小説一覧
西洋風異世界が舞台の恋愛ファンタジーです。
悲劇に遭い絶望するゆら(19歳)。彼女を迎えに現れた紳士ガイ(約30歳)。
優れた容姿の彼は伯爵で研究者。
不思議な懐中時計を持つ、オッドアイの彼。「お嬢さん」と彼女を呼ぶガイは、とても優しい。
馬車が走り、女性はドレスをまとい、貴族たちの社交が華やかな世界。
彼のもとで令嬢のように暮らすうち、恋が芽生えていく。
そんなゆらが知るのは、ガイの美貌の前妻レディ・アリナの存在。
完璧な二人の過去が、恋にうぶな彼女の恋を苦しめて…。
ガイの保護者然とした優しさが、ゆらには寂しくて切なくなる。
じれじれとゆっくり進む、恋愛物語です。
本格的なR18描写は後半になります。
残酷、暴力あります。性描写も濃厚な個所があるかと思われます。
不快に思われる方は、ぜひご自衛下さいませ。
ただ、読後感のよい物語を努めます。
最後までおつき合いをいただけますと、とっても幸いです。
文字数 127,334
最終更新日 2022.11.30
登録日 2022.10.07
婚約者の為、尽くして、耐えて、愛して、従順にしていたのに。
騙され、裏切られ、嵌められ、断頭台へと送られた。
嘲笑う婚約者と共謀者の令嬢を視界に映しながら、これまでの人生が走馬燈の様に流れる。
あぁ、やり直せるなら、絶対に婚約者を愛さないのに……
※4万字に収まらなかったので、短編→長編へ変更させていただきます。
短編だと思って読み始めた方、申し訳ございません。
※他サイトでも公開中。
若干内容が異なります。(ざまぁに入ってから)
文字数 56,583
最終更新日 2022.11.30
登録日 2022.01.16
文字数 3,162
最終更新日 2022.11.30
登録日 2022.11.30
変わってしまうのは悲しい事だ。
それでも相手の幸せを願うのならば仕方がない事なのかもしれない。
いつまでも同じ関係性をキープする事は難しい。
文字数 625
最終更新日 2022.11.30
登録日 2022.11.30
私は騎士の家系に生まれたルーナ・カリエ・ヨランド。
自分が転生していると物心着いた頃から知っていた為に優秀だと言われてきたし、女だからと舐められないよう努力もしてきた。
そのお陰か隊長として一目置かれるように。
「隊長、私は貴女をお慕いしています。どうか私を導いてください」
そう慕ってくれる部下、アンリ・デュナン。
彼との出会いもあり、順風満帆といかない迄も悪くない人生を歩んでいた。
しかしその道が『ある任務』によって壊れていく。
「この少女を殺せ」
大臣直々の命令だったけれどそんなの絶対にごめんだった。
なんとかして女の子を助けなきゃという気持ちでいっぱいになり、命令に背いて少女を助けてしまう。
このまま逃げて平和に暮らそうと思っていた私だが、ある大きな見落としをしていた。
それは私を慕っていた部下の熱量だ。
「なんで…何故、私を裏切ったんですか…!」
なんと元部下のアンリが私に裏切られたと絶望し、追いかけてきた上に逃げられないよう脅迫してきて……!?
「覚悟しろよ。これからアンタは今まで忠犬だった男の犬になるんだからな」
ーー
ちゃんとハッピーエンド予定です。
ヤンデレが故にいろいろありますが最終的にはラブラブになるように書いてます。
文字数 25,026
最終更新日 2022.11.30
登録日 2022.11.12
聞こえません、見えません、だから私をほっといてください。
レンタル有り聞こえないはずの魔術の音を聞き、見えないはずの魔術を見てしまう伯爵令嬢のレイフィア。
ある時、他の貴族の婚約解消の場に居合わせてしまったら…赤い糸でぐるぐる巻きにされてる人たちを見てしまいます。
何も聞いてません。見てません。だから、ほっといてもらえませんか??
