「守る」の検索結果
全体で5,438件見つかりました。
祖父の遺した書店を守るため、昼夜問わず働く27歳・童貞の朝倉樹。ある日、店に現れた妖艶な美女から「息子の最愛の妻になって」と突然の縁談を持ちかけられる。店の負債を肩代わりする条件に釣られサインした樹だが、豪邸で待っていたのは、先日店にやって来た美しい変人客・黒羽凛太郎だった。
「さっそく初夜に入ろうか。僕のお嫁さん」
なんと彼の正体は、人間の血を欲する吸血鬼だった! 優しい牙と指先がもたらす極上の快楽に心も体も蕩かされ、樹はたった一晩で奥さんとして開発されてしまい……!?
規格外な吸血鬼一家に嫁ぐことになった不器用青年の、甘く淫らでちょっぴり過激な溺愛・異類婚姻BL!
文字数 17,722
最終更新日 2026.07.01
登録日 2026.07.01
人の負の感情から生まれる災害『澱』。それは人々の心を侵食し、自殺や傷害事件など様々な悲劇を引き起こす。しかし、澱へと対抗する人々がいた。『内務省特異災害対策課第零番局』に所属する境断官たちである。ある日、捜査一課の刑事として黒瀬御影はある失踪事件を追っていた。捜査中澱に遭遇してしまい危機が迫った時、最強と謳われる東城楓李に救われる。その事件を皮切りに黒瀬御影は本来なら認識できないはずの澱を認識出来るようになってしまったため、零番局へ異動が命じられた。御影は人知れず澱から街を守る彼らの戦いに巻き込まれていく。怪異と向き合う中で御影は世界の裏に隠された闇、そして東城楓李が抱える過去へ足を踏み入れることになるーー。
*表紙だけAI活用させていただきました。
文字数 70,751
最終更新日 2026.07.16
登録日 2026.06.16
魔の臣従礼を交わし、友人のシーマに仕えるユゼフは、外遊中のディアナ王女を守ることに熱意を燃やしていた。
ところが、シーマの目的は王位簒奪。しかも、ユゼフの従兄弟のイアンを謀反人に仕立て上げ、討伐してのし上がるという卑劣な方法だった。ユゼフに守れと命じたのは、ディアナが第一王女であり、婚姻すれば王権を得ることができるからである。
時間の壁により国は分断され、ユゼフのほうでは国内で起こっていることを把握できない。そんな状況下、ディアナを好きになってしまう。
愛か義か。思い悩むユゼフからディアナは奪われる。愛する彼女を救うため盗賊の手を借り、魔の国へ向かうのだが……
陰気なユゼフ、周りを強く惹きつけるシーマ、愚かで乱暴者のイアン、優等生のサチ──四人のうち、最後に玉座を得るのは誰か?
©2021黄札
文字数 263,564
最終更新日 2026.07.16
登録日 2026.06.28
──「それ、ただのシステムエラーだよ」
安眠こそが人生の至上命題。
かつてweb業界の荒波で「仕様変更」という名の不条理と戦い抜いたフリーランス・佐藤カズヤ。
彼はある日、愛猫の「たま」と共に、現代日本のインフラが完備された「家ごと」異世界へ転移してしまう。
24時間365日、一歩も家から出ずにダラダラしたい。
そのためには、家の外で鳴り響く「非効率な騒動」という名のノイズを片付ける必要があった。
異世界の住人たちが「精霊の怒り」と震え、「伝説の呪い」と嘆く難問。
だが、webエンジニアであるカズヤの目には、それは単なる「設計ミスのバグ」や「UI(ユーザーインターフェース)の欠陥」にしか見えなかった。
「根性論で動かすからクラッシュするんだよ」
「その不具合、パッチを当てる必要があるね」
寝そべったまま現代社会の最適化ロジックを異世界に。
本人はただ、静かな昼寝環境を確保するために「最短・最小の手間」で問題を処理しているだけ。
しかし、そのあまりに合理的で冷徹な回答は、領主を驚愕させ、騎士を心酔させ、いつしか彼は「一歩も動かずに世界を再構築する、神の如き知恵者」として祭り上げられていく。
一方、膝の上で丸まる愛猫・たまの正体は、主の安眠を妨げる不穏分子を物理的に消去する最強勇者ターメイン。
「俺は寝たい。だから世界を最適化する」
快適な引きこもり生活を守るための「デバッグ」が、気付けば国の、そして世界の秩序を書き換えてしまう。
猫×怠惰×勘違いが織りなす、超合理的・異世界QOL向上コメディ!
