「北」の検索結果
全体で4,160件見つかりました。
文字数 9,847
最終更新日 2026.01.14
登録日 2025.12.15
「この戦争は、もう勝てない」
昭和十八年。
陸軍参謀本部の中で、その現実を直視していた男がいた。
松谷誠、陸軍大佐。
英米の国力を知り、補給と物量を重視する異端の幕僚。
敗北を口にすることさえ許されない軍中央で、彼は密かに終戦への研究を始める。
やがて彼のもとに、外務省の加瀬俊一、宮中の松平康昌、海軍の高木惣吉がつながっていく。
陸、海、外、内
交わるはずのなかった四人の官僚たち。
【陸】悲観論を恐れず和平案を練り続ける陸軍大佐・松谷誠。
【海】海軍大臣の特命で海軍を善導し、活路を探る海軍少将・高木惣吉。
【外】外務大臣の傍らで外交の道を拓く外相秘書官・加瀬俊一。
【内】天皇の御意向を汲み、宮中から静かに策を巡らす内大臣秘書官長・松平康昌。
彼らの敵は、連合国だけではない。
徹底抗戦を叫ぶ軍部。
和平派を監視する憲兵。
敗北を認められない国家の空気そのもの。
どう勝つかではない。
どう終わらせ、日本を残すか。
【作品について】
この物語は公式記録、専門家の分析、関係者の証言を基に構成しています。なお、なるべく忠実をベースとしてますが、演出上、筆者の創作箇所や小説用に再構成している箇所もありますのであらかじめご承知おきの上お読みください。
※執筆に先立ち、熊本県人吉市の「高木惣吉記念館」にて、四人組の一人である高木惣吉氏のご遺族の方に長時間の取材と貴重な史料のご提供を頂きました。ご協力に心より感謝申し上げます。
文字数 880,949
最終更新日 2026.08.09
登録日 2026.04.24
大神殿で大聖女として働くアンネリーゼ(14)
美味しそうなホーンラビットの肉を手に入れたアンネリーゼは今日も笑顔で調理場へと向かう。
相棒である神官騎士、ケルネリウスと一緒に調理をし、幸せなお食事タイムの幕開けかと思った矢先。
2人の男女が勢いよく食堂の扉を開けた。
「アンネリーゼ。お前は私と言う婚約者がいながら他の男と浮気をしていたらしいな!!」
「え?私婚約者なんて居ないはずですが?」
いつの間にか婚約者ができていて浮気していたと濡れ衣を着せられたアンネリーゼ。
「お前との婚約は破棄させてもらおう。そして、お前を最北端の領地プロセルピナ神殿の配属、アウローラ大神殿の大聖女はレリア・ゴモリーとする。もちろん私の今後の婚約者もレリアだ。お前のような女、とっとと消えてしまえ。」
その言葉を聞いた瞬間、アンネリーゼはいつの間にか婚約していていつの間にか婚約破棄されたという訳の分からない事実だけが残った。
が…アンネリーゼはそんなこと気にしない。
「王都から出れるなんてラッキーじゃない。プロセルピナ神殿の周りは強い魔物が多いと聞くし、ふふふ…美味しいもの食べられると思うだけでヨダレが止まらないわ!!」
**************
✿小説家なろうでも掲載開始いたしました。
こちらの内容のリメイク版となります。少し内容が異なりますのでもし興味がありましたら読んで貰えると嬉しいです♪
文字数 296,273
最終更新日 2025.12.03
登録日 2025.10.17
『英雄伝』は古代ギリシアとローマの政治家、武将からひとりずつ人物をピックアップして編まれた伝記集です。
いままでに4回ほど完全邦訳されたものが出版されましたが、現在流通しているのは少々お値段のはる西洋古典叢書版のみ。名著の訳がこれだけというのは少しさみしい気がします。
そこで英文から重訳するかたちで翻訳を試みました。
個性ゆたかな人物群のなかから、いままでにエウメネス、ニキアス、リュサンドロス、アエミリウスの伝記を紹介しました。この「ピュロス伝」は第5弾です。