第14回恋愛小説大賞読者賞ありがとうございました。
本編が書籍化しました。本編はレンタルになりましたが、ジョージア編は引き続き無料で読めます。
文字数 241,605
最終更新日 2022.11.30
登録日 2021.01.29
◆◇カタブツ異端審問官×一途な砂漠の魔女(♂)◇◆
《あらすじ》
束の間の自由を手に入れるため、故郷アシュモールを逃れてダイラに密航した魔女マタルと、審問官ホラス。ある事件の最中に二人は出会い、手を組んだ。ホラスの幼馴染み・マギーを奪った20年前の魔女狩り──その実行犯を狩るために。
7年の歳月を共に過ごし、身体だけの関係を続けながら、狂おしいまでの思慕を募らせてゆくマタルと、気付かぬふりをするホラス。
「お前が羨ましいよ、マタル」小さくため息をつく。「お前と同じくらい、俺も……自分のことを信じられたらいいんだが」
すると、マタルはそっと微笑んだ。
「あなたはそのままでいい」彼は言った。「あなたの分まで、俺があなたを信じるから」
いまようやく黒幕の正体に迫ろうとする彼らの前に、王都で発生した失踪事件が立ちはだかる。行方不明となった貴族の娘──彼女は魔女に変異していた。少女は自ら姿を消したのか? 彼女を狙う者の正体は?
謎を追うほどに、深まってゆく過去との共通点と陰謀の影──そして、無視できないほどに燃え上がる思い。
そんななか、新生エイルにはマタルの命を狙う刺客が現われ、ヴェルギルに助けを請う。
「〈呪い〉が生まれようとしているのです」
次第に浮き彫りになってゆく現実に打ちのめされながらも、真実を追い求めるマタルとホラスに、忍び寄る〈呪い〉の宿命。命を懸けて運命に抗うふたりがたどり着く先とは──!?
『腥血と遠吠え』に続く、ダークファンタジーBL《日月の歌語り》シリーズ第2巻。
一作目はこちら→https://www.alphapolis.co.jp/novel/319250361/529681879
※『腥血と遠吠え』のクヴァルドとヴェルギルのリバがあります。お楽しみください。
文字数 226,112
最終更新日 2022.11.30
登録日 2022.10.21
悪役令嬢だそうですが、攻略対象その5以外は興味ありません
レンタル有り悪役令嬢に転生したそうですが、攻略対象その5以外には興味がありません。
ストーリー?イベント?ヒロインさん?そんなことはどうでも良いので、攻略対象その5に会いたいのです!
「小説を読もう」にて更新・完結をした作品です。「小説を読もう」のアカウント削除に伴い、書き直して投稿します。
【本編完結済】現在番外編更新中です。
文字数 444,912
最終更新日 2022.11.30
登録日 2020.09.13
枝川裕樹は、気象庁の高性能小型飛行機に乗り、高度6,000メートル上空にいた。
2週間前、前任者は、交渉を失敗させて、最悪な結果になり1都7県で16名もの死亡者を出したのだ。
今回、失敗は許されない。
文字数 2,700
最終更新日 2022.11.30
登録日 2022.11.30
3人の男から好かれてしまった俺、南悠太は、今日も魔の手から逃げる日々を送る。
※数年前に未完成で止まっていた作品ですが、BL大賞のお知らせ通知が届き、ずっと心残りだった作品を、どんな形でも完成させようと思い、当時の設定など、全部忘れちゃったので、おかしなところ満載のまま完結いたしました。
文字数 41,032
最終更新日 2022.11.30
登録日 2022.10.30
豪華で綺麗な人達の中に紛れ込んで、
偽物の私が、何食わぬ顔で座っている。
私が、この場所にいるべきでない事は、私が一番知っている。
私に資格がない事は、私が一番知っている。
なのに、誰よりも高貴な貴方は私だけを見つめてきて、
あの時のように微笑みかけてくる。
その微笑みに見とれながら、
私はこの場所から逃げたくて仕方がない。
貴方には私より、もっとふさわしい人がいる。
本当はこの場所に来れるはずがない私だけど、
貴方に出会う事ができた。
貴方の笑顔を目に焼き付けて、
私は、何事もなくここから解放される時を待つ。
だから、、、
お願い、、、
私の事は、、、、
選ばないでください。