文字数 325,835
最終更新日 2026.07.15
登録日 2026.02.27
東西別れるとある島國。軍事力の格差による圧力で、隣國西をも掌握せんと企む東の帝は、西を統べる女帝へ政略結婚を申し込んだ。追い込まれた西の唯一の対抗策は、女帝の溺愛する弟が表明した、悲しい覚悟であった。祖国と姉を守る為、引きこもりの皇子は初めて『外』で生きてみようとする――。
似通った文化を持ちながらも、其れは異なった二つの国。何より武の道を重んじ、世の先駆けとなる東の国(江戸風)。何より雅を重んじ、心豊かに在るべきとする西の国(平安風)。そんな世界で繰り広げられる、歴史の一幕を綴る和宮廷ファンタジー。
※確実に完結をお約束できます。
文字数 30,363
最終更新日 2026.07.15
登録日 2026.07.02
二つの国が並び立つ世界──朱雀国と春風国。
両国の王子テルシアとキリトは幼い頃からの友であり、
互いの国を支える未来を夢見ていた。
しかし春風国の女王リーサは、朱雀国の姫が持つ“力”を恐れ、
異世界から転生した暗殺勇者に
「姫へ呪いをかけよ」
と命じる。
影の任務を背負わされた勇者は葛藤しながらも呪いを放ち、
その瞬間から、二つの国の運命は静かに狂い始める。
呪いに蝕まれる姫。
闇に染まりゆく王宮。
そして、影の裏で蠢く“黒幕”の気配──。
姫を救うため、家族と国を守るため、
テルシアとキリトは女王リーサの闇に立ち向かうことを決意する。
これは、影を背負った勇者と二人の王子が、
国の未来を守るために戦うダークファンタジー。
暗殺勇者として生きた俊也は、最期の任務で命を落とし、異世界へ転生する。
目覚めた先で彼に与えられた役目は──
姫君シリカと王子ルーナの“影の護衛”。
影として王宮に仕える俊也は、二人の背後に潜む“呪詛”と“影の異変”を察知する。
王城の結界は弱まり、暗殺ギルドの残党が王宮内部へ侵入。
かつて自分が使っていた技術──“影歩き”を操る者まで現れ始める。
姫君は呪いに蝕まれ、王子は影に狙われ、王宮は静かに崩れ始めていた。
俊也は二人を守るため、前世の技を解禁し、影としての誓いを立てる。
「この命が尽きるその時まで──必ず守る」
しかし、敵の背後には“影の主”と呼ばれる黒幕が潜んでいた。
それは俊也を殺した“暗殺者の王”に酷似した気配を放ち、王宮へ忍び寄る。
影の護衛として、俊也は過去と向き合いながら、
姫君と王子を守る戦いへと踏み出す──。
影が揺れ、光が試される。
これは、二人の殿下を守るために転生した暗殺勇者の物語。
文字数 88,585
最終更新日 2026.07.15
登録日 2026.05.29
ただ、筋トレがしたいだけだった。
だが……転生した異世界は彼を放っておかなかった。
剣と魔術の世界に降り立った“筋トレマニア”のユージ・タカハラ。
手始めに筋トレ器具を作ろうとすれば騎士団に目をつけられ、
筋トレで培った強靭な精神力のせいで宗教団体に追いかけ回される。
その過程で仲間になっていく個性的なメンバーたち。
ユージのせいでさまざまなトラブルに巻き込まれ、やがて一行は、魔術を砕き、ドラゴンを退け――ついには神々の思惑すら揺るがしていく。
だがこれは、ただの最強譚ではない。
仲間を守るため、運命に抗うため、
鍛え上げた筋肉に“意味”を与えていく物語。
笑えて熱い、筋肉神話ファンタジー。
文字数 434,158
最終更新日 2026.07.15
登録日 2026.04.28
宮廷魔導師団を追放された青年・アルス。彼が持ち出したのは、廃棄同然のガラクタと、誰も見向きもしない『魔導具開発』の知識だけだった。辺境の貧しい村に辿り着いた彼は、魔導具を駆使して生活を豊かにしていく。魔力を自動で貯める井戸、全自動収穫機、そして村を守る魔導結界。アルスの技術に惹かれ、凄腕の女剣士やエルフの技術者が集まり、村は瞬く間に発展。気づけば帝国すら無視できない最強の要塞都市へと変貌を遂げていた。これは、追放された男が仲間と共に理想の地を創り上げる、最高に快適なスローライフ・ファンタジー。
