「廃止」の検索結果
全体で64件見つかりました。
敵国に潜入して、国家を内側から崩壊させよ——
そんな極秘任務を受けたクロウが辿り着いたのは、自滅の構造を完備した“終わってる王国”だった。
王は優しすぎて税金を廃止し、
将軍は筋肉で地図を読み間違え、
令嬢は美術作品として人を燃やし、
商人は火災と疫病を金に換えて悦ぶ。
──そして、7日後。
何もせずとも国は滅びていた。
これは、崩壊した国家をただ「観測」し続けたひとりの諜報員による、
国家終末ギャグ観察記録。
文字数 9,968
最終更新日 2025.10.31
登録日 2025.10.31
オメガのルイスは、エスターサ王国の小さな村で冒険者をしながら暮らしている。
世界でのバース性の差別が廃止されて久しいが、エスターサ王国の上級階級の間では、いぜんオメガに対する差別は根強く残っていた。
そんなある日、ルイスは美形の金髪少年と出会う。
彼は、エスターサ王国の反対側、シーべニア王国から魔法陣で飛ばされてきたという。
また、その反動で若返ってしまい、本当の年齢は20歳だと言い出す。
呆気にとられるルイスに、さらに彼は自分はアルファだと言い出しー--「俺は自分の欲しいものに妥協はしねぇ」
過去ありオメガのルイスが中身は20歳の少年(ショタ)と一つ屋根の下で暮らし、ミントを鑑賞したり、魔獣を倒したりする話です。
攻めはのちに元に戻ります。
オメガバース設定あり。
性描写、無理やり描写など★つけます。
無理やり描写、残酷な表現あり。
文字数 10,738
最終更新日 2022.10.30
登録日 2022.10.08
エッセイ『食管法廃止と米の行方――倉庫管理者の証言』は、1995年に廃止された食糧管理法(食管法)を背景に、日本の食料政策とその影響について倉庫管理者の視点から描いた作品です。主人公の野村隆志は、1977年から政府米の品質管理に携わり、食管法のもとで米の一元管理が行われていた時代を経験してきました。戦後の食糧難を知る世代として、米の価値を重んじ、厳格な倉庫管理のもとで働いていました。
しかし、1980年代後半から米の過剰生産や市場原理の導入を背景に、食管法の廃止が議論されるようになります。1993年の「タイ米騒動」を経て、1995年に食管法が正式に廃止されると、政府の関与が縮小され、米市場は自由化の道を歩み始めます。野村の職場である倉庫業界も大きな変化を余儀なくされ、彼は市場原理が支配する新たな時代への不安を抱えながらも、変化に適応していきます。
文字数 4,285
最終更新日 2025.03.08
登録日 2025.03.08
長きに渡り戦争が続く二つの国。
身分社会の王政国家・ペルフェクト王国。
国民の代表たる議員によって成り立つ議会制の国・シュタルクヘルト共和国。
ペルフェクト王国軍の少将・オルキデア・アシャ・ラナンキュラスは、上官の命令で、自軍が破壊した敵国・シュタルクヘルト共和国の軍事施設と軍事医療施設跡にいた。
目的はこの地で捕虜となっていた自軍の兵士を解放することだった。
けれども捕虜となっていた自軍の兵士は、既に移送されており、残っていたのは医療施設で治療を受けていたシュタルクヘルト共和国軍の兵士と関係者ーーの死体だった。
そんな中、オルキデアは唯一の生存者を見つける。
菫色の瞳と藤色の髪を持った女性だったが、襲撃時の怪我とショックから記憶を失っていた。
そんな女性に「アリーシャ」と名付けて捕虜としたオルキデアだったが、とある事件に巻き込まれたのをきっかけにアリーシャに興味を持つ。
けれどもアリーシャは敵国の娘、オルキデアの好きには出来ない。
それならせめてアリーシャを国に帰そうとするが、頑なに帰りたがらず、とうとう部屋に引きこもってしまったのだった。