8月26日~続編追加します。不定期更新。完結→連載へ設定変更となります。ご了承ください。
文字数 35,627
最終更新日 2022.11.30
登録日 2022.07.20
第一王子のサイモン・デイヴィスは、婚約者であるララーナ・エレクシアに婚約破棄を言い渡した。
そのうえ、ありもしない罪を着せて、彼女を家族と共に国外追放の島流しにした。
「王子であるおれに偉そうにたてつくから、そうなるんだ」
ララーナの絶望する顔を見て、デイヴィスは気持ちよくなっていた。
多少強引な追放だったが、問題ない。
万に一つも可能性はないと思うが、仮にララーナに復讐されても、自分にはタイムリープの魔法がある。
万が一のことが起これば、やり直せばいいだけだ。
そう思っていたが、デイヴィスはタイムリープをした後、『恐るべき真実』を知ることになるのだった……。
文字数 19,529
最終更新日 2022.11.30
登録日 2022.11.28
レイリー=キッシンジャーはキッシンジャー男爵家の次男であるが、浮気者の婚約者に冤罪を着せられて婚約破棄される運命だった。
このままでは面白くない。ギア王子が協力者となり、ざまあを成功させるが、それは奴隷契約の始まりで………。
※最後はハッピーエンドです。
※ギアの身分表記が誤りあったため、修正しました
※改題しました。
文字数 81,620
最終更新日 2022.11.30
登録日 2022.11.13
大学生になったばかりの澄依(すい)は、学食で会いたくない人に再会した。それは、中学時代の元カレ・咲音(さきと)以前と変わらない様子で話す咲音に戸惑いつつも連絡先を交換した澄依だが、一方の咲音にも声をかけた理由がちゃんとあって…。澄依を押し倒し泣かせた過去を後悔すると同時に心の傷にもなっている咲音、そんな咲音と接するうちに再び彼に惹かれていく澄依。見た目はちょっとチャラいけど一途な拗らせ男子×小動物系ほんわか女子、初恋同士の二人がもう一度愛を深めていくお話です。※ 小説の中に、一箇所未成年者が間違えて飲酒をしてしまう表現がありますが、これはあくまで物語の表現上のものであり、未成年者の飲酒を推奨もしくは、肯定する意図は決してございません。 R18は後半予定+※表記有。ムーンライトノベルズ様にも投稿しています。
文字数 46,997
最終更新日 2022.11.30
登録日 2022.11.18
「くっくっく、ようやく透明人間の薬が完成したぞ!」
男は苦節20年の時をかけて試行錯誤を繰り返しながら、透明人間の薬を完成させるが……。ノベルアップ+にも投稿しています。
文字数 383
最終更新日 2022.11.30
登録日 2022.11.30
藤乃侑はある日突然異世界に飛ばされた。
周りは聞いたこともない言語で喋る人たち。
何もわからず途方に暮れていた時、手を差し伸べてくれた人。
けどその人は侑を嫌っているそうで。。。。。
主人公可哀想に書きます。
モブレは絶対にしません。
えっちは少なめで、イチャイチャ多めです。
文字数 3,446
最終更新日 2022.11.30
登録日 2022.11.29
トアル会社は『リアル美少女抱き枕』を販売した。三次元の美少女がプリントされた抱き枕だった。
そのリアルさと美少女の天真爛漫な笑顔が受けてたちまち大ヒットしたが……。
文字数 430
最終更新日 2022.11.30
登録日 2022.11.30
この世の全ての自然物には魔力が秘められている。
ただ一つ人間を除いて。
人間はその代わりに魔力をエネルギーとした魔法が使えた。
けれどそれも上手く使いこなせるのは一握りの人たちだけ。
一般人は魔力の込められた便利な道具”魔宝石”を使って暮らしていた。
魔法学校に通う主人公みかげは、魔宝石を作る宝石師になるのが目標。
しかし、ある日通っている魔法学校から退学を宣告されてしまう。
一度落ちこぼれたら二度と魔法学校には通えず宝石師になることもできない。
それが社会のルールだった。
みかげは夢を断たれた事になったが、優秀な二人の姉の企みで名門魔宝石学校の転入試験を受けることになる。
みかげは絶対に受かりたいと強い気持ちで試験に挑んだものの、試験中に起こした問題が原因でどん底に突き落とされる。