文字数 54,468
最終更新日 2026.07.15
登録日 2026.06.25
王太子アルベルトの婚約者だった公爵令嬢アリアンナ。
幼い頃から彼を愛していたが、ある日を境にアルベルトは別人のように変わってしまう。
婚約者を置き去りにし、他の女性と親しくし、王太子としての責務まで放棄――。
やがて彼は王太子の地位を剥奪され、アリアンナとの婚約も解消された。
傷ついたアリアンナは、新たな王太子となった第二王子セドリックの婚約者になる。
けれどその後、彼女は知ってしまう。
最低の婚約者だと思っていたアルベルトが、実は彼女を守るために自ら悪役となり、王太子の地位も未来も捨てていたことを。
そして、その裏には誰も知らない秘密が隠されていた――。
嫌われたと思っていた婚約者の、あまりにも不器用で切ない愛の物語。
文字数 11,727
最終更新日 2026.06.25
登録日 2026.06.25
孤児院で育った少女ルーチェは、幼いころから手のひらに淡い光を宿していた。
怪我を癒し、心の痛みを和らげるその力は、やがて“祝福の子”の証だと判明する。
彼女を迎えに来たのは、古くから祝福の子を守る役目を持つアーデル家。
エドガー、クラリス、セドリックの三人は、ルーチェを最初から“家族”として受け入れ、
彼女は初めて家族の温かさを知る。
十数年後──17歳になったルーチェは、皇太子クラウスの婚約者候補に選ばれる。
同時に選ばれたのは、もう一人の祝福の子と称される令嬢ラヴィーナ。
だが彼女の祝福は“偽りの光”。
ルーチェの純粋な光を妬み、陰で嫌がらせを繰り返す。
しかし、アーデル家は守護家系としてラヴィーナの“濁った光”に最初から気づいていた。
さらに、冷静な皇太子クラウスも、ルーチェの手の温かい光に触れた瞬間、
「本物は彼女だ」と確信する。
やがて、ラヴィーナの偽りの祝福と悪事が暴かれ、
彼女は自らが演じてきた“聖女”の仮面を剥がされていく。
これは、孤児院で育った祝福の子が、
守護家系と皇太子に守られながら、
偽りの聖女に静かにざまぁを返す物語。
文字数 61,887
最終更新日 2026.03.30
登録日 2026.03.22
ただひたすらに、青年は正義を志す。
青年の身に流れる血潮は、太古より紡ぐ因縁。
青年の夢で嘲るは、太古にて打ち破られし無念。
悠久の時を経て、奴らがその眠りから覚めんとする時 世界は狂気で震えるだろう。
青年の名を瑞沢優心。彼は、正義のヒーローに憧れるごく普通の少年だった。
幼い頃に経験した“七夕の悲劇”。
故郷を焼き尽くした災厄と、絶望の中で自分を救ってくれた仮面のヒーロー。”あの夜”の記憶を胸に、優心はただひたすらに、正義を志す。
そして、出会った天才少女・咲須麗華。
冷静沈着にして圧倒的な才を持つ彼女もまた、幼き日、”彼”に救われた一人だった。
絶望に抗い、恐怖に震えながらも、それでも優心は歩みを止めない。
大切な人を守るために。
誰かを救うために。
これは、運命に狂わされた少年が、孤独に生きてきた少女が、壮大なる宇宙の神秘に惑わされた二人が。
共に、血の絶えない世界を歩む物語。
文字数 477,460
最終更新日 2026.07.15
登録日 2026.05.10
いにしえの龍神が守る山、その集落に「月読」と呼ばれる一族がいる。彼らは結界術を行使し、見えざるものと共に暮らしていた。
集落には退魔師をなりわいとする者たちも暮らす。「月読」を継いだアキラには九郎という幼なじみがいた。成長するにつれて複雑になっていく環境。アキラは運命に翻弄され、周囲の男たちもまたアキラに翻弄される。彼らは自身の運命をどのように乗り越えて行くのか!?