どうにかしてアリーシャを説得出来ないかと悩んでいたオルキデアの元に、突然、疎遠になっている母親が、縁組の話を持ってやって来たのだった。
「なあ、俺の妻と恋人、どっちがいい?」
縁組を回避するためにオルキデアが提案したのは、この国でのアリーシャの生活と引き換えにした「契約結婚」。
縁組の話と同時期に記憶を取り戻したアリーシャには、どうしても国に帰りたくない理由があるようだったーー。
一方シュタルクヘルト共和国では、襲撃の際にその場に居合わせていた、とある女性が行方不明となっていた。
その女性の名前は、アリサ・リリーベル・シュタルクヘルト。
今は廃止されたシュタルクヘルト共和国の王族の血を引く女性であったーー。
縁組回避から始まる契約結婚、そしてーー真実の愛。
これは「愛」を知る物語。
王道ファンタジー風の恋愛物語。
ロマンスファンタジーが好きな貴方へ。
※2/1から更新を再開します。(詳細は近況ボード2022/1/26をご覧下さい)
※こちらは『平和を描く』と同じ世界観で描いています
※タイトルに「※」がついている箇所には、R18シーンがあります
【表紙はあままつ様のイラストをお借りしています】
文字数 507,902
最終更新日 2024.06.08
登録日 2020.09.20
『ゆるーく建築を知れる』📐北海道札幌市を舞台とした『ゆるふわ×建築』日常系のストーリーです🏠✨
北海道内でも人気が高く、多くの女子が入学を夢見る『才華女子高等学校』。多くのキラキラした学科がある中、志望調査で建築学科を志望した生徒はわずか3人?!
「10人以上志望者がいないと、その年度の建築学科は廃止になる」と宣告された、うらら達3人。
2年生から本格的な学科分けがあり、それまでにメンバーをあと7人増やさなければならない。うらら達は建築の楽しさを周りにも伝えるため、身近な建築の不思議や謎を調査する活動をすることに決めたのだった――。
🌸🌸🌸
人間にとって欠かせない衣食住、その中の『住』にあたる建築物は私たちにとって身近な存在です。でも、身近すぎて気づかないこと、知らないことって多いと思いませんか?
「なんで、こんな所に穴があるんだろう?」
「なんで、ここはヘコんでるんだろう?」
「なんで、この壁とあの壁は叩くと音が違うんだろう?」
「そもそも、建物ってどうやって作ってるんだろう!?」
建築には、全ての形に意味があります。
(意味ないことをしたらお金と手間がかかるからやらない)
一件難しく感じるかもしれませんが、
この小説では女子高生たちとゆる~く建築の豆知識をお伝えしながら、すこ~しでも良いので建築に興味を持ってくれたらうれしいな~
という気持ちで、建設業で働く私がの~んびり書いていく作品です。
ごゆっくりお楽しみくださいませ✨
☆注意☆
この作品に登場するイラストは、AIイラストを作成するアプリで作っています。
背景など作中と少し異なる表現があるかと思いますがご了承ください。
文字数 30,346
最終更新日 2024.04.22
登録日 2024.03.28
昭和30年代。
戦後復興期のさなか、若き実業家と赤線の女が恋に落ちる。
世間からいい顔をされなくとも、ふたりは幸せだった。
だが時は流れ、売春防止法の施行に伴って赤線の廃止が決定。
時代の流れは残忍な濁流となって、ふたりを押し流して行く。
昭和の妖怪、岸信介。
経済の鬼、池田勇人。
貴公子、佐藤栄作。
彼らは、寵愛する若き麒麟児に、どのような道を示すのか。
連載再開です。
文字数 32,232
最終更新日 2019.05.14
登録日 2019.04.03
この世界では、長い間人間族は差別に遭い続けてきた。