ピュロスはバルカン半島西北部の国、エピロスの国王です。ディアドコイ戦争後期の人物ですが、むしろ勃興期のローマの前に立ちふさがった好敵手として語られる機会が多いように思います。あのハンニバルが名将と称えたことや「ピュロスの勝利」という慣用句などから、いままで翻訳した4人よりはわずかながら知名度で勝る印象があります。
プルタルコスは彼の欠点を活写しながらも、それでもなお“英雄”として描いています。さて我々現代人の目にはどう映るでしょうか。なんだか計画性に乏しくバタバタと落ち着きのない生涯で、あまり大人物に見えないかも知れません。しかし例えば(フィクションではありますが)シャア・アズナブルなどは、ある面ではこういったタイプの英雄ではないでしょうか。そう捉えると、ピュロスが多くのひとから愛されたことも分かるような気がしてなりません。
7月8月は本業が忙しく更新も滞りがちになると思いますが、どうぞ最後までお付き合いください。
文字数 33,886
最終更新日 2026.02.20
登録日 2025.07.16
時代劇で見かけるような、古めかしい木づくりの橋。それを渡ると、向こう岸にノースキャンプがある。アーミーグリーンの北門と、その傍の監視塔。まるで映画村のセットだ。
進駐軍のキャンプ跡。周りを鉄さびた有刺鉄線に囲まれた、まるで要塞みたいな町だった。進駐軍が去ってからは住宅地になって、たくさんの子どもが暮らしていた。
赤茶色にさび付いた監視塔。その下に広がる広っぱは、子どもたちの最高の遊び場だ。見張っているのか、見守っているのか、鉄塔の、あのてっぺんから、いつも誰かに見られているんじゃないか?ユーイチはいつもそんな風に感じていた。
文字数 121,842
最終更新日 2025.07.29
登録日 2025.07.09
魔法の才こそがすべてとされる王国で、北方防衛司令ガレス・ヴァンブレイスは「魔法を使えぬ将軍」と蔑まれていた。
だが彼は、帝国との戦争で北方を守り抜いた王国最強の武人だった。
ある日、王太子レオンハルトはガレスの婚約者を奪い、さらに北方防衛司令の任を解く。王国上層部は、ガレスがいなくなれば北方がどうなるかも理解していなかった。
王国を見限ったガレスは、愛騎グリフォンと共に国境を越え、かつての敵国であるヴァルガリオ帝国へ向かう。
その道中、彼は賊に追われるケンタウロスの才女イリーナを救う。彼女が運んでいたのは、帝国工房が作った試作の重武器。あまりに重く、誰も扱えなかったその武器を、ガレスは軽々と振るい、賊を瞬く間に制圧する。
その報告を受けた若き皇帝アドラシオンは、ガレスの力と功績を認め、武器を正式に与える。
黒穿槍ガルディア。
鉄翼刃ヴァルグレイヴ。
王国では正当に評価されなかった男は、帝国で武器と居場所を得る。
一方、ガレスを追放した王国では、北方の防衛線が崩れ、王太子たちは自分たちの過ちを思い知ることになる。
これは、魔法至上主義の国に捨てられた武人が、帝国で最強将軍となり、王国の傲慢を叩き潰していく戦記ざまぁである。
文字数 111,411
最終更新日 2026.07.21
登録日 2026.07.07
一人で、生きていく道を見つけたい。
北鬼国という、鬼が支配する国で、私は一応、お姫様の身分にいる。
だけど過去に襲撃に巻き込まれたあげく、顔や身体に傷を負い、傷物と見なされ、厄介者として扱われていた。
なので、結婚相手も見つからない。世話役が結婚相手を見つけようとしてくれるけれど、縁談はまとまらず、顔も知らない人から振られ続けている。
このままじゃいけない。
この状況から抜け出すため、一人で生きていく力を身に着けよう!
この小説は、小説家になろうにも投稿しています。
ごめんなさい、今は連載を休止中です。しばらくお待ちください。
文字数 251,197
最終更新日 2019.12.11
登録日 2019.07.12
魔王様は手がかかる
レンタル有り旧題:悪役師匠は手がかかる! 魔王城は今日もワチャワチャです
――北の森にある古城には恐ろしい魔王とその手下たちが住んでいる――……なんて噂は真っ赤なウソ!
