/媚薬/脇コキ
文字数 130,444
最終更新日 2025.10.30
登録日 2024.07.31
27999
都会での仕事に心身をすり減らし、故郷に逃げ帰ってきた青年・雄斗(ユウト)。
そんな彼が雨の降る神社で出会ったのは、まるで精巧な人形のように美しく、そして、一切の感情を映さない不思議な少女だった 。
記憶も、常識も、生きる術も――その身に何も持たない「からっぽ」の彼女に、雄斗は「ソラ」という名を与え、ぎこちない同居生活を始める 。
初めて口にする温かい食事に「美味しい」と衝撃を受け、かけられた上着の温もりに「心地よさ」を覚えるソラ 。雄斗との何気ない日常は、彼女にとって世界の全てを知るための学び舎となっていく。
やがて雄斗に連れられて足を踏み入れたのは、町の変人たちの巣窟「都市伝説研究会」。コンピューターオタクに旅行マニア、クールな皮肉屋から脳筋まで、個性的すぎる仲間たちとのドタバタな日々に、ソラは初めて「騒がしいのに温かい」という不可解で心地よい感覚――「仲間」という概念を知るのだった 。
しかし、そんな彼らの平穏な日常は、世界の理を揺るがす壮絶な戦いの序章に過ぎなかった。
ソラの正体は、この世界に「バグ」として生まれ落ちた、元神。
その存在を危険視する巨大企業「アルゴ・インダストリー」 、そして、世界の秩序を司る絶対的な存在「天使」 が、彼女の前に立ちはだかる。
雄斗に向けられた、ソラの内に芽生えたばかりの淡い「恋心」。それは、世界の法則すら書き換えかねない、禁断の力(バグ)の引き金だった 。
天才ハッカーの過去を乗り越えた電子戦 、巫女の血脈が解き明かす古代の謎 、そして仲間たちの未来を守るためにソラが下す自己犠牲の決断 。
ただの少女が、雄斗への「恋」を、仲間への「友情」に、そして世界への「愛」へと昇華させていく。
これは、最強の力を秘めた無垢な少女と、心優しき青年、そしてどうしようもなく人間臭い仲間たちが、世界の終焉に抗い、かけがえのない「心地よい場所」を取り戻す物語。
甘くて切なくて、最高に騒がしくて温かい――彼らが紡いだありふれた奇跡の記録を、どうか最後まで見届けてください。
文字数 125,861
最終更新日 2025.10.30
登録日 2025.09.28
28000
深夜、都心から郊外へ向かう「下り方面」のタクシー。
だが、その言葉が意味するのは、道のりだけではなかった。
それは、乗り込んでしまった者の尊厳が、奈落の底へと「下って」いく、一方通行の旅路である。
運転席に座るのは、物静かな男、小田切。彼は親切を装って菓子や飲み物を差し出す。しかし、そこに仕掛けられているのは、女たちの心と体を内側から破壊する薬物だった。
彼の目的は金ではない。乗客である女性たちが、抗いがたい生理現象に屈し、心身ともに穢されていく姿を愉しむことだ。
逃げ場のない動く密室で、彼女たちのプライドは崩れ落ちていく。助けを求める声は届かず、尊厳は汚され、ただひたすらに「下って」いく。ダッシュボードのドライブレコーダーは、その屈辱の一部始終を無機質に記録し続ける。
なぜ彼女たちは、警察に訴え出ることができなかったのか?
その答えは、あまりにも屈辱的な体験の記録の中にある。
本作は、被害女性それぞれの視点から、悪夢の一夜を克明に描くオムニバス形式のフィクションである。犯行は回を追うごとに、より巧妙に、より残酷にエスカレートし、被害者の「下り」方もまた、多様な絶望を見せる。
そして時折挟まれる、犯人・小田切の歪んだ独白。彼は自らの犯行を反芻し、倒錯した愉悦の中で次なる獲物と更なる深みへと突き落とす方法を模索する。
そのタクシーは、いつものように、ただ「下り方面」へと走っていく。
あなたは、この静かなる地獄への旅の目撃者となる。
※「ノクターンノベルズ」「PIXIV」「ハーメルン」でも掲載中
文字数 84,314
最終更新日 2025.10.30
登録日 2025.10.01