神と妖と人、御山へ住むもの達が織りなす物語。
体格の良い主人公が受けです。妖怪バトルあり、修行あり、エロあります。怪我の描写もあるので血が苦手な方はご注意ください。爽やかではないギャグ要素も出てきます。
エローな描写のページは※マーク表示しています。
2022年に書いた小説の改稿版です。
※この物語に登場する人物、名、団体、場所はすべてフィクションです。
作品の表現上、モラルに反した描写もありますが決して推奨しておりません。
ⓒ2026 Kazamin 盗用・無断転載は禁止です。
Unauthorized copying or reproduction is prohibited.
文字数 79,546
最終更新日 2026.07.15
登録日 2026.06.06
高校の入学式を終えた帰り道。
目立たず静かな高校生活を送るつもりだった俺は、首席入学を果たしたクラスの美少女・神代に呼び止められた。
「今日から、私があなたを護衛します」
何を言っているのか分からない。
俺は特別な家の生まれでもなければ、誰かに狙われる覚えもない。ただの陰キャ高校生だ。
それなのに神代は登下校についてきて、教室では背後を警戒し、俺が席を立てば当然のように同行してくる。
どうして俺を守るのか尋ねても、返ってくるのは「昔」「雨の日」という言葉だけ。
どうやら彼女は、俺が忘れている何かを知っているらしい。
首席美少女による距離ゼロの護衛生活が、今日から始まった。
文字数 9,016
最終更新日 2026.07.15
登録日 2026.07.13
冷たい雨の降る教室で、壮絶ないじめの末に命を落とした相田宗一郎。次に目を覚ました彼を包んでいたのは、畳の匂いと障子越しの陽だまり――剣と魔法が息づく、どこか懐かしい和風異世界だった。
村娘の陽菜に救われた宗一郎が授かったのは、荷物を移すだけの「ハズレ」と笑われる転移魔法。しかし彼だけは、その本当の使い方に気づいてしまう。迫る炎も剣も、自分に触れる直前に別の場所へ飛ばせばいい。敵の武器を、足場を、体内の一部を、そして急所さえも転移させられるなら――攻撃も防御も、誰にも破れない。
ところが、最強の力を手にしても、宗一郎の心は前世の教室に囚われたまま。「僕なんかが」と俯き、勝つたびに自己嫌悪し、褒められれば罠を疑う。本人は目立たず荷物運びで暮らしたいだけなのに、合理的で容赦のない魔法の使い方が、周囲から「敵に回してはいけない男」と恐れられていく。
そんな彼の前に現れるのは、常に微笑みながら時折氷のような目を見せる天下一の女剣士・朱鷺、太陽のように笑いながら伝説級の式神を操る陽菜、女好きで下ネタばかりなのに神速の剣を振るう玄。剣豪、退魔師、指南役、公儀隠密――一癖も二癖もある強者たちでさえ、宗一郎の転移魔法を見た瞬間、冷や汗を流す。
冒険者協同組合で巻き起こる騒動、妖怪を操る“闇の住人”、王家から命じられた姫の護衛。そして、正義と信じていた国の歴史を反転させる衝撃の真実。敵だと思っていた者は本当に悪なのか。守るべき王国は本当に正しいのか。何気ない会話、古文書の一節、仲間の傷、消えた村の記録――小さな違和感と謎が幾重にも連なり、やがて世界を揺るがす秘密へと繋がっていく。
これは、無敵なのに自分を信じられない青年が、仲間の痛みと向き合い、誰かを守ることで自分自身を救っていく物語。天下一の剣士との不器用な恋、笑いと涙、裏切りとどんでん返しが交錯する、和風異世界転移ファンタジー!