城はオンボロだけど、住んでいるのはコミュ障で美形の大魔法使いソーンと、僕ピッケを始めとした7人の弟子たちなんだから。そりゃ師匠は生活能力皆無で手がかかるし、なんやかんやあって半魔になっちゃったし、弟子たちは竜人とかエルフとかホムンクルスとか多種多様だけど、でも僕たちみんな仲よしで悪者じゃないよ。だから勇者様、討伐しないで!
これは、異世界に転生した僕が師匠を魔王にさせないために奮闘する物語。それから、居場所を失くした子どもたちがゆっくり家族になっていく日々の記録。
※ワチャワチャ幸せコメディです。全年齢向け。※師匠と弟(弟子)たちに愛され主人公。※主人公8歳~15歳まで成長するのでのんびり見守ってください。
文字数 201,548
最終更新日 2026.07.11
登録日 2024.11.29
十年に一度、女神へ歌を捧げる歌姫に選ばれた伯爵令嬢レオニー。
癒やしの力を宿す歌声を持つ彼女は、大役を前に懸命に努力していた。だが奉納祭直前、妹ミレーヌから渡された薬草茶によって突然声を奪われ、歌姫失格の烙印を押されてしまう。婚約者の第二王子にも見捨てられ、家族からも信じてもらえない彼女を救ったのは、学院時代の友人である辺境伯子息セルジュだった。
北の領地で彼の優しさと治療に支えられたレオニーは、失った声と心を少しずつ取り戻していく。一方、偽りの歌姫が奉納した王都では雨が降らず、聖堂の泉まで枯れる異変が起こる。再び真の歌声を求められたレオニーは、過去の痛みと向き合いながら大聖堂へ戻る。
声を奪われた歌姫は、信じてくれる愛に包まれ、真実と幸せを取り戻す。
文字数 12,893
最終更新日 2026.05.12
登録日 2026.05.12
本作はなろう旧版https://ncode.syosetu.com/n0733eq/を改稿したリニューアル改訂版になります。
八重樫晶羅(高1)は、高校の理不尽な対応で退学になってしまう。
生活に困窮し、行方不明の姉を探そうと、プロゲーマーである姉が参加しているeスポーツ”Star Fleet Official edition”通称SFOという宇宙戦艦を育てるゲームに参加しようと決意する。
だが待ち受けていたのは異世界転移。そこは宇宙艦を育てレベルアップさせることで生活をする世界で3年縛りで地球に帰ることが出来なかった。
晶羅は手に入れた宇宙艦を駆り、行方不明の姉を探しつつデブリ採取や仮想空間で模擬戦をして生活の糧とします。
その後、武装少女のアバターでアイドルになって活動したり、宇宙戦争に巻き込まれ獣耳ハーレムを作ったりします。
宇宙帝国で地位を得て領地経営で惑星開発をしたり、人類の天敵の機械生命との戦闘に駆り出されたり波瀾万丈の生活をおくることになります。
ぼっちのチート宇宙戦艦を育てて生き残り、地球への帰還を目指す物語です。
なろうでも公開していますが、最新話はこちらを先行公開する予定です。
文字数 697,873
最終更新日 2019.12.22
登録日 2019.04.19
加護の価値で人生が決まる王国で、“役立たずの氷”を持つ伯爵令嬢アリアは、聖女の妹リリアに功績も婚約者も家族の愛も奪われながら生きていた。
怒れば全てが壊れると感情を押し殺してきた彼女だったが、冬至祭で王太子暗殺未遂の濡れ衣を着せられ、ついに人生ごと切り捨てられる。
吹雪の護送路で彼女を救ったのは、“氷葬の騎士”と恐れられる北方辺境伯カイゼル。
十年前、自分を救った少女がアリアだったと知る彼は、王国に背いて彼女を奪還する。
誰にも必要とされなかった少女と、怪物と呼ばれ孤独に生きてきた騎士。
永久冬域へ向かう旅の中で、アリアはただ守られるだけではなく、自分の人生を取り戻すことを決意する。
文字数 141,470
最終更新日 2026.05.11
登録日 2026.05.11