感情がぐちゃぐちゃになったみかげは、本当は大好きな姉たちに八つ当たりをして大嫌いと言ってしまう。
試験は放棄しよう。そう逃げかけたけれど、みかげはある事を思い出し再び立ち上がる。
今度は姉たちの手は借りられない。
そこで学園の責任者も一目置いている謎の教員シトアとタッグを組み、試験をパスするための特訓を始める。
シトアの助力により”魔力の本質”に気づいたみかげ。
試験で自分にできる最大限の力を発揮すると同時に、姉達の本当の思惑を知ったのだった。
文字数 2,744
最終更新日 2022.11.30
登録日 2022.11.30
エリート企業マンは自身の肉体――建物を拡大させるために、ライバル企業マンにタイマン勝負を挑むことに情熱を燃やしていた。ノベルアップ+にも投稿しています。
文字数 383
最終更新日 2022.11.30
登録日 2022.11.30
「婚約破棄だ、リオナ・ファルゼンベルク。お前に王妃の座はふさわしくない」
婚約者であるレンバート殿下に婚約破棄された、公爵令嬢のリオナ・ファルゼンベルク。殿下のかたわらには成り上がり男爵令嬢のマリアナがはべっていた。信じられない。今までの私たちの関係はなんだったんですか?
呆然とする私に、隣国からの留学生であるロドリオットが声をかけてくる。
「よければ僕の国で過ごさないか?」
そんな言葉にリオナは頷き、新生活のために国境へと向かう。
一方、レンバート殿下の様子がなにやらおかしいようで……?
★ ★ ★
※ご都合主義注意です!
※史実とは関係ございません。まったりお楽しみくださいませ!
文字数 31,620
最終更新日 2022.11.30
登録日 2022.11.08
特別な鳥をめぐる人たちを書いた異世界のお話です。ショートショートを書いてみたくて考えましたので、4話ほどで、さくっと終わります。ゆるい設定のお話ですが、お気軽に楽しんでいただければ幸いです。
文字数 5,113
最終更新日 2022.11.30
登録日 2022.11.29
文字数 2,584
最終更新日 2022.11.30
登録日 2022.11.30
「お前は、無理……」
これが、初めて好きな人に告白して言われた言葉。
つらくて、悲しくて、会社を飛び出した私は交通事故にあって死んだ……と思ったら、大好きだった乙女ゲームの悪役令嬢ミシェルになっていた。
破滅確定の悪役令嬢に転生してしまった私は、運命を変えようと頑張る決意をする。
だけど、なぜか婚約者のウィルソン様が前世でフラれた彼と全く同じ顔をしていた。しかも、婚約破棄をする素振りは全くなく、溺愛してくるんですけど!?
*設定ゆるゆるの、架空の世界のお話です。
*小説家になろう様にも投稿しています。
本編52話+番外編5話で完結になります。
誤字報告ありがとうございます。承認不要との事でしたので、こちらでお礼を失礼します。
文字数 102,319
最終更新日 2022.11.30
登録日 2022.11.22
剣と魔法と魔科学が発展した世界『エンベンタリア』。その世界に突如として現れた怪物『獣魔』は、人類が誇る勇者や英雄ですら敵わないほどに強大な存在だった。
だが、人類は劣勢の中で対獣魔用人型兵器〝魔骸騎士ヴァルフェル〟を完成させ、遂には『獣魔』への逆襲を果たすまでに。
そして来たる最終決戦……その戦場に、とある一人の若き騎士がいた。
彼の名はレコ=ミルーイ。
故郷に妻と子をもつ心優しい青年である彼は騎士としてはどこか気弱で頼りなげであったが、初陣の激戦の中で成長を遂げ、騎士としてのお勤めを立派に果たした……はずだった。
なんたることか、『獣魔』との最終決戦後、レコは思がけないハプニングにより戦場に取り残されてしまったのだ。
戦場で立ち尽くすレコであったが、そんな彼の目に不審なコンテナが映る。
警戒して近づくレコが見たもの……それは何故かコンテナに詰められた幼女だった。
しかも、いかなる理由かコンテナに引き籠ってなかなか出てこない。
それどころか中から壁を蹴るし、人前に姿を見せようともしない。
コンテナも背中に溶接してしまったからもはや一蓮托生だ。
なので仕方なく、謎の少女を旅のお供にして祖国を目指すレコ。
しかし、その道行きには常にトラブルと謎が待ち構えていて──!?