この世界上では、様々な動物の姿をした、高度な知能を持つ生物、日本で言う、「人間」的な存在のものが生活している。それらは、「民」と呼ばれる。しかし、彼らは人間の姿とは限らず、犬、猫、猿、馬、牛、様々な姿をしており、それぞれ「犬族」「猫族」などと言った風に呼ばれる(この呼び方は”民”種差別に当たるため、廃止が検討されている)。その中でも、人間のような姿をした民は、「人間族」及び「ヒト族」と呼ばれる。
ちなみに、動物と民を見分ける最も簡単な方法は、彼らが四足歩行しているか、二足歩行しているかどうかである。
人間族は、毛が生えているのは頭など一部だけ、など、他の種に比べて特異な点があるために、長い間他の種の民によって差別に遭い続けていた。
その背景として、指先に毛がないことから、細かい作業のために奴隷として駆り出された過去が一つ挙げられる。そのおかげで産業は発展したため、むしろ他の民は人間族に感謝すべきであるが、やはり、その特異な見た目上、差別は決して絶えることがなく、むしろ、近年の機械化によって人間族の良さが失われつつあることで、差別は一層加速していた。
仕事を失った人間族は、行き場を失い、スラム街を形成し始める。差別のせいで都市部のアパート、マンションは軒並み断られるうえ、労働の賃金も安かったためである。
そのスラム街には、他の民は決して近付こうとはせず、その近辺には、ほとんど人間族以外は住んでいない。
ただ、誰もいないというわけではない。そのスラム街に、小さな街が隣接していた。そこには、人間族への配慮があり、人間族への差別を撤廃しようと努力する民の姿があった。
彼らは、人間族のために都市部から食料や日用品、家電、建築資材…あらゆる物を仕入れては、人間族に販売していた。当然、人間族が都市部の店へ行ったところで、入店拒否であるためだ。
では、肝心の人間族は収入をどこから得ているのか…
その街に、とあるIT企業の姿があった。
登録日 2021.02.20
全世界で死刑制度が廃止されて十年。更正する余地がないと判断された凶悪犯罪者達の極刑として、流刑地送り(異世界転移)が生み出された。因果応報システムにより、人間世界で犯した罪に応じてクラス分けされ、初期装備や初期転移先を決定される。
モンスターとの戦闘でコーエンに助けられたジョー、二人は何故流刑地送りにされたのか?そこには壮絶な過去の事件があった。
登録日 2020.09.15
カクリ大戦から数十年。
カクリモノはその凶暴性、発生率を大幅に減少させ、人々は比較的平和な生活を送っていた。
そして十年前、ついにカクリモノと戦う異能者”カクリシャ”の特例が廃止された。
一部を除き解雇されたカクリシャたちは、いまだ現れるカクリモノから人々を守ろうとする者、自分たちを排除した社会へ報復しようとする者、カクリシャであることを隠す者に別れた。
生まれつきカクリモノに関する過去のものが見える干川は、ある日、異能者の保護を行なっている結社『天ノ門』と出会った。
登録日 2018.06.11
突如として異世界に召喚された主人公。勇者、大賢者、聖騎士など華々しい職業が次々と与えられる中、彼に表示されたのは『記録者(レコーダー)』という戦闘能力皆無の最弱職だった。
「お前、足手纏いになるだけだな」
勇者パーティーのリーダー・橘大地からの冷たい言葉。他の召喚者たちも、同情と軽蔑の入り混じった目で主人公を見つめる。王城の上級客室を与えられる勇者たちを横目に、彼は街の安宿へと追いやられた。
絶望の淵で膝を抱える主人公。しかし、その夜、転移魔法陣のエラーが判明する。彼の真の職業は『全知の記録者(オムニシエント・クロニクラー)』――この世界の全ての知識、技術、魔法を記録し、自在に再現できる究極の能力だった。
歴代勇者の剣技、伝説の魔法使いの呪文、封印された秘術。全てを「記録」し、全てを「使用」できる圧倒的な力。わずか二週間でA級冒険者に昇格し、勇者パーティーすら倒せなかった魔王軍幹部『氷結の将軍』を一人で撃破する主人公。