文字数 19,741
最終更新日 2026.07.15
登録日 2026.07.12
包容力ドS×心優しいツンデレ。守るために包み込む。甘々な2人。リアクションが凄くて愛されるコメディ。「聖なる雫の音楽少年~あの日のキミ」の続編です。早瀬悠人(20)は大学三年生。ロックミュージシャンでもある。ネガティブでそそっかしい性格をどうにかしたいと考えているが、早瀬(32)が包容力で包み込んでフォローしている。二人は年の差カップルで、結婚の誓いを済ませたパートナー同士。穏やかな日々に起こる出来事をコメディで綴りました。
(作品時系列)
眠れる森の星空少年→海のそばの音楽少年→回転木馬の音楽少年→聖なる雫の音楽少年→本作
文字数 1,519,938
最終更新日 2026.07.15
登録日 2025.09.20
小鳥と時空の神のおかげで異世界に生まれ変わったロルビィ。幸せになって欲しいという小鳥のピィの為に、異世界へ転生する。
《第一章》俺のヘタレな皇子様
次々と失われる大切な人達を、愛する人を取り戻し、次こそ約束を守る為にロルビィは神の力を行使する。
《第二章》俺のイジワルな皇子様
やり直しを始めたロルビィだが、前回と流れが違う状況に迷いながらも、ひたすらにユキト殿下を守りたいと願う。
《第二章》俺の愛しい皇子様
※長編ファンタジー物書いてみたくて始めましたが、第一章10万字で収めようと思ってたのに倍かかりました。
第二章81話まで。
第三章で終了。95話まであります。
読んで頂き有難う御座います。エールやお気に入りを付けて頂き、大変嬉しく思います。
文字数 489,058
最終更新日 2023.09.10
登録日 2023.07.01
代々王宮医師を輩出しているオルディアン伯爵家の双子の妹として生まれたヴィオラ。
物心ついた頃から病弱の双子の兄を溺愛する母に冷遇されていた。王族の専属侍医である父は王宮に常駐し、領地の邸には不在がちなため、誰も夫人によるヴィオラへの仕打ちを諫められる者はいなかった。
母に拒絶され続け、冷たい日々の中でヴィオラを支えたのは幼き頃の初恋の相手であり、婚約者であるフォルスター侯爵家嫡男ルカディオとの約束だった。
『俺が騎士になったらすぐにヴィオを迎えに行くから待っていて。ヴィオの事は俺が一生守るから』
だが、その約束は守られる事はなかった。
15歳の時、愛するルカディオと再会したヴィオラは残酷な現実を知り、心が壊れていく。
そんなヴィオラに、1人の青年が近づき、やがて国を巻き込む運命が廻り出す。
『約束する。お前の心も身体も、俺が守るから。だからもう頑張らなくていい』
それは誰の声だったか。
でもヴィオラの壊れた心にその声は届かない。
もうヴィオラは約束なんてしない。
信じたって最後には裏切られるのだ。
だってこれは既に決まっているシナリオだから。
そう。『悪役令嬢』の私は、破滅する為だけに生まれてきた、ただの当て馬なのだから。
文字数 511,930
最終更新日 2024.10.21
登録日 2022.02.21
現代日本。
科学では捉えられない怪異や妖魔による被害が、人知れず人を蝕んでいる。
その裏側で動くのは、国家でも宗教でもなく、仙術を扱う者たちだった。
立花恒一。
百年近い時を生きる仙人でありながら、人間社会の中で静かに暮らす男。
人を切り捨てきれない気質と、長い修行で培った術を武器に、怪異の事件を裏から処理してきた。