長き期間を冒険者として過ごした俺――グラードは四十五歳を迎えるにあたって冒険者を引退、かつてから興味のあった料理人へと転職を決意した。調理は独学だが味に自信のあった俺は店舗経営の知識修得の為に王都の人気料理店で修行を始めるも横柄なオーナーのせいで店はおろか王都からも追放されてしまった。しかし、魔物の素材に可能性を見いだしていた俺は魔物が多く住むと言われる北の魔樹海側の町を拠点とし、食堂経営に乗り出すことに。
旅の途中で出会った変わり者の魔白猫や呪いのために一族から追放されたエルフの少女と共に魔物素材を使った料理で人々を幸せに癒す。冒険者を引退した料理好きのおっさんが繰り広げるほのぼのスローライフ開幕です。
文字数 106,299
最終更新日 2026.04.26
登録日 2026.03.27
元孤児のリュカは、騎士の名門ヴェルモンド家の養子だった。
そして、4つ下のヴァレルは血のつながらない弟。
リュカが12歳のある日起きた事件がきっかけで、リュカは魔法師見習いとして家から出される。
魔力を持つリュカを、禁忌魔法を使い身体も魔力も使役するエロア。
逃げたくても逃げられない状況の中、リュカは必死に自分自身の人生を取り戻そうと足掻く。
そんな中10年ぶりに再会したヴァレルは、まっすぐにリュカへの思いをぶつけてきて…。
年下執着攻め(騎士)×年上不憫受け(魔法師)
⚠地雷のある方は以下のキーワードをご確認ください⚠
≪キーワード≫ R18・BL・ファンタジー・攻め以外との行為あり・ムリヤリ・凌辱・拘束・異物挿入・NTR要素あり・男性妊娠あり・ハッピーエンド
※キーワードは随時追加していきます。性描写のある話には※をつけます。ただしゆるい性描写の場合※を付け忘れていることがあるかもしれません。
※魔法のある世界観ですが、独自の設定を多く含みます。各章の終わりに登場人物、設定等のまとめを公開しますが、深く考えずにふわっとお楽しみいただけると嬉しいです。
※第11回BL小説大賞参加作品です。
文字数 145,883
最終更新日 2024.07.12
登録日 2023.10.31
南国の領主アダンはその日、最果ての北国から男の花嫁レウを迎え入れていた。そして、目を見張る。レウの国の衣服は、着膨れてしまうほどに分厚かったのだ。
レウの嫁入りから幸せに暮らす日々を描いた、ほのぼのとしたお話。
文字数 16,002
最終更新日 2026.09.06
登録日 2026.08.11
【第18回ファンタジー小説大賞で奨励賞をいただきました】
地味で目立たない辺境伯令嬢のエリアーナは、王太子ジュリアスの婚約者として、ただひたすらに義務を果たしてきた。
しかし、王立アカデミーの卒業パーティーの夜、彼は異世界から召喚された美貌の「聖女」ユナを庇い、エリアーナが彼女を虐げたという偽りの罪で婚約破棄を宣言する。
王家の決定により、エリアーナは「無価値」と蔑まれる極北の辺境領への追放を命じられた。
だが、彼女の心にあったのは絶望ではなく、解放感だった。
誰にも知られていなかったが、彼女の「地味な」容姿は、その身に余る強大な魔力を封印するための魔法的な枷。
そして彼女の真の力は、古代から受け継がれてきた万物を創造する「創成魔法」にあったのだ。
凍てつく大地で、エリアーナは伝説の――そして非常にもふもふな――聖獣フェンリルと心を通わせる。
彼の力と彼女の知識を合わせ、不毛の荒野を豊かな楽園へと変えていく。
これは、捨てられた令嬢が復讐ではなく、自らの手で理想の国を築き上げる物語。
文字数 120,778
最終更新日 2025.09.24
登録日 2025.08.30