だが、その力が王国に知られると、事態は急変する。「その危険な力を管理下に置く」――王国の裏切り、そして勇者たちとの対立。追い詰められた主人公の前に現れたのは、魔王軍の幹部『紅蓮の暗殺者』リリアだった。
「魔王様は、あんたの力を欲しがってる」
魔王城で明かされる衝撃の真実。魔王リリスはかつて人間の王女であり、暴走した勇者たちを止めるために戦い続けていた。この世界の本当の脅威は魔王ではなく、権力者たちに都合よく利用される勇者召喚システムそのものだったのだ。
真実を知った主人公は決断する。歪んだシステムを破壊し、世界を本当の意味で救うために。
最終決戦では、かつて自分を見下した勇者パーティーと対峙。圧倒的な力の差を見せつけながらも、主人公は彼らに真実を伝える。利用され、正義だと信じ込まされていた勇者たち。葛藤の末、彼らは主人公の手を取り、共に新たな道を歩み始める。
一年後、世界中に真実を伝え、勇者召喚システムを廃止させた主人公たち。魔王の呪いから解放されたリリス、仲間となった元勇者パーティー。そして、主人公は元の世界へ帰る方法を見つける。
「記録し、学び、成長する。それが、俺の真の力だ」
最弱と呼ばれた男の逆襲は幕を閉じる。だが、これは終わりではない――新たな物語の、始まりだ。
本作の見どころ
最弱から最強への痛快な逆転劇
圧倒的な力で敵を蹴散らす爽快感
予想を覆す世界観の裏設定
敵対者との和解という深みのある結末
一人称視点で描かれる主人公の成長
異世界転生・俺TUEEEE系でありながら、単純な無双だけでなく、世界の真実に迫るドラマティックな展開が魅力の読み切り作品です。
文字数 6,863
最終更新日 2025.12.31
登録日 2025.12.31
~あらすじ~
法改正にて政府の苦渋の決断により、少年法が廃止され、代わりに『特別観察官制度』が実施されてから十年。
細山明子という名の女子高生が陰湿ないじめが原因でとある駅から飛び降り自殺をする事件が発生。彼女を死に追いやった小田 恵は、この事件の犯人として警察に書類送検される当日、その警察から逃れるべく自宅から逃走。あてもなくさまよい続けたことで、ある路地裏に着いた時点で足を動かす事も出来なくなる程体力を消耗し、その場で疲れ果ててしまう。そんな彼女に手を差し伸べたのは、顔立ちの良い丸坊主の青年、大木彰だった。
文字数 31,286
最終更新日 2020.04.30
登録日 2020.04.30
フェルダリスカ王国の王女、エヴリン・フォン・フェルダリスカは、最初から自分の父であるヴァルデン国王と兄のフレデリック王太子を倒し、人種差別と奴隷制度を廃止した新たな王国を築くことを決意していた。
王女の計画は、奴隷として囚われていた黒人男性マリクを解放することから始まる。エヴリンは、自由を求める彼との絆を深め、味方となってくれる善良な貴族の私兵を中心とした反乱軍を編成し、父王の圧政に立ち向かう。
戦いは激化し、王国は崩壊の危機を迎える中、エヴリンはついに王国を変革するために戦い抜く。新たな人権主義な王国の誕生と人種平等の実現を目指し、王女の壮絶な戦いと信念が描かれる、感動と興奮の物語。
文字数 91,121
最終更新日 2025.02.21
登録日 2025.02.17
あくまで個人的な意見ですが、文系と理科系の区別を廃止すべきかと。例えば生成AIには、両方の広い知識やノウハウが必要かと。後、生成AIのプロンプトには、英語よりも日本語の方が向いてるかと。日本語のファジー表現が、生成AIの表現力を拡張するかと。あくまで個人的な意見ですが。
展覧会の絵
エマーソン,レイク&パーマー
形式: CD
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展覧会の絵(期間生産限定盤)
冨田 勲 (アーティスト)