そんな彼の前に現れるのは、怪異を“感じてしまう”少女・秋月穂乃香。
そして、過去の因縁と深く結びついた妖怪仙人・玄雷清磬。
日常と異界、守る者と守られる者、その境界は少しずつ曖昧になっていく。
やがて現れる邪仙たちとの戦いは、ただの討伐では終わらない。
過去の傷。名に刻まれた運命。切り捨てられない想い。
守るために前へ出続けた果てに、恒一は二度と戻れない一線へ追い込まれていく。
これは、現代を生きる仙人と、彼を取り巻く少女たちの物語。
静かな日常の奥で積み上がった感情が、やがて取り返しのつかない選択へ辿り着く、現代仙人譚。百年近く生きる仙人・立花恒一は、現代日本の裏側で怪異や妖魔を処理している。
人間社会に紛れ、静かに暮らす彼の弱点は、いつまで経っても人を切り捨てられないことだった。
怪異を感じてしまう少女・秋月穂乃香。
過去の因縁を背負った妖怪仙人・玄雷清磬。
彼女たちを守るため、恒一は怪異の事件へ深く踏み込んでいく。
だが、やがて現れる邪仙たちは、恒一の甘さと過去を利用し、彼を追い詰めていく。
守るために戦えば戦うほど、彼は人の側から遠ざかっていく。
それでも恒一は、誰かを見捨てることができない。
これは、現代を生きる仙人が、守りたい者たちのために二度と戻れない一線へ近づいていく物語。
文字数 101,351
最終更新日 2026.07.15
登録日 2026.04.10
月は、ただ夜空に浮かぶ衛星ではなかった。
それは太古の異星文明が地球へ生命を蒔き、その進化を見守るために造った巨大な人工天体だった。
深夜のコンビニ帰り。何者にもなれず、夢さえ諦めかけていたフリーター・相川ユウキは、月明かりの届かない路地裏で一人の少女を拾う。彼女が覚えていたのは「ルナ」という名前だけ。胸元には月の模様が浮かぶ謎のペンダント。水もテレビも朝食も、初めて見るように驚く彼女を、ユウキは放っておけなかった。
だが翌日、黒衣の追跡者が現れる。二人はテロリストに仕立て上げられ、口座も身分も奪われ、一夜にして世界から消された。ルナを「月の鍵」と呼ぶ秘密組織アルカナ。月の支配から人類を解放しようとする反乱組織シルヴァームーン。敵と味方、支配と自由、二つの正義が激突する中、ルナの失われた記憶が目覚めていく。
やがて明かされる真実――月は地球を守るため、人類そのものを滅ぼそうとしていた。
剣も異能も持たないユウキにあるのは、誰も見捨てない愚直さと、戦いの素人だからこそ見抜ける小さな違和感だけ。その「弱さ」は、完璧な機械兵にも最強の戦士にも持てない、最後の切り札となる。
守りたいのは世界ではない。
彼女が笑って「おはよう」と言ってくれる、当たり前の朝だ。
追う者にも守る理由があり、反逆者にも捨てられない理想がある。昨日まで殺し合っていた者たちは、目覚めた月のAIと機械兵団を前に、互いの憎しみを抱えたまま共闘を迫られる。砂漠、深海、富士山地下を舞台に、正義が反転し、仲間の犠牲が次の一歩へつながっていく。最後に問われるのは、人類に生きる価値があるかではない。不完全な誰かを、それでも愛せるかということだ。
現代SF×逃亡サスペンス×終末バトル。人類を造った月と、月に造られた少女、そして何者でもない青年が挑む、世界の夜明けを巡る物語。これは、世界より一人を選び抜く物語です。これは、孤独と愛を巡る物語だ。
文字数 170,807
最終更新日 2026.07.15
登録日 2026.06.15