戦闘用人型兵器となったに青年と謎の〝箱入り少女〟が織り成す異世界ハートフルミリタリーアクション冒険劇、ここに開幕!
文字数 104,036
最終更新日 2022.11.30
登録日 2022.10.26
新聞記車は有名車のゴシップを執拗に追いかけるスクープ記車であり、現在追いかけているのは新車俳優として人気を博していた有名車が起こした殺車事件についてであった。ノベルアップ+にも投稿しています。
文字数 390
最終更新日 2022.11.30
登録日 2022.11.30
かつて婚約者に裏切られそれから男性が無理になっていた私ですが、中性的な容姿の彼とは上手く関わることができそうです!
文字数 988
最終更新日 2022.11.30
登録日 2022.11.30
魔王デルタービアによって世界は支配され、凶悪な魔物が大陸を闊歩していた。平和な世界を取り戻すために一人の少年が立ち上がった。おふざけファンタジーです。ノベルアップ+にも投稿しています。
文字数 446
最終更新日 2022.11.30
登録日 2022.11.30
「好きな人のところへ嫁ぐことができて、幸せね」
そう言われても、私はただの
お飾りの妻なんです。
愛してもらえない妻に、なんの意味があるのでしょうか。
むしろ、まったく好きじゃない人が夫なら良かったと思うことさえあります。
好きな人が夫で、それなのに、愛してもらえないなんて。
形だけ、上辺だけの夫婦関係。
私の役目は、跡継ぎを産むことだけ。それだけのために嫁いだのです。
もう、あなたを好きかどうかすらわからなくなってきました。
文字数 2,218
最終更新日 2022.11.30
登録日 2022.11.28
ふんわりと、日常に起こったことを思いつくままに書いています。
何も考えずに読める内容だと思います。
暇つぶしに覗いてもらえると嬉しいです。
また不定期で更新していきますので、よろしくお願いします。
100話で一旦完結します。
続きは②として書き続けようと思います。
文字数 67,498
最終更新日 2022.11.30
登録日 2022.02.23
【不器用な雪豹α王イデオン×見た目は美人Ω中身は田舎者なサーシャの転生オメガバース】
公爵子息のサーシャは借金返済のため縁談を持ち掛けられる。そのタイミングで起きた火事により前世の記憶が蘇った。
「僕、ホッカイドウの牧場主の息子だった……!」
動物好きの記憶を思い出したサーシャの嫁ぎ先は雪豹α王のいる北の国。
人間を食べると噂される獣人の国へ道民特有の能天気とおおらかさを発揮して嫁いで行く。
一方雪豹王イデオンは人間の国で両親が暗殺されたことから人間を疑っていた。
そして人質代わりに送られてくる花嫁に警戒心を抱く。
「人間とは一年中発情して子作り出来る種族――色仕掛けで腑抜けにするつもりだろうがその手には乗らぬ!」
しかし嫁いできたサーシャは美人な上懐かしい匂いがするし、予想外に純朴な性格で戸惑う。
さらに、歳の離れた弟のミカル(4歳)が自分よりも先に花嫁に懐いてしまい――?
雪豹王との子を身籠れば報奨金が出る。借金返済に必死なウブΩサーシャは雪豹王イデオンの心を溶かして子を授かることができるのか?
また、雪豹王の両親暗殺の真相とは?
【受】サーシャ・レーヴェニヒ(19歳)Ωの公爵令息。見た目は華やかだが中身は素朴な北海道民。動物に好かれる。
【攻】イデオン・ヘレニウス(20歳)αの雪豹獣人で、現グエルブ国王。気性が荒く不器用な超美形。
※舞台は北欧っぽいイメージです。ふんわりご都合主義ファンタジーなので温かい目で見守っていただけるとはっちゃきこいて頑張ります。
文字数 133,058
最終更新日 2022.11.30
登録日 2022.10.31