「お前のような力なきものに、国の守護者たる王配など務まらない」植物を操る魔法が最も得意なシルヴィアは、その才能を知らない王子から無能の烙印を押されて妃候補から外されてしまう。貴族令嬢として傷物となったシルヴィアを妻へと迎え入れたのは、北の辺境伯アルバートだった。国で1、2を争う魔力と操魔技術を持ちながら周囲から理解を得られずに居た少女と、彼女の努力を知る男の出会いの物語。この作品は小説家になろうにも掲載しています。
文字数 10,971
最終更新日 2021.03.14
登録日 2021.03.14
剣の名家にして、国の南側を支配する大貴族フォルス家。
そこの三男として生まれたノヴァは一族のみが扱える秘技が全く使えない、出来損ないというレッテルを貼られ、辛い子供時代を過ごした。
大人になったノヴァは小さな領地を与えられるものの、仕事も家族からの期待も、周りからの期待も0に等しい。
しかし、そんなノヴァに舞い込んだ一件の縁談話。相手は国の北側を支配する大貴族。
フォルス家とは長年の確執があり、今は栄華を極めているアークゲート家だった。
しかも縁談の相手は、まさかのアークゲート家当主・シアで・・・。
「あのときからずっと……お慕いしています」
かくして、何も持たないフォルス家の三男坊は性格良し、容姿良し、というか全てが良しの妻を迎え入れることになる。
ノヴァの運命を変える、全てを与えてこようとする妻を。
「人はアークゲート家の当主を恐ろしいとか、血も涙もないとか、冷酷とか散々に言うけど、
シアは可愛いし、優しいし、賢いし、完璧だよ」
あまり深く考えないノヴァと、彼にしか自分の素を見せないシア、二人の結婚生活が始まる。
文字数 741,423
最終更新日 2024.10.26
登録日 2024.03.16
赤壁の戦いには謎があります。
曹操軍は、周瑜率いる孫権軍の火攻めにより、大敗北を喫したとされています。
しかし、曹操はおろか、主な武将は誰も死んでいません。どうして?
これを解き明かす新釈三国志をめざして、筆を執りました。
曹操の徐州大虐殺、官渡の捕虜虐殺についても考察します。
劉備は流浪しつづけたのに、なぜ関羽と張飛は離れなかったのか。
呂布と孫堅はどちらの方が強かったのか。
荀彧、荀攸、陳宮、程昱、郭嘉、賈詡、司馬懿はどのような軍師だったのか。
そんな謎について考えながら描いた物語です。
主人公は曹操孟徳。全46話。
文字数 101,616
最終更新日 2024.06.15
登録日 2024.05.01
第一章35話まで完結。
気になった方、取り敢えず読んでみたい方は「33話 法と情 泣いて馬謖を斬る」だけ読んでみていただければ、作品の雰囲気が掴めるかと思います。
国力差は十倍以上。この絶望的な彼我の差を覆すため、冷徹なまでの規律を引く丞相・諸葛亮。その孤独な背中の傍らに、一人の友がいた。 姓は向、名を朗、字を巨達という。
これは、諸葛亮が敷いた「法」に抗いながら、彼が押し殺した「情」を密かに支え続けた、知られざる友の物語である。
千八百年の時を超え、鮮血に染まった大地に刻まれた物語。 黄巾の乱に端を発した大動乱は、四百年続いた漢王朝を崩壊させ、あまたの群雄を飲み込みながら、ついに三つの強大な勢力へと収束した。
中原を制する巨大な「魏」、長江の天険を擁する「呉」。 その狭間で、険しい山々に囲まれた益州の地にしがみつく、最も小さく脆弱な国――「蜀漢」。
丞相・諸葛亮は国を「法」という名の鋼で締め上げ、極限まで無駄を削ぎ落とすことで、乾坤一擲の北伐へと突き進もうとしていた。
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この作品は以下の作業についてAIの補助利用を行っています。
・文章の他既存作品との類似性チェック及び類似箇所の除外校正
・文章の誤字脱字チェック
・本文内に引用される、陳寿「三国志」、裴松之「裴松之注」他、史書文献の日本語訳。
文字数 181,095
最終更新日 2026.01.15
登録日 2025.12.21