形式: CD
参考価格: ¥1,100
価格: ¥944Amazon
一つの小説をバラバラに解体する。
幾つかの主題(コア)を中心に、バラした小説の部品(パーツ)と組み合わせて幾つかの短編に編集する。
一つの短編でも成立するが、全ての短編を読んでいると、夫々(それぞれ)の短編が読者の頭の中で、自動的に変形、合体して一つの物語が完成する。
そんな、合体ロボットみたいな短編を、何時かは書いてみたいのです。
文字数 620,217
最終更新日 2025.10.20
登録日 2021.10.23
辺境の地に立つ巨大な塔、それこそが魔法『大国』アスラディアだ。国土が塔のみという超小国でありながら『大国』を自認することができるほど、アスラディアは大国に強い影響力を持っていた。その表向きの理由は全ての魔法石がアスラディアで作られていることであったが、裏の理由としては『すべての魔法石がアスラディア以外では作られないこと』である。つまり、『魔法石の作り方』、そして、それを守り続けている組織『闇の魔』こそがアスラディアを大国足らしめている理由である。
『闇の魔』はアスラディアの有する公然の秘密、つまりはスパイ集団である。たぐいまれなる魔法石を操る能力の高さ、構成員の完璧な連携、そして敵に対する容赦のなさ――魔法石の作り方を守るためにすべての裏仕事を受け持つ彼らがいる限りアスラディアは難攻不落、決して落ちることはない――それが彼らの強さであり、誇りだった。彼らは閉鎖的なアスラディアを守るために命を削って働いていた。
しかし、アスラディア新国王は即位と同時に君主制廃止を宣言、そして魔法石の作り方を他国に公開し、対等な貿易の開始を宣言した! その結果、守るものが最早ない『闇の魔』はリストラされるどころか、容赦なく国外追放を言い渡されてしまう。
こうして『黒の魔』の長であるルイ・スタンレー・フォードは自身だけでなく、部下であるラウラとイライザにも就職先を斡旋しなければならなくなった。しかしメンバー全員、表に出せる経歴がない。つまり出せるものは、生まれた時からずーっと無職のまっさらな経歴書のみ!
「我々はそれでも生涯雇用を目指す」
リストラされた最強スパイ達によるセカンドライフ冒険活劇、ここに開幕。
文字数 23,106
最終更新日 2025.04.29
登録日 2025.04.28
雪と海と山に囲まれた小さな町・雪杜町。かつて観光地として賑わったこの町は、今ではシャッター通りと空き家が目立つ静かな場所になっていた。東京で働いていた若手コンサル・颯馬は、故郷の観光案内所が廃止されそうだと聞き、一年だけのつもりで戻ってくる。
再会したのは、役場観光担当に転職した元同僚の瑠奈。木工房を営む寡黙な職人・琉央、「ローカル旅」配信を続けるブロガーの亜矢菜、数字に厳しい財政担当の樹佳、老舗酒蔵の若き蔵元・龍護。癖の強い面々と一緒に、颯馬は駅前広場から商店街、神社、足湯、酒蔵、りんご園、岬、旧校舎、雪灯ろうの川沿いまで、九つの場所を歩いて巡る散歩コースづくりに挑む。
高級旅館と海辺の民宿の「マダム同士の張り合い」、観光バスの突然のキャンセル、停電の夜の花火、名前だけを盗まれたチラシ騒動、吹雪でコースどおりに進めなくなった雪の夜――失敗と笑いの積み重ねの中で、彼らは「ご当地らしさ」を数字ではなく、人の表情で測るようになっていく。
やがて冬、「キミと雪見酒」という夜の催しが始まる。雪灯ろうの明かりと湯気の立つ日本酒、肩を寄せ合う観光客と地元の人々。その中で、颯馬は東京に戻る道と雪杜に残る道のあいだで揺れながら、瑠奈との間にある「声にならない好き」に気づいていく。九つの場所の先に、まだ名前のついていない好きな場所が増えていく
文字数 162,705
最終更新日 2025.12.31
登録日 2025.